2
第三十一話ネタバレ
其の弐 テイク オフ
前回勇とぶつかったことで捻挫したうしおは厚沢に機内まで運んでもらう。
うしおの隣に座った勇は厚沢を邪険に追い払い、うしおにもそっけない態度をとる。
しかしいざ飛行機が離陸する段になって父を思い出し震えはじめる勇。
うしおはそんな勇の手を握り締める。少し打ち解けた勇は父の死んだ話をうしおにする。
とらが飛行機が空を飛んでいることに驚いている頃、妖怪「衾」は静かにせまってきていた。
うしおの手を握ったまま勇は眠りにつき、そこに厚沢がやってきて毛布をかけうしおの隣に座る
妖怪の話を信じるうしおに少し詳しく事情を話そうとしたとき、厚沢は何かの圧迫感に気付いた。
突然、大きく揺れる旅客機。そして窓から外を確認する一同。
そこには飛行機に取り付いた 「 衾 」 が こ ち ら を 見 て 笑 っ て い た !!
パイロットはすでに殺され、それに気付いた厚沢は機を立て直すため操縦席へ。
どうすればいいのか話からないうしおにとらは言う。槍を呼べと。
一心に念じるうしおの呼びかけに槍は応え、床を突き破ってうしおの下に現れた!
「呼んでみろや。忘れるなあの槍は――――「獣の槍」なんだぜ。」
>>1 > ちなみに今日は週刊少年サンデーH4年49号の発売日だ。
H2年の間違いです。スミマセン。
5 :
マロン名無しさん:04/11/01 20:28:18 ID:ETF/fO1P
( Д ) ゚ ゚
……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル …
>「 衾 」 が こ ち ら を 見 て 笑 っ て い た !!
もうあのページ見たくないorz
それはそうと、
>>1乙。
今回は久々にとらが可愛いな。個人的に今週のベスト・オブ・とらは、
「うっ…うしっそら…うしっそらとんで…」のコマなんだが、どうよ?
そういや、年明けにSFCでゲーム化されるってサンデーに載ってたけど、ここの住人はどう見てる?
だからこっち向くんじゃねえって!>ふすま
9 :
マロン名無しさん:04/11/01 23:08:28 ID:ycaZw4Wg
衾はカメラ目線大好きネ。
いやここまでインパクトがあるとやっぱりカワイイと思えるぞ。
>>8 その台詞、なんか日本昔話のAAの改造思い出すな
11 :
マロン名無しさん:04/11/01 23:30:13 ID:HK3Y+EYP
厚沢のビビリかたが面白いw
「あ!おおお・・・うおあっ!」
パイロットの人生ってなんだったの?
そんなんこういう漫画で言われてもな。
他人の人生が何であったかなんて誰に分かるよ。
>>10 よくわかったな。あのAA意識してレスした。
ジャンボ機捕まえるってことは衾って時速1000kmくらいで飛ぶのか?
きもいきもい。
第三十二話ネタバレ
其の参 フライト
槍を手にしたうしおは衾の下へいこうと窓に向かうが寸でのところで思いとどまる。
奴が空中にいる限り届かないし、飛行機を壊すわけにもいかないからだ。
其の頃、厚沢は操縦席で死亡したパイロットの代わりに機を立て直そうとしていたが衾のせいで侭ならない。
勇の詰問でとらのことに気付いたうしおはとらに衾の退治を託すことに。
飛行機の壁が通り抜けられないとらだったが、うしおに追い立てられ無理矢理に通り抜けに成功、衾と対峙する。
今明かされる新たなとらの特技、口からの火炎放射で機体に巻きついた衾の身体を焼き切り引き剥がす。
その結果機体のコントロールが回復、厚沢は機の建て直しに成功する。安堵の機内で勇に事情を説明するうしお。
そして厚沢の様子を見に行こうとしたところでとらからの警告が来る。未だに衾は健在だった。
とらの稲妻も爪もダメージは与えるものの衾は堪える様子が無い。
一方、勇が様子を見に来た操縦席では厚沢が自衛隊に出動を要請しようとしていた。
「乗りものがおちたら飛べばいーだろが!」「人間は飛べんのだ、バカタレ!」
潮のとらに対する態度は目に余る物が在るな。
とらは良い奴だよ。
勝手に取り付いて自分を食おうと思ってる奴に
いい顔は出来まい。
衾つえーな。
色物かと思っていたのに。
あのとらが珍しく戦闘拒否してたもんな。
しかし自衛隊に要請して何とかなるもんか?
火とお歯黒以外効かないんだろ?
ある意味お歯黒攻撃を見てみたかった…
そこで焼夷弾ですよ。火炎放射器でも可。もしくは墨汁。
お歯黒ミサイル?
良く知らないんだけど、お歯黒の成分って何?
意外と乗客の誰かが持ってたりするもんじゃないのか?
んで、それが決め手になったり。お歯黒した潮……御免、キモいなorz
妖怪お歯黒べったり
お歯黒水の作り方
〈材料〉茶5合、古釘20〜30本、飴5匁、麹5勺、砂糖1匁、酒少々
1.お茶を沸騰させ、その中に焼いた古釘を入れる。
2.飴、麹、砂糖、酒を入れ、ツボに入れて密封する。
3.暗いところに2〜3ヶ月保存して、できあがり。茶褐色の液体で、甘く、独特の悪臭がします。
※尚、壷を無褌(ふんどし)の男性にまたいでもらうと良いお歯黒水ができるといいます。
お歯黒のつけ方
1.房楊枝(歯ブラシ)で歯を磨く。
2.お歯黒水を沸騰させる。これで殺菌できます。
3.お歯黒水を歯につけ、ふしの粉をつける。これを黒くなるまで何度も繰り返す。
※はじめての時はつきにくいので、「かねした」をつけましょう。
※はじめのうちは黒くなるまで一時間ほどかかります。
↑コピペ。材料的には間に合いそうだが、時間的に間に合わないな。
虫歯予防出来るらしい。
とらも言ってたけど、妖怪って金属に弱いんだな。お歯黒も獣の槍も金票も見事に金属だ。
二、三ヶ月後に反撃する潮わらた
きっと機内食の海苔を歯に付けて威嚇するんだよ
ボールペンでもいいんじゃないか?
ん?いや、お歯黒って女性の装飾だよな?
……あ、新ヒロインの存在意義が判ったよ。
まぁミサイルでどうこうしようということになると思うが、爆発は火か?
いや、だからお歯黒ミサイル・・・
>>35 >※尚、壷を無褌(ふんどし)の男性にまたいでもらうと良いお歯黒水ができるといいます。
厚澤さんがミサイルに跨るのか?
いや潮がお歯黒ミサイルに全裸でまたがって獣の槍で特攻がクライマックス
SFな話しになってんな
しかし近代兵器で妖怪倒すってのはなかなか画期的だな
いや、だからお歯黒ミサ(ry
第三十三話ネタバレ
其の四 メイデイ
厚沢は自衛隊に出動を要請するが、取り合ってもらえない。レーダーに映らない限りなんともならないらしい。
追い詰められた厚沢はどう化物を倒せばいいのか悩むがそこにうしおが現れ弱点は火だと伝える。
とらは火炎で衾の身体を焼き切るが、規模が小さく巨大な衾に大きいダメージを与えるには到らない。
それならばととらは拳を繰り出すが、その時衾の身体から前回の犠牲者の遺品が零れ落ちる。
うしおの話を信じた厚沢はミサイルならば倒せると言うが、肝心の自衛隊は奴がレーダーに映らないと動かない。
それを聞いてうしおは打開策を閃く。獣の槍で突き刺せばあやかしの時と同様に衾をレーダーに映せるかも知れないと。
とらもやってきて獣の槍なら礼子の鬼の時と同様に壁越しに機を傷つけずに衾を攻撃できると教えてくれる。
そして勇はとらの身体にくっついていた遺品に自分の写真を見つけ、父が衾に殺されていたことを知る。
怒ったうしおはとらに衾を抑えさせて機内から衾を突き刺す作戦を立て、目印のとらの尾の場所で待機する。
その時勇が共にやると申し出、うしおはそれを了承。共に天井に向かって槍を構える。
とらの奮闘により、押え付けられる衾。そして合図の稲妻と共に二人の繰り出した槍の一突きは衾の喉元を貫いた!
「まって!蒼月くん…わたし…も……わたしもやる!わたし…だって泣いてる…ばっかりじゃ…いやだ!」
槍が刺さった時点で倒せそうなもんだと思うんだが。
それに、
レーダーに映った⇒自衛隊出動
って流れになっても、乗客の乗ってる旅客機をどうやって撃つんだろ?
とらが数人ずつ背中に乗せて脱出、とか?とらにはそんな明らかな人名救助して欲しくないなぁ。
気合入った潮ってすげえなあ
にしても獣の槍って便利だ。
物を通り抜けたり通り抜けなかったり。
ソーセージも切れるしな
カップ麺の蓋の重しにもなる。
獣の槍一本有れば食うには困らんな。
マジな話、金貰って妖怪退治してりゃ、経済的にも問題無い。
早々に魂削られてしまうだろうけど。つか、自己犠牲の武器だよな。
一つ一つの台詞がいいなぁ……。
>>49 ところで魂全部なくなるとどうなるんだ?
勇と一緒に槍を持つところがいいなあと思った。
助けるだけじゃなくて、一緒に退治しようってところが。
>>50 第一話に
>獣と化し槍と一体になりその者は妖怪を倒すためだけの生き物になってゆく。
とある。
勇の写真、なんか髪の毛多すぎて
アメリカの黒人歌手みたいだ
>>53 実は俺もダイアナ・ロスを想像した。つか、あの髪はどんな状態を表現してる積もりなんだろ?
しかし今回のヒロインはなんかウザイな。
藤田はあんま女キャラ書くの上手くないんじゃないのか?
まぁ、この闘いが済めば、早々に旭川に到着。代行ヒロインはお払い箱って事になるだろうから、もう少しの辛抱だ。
いや、これ十中八九途中で不時着すると思う・・・
ジョジョとかでもエジプトまで飛行機で直行する予定が、同じパターンで敵に襲われて香港で不時着しちゃったし
たぶん、東北のどっかに不時着して、しばらくは東北巡りの旅になりそう
>>しばらくは東北巡りの旅になりそう
そうなればぜひ俺の地元の岩手に来てほしい。
遠野市ってあんだけど妖怪が出るって有名なんだよね、河童とか座敷わらしとか。
でも藤田はそういう割とメジャーな妖怪とか出すかな?
泊まった旅館の一室に座敷童が!は、やりそうだな。不気味な妖怪になりそうだ。
あと、 恐 山 は 間 違 い な く 使 う w w
北海道って有名な妖怪いる?
コロボックルとか?
妖怪じゃないけど
雪女は北海道?東北?時期外れか?
いやいや、海に落ちてたまたま居合わせた海座頭と
海の中をトンデモ道中
>43
だから、潮がお歯黒ミ(r
北海道ならアイヌの神様の悪役という手もあるし……。
第三十四話ネタバレ
其の五 アプローチ
槍に貫かれた衾はうしおの目論見通り自衛隊のレーダーに確認され、自衛隊は768便の救援に向かうことに。
獣の槍で瀕死の衾は旅客機を道連れにしようと身体を伸ばし機に巻きつく。再びコントロールを失う機体。
そこに空自の戦闘機が到着、パイロットは厚沢の後輩和泉だった。和泉は衾を確認し、驚愕する。
厚沢はミサイルで倒せると伝えるが、衾が機体に密着している為ミサイルを撃つことができない。
うしおは衾を槍で切り離す為に旅客機の背中にいこうとする。必死で止める勇と厚沢にうしおは笑って答えた。
「みんな…がんばってんだ……厚沢さんも…勇ちゃんもがんばってる。なら…次はオレの番さ!」
厚沢はうしおを信じて和泉にミサイルの準備を促す。驚く和泉に厚沢は答える。「一人の少年と… 一匹の妖怪だ…」
軽口を叩きあいながら衾に向かっていくうしおととら。衾の最後の攻撃に一旦捕らえられてしまうが槍が一閃、
触碗を全て叩き切り、衾を機体から切り離すことに成功する。そして大空に放り出された衾に戦闘機のミサイルが命中!
爆炎が衾を全て焼き尽くす!だが、衾は断末魔で白面の者と獣の槍が関係しているようなことを言い残した。
危機が去ったと思ったのも束の間、今度は着陸の為のギアが故障して768便は着陸ができなくなってしまった!
「……たまーによ、オレ、妖怪を信じることにしてんだ!なあ、とら。」
追悼は「ああ……衾……」スレにて
別にギアが出なくても、海に不時着すれば良いと思うんだが……。
衾が復活して潮やとらに味方することはあるだろうか。
またあのインパクトをもう一度・・・
71 :
マロン名無しさん:04/11/04 23:59:28 ID:2Prc9+bK
アシに航空マニアがいる気配
合体か! うしおと合体か!?
「衾、合体だ!」
「いやだ〜」
「お歯黒食わすぞ、コラァ!」
「ひぃい〜」
昨日の敵は今日の友
特に共通の敵がいるとなれば答えはひとつだろう
お歯黒出番無しかよ・・・。
期待してたのに・・・。
>>73 あぁ、成程。この漫画は最終的に白面の者とかいうのとお友達になる訳な。
白面の者と仲間になって黒面の者を倒そうって展開になったりしてな。
第三十五話ネタバレ
其の六 ランディング
768便は衾の攻撃の為ギアが出ず、機体もガタガタで空中待機もできない状態だった。
あらゆる手段をためしたがギアはでることはなく、厚沢は仕方なく仙台空港への胴体着陸を決意する。
恐怖で押し黙るうしおをとらはからかうが逆に挑発されてしまい、飛行機を持ち上げることに。
とらは機の下部でノーズギアを解放するが、メインギアは完全に破壊されていたためその場所を持ち上げることにする。
そしてランディング。とらの怪力と厚沢の絶妙の操縦により、768便は横滑りし滑走路を破壊しながらも見事着陸に成功!
安堵した勇は今まで罵ってきた厚沢に泣きながら謝罪する。もらい泣きするうしおと勝ち誇るとら。
そして救助隊が近づいてくるのを見て、うしおととらは厚沢の厚意でその場から逃げることに。
二人に見送られ、一人と一匹は飛び出していった。
「蒼月くん…ききたいコトやいいたいコト…わたしいっぱいあるのに…もどかしいよ…ひと言もいえないの。でも……」
ま た 会 え る よ ね !
厚沢さん格好良かったなぁ。とらも良かったけど、今回のMVPは厚沢さんにあげたい。
うしとらの1エピソード終了時の後読感がとても爽やか。
登場ヒロインの笑顔で締めるからかな。
しかし今回の話はよかったな。
勇と厚沢の絆、潮ととらの絆の深まる過程がよく描かれたと思う。
まあ、今回の話の秀逸は、絆なんかより
衾だけどな。
わっかんねぇな、ちくしょー。とか
いいよね、ただの馴れ合いじゃないところが。
てか飛行機持ち上げるバケモノなんて史上初じゃないか?
82 :
マロン名無しさん:04/11/05 22:14:10 ID:dz0MKc79
とらは飛行機の構造の飲み込みが早いな。結構賢いようだ。
>>78 うむ、厚沢さんは漢だった。
それにしても仙台か。なんか有名な妖怪とかいたっけ?
>>81 俺はあのシーンで鉄腕アトムを想像した。
確か同じ様な感じで、海上への不時着を手伝うシーンが在った筈。
>>82 物知らないだけで賢いと思う。少なくとも潮よりは。
つか、今迄登場した妖怪の中では、元人間の礼子の親父に匹敵する賢さじゃないか。
飛行機持ち上げて滑走路を走るとら、かっこいいよ、かわいいよ
仙台は知らないなあ
東北なら遠野が有名だけど
仙台つーたら笹かまとかずんだもちとか・・・妖怪じゃねえ。
ずんだもちってなんか妖怪っぽいな
言葉の響きといい、姿かたちといい
伊達政宗の幽霊が出てくるんじゃね?
90 :
マロン名無しさん:04/11/05 22:51:25 ID:dz0MKc79
見開き2ページでランディングするとら。「いよいしょうおおお!!」とか言ってカコイイ。
次ページのよだれやら涙やら鼻水やら流しながら、余裕ゼロで「重い重い」言ってるとら。カワイイ。
仙台はあかなめとかろくろ首とかいるらしいな。
>>84 賢いとは思うがあっさりと挑発に乗っているのを見ると
単純さでは潮とどっこいどっこいだと思う
勇の話題が挙がらないのは嫌がらせかなんかですかw
けど、それがいい。
95 :
マロン名無しさん:04/11/05 23:26:08 ID:dz0MKc79
>>92 挑発にのった後、「のせられたような気がするな〜」と言っててカワイイので
許してあげて下さい。
これから、行く先々で泣いてる女を助けまくる水戸黄門というか何というか、
とにかく時代劇のような展開になると見た。
>>96 >>これから、行く先々で泣いてる女を助けまくる水戸黄門
するとなにか、これから毎週
お 銀 が 脱 ぐ の か ?
98 :
マロン名無しさん:04/11/06 00:59:06 ID:uL3PYER2
ツマンネ
とらさん、衾さん、もう良いでしょう。
衾かよw
スレが伸びなかったのは今回の話のマドンナのせいか
今回の章で、衾の事は自衛隊に報告されたし、
とらの姿も再び報道されたから、世間に妖が実在するって認識が浸透してくんだろうな。
しかし、厚沢は最初は冴えない中年だったのに、成長したな。
紫暮にしてもそうだけど、藤田って格好良い少年よりも格好良い中年の方が描くの巧いんじゃないか。
うーん、103のいうとおり世界観としては、これまで妖怪なんていないと思っていたのが、
実在するという認識になるんだろうけど、これって何気に描くの難しくね?
まだ、話は序盤なんだろうし、話を進めていく上でネックになったりしないんだろうか。
こういう世界観で描かれた漫画って俺あんまりわかんないんだけど、
何かありますか?
本当にとらとかかまいたちとかいたらいいな…
>>104 それ迄居ないと思われてた物がメディアを通して、
世間に実在すると言う認識を広めたという観点で見れば、
永井豪の『デビルマン』なんかもそうかな。
>>106 なるほど。
でもアレも短編で、最後訳わからん方向に話いったし、
こりゃ「うしとら」(略してみた)も先は短いかも知れないね。
いや、伝奇モノとしては
「政府の中枢は昔からバケモノ等を認識していたけど意図的に隠していた」
でいいんでない?
そのうち潮たちにバケモノ退治の依頼が政府や軍からくるとかさ。
世間一般に認識されるっていうのはとりあえず棚上げで。
>>89 幽霊とかは出てくんのかな?土方歳三大好きなんで北海道で霊でも出てこんかな。
今更な疑問なのかも知らんが、獣の槍って白面の者を倒す為に作られたんだよな。
で、中国で作られたって事だけど、それだと、北海道旅行後は中国編になるのかな?
第三十六話ネタバレ
第八章「法力外道」 其の壱 凶羅
冒頭、救急車で運ばれる厚沢と報道陣の質問にうしおのことは何も答えず微笑む勇。
うしおは着の身着のままで飛び出した為槍以外手ぶらだが紫暮からもらった金は腹に巻いていたので無事だった。
場面変って、紫暮を襲った光覇の刺客たちは総本山で高僧たちに失敗の報告をしていた。
そこに帰還した僧上様が勝手なマネをした高僧たちを叱るが、結局彼らと同じ方法をとることに。
768便の報道で仙台にいることを知った僧上は破門された兄の凶羅という者に追わせようとする。
其の頃うしおの家を訪ねてきた麻子と真由子はうしおの不在を知り、淋しそうに帰途についていた。
どこぞの川で河童のような妖怪と対峙するゴツい法力僧。圧倒的な強さを見せ、命乞いをする妖怪を平然と滅殺する。
そこに現れたサラリーマン風の本山の使いからうしおととら討伐の命を受け、仙台に向かう。
一方、うしおととらは何も知らず仙台駅にいた。
「次に同じことをしたら……地獄へ去ってもらうぞ!!」
( ´д`) …あなたは地獄へ去かないんですか…僧上様?
カバー表紙折り返し
友達。いいよな。いろいろなヤツがいる
のがいい。勉強できないけど、そいつが
いるとまわりが明るくなっちまうヤツ。
運動ニガテだけど物知ってるヤツ。例え
ば君達はどんなヤツが友達だったらいい
と思う? うん、遊んでて楽しくて頼り
になるヤツ? ふんふん。力持ちだけど
涙もろいヤツ? うん、なるほど。え?
僕? 僕は決まってるじゃないか! 蒼
月 潮みたいなヤツよ。
カバー裏表紙折り返し
潮ととらが、あやかしとやりあう話の時、
季節はまさに夏。うちの仕事場にはクー
ラーなかったんだよ。おまけに冷蔵庫も
ない。汗だらだら。脳みそ蒸発して雲にな
ってる。我々はただもうホットコカコー
ラを口にして泣くだけだったっけ。でも
さ、そんな時でも気合い入れて元気で描
けたのは、読者のみんなの応援の手紙や
声があったから。うれしいんだぜ。返事だ
せないでごめんな。感謝しまくっとるよ。
カバー裏表紙
伝説の“獣の槍”を持つ少年・うしお
と、大妖怪・とら。この二人(?)ケン
カばかりしながらも、なぜか妖怪退
治の息はピッタリ。だが、とらの命を
狙う金票の出現により二人の間は…!?
潮みたいな友達はちょっと嫌かも知れない。
暑苦しそうだ。
書き忘れ
3巻収録作品は、
「金票の過去」〜「魂の果て」
今度は破門僧か。
しかし醸し出す雰囲気は人外だな。
とても人のものとは思えない。
光覇は外道ばっかだな・・・
あと凶羅に指令を伝えに来たサラリーマン風の男、実は強いよきっと
凶羅の弟の名前は吉羅だな。間違いない。
磨羅だな、間違いない。
下品
僧正様、悪役?
威厳がありすぎて普通に怖いぞ。
紫暮・とら討伐に出した4人組って宗派内では評価高いな。
ちょっと意外。
>>118 魔羅は仏教用語ではあるが少年誌では使えないな・・・。
ちょっと光覇明宗の組織がよくわからんな。
今回僧正が出てきたけど、どうもその上位にお役目なる人がいて、
獣の槍伝承候補者なる人たちもいて、破門僧もなんだかだいって宗派の仕事を手伝ったりしている。
破門されると宗派から絶縁されるものじゃないの?
立ってる者は親でも使え
>>123 所詮は悪の組織だからな。
普通の寺なんかの形態とはかけ離れてるんじゃないか?
普通の寺なんかの形態はよく知らんが。
それにしても紫暮はなんであんなとこに属しているんだろう?
