たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart23

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616ヤムチャ大戦:04/12/31 18:54:47 ID:???
「私はこのジンジャータウンで一番の金持ちなんだ!金は幾らでもやるから助けてくれ!」

自称ジンジャータウン一の大富豪は必死な形相で悟飯達に近寄ってくる。
しかし、男が伸ばし手は悟飯に届かなかった。
背後から伸びてきた尻尾が男の身体を突き刺し、衣服を残してドロドロに溶かしてしまったからだ。

「何者だッ!」

咄嗟に二人は身構えた。
それを嘲笑うように炎上する建物から人型の何かがゆっくりと近づいてくる。

「ピッコロ大魔王に孫悟飯…流石にこれだけ暴れれば気付かれるか」

「「なっ!?」」

そこから現れたのは緑の肌に斑模様で尻尾の生えた化け物。
そして二人が何より驚いたのが、人語を話し自分達の名前を知っていることだった。

「だが、遅かったな。既にこの街にいたほとんどの生命体は頂いた。
それにしても、想像以上に生命体が豊富で助かったぞ。
ヤムチャから受けた傷を癒し、この形態が維持が可能になる生命エネルギーが手に入るとはな」

「何故、俺達の名前を知っているかは知らないが、キサマがこの街の住人を襲ったようだな。
だが、それもここまでのようだな。街一つの人間の力を集めた程度ではこの俺には勝てない」

既にピッコロは優に地球を破壊して余りある力を持っている。
たかが、街一つ分の地球人と小動物の力を吸収した程度では到底敵わない。
そのはずだったが…
617ヤムチャ大戦:04/12/31 19:03:02 ID:???
「ならば見せてやろう。私の力を…!」

「何ッ!この気は!」

飛びかかったピッコロは咄嗟に身を引いた。
謎の化け物が開放した不可解な気に驚いたからだった。

「孫に…悟飯に…ベジータ…そして、俺の気まで…コイツ、一体何なんだ…?」

「それにクリリンさんも、ヤムチャさんの気もあります」

単純な気の強さならピッコロの方が圧倒している。
だが、化け物の気は様々な戦士達の気が混じり、不透明だった。
気というのは生命エネルギーだ。他の人間と全く同じ気を持つ事も複数の気が混じることもない。

「私は人造人間計画と平行して造られた実験体の一つで、
貴様ら戦士達の細胞を融合させ、最強の生物兵器を目指して研究されていた存在だ。
名は付けられていないが、私を示す名はさしずめ、細胞<セル>といったところだろう」

「細胞の融合…何て凄い技術力なんだ」

元々学者を目指し、勉強を積んでいた悟飯はDrゲロの脅威の頭脳に心底驚いた。

「機械人形の次は俺達のコピーか…少し驚いたが、ただのコピーが俺を倒せると思うなよ!」

再び、ピッコロはセルに向かって飛び出した。
いくら悟空やベジータの細胞を持っていても、単純な力では上回っていれば問題ないと判断したからだ。
618ヤムチャ大戦:04/12/31 19:05:19 ID:???
「貰ったぞ、セル!」

予想通り、ピッコロはセルの動きを完全に捉えていた。
しかし、その拳がセルの顔面を捉えようとした瞬間。

「馬鹿め!界王拳6倍!!」

突然、セルの気が爆発的に高まり、ピッコロの拳を避け、背後から蹴りつけた。

「ぬぅ…まさか、技のコピーまでするとは思わなかったぜ」

「ピッコロさん!大丈夫ですか!?」

「この程度の攻撃なら大したことはない。
それよりも、離れていろ。本気を出すぞ…!」

地面に叩きつけられたピッコロはすぐに立ち上がった。
セルの一撃も不意を突かれただけで大したダメージを受けていないようだ。

「どうした?貴様の物真似はこの程度か?」

「界王拳だけではないぞ。私は貴様らの技を全て記憶し、全て再現可能だ。
今度は…そうだな、これを見せてやろう…気孔…」

界王拳で爆発的に高められた気を掌に集中し、ピッコロに向けた。
気功砲。鶴仙人流に伝わる最終奥義のそれは放つ本人の命さえ奪いかねない最強の技だった。
619ヤムチャ大戦:04/12/31 19:06:44 ID:???
「砲ッ!」

「波ァァッ!!」

広範囲の射程を持つ、気孔砲を避ける術はない。
ピッコロは凄まじい気の衝撃波に気孔波を叩き込み、どうにか相殺に成功する。
しかし、気孔砲と気孔波の衝突で砂煙が舞い上がり、セルの姿を見失ってしまった。

「ピッコロさん!後ろッ!!」

後ろに下がっていた悟飯の叫び声と同時にピッコロは振り向くが遅い。
セルの尻尾がピッコロの腕に突き刺さってしまった。

「頂くぞ、お前の生命エネルギーを」

「ぐあぁぁっ!」

尻尾が刺さった腕から激痛が走り、力がごっそりと奪われていく。
片腕の力だけは尻尾を引き千切ることも抜く事も出来ない。

「ピッコロさん!」

腕どころか、全身の力まで奪われかけようとした瞬間、
悟飯がセルを蹴り飛ばし、どうにかセルから逃れることに成功した。
だが、力を奪われた腕は干乾びたようになり、動かす事が出来なくなっていた。
620ヤムチャ大戦:04/12/31 19:08:16 ID:???
「形勢は逆転したようだな」

