【おぼっちゃまくん】
或る夜、ちゃまは夜道を散歩していた。そこに・・
「だ!だれでしゅか!!」
悠然と立ちふさがる範馬勇次郎が居た。
次の瞬間にはちゃまは目の前に立つ男の言い知れぬ殺気を憶え
「こ・・こんばんワイン」
引きつる笑顔で言うちゃま。と・・・・
「おめえ男の癖に亀なんぞ乗らなきゃ歩けねえのか?」
勇次郎が睨む。
その表情に一層恐怖に身を強張らせたちゃまは
「パンだ!この野郎!」
と虚勢を張る。しかし
「何ぃ・・」
勇次郎の眼が更に吊り上り、正に悪鬼の表情となって
右手をちゃまに伸ばして来る。
(こ!殺されるぶぁい!!)
そう直感したちゃまは思わずその右手に飛びつき
「友だちんこーーー!!」
とやってしまった。・・・・・・・数秒の間が空く・・・・・・と、
「クックックック・・・・・ハッハッハッハッハ」
勇次郎が笑っている。それを見てやっと安堵の表情を浮かべたちゃまは
「お・おもしろかったでしゅか?・・そ・それは良かったぶぁい・・」
勇次郎はまだ笑っている・・
「じ・・じゃあポックン最近シンクロナイズド睡眠不足気味なんで
帰らしてもらって良かでしゅね?」
ちゃまが勇次郎の右手を自分の股間から離そうとした瞬間!!
↓
「阿呆が!」
と、一瞬で悪鬼の表情に戻り呻いた!そしてちゃまのたまを握り力を込める!
「しぎゃぴーー!!!」
ちゃまは絶叫した。夜道歩きの危険に備え「チンコプロテクター」を装着していたのだが、
勇次郎の鬼の如し握力には無意味であった。チンコ諸共握り潰され、ちゃまは
「そ・・そんなバナナ・・」
この言葉を最後に生き絶えた・・
ちゃまを乗せていた亀数匹が慌てて御坊家へもどる・・・数分後
怒り狂う亀光(おとうちゃま)は財力にものを言わせ、ちゃま殺害犯が「範馬勇次郎」
である事を突き止め、財産の大半を使い大軍隊を結集し、勇次郎を討つ作戦を立案。
しかし・・作戦決行後、勇次郎の前に大軍隊は悉く敗れ全滅・・大敗を喫した・・・・
その後・・亀光は自害し、財産を使い果たした御坊家は破綻・・・・
御坊家専属の「お助け軍団」その他は、ちゃまのぜっこーもんこと「袋小路家」に
買収されることになったのであった・・・・・・・・・。 (終)
えらい悲劇になってもた・・・・長文スマソ _| ̄|○