食うためだけか?
いや、持つ使命を考えると悪じゃないだろ・・・・・
長い期間を経て変質してしまったってことはありえるだろうけど。
実は白面の者って良い者なのか?
白だから良い奴だな。
白面の者の半身の黒面の者が大ボス。
あしゅら男爵みたいだな
>>126-127 白面ってのが物凄いバケモノで復活?したときに倒せるのが獣の槍だけなら
そりゃあ、少しぐらい周りに迷惑かけようが、もともと危ない他のバケモノ排除しておこうが
手元においておきたいわな。
130 :
代理:04/11/07 20:33:09 ID:???
第三十七話ネタバレ
其の弐 初撃
うしおはホテルにも泊まれず駅の周辺で途方にくれていた。
そして凶羅は空港の報道陣を締め付けてうしおの情報を得、仙台市内に向かう。
思い切って野宿しようと寝袋などを買い求めるうしおだが、ここでとらが好奇心を発揮。
戯れにいじった運動器具にコント並みのコンボを喰らい、思わず姿を消すのも忘れ飛び出してしまう。
その騒ぎを聞きつけた凶羅は目撃したアベックを襲って情報を聞き出し、うしおの位置を補足する。
公園で寝ようとしたところでうしおととらは凶羅と遭遇、間髪いれずに強襲され、戦闘に入る。
うしおは人間相手に槍を使うことができず、凶羅の方力で吹っ飛ばされ、とらは数珠に捕らえられてしまう。
「ガキの遊びはもう終いだ。玩具とぬいぐるみをもらい受けにきた。」
この坊主、本気で危ないヤツだなあ
紫暮はこのままおとなしく封印されてくれないか?と聞くのに
この凶羅は死んでくれや、だもんなぁ。名前からして危ない。
>132
それもあるけど、一般人に対する態度がもう滅茶苦茶。
ヒョウといい、人にもの聞く態度がなってないやつ多すぎだわ。
でも国家権力には弱い凶羅。
>>130 アベックじゃなくてマドロスポーツの店員と客かなんかだろ。
>>135 ホントだ。読み込みが足りなかったみたいだな、スマソ。
うしお人間相手に槍を使えない、って親父の時は使ってた気がするんだが…
あのときはとらもいたからじゃない?
まさか紫暮、引いては潮も妖怪?
じゃあとらがうしおを殺そうとしつつ
うしおがとら殴る不利して凶羅殴れば
人間相手でも獣の槍使えるな。
いずれにしても潮がピンだと人間相手には使えんということか。
ん、確か鬼をやっつけようとした時によく似たシュチュエーション無かったか?
鬼が潮を殺そうとしつつ潮が鬼を突くつもりで刺したら間に礼子が入った。
けど礼子にはダメージは無く、鬼に刺さった。
あ、でもこの瞬間は鬼には殺意は無かったようだし、訳わかんなくなってきた。
いや、刃の部分は人間には通用しないんだろう。
使いこなす意思があれば、鉄とか無機物も透過する、と。
>>141 槍を物質に透過させる
↓
潮が槍から手を離す
↓
原子の重複が起きる
↓
…………
第三十八話ネタバレ
其の参 反撃
絶体絶命のその時、獣の槍がひとりでに動きとらを縛っていた数珠を断ち切る。
うしおが力を振り絞って操作したのだが、流石に力尽き槍を奪われてしまう。
其の頃、光覇明宗の総本山では僧上の和羅がお役目様に呼び出されていた。
うしおに刺客を送ったことを見透かされていた和羅は平伏し、ことの次第を話すことに。
お役目様の話す光覇明宗の伝承、「白面の者」と「獣の槍」。槍を手にした以上、うしおが選ばれた可能性があるとして
お役目様は正式にうしおととらに手出し無用との命令を発する。そんなことは露知らず、凶羅はとらを打ち続けていた。
とらは衾との戦いや飛行機を支えたことで疲労の極みにあり、ほとんど力を使えないでいたのだ。
そこでうしおはとらを庇い凶羅にしがみつくが、逆に吹っ飛ばされてしまう。
しかしその時、槍が凶羅の数珠の封印を弾き飛ばし、うしおの下に走る!
「あの槍は…持ち主の魂を削り終わるまでその者を護るときいております。もしも潮が槍に選ばれたのなら…
「獣の槍」が潮を見捨てることは…ないでしょう」
光覇明宗にとってお役目って何なんだ?
なんか違う立場のようにも思えるんだけど。
やっぱり光覇明宗はただの一宗派ではなかったか……。
ところで獣の槍は霊力があれば使えるのか?
うしおはどう考えても専門的な修行とかしてないっぽいんだが。
146 :
マロン名無しさん:04/11/08 23:13:47 ID:XGFkCDOP
第一話と比べると、随分と槍先が巨大化したな。不思議だな。
>>145 お役目様の台詞から察するに、妖怪以外が相手でもうしおの命が危機に瀕すれば力を発揮するんだろう
ラストページがかっこいいよなこの漫画!
>148
同意。
引きがうまい。
>>145 血筋です
あるいは潮には持ち物に名前を書く癖があって
その名前の主しか使えないとか
>>150 血筋の場合は、紫暮親父も使えるってことか?
それとも母親……。でも槍が伝わってたのは何故か親父の家だしな……。
そういえばヒョウのときの槍に漢字みたいなのが彫ってあるっていうの
ちゃんと伏線回収したっけ?
どこで作られたか知らないけど
日本とか中国とか漢字を使用する国なら槍に文字くらい彫ってあるだろ。
むしろ何もないって方がおかしい。
第三十九話ネタバレ
其の四 破撃
槍から聞こえてくる声に応え、うしおは槍の力で変化する。
変化したうしおは凶羅の猛攻をものともせず全て捌ききり、錫杖をを切り裂く。
それならばと数珠と独鈷で結界を張る凶羅だが、それさえも一瞬で弾き散らされ逆に打ち倒される。
動けない凶羅にとらはここぞと襲いかかるが、うしおはとらを止め、凶羅を見逃すことに。
ここで殺さねば後悔するぞと言う凶羅に、じゃあ追ってこいと啖呵をきるうしお。力尽きる凶羅に振り向くことなく去っていく。
凶羅敗北の報告を受けた和羅は本山の僧たちを集め、うしおととらを討つ必要なしと命令する。
そして凶羅は敗北と見逃された屈辱とでうしおととらへの復讐の念を募らせていた。
「力をくれ、おまえの魂を!奴を屠るために。おまえが魂をくれるなら――我は、おまえを助けてやろう!」
空中で月をバックにした潮カッチョエー。
>>152 中国で作られたって第一話で言ってるぞ。
しかし凶羅、獣の槍が在ったとは言え、中学生に負けたってのが悔しいんだろうな。
妖を殴ってる時の凶羅はマジで楽しそうだった。
こういった突き抜けた部分持ってるキャラって好感持てるから、再登場キボンだな。
凶羅の生足に一瞬ドキっとしたのは俺だけでいい。
怒りとか感情がほとばしる絵がとてもいいねぇ。
絵が汚いって意見があったけど、これぐらい描き込んでるほうが俺は好きだな。
>「力をくれ、おまえの魂を!奴を屠るために。おまえが魂をくれるなら――我は、おまえを助けてやろう!」
ARMSっぽいな。サンデーだし。
藤田も読んだのかな。
現在、平成3年
第四十話ネタバレ
第九章「風狂い」 其の壱 うしお、妖怪に頼みごとをされる
冒頭、森の木を、車を、人を無差別に切り裂く十郎という名の獣と、それを追う雷信、かがりという獣。
十郎に人間の村は全滅させられたらしく、切り裂かれた屍が累々と横たわる。十郎を止める決意を固める雷信。
そしてうしおは親父から貰った金を落として騒いでいた。それを遠巻きに見ている男と女。
結局金は見つからず、落ち込みながら歩いていると突然鎌鼬という妖怪に襲われてしまう。
変化して鎌鼬の鎌を断ち切り、とどめを刺そうとするが先ほどの女が割って入りうしおに同行を懇願する。
街中で騒ぎになりかけ、慌てたうしおはとりあえず妖怪と女に同行することにする。
新幹線や車で山奥の家まで連れてこられたうしおは、鎌鼬の兄妹に殺戮に走る十郎という兄弟の殺害と頼まれる。
「お願いでございます――……いたずらに殺戮、破壊にはしる我らが兄弟、十郎を…殺してくださいませ」
かがりは( ・∀・)<エロいな。
そんな大金なくすなよ潮。つーか紫暮は金持たせすぎだよな。
新妖怪はかまいたちかぁ。なんかまだよく分からん展開だな。
つーかかまいたちって変化できるんだぁ。
このスレ俺含めて3人くらいしか居ないっぽいな
銀行とかに郵便局に預けるって発想はうしおにはないんだろうな。
最初っから通帳とキャッシュカードだけもらえば良かったんだよな。
潮なら通帳とキャッシュカードさえ無くすだろうよ
ボディコンのかまいたちって・・・
数々の変な擬音、衾のときも思ったけど、
どんなセンスしてんだこの作者
先週号見逃した・・・
エロイって中身見事にケダモノって感じだぞ。
もしかしてそこがいいのか?
171 :
マロン名無しさん:04/11/11 00:28:44 ID:e3cKlraE
数週間前の話をほじくり返して悪いが・・・。
「タキシング」の回で、厚沢が檜山の旅客機とニアミスした時の回想で
「秒速1600m」って言ってたけど、さすがのF15もそんなに速く
ないよな?
旅客機との相対速度だとしてもそんなに速くないよな?
そだね。
それって音速で5弱くらいか?
そだね。
かまいたちってそんなに強そうなイメージが無いんだけど、なんかすごそうやな。
大量殺戮するかまいたちって初耳。
第四十一話ネタバレ
其の弐 とらは災難にあい、うしおは妖怪と闘う
兄弟を殺せという鎌鼬に激怒するうしお。しかし其の前に切り落とされた人間の腕が投げ出される。
十郎は村を襲い、大量の人間を殺戮しているということを聞き、迷いながらもうしおは話を聞くことにする。
鎌鼬兄妹の妹かがりは兄の話の邪魔にならないよう、とらを外に連れ出す。この場所は遠野の近くらしい。
かがりはあからさまにとらを見下すが、とらは寛容さを見せそのことは流す。
彼ら鎌鼬はもともと南の方に住んでいたが其の場所に人間の開発の手が伸び追い出されたらしい。
かがりは回想する。人間の力を借りるのが嫌な鎌鼬たちはもしものときはうしおを殺そうとしていた。
一方、雷信の話を聞いて悩むうしお。殺戮を続ける十郎の真意は兄の雷信ですらもう分からないという。
外ではかがりにペット呼ばわりされたとらが怒り、煽り返していた。激怒したかがりは手から鎌を伸ばしとらに斬りかかる。
とらは応じようとしたが、その寸前何かの気配を感じ踏みとどまる。しかしかがりは止まらずとらは左腕を斬りおとされてしまう。
屋敷では髪を刃にした十郎が壁を壊し乗り込んできていた。
「追い出されたのよ…人間に…ゴルフ場をつくるんだってさ……」
( ´д`)今回は環境問題を取り入れてきたのか……
数年後にサンデーでゴルフ漫画なんてやったりしないだろうな
かがりがムカつく。せっかくとらが下手に出てやってんのに。
でもエロいから許す。
男だねえ・・・
なんかかまいたち兄妹やな感じだな
人間とバケモノの関係なんてこんなモンだろう。
十郎カコイイ
とらも丸くなったなあ
とら体バラバラになっても平気ぽいな……。
ただ斬るだけのかまいたちなら勝てそう。
とらは大人だな
まあとらにとってみればジャリ餓鬼同然だろうし
とらが2000年以上生きてる大妖怪だと知ったときの、こいつらの態度の変化が見物だ
いやさすがに平気じゃないとおもうけど・・
つーかバラバラになんかならない。
>>185 バケモンは長生きしてるほうが偉いのか?
普通に強いか弱いかだと思うけどなー。
188 :
186:04/11/12 00:17:24 ID:???
おい、誰かうしおの心配してやれよw
>>187 長生きしてる=強いから今まで生き残った
ってことじゃないの
妖怪に詳しくないからわからんが、弱くて長生きな妖怪って聞いたことないなあ
いや個体数が多いとかあるいは闘いを好まなかったらアリだろ>弱くて長生きなバケモノ
でも妖怪は年へ経るほど強くなるのが一般的だからなあ
それにとらは、文献にもその兇悪ぶりが記されてるほどの妖怪だから、かまいたちとは比較にならない修羅場をくぐってるだろうし
かまいたちがとらのこと詳しく知らないってのは、単に若いから?世間知らずだから?
…どっちもかな。世間知ってたらかがりのあのボディコンはあり得ないか…。
どうでもいいけど、着物姿の方が色っぽく感じる。
しかし絵柄のアクの強さがこれほど悔やまれるキャラもいないな<かがり
綺麗な線にする必要はないけど、もう少し女性キャラが可愛かったら……!
ボディコンを着てるってことは人間界を研究してはいたけどすでに数十年遅れになってしまったってことかな。
それとも単に動きやすいのか?着てる人みたことないからよくわからないな。
作者の趣味だろ>ボディコン
頼むから麻子や真由子にそげな格好はさせんでくれよ・・・
198 :
マロン名無しさん:04/11/12 23:15:04 ID:4u4XMG26
槍には蒼月って書いてあるんだよ。正確には我属在蒼月胸中到誅白面者だけど。
今回は休載なのか……誰かげtした人いる?
第四十二話ネタバレ
其の参 とらとうしおは十郎を追いかける
十郎の鎌を額に受け、半死半生のうしお。とらは彼を起こそうと揺さぶるが、気付く気配はない。
かがりの薬を使えば助かるがその条件は十郎を討つこと。とらはしぶしぶ受け入れる。
薬の効果は凄まじく、すぐに意識を回復するうしお。本調子ではないが十郎を止めるため動き出そうとする。
しかしとらの腕は切断されたまま。それに気付いたうしおは添え木と包帯で固定する。
朝を待ち殺戮を開始しようとする十郎のもとへ向かう、うしおととら、鎌鼬兄妹。
その道中、かがりは人間に対する不満をブチまける。
昔は穏やかだった十郎。これまで何度も住処を変えたが、その度に人間に追い立てられたこと。悔しがり涙を流していた十郎。そして心はいつでも十郎の味方だと。
うしおたちが駆けつけると問答無用で襲い掛かってくる十郎。雷信かがりの言葉も耳に入らない。
このままだと人間が殺される、うしおは本気になるしかなかった。
追い詰められた十郎は自暴自棄に、一帯の崖を切り崩す。土砂や重機に埋もれるうしおたち。
「ひひ… み、みんなくたばりやがった」
「まだ……だぜ…」
巨大な岩を持ち上げるうしおととら。
「十郎…… まだオレ達は死んじゃいないぜ」
フッフフ。とら丸の奴、どうも物を持ち上げるのに縁があるみてえだな。
と、分かりにくいネタを。
とら「知ってるかイタチの最後っ屁って」
寝てる十郎かわいい
確かにかわいい。
元はいい奴だったんだろうな。
見事に藤田の策略にハマってる俺・・・
十郎はいい奴人間悪い奴!俺が言うんだから(¬―¬)まぁちぃがぁいぃない!
第四十三話ネタバレ
其の四 うしおは立ち尽くし、風は空に舞う
うしおは岩を一人でささえ、とらに鎌鼬兄妹を助けるように指示する。
それを見て命乞いかと罵る十郎にうしおはそんなに人間が憎いならオレを殺せと挑発する。
逆上した十郎はうしおに襲い掛かり、鎌がうしおに届く寸前、とらの蹴飛ばした石が十郎に命中した。
わざと刺されようとしたうしおにそのやり方は間違っていると言うとら。
うしおは以前自分も理不尽に自分の居場所を奪われたことがあった。
「わるかったなあ つらかったろうなあ。オレは人間なのにすみ家とられたおまえらのために、何もしてやれんもんなァ…
刺されるくらいいいかもと思ったんだけどよォ…」
岩を支えながら涙を流すうしおに呆然とする十郎。その時、朝になって作業員たちがやって来てしまった。
作業員たちはうしおたちを見るとバケモノといって話も聞かず石を投げつけ始める。
そして作業員の投げ捨てた煙草の火がガソリンに引火し、それを見た作業員たちは逃げ出していく。
動けないうしおはとらを急かし、十郎も手伝うが一向に雷信たちの上に乗ったトラックは持ち上がらない。
必死に助けを求めるうしおの声。その声に一人の作業員が振り向いた。
その作業員がうしおたちの元へ駆け付けようとすると他の作業員たちもそれに続き、一斉にトラックを持ち上げ始める。
僅かに浮いた隙間から鎌鼬兄妹は抜け出し、それを確認したうしおは岩から手を離し離脱。
同時に火も油に引火し大爆発を起こす。呆とその炎を見つめる十郎に鎌鼬の住める場所を探すとうしおは申し出る。
分かってくれる人間もいる、一緒に行こうといううしお見て十郎は微笑んだ。
「ああ……いいなあ。そうなったらいいだろうなあ。」
そう言って十郎はうしおに飛び掛り、…そして獣の槍で貫かれる。
「オマエが泣いたときからオレはもうどうでもよくなっちまってたよ。そしてわかったよ。
ああ、オレが一番聞きたかったのは、この一言だったんだってな。」
何故と問ううしおにそういって十郎は微笑みながら消滅した。
「雷信兄さんやかがりとずぅーーっと三人で暮らせたらいいなあ」
208 :
マロン名無しさん:04/11/13 21:31:19 ID:8GP1HH6t
・゚・(ノД`)・゚・
(つД`)十郎、ドチクショウが……
十郎………(;A;)
・゚・(ノД`)・゚・
正直この漫画でこんな泣かされるなんて思わなかった。
なんでだよ・・・。・゚・(ノД`)・゚・。辛いよぉ・・・・
・゚・(ノД`)・゚・
何と言うか……十郎は悪くないだろ、十郎は!
藤田に乗せられてる?今回はそれでも良いよ。
漫画見て初めて泣いたよ
・゚・(ノД`)・゚・
・゚・(ノД`)・゚・
藤田は残酷……でも、感動を有難う。
十郎、死ななかったら絶対とらと意気投合したと思うんだけどなぁ。
・・・・・・・・・悲しいな
ただの敵役で充分なのに……感動を仕込みやがって……藤田のヤロウ………
うしおの台詞のところで、もう涙腺が決壊してたよ・・・
今回の話は泣けすぎる・・・
人を殺した報いはうけるってか…
でも十郎、お前は悪くない
いや悪いだろ。
・゚・(ノД`)・゚・
なんで十郎死ぬんだよ、ずっと3人で幸せにくらすこともできたのに…
多分、十郎って最初は自分の為じゃなくて、雷信、かがりの為に人間と闘い始めたんだよな。
それなのに、この様……あんまりだろ・゚・(ノД`)・゚・
十郎が満足そうに死んでいったのが唯一の救いだよ。
・゚・(ノД`)・゚・。
まさか漫画で泣くなんて...
うしお…
とら…
十郎…
雷信…
かがり…
坂口つぁん…
。・゚・(ノД`)・゚・。 泣いた
藤田、本気出せばこういうの描けるんじゃないか
殺された犠牲者の無念を考えると当然の処罰だな。
何度死刑にしても足りないくらいの罪を犯したんだから
今回の結末は妥当だと思う。
いいね、藤田は罪に対して毅然とした態度で罰することができるんだから。
殺しの代償か・・・
人間もいつか妖怪たちの居場所を殺した報いを受けるのだろうか。
さて、次男の欠けた、カマイタチ兄妹だけど、これからどうするんだろうか。
うしおととらのお供にでもなるんだろうか。
>>225 まぁ十郎が理解してくれて、皆笑顔でめでたしめでたし。ではここまでの感動はなかったな。
でも藤田は作品に対してそこまで神目線でいるだろうか……?
槍に自ら刺されたんだからやっぱり十郎には罪の意識があったんだろうね
奴は自殺志願者・・・・・・
自分の罪を自分と同じような形で
裁いてくれるやつを探していたんだ・・・
鎌鼬は人間より弱かったから追い出された。
十郎は兄妹を捨てて、生きる事を放棄した。
……と言う解釈も出来るんだろうが、ここは素直に感動。
しかし十郎、強かったな。アレ、十郎に躊躇い無かったら、
下手すりゃ潮もとらも岩で動き封じられた侭殺られてたんじゃないか?
かがりの回想シーンでは、己の弱さを呪って泣いてたのに……
きっと、兄妹との生活を守る為に強くなったんだろうな。
十郎は優し過ぎたから、それが仇になったなんて、あんまりだ(つД`)
で、感動に水差す様だが、『風狂い』冒頭で潮の財布紛失(盗んだ?)させた原因って、
雷信とかがりじゃないか?描かれてないから、脳内保管だが。
あーん!十郎様が死んだ!
十郎さまよいしょ本&十郎さまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…妖怪薄命だ…
・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は十郎だ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんな獣の槍に自ら突き刺さって殺られるなんてっ!!