片腕を動かせないピッコロを見て、セルは言った。
単純な力はピッコロとセルに差は無いが、ピッコロは片腕を失った上に
セルの吸収に気をつけながら、更に悟飯を守りながら戦うのは相当厳しかった。

「くっ、そうみたいだな。確かに俺達の勝ち目は薄くなった。
しかし、俺達を倒し、更なる力を手に入れて貴様は何がしたい?」

ピッコロは素直に自分の不利を認め、セルの存在理由を問う。

「私は完全・完璧な生命体になることだけが目的だ。
だが、完全体になるには決定的に欠けているものがある」

「これ程の街の住人と俺の腕を奪っても、まだ奪い足りないと言うのか?」

「ただ、生命エネルギーを奪い続けただけでは完全体にはなれない。
完全体になるのに必須な物は人造人間17、18号の永久エネルギー炉だ。
人造人間ごと吸収し、私の体内に取り込むことで完全体になることが出来るのだ。
そして、貴様らの生命エネルギーを奪えば人造人間を複数相手にしても勝つことが出来るだろう」
621ヤムチャ大戦:04/12/31 19:09:37 ID:???
「なるほど、それを聞いたからにはますます逃がす訳にはいかなくなったぜ」

「ふん、片腕を失った貴様と足手まといの孫悟飯の二人で私に勝つつもりか?」

ピッコロと悟飯は逃げずに何時でも飛びかかれるようにセルの動きに気を配る。
絶対的に不利な状況にありながらも特にピッコロの表情にはまだ余裕があった。

「二人では確かに貴様に敵わないかもしれないが、三人なら話は別だぞ」

「三人だと?貴様ら二人以外に誰がいると言うのだ…ぬッ?この気は…」

ピッコロの言葉でやっとセルは接近してくる大きな気に気が付いた。
セルの目的を聞いたのはもう一人の仲間が到着するまでの時間稼ぎでもあったのだ。

「待たせたな。ピッコロ、悟飯」

ドラゴンボールの力で若返り、力を格段に増したヤムチャがセルの背後に着地した。

「この気配…姿は変わったようだが、あの時の化け物だな…!」

ヤムチャは今にも襲いかかりそうなほど怒った眼でセルを睨み付けた。
622ヤムチャ大戦:04/12/31 19:12:09 ID:???
「ふん、誰かと思えば貴様か、ヤムチャ。
ヤムチャ程度の力を当てにするとはピッコロ大魔王も地に落ちたな」

「なら見せてやるよ。生まれ変わった俺の力を!界王拳八倍!!」

せせら笑うセルにヤムチャは力を解放した。
セルやピッコロに比べれば劣るが、決して侮る事は出来ない力だった。

「何だと!?この力…先程戦ったとは比べ物にならん!一体、何が!?」

「少々、卑怯だが、神龍で身体を若返らせてもらったぜ」

「悟飯。ここは二人に任せて下がっていろ」

唯一、不安材料の悟飯を下がらせて、二人はジリジリと間合いを詰めた。
そして、距離が数メートルに迫った瞬間、セルが動いた。

「流石にこの場は不利だな。ひとまず退散させてもらうぞ」

額に両手を当てて、セルは気を集中する。
それと同時にヤムチャとピッコロは同時に飛び出した。

「ピッコロさん!ヤムチャさん!目を閉じて!」

その動作に心当たりのある悟飯は咄嗟に叫び、目を閉じるが二人は間に合わなかった。
623ヤムチャ大戦:04/12/31 19:13:14 ID:???
「太陽拳!」

セルを中心にして凄まじい光が炸裂した。
目を閉じた悟飯は難を逃れたが、ヤムチャとピッコロは一時的に視力が麻痺した。

「ここは逃げの一手を取らせてもらうぞ!」

「逃がすか!」

「止めろ、悟飯!やられるぞ!」

目の見えない二人に追撃を加えずにセルは飛び立つ。
しかし、無事な悟飯がヤムチャの制止を無視して飛びかかった。

「わざわざ、吸収されるために向かってくるとはな。
ここでお前を吸収すればヤムチャとピッコロを相手にしても勝てるだろう」

(早い!?やられる!!)

セルの生命エネルギーを吸収する尻尾が悟飯に突き出される。
反応速度を超えるスピードの一撃を悟飯は避けることが出来ない。
624ヤムチャ大戦:04/12/31 19:14:15 ID:???
「はあっ!」

「ぬおっ!?ピッコロ、貴様!」

尻尾が悟飯の腹に突き刺さるその瞬間、
ピッコロがセルの気配に向けて放ったエネルギー波が尻尾を捉えた。
そのおかげで尻尾の軌道が外れ、悟飯はどうにかセルから間合いを離すことに成功した。

「仕留めそこなったか、まあ良い。
次に会うときが貴様らの最後だと覚えておくがいい!」

王道的な捨て台詞を残して、セルは何処かに飛んでいった。
そしてある程度、距離が離れたところで完全に気配は消滅した。
こうなった以上、セルを発見するのは困難だろう。
625ヤムチャ大戦:04/12/31 19:16:26 ID:???
「ぬおっ!ふう…大変な事になったな」

