【ヲタク】ネギま!萌え統一ｽﾚ No.60【上等だコラ】

>>238の続き

この↑議論（ネギまキャラどっちが可愛いかグランプリ）がすれ違っていたのは、
お互いに、自分の脳内の価値観が正しいという前提のもとに議論していたから、話がつかなかったわけ。

なぜならば、お互いが自分の価値観を絶対だと思い、相手の価値観が間違いだと確信して譲らなかったからってことと、
純粋に主観領域（＝自分の土俵内）から出ずに、話を進めていたから。

この状況を打破して、相手を論破しようとしたらどうすればいいかと言うと、
ズバリ、相手の発言の矛盾をつくこと。
通常、これ以外の選択肢はほとんどない。

例えば前髪がAという意見とBという意見を持っていたとしよう。
僕がCという意見とDという意見を持っていたとしよう。

僕が前髪との論戦に勝ちたいと思った場合、
「わかった。じゃあ仮に前髪の意見Aが正しいとしよう。Aがもし正しいなら、それと反するBは同時に成立しえない。
　従ってお前は矛盾している！」

という戦術をとることが有効だ。
例えば今回の場合、Aが「金を前面に出すことが悪い」。Bが「そういえば俺この前コミケでさ〜」にあたる。

つまりだ。
相手の矛盾をつく戦法ならば、自分の主観的な基準によらずに相手を論破できるわけ。
なぜならば、相手の意見Aが正しいなら、相手の意見Bが間違っていることになり、Bが正しいなら、Aが間違っていることになるからね。
つまり、AかBどちらかが間違っていたと引っ込めざるをえない。

こちらは、AやBを個別に正しいか否か証明する手間なしで、相手を論破できると。そういうわけ。
この戦法がディベートで相手を論破する主要な方法だと思う。

相手の矛盾をつく。これは別の言い方をすれば「揚げ足をとる」ということだけど、
これなしにディベートは成り立たないわけで。