衾と差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
私はあのおそろしく暴走した彼が(たとえ殺人鬼でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
十郎様っ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のハゲッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
人による自然破壊とそこを追われる動物なんつう
ベタな展開だとは思う・・・だが泣いた、読んでて涙が止まらなくなった
潮の素直な気持ちがこもった台詞にマジで感動した。
藤田和日郎・・・やるじゃねえか新人とは思えん台詞の上手さだ
十郎・゚・(ノД`)・゚・。
......十郎.・゚・(ノД`)・゚・。
十郎・゚・(ノД`)・゚・。
......十五郎.・゚・(ノД`)・゚・。
今回の章は…今までとは一味違った感じなのが良かったな。
今までは単純な勧善懲悪ものかと思っていたのに、
妖怪サイドに肩入れして泣いてしまうとは思わなかった。・゚・(ノД`)・゚・。
「雷信兄さんやかがりとずぅーーっと三人で暮らせたらいいなあ」
↑このシメにまた。・゚・(ノД`)・゚・。
十郎が理解を示して仲間に…って展開だったらご都合主義くさかったけど、
そうさせなかったあたりで藤田株が自分の中で急上昇。
>>238 禿同。うしおととらに限らず、少年漫画では余り見られない展開・結末だったと思う。
それを少年誌でやってのけた藤田に感服。
連載開始当初に「ヒロインが可愛くないのは致命的」とか言ってた香具師がいたが
よくよく考えてみたら売れに売れてるジャンプなんかでは、
ヒロインどころかまともに女キャラ自体いないとか、いても脇役端役とか、
主要キャラでも全然可愛くないとかそんなんばっかだよな。
>>240 そうか?今、ジャンプで『まじかる☆タルるーとくん』って漫画描いてる江川達也って奴は、
「ヒロインは漫画に必要不可欠な要素」っつって、バリバリ描いてるぞ。
>>241 それは多分、他作家を反面教師としてるんだろう
宮下あきら、車田正美・・・・・
実際問題、いたほうがいいだろうけど話が熱い分には出さなくて結構、
出すなら出すでもっと絵頑張れってとこか。
ジェーン可愛いよ、ジェー・・・うぼぇッ・・・・・・
>244
×ジェーン
○ヂェーン
第四十四話ネタバレ
第十章「童のいる家」 其の壱 鷹取の小夜
十郎の一件からうしおは鎌鼬の屋敷で世話になりながら温泉に通い傷を癒していた。
とらに水でっぽうを教えたりしながらまったりしているとどこからか歌が聞こえてくる。
気になったうしおが岩陰から覗いて見ると白い髪の少女が髪を梳きながら歌っていた。
とらとの掛け合いで覗いていたことが少女に見つかってしまい、うしおは誤解?を解こうと近づくが逃げられてしまう。
自己嫌悪に陥るうしお。後に雷信から特別な力を持つ小夜という娘ということを聞いていっそう落ち込むうしお。
家に帰った小夜は父親とその母に嘲られながらオマモリサマのところへ向かう。
白い髪の女はオマモリサマと話すことができるが代々短命で小夜もそうらしい。
小夜が厳重な符と縄で結界を張られた部屋の奥に進むと和服を着た童女が待っていた。
小夜の服からうしおととらの匂いを感じ取るオマモリサマ。彼らが彼女らを外へ出してくれるかもしれないという。
紫暮に連絡する為に街に下りたうしおは遠野ノガイドブックでとらと座敷童の話をしていると偶然小夜と出会う。
気付かれず安心したうしおだが、小夜は突然気を失って車に轢かれそうになってしまう。咄嗟に助けるうしお。
連れていこうにも家がわからず周りの人に尋ねるが、周りの人は鷹取家の娘だと迷惑そうに答える。
「……もしかしたら、そのものたちが、おらやさやをここからだしてくれるかもしれん……」
正直まだ前回の余韻に浸りたい気分・・・
まあとりあえず新章に期待!
潮から水鉄砲を教えてもらうとら。
かがりに腕の包帯を巻かれるとら。
ちょっと和んだ。
鎌鼬兄妹はこれからも出番ありそうだね。
新キャラの小夜…目が死んでる…
甲斐甲斐しくとらの手当てするかがりが好感触、これがツンデレってやつですか
前回見直すと、岩の下からうしお達を見上げてる鼬バージョンのかがりが結構可愛い
家人から冷遇される儚げなヒロイン。礼子とはまた違った雰囲気で綺麗な子だね。
いきなり入浴シーンとは。
藤田のやつもわかってきたじゃねえかw
かまいたちの次は座敷童かメジャーな妖怪が多くなってきたな
∧_∧
( ´∀` ) 小夜……
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
次はきっと小夜さんがあかなめに(ry
普段表情豊かな奴らばっかりな分、小夜みたいなキャラは凄く浮くな。
まぁ藤田の狙いにがっぽりはまってるんだろうけど。
うしおが十郎殺っちまったこと気にしてて、何か安心した。
舞台が遠野だし、そのうち山姥や河童も出てくるさ。
>>257 河童はもう出たじゃん。
凶羅の噛ませ犬で。
第四十五話ネタバレ
其の弐 封じこめの間
倒れた小夜をおぶって鷹取の家まで送り届けるうしお。小夜は家に招きいれ、うしおの槍を見て何かを頼もうとする。
その時小夜の父親とその母が現れ、小夜に冷たく当たる。母のことまで嘲る彼らにうしおは激昂するが小夜は止める。
小夜の父にたかるつもりかとまで言われ、うしおは帰ろうとするが小夜は必死に引き止め、30分だけ話をすることに。
小夜は母と座敷童のことをうしおに話し、オマモリサマのところへ連れて行く。
その頃小夜の父はうしおの持っていた包みが槍ではなかったかと思い当たっていた。
そしてうしおがオマモリサマの言っていた解き放つ者ではないかと気付き、結界の間へ走る。
オマモリサマと対面するうしおととら。オマモリサマはとらのことを知っていた。
オマモリサマは結界を壊してくれと言うがとらは結界を壊せばオマモリサマも消し飛ぶという。
小夜はそのことを聞いていなかったらしく必死で止めるがオマモリサマの意思は変らず。
その時、小夜の父が刀を振りかざして飛び込んできた。
「力ある神はオマモリサマ…オマモリサマはよく外にでたいって泣かれるわ。
それをおなぐさめするのがわたし――白い髪の女。でもオマモリサマの本当のお名前は…」
「ザシキワラシサマ……」
>その時小夜の父親とその母が現れ、
「父親と祖母」と書いてくれないか。婆さんが嘲られたみたいだ。
カバー表紙折り返し
いやまったく、昔の人はおもしろいこと
考えるわ。民話のおばけ話なんて、主人公
のピンチの切りぬけ方一つとっても「う
しおととら」よりもおもしろいもんなー。豆に
なれうかとかいって、なった山んばを和
尚さんが食っちまったり、臼と栗と蜂を
味方につけてカニくんが猿をやっつけた
りさ。こりゃ、うしおやとらにも、もっと
もっとがんばってもらわにゃいといけないな
あ。(え〜っ!?といってるヤツらのカオ)
カバー裏表紙折り返し
資料用に飛行機のプラモ作るだろ? いつ
のまにか夢中で遊んでる。パニック映画
大好きだから、参考の為といいはって「ダ
イハード2」みにいくだろ? 〆切前なの
に二回も堪能しちまう。〆切前で色んな
資料ちらかすだろ? よけて歩こうとし
て机にスネぶつけて、かがもうとしたら
デコ本棚にクラッシュして足もつる。皆
の手紙に喜んだり、もろ落ち込む。どうで
え?人間藤田和日郎ってカンジだろ?
〜続く
続き〜
カバー裏表紙
うしおの母親が生きている!?行方
をしる父・紫暮にもまた、かくされ
た秘密があった。そして今、“獣の槍”
をめぐって事態は急転。うしおは、母
の秘密をしるべく北へと旅立つ…!!
収録
「父の決意」〜「ランディング」
4巻の目玉……、紫暮、衾w
小夜……いいなぁ……。
このままレギュラにならないかなぁ〜。
旅について来ちゃったりしたらヒロインズの役目奪うことになるしなあ・・・
せいぜいこの前の勇みたいな扱いじゃないか?
>263
ごめんなさい
>>264 ヒロインズ別にかわいくないんだけどね。
そんなに可愛い女の子が見たければ少女マンガでも読んでいればよろし
少年漫画は一部(ラブコメなど)を除いて
>>240あたりが現状なんだし
あ、サンデーは美少女度が高いか・・・
第四十六話ネタバレ
其の参 童舞
うしおが武衛と戦っている隙にとらは結界に雷を試みる。
しかし封じこめの間の壁にはコンクリートが張られており、効果がない。
うしおも結界を通ることができず、勝ち誇る武衛。
それを見てとらは自分も長い間封印されていたこと思い出し、オマモリサマと自分を重ねる。
武衛は達人の自分がうしおに勝てないことを訝しがるが、うしおもまた今までの戦いの経験により
変化しないままでも強くなっていたのだ。
武衛を倒し、結界を壊そうとするうしおだがその前に小夜が立ち塞がる。
手を出せないうしお。その間に小夜の祖母と警護たちが駆けつけてくる。
警護たちはうしおを取り押さえるが、その時とらが飛び出した!
武衛の刀を折り、そのまま結界の中に無理矢理身体をねじ込む。
オマモリサマを守ってやるというとらの言葉を聞いてうしおは小夜に決断を委ねる。
そして小夜は選択し、結界は断ち切られる。
封じこめの間は崩れ落ち、残骸の中鷹取家の者が見たものは土煙の中を舞うオマモリサマだった。
そしてそのままオマモリサマは空へと消えていく。
これから一人になる小夜をうしおは心配するがとらは大丈夫だという。それを聞いたうしおは小夜を試すためにセクハラ発言。
思わず謝りかけた小夜だが、すぐに泣き笑いの表情になって小さな拳を振り上げた。
「バカね。」
その小夜の背中にはオマモリサマの姿があった。
「おらはしろいかみのおんなたちのいきたあかしなんだと。なら…いきさきはもうきまっとる。」
小夜ちゃんかわいいよー凛々しくなって・・・
とらも男前だし
ヤベ、最後の「バカね」にやられちまったよオレ。
飛び去ったと見せかけて実は近くにいるお茶目なオマモリサマ萌え
最後の小夜にやられた。あれはもう、最強だ。
うしおのおでこの十郎の傷は残ってるのか残ってないのか。
まぁそれはともかく、主要キャラだけでなく脇役もいいねぇ、この漫画。
とらがいるから心配はないだろうけど
「脇役だけが」魅力的な漫画にはならないで欲しいなあ
魅力のない主人公たちの引き立て役になる好きな脇役は見たくないし・・・
>>275 それは確かに心配。
でもこないだの「わるかったなあ つらかったろうなあ。」のうしおが
脳裏に焼き付いているので、大丈夫じゃないかな…とも思っている。
怒るだけじゃなく、相手を思いやって泣くことも出来るんじゃんって見直したからさ。
それにしても小夜最高。オマモリサマの台詞が全てひらがな表記なのもなんか好き。
小夜、明らかに初登場時とは「目」が違うなあ。
読み返した鬼の話で、礼子が間崎やうしおの言葉で生きることを決意した瞬間の目もイイ。
この辺の描写、藤田気合い入ってんなーって感じでなかなか好きだ。
そうだな。藤田の絵は確かに技巧的には稚拙なのかも知れないが、
絵の魅力は充分目に集約されてると思う。
しかし潮、本当に心配だな。もう一人の主人公であるとらが魅力的過ぎて、
喰われやしないかと。とらの「喰ってやる」はそういう意味かw?
>>275 うしおはオレオレ主義だが、魅力的だと思うぞ。
獣の槍やとらだって、親父の組織が出てきた時点で手放すことだって出来たわけだし。
これまでの戦いは身にふりかかる火の粉を払ってただけな感じだが
今回はあんまり関係ないことでも我から突っ込んでってるしな。
何より十郎の一件で株は上がってる。
とら? 言わずもがな。
最初あんま好きじゃなかったんだよな>潮
だけどかまいたち編で泣かされて以来、あの真っ直ぐすぎる感じもありかなって思うようになった。
とらが今のようなキャラである限り潮も今のままでいいと思う。
とりあえず今回のとらと小夜は最高
>>278 >これまでの戦いは身にふりかかる火の粉を払ってただけな感じだが
>今回はあんまり関係ないことでも我から突っ込んでってるしな。
潮だけじゃなく、今回のとらもそうだね。(餓眠様の回は目的の「エサ」があったわけだし)
あそこで自らオマモリサマの盾になるとらに漢を見た。
「おぬしはもっとれいこくだと〜」なんつって冷静なオマモリサマにはちょっと萌えたけどw
>>279 その真っ直ぐ過ぎる潮に対して、とらが読者を代弁してツッコミ入れるから良いんだよな。
「あ〜ぁ、またお節介やっちゃって」みたいな感じで。
オマモリサマっておんなのこ?
見た目だけで言えば女の子じゃないか?
第四十七話ネタバレ
第十一章「一撃の鏡」
大昔に作られた怨念の込められた鏡が巡りめぐって真由子の父が骨董品として買って来てしまう。
麻子はうしおが傍にいない為か調子が出ず、クラスメイトの誘いも上の空。そしてうしおの話には過敏に反応するように。
一方うしおは鎌鼬の屋敷の水場で麻子の映像を見る。その映像から異変を感じ取ったうしおは鎌鼬に助力を求める。
うしおの求めに応じ、鎌鼬が案内したのは雲外鏡のおんじという鏡の妖怪の住まう洞窟だった。
獣の槍ととらの存在に慌てふためくおんじ。仕方なく、少し前の時間からの麻子達を鏡に映してくれる。
麻子は真由子の家に泊まりに来て二人でうしおの思い出話をしていた。しばらくすると鏡から鼓動音が聞こえてくる。
不審に思って鏡を見ると突然鏡から得体の知れないものが飛び出してくる。
それに麻子を庇った真由子が鏡の中に連れ去られてしまったのだ。その妖怪は鏡魔だとおんじは言う。
うしおは真由子を救うため、おんじの協力で鏡の中にいくことに。しかしその制限時間は水が湯に変わる時間ほどだという。
戻れぬときは鏡に閉じ込められるという説明にもひるまずうしおは鏡の中に飛び込む。とらも意を決し共に飛び込む。
真由子の部屋に辿り着き、麻子に真由子を助けに行くからと鏡を置かせる。麻子は変化したうしおに気付かない。
しかし鏡に飛び込んだとき麻子もとらにしがみついて来てしまった。戻るわけにも行かず仕方なしに連れて行くことに。
砂漠のような鏡の中で鏡魔を探していると、小さな建物を見つける。そこには全裸の真由子を抱きすくめる男がいた。
男は巨大な一つ目の妖怪に変化し、小妖怪をたくさん吐き出す。麻子を庇って全身に噛み付かれるうしお。
とらも小妖怪に噛み付かれ動きが鈍るが、強引に振りほどき鏡魔へ突進する。そして槍の一撃が鏡魔を見事滅ぼした!
鏡は割れ、現実世界に戻るうしおたち。うしおは気絶した麻子達を居間に寝かせておんじの元に帰って行った。
目を覚ました麻子と真由子はこの一件を全て夢だと思ったとさ。めでたしめでたし。
『ああ…なんだ…うしおか…やっぱりきたのねえ、うしお…』
「ふふ…また、ドロだらけ…」
今回は息抜き・・・と言うにはあまりにも密度が濃いな。
たぶん、久々に真由子と麻子を出しとこうと作者が思ったんじゃないかな
それにしても、とらの目の色がヤバすぎw
そこまで御執心なのか
雲外鏡のおんじってまた都合のいい妖怪出てきたな〜どうせ今回限りであろ?
「水が湯に変わる時間」というのが、具体的なようで実はよくわからんなw
「湯が水に変わる」の方が自然じゃねーか?
妖怪に時間の単位ってものがないんじゃね?
人間より遥かに永く生きるんだから
この回の毒男面白いな
おまい等の中にもこんな奴いるだろ
あ、俺か('A`)
・・・女。
何でもいいから真由子くれ
294 :
マロン名無しさん:04/11/17 23:41:13 ID:rMvgfCA6
毒男の戦闘力があまりにも低すぎたなw
そうじゃなきゃ「一撃」にならないがな。
まぁどうでも良さそうな話に重要なネタを隠してるかも知れんじゃないか。
まれにみるへたれ妖怪だな。
今回の話で、
麻子:うしお用ヒロイン
真由子:とら用ヒロイン
がほぼ確定した気がする
298 :
マロン名無しさん:04/11/18 00:44:23 ID:rPmj5Svz
鏡魔の最期。十郎の死に様の扱われ方とは雲泥の差だなw
女性がぐっとかわいくなった。
旅に出る前の麻真由と比べれば雲泥の差である。
喜ばしいことである。
300 :
マロン名無しさん:04/11/18 02:03:11 ID:KnBtmHeI
やっと舞台が整ってきたとおもったら主人公旅に行っちゃってヒロイン置いてきぼり。
これが二人の最後の姿って事も・・・・
これはこれで密度が濃くてよかったかな。
雲外鏡はこれからどこでもドアとして活躍すんのかな?
>>301 なんか都合よく出てきそうだね。全ての鏡につながってるみたい
だし。
真由子の裸エロすぎ・・・
うしおもいろいろと見てはいけない部分まで見てしまったのだろうな
>>303 幼少期に麻子の物と共に既に見ています。
305 :
マロン名無しさん:04/11/18 20:12:01 ID:0YxSLDvW
第四十八話ネタバレ
第十二章「遠野妖怪戦道行」 其の壱 うしお、妖怪どもに襲撃さる
うしおとその母を憎む妖怪たちに襲われ、訳もわからず戦い続けるうしおととら。
うしおは今朝からのことを回想する。礼金を渡そうとする鎌鼬からそれを断り、電車代だけ借りるうしお。
かがりも雲外鏡のおんじからとらの話を聞いて態度を改めている。出発する潮達を淋しそうに見送る鎌鼬兄妹。
その後、とらのわがままによりバスで街まで降りることに。とらははしゃぐのも束の間、すぐに飽きて文句を言い始める。
そこで何かの気配に気付くとら。槍も反応を示し、うしおは周囲を警戒する。が、妖怪はバスの正面から襲ってきた。
運転手を殺し、まっすぐにうしおに向かってくる妖怪を槍で弾くが、バスは崖から落下してしまう。
とらに助けられ外にでたうしおは妖怪を倒すが、バスは崖下の林に墜落していた。それを呆然と見るしかないうしお。
しかしそんな間もなく、大勢の妖怪が姿を現しうしおに襲い掛かってくる。うしおは迎撃しながら逃げ出す。
なんとか振り切り、自分が妖怪に追われるわけを自問するうしおにとらは今まで倒した妖怪の仇討ちじゃないかという。
そこに突然地中から妖怪の手が伸びうしおは足を掴まれる。其の妖怪はうしおの母を憎んでいた。
そのことに驚愕するうしお。いつの間にか周囲を妖怪に囲まれていた。
「憎きあの女のムスコめええ、獣の槍ともどもひきちぎってやるわー!!」
(あの女!?)「母ちゃんのコトかよっ!?」
微妙に妖しいと思ってたが、やはり、かがり→とらフラグが立ちよったか……
これで真由子もからんでくれば修羅場だ
いよいよ母ちゃんの話に繋がっていくのか
とらおもろすぎ
308 :
マロン名無しさん:04/11/18 21:56:56 ID:D4oUkEWz
どうした、藤田!?最近おもしれーじゃねーか!!
何このごちゃごちゃ展開!
バケモン→戦闘→しんみりお別れ→とらコメディ→突然戦闘
面白すぎるぞ!!
(○n○)乗ってみたい!!
こら!
こらこらこらーっ!!
連載開始当初ってもっと1ページ1ページが薄かった気がするが……
今回のこの話の密度は一体何なんだ?
腕を上げたというか、急成長し過ぎて逆に不安も出て来る。
う、打ち切りが近くて話のまとめを急いでいるとか?
>あの女のムスコ
クリトリスの事か?
315 :
マロン名無しさん:04/11/19 21:00:45 ID:wcsdWhQS
皮の上から優しくコリコリ舐めてもらいたい
なんつうか・・バスにのりたがったり、乗った後つり革につかまったりしてるとらが
可愛すぎ。その後のマジモードの凶悪なツラとギャップありすぎだw
サブタイトルが微妙だな…。
>>316 残念ながら、「>獣の槍ともどもひきちぎ」られるらしいぞ。
第四十九話ネタバレ
其の弐 妖怪ども相話す
囲まれたうしおを妖怪に食わせまいと飛び込もうとするとらだが人間であるうしおへのこだわりを指摘され躊躇する。
妖怪に全身を噛み付かれ死にかけるうしおだが槍がひとりでに動き、うしおを引っ張ってその場を逃れた。
あとを追おうとするとらの前に一鬼という妖怪が立ちはだかる。どうやら旧知らしい。
うしおに味方するのをやめろと忠告してくる一鬼に何故うしおを狙うのか問い返すとら。
一方、槍に引っ張られれていたうしおは河童のいる沼に辿り着いていた。河童の手当てをうけながら襲われるわけを聞く。
千年も前にあった白面の者という大妖怪と日本の妖怪の戦いとうしおの母親が関係しているらしい。
しかしいざ母親の話になろうというときに槍が妖怪の接近を知らせる。河童の指図で山を越えた先の村に向かうことに。
其の頃、バス事故の現場近くを通る小夜とオマモリサマ。オマモリサマが周辺の妖怪の異変に気付く。
雷信とかがりも同じく山の妖怪たちの様子がおかしいことに気付いていた。そこに妖怪の群れが現れる。
鎌鼬兄妹に共にうしおを殺せと誘いに来たのだ。それを聞いた雷信とかがりはうしおのために妖怪たちに刃を向ける。
「われら兄妹、理由はしらぬが…蒼月殿の名を悪意をこめて呼ぶ者を…だまって見過ごすわけにはいかない。」
かまいたち兄妹カッコよすぎ─(・∀・)─!!
一鬼でけえ
10m位あるぞ
「ひとつき」って読むのか。
・・・「いちおに」もしくは「いっき」かと思った。
鎌鼬兄妹、何気においしそうな出番到来?ラストのコマが格好良かった。
うしおに味方する妖怪たちって初めてだから楽しみ。
お前ら小夜を忘れるな、小夜を。
しかし河童といい一鬼といい、妖怪も魅力的だぁ。
>>318 わかってない、アンタわかってないよ。
326 :
マロン名無しさん:04/11/19 23:26:35 ID:IJCpATml
サブタイトルいいよなあ。
今回の「遠野妖怪戦道行」といい「風狂い」といい。
で、少年漫画王道の展開だな。
やっぱこの作者引きがかっけーよ!
もうかまいたち兄妹は準レギュラー確定か?
あまりにも引きにこだわり過ぎて展開が遅くなるとかなりませんように・・・
329 :
マロン名無しさん:04/11/20 10:59:49 ID:J0aVoD5T
いや、サブタイトルの「遠野妖怪戦道行」は良いと思うんだが
其の壱の「うしお、妖怪どもに襲撃さる妖怪どもに襲撃さる」ってのは漏れも脱力だ。
其の弐も…だけど壱に比べりゃ良いか。
俺は嫌いじゃないぞ。
風狂いの副題も文章そのまんまやしな。
「法力外道」の副題の付け方(全部「撃」で終わる。)
みたいなのもあるしな。
副題のつけ方もいろいろあって楽しい。
>>301 よく考えたら、あのまま旭川まで送ってもらえばよかった気が。
>>329 昔話っぽさを出そうとしてるのではないかと思われ
>331
そしておじさんちの鏡の中に閉じ込められると。
…って思ったけど、移動手段として鏡の中を通過するだけなら問題ないんかな?
ところで白面の者がシルエットだけ出てきたな。
何、あのごっつい顎。
第五十話ネタバレ
其の参 妖怪ども女を憎む
妖怪たちは雷信たちに白面の者との戦いのことを話し始めた。
壮絶な戦いの末、白面を退けた妖怪たちだったがその後白面は逃亡、妖怪たちはそれを追いかける。
だが、白面が逃げ込んだ先に攻め込もうとすると強力な結界がそれを阻んだのだ。
その結界を張ったのが一人の人間の女。其の血縁のものがうしおなのだという。
妖怪たちは其の恨みを晴らす為にうしおを狙うのだ。
しかしその話を聞いても鎌鼬の心は変らず、うしおに害なそうとする妖怪たちを相手に戦いを仕掛けた!