使い物にならなくなった片腕を切り落とし、ピッコロは腕を再生させる。
奪われた力は時間をかけて回復を待つ必要があるが、腕が使えない不利はなくなった。

「ああ。今の俺達三人で戦えばあの化け物、確かセルとか言ったか?を倒せるとは思うが、
人造人間を吸収してどれだけパワーアップするか分からないが手に負えなくなるぞ」

ヤムチャは冷静に状況を把握し、どうにか作戦を練ろうとするが、良いアイディアが浮かんでこなかった。

「仮にどうにかして人造人間を見つけて、セルが吸収する前に破壊しようとしても、
俺と今のヤムチャは一対一なら互角以上の戦いが出来るが、倒す前に悟飯がやられて二対三になっては勝てない」

「すいません。せめて、もう少し僕が強ければセルや人造人間をどうにかする方法もあるのに…」

悟飯は深々と頭を下げ、自分と二人の実力差に情けなさを覚えた。
だが、ヤムチャはそんな悟飯に優しく諭す。

「別に気にするな、お前は俺達とは違って戦ったり傷つけるのが嫌いなんだろう?
それでも、神龍でパワーアップするまでは負けていたんだから、お前は決して弱くは無いんだ」
626ヤムチャ大戦:04/12/31 19:21:45 ID:???
それから数分後、話し合いによる今後の対策と行動は大まかにまとまった。

「というわけで、俺達がすべき行動は
1.人造人間の捜索し、セルに吸収させる前に破壊する事。
2.またはセルが力が蓄え、俺達や人造人間の力を超える前に倒す事。
3.三人がかりでも勝ち目の薄い人造人間を倒すためにどうにかしてパワーアップするだな」

「現状では僕はセルを優先して倒したほうが良いと思います。
いくら、人造人間を倒す事が出来ても、その間にセルが強くなってしまっては元も子もないですし、
それにセルは人造人間と違って気が無い訳ではありませんから、若干、探しやすいです。
現状で急激なパワーアップする方法が見当たらない以上、それが打倒だと思います」

「いや、俺はパワーアップする方法に心当たりはある」

それまであまり議論に参加していなかったピッコロが口を開いた。

「本当なんですか、ピッコロさん?

「どのくらいパワーアップできるかわからんし、それ以前に相手から拒否される可能性もあるがな。
多少、時間が掛かるから、その間に二人はどうにか人造人間の行方を調べておいてくれ。
セルに襲われないように絶対に二人で行動して、人造人間を見つけても手を出すなよ」

それだけ言うとピッコロは空に向かって飛び立ってしまった。

「全く、勝手に決めやがって…俺が色々考えた意味って何なんだよ?
ちっ、しょうがないな。悟飯、取りあえず行動しよう」

セル10万×6 片腕吸収12万5千×6
ピッコロ100万〜75万(セル戦は本気を出し切る前に力を奪われた 本気は125万)
新生ヤムチャ66000×8
627マロン名無しさん:04/12/31 21:25:48 ID:PJWXl3QO
ヤムチャ大戦って逃げたの?
628ヤムチャ大戦(別PC):04/12/31 22:48:58 ID:???
>>627
いや、思いっきり書いているじゃないか
629マロン名無しさん:05/01/01 13:41:34 ID:???
ヤムチャ大戦ってどうしたのかな?逃亡?
いや〜楽しみにしてたのになぁ。嘘だけど。
630マロン名無しさん:05/01/04 10:39:44 ID:???
重複

なんだかんだ言ってもヤムチャは勝ち組
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1104801466/
ヤムチャです。ヤムチャです。ヤムチャです。
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1101623507/
【ヤムチャは】へタレ専用その1【ボロクズ】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1090033649/
たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart23
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1094132343/
【鳥山越え】ヤムチャを宇宙一にする物語を書こう
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1100090442/
ヤムチャの死体で1000までいくスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1098064363/
631マロン名無しさん:05/01/10 18:15:12 ID:???
おいおいこのスレまだあったのかよw1000人のヤムチャがやっぱ一番面白かったな
リアルで見てたし
632マロン名無しさん:05/01/10 19:02:41 ID:???
>>631
残念ながら今は煽りと荒らしばかりの糞スレになってしまったよ。
633マロン名無しさん:05/01/10 19:17:34 ID:vmNm2Ca3
>>631
たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart26
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1099733477/l50
634マロン名無しさん:05/01/10 20:52:05 ID:???

そこは現在スレだと思わせて、実は荒らしの愚痴スレになっている
635マロン名無しさん:05/01/11 19:18:54 ID:???
あらしになったのは分ったがなぜこっちは23であっちは26なの?
636マロン名無しさん:05/01/11 19:34:30 ID:???
荒らしが24,25スレをつぶしたから
637マロン名無しさん:05/01/18 03:42:19 ID:T59wKOT8
ほせ
638マロン名無しさん:05/01/24 21:06:11 ID:ZINSovrE
保守
639マロン名無しさん:05/02/17 19:49:38 ID:???
hosyu
640マロン名無しさん:05/02/18 00:25:02 ID:KPV5+XlC
ドラえもん世界ならヤムチャは世界一!
あっ、けどツチダマにお留守な足元やられそう…
641マロン名無しさん:05/03/11 17:18:15 ID:???
保守
642マロン名無しさん:05/03/12 10:00:44 ID:???
保守
643マロン名無しさん:05/03/12 16:32:15 ID:???
保守
644マロン名無しさん:05/03/13 11:06:52 ID:???
定期保守
645マロン名無しさん:2005/03/25(金) 06:46:07 ID:???
マーリンのエロ画像きぼんぬ
646マロン名無しさん:2005/04/11(月) 23:19:06 ID:???
一行ずつ付け足してヤムチャが活躍する話を作れV
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1110207197/l50
647マロン名無しさん:2005/05/14(土) 00:25:58 ID:Dgk0zOla
むかしむかしあるところでヤムチャが活躍しましたとさ おしまい
648マロン名無しさん:2005/05/23(月) 16:45:25 ID:???
ご愛顧ありがとうございました














このスレはここまで                 です。。













thank you 2ch and...good bye 2ch world!!

649ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 18:51:18 ID:???
地球には悟空達が居る世界ともう一つ、裏の世界「ヴォルフ」という裏世界があった。
そのヴォルフには裏世界最強と呼ばれた若干19歳の青年が存在した。裏世界最強と
呼ばれるだけで、戦いで勝てる者は裏世界には存在しないと言う。その裏世界最強の
青年とは?

神殿
ブウ戦から2年後、今日はZ戦士達が神殿でピッコロに用があると言われ、来たのだ。
ピッコロ「天津飯以外は来たようだな。だが、待ってても時間が惜しいだけだ。先に話す。」
ベジータ「さっさと言え!ピッコロ!」
ピッコロ「お前達は地球にこの世界とはまったく違う世界の存在を知っているか?」
悟空「知らねえよ。」
クリリン「聞いたことないぞ。」
ピッコロ「昨晩、界王神様から通信が入ったのだ。その世界を調査して欲しいとな。」
ヤムチャ「待てよ。そんな世界をなぜ調査しなきゃならないんだ?」
ピッコロ「その世界には要注意人物が居るからだ。」
クリリン「要注意人物?」
ピッコロ「ああ。名前は分からないが、若干19歳にして戦闘力はかなりのものらしい。
あの魔人ブウの10倍はざっとある。通称「黒い影」裏世界最強と呼ばれている。」
悟空「魔人ブウの10倍!?オラ戦ってみてえよ!!」
ベジータ「同感だ。そんな奴が居るならさっさと教えやがれ!!」
クリリン「おいおい。二人とも本気かよ!?」
悟空「そうだけど?」
ヤムチャ「お前がやっとの思いで倒した魔人ブウの10倍だぞ!?そんな奴に勝てるのか!?」
ベジータ「馬鹿が!カカロットはどうか知らんが俺は違うぞ!比べモノにならん程にな!」
悟空「ピッコロ。場所は?」
ピッコロ「ああ。北西にある門がある。そこをくぐり抜けると行ける。」
悟空「よし!行こうぜ!ベジータ!」
ベジータ「いいだろう!行くぞ!」
650ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 18:54:58 ID:???
裏世界
???「ルーナ・・・・。」
ズキィ
???「うがああああっっ!!ああっ!!うおおおお!!!!」
男は苦しみだす。
???「殺す!!俺の邪魔をする奴は全員殺す!!」

30分前
裏世界入り口
天津飯「なんなんだ?この不気味な門は?」
???「ルーナ・・・・・」
天津飯の前に布製のマントを羽織った青年が現れた。
天津飯「お前は?」
フォルテ「俺の名はフォルテ・・・・貴様らクズを順番に殺してやろう・・・・」
天津飯「何!?」
ドゴッ
フォルテの拳が天津飯の鳩尾に入った。
天津飯「くっ!?き・・・きかんな」
フォルテ「なにぃ!くそっ!!これでどうだ!」
ドゴッ ドゴッ ズドッ
顎、右顔、腹と次々に強烈な一撃が決まっていく。
天津飯「たいしたことないな!」
フォルテ「くそォォォっ!ならばこれでどうだ!!」
フォルテは天津飯の股間を蹴り上げた。
天津飯「うぎゃぁぁ!ちゃ・・・・餃子・・・・俺はもうダメだ・・・・」
ガシッ
フォルテは天津飯の頭を掴んだ。
ブゥゥゥゥン
フォルテ「はぁはぁはぁ・・なんて強い奴だ・・・・」
651ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 18:57:22 ID:???
北西のある門「地獄門」
悟空「この中からすげえ気がいっぱいあふれ出てるぜ。」
ベジータ「腕が鳴る。行くぞ。」
悟空とベジータは門をくぐり抜けた。くぐった瞬間、背景はガラッと変わり、
荒れ果てた大地、岩山、川、海などの背景に変わった。
悟空「すげえとこだな。」
???「お前達・・・・表の者だな?」
悟空「誰だ!?」
ガサラ「俺の名はガサラ。この裏世界ヴォルフの住人でもあり、レッドロンガーの
リーダーでもある。」
ガサラと名乗る男、背中に巨大な剣を背負い、頭にはバンダナをつけ、数名の部下を
引き連れている。
悟空「なんだ?そのレッドなんとかっつーのは?」
ガサラ「お前達の世界で言う山賊みたいなものさ。」
ベジータ「俺達に何の用だ?」
ガサラ「表の者がこの裏世界に何をしに来た?」
ベジータ「この世界に居る黒い影とかいう男をぶっ殺しに来た!」
ガサラ「黒い影・・・・ぷっ!」
ガサラが笑い出すと他の仲間も笑い出した。
ガサラ「ぶわっはっはっはっは!!!!聞いたか!?黒い影をぶっ殺すだってよ!」
部下「おかしいっすよ!!なんの冗談ですかね!!はっはっはっはーー!!!」
悟空「おめえ達、オラ達の強さを甘く見てるだろ?」
ガサラはその言葉を聞くと笑うのを辞め、こう言いだした。
ガサラ「よし!いいだろう。これから、俺達の仲間がお前達を襲う。お前達は見事そいつらを
倒し、俺様に話しかけて見ろ!」
ガサラはそう言い残すと岩山のてっぺんへと飛んでいった。
悟空「いっちょやっか!」
ベジータ「貴様ら如き超サイヤ人になるまでもない。」
ダーツ「へへ。俺はダーツってんだ!このレッドロンガーの特攻隊隊長だ!よろしくな!」
652ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 18:57:53 ID:???
悟空「おう!よろしく!」
ダーツ「よし!いいかお前達!?気合入れて行くぞ!」
部下達「おう!」
ダーツ「やる気はあるか!?」
部下達「おう!」
ダーツ「おしっこちびってる奴はいねえな!?」
部下達「いないっす!!」
ダーツ「負ける気は!?」
部下達「ありません!!」
ダーツ「よし!かかれーー!!」
部下達「おおーーーーー!!」