かがりが傷を負ったものの、その場の妖怪を全滅させ鎌鼬兄妹はうしおたちを追うことに。
その頃一鬼もとらに事情を話し終えていた。
とらはうしおの母の話にしては年代が合わないと指摘するが、一鬼はその女は初代の役目というだけで詳しくは話さない。
一鬼の挑発に勝手に殺せととらは言ってしまう。その言質を取った一鬼は嬉々としてうしおの下に向かった。
妖怪たちを薙ぎ払いながら走り続けていたうしおは、途中妖怪に襲われていたじいさんを救い村まで送ることに。
「妖が越えることのできぬ、絶対の境界線!!そしてその結界を張っていたのは―― 一人の…女だった!」
鎌鼬兄妹、カッコいー!
犬ころのように心を変えるわれわれではないわっ!!
それに引き換えとらは……。
犬っころそのもの
とらは意地っ張りだから
素直になれないだけよ
それにしても一鬼って強そうだな
昔はとらのライバルだったのかな
自分の本心すらわからないぐらいの意地っ張りだな、とら。
まぁそこが凄くイイんだが。
母親何歳だよ!?それとも初代ってことだから今は何十代目ってことかな?
潮はなんか凄い力を持った両親から産まれてきたんだなぁ。
かがりエロイな
343 :
マロン名無しさん:04/11/21 04:47:51 ID:MLchIt+3
雷信とかがり、結構強いな
風狂いでは噛ませの印象が強かったからなぁ
元々、転ばせ役と回復役だからな
>凄い力を持った両親から産まれてきた
だからと言って、うしおが法力使い出すと激しく萎えるなぁ。
俺の法力を乗せた獣の槍を喰らえーっ! なんて展開は勘弁。乗せるのは魂だけでいいよ。
一鬼の言った「初代の役目」って言葉がひっかかる。
光覇明宗で「お役目様」って呼ばれてた人と何か関係があるんだろうか。
まさか、裏で獣の槍や白面を利用しようと企む悪の秘密組織的な集団ってわけじゃないだろうな…。
そんなことになったら激しく萎えるぞ。
>>341 親父は能力持ったお坊さんだし、獣の槍使ってとらを倒したひとの血筋だわな>うしお
で、母親はバケモノから恨みをかってる……。
だめだ、わかんね。
第五十一話ネタバレ
其の四 妖怪ども、うしお追撃す
とらは森にとどまって物思いにふけり、鎌鼬は妖怪の屍骸を辿ってうしおを追っていた。
当のうしおは村の売店でバスの被害が運転手だけだったことを知り安堵していた。
うしおの事情を聞いたじいさんは妖怪を殺すことに慣れてしまったのかと尋ねる。
それにうしおは妖怪の存在には慣れたが殺すことになれるわけはないと答えた。
帰り道、村の中にもかかわらず妖怪に襲われたうしおはじいさんを守るため妖怪をひきつける。
人気のないバス停でうしおは妖怪どもを迎え撃つが、多勢に無勢で追い詰められてしまう。
絶体絶命のその時、鎌鼬兄妹が駆けつけた!妖怪どもを薙ぎ払う鎌鼬たちだが、
そこに現れた一鬼の攻撃で吹っ飛ばされてしまう。
「ちがうわい!妖怪がマジにいるコトにさっ、殺すことに慣れるかよっ。」
「たとえバケモンだって殴った手の方が、イタイこともあらあ。」
やっぱり一鬼強そうだな
とらが来てくれないと厳しいかも
>「たとえバケモンだって殴った手の方が、イタイこともあらあ。」
この台詞、十郎の話があったからこそ説得力があるなあ…。
いかん、思い出したらまた泣けてきた(つД`)
351 :
マロン名無しさん:04/11/21 22:12:19 ID:uiVirgUG
懐かしいな〜リアルタイムで読んでた頃は毎回感動の嵐だった。
こないだ久しぶりに読み返したら昔程泣けなかった。ちょっと寂しかった。
でもうしおととらの友情は永遠!
うしおの株が右肩上がりであがってるんですが
きっと一気に谷底に叩き落されるようなエピソードも出てくるはず
このおじいさん、なかなかいいな。
潮の理解者になってくれそうかも。
殺されなきゃいいけど。
まあ、基本的に味方は死なない漫画みたいだし、大丈夫かな?
でも、
>当のうしおは村の売店でバスの被害が運転手だけだったことを知り安堵していた。
人一人死んでるんだから「ほ〜っ」は無いんじゃねえ?
357 :
マロン名無しさん:04/11/22 00:03:08 ID:eGOOh1Pr
しかしあんな大事故で運転手しか死んでないというのもとんでもない話だな
>>356 でも運転手さんの頭吹き飛んでるところ見てるからなぁ。うしお。
そこはとりあえず割り切るしかなかろうて。
クリームパンを小道具に使うなんて伝奇モノでは珍しいな。
こういうのが凄く巧いね、藤田。
>350
禿胴
>>357 だから「ほ〜」なんだろ。
運転手が死んだのは知ってるんだし。
361 :
マロン名無しさん:04/11/22 20:08:18 ID:eGOOh1Pr
第五十二話ネタバレ
其の五 妖怪どもとらと相まみえる
鎌鼬は一鬼に歯が立たず、うしおが加勢しようとするが妖怪どもに囲まれそれもままならない。
そしてとらはうしおとのコトを回想し、いまだ意地を張っている。
其の頃、オマモリサマは一人、うしおの為に遠野の妖怪の長を訪ねていた。
満身創痍ながらも妖怪どもを寄せ付けないうしおたち。しかし限界は近づいてきていた。
うしおのことを回想するとら。何かを決意する。
鎌を折られた雷信が倒れ、一鬼は提案する。うしおを殺せば鎌鼬兄妹は許してやると。
うしおは其の提案に同意するが、鎌鼬兄妹はうしおと共に戦って死ぬことを選んだ。
そして二人が先陣を切って妖怪の群れに特攻したその時、稲妻の雨が妖怪たちを消し炭にする!
そこに現れたのはとら!うしおたちを両手で抱え上げる。
とらの裏切りに怒った一鬼は妖怪どもをけしかけるが、とらは足だけでそれらを薙ぎ払い突破する。
三十体もの妖怪を一撃で倒すとらに一鬼は驚嘆するが、戦意も新たに追撃を開始した。
妖怪どもを振り切って一息つくうしおたちだが、突然霧が出てうしおはとらたちとはぐれてしまう。
そしてうしおの目の前に現れたのは古い屋敷の門だった。
「やれやれ、おめえはわしがいねえとダメだなー。」「へっこいつらに食われてやれたのによ。」
とらキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
やはりケタ違いの強さだな
今から考えると、険悪だった頃のかがりは運が良かった
どうせこうなるんだろうって思ってたけど、いざこうなるとやっぱ熱いな!
憎まれ口言いながらもやっぱこのコンビはいいな。
364 :
マロン名無しさん:04/11/22 22:44:34 ID:DIybFuGX
「うしおととら」って感じになってきたな。
憎まれ口を叩き合っているうちが華さ!
この家ってやっぱりアレか、マヨイガだっけ。
367 :
マロン名無しさん:04/11/23 00:00:31 ID:FsGzC1NY
無限おにぎりがあんだよな
今回のとら、よく見ると髪の毛で敵を貫通してないか?
雷、炎ににつづく第3の武器か?
>>368 あやかしの腹の中で髪自由に伸ばしたりしてるしな。
今章で株を挙げたモノ。
うしお<鎌鼬兄妹<<<<とら
見開きで月をバックに現れるとら。何とも言えずただただカッコ良い…!
つか、おいしいとこ持っていきすぎだw
とらいつもいいとこどりだよなぁ…
だからやっぱり『しぐれととら』に(ry)
この人の書き文字効果音が好きなんだけど俺だけ?
「うおおおおおお」とか「削」とか
>374
十郎の「斬」とかかっこよかったな。
あとはとらの「射アアアアアアア」もいい感じだ。
つーかとらこんだけ強ければうしおが槍持っててもたおせるんじゃないか?
とらはカコエエんだけど足がかわいらしくてあまりこわくない、つぅか・・・
足がかわいいんだよ、足が。
肉球在るのかな?
足フェチか
第五十三話ネタバレ
其の六 妖怪ども「白面の者」と闘うこと
うしおは何処からとも無く聞こえてくる声の通りに屋敷の中に入っていく
そこは季節外れの草花や家畜、人の気配がしないのに湯の湧く囲炉裏や用意された膳など不思議な屋敷だった
うしおは謎の声にむけて啖呵を切るが声の主に敵意はなく、うしおの傷もいつの間にか治っていた。
すると突然母親の事を聞かれる。うしおは戸惑いつつも好きかどうかは分からないが母のことを知りたいと思うと
正直に答えた。進んだ先の部屋に入ると、そこには老人とオマモリサマが座っていた。その老人は妖怪の長だった。
長はいきり立つうしおを諭し、うしおの疑問の答えを話し始める。九つの尾を持つ白面の者のことを。
かつて二百年も続いた戦いの果て、後一歩のところまで白面を追い詰めた妖怪たちを阻んだのは
人間の女が張る強力な結界だった。その女は千年前から代替わりを続け、その三代目がうしおの母らしい。
妖怪たちはその恨みからうしおに八つ当たりしていたのだ。何故母が白面を護るのか不思議に思ううしおだが
長はうしおなら聞き出せるかもしれないという。そしてうしおに母の本意を尋ねてきて欲しいと願う。
長がうしおを信用してこのことを願ったのはオマモリサマが長を粘り強くに説得してくれたからだった。
そして長が遠野の妖怪はうしおを追うことをやめると言ったその時、何かに気付いた長は外に向かう。
向かい際、うしおに初対面ではないと言う長の言うとおり床の間に目をやるとクリームパンと牛乳が置いてある。
長は森でうしおが助けたじいさんだったのだ。そのことに驚き、うしおは長のあとを追う。
外に出たその場ではとらと一鬼が対峙していた。長の言うことにも耳を貸さない一鬼の前にとらが進み出る。
「因縁でよ、こいつとはわしがやることにしようかな。」
おお白面カコイイ
で、一鬼追悼スレ立てていい?
ラスボスついにお目見えか……って、あの巨大な口かと思ってたの尾かよ!!
東西鎌鼬対決はうしとら史上に残る名場面である
>>381 まだ早いかと。
とらにボコ → 納得しないながらも味方 → 行動を共にするうちに潮を認める
の王道コンボ発動だろ。
誰も一鬼が勝つことは予想してないんだね。
そりゃ八つ当たりしてることが明かされた一鬼と我らがとらじゃなあ…
ま、せいぜい善戦を期待しよう……多分ボロクソにされるけど(ボソ
387 :
マロン名無しさん:04/11/23 22:39:36 ID:MA1aV6xR
ここまで激戦しておいて、バスのオチャーンまで犠牲にしておいて、
や つ あ た り か よ!!
マジでとらに殺される可能性あるな……十郎も死んだし
つか、是非殺して欲しい。それもかなり苦しめて。
十郎が人間襲った理由からすりゃ、滓みたいなもんだ。
十郎が死んでるのに、一鬼が生き延びたりしたら納得出来ないな。
白面の者が想像していたより随分可愛い外見なんだが…
可愛いっつーか綺麗っつーか。もっとおどろおどろしい感じかと思ってた。
まあ実際にうしお達が対面しないとわからんけど。
ラスボスは九尾の狐か。今は石になってるんだっけ。
確かにヒゲとか可愛いけど、体に比べて眼の描き込みが凄いな。
少女漫画みたいだな
>>391 殺生石だな。どこにあるのかは忘れたけど、北海道ではないんだよな。
やっぱり金毛白面九尾の狐だった。
最初期に鬼なんて出しちゃったからラスボスどうすんだよって思ってたけど
日本どころか世界中で悪行してるこれ以上ない悪役で安心したッス。
殺生石は栃木の那須、これは間違いないです
てことは最終決戦は関東かもね
ところで、うしおの母親の旧姓が「日崎」って言ってたけど
餓眠様の回に出てきた真由子似の日崎御角と何か関係あるんかね。
てえことはうしおと真由子は親戚ってことになったりするのかな。
さすがに双子とか従兄弟とかは無いか。
第五十四話ネタバレ
其の七 妖怪ども、とらと一鬼の決戦を見る
対峙するとらと一鬼を見て長はうしおへの手出しの有無を賭けた決闘を提案する。
とら以外の全員が同意して一鬼の先制から決闘が始まる。
棍に額の大角、腕を蛇に変化させるなど多彩な攻撃を繰り出す一鬼に押されるとら。
蛇手に捕らえられ、大角で胴を串刺しにされてしまう。
たまらず加勢に入ろうとするうしおと雷信だが長に止められてしまう。
しかしとらの反撃はそこからだった。髪で棍を絡め捕り、至近距離から火炎をお見舞いする。
ひるんだ一鬼から角を抜いて離れたとらは必殺の雷を放つ!黒焦げになる一鬼。
満身創痍ながらも戦意は衰えておらず果敢に攻撃するがその全てを叩き落され、ついにKO!
長は天狗の姿になり、とらの勝利とうしおに手出し無用の宣言をする。
一夜明け、うしおととらの出発を見送る妖怪たち。うしおは礼を言って旅立った。
他の妖怪たちも全てではなくとも今一時はうしおを許すことに同意する。
長はマヨヒガから何か持っていっても良いと言うが、うしおはおにぎりだけをもらうことにする。
それでいいのかと問う長にうしおは笑って答える。
「これだけでいいよ…それにさ…ほしいもんはもってるしよ!」
とらも一鬼のなぜ自分を殺さないとの問いに迷いなく答える。
「昔のわしならそうしたろうな。でもよ、五百年ぶりに外に出てよ、少しゃわしも変わったのよ」
「わしを長飛丸と呼ぶんじゃねえ!」
400 :
マロン名無しさん:04/11/24 20:39:50 ID:JQ8UMYbE
「わしはとらだ!」
とらなりに葛藤した結果、何かがとらの中で変わった瞬間だね。
馴れ合いにならず、このままの距離を潮と保ってて欲しいものだ。
長飛丸ぅーーー!!
少年漫画っぽい熱さをもった漫画だと思ってたが、ここ最近特に俺の血肉を燃えあがらせやがる。
こんなんめっちゃ好っきやねん。
読んだ後、胸に熱いものが残るいい漫画だよな。
妖怪の恨みもひとまず水に流すということに落ち着いたし
ようやく北海道へ行けるな。
一鬼命拾いしたな
>「これだけでいいよ…それにさ…ほしいもんはもってるしよ!」
うしおの台詞に感動したぜ!
ただやっぱ電車賃くらいは貰っとけよと思わないでも無いが
長は天狗だったか。
ぬらりひょんぽかった。
一鬼って仲間になってヤムチャみたいな役になりそう
たった一話の、それもページ半分程度の戦闘でここまで密度が濃いのが何とも……。
今章はホント全員魅力的だったなぁ。
それにしても、とらは相手を叩きのめすときは本当にとことんギタギタにするな
潮だと、たいていは槍で一撃とあっさりしてるから、上手く対比になってる
410 :
マロン名無しさん:04/11/24 23:09:14 ID:ewHTVzWp
雑魚妖怪までしっかり描いてたよな。
漏れはカマイタチに両断されたザクレロちっくな奴がイイ!と思った。
鋏の変化みたいな奴?
来週から新展開?
なんかこの漫画人間が妖怪より強くて萎える。
凶羅とかヒョウとか強すぎだろ。
>>407 やべー、新しい敵が出るたびに冒頭でボロボロになって登場する一鬼の姿が目に浮かぶ
すごいなあ・・・・
この先猛失速ってなことないよなあ
ところでコミックスって最新何巻だったけ?
>>414 「一鬼ーーーーー!!」
「・・・・・・死んでる。」
「はっはっはっ、さっさと片付けとけよ、そのボロクズを。」
第五十五話ネタバレ
第十三章「おまえは其処で乾いてゆけ」 其の壱 包丁をもった死
遠野の山中から降りてきたうしおは学校をサボってナンパ旅行をしていた香上と片山の車を強引にヒッチハイク。
その車内でうしおは仙台で落としたストッキング入りの金を見つける。
場面変って、数日前の秋田県のとある街で起きた猟奇殺人事件をニュースで見ているうしおたち。
犯行前に赤い羽根の矢を玄関先に打ち込み、なまはげの格好をして犯行におよぶという異常な手口を聞いて
片山は本当に妖怪の仕業だと主張し、香上はそれを笑い飛ばす。そして二人は金が見つかってからのことを回想する。
警察に通報しようとするうしおを押しとどめ、金を使い込んだ代わりに北海道まで同行させることになったのだ。
そのことを後悔する二人は本気か冗談かうしおを殺す相談をし、それを見事にうしおに聞かれてしまう。
たこ焼きの屋台に向かっておまわりさんを呼ぶうしおに謝り倒し、ついに彼らは諦めうしおの同行を認める。
青森に到着し、フェリーに乗る前に一泊しようと旅館をとるうしおたち。
綺麗な女将のいるその旅館の玄関には赤い羽根の矢が突き立っていた。
「悪い子はいねがあ?食てしまうぞ。んめえだろな。」
なんちゅうタイトルじゃ・・・
なまはげかぁ、昔秋田の温泉行った時イベントやってたなぁ。
それにしても
>>418じゃないがなんちゅうタイトルじゃ・・・
おまえは2chで乾いてゆけ
実際に見たことないけどなまはげはコワイんだろうなぁ。
小学2年生のころ見た社会の教科書になまはげに脅される子供の写真が載ってたんだけど
すごい形相で泣いてたよ。側にいる母親と祖母らしき人は笑ってたけど。
あんまり覚えてないけどガチで泣いた記憶がある
なまはげは怖いよ、まあいい伝統なんだけど
俺の親父秋田出身だからなまはげのことはよく聞かされた。
懐かしいな〜
今回擬音がとんでもないな
ひぽひぽひぽ(足音)とか
き゜く゜(ドッキリ)とか
どういう思考回路してたら思いつくんだw
そこに注目してる奴やはりいたなw
久々に面白い擬音だった
前回はとらが一鬼のヘビ、ぎゅ、なんて当たり前の擬音で踏みつけてたのにねぇ。
しかし物凄い偶然展開だなw
ここまでやられるとツッコムのすら忘れちまうw
警察よんだら獣の槍取り上げられちゃうよね、うしおセーフ。
428 :
マロン名無しさん:04/11/26 00:00:56 ID:3Uns3APU
擬音もそうだが、「皮だけ死体」ヒデーな・・・。
よくもまぁ思い付くし、またその表現力も凄い。腕の皮だけで充分コワイ。。。
一歩間違えると奇麗事やカッコ付けすぎにもなりかねんくらい熱いセリフを登場人物に
言わせると思えば、超猟奇的殺人シーンも描き上げる・・・。
藤田は二面性を持った変人?天才?
いずれにしても表現者としては、非常に今後に期待が持てるw
失速を心配したが、本章も面白そうだ。
429 :
マロン名無しさん:04/11/26 00:02:01 ID:3Uns3APU
それにしても、女将 萌え。
「おまえはそこで乾いてゆけ」ってかっこいいな。
悪役っぽい響きだから、今回の敵の決め台詞か?
>>417 今の章今までで一番怖い・・・怪奇というかおどろおどろしいというか・・・皮を剥ぐってのが
生生しいぜ。
恐山まだあ?
今回の大学生の二人なんかいいキャラしてるな
>>433 前回まで妖怪同士でドンパチやってた後だったから、あの二人のアホ騒ぎっぷりには
良い意味で息抜きさせてもらったよw
うしお&とら以外にああいうバカっぽいやり取りやるキャラって、今までいなかったよな?
しかしそれとは対照的に、今回の敵はかなり猟奇的な凶行してるよなあ…
なんていうか、背筋にぞ〜っと来るような怖さがある。
ひさびさ本当に悪い妖怪か?最近妖怪と馴れ合いぎみだからな。
あれほどの激情を見てか…
あれほどの大戦闘を見てか…
だって十郎といい一鬼といい根っからの悪じゃなかったじゃん。
もっと恐ろしい妖怪が見たいわけですよ。
第五十六話ネタバレ
其の弐 史代と詩織
うしおは部屋で香上と片山の話を聞いていた。北海道までナンパ旅行に行くらしい。
美人の女将に鼻の下を伸ばす二人に呆れるうしお。
そのうち自分の事情にまで追求が及んでうしおは女将をだしにその場を逃げ出した。
その頃女将の史代は酒屋のおじさんから猟奇事件の話を聞いていた。
目撃情報ではその犯人はなまはげの格好をして首から鈴をぶら下げていたという。
そのことに心当たりのありそうな史代。おじさんと別れた後、思い過ごしだと思ったようだ。
道路にラクガキをしている詩織を見てうしおはいろいろ話しかけてみるが反応が無い。
しかし懲りずにうしおは鬼の絵を褒めると、詩織は初めて口を開き、その絵はなまはげだという。
鏡面のピラミッド型のビルに感心したとらはうしおを呼び止め、行ってみたいとはしゃぐ。
それを見た詩織はとらをなまはげと呼び食い入るように見つめ、史代が迎えに来るまで見つめ続けた。
詩織の言うなまはげのことを史代に聞くうしお。それはこの地方に伝わる風習なのだという。
父親の描いたなまはげのことを詩織はずっと覚えているのだろうという史代。
その時、うしおは旅館の看板脇に刺さっている矢を見つけ、それが連続殺人の前触れだというニュースを思い出す。
槍を呼んで疾走し、詩織の部屋に飛び込むとそこには詩織を脇に抱えたなまはげがいた!
「そうなんだよ、あしかがたかうじがダイナミックレンジで0.09以下の時フライングVを弾く右手が亜光速を突破して、
美しい銀河の彼方に消えてゆくのさ。」 わたしはイカンと思うのだよ
「ふむふむ、ターボの回転数がオーバーレブした時にインタークーラーを直角に曲げると
ドリフトしてハンドルがもげるととても困る。」 わたしもイカンと思ふ
何言ってんだおまえら……( ´д`)
ぐあ、日本語へンだ!…死んできます…あと5巻発売してますよ〜。
香上・片山こいつらアホだ・・・
アホさゆえ猟奇事件の異常さが引き立つと。
詩織って名前は素敵
しかし、旅の途中であった女の子達は珍しく、響きの良い苗字なのに比べ
残されのヒロインズはなんと平凡な・・・
なまはげ怖いけどサイズが小さいから弱そうなんだよな〜。熱いバトルは期待薄かな?