悟空「よーし。行くぞーー!!」
ベジータ「よし!行くか!!」
向かってくる部下達に対し、悟空は飛び上がり背後をつき、ベジータは正面
から攻めていった。
悟空「うおお!!」
ベジータ「くたばれぇー!!」
悟空とベジータの攻撃が次々と決まり、部下は一瞬にしてなぎ倒された。
ダーツ「やるな。」
悟空は地面にエネルギー弾を放った。部下達は吹っ飛ばされ、その風圧で悟空は
飛び上がった。そしてダーツは構える。
悟空「波ぁーーー!!」
ダーツ「ラピットバスター!!」
二つのエネルギー波がぶつかり合い、爆発が起きる。
ガサラ「ほう。表の者がなぜあそこまで・・・奴らなら・・・黒い影を・・・」
ベジータ「どけ!カカロット!!」
ベジータはそう言い放つとエネルギー弾を放った。
653ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 18:59:29 ID:???
ドォォォォォン
ダーツ「ぐああああ!!!」
悟空「小せえエネルギー弾なのに威力がすげえな。」
ベジータ「界王に気の応用を教わった。小さめのエネルギー弾にパワーをそそぐことで気の消費が
抑えられる。威力は高くなってもな。」
ダーツ「負けだ!!お頭の元に行け!」
ベジータ「カカロット。貴様が行ってこい。俺はこいつらを見張っている。」
悟空「ああ。分かった。」
悟空はガサラの居る岩山のてっぺんへと飛んでいった。
ガサラ「へへ!やるじゃねえか!気に入ったぞ!」
ガサラ「お前ら。聞きたいことがある。」
悟空「なんだ?おっちゃん。」
ガサラ「黒い影の事、どこまで知ってるんだ?」
悟空「どこまでって、この世界の一番強い奴。歳は19歳って行ってたっけな?」
ベジータ「貴様らは知らないだろうが、魔人ブウというバケモノの10倍の戦闘力はあると聞いた。」
ガサラ「魔人ブウなら知ってるぜ。俺達も時々、表に出るからな。」
悟空「待てよ!魔人ブウのことはドラゴンボールで関係者以外からは記憶は・・・」
ガサラ「そのドラゴンボールは裏世界には通用しねえ。裏世界で例え死んでも生き返らねえ。」
悟空「ホントかよ!?」
ガサラ「ああ。お前達、黒い影に殺されても生き返れるなんて思ってるんじゃねーぞ!」
ベジータ「もとより俺達はすでに何回も死んでいる。これ以上は生き返られない。」
悟空「そういうこと!」
ベジータ「あんたらは黒い影のことをどこまで知っている?」
ガサラ「ああ?裏世界の奴らならたいていのことは知っている。ダーツ!!」
ダーツ「黒い影・・・・そいつの名は「フォルテ」と言う。4年前までは地球のヴェーンに
住んでいたって話しだ。」
ヤムチャ「なんだって・・・なんてことだ」
悟空「それがどうしてここに?」
654ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:01:20 ID:???
ダーツ「フォルテも4年前までは普通の男子だったさ。だが、あるきっかけで変わっちまった。
表の住人共に殺され掛けたんだ。「フォルテはあまりにも危険な存在」それが理由だった。」
ガサラ「まっ!フォルテの気を許す奴は一人ぐれえしか居ねえだろ。」
ベジータ「誰だ?そいつは?」
ガサラ「恋人のルーナって小娘だっけ?」
ヤムチャ「ルーナ・・・・女か?まさか・・・・」
悟空「知っているのか!ヤムチャ!」
その時、突風が吹いた。
???「うおおおお!!!!」
ガサラ「しまった!!接近に気づかなかった!!」
ベジータ「なんだ!?この馬鹿でかい攻撃的な気は!!」
???「はぁー・・・・。」
ダーツ「お頭!!」
ガサラ「ああ。引き上げるぞ!!っておい!?」
ガサラ達が引き上げようとしたとき、悟空とベジータは信じられない行動に出た。
悟空「こいつがフォルテっちゅー奴らしいな。」
ベジータ「確かに魔人ブウの10倍・・・いやそれ以上はあるな。」
悟空「オラ達の修業の成果を見せるときだな。」
ベジータ「貴様に言われるまでもない。」
悟空とベジータは構えていたのだ。
フォルテ「・・・・・・・」
フォルテはあるものを投げた。
ベジータ「き、貴様は!?」
悟空「天津飯!!」
悟空は天津飯に駆け寄った。
悟空「おい!どうした!?」
フォルテ「そいつはお前達の仲間だったのか?安心しろ。まだ生きているさ。強い奴だった。
改造して俺の部下にしてやるんだ。くくく」
悟空「おめえ・・・絶対に許さねえ!!」
ベジータ「許すも何も俺達はこいつを倒すためにやってきたんだ。」
655ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:05:23 ID:???
フォルテ「愚かな人間共よ。俺の手で制裁を加えてやる。死ぬときは己の無力さと悪事を
恨め。」
ついにフォルテとの決戦!悟空とベジータのタッグはどこまでついていける!?
悟空「だりゃー!!」
ベジータ「はぁーー!!」
ヤムチャ「ほぁああああ!」
悟空は回し蹴りを、ベジータは跳び蹴りで、ヤムチャは目潰しで攻撃した。
フォルテ「ふっ。」
ビッ ビッ
悟空とベジータの攻撃は外されたが、ヤムチャの目潰しは偶然とおりかかったクリリンの目をつぶした。
ドカカッ
フォルテは回し蹴りで悟空とベジータとヤムチャを蹴り飛ばした。
悟空「ぐあっ!!」
ベジータ「ごはっ!!」
ヤムチャ「あばっ!!」
フォルテ「はぁはぁはぁまさか・・・その程度で俺を殺すつもりで居たのか?」
悟空「ヤムチャ。気づいたか?」
ヤムチャ「ああ。もちろんだぜ。」
ベジータ「奴には無駄な動きがまったくない。」
悟空「ああ。ハッキリ言って奴は戦いの天才かもしんねえぞ。」
フォルテ「今度はこっちから行くぞ。」
フォルテは高速スピードで悟空とベジータとヤムチャの前まで詰め寄った。
ベジータ「らぁ!!」
ドン
ベジータとフォルテの拳がぶつかり合う。
フォルテ「俺の拳を止めるか・・・ただ者ではないな。だが所詮はクズだ!」
ベジータ「クズかどうかはこいつを見てから言うんだな!!」
656ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:07:35 ID:???
ビッ
フォルテ「!?」
ベジータはその場から消えたのだ。
フォルテ「おかしい。気配を感じない。」
シャッ ドゴォ
フォルテ「がはっ!!」
ベジータの拳がフォルテの顔面に入った。
ベジータ「へっ!ざまあみやがれ!!」
ドゴォ
ベジータ「がはっ!!」
ヤムチャ「なにぃ!?」
悟空「ベジータ!!」
フォルテ「やはり貴様はクズだ。俺の相手にもならん。」
ベジータ「ちくしょう!!俺の技を!!」
フォルテ「おい。もっと本気でやれ。こんなもんじゃないのは分かっている。」
悟空「確かにこのまんまじゃ勝てねえ!やるか!!はぁぁ!!!」
ベジータ「かぁぁ!!!」
ヤムチャ「界王拳4倍だぁぁぁぁ」
ドンッ
バチバチ ビリビリ
フォルテ「確かにパワーアップはしたようだ。」
悟空「こいつは超サイヤ人2だ!」
ベジータ「そろそろその口もふさいでやるぜ!!」
ヤムチャ「限界ぶっちぎりの界王拳3倍だぜ。はぁはぁはぁ」
悟空「結局、4倍は無理だったのか(笑」
フォルテ「はぁぁぁ!!!!」
フォルテは片手を前に差し出し気を充実させ始めた。
フォルテ「ヘルズローリング!!!」
フォルテの手から漆黒のエネルギー弾が放たれた。
657ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:09:54 ID:???
ガッ
悟空は瞬間移動でかわし背後から回し蹴りをしたが、フォルテは受け止めた。
ヤムチャがフォルテのエネルギー弾を吸収しパワーアップした。
フォルテ「なにっ!?」
悟空「はあああ!!!」
フォルテ「うおおお!!!」
ドカカッ 
悟空とフォルテの攻防戦が始まった。
フォルテの方が優位に進めている。
ベジータ「ギャリック砲ー!!!」
ベジータは背後からギャリック砲を放った。
フォルテ「こざかしい!!」
ボオッ ドォォン
ベジータ「何!?」
フォルテ「気候砲ー!!」
ベジータ「ぐわあああ!!!!」
悟空「今のは天津飯の技じゃねーか!?なんで!?」
ガサラ「気をつけろ!そいつは相手の能力を吸収することができるんだ!!」
ベジータ「それをもっと早くに言え!」
フォルテ「エアバースト!!」
無数のエネルギー弾が悟空とベジータを襲う。
悟空「ちっ!ベジータ!」
悟空はベジータの腕を掴んで瞬間移動をした。
フォルテ「ふん!」
悟空「うおりゃぁーー!!」
突如現れた悟空のパンチをフォルテはガードした。
ベジータ「くたばれぇーー!!」
ガッ
ベジータのキックも受け止められた。
ヤムチャ「たあ!」
フォルテ「おぐあぁああっ!!」
ガサラ「ちっ!ソニックライザー!!」
658ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:13:30 ID:???
ガサラは大剣を振り落とし衝撃波を放った。
フォルテ「くっ!」
フォルテは思いがけない攻撃にダメージを喰らってしまった。
ヤムチャ「逃げるぞ!!」
悟空「あ、ああ!」
ベジータ「くそったれ!!」
悟空達は猛スピードで逃げた。
フォルテ「おのれぇぇ!!ガサラめ!!・・ヤムチャめぇぇ!!」
ガサラ「分かっただろ?奴がどれほどのものか・・・。俺達が束になってかかっても
奴は倒せん。俺様ですらさっきの不意打ちが精一杯だ。勝てる見込みがあるのは・・・ヤムチャ!
貴様のパワー吸収能力しかないんだ」
悟空「確かに・・・。フュージョンしても勝てる相手ではなさそうだな。ここはヤムチャにまかせるしか」
ベジータ「ふざけるな!!で、どうするんだ?」
天津飯「孫・・・ここは?」
悟空「天津飯。大丈夫か?」
天津飯「なんとかな。」
ベジータ「おい。それでフォルテはどうするんだ?」
ガサラ「方法はある。」
悟空「ホントか?」
ガサラ「フォルテの恋人・・・・ルーナを探せ。ヤムチャ・・貴様の妹だろ?」
悟空「なんだって!!」
ヤムチャ「ちっ、知っていたか」
ガサラ「裏世界じゃ有名な話だったからな。無敵の狼ヤムチャの話は。」
ベジータ「何だと!で、探してどうするんだ?地球人の小娘一人であいつを止められたら苦労はないぞ?」
ダーツ「戦って勝てる相手でもねえってんだ!お頭の言うとおりにしろ!」
悟空「分かった。で、その娘っ子が何処に居るのか知ってるのか?」
ガサラ「情報が正しければまだヴェーンに居ると思う。場所は分かるか?」
悟空「ああ。サンキュー。それじゃ行ってくる。」
ベジータ「・・・・・・」
659ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:17:44 ID:???
悟空「どうした?ベジータ?」
ベジータ「カカロット。俺はここに残る。」
悟空「なんでだ?」
ベジータ「俺は小娘の手を借りて奴を倒すぐらいなら消される方がマシだ!ヤムチャごときに負けてたまるか!」
悟空「仕方ねえよ。これしか方法がねえんだ。」
ヤムチャ「オレの吸収能力を使えば簡単に倒せるけどな。」
ベジータ「言っただろ?俺はこの二年間で比べモノにならないほど強くなったとな!」
悟空「ベジータ・・・・。分かった。オラは娘を探してくるから・・・。ヤムチャ!おめぇは吸収能力でフォルテの奴を倒しておいてくれ」
ヤムチャ「ああ。任せておけ!」
ベジータ「さっさと行け!!」
悟空「死ぬなよ。ヤムチャ。」
悟空は去っていった。
ベジータ「けっ!余計なお世話だ!」
表世界
悟空「とりあえず先に神殿に戻った方がよさそうだ。」

神殿
ビッ
悟空「おーい!」
クリリン「悟空!無事だったのか!?あれ?ベジータは?」
悟空「あいつは裏世界に残っている。それよりオラは今人捜しをしているんだ。手伝って
くれないか?」
クリリン「人捜しか・・・。じゃあ、悟空と俺とあと悟飯にでも来てもらうか?」
悟飯「僕は構いませんよ。」
悟空「悟飯。ヴェーンっつーとこ知ってるか?」
悟飯「ええ。なんか魔法使いが多いとか聞きましたけど。」
悟空「そこにオラが探している奴が居るはずだ。」
クリリン「どんな子なんだ?」
悟空「どんな子って・・・オラ名前しか聞いてないけど・・・」
クリリン「名前だけか・・・。まあ聞いたらどうにかなるだろう。」
悟空「そうだな。よし行こう!」
660ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:19:23 ID:???
ヴェーン
悟空「ここか・・・。結構広い街じゃねーか。」
クリリン「なあ。そこの兄さん。」
男「なんだい?」
クリリン「えっと・・名前は・・・」
悟空「ヤムチャの妹のルーナっていう娘を知らねえか?」
男「もしかして・・・フォルテの恋人の?」
悟空「そうそう。」
男「ルーナなら泉に居るんじゃないか?あの兄妹はよく泉で歌の練習してたからな。」
クリリン「裏世界最強が歌の練習・・・。なんかなぁ・・。」
悟空「サンキュー!」
悟飯「泉は・・・あっちですね。」