皮を剥いだと思うと結構やりそうだけどな
やってることがイっちゃてらあな
あの手のは性質が悪い。
445 :
マロン名無しさん:04/11/26 23:07:26 ID:zQPg9HEN
詩織の、対とら「なまはげ」4連発。カワおもしろいw
特に玄関に入りながらのしつこい最後の一発はナゼか笑えた。
確かにかわいかった。ちょっと不思議な子だよね。
女でしかも子供を狙ってるようだな。
でもなまはげは別にバケモンじゃないよな。
東北地方だからあのお面とワラかぶってるだけじゃないか?
そういえばなまはげの定義がわからん。土地神かなんかかな?
史代のちらっとした回想シーンで「死人が妖怪化」のパターンかなあと思った。
お面の下ではどんな形相してんだろ…
妥当な線だと父親かなあ
>>450工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
そうだったらエグ過ぎるよぉ
秋田のほうから来てるし、それはないだろう。
父親死んだのは青森ぽいし。
でも故郷に墓なり思い残しなりがあるかもしれないか……。
なまはげの中身は紫暮
え、何、試練?ドッキリ?
なまはげの中身は凶羅
え、何、性癖?ドッキリ?
なまはげの中身はヒョウ
第五十七話ネタバレ
其の参 鬼面の下
うしおは変化し、なまはげを窓の外に押し出して何故人の皮を剥ぐのかを聞く。
人の皮を被って人間に化ける為だと聞き、激昂したうしおの一撃がなまはげの面を割る。
そこには巨大な猿の顔があった。猿が首から下げる鈴を見て何かを思い出す史代。
猿は逃げ出し、落下する詩織を香上と片山が受け止めてその場は落着する。
うしおはとらにあの猿のバケモノの事を聞く。とらが言うにはただの年経た変化らしい。
人皮で人間に化けるには相性があって何度か試さないといけないという。
香上と片山は化物に恐れをなして旅館を出ようとするが、香上のすそを握る詩織の手を見て複雑な表情を見せる。
史代の頼みで話を聞くうしお。あの猿は史代が子供のときに遊んだ小猿かもしれないとのこと。
猿は史代の言ったことを覚えており、そのために人間になろうとしているのかもしれないと悩む。
それを聞いたうしおはなおさら奴を止める決心をする。とらを伴い、猿の流した血を辿っていく。
しかし猿はそれを上から笑い見ていた。
「人間の友達なんていらない!いじめるもん…あーあ、あんたが人間だったらなあ…」
「あんたが人間だったらなあ…」
狒狒ですか。なるほど
年経た猿の変化がなまはげだったのか
ヽ(`Д´)ノ ウキーウッキッキー人間(゚д゚)ウマー
拗ねたとらカワイイ(*´Д`)
香上と片山の行動は凄くリアルでいいねぇ。
なんか風狂いぐらいから異様に濃いな。内容が。
バトル系にありがちな「戦いだけで引き伸ばす」ってのが無いのが非常によい
>>462 何気に、ドラマとバトルのバランスが良い感じだと思う。釣り合いが取れてるっていうか。
そういや、今のところあんまり敵キャラのインフレ感じないな。
個性っていうか、それぞれの戦い方が違うからだろうな。
敵キャラ同士に繋がりがないのも大きいのかな?
「○○を倒したというからどんな手強い相手かと思えば…」とか
「俺たちの中でも最弱の△△を倒したくらいでつけ上がるなよ」とか無いし。
まあ、これからの展開じゃどうなるかわからないけど。白面っつうラスボスもいるしな。
「フッ、所詮白面など我らの中では一番の小物・・・云々」
が無いとは言い切れないけどな。
>>464 えー(;´Д`)ー!!?
そういえば、伝奇モノでありがちな有名人の幽霊の類も見ないね。
>>461 非現実的で面倒な事に巻き込まれた人間の行動として
香上と片山の行動はリアルだな 怖くて当たり前だし
今回の章はかなりダークな感じなんだが、香山&片山の存在が救いになってて良いと思う。
でもいつかは底抜けにダークな展開も見たいな。まっすぐな潮も鬱になるくらいのやつを。
今回のなまはげは元猿ってあるが元猿なら獣の槍で
貫けるのかね?元々ただの動物だし、刃物としての攻撃
は当然できるだろうが獣の槍の化け物に対する効力みたいな
ものはちゃんと発揮されるのかな
物の怪だと槍自身が判断するものか感じるものなのか・・・・
そんなダークな展開か?
どうせ十郎の時みたいに、おかみさんの願いをかなえようとしたんだけど、
やり方がまずかったっていう、お涙頂戴の展開になるんだろ。
>>469 元々只のムカデも斬ったし、それはおkじゃね?
第五十八話ネタバレ
其の四 三角の塔へ
うしおが猿を追って飛び出した後、香上と片山はチェックアウトしようとする。
それを残念そうに受ける史代だが、突然何かに気付き詩織の傍に駆け寄ろうとする。
思い過ごしかと思ったその時、床を突き破って猿が現れた!猿は香上と片山をふっ飛ばし、詩織を脇に抱え込む。
其の頃うしおは血の跡が猿のものではなく、自分をおびき寄せる為の罠だということに気付き、急いで旅館へと引き返す。
猿は史代の懇願も笑い飛ばし、史代を蹴り飛ばしてその場を去る。
うしおが駆け付けたときには時既に遅く、詩織はさらわれ、史代は心神喪失状態で詩織の名を何度も呼んでいた。
激昂し、変化したうしおに香上と片山は猿の行き先がピラミッド型のビルであることを伝える。
走り去ったうしおを見て、片山は自分のふがいなさと詩織の手の小ささを香上に訴える。
街路の人の多さに思うように疾走できないうしお。そこに香上と片山が車に乗って現れる。
うしおは車に飛び乗り、香上はそのまま車ごとビルの中に突っ込んだ!
猿の位置を把握したうしおはエスカレーターを駆け上り、窓ガラスを突き破って猿と対峙する!
「オレたちって、ダメだよなあ。でも、あの子の手よぉ…こんなにちっちゃかったんだもんよぉ。」
軽いように見えても子供には優しいなあ・・・。
474 :
マロン名無しさん:04/11/28 20:41:19 ID:9KoLUzv/
あの青森の三角ビル。なんつービルだっけか?
香上と片山はやるときゃやる漢だな。カコ(・∀・)イイ!
「こんなにちっちゃかったんだもんよぉ。」っていうセリフと表情、うまいな藤田!って思った。
言いたいことっていうか、気持ちがすげー伝わってくる。
うしおがガラスぶち破って外出たのはしょうがないけど…
香上と片山の車が突っ込む意味はあるかな……?
熱くなると見境なくなるタイプと見た。
>470
明らかに十郎とは動機がちがうな。
こりゃ完全悪だ。
ああ、こいつは間違いなく悪だな
ぬお、前回では猿にも理由があるのか…と思ったが、見事に裏切られた
こいつは次回、皮剥ぎの報いを受けて自分の皮剥がれて死ぬと思う
>>480 獣の槍で少しずつ剥ぐのか?
ただでさえ猟奇的なのに
これ以上血みどろにせんでも
詩織ママンが痛々しいよ…
詩織が無事だったらちゃんと元に戻るかなあ
あの猿の顔怖すぎ・・・夢にでてきそうだ
あの猿の体格で詩織の皮は被れるものなのかね
皮は伸びるっていうけど、人が徐々に太っていくなら
皮もそれに合わせて伸びていくだろうけどいきなり
あの猿が被ったって破れるんじゃね?
しょせんサルだから、そこまで頭が回らない、回らない。
ま、さるだったの。
猿はマサルさんだったのか
第五十九話ネタバレ
其の五 おまえはそこでかわいてゆけ
最初の激突で足を負傷したうしおは、片山の乗るミニバイクで共に猿を追う。
一度猿を見失うがとらが窓ガラスを割りうしおに猿の位置を知らせた。
ビルの壁面の遥か下方にいる猿と詩織。香上と片山は意を決してバイクで壁面を駆け降る。
間一髪のところで見事バイクは猿を轢き飛ばし、落下する香上と片山そして詩織ははとらによって救われる。
まだ生きていた猿は地面に降りた詩織を狙い、詩織の皮を被る為に自分の皮を自ら引き剥ぐ。
近づきながらなまはげにしてやるという猿を泣きながらもはっきりと否定する詩織。
その時、天からの槍の一撃が猿の胸を背中から突き刺した!
地面につなぎとめられ、身体が乾いてしまうともがき苦しむ猿に槍の柄尻に降り立ったうしおは静かに宣告する。
「おまえは人間になれない…
おまえはなまはげにもなれなかった…元の飼い主の史代さんを襲った時、猿であることもやめた……
なまはげでもない、猿でもない…… お ま え は そ こ で か わ い て ゆ け 。」
乾き息絶える猿は最後の瞬間までどうして自分が人間になりたかったのかを、ついに思い出すことはできなかった。
全て終わり、うしおは詩織をなぐさめて旅館へと戻る。
翌日、警察からもどった香上と片山はおとがめなしで全て妖怪のせいになったことに拍子抜けしていた。
そして今だ部屋に篭る詩織を心配する三人。そこに小学生の一団が通りかかる。
香上と片山はその子らに詩織を誘うように頼むが、元々彼らは先生に言われて詩織を誘いに来ていたのだという。
彼らが家に入るのを固唾を呑んで見守るうしおたち。そして彼らと共に詩織が出てきたことに安堵の笑みを浮かべる。
そして北海道行きのフェリーに乗る前にうしおは二人に寄ってもらいたい所があるという。
獣の槍なら人の心を捕らえている妖気を切り払えるかもしれないと。
場面変って史代の病室。正気に戻っている史代に驚く看護師。窓の外には正義のなまはげからの置手紙があった。
うわ…そうきたかよ。
正直、台詞前後ののコマの構図と、うしおに震えた。
やべえ、ある意味インパクトでは衾と並んで今までで一番だなこりゃ。潮かっちょよすぎ。
エピローグも良かった。つーか藤田ってもしかしたら天才なんじゃねって思う今日この頃。
潮かっけーーーーーー!!
潮がこんな残酷(?)な台詞を言うとは思わなかったな。
でもキャラに違和感を感じたりはしないのはなんでだろ。
しかし章タイトルがこう来るとは思わなかったなぁ。
おまえはそこでかわいてゆけ・・・・・こういう事だったのか!
センスあり過ぎ藤田さんよぉ
でもあの猿は本当に悪だったのか・・・・行く方向を間違えただけなのかも
うしお切れたーーー!
うしおがこんな静かな怒り方をするなんて・・・コッチノホウガ コワイ
正義のなまはげイイ!
あのサルと安易に和解してめでたしめでたし、
なんてのじゃなくって良かった。
なれの果てってやつか。とにかく痺れたよ潮。
「なまはげじゃないようっ!」
の詩織ちゃんも良かった。
この漫画、何気に女の人強いね。
幼女も少女もおねーさんも。
反省がない奴には容赦ないな、うしお
今までと違った側面を見せて、ただ甘いだけのキャラから脱皮した気がする
497 :
マロン名無しさん:04/11/29 23:06:57 ID:1CS9ZJZp
香上・片山の両人の、最悪の場合死ぬことすら覚悟の上での突進。カッコ良かった。
で、頼まれても無いのに自発的に二人を助けて一人で愚痴るとらもイイ!!
詩織タンの「なまはげじゃないようっ!」もイイ!
・・・で、来たね〜!「おまえはそこでかわいてゆけ」。うしお株、超急上昇かっ!?
ついでに、猿の散り際の「なんでだろ?なんでオレは人間になりたかったのかな?」も
変化と化した猿の哀れな末路をしっかり表現していて良いね〜。
しかし藤田のこの急成長ぶりはなんだ!?クスリとかやってんじゃないだろーなw
498 :
マロン名無しさん:04/11/29 23:13:28 ID:1CS9ZJZp
しかし・・・。
「あきらめないぞぉぉぉ〜〜〜」
「うわああ!こいつ自分で自分のかわを・・・!」
ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・「へへ・・・ガキィ なまはげにしてやるう・・・」
どん!
「ぎぃやああああ!早く早くそのガキの皮をかぶんねぇと・・・体が乾いちまう!」
「あ・・・あああ〜」シューシュー・・・シュウウウウウウ
・・・詩織タン。目の前でこんなの見せられて、トラウマとかPTSDとかにならなきゃいいが・・・。
藤 田 最 高
とりあえず今だけはそう言わせてくれ…
たとえ一時的な神懸かりだとしても…
潮渋すぎ。なんかすごいわ。かっこよすぎ。
今回の潮は格好良かったな。唯、キャラが変わり過ぎてるって印象が在って、
素直に楽しめなかった。獣の槍の影響が出始めたとかの伏線かな?
皆、楽しんでる処に水差して御免よ。
おれはそこでかわいてくる。
標を騙してみんなからバッシング食らってた時とは別人みたいw
カッコ良かったけど、香上片山はもはや一般人ではなくなったなw
このまま普通の反応と一般人ならではの協力とか見たかったけど。
まぁ、とりあえず。
キメ台詞がしっかりキマりすぎ。燃えた。
最初から考えて章タイトルつけたとしたらやっぱ藤田は大物だな。
次週から新章突入だな。
最近うしとらのおかげでサンデーが楽しみでならない。
そろそろ北海道に行くんだろうか。
北海道で完結してしまうんだろうな。残念。
>>504 別の漫画の話するなよ
サンデーじゃないみたいだしよくわからん
うしおの印象強すぎるから目立たないけど
サルもただの悪い奴じゃなくて、ほんのちょっとだけ理由を見せてるところがにくい。
今までホントに悪いバケモンは
餓眠様とあやかし、衾ぐらいか?
凶羅
石喰いは?
>>508 妖怪じゃないだろw
まあ人間だとも言えないが。
害バケモンと益バケモンがいるだけですよ
石食いは後で役に立つからなぁ。。。
うしおかっこいい!もともとうしおは正義感強くて悪には容赦ないところがあると思うから自分はあまりキャラ違うようには感じなかったな。
うしおの株が右肩上がりな件について
幾多の少年漫画と同じように中盤以降ヒロインズの存在は忘れらそうな予感
最後は妖怪がみんな協力して、白面倒すよ。とらは元人間だよ
と妄想してみる
白面の味方をする妖怪だっているだろう
ってか、いなきゃ面白くない
最終決戦がボコ殴りになってしまうし
天下一武道会始まったらヤダナ。
香上と片山は旅の最後まで一緒にいてほしいなぁ。
超キケンだろうけど。
きっとけだものの槍とか獲得してパワーUPするよ
今日はまだ来ない?
第六十話ネタバレ
第十四章「鎮魂海峡」
「歩・・・・・」
娘の寝室、年配の幽霊が現れる。どうも彼女の祖父の幽霊で毎晩現れているらしい。その幽霊は彼女に告げる。
「槍を持った少年と・・・・船に乗ってくれ。」
舞台は変わり函館行きフェリー乗り場。潮は香上・片山に身の上を語ってる。で、とらが姿を消して二人にいたずら放題。
散々からかったあと、獣の槍でつっこみ。古典的なコントだな。
とそこへ通りがかったのが冒頭の娘=伏戸歩。ナンパしに来た二人に拳で応戦。ちょっとDQN入ってるな。
潮のことが気に入ったらしく一緒に船に乗り込む。それとは別に槍を持つ少年を見つめる老人がいた。
船上、はしゃぐ潮ととら、相変わらずナンパしようとする香上・片山「船が嫌いという」歩。5者5様。
船室に戻り、歩は潮に身の上を語り始める。彼女の祖父は青函連絡船の船長で何十年も前に台風で乗ってた船が沈み亡くなった。
残った祖母や母はその事故で亡くなった人たちの遺族にずっと謝り続けていたという。それで祖父にはあまりよい印象は持っていないらしい。
そこへ割り行ってきたのが、先ほどの老人。歩に名前を尋ねる。名前を聞くと肩を落とす老人。
伏戸船長すなわち歩の祖父の沈没事故に乗り合わせていた乗組員だったという。
一方、船は晴天の中進んでいたが、突如レーダーに反応しない霧が現れ、その中に突っ込んでしまう。
霧の中には大きな船影。老人にも歩と同じ幽霊が現れていた。そして老人はこの船影を見たときすべてを理解した。
「船長、あなたはこれがいいたかったのか・・・
今からいきます。
船長と私が乗っていたこの・・・・・
勇雪丸に!」
第六十話ネタバレ
第十四章「鎮魂海峡」
潮たちの乗っている船はなぜか機関が停止し、勇雪丸はこれに接舷した。勇雪丸から橋が架かる。老人は橋を渡り勇雪丸に乗り込む。歩も乗り込む。
しかし他の人には入れないようだ。潮は槍で結界を切り、勇雪丸に乗り込む。
一方、老人と歩は船上で語らう。老人は遭難当時のことを思い出していた。
混乱の中、船員全員が必死に戦っていた。当時通信員だった老人もSOSを打電しようとした、がその時大きく船は揺れ、打電する事ができなかった。
勇雪丸は沈没した。が、老人は生きながらえることができた。しかしそれは後悔の始まりでもあった。
あの時、死ぬ気で一回でもSOSを打電していたら、もっと多くの人々を救えたんじゃないか、あるいは船長も死なずにすんだのではないか、と。
潮ととらは船中の別の場所にいた。とら曰く、この船は沈没事故で死んだ人間の魂でできている。たくさんの魂を船の形にして一つ所に捕らえている妖がいる。
「ミコンジキ」運の悪い魂を捕まえて永遠にすすり続ける妖だ。しかしそれを退治しても魂は解放されないようだ。なぜなら、この船に対し深く「後悔」している者がいるから・・・・・。
偶然、歩たちを見つけた潮は合流し、彼女たちにさっきとらが言ったことを伝える。老人はそれを聞くとすべてを理解し、おもむろに船室へ入る。
すると突然、あたりが沈没直前時の勇雪丸になった。老人は今度こそSOSを打電しようと通信室へ向かう。あの時とまったく同じ場面だ。
一方、船の前には「ミコンジキ」が現れた。潮ととらが獣の槍と雷で一閃すると同時に老人はSOSを打電した。
あたりは元の景色に戻った。歩は祖父や船員の仲間がいかに一生懸命、嵐や波と戦い、頑張ったかを理解し、涙を流すのであった。
最後、解放された伏戸船長や船員たちが現れ、老人に最後の命令をした。「オレたちの分まで生きてくれよ」と。
連絡船に戻り、片山に船のことを聞かれた潮はこう答えた。
「悲しい魂でできた船だよ・・・
でも・・・
もう二度と
還ってこない。」
今回のヒロインは年増だな・・・
あくまでうしおから見ると、だが
40ページか。長いな。
今回長い分、密度が濃いね。
今までと比べると地味目?でもよくまとまった良い話だと思うのだが。
最後に船長がうしおに向けた言葉にもジーンと来た。
こういう話を長いとはいえ1話にまとめて書けるのも凄いな。
じいちゃんかっこよかった
てかこんな話を一話で、しかもカラーでやるとは
ミコンジキとあやかしって似てるな。どっちが強いんだろう?
君がゆく航海にも、幸あれ……
ひょっとして航海と後悔、かかってる?
んなワケないか...
ペレロ ピレ
ペロレ ヘロ ヒレ
この漫画もバトル漫画の例に漏れず戦闘力のインフレ凄そうだな。
カマイタチなんか後半では雑魚その一って程度の扱いになってそう。
とらがベジータなら凶羅=天津飯でヒョウがピッコロってところかな。
一鬼はなんとなくヤムチャっぽい。
強さのインフレが起こりまくっても話の内容が
良けりゃ気にしないし気にならないかも
とらは最後まで、うしおと同格の扱いでしょ
タイトル見ても、もう一人の主人公なんだし
まぁどう考えてもそこらのバケモンとは一線を画す白面とどのように戦うのか、
てのはあるわな。
むしろ積極的にインフレさせたほうがいいかも知れん。
最後には親父も雑魚扱いでしょうな
いや親父は割と最後まで一線にいると思う、つーかいて欲しい。
そして白面の攻撃から潮をかばって大往生、「大きくなったな潮」とか言って。
そして潮はブチキレテ髪が金色に・・・
やっぱ北海道行ったらコロポックル出てくるかな?
そして「色気づきやがってこのガキャー!!」とか言いながら華麗に復活!
第六十一話
第十五章「汝 歪んだ夜より来る」
其ノ壱 男
函館でバイクを直す香上たちに付き合い、うしおはつかの間の観光を楽しむ。
しかしとらはうしおを食べることばかり考えていた。
外人墓地でとらは前にどこかであった気配を感じる。
結局槍に隙がないため、別の人間を食べるためうしおから離れるとら。
場面は変わり、母親と子供が小さな医院へ。
途中で会話をしている主婦たちに会う。
彼女らは親娘が向かう橘医院と市内で起こっている吸血殺人事件の話をしていた。
橘医院の先生は男前だが、室内は暗い。先生は太陽光線を嫌う薬品が多いと言う
「クスリだけじゃ……ないんだがな…」
そのころとらは子供なら苦手な化粧品やアクセサリィを身に付けていないからと獲物を探していた。
先ほどの親娘に目をつけたとらは、そのまま付け狙う。
夜になり、とらは血のにおいを嗅ぎ付ける。
「こすってもこすっても…三日月の形に落ちこんでゆく…真直ぐな深淵は――
ななめに歪む夜に虚しく咳きこんで…ぼくをうつす――。
ぼくはあさましくない――。もう、一人の家に行こう。」
詩を口ずさみながら吸血鬼が娘のもとへ現れる。
獲物を横取りされたくないとらが応戦するが、吸血鬼は霧になって攻撃が効かない。
「おまえはその子供の血をすすることはできない。」
催眠にかかった娘が窓を開けようとしたその時、響いた声は。
「わたしはヒョウ…… 字名だ。本名は捨てた。」
ほう、ここでヒョウですか。
なんでここに出て来るんだ?
うしとらを追ってきたのか?
なまはげに続いてまた母子が巻き込まれるのかね…。
しかしここでヒョウを再登場させるとは思わなんだ。漫画的な偶然展開?
でもラストのコマが正直めちゃ格好いいと思ったんだが(*´Д`)
>>543 追う理由があるとしたら何だろう。
前回うしとらの前から去ってから、何か進展があったってことになるのか…?
ヒョウって普段なにしてんだろ?
ヒョウキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
藤田の絵が上達したせいか、前よりエラくカッコよく見えるなw
しかも、最後の台詞はなんか決め台詞っぽい
ヒョウって簡単そうな字なのになんで変換出来へんねん
「おまえは其処で乾いてゆけ」に続きカッコイイ章タイトルだな。
この作者のかっこつけのセンスは割と好みだ。
吸血鬼の詩に表されてるけどこの詩はどっかからの引用だったりするのかな?