クリリン「ここだよな?」
悟飯「お父さん。あそこに・・・・」
悟飯が指を指した場所にはオレンジ色のスカーフを頭に巻いた青い髪の女の子が座っていた。
瞳は綺麗な空色を写している。そして綺麗な歌声で歌を歌っている。悟飯とさほど歳は変わらないだろう。
悟空「あいつが・・・・。」
悟空は近寄ろうとしたが・・・
クリリン「悟空!止めとけって!裏世界最強の恋人だぞ!?」
小声で言った。
悟空「だけどよぉ・・・ベジータも危ないんだぜ!?」
悟空も小声で話した。
少女「誰!?」
クリリン「いっ!?」
悟空「おめえがフォルテの・・・・」
少女「フォルテを知っているの!?フォルテは何処!?」


661ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:22:17 ID:???
裏世界
フォルテ「ここにいたか。」
ベジータ「どうやら見つかったようだな。」
フォルテ「お前一人か?ふん!つまらんな。」
フォルテは鼻で笑った。
ベジータ「すぐに面白くなるさ。」
ベジータは構えた。 ヤムチャはフォルテのエネルギーを吸収した。
ベジータ「かぁぁぁぁぁ!!!!」
ゴゴゴゴゴゴ
ベジータは気を高めた。
フォルテ「ほう。さらに力を隠していたか・・・。ぐあぁぁぁぁぁぁ」
ベジータ「ああああああああ!!!!!」
ドン
バチバチ ビリビリ
ベジータ「待たせたな。こいつが超サイヤ人3だ!」
フォルテ「くっ。力が抜けていく!」
ヤムチャ「お前のパワーの89%はいただいた!!」
ベジータ「よくやった!ヤムチャ!はああ!!!」
ベジータとフォルテは共に駆け出した。