ヒョウさんかっこいい!!
>>543 普段は金で雇われて妖怪退治してるから、あの吸血鬼の退治を依頼されたんだろ
3000万だ、出せないのなら諦めるんだな。
それは ブラックジャック。
多分
ヒョウってなんかキャラ薄くないか?
家族の仇とやらも結局勘違いだったみたいだしさ。
>>554 ここでうしお達の旅に絡んでくるってことは
家族の仇の正体が白面とも関係あるとかじゃねぇの?
復讐キャラっていう大事なキャラがあるじゃないですか<金票サン
藤田は潮のような正統派ヒーローが書きたいようだが
ヒョウのように陰を背負ったダークヒーローものでも、結構いけるかもしれんと
最後のコマ見て思った。
結構ダークヒーロー好きなんじゃないか?藤田
一応少年漫画だから王道ヒーローかいてるけど
最後のコマみて思ったよ。
作中の詩ってなんの詩?知ってるヤシおしえれ
「・・ぼくはあさましくない」ってフレーズがインパクト大
藤田は意外とこっち側(妖怪側)の人なのか?
第六十二話
其ノ弐 夜
娘を横取りしようとする吸血鬼にとらは突っ込んでいく。
しかし体を霧状にすることで普通の攻撃は効かず、逆に吸血鬼の念力でとらが吹き飛ばされるはめに。
その上、稲妻も吸い込まれてしまう。
符で念力を無力化し、吸血鬼に向かってヒョウを投げるヒョウ。
「禁」
しかしダメージは与えられても吸血鬼はこの程度では死なない。ヒョウは用意があると言うが。
吸血鬼が促した先には親娘を抱えた看護婦たちが。
吸血鬼に血を吸われた人間は吸い尽くされるまで忠実な僕になってしまうらしい。
多数のコウモリになって逃げる吸血鬼。しかも霧が立ち込め、看護婦たちも消える。
ヒョウが貼った符がとらのせいで焼き切れていた。
一時険悪な空気になるヒョウととら。だがお互いの目的のため、それぞれ吸血鬼を追う。
一方旅館では香上と片山が歩に迫ろうとするなど、全くいつもの調子。
うしおはとらがどこかでメーワクをかけていないかと気にかける。
吸血鬼を追うヒョウは依頼主のことを思い返していた。
妻と子を吸血鬼に殺され、調べ尽くした挙句体を弱らせ、それでも復讐を望む男のことを。
吸血鬼の根城である医院へ駆けつけたヒョウは呟く。
「吸血鬼よ。キサマに明日の夜はない……」
そのころとらは、親娘を抱えた看護婦たちを追って教会に辿り着いていた。
禁!ってなんかちょっとかっこいい!っとか思った。
ケンシロウでいうお前はすでに死んでいる!とちょっと似た香りがするもの。
今回は潮の出番はないな
とらとヒョウのコンビで戦うというのも面白い
つか、こいつらやっぱ仲悪いなー
まあ、まがりなりにも殺しあった間柄だから、しゃーないが
ひょうのなげたひょうのぎおんがひょう
>>555 白面はもう長いこと封じられているのでそれは無いと思う。
白面の手下でもいれば別だけど、白面が封じられたのって相当前でしょ?
もう今の世に手下なんか残ってないんじゃないかな。
西洋の妖か・・・吸血鬼には心臓に杭を打ち込むといいってよく聞くよな
ヒョウは依頼された仕事で旅の費用を稼いでるんだな
第六十三話
其ノ参 三日月
病院に戻った吸血鬼だが、ヒョウに攻撃され逃げ出す。
一方教会に辿り着いたとらは親娘を取り戻すため、地面に潜りコンクリートをぶち破って地下室へ。
吸血鬼の下僕と化している看護婦と戦う。
人間に殺されたらしい母親の肖像画を前に吸血鬼は呟く。
「そうか……… 私が負けるはずないよね、お母さん。」
そこへヒョウが現れる。すでに符が貼ってあり、吸血鬼が霧やコウモリに変身することは出来ないと告げる。
しかし吸血鬼は下半身を狼と化し、ヒョウに襲い掛かる。
左肩を噛みつかれたヒョウは、吸血鬼に顔面を鷲掴みにされたまま連れまわされる。
とらは看護婦たちを炎と雷で燃やし尽くし、親娘を取り戻す。そのまま地表へ。
そこへヒョウを連れたままの吸血鬼が。ヒョウは何とか吸血鬼の手から逃れる。
看護婦を倒された吸血鬼は怒り、体の一部を巨大なコウモリに変え、とらに襲い掛かる。
腕が折れたヒョウの動きを止めればという言葉を聞いたとらは、背中にコウモリをつけた吸血鬼に挑む。
「売られたケンカだ、かってやらあっ。」
三日月をバックに対峙する吸血鬼ととらのコマ、すごい緊迫感があってイイ!
うん、この漫画は夜の場面が非常にいいな。
それにしてもとらとヒョウのコンビかぁ、なんか燃えてきた。
しかし、純和風、あるいは中国など
せいぜい亜細亜の妖怪しか出てこないと思ってたが吸血鬼とはな・・・
最終的には全世界を舞台にした戦いになったりして
さりげなくとら元人間の看護婦たちをなんのためらいもなく殺してるな、普通のキャラならなんらかの葛藤がある場面なんだが
>570
まあ、そこは妖怪だしね。
容赦しないとらがいい
そもそも今回の事件にとらが関わったのだって、潮の目を盗んで人を喰おうとしたのがきっかけだしな
こういうふうに、とらが妖怪なんだと再認識させてくれるエピソードが定期的に入るから、緊張感があるよ
第六十四話
其ノ四 夜に還れ
動きを止めれば仕留められるというヒョウの言葉に、とらは吸血鬼に挑む。
しかし体を霧にすることが出来る吸血鬼に打撃は効かず、炎を吐くことも止められる。
人間の血を飲み、それによって得られる力を誇る吸血鬼に、静かに怒りを燃やすヒョウ。
とらは諦めることなく攻撃を続け、狼に変化した下半身を切り裂く。
変化した部分は霧になることは出来ないらしい。とらに翼をもがれ、吸血鬼は教会内に落とされる。
「…………せ…咳をする…母さん……………風を捲いてへばりついた犬の遠吠えが………
ぼくの外套にべっとりと…こすってもこすっても三日月の形に落ち込んでゆく…………」
十字架から逃れようとする吸血鬼の台詞を、受け継ぐようにヒョウが呟く。
「真直ぐな深淵は…ななめに歪む夜に…虚しく咳こんで……………ぼくをうつす…」
その詞を最後に母の死後姿をくらました詩人が大昔外国にいたらしい。
攻撃を仕掛けてくる吸血鬼にボロボロのヒョウは劣勢。
しかし。
「…………お前は…子供を殺した…
理由は、それだけで充分だ……」
ついに吸血鬼の心臓に杭を打ち込む。さらに吸血鬼を貫いた杭は聖者の絵に突き刺さる。
ヒョウに礼を言うと、吸血鬼は詩を口ずさみながら、崩れ去る。
「ぼくはあさましくない……もう一人の家にいこう…
母さん…母さん……
ぼくは病んでいるんだね……」
吸血鬼の言葉に、自分の魂ももっとも大切なものが死んだときに死んだと言うヒョウ。
親娘に結界を張られて結局獲物を食べることが出来なかったとらは怒り、やはり看護婦を簡単に燃やしたとらに憤りを覚えるヒョウと険悪なムードに。
しかしそこへうしおが現れ、一気に萎えたとらを見たヒョウは安心し、その場を去る。
教会の庭には、落ちた十字架が突き刺さっていた。
>「…………お前は…子供を殺した… 理由は、それだけで充分だ……」
かっちょよすぎだぜヒョウ。
今度ヒョウがいつうしとらと絡むのか楽しみだぜ
ヒョウとうしおとは再会ならずか。
とらもヒョウの結界が無ければ母子食ってたっぽいし、やっぱり妖は妖か。
吸血鬼はマザコンか
獣の槍も出てこない妖怪退治か。なんだか新鮮。
ヒョウがメインというだけで、この漫画、一気に対象年齢上がった気がするw
戦場が夜の教会っつーのもなんかムードがあっていいな。
そのうちとらは人間見捨てたりして本気でうしおと衝突しそうだ。
そういう意味では分かり合ってないし、本当に信頼しあってるわけでもないんだよな。
でもうしおととらが本当のパートナになるまでの道筋を見ていたいって気にさせてくれる。
こういう絶妙なバランスが凄く巧いと思う。藤田、やりやがる。
結局、吸血鬼の詩は藤田が自分で考えたのか?
だとしたら、個人的にはセンスあると思った
なんとなくセンスいいと思ったがよく意味がわからない
でもそろそろさっさと北海道行こうな
その内とら、人喰うんじゃないかな?
でも、少年誌じゃキツいか。
>>582 北海道にはもう着いてるぞ、今いる場所は函館
旭川まで後どれくらいかかるのだろうか
早く、俺のいるところまで来い!
おじさんの家にはたどり着かないような気がしてならない・・・
そもそも何のために旅してるか思い出せない
おじさんの家も光覇明宗なのかなあ
行き先っておじさんの家だっけ?
母のことが知りたければ北海道の旭川にいるおじさんの家に行けー、というようなことを親父は言ってたな。
まあ、旭川に何かあるんだろうなあ。
そこからの話は見えないって函館から旭川自体距離あるから、この間でなんか話があっても不思議じゃないけどね。
?とはまたしばらくお別れかぁ…。
でも近いうちに会おうと言っておいてくれ、って言い残してるから、旭川でまた出てくるかも?
593 :
592:04/12/05 23:20:52 ID:???
>>592 うっ、ヒョウの漢字が?になってるorz
漢字のコード(&#37858)入れたはずなんだがなぁ…。
第六十五話
「湖の護り神」
其ノ壱 香上、片山、歩 受難
『誰かいないか!?』
嵐の湖で男たちは双頭の巨大なヘビを目撃する。
うしおは父親に電話をして怒鳴られる。心配したという紫暮だが、うしおは説得力を感じられない。
歩も実家に電話をして怒鳴られる。心配している両親の変な男と一緒では、という言葉に驚く歩。
香上と片山は相変わらずナンパをしていたが成果はない。とらはハンバーガーをちょろまかして食べていた。
そろそろ電車を使おうとしていたうしおだが、迫力に負けて旅を楽しむ。歩も翌日実家に帰ることに。
洞爺湖のほとりのホテルに泊まることになった一行。香上と片山はそれぞれ視線を感じる。
『誰か誰か……、この湖に必要なのだ! 誰かがここを護らねば! 誰かが…』
うしおたちはホテルの従業員、仁礼から地震や地鳴りが多いこと、巨大なヘビが目撃されたことを聞く。
ホテルのプールではしゃぐ一行だったが、歩もまた奇妙な視線を感じる。
そして宴会。酔った歩に色々と期待する香上と片山だったが、さきに潰れる二人だった。
翌日。うしおたちは船に乗って中島に向かう。
香上と片山は二日酔いでフラフラだったが、突然現れた湖に浮かぶとっくりに、歩共々吸い込まれる。
さらにそこへ、湖から何本もの巨大な刃が飛び出してきた。
ま た あ や か し か
仲のいい友達同士で観光旅行してるみたいで面白かったなぁ。
この3人はこの旅が終わった後でも物語に関わってきて欲しい。
それにしても潮も中ニだろ?大学生の姉ちゃんが間近にいてムラムラせんのかなぁ。
つーかとらが現れてからオ○ニーもろくにできてないんじゃないのか?不憫だな・・・
大丈夫なんでない? うしおはまだガキっぽいし。
かくいう俺もG行為を覚えたのは中3の時だ。
ABCよりGだ。
Gをするような中学生なら、麻真由とあんな付き合い方をできないんじゃなかろうか。
ほら、潮あんな性格だし。
Gの次にH、Hの次にIだなってそんなことはどうでもよろしい。
香上片山はともかく、歩が巻き込まれるとなるとちょっと一緒に旅続けるのは難しそう。
誰かが必要って言ってるのはヘビなのかな?
山田くん、601に座布団一枚
しかし何で一般人の三人がさらわれたんだろう?
俺ならとらを吸い込むけどなあ。潮は初対面じゃ強いかどうか
わからないだろうし。そもそも目的はなんだろう?
とっくりの中で強者のエキスの源にされるわけだな
>>593 んな面倒な事しなくても、変換のモードを人名/地名にすれば、普通に変換出来る。
どっちにしても、ここじゃ表示出来ないが。
第六十六話ネタバレ
其の弐 土地神様と蛇神
飛び出てきた刃は巨大な蛇の妖怪の背ビレだった。
襲ってくる大蛇をうしおは槍で迎え撃つが相手の刃の硬さに槍が欠けてしまう。
うしおは三人をとっくりに吸い込んだのがこいつと思い込むが、とらは疑問に思う。
果たして、香上と片山はは薄暗い靄の舞う場所でサンピタラカムイという神と出会っていた。
オヤウカムイという蛇神を退治するために二人をこの湖の護り神にするという。
サンピタラカムイは湖の伝説を話し、しり込みする二人に神酒を飲めと迫る。
武器も嫁も用意してあると言ってサンピタラカムイが示した場所を見ると一緒にとっくりに吸い込まれたはずの歩と
ホテルの従業員、仁礼がアイヌ民族の衣装のような服を着せられて立っていた。
とらを足場代わりに奮闘するうしおだが、嫌気が差したとらに振り落とされてしまう。
戦闘から降りようととらはオヤウカムイをうしおに向かってけしかけるが、オヤウカムイはそれに構わず
とらを真っ二つに切り裂いてしまった!!
『さあ闘うのだ!お主らが湖の護り神になるのだ!』
「やだってよーそんなのになるのは〜〜〜〜!!」
こ…これはヤバくねえか!?
妖怪って脳天から真っ二つになっても生きていられるのか?
こんな呆気なくとらが死ぬわけないから来週あたりで復活するだろうな。
香上と片山、2人そろって恋愛フラグ立ったか?
ここでいいカッコ見せて歩と従業員の女に惚れられるのが少年漫画の脇役のお約束だぞ。
獣の槍も最強ってわけじゃなかったみたいだな
本体にブッ刺せば効くかもしれないけど、とらいなくてどうやって倒すのか
そのフォローが香上片山なのかな?
610 :
マロン名無しさん:04/12/07 00:35:18 ID:S7BDvj3e
香上片山はナンパ旅行しに来ただけなのにな・・・。
>>609 ここらで神の力を授かって獣の槍がパワーアップするんじゃない?
あやかしの時と同じで赤い布を千切るかなんかしてパワー開放じゃないのか?
オヤウカムイはあやかしレベルの強敵だし。
きれいに真っ二つだな、とら。
今回の敵さんはなかなかの猛者だな。
なんか、近所の真由子が夜鳴きしてます
615 :
マロン名無しさん:04/12/07 08:31:22 ID:iPDMCTY6
紐で括ってひっつけるとこがイイ!
何かとら、
「自分は関係無いから見逃して下さい」
って言ってるみたいで嫌だったな。
とらって本来、潮に窘められる程の戦闘狂な筈なのに。
それとも、相手が自分より強いと見たら、アッサリ屈するのか?
そんな格好悪いとらは嫌だなぁ。
面倒臭いことは嫌なんじゃないか?
相手に舐められたり攻撃されたりしたら切れるだけで
>>617 これで相手が小物ならともかく、実際にとらより圧倒的に強かったもんなぁ・・・。
つーか今回の敵、強すぎないか?さすがに神として祭られてるだけあるな。
キムンカムイ
第六十七話ネタバレ
其の参 神酒を飲む
真っ二つになったとらは湖面に墜落。オヤウカムイも湖の中へと去る。
変化したうしおが全く歯が立たなかったのを見てさらにしり込みする香上と片山。
サンピタラカムイはオヤウカムイの危険性とうしおには頼めない訳を語り、二人を説得する。
歩を含めた三人はそれでも拒否するが、仁礼は思うところがあるようだ。
湖畔でとらがやられたことに呆然とするうしお。しかしとらは真っ二つになりながらも生きていた。
とらの左半身は岩にはさまれて身動きがとれず、右半身は栄養を求めて動き始めた。
そしてサンピタラカムイの下に現れるオヤウカムイ。サンピタラカムイに襲い掛かるが、電撃に阻まれる。
その電撃を放ったのはとらの右半身だった。神酒を飲もうとするが、オヤウカムイにはじきとばされてしまう。
体力が足りず、動けないとらに神酒を差し伸べたのは仁礼だった。
この湖が好きだからオヤウカムイを倒してほしいという願いをこめて神酒をとらに飲ませる。
そして歩と共に自らも神酒を飲もうとしたその時、意を決した香上と片山が神酒を取り上げ半分ずつ飲み干す。
「わたしこの湖が好きよ…今までみあきたと思ってたけどやっぱり好き…
そこをあんなひどい怪物にメチャクチゃになんてされたくない!だから…わたしがやる!
お願い……助けて……
とらは単細胞生物だったのか・・・?
とらが神酒を飲んだけど、これは体力回復+パワーアップと見ていいのか?
とらすげーけど最近異常に完成度の高い話が続いたせいかそんな面白く感じないな
仁礼って子、フツーの人かと思いきやなかなか芯の強い女の子じゃない。歩もいいやつだな。
香上と片山は腹をくくると結構後先考えない奴らだな。それもまた良し。
主役以外の一般人たちも頑張る展開っていうのはいいな。
とらって…不死身…?
>>623 単細胞生物でも二つになったものが一つになるのは難しいのでは?
しかしとらは二枚におろされてもカッコいいな。
真っ二つになっても生きてるって、こりゃ獣の槍でも使わないと殺すのは難しいな。
仁礼さん萌え〜〜〜〜
真っ二つにされても生きている妖怪もいれば、死ぬ妖怪もいるのか。
カマイタチ兄妹に真っ二つにされた妖怪とか。
真っ二つにされたとらを横から見たらどうなってるんだ?
どうやって声出してるんだ?
どうやって酒飲んだんだ?
…まあ妖怪だからなんでもありか。
声に関しては普段と違うっぽいけどね。
真横から見たら、やっぱり真っ黒なんじゃないかなぁ…。
633 :
マロン名無しさん:04/12/07 23:05:51 ID:nVqZKc54
意識も2つなのか??
酒飲んでも横からこぼれていくとら
>>630 実はとらは白面の関係者で、特別しぶといのもそのせいらしいよ。
嘘じゃない。作者から直接聞いたから。
酒飲んでも半身なままのとら
神酒飲んで神通力を得たって事は、片山と香上はレギュラー決定か?
今後も神通力を使って、うしおと力を合わせて戦ってくれる予感。
片山と香上はなんの力もな一般人が頑張るってのがいいのに特別な力を手に入れてパワーアップしちゃったら面白くないな。
守り神になるわけだからレギュラーはないと思う
いやーこのまま守り神になって一生ここに居つづけるって展開はさすがにないだろ
まだ遊びたい盛りなのにソレはないよなー
そのために女も用意されたんだし
駄々こねたらもっとサンピタラが吸い込んでくれるんじゃね?
少年誌の展開じゃなくなるが…。
やることはSEXのみか、一週間くらいだったらなってもいいな。
護り神になれば、多分ずっと若いままだろうけど……。
神酒も飲んでない女の子たちははたして若いままだろうか?
そこで毎年若い娘を近隣の村々から…。
で、またそれを退治するために新たな人間をスカウトして…
こうやって無限ループへ。
第六十八話ネタバレ
其の四 槍の封印
泣きながら戦いを決意する香上と片山。そして神酒の力を得たとらは一つになるため飛び去っていく。
歩と仁礼を先に殺そうとするオヤウカムイを止めるために香上が投げた矢はもの凄い勢いで飛び、
片山は一足飛びで歩と仁礼を抱え上げてオヤウカムイの魔の手から逃れる。
自身に宿ったとてつもない力に気付き、香上と片山は武器をとってオヤウカムイに立ち向かう。
オヤウカムイは再び湖上に現れ、そこで戦う香上と片山を見て驚くうしお。
加勢しようとするが空を飛べないうしおには手を出す術が無い。歯噛みしてとらを呼ぶうしお。
其の頃とらは半身がはさまっていた岩を砕き、元通り一つになろうとしていた。
オヤウカムイに果敢に攻撃する香上と片山。神酒の力でオヤウカムイの攻撃が効かないが致命的な傷を与えることもできない。
二人で一杯の神酒しか飲まなかった為、力が弱いのだと感ずいたサンピタラカムイは二人同時に攻撃させようとする。
しかしその為にはオヤウカムイの動きを止めねばならず、獣の槍の力を借りようと思いついたサンピタラカムイは
歩と仁礼と共にうしおの前に現れた。
サンピタラカムイの話を最後まで聞かず、とらの仇を討つ為うしおは槍の力を封じている赤い布を千切り取る。
途端にを槍が発揮した凄い力を受けて、うしおは湖面を凄い勢いで駆け抜け、
前回の激突では槍の刃が欠けるほどの硬度を持ったオヤウカムイの刃状の翼を刈り取る。
とら… 敵 を 討 っ て や る !
この漫画のタイトルはうしおと・・・なんだっけ?
ああ、うしおと槍だったな
突っ込んでいって刃を切り裂いただけだってのに……カッコ良すぎる。
でも槍の力って魂使ってんだよな。ダイジョブかうしお。
651 :
マロン名無しさん:04/12/08 21:33:11 ID:ZcQTFMch
すいません、質問なんですがヒョウさんが死ぬとき回想で
じいさんとねえちゃんがでてきますよね
この二人に関するエピソードは単行本にのってないんですが、
読みきりとかほかででてきたのでしょうか?
ファンとしてはみてない話が残ってるのはいやなんですよ
>>651 おいおい、金票を勝手に殺すなよ・・・。
>>651 再登場くらいさせてあげてくださいよ>ヒョウ
>642-646
乾け
>>651 おまえが読んでるそのマンガにもヒョウってやつが出てくんのか。よくある名前なのかな。
ともあれ、連載終わってるマンガのことは、懐かし漫画板にでも行って聞いてきな。
引き千切られた赤い布は再生しますか?
そういえばあやかしのときより多く引きちぎったんだな、赤い布。
あのときはまるで誘導ミサイルのようにあやかし本体にブッ刺さったが
槍がその気になれば飛んでいくんだろうか。
>>657 普通にもっかい結び直すと思うが。
それはそうとこれからはオヤウカムイみたいな強敵がゾロゾロ出てくるのか?
なんかこれ以上は潮の魂がヤバげ。
>>660 そんなにぞろぞろ強敵は出てこないよ。シュムナくらいかな。
!?