ヴェーン
悟空「今、裏世界では大変なことになっている。フォルテが裏世界を滅ぼすのも時間の問題だ。」
少女「・・・・・・・」
クリリン「そういや、君の名前聞いてなかったよな?なんて名前だ?」
少女「ルーナ・・・・。」
悟飯「ルーナさん。頼むよ。君しかいないんだ。フォルテを止められるのは。」
ルーナ「そんな・・・・。」
ルーナは涙目になった。
その時、
グゴゴゴゴゴゴ
662ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:24:06 ID:???
悟空「なんだ!?」
ゴパァッ
地面から3人が出てきた。
一人はよく知っている人物だ。
ベジータ「おおおおおおお!!!!」
フォルテ「うがああああああ!!!!」
バチィィィィン
フォルテ「い・・・痛い!!助けてくれ!」
悟空「ベジータ!」
ベジータ「カカロット!!手出しは無用だぞ!ヤムチャの吸収能力でフォルテは弱くなった。今の俺なら十分に片づけられる!」
悟空「待て!ベジータ!」
ベジータ「はあ!!!」
フォルテ「アースブレイカー!!!」
ドゴゴゴゴ
ベジータ「きかないな!はああああ!!!!」
フォルテ「シューティングスター!!!」
ドパパパパパパ
フォルテの無数のエネルギー弾でベジータは吹っ飛ばされた。
ベジータ「少しはやるな!!!」
悟空「ベジータ!超サイヤ人3をやめろ!体が持たなくなるぞ!」
ベジータ「俺に指図するな!!」
クリリン「あんまり強くないな。」
悟飯「はぁぁ!!!」
ボウッ
悟飯は潜在能力を解放した。
悟飯「僕が相手だ!!」
ルーナ「やめて・・・・・・」
小声で言うが聞こえないようだ。
663ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:25:53 ID:???
フォルテ「た・・・たしゅけて・・・。」
ヤムチャ「92%吸収完了!!あともう少しで奴のパワーは0になるぞ!」
悟空「よっしゃーー!!!」
悟空も超サイヤ人に変身して加勢した。
クリリン「俺もやってやる!!」
ベジータ「勘違いしてないか?貴様を倒すのは、この俺だ!!」
超サイヤ人3を解かずにフォルテにかかっていった。
ルーナ「みんなやめてーーー!!!!」
フォルテ「ダークネスオーバーロード!!!」
悟空「波ぁぁーーーーーーーー!!!!」
ベジータ「ギャリック砲ーーーーーー!!!!」
フォルテの攻撃と悟空とベジータの攻撃がぶつかり合う。
クリリン「波ぁぁーーーー!!!」
悟飯「波ぁぁーーーー!!!」
フォルテの背後から二つのエネルギー波が放たれた。
ルーナ「やめてーーー!!!」
ルーナはフォルテの背後に来て攻撃を防ごうとした。
悟飯「何!?」
クリリン「しまった!」
フォルテ「ルーナ!!」
フォルテはルーナを庇うように四つの攻撃をすべて喰らった。
ベジータ「攻撃の手を緩めるな!」
悟飯「ベジータさん!!」
ベジータ「くたばれーー!!」
バキッ
ベジータのキックがフォルテに命中。
フォルテ「ひぃぃ!!!」
フォルテは波動でベジータを吹っ飛ばした。
664ヤムチャと裏世界の秘密:2005/05/23(月) 19:28:43 ID:???
フォルテ「貴様らぁぁ・・・・くたばれ!!」
フォルテの気が更に減り始めた。ヤムチャがフォルテの力をほぼ吸収したからだ。
ヤムチャ「お前の相手はオレだ!」
悟空「ベジータ!フュージョンだ!!早く!!」
ベジータ「黙れ!!」
ベジータはフュージョンを断りフォルテに向かっていった。
ベジータ「くそったれがーーー!!!」
ベジータは特大エネルギー波を放った。
フォルテ「ダークバースト!!」
フォルテの右腕から暗黒のエネルギー波が放たれた。
ドォォォォォォン
ベジータ「はあああ!!!!」
フォルテ「も・・もうやめてくれ・・!し・・死んでしまう!」
悟空達にも無数のエネルギー弾が放たれた。
ズドドドドドドドド
クリリン「うわあああ!!!」
悟飯「ぐっ!!」
フォルテ「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
ルーナ「フォルテ・・・どうして?」
フォルテ「・・・・・・・・」
フォルテはかぶりを被った。
悟空「龍拳ーー!!!!」
フォルテ「後ろか!!?」
フォルテの背後から悟空が龍拳を喰らわそうとしていたが・・・
フォルテ「ダークアームブレード!!!」
ズパァ
ヤムチャ「はぁぁぁ!!!」
悟空「へへ・・・強え奴と戦えるのはうれしいけど・・・おめぇもそうなっちゃおしまいだな・・・。」
悟飯「もうおしまいだな」
クリリン「ヤムチャさん・・・強い」
ベジータ「俺が・・・・宇宙・・・一・・・なんだ・・・」
665マロン名無しさん
ご愛顧ありがとうございました














このスレはここまで                 です。。













thank you 2ch and...good bye 2ch world!!