妖怪が封印の布を織るっていうのも、奇妙な設定だな。
まぁ、退魔の霊槍の力を抑えるっていうのはわからないでもないけど。
そういえば槍の起源って何なんだろ?
人間が作ったモンじゃないのかな……。
槍は魂があるっぽいから妖怪が中に封印されてたりするんじゃね。
槍自体が妖怪とか。
妖怪を殺すためだけの妖怪……なんかカッコいいではないか。
連載が続けば獣の槍がどうやって作られたかも明らかになるだろうな。
風狂いからかなり面白くなってきてるから当分打ち切りの心配はないだろうし。
メイド・イン・チャイナってこと意外に現段階でどこまで獣の槍のこと分かってたっけ?
何か文字が書いてある? みたいなことが、ヒョウが初登場した話の冒頭に。
よっぽど気を付けて見ないと見逃しそうな所だけどな。
あったね、そう言えばそんなのも。
あれって中国語だよな?
誰か、中国語分かる人翻訳キボン
其の五 湖の護り神
うしおがオヤウカムイを押えている隙に近寄って矢を放つ香上、片山。その矢は見事オヤウカムイの両の目を貫き通した。
槍から流れ込む力に苦しむうしお。オヤウカムイの最後の攻撃に晒される香上と片山を前に意識が遠のいていく。
そこに登場するは復活したとら!
オヤウカムイの蛇身を一撃で粉砕し、残るもう一方の蛇身を意識の無いうしおを振り回してその槍で両断してしまう。
その槍の力に驚くサンピタラカムイ。自分が昔悪神を退治した時有珠山を噴火させてしまったが、それ以上の力かもしれないと。
やはり湖に残らねばならないのかと尋ねる香上と片山にサンピタラカムイは笑ってその必要はないと伝える。
湖を護りたいという気持ちこそが真の湖の護り神。それを持たぬ二人は資格不足、自分もそのことを忘れていたと。
サンピタラカムイは赤い布をうしおから譲り受ける。この布は妖怪に作られた妖力を封じる織布であり、その力で湖を護るという。
洞爺駅に着き、それぞれの帰途につこうとする一同。うしおは歩と自分の切符を買いに行く。
道中、歩と親しくなれなかったことを悔いる片山。しかし、そんな片山に歩は連絡先とフレンチキスを送り、狂喜する片山。
一方、仁礼が気になる香上。そんな香上に仁礼は土産物を渡し、感謝の言葉と下の名前を送り、狂喜する香上。
そして別れの時、車に乗せて言ってやろうかという香上の誘いを断り、電車で行くことにするうしお。
自分たちを危険に巻き込まない為だと気付いた二人は、うしおに使い込んだ金を返そうとするがうしおはそれも断る。
だってさ、片山にーちゃん 香上にーちゃん…マジにさあ おもしろかったんだぜ。
「じゃあねー!」
ありがと。
突っ込み一つ。
フレンチキスとは濃厚な接吻のことです。
で、どっちが香上でどっちが片山なのか最後まで分からなかった俺でした。
最近絵が上手くなったなぁ、藤田。
バタくさいのは相変わらずだけど、戦闘シーンとか線が綺麗。
ここで二人ともお別れか、小夜とかもそうだけど藤田は魅力的なゲストキャラを描くなぁ。
再登場しないかな?
>>670 髪が黒い方がノリでもう一方がヒロと覚えよう。
やっぱり獣の槍って体に悪そう……。
そのうち槍に取り込まれたりしちゃうんじゃないかな。
何人もの人間が獣の槍の中で猛け狂ってるとか。
じゃなきゃこんなに強力な対バケモノ兵器が蔵に封印されてた意味がわからん。
675 :
669:04/12/09 23:10:30 ID:???
封印を一つ外した状態がデフォになるということは、この先の敵もオヤウカムイレベルの妖怪ばかり?
少しずつインフレの兆しが……
布を全部取ったわけじゃないからまだパワーアップするんだろうな獣の槍。
布を全部取るのはいつになるんだろう?白面で取るのか、それとも白面のちょっと前で取るのか。
それとも白面よりずーっと前に取って、そこから獣の槍に他のパワーアップ要素を加えまくって超インフレしていくのか。
678 :
マロン名無しさん:04/12/09 23:36:11 ID:rjtEVVkg
有珠山を噴火させたというサンピタラのパワーも見てみたかったなw
うしお道具扱いやな
>オヤウカムイ切断
あとはうしお自身だよなぁ…。
ノーマルバージョンでも強いは強いだろうけど。
そう考えるととらのパワーアップって難しいかも。
とらはもう千年以上生きてるみたいだし
作中でもかなり強いあつかいだしパワーアップはないかもね
しかしうしお…あんなに呆然としてたのにとら復活はスルーですか……?
>>680 うしおもそのうち修行して強くなる展開があるかもしれん
「槍の強さには限界がある。これ以上を目指すなら、あとはお前自身が強くなるしかない」とか言って特訓を受ける
槍の性能が戦力の決定的な差でないことを教えてやる!
685 :
マロン名無しさん:04/12/10 09:14:42 ID:5Pzv82ya
>>683 あれだけ強いのに、限界があるとか言われてもハァ?って感じ。
槍の強さが100ならうしお本体の強さなんて1。
101が102になったって何も変わりはしない。
いや、むしろ100ある槍の力をうしおが50しか使いこなせてないのやも
うしおの力を1から10にするより、槍の力を最大値まで引き出せるようにする方がいいって事だな。
槍の最大出力は不明だが、あの布を全部取ったら今のうしおじゃ使いこなせないと思う。
小夜の親父と戦ったとき「生身の潮もまた強くなっていったのである」って
ナレ入ってたね。
戦いは人を強くするな。
第七十話ネタバレ
第十七章「霧がくる」 其の壱 霧の道
冒頭、霧の舞う町。霧の中、何かを威嚇した野良猫は突然霧に融けていく。そして、その霧は町中を覆った。
その町中の人間が一晩でいなくなったという事件の話をしているサラリーマンたちがいる洞爺駅のホーム。
そこでうしおととらも電車が来るのを待っていた。槍の力を解放してからうしおは体の調子が悪いらしい。
一方、とらも両断された身体がいまだに上手くくっつかず、姿を消すことができないでいた。
そのことを知ったうしおは急いでその場を離れ、自分の服でとらの身体を離れないよう縛り付ける。
いつとらの姿が見えてしまうかわからないこの状況で電車に乗れないと判断したうしおはどうしようか悩む。
そこに風船を手放してしまった子供を見つけ、風船を取ってあげるが突然力尽きて倒れてしまう。
気がつくと大型車に乗せられているうしお。落ちた切符の行き先を見て、先の子供の母親が乗せてくれたのだ。
車の中でうしおは徳野のばーさんから息子の話を聞かされたりしていると、周囲に霧が濃くなってくる。
そこに乱暴な運転の車が無茶な追い越しをしていく。モラルに欠けた彼らは次に対向車線を走る車の前に飛び出し、
その車はたまらずその場で急停車する。
その車に乗っていたのはヤクザ風の男だった。車道の中央に止まるその車を前にうしおたちの乗る大型車も慌てて停車する。
一方、乱暴な運転の学生たちは笑いながら走っていたが突然周囲の霧が濃さを増し、冒頭の野良猫のように融けて霧散していく。
その霧は人の顔形作っていた。ヤクザ風の男に文句を言っているおばさんたちの下に先ほどの男たちの車が
激突する音を聞き、同時に獣の槍が反応する。とらは危険を感じ、逃げろというが時すでに遅し。霧の化け物は目の前まで来ていた。
「うしおっ、やべえっこいつはやっかいなヤツだ逃げろ!」
なんでとらが知ってるんだよ
超全国的な大事件だと思うのですが・・・
>>691 とら「むう、この妖はまさか…!」
潮「知っているのか、とら?」
霧って・・・獣の槍じゃまともに戦えないんじゃないか?
雷や炎ならなんとかなりそうだが
この調子じゃ今のうしおが獣の槍の封印全部解いたらすぐ獣になっちゃいそうだな。
やっぱうしお自身も強くなって獣の槍の力を使いこなせるようにならんと。
これからも獣の槍を使った代償として痛みに耐えてくんだろうか?ちょっと切ないな。
衾もそうだけど、やっぱりインパクト強いバケモノは有名なのだろうて……。
それにしてもとら、ずっとハチマキなのかな。
ディフォルメのときはカワイイけど、ちょっぴりカッコ悪いぞ。
697 :
マロン名無しさん:04/12/10 23:56:50 ID:DICBgo/Y
香上片山能天気コンビと別れて潮も痛々しくて、ちょっと雰囲気変わって来たね。
あのヤクザは今回の話に関わってきそうだな。
香上片山が面白かったからヤクザにも期待したいところだが・・・。
>>698 シリアス方面に特化しそうなキャラだなあと思ったけど、どうなるかな?
ヒョウみたいな感じで。
香上片山コンビは愛すべきバカって感じでよかったなあ。
またこれからもちょくちょく出番あってほしいな。
今回の敵もオヤウカムイレベルの強さっぽいな。インフレの予感・・
少年漫画だけど、おっさんシブいのばっかw
今度のヤクザにも期待。
こう言う、中年らしい中年キャラにもスポットライト当てる少年漫画って結構珍しくないかな?
そんな処がまた好きなんだけど。
しかし潮、もう体限界だろ。最終回近いって事か。このペースだと、最後は旭川で終るのかな?
703 :
マロン名無しさん:04/12/11 11:35:47 ID:/lYBNfJx
まだまだ続くよ
このまま藤田が面白い話を続けてくれたらまだまだ連載は続いて、獣の槍誕生の秘密とかお母さんと再会とか白面の者との戦いとかやると思う。
しかし才能出し切って後は落ちるだけだったとしたら旭川到着でお母さんと白面の者の秘密を明かして終了かと。
705 :
マロン名無しさん:04/12/11 12:33:36 ID:00fVFgIW
誰かガチでうしとらを越える熱い漫画を知ってる人がいたら教えてくださぁい!只今、読み返し何度目か…私を熱い奴らにあわせてくれぇ!!
706 :
マロン名無しさん:04/12/11 17:52:40 ID:/lYBNfJx
連載は完結してるんだから後はスレ主次第でしょうね・・・
伏線の種は多いよなあ。
まだ伝承候補者ってのも出てきてないし。
こいつらが潮の存在を是と見ているとは思えんのだが・・・
はっきり言って伝承候補者ってザコばっかだと思うけど。
第七十一話ネタバレ
其の弐 霧からの脱出
とらの説明により、この化物はシュムナということが分かる。一切の攻撃が通じず、唯一火を嫌がるだけだという。
とらでも逃げるしか対処のしようが無い化物にみんなを護る為獣の槍で攻撃を仕掛けるうしおだが、全く通じない。
うしおがやられ、他の人間も霧に喰われる様を見たヤクザは車で逃げ出そうとするが、姿を消していたとらに追突してしまう。
それで姿を現したとらは火を吐いてシュムナを退け、うしおを救出するがシュムナはすぐに元に戻ってしまう。
うしおは皆をバスに乗せ、逃げる時間を稼ぐ為自分は囮になってこの場に残りとらに何か作戦を伝える。
ヤクザは逃げようとバスに乗ろうとするが、徳野のばーさんが座り込んでしまっているのを見て何を思ったか助けに行く。
拒否する徳野のばーさんを無理矢理抱えて走るが、途中で足を霧にやられ倒れてしまった。
それを見たうしおは二人に駆け寄り、槍と一緒ににばーさんをバスの中に投げ込む。
槍がクッションになってばーさんを衝撃から護り、ばーさんをバスの中に無事に残して槍はうしおの手に戻る。
うしおの合図でとらはヤクザの車に火を吐いて爆発炎上させ、シュムナを後退させることに成功。
それを見て安堵したうしおがヤクザの声に振り向くとそこには拳銃をうしおに突きつけたヤクザが立っていた。
「おい!あいつといいおまえといい……なに者だ!?」
710 :
マロン名無しさん:04/12/11 20:21:48 ID:/lYBNfJx
シュムナ=白面
香山と片山がいい人間だったから、今度のヤクザは悪い人間か?
妖怪との戦いを邪魔してくるような奴なのか?
でもばーさん助けてくれたし、ちょっと衝突があった後で協力してくれるのかな?
武器に頼るなおっさん!
>712
いやいや、主人公も武器にたよっとるがな。
勝てるわけないじゃん、こんな奴……
また自衛隊でも呼ぶのだろうか
ヤクザの子分たちがやってきてみんなで力をあわせて何とかなる。
そういうマンガだろう。
ヤクザのおっさん……。
驚いたバケモンか
で済ますとは。結構修羅場潜ってるな。
>>714 またミサイルか
しかし火に弱いのはフスマと同じだが、厄介さは段違いだな
718 :
マロン名無しさん:04/12/12 11:20:04 ID:eHF4dliN
シュムナ退治には土地の力を使うんだっ!
とらが車に炎吐いて爆発させるとか。
ヤクザのピストルがキーアイテムと見た
風でどうにかならないのかな?
小屋とか廃屋の周りにガソリンまいといて、その中にシュムナをおびきよせる。
そして点火。
粉塵爆発っ!!
森の中に逃げ込んで 山 火 事 を起こす。
神砂嵐
どっかに封印する
光覇明宗が助けてくれる
獣の槍伝承者候補が颯爽と現れて倒してくれる。
そしてうしおの弱さを馬鹿にして獣の槍を渡すよう言ってくる。
>724
十郎のために流したあの涙は何だったんだ・・・・・
本体のエンヤ婆を倒す
>>730 いや、とらがシュムナを全部吸い込むんじゃないか?肺活量ありそうだしw
シュムナが味方になって
白面を溶かしてくれないかなあ・・・
第七十二話ネタバレ
其の参 霧の追跡
ただのワケありの中学生だといううしおの答えに満足できないヤクザは発砲。
しかしうしおはそれを避け、さらに撃とうとするヤクザに一撃を喰らわせる
啖呵を切り、しばし睨みあう両者。その時突然ヤクザが咳き込んで座り込む。
そしてうしおもシュムナにやられた傷に苦しみだす。最近は傷が治った後凄く痛み出すと言う。
改めて自己紹介をするうしおにヤクザも徳野と名乗り返す。そこに現れるとら。
驚いて思わず発砲する徳野だが弾丸は全てとらの髪の毛で掴み取られていた。
しばし掛け合いの後、とらからシュムナがバスを追っていると聞いたうしお。
助けに行く為、とらに乗せてくれと頼む。嫌がるとらだが、槍からのプレッシャーで断れない。
そこに自分だけよければいいというとらの言い分に賛同する徳野。
反発するうしおにバスの向かう村は自分の生まれた村だという。知り合いがいると。
それを聞いて助けに行くだろとのうしおの問いに否と答える徳野。納得しないうしお。
徳野は急に咳き込んだ振りをして心配するうしおにボディブローを食らわす。
そして去ろうとする徳野。起こったうしおは徳野を槍でぶっ叩き、とらに乗せて強引に連れて行く。
高速で空を飛び、シュムナを追ううしおととら。しかし途中で何か得体の知れない力に引っ張られる。
引き寄せられた其の先にはしめ縄の巻かれた大きな岩があった。
「助けなきゃ とら乗せてくれっ!」
「ほーらまた、おめーのバカがはじまった。自分だけよけりゃいいだろが!?」
「 そ れ だ け じ ゃ … ダ メ な ん だ よ ! 」
銃弾を変形させることなく掴むとは、やるなとら。意外に器用だ。
おっさん殴ってまで一緒にバケモンのもとへ向かううしお……。
何で?
子供に発砲するヤクザって・・・それだけ焦っているということか?
シュムナつえー
>>735 なんかゴホゴホしてるし顔色悪いし、病気でも抱えてて、切羽詰まってるんじゃないか?
潮相手にはブラフに見せて一撃かましてたけど、潮たちと顔合わせる前から咳き込んでること考えると、本当にどこか悪いんだと思う
>「助けなきゃ とら乗せてくれっ!」
>「ほーらまた、おめーのバカがはじまった。自分だけよけりゃいいだろが!?」
>「 そ れ だ け じ ゃ … ダ メ な ん だ よ ! 」
こーいう掛け合い、いったんとらが億劫がって、うしおが押し切るってのがいい味出してきてるな。
タイトルどおりの名コンビになる予感!!
俺の中ではすでに名コンビですが?
今後も二人の友情とかが育まれてより良い名コンビになるんだろうな。
仲良しコンビというよりは相棒って感じがいいな、ルパンと次元みたいな。
友情というより、もっと根本的な絆って感じだな。
最後に出てきた謎の岩がシュムナ退治に関わってくるのか?
この岩にシュムナをくっつけて動けなくしたところをジワジワ焼き殺すとか。
白面の者=九尾狐
1
2
3
4
5
6
7
8
9
尻尾がっ!
745 :
マロン名無しさん:04/12/13 19:13:06 ID:N5lzR8WY
上げておきましょう
第七十三話ネタバレ
其の四 冥界の門
岩に向かって墜落するとら。うしおは徳野を抱え、咄嗟に槍でブレーキをかけて
ぶら下がることで墜落をまぬがれるが、とらは岩に磔になってしまう。
とらの説明によるとこの岩は冥界の門を塞いでいる蓋で、冥界の門は妖怪や
彷徨っている人の魂を吸い込んでしまう別の世界への入り口なのだと言う。
それを聞いたうしおは一か八か槍の力を使って脱出を試みる。
うしおの呼び声に反応した槍はとらの貼り付いている部分の岩と吸引力だけを切り取り
とらは脱出に成功する。冥界の力も切り取ってしまう槍の力に感嘆するとら。
そしてついにバスとそれを追うシュムナを補足する。先回りするうしおととら。
村の入り口まで飛んでここで待つことにする。そこで昔と変らない村を見て懐かしむ徳野。
しかし嫌なことも母に怒られたことも思い出す。そして徳野はうしおに尋ねる。
自分の魂を削ってまで何故そんなに村の連中を助けたいのか。うしおは分からないと言いながらも答える。
「オレあのヒトたちにすげー親切にしてもらったんだ…もしもオレががんばれば、あのヒトたち助かるんなら…
はは…別にいいかな!なんてよ…」
その言葉を聴いて母の言葉を思い出す徳野。そしてついにマイクロバスとそれを追うシュムナがやってきた!
勝つ方法がないから自分は降りるというとらに一つだけ方法はあるといううしお。徳野に何か耳打ちをする。
驚く徳野の返事を待たずにうしおは変化してシュムナに立ち向かっていく。
「まっすぐに立ちな、信二!お天道さんにもほかの人にも顔を向けるんだ、信二!まっすぐに立ちな!」
なるほど、冥界の門にシュムナをぶち込むのか。
他に倒す方法無さそうだしな。
多分強すぎて倒す方法が見つからなかったんだろうな。
分かりやすすぎるくらいに分かりやすい対処法だな。
それにしてもうしおの真っ直ぐさ度合いが最近心地良くなってきた。
以前はともかく今は立派に主人公してるよ!
しかしとらは博識だな。意外だ。
とらは石喰いの頃からなかなかの名解説ぶりだ
主人公兼ペット兼解説者
なんというハイブリッドぶり
男塾のあの人的ポジションだな、とら。
つーかどう考えてもシュムナ強すぎだろ。
こんな奴がただの野良妖怪とはとても思えんぞ。
日本妖怪の中でも重要なポジションっぽい一角や長飛丸より強いみたいだし。
相性の問題だろうね
だが物理攻撃無効ってのは非常に厄介ではあるな
シュムナにもやはり天敵となる妖怪はいるのだろうが、それがどんなのか想像つかん
火の鳥がいたら勝てないだろ>シュムナ
しかしうしおたくさん大事なものあるのにな……。
何であそこまで他人のためになれるのか。
>>755 その時その時全力で怒って動いちゃう性格なんだろうさ。
まさにまっすぐな少年という昨今めずらしいキャラだな。全然屈折してねえ
だめだ。まっすぐすぎる潮を見ていられねえ。まぶしすぎる。
徳野さんの気持ちがよくわかるぞ。
俺は潮より年上なのに潮みたいになれねえ。
年上なのになれないじゃない年上だからなれないんだよ。
俺らも昔はきっとあんなまっすぐだったんだろうよ、ただ人ってのはいろんな事を経験してくうちに屈折していってしまうんだ。
子供は誰でも正義感で頑張り屋でお調子者だからな
今週の一枚絵
割
徳野さんは死ぬんかな?それとも母親と余生を過ごすんだろか?
たぶん更生して母親と暮らす。まあ少年漫画のお約束だな。
763 :
マロン名無しさん:04/12/14 14:22:23 ID:U7SC3C1j
>>751 まぁ、「その人」よりは活躍してるし、言ってる事も的確なような気がするね。
ヤーさんは今回の話の使い捨てキャラかな?
なんか気に入ってきたから、香上片山みたく少しの間だけでもついてきてほしい。
でも槍の伝承者候補とやらの伏線もあるし邪魔になりそうだな…。
>>705 遅レスだが、マガジンで連載してる島崎譲の漫画はかなり熱いよ!
前作のザ・スターでも
「おいおい、なんだよこの展開は!それよりも○○はどうなった!?」
とか思わせながらも読者を強引に引っ張っていった
今後に期待大!!
第七十四話ネタバレ
其の五 霧の疾走
うしおが徳野に伝えた作戦とは冥界の門にシュムナを吸い込ませることだった。
そのために徳野におとりになって車を運転してくれという。
それを聞いたとらは呆れ、徳野はその場を去ろうとする。
それを呼び止め、徳野の胸の病を指摘するとら。あと4ヶ月の命だという。
残った命でせいぜい楽しく生きなといってうしおの元へ飛び去るとら。
徳野は自分を完全に信じ切っていたうしおの瞳を思い出し、ふと自分の過去を振り返る。
極道を順調に進んでいた自分。しかし癌が発覚し、組を抜けたあと自然に足が向いたのはこの町だった。
しかし昔と変わらずこの町は自分を拒んだと感じる徳野。そして帰り道、彼はシュムナと母親に出会った。
老いた母が何故か一目でそうだと判り、思わず助けたときの母の軽さを思い出す。そして母の言葉も。
シュムナと戦いながら徳野を待つうしお。しかし一向に現れない徳野に焦れてとらに乗っておびき寄せようとする。
しかし嫌がったとらに振り落とされ、文句を言おうとした時そこに軽トラに乗った徳野がやってきた!
マイクロバスとすれ違った時に一瞬目が合った徳野と母親。母親は徳野が自分の息子だと気づく。
うしおの挑発に乗り、シュムナは軽トラを追いかける。シュムナの霧に捕まる寸前、突如焼き払われる霧。
現れたのは当然とら!炎でシュムナを牽制し、冥界の門へ向かう。道を外れ山中を突っ切り、ついに到着!
うしおは門を塞ぐ大岩に槍を突き立て、切り裂く!
あの時なんでかひと目でわかった…ちっ、きたならしいばーさんになりやがってよ。
……自分でもなんで助けたのかわからん……フ…
「………軽かったよなァ。」
あいかわらず週刊連載とは思えんほどの濃さだな
やっぱ何年経っても親子ってのは分かるもんなんだな。
こういう話結構好きだな。
徳野さん。・゚・(ノД`)・゚・。 ウワアアアアン
まだ死ぬと決まったわけではないが死亡フラグは確実に立ったな・・・
回想良すぎ。
徳野の「決意」の表情が格好いいな。渋い。
言葉で語らせずとも目で語らせる…簡単なようで、実はかなり難しい表現じゃないか?
死ぬと決まってるだろ。
末期ガンなんだから、たとえ今死ななくてもいずれ死ぬ。
今週の一枚絵
・・・・アレなんて読むの?
ヴュン だろうねぇ
いやしかしただのヤクザのおっさん一人でここまで読ませるのは凄いの一言だな。
キャラクターが立ちすぎてて作者の手を離れてる感すらある。
776 :
マロン名無しさん:04/12/14 23:31:19 ID:lm2r1fYL
>>774 潮の動きが下から上へだから、字も下から上に読むのか?
というわけで、「ヴィュン」じゃないだろーか?
確かに読みづれーなw
ああイがあったorz
とらは見ただけで余命がわかるとは医者になれるな、おい
食料の鮮度を見る目があるってことかな。
だったらいい料理人に・・・
うしおは活きが良さそうだし
真由子は普通に美味しそうだもんなぁ…
小夜は思いっ切り不健康だったから解るとして、
麻子、礼子、勇なんかは不味そうなんだろうか?
まぁ、勇は……(ry)
死にたがってた頃の礼子は普通に不味そうだな。
勇の時は飛行機が珍しかった+衾でそれどころじゃなかった。
麻子は……うしおのご機嫌取りのために食わなかっただけか(あやかしの時)
勇は髪の毛が邪魔で喰えなかった。
礼子は死にたがりで、活力無し――喰っても腹に溜まりそうにない。
麻子は……理由が思い浮かばない。
麻子=喰っても腹の中で暴れそう
勇=食ったら腹こわしそう
礼子=既に間崎に喰われてる
お前等、そんなに勇が嫌いかね。
嫌いじゃないよ
やらせてくれると言ったら喜んでw
第七十五話ネタバレ
其の六 まっすぐに立ってるか
うしおは冥界の門を塞ぐ大岩を切り裂いたが、今一歩のところで割れない。
大岩にもう一撃入れようとしたところでシュムナに捕まり、槍を落としてしまう。
徳野は槍に駆け寄ろうとするがシュムナの霧に遮られ近づくことができない。
絶体絶命のその時、とらの稲妻が大岩に直撃!大岩は真っ二つに割れ、冥界の門が露出する。
なす術なく一瞬で門に飲み込まれてしまうシュムナ。それを見届けたうしおは徳野に駆け寄る。
徳野の名前が信二と知って、うしおは母親に会っていきなよと言うが、徳野は拒否する。
納得がいかない様子のうしおを後ろから突然捕らえる霧。シュムナは完全に飲み込まれていなかった!
とらも門には近寄れずなす術が無い。何か方法は無いかと考える徳野。
徳野は軽トラのタンクに穴を開け、運転しながらこぼれ落ちるガソリンに火をつける。
そのまま突進し、車体に引火するのも構わずシュムナに体当たりする!
炎の中、執念でシュムナを穴の中に押し込み、崖に追突した衝撃で先にとらを救った時に
切り裂いた大岩の一部が冥界の門を再び塞いだ。うしおは徳野を介抱し、
村の人たちも母親も助かったことを伝える。そして徳野はすでによく見えない目でうしおを探し、聞いた。
「やっと…わかったぜ…オレが…おめえの気合いに…負けたのァ…
おめえが…お天道さんに……ツラァ向けて…立ってるからだなァ。
ボーズ…オレは…オレは…まっすぐ…立ってるか…?」
その言葉に静かに頷くうしお。それに徳野は涙を流し、そっと目を閉じた。
立ってるかまっすぐに…お天道さんにカオ向けて おまえはそこに…立ってるか…
おっちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん・゚・(ノД`)・゚・
嗚呼…俺まっすぐ立ってねぇやorz
徳野さん死んじまったなァ…十郎の時とはまた違った悲しみがあるよ。
792 :
マロン名無しさん:04/12/15 20:41:14 ID:xvhJSo1v
ほんと旅にでてからのエピソードは一つ一つ心に響くなぁ
>>792 ホントそう思う。捨て回がほとんどない。麻子と真由子の話はアレだが・・・
それにしても太陽みたいなだな、潮って奴は。
それにしても岩かなり都合よく落ちてきたな。
>>793 ここまで内容つまってるんだ、それぐらいはしゃあない。
ヘタしたら死んじゃった徳野のおっさんの魂吸い込まれちゃうかもしれないし。
一介の中学生がここまで生き死にに関わるのもつらいだろうなぁ。
それでも頑張れるのはやっぱりまっすぐに立ってるからか……。
今エロ本読んでいた俺はまっすぐ立てませんけどね
>>795 俺はエロ本読んだらまっすぐ勃つけどなあ
字が違う、字がw
今回のエピソードも濃かったなぁ。正直、少し薄めて描かなきゃ勿体無いんじゃないかと心配する位だ。
潮、きっとこれから何が在っても徳野の言葉胸に秘めて真っ直ぐ生きてくんだろうな。
やべえよこの漫画・・・何回泣かせる気だよ・・・。
藤田って短編つくるのおっそろしく上手いな。台詞といい展開といい
かなり練りこまれていて一つ一つの完成度高杉だ。
ところで、うしおの服はシュムナに溶かされたままだな。
来週からは何事もなく服が復活しているのか、それとも上半身裸のまま旅を続けるのか。
形見と称して徳野のおっさんのコートを拝借w
とらの毛で服を作る。
>>802 遺体から服を剥ぎ取って自分が着るだなんて、なんか死者を冒涜してるみたいじゃないか?
うしおがそんな真似するとは思えんよ…。
つーかとらでも近付くことすらできない冥界の門に半分以上引きずり込まれてまだ自力で戻ってこれるシュムナってマジで何者だよ。
>>797 自分ではまっすぐ勃ってると思っていても本当は微妙に左曲がりだったりするもんだ
確かにシュムナは強すぎ。
以前相性の問題と言っていた人もいたが、そんな次元じゃないな。
根本的にレベルが違うっぽい。なんかRPGのイベント戦闘っぽかったもんな。
シュムナに何かあるっつーより、単に冥界の門の紹介イベントだったんじゃ?
白面を冥界に押し込むとか、うしおが冥界に行って修行してくるとか、そういう伏線。
>>808 >うしおが冥界に行って修行してくるとか
これはそういう方向へは行かない漫画だと思いたい。
そもそも「冥界」とか出てこないで欲しかったのだが。
妖怪がいるんだから冥界の門みたいな不思議穴
があってもいいんじゃね?冥界があるなしじゃなく
あくまで謎ってことで
>>801 普通に買うだろ。金も戻って来たんだし。
>>812 上半身裸で店に入って服買うのか。
まあ仕方ないっちゃ仕方ないが、下手したら通報されるかもw
とらの体に縛り付けてるジャケット羽織れば無問題。
もしくは、助けた村の住人達が服をくれる。
次は鶴の妖怪を助けて服を織ってもらう話とか。
鶴の羽で織られた服は特殊な力を持ってて、妖怪の攻撃を防いでくれるとかだったら便利じゃん。
空も飛べるはず〜
その次は、お地蔵様を助けて、笠を頂く訳だな。
そんなちょこちょこ装備で強くなる伝奇モノは嫌だっ
もう既に食っても無くならないおにぎりがあるから働かなくても生きてはいけるな
最後は、亀を助けて鶴になって、蓬莱山で暮らすんだろ。
今回の話の最後にうしおはジーパンしか残っていない。
ストッキングも腹に巻いていないし、厚い札束やおにぎりがジーパンのポッケに入るわけも無い。
結論。全部溶かされました。
第七十六話ネタバレ
第十八章「婢妖追跡〜伝承者〜」
其の壱 関守日輪@−婢妖放たる−
冒頭、獣の槍を壊さんとする白面の者の尾から多くの目玉のような小妖が飛び立つ。
その小妖は獣の槍を探してうしおの家からうしおの足跡を辿って、ついに北海道のうしおを補足する。
北海道の広い道をとらと共に歩くうしお。その身には徳野のコートを羽織っている。
すると突然槍を使った後の痛みに襲われ、その場にうずくまって意識を失ってしまう。
するとそこに宅配トラックが通りかかり、とらは気を利かせたつもりでそのトラックに
うしおとともに乗っていくことにする。場面変って光覇明宗総本山。
そこには高僧たちがお役目様に獣の槍の伝承者4人全てが姿を消していることを報告していた。
目が覚めたうしおは自分が目指す旭川とは明後日の咆哮のえりも岬にいることに愕然としていた。
宿を探しさまよっている内に海岸に出てしまい、遠くまで来たものだと感慨に耽るうしお。
ふと気が付くと岩礁の上にボーイッシュな少女が立っている。
目の錯覚かと思っていると、いきなり冒頭の小妖が変化した妖怪に襲われる。
そして先ほどの少女がうしおと妖怪に間に割って入り、手に持ったかんざしで妖怪を爆砕した!
「『獣の槍』!『獣の槍』が、われを捜すわ!『白面の者』と呼ばるるわれを!!」
823 :
マロン名無しさん:04/12/16 21:12:32 ID:FG0gzYI2
関守日輪きたー!
> 手に持ったかんざしで
漏れには櫛に見えたんだが。櫛2つ。
うしお槍にだんだん侵されて来てるな。こんな状態でこの先戦えるのか?
>>825 同意。死相でまくり・・・。この漫画結構早く終わるかもな・・・
もしかして打ち切り間近?
光覇明宗もしばらくおとなしくしてたと思ったら・・・
よく居場所が分かったもんだ。
829 :
マロン名無しさん:04/12/16 22:45:47 ID:pZ89LW9r
は・・・白面、怖え〜!
特に「眼」の迫力(画力含めて)、スゲーな
>>824 楽屋裏で謝罪文が読めますよ
鼻で笑ってあげましょう
白面確かに迫力満点だけど、意外に小心者だな。
痛い目にあわされたことでもあるのか?
新キャラいいねぇ。今までの女性キャラで一番好きになれるやも。
あんな新キャラなんかより勇の方がいいだろ!?
なあ、伝承候補者ってみんな女だったりするのかなあ。
獣の槍伝承者は霊験豊かな巫女(正式には寺だから尼か)しかなれないとか縛りがあって・・・・・
すげ、めちゃ興奮してきた
それでみんな潮に惚れたりすんのならいらねえけどな。
徳野さんのコート……似合わねぇよ……うしお……。
きっと最終回では徳野さんのコートが似合う男に成長しているに違いない。もちろん徳野さんのコートを着てる。
厨房がトレンチコート、しかもぶかぶかって
ウサギの赤ちゃん見せたげよか??って感じにしか見えん。
それでオマモリサマに見せて、「小さいのぉ」と言われショックを受ける。
あの伝承候補者にウサギの赤ちゃんを見せるんだよ!ハァハァ
そしたら、関守日輪はお返しに「ムササビ」を見せてくれる訳だな
帯ギュの袴田(姉)に似てないか、日輪?
841 :
マロン名無しさん:04/12/17 12:11:39 ID:cIZB6a29
これって連載終わってるマンガだよね?
みんな知らないふり?
それとも本気で知らないのかな?
新ヒロイン、朝子とキャラかぶってないか?
ショートカットにキツそうな目つき
俺は結構タイプだが
心底どうでもいい、早く真のヒロイン真由子たんを出せ。
844 :
マロン名無しさん:04/12/17 18:18:31 ID:PdrGj0pJ
( ゚Д゚)< 俺のクリスマスを予言
◇レス番1桁目. ◇時刻の秒2桁目 ◇時刻の秒1桁目
[1] 女子高生に. [1] 「キタ━(゚∀゚)━ !! 」と [1] チンコ引き千切られる。
[2] 初恋の人に. [2] 「必死だなw」と. [2] 泣かれる。
[3] 母親に. [3] 「愛しているの」と [3] 説教される。
[4] ヨン様に. [4] 「反省しる」と. [4] 言われながらオナニー。
[5] 女友達に. [5] 「逝ってよし」と. [5] 押し倒される。
[6] 二丁目の兄貴に. [0] 「ウホッ」と. [6] 刺される。
[7] 片思いの相手に [7] プレゼントを捨てられる。
[8] 風俗嬢に. [8] キスされる。
[9] 幼女に. [9] からかわれる。
[0] 運命の人に. [0] 通報される。
845 :
マロン名無しさん:04/12/17 19:48:11 ID:Jly+hL7s
う〜む・・・今回登場した女は個人的には結構ツボだぜ。活躍に激しく期待
女が獣の槍をぶん取って使おうとしたけれど使えなくてピンチになって助けに来たうしおが獣の槍を使いこなして見直す。
というお約束の展開になりそうな予感!
で、こんな調子で伝承候補者4人を納得させる。
第七十七話ネタバレ
其の弐 関守日輪A −「獣の槍」発見さる−
婢妖をあっさりと倒した少女は光覇明宗の伝承候補者の一人、関守日輪といった。
彼女はいきなりうしおの頬を打ち、うしおを罵る。
そうしているうちに日輪に倒された婢妖は槍発見の報を仲間に伝えていた。
日輪はうしおの足取りを追い、うしおの関わった事件全てを調べていた。
そして自分のように修行を積んでいれば数々の惨状は避けられていたはずだと主張する。
とらを退治しないことも責められ、さらに徳野の死持ち出されついにうしおは槍を渡してしまう。
槍を手にした日輪は僧たちの恨みと称し、うしおを叩きのめす。
そして婢妖の接近を感知した日輪は槍をもって迎撃に向かっていった。
槍を手放したうしおをとらはここぞとばかりに食おうとするが、盛大にため息を吐くうしおにずっこける。
そこに婢妖の大群が通り過ぎていくのを見て、何か思い直したうしおはそれを追いかけていった。
婢妖は集まって巨大な妖怪になり、日輪に襲い掛かる。そこに駆け付けたうしお。
日輪は迎撃しようとするが、槍は日輪の呼びかけに応えず大婢妖の攻撃でボロボロにされてしまう。
一向に応えない槍を諦め、日輪は櫛で攻撃しようとするが小婢妖に捕らわれて櫛を落としてしまう。
それを見てうしおは日輪の元へ駆け出していく!
「そうか…もうオレにゃカンケーねーんだよな…いや…カンケーなくないぞ……
『獣の槍』は今まで何度となくオレを助けてくれた…」
だからせめて…せめて!
うわ、最悪だこの女
日輪は俺の中で勇より下にランクインした。
だから何故そこで勇の名が・・・
逆恨み以下の八つ当たりだな
そもそも潮は成り行きで槍を手にしただけの一般人なのに
僧達の恨みってうしおはなんも悪いことしてねーだろ、ひどいDQN女だな
日輪の認識では潮は、
「本来なら自分達が手に入れるはずだった槍を、たまたま手に入れたガキが、調子に乗って遊び半分で妖怪ぶっ殺して、あげくの果てに一般人巻き込んで死なせた」
って感じなんじゃないか?
読者は神の視点だから潮の苦労をよく知ってるけど、日輪を含む伝承者たちは潮がどういう人物かも知らんからな
偉そうなこと言ってるが、人の気持ちが分からん女に十郎の心に届く台詞が言えたか?
徳野に最期の満足を与えることができたか?サヤを開放してやることができたか?
・・・腐れ女逝ってよし
結局槍使えなかったしなw
そういえば槍って使うのになんか基準あるのかな?訓練受けてた日輪に使えなかったからなくてたまたま手にいれたうしおが使えたのはなんでだ?
飛妖に触手で陵辱されないかなぁ。
俺はツンデレっぽくてイイと思う。
漫画のキャラにこれ程腹が立ったのは初めてかも知らん。
関守日輪がムカつく様に描かれているからか、
今迄の連載で潮を好きになっていたからかは自分でも判らんが。
まぁ、様ァ見ろって感じだが。
徳野のことを持ち出してきたのはさすがになぁ……
おまえにそのことに口出す資格はない、と言いたいなぁ
もし日輪がシュムナにあったらどうやって勝つつもりなんだろうな
>>861 そりゃあ、光覇明宗の僧たちを呼んで、結界で(以下略
ま、ツンツンしてるのは麻子だけでいいよう。
ところで素敵なボケを見せてくれたうしおととらはスルーでつか?
はあああああああああ
づどたぺぎしぽ
とらがXJAPANのメンバーに見える。
伝承者だからって槍が使えるわけじゃないみたいだな
槍を使うにも何か条件があるってことか?
ところで、ツンデレって何?
正直、麻子はなんか泥臭い感じがして好きになれないんだよね。うしおと被ってるというか。
ヒロインはなんていうかスッキリした子がいいんじゃないかと思うんだが。
>>865 遠まわしに言わずにハッキリ”真由子だ”と言ったらどうだ腰抜けめ!
小夜はいいな
真由子の次くらいに好きだ
美人度ではうしおに惚れてる中じゃ一番だし
俺もツンデレなんて言葉聞いたことないな。
今若者の間で流行ってる言葉なのか?どういう意味?
ツンドラの間違いじゃないか?
ツンドラ気候のように冷たい女って深読みしてみる
普通に初めて聞いたよ…
ツンデレラ、かな?
普段はツンツン、二人っきりになるとデレデレという奴。
>>873 なんか十年後くらいに流行りそうな言葉だな
いい加減スレ違いですよ。
しかし槍は法力あれば使えるわけでもないんだな。
うしお法力持ってないだろうしなぁ。
槍にも意思というか、自我のようなものもあるようだし、ちゃんと認識してるようだ。
まあこの手の武器は専用化する場合が多いしな
自分が選んだ相手じゃないと駄目とか
獣の槍は人見知りの激しい子なんだな。
親父があれだけ強いんだから今は法力使えなくても素質は十分あるだろう。
そのうち白面との戦いに備えて、親父、もしくは光覇明宗で法力習うんだろうよ。
武器も魔法も、まさに勇者だな。
あ、でもそれじゃとらの出る幕がなくなるなw
ねぇ、この漫画ってもう終わってるよね・・・・?
まぁとりあえず僕は
気の強い、というか、Sっ気のある女性が好きなので
日輪を応援していきたいと思います。
882 :
マロン名無しさん:04/12/18 11:42:06 ID:rCNf01df
ネタばらし!
槍は昔中国で潮の為にって言うか潮に白面打倒の願いを託し作られた物
だから潮が生きている今は潮以外の人間には使うことは出来ない。
槍の意思=槍を作った人間の意志
トラは嘗てやりを使い魂をやりに吸い込まれた人間
白面から槍を守るために潮の家の地下で槍に貫かれていた。
よって槍で消滅することはない。
今まで獣の槍を使ってきた人間にあって、うしおにもあり、日輪には無いものって何だ?
やっぱ『誰かを守りたいという心』とかありがちなものなんだろうか。
とらを封印した侍がうしおの先祖らしいけど、親父が槍を使えないって事は血縁は関係なさそうだし…。
連載終了する前に獣の槍がどうやって作られたかとか明かして欲しいよな。
でも現代伝奇ものでそういうの明かされることってあんまりないかも。
神様が作ったにしては無骨だしな。
個人的には歴代の槍の使い手の話を短編のかたちで何人か見てみたい。
とらを封印した侍の話が読んでみたいな。
昔の普通に人間食い殺しまくってた凶悪なとらを封印した侍……いったいどんな猛者なのやら?
常時シリアスなうしおみたいな奴だろうか? それともとらと競い合えるような蛮勇な男? きっとすげえ格好いいんだろうな。
しかし侍が獣の槍を使ったら、いちいちチョンマゲがほどけて面倒くさそうだな。
>>885 たぶん鳴海みたいな三枚目マッチョだと想像する。
何の漫画のキャラか分からんが(サンデー?ジャンプ?)三枚目マッチョというのも面白そうだ。
だが個人的には超絶美形の若侍を希望。
>>885 最初の頃の回想シーンにチラッと顔出てるぞ。
取り敢えず、顔は恐ろしく不細工だった。
まぁ、藤田は内面的格好良さを描くの巧そうだから、
そんな男でも格好良く仕立てられるかも知れないが。
伝承候補者っていうくらいだからそいつらは親父さんより強いのかねえ・・・?
一番最初に出てきたんだからお約束通り伝承候補者の中では日輪が最も弱いんだろうし。
でも、槍奪いに来た僧達が紫暮は最強の法力僧って言っちゃってたしなぁ。
実は紫暮は日輪達の前の代の伝承候補の一人だった、とかになるんじゃないかな?
>>893 それは普通にありそうだな。一応自分の家に槍があったわけだし。
親父殿は法力僧、自分の家である寺に槍があることは知っていた
しかも実力はかなりのものらしいし・・・
親父殿も若かりし頃は自分こそが槍をって思ってた時期があるのかなぁ
バカで禿げだからそんなおおそれたこと考えてたわけねぇか
おおそれた
足コキしてほしいとか思ってるに違いない
四人も居ると一人は間違いなく敵に回りそうだな。
味方から裏切る奴も出てきたりして……それはないか。
潮に一度味方したら、裏切れる要素がないよなあ……真っ直ぐに立ってるからなあ。
日輪の反応、態度を見ると最初は全員敵対してもおかしくない気もする
まあ日輪の態度は言動は弁護のしようがないが、気持ちはワカランでもないな。
地道にひたすら修行してきて、候補に残ったのに横から普通のガキがかっさらっていったら
そりゃムカつくわな。今までの自分の人生って一体・・・・って。
いや、狂羅や日輪みたいなのじゃなくて、白面の側のスパイとかそんな奴。
そう考えると確かにすぐに納得出来る方がおかしいよな。
だからこそ、直接来るわけか。
気持ちはわかるが事情も訊かずにいきなり殴って暴言を吐いちゃダメだろ
肉体や法力の修行は沢山積んでいても精神修行が圧倒的に足りないんじゃないか?
いや、死人出てるし。
免許持ってないような素人が親のコネでF1操縦して、死人が出たらそりゃあ、目指しているプロからすれば在ったとたん殴りたくもなるだろ。
潮の苦労は神視点だからこそ分かるんであって。
と、擁護。