【ネギ゙ま!】11番 釘宮円萌えスレッド5【釘男君】

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727マロン名無しさん
マホラ松屋オフのレポです

20:45分、俺は学園都市をブラブラして時間をつぶしていたが
そろそろ時間なので、会場に行くことにした。
最悪、写真がうpされてもいいようにグラサンと帽子を装備し、会場へ赴く。
20:50分、店の前に到着。時間まで待機することに。
ケイタイを見るふりをしながら時間を確認し、ときおり店内をのぞき見る。
あたりを見渡すと、ショートカットで赤い制服を着た姉ちゃんが俺と同じようなことをして
ちらちらと店内をのぞき見ている。よく見ると少々含み笑いをしている。
・・・こいつ、俺と同類だ。俺はそう確信した。
他にも同類がいないかどうか、あたりを見渡す。
すると店の前に立っている小太りのやはり赤い制服を着た姉ちゃんが目に入ってきた。
しかしショットカットの姉ちゃんと比べると落ち着いていて
ただ人を待っているようにも見受けられる。
もう一度あたりを見回したが、その2人以外に怪しいヤツはいないようだ。
21:00になり、店の方を見ると、ショートカット姉ちゃんと小太り姉ちゃんが店内に入っていく。
・・・間違いない。小太り姉ちゃんも同類だ。そう確信し俺も店内へ急ぐ。
一階はすでに満員だったので、三人とも二階へ上がる。
できればショートカット姉ちゃんか小太り姉ちゃんのとなりに座り
「並つゆだくで」と言い、「お前つゆだくって言いたいだけちゃうんか」と
ブチ切れられたかったが、両者の席の隣が空いてなかったのでしかたなく
2人から離れた場所に座る。
728その2:04/05/03 01:11 ID:???
まず最初にショートカット姉ちゃんが大盛りねぎだくギョクを注文する。
次に小太り姉ちゃんが大盛りねぎだくに加えギョク3つを注文。
俺もすかさず大盛りねぎだくギョクを注文する。
俺が注文し終わると、茶髪を長く伸ばしたオネエ風の姉ちゃんが登場し、俺の右横の席に座る。
アネエ風姉ちゃんは俺達と同じく、大盛りねぎだくギョクを注文。
どうやら彼女も同類のようだ。
しばらくすると厨房から声が聞こえてきた。耳を澄まして聞いていると
一階との無線連絡の会話で「大盛りねぎだくギョク」という言葉が連発されている。
思わず吹き出しそうになるが、口を押さえ必至でこらえる。
その後、男性2人組(一人は不精ヒゲのオジサマ、もう一人はジジイ)が登場。2人とも並ねぎだくギョクを注文する。
なぜ並なのか疑問に思ったが、単に大盛りだと食いきれないためだと勝手に決めつけ納得する。
また女性が2人が店内に入ってきて、俺の2つ右横の席(オネエ風姉ちゃんの右横の席)
にそれぞれ座る。一人が並ねぎだく、もう一人が並つゆだくを注文。
ねぎだくを注文した女性から「お前つゆだくって言いたいだけちゃうんか」
という言葉が聞けるかもと期待したがかなわず。残念だ。
一気に大量の注文、しかも普段あまり聞かないねぎだくを注文されたことで厨房は大慌て。
二階の厨房には、まだなれてない感じの素人店員と
素人店員を指導する玄人店員の2人がいたが素人店員の方は半ばパニックに陥っていた。
そのため、オーダーを間違えるなどのミスを連発。その都度玄人店員に注意される。
その様子は少しばかり可哀想だったが、正直あわてふためいている姿が面白かった。
結局、注文したものがくるまで10分弱ほどかかった。かなり手際が悪いが
はっきり言って今この空間は異常事態なのでまあ良しとする。
しばらくはみんな殺伐かつ黙々と食べつつけた。
俺は少しでも長く店内にいたかったのでゆっくりと食べる。
729その3:04/05/03 01:11 ID:???
少しして、小太り姉ちゃんが「お勘定お願いします」と言い席を立った。
素人店員が勘定をすませ、小太り姉ちゃんが立ち去ろうとしたとき
玄人店員が「卵3つだよ」と素人店員に言ってきた。
素人店員はギョク3つ頼んだ小太り姉ちゃんの勘定をギョク2つと勘違いしていたのだ。
素人店員は平謝りして50円を小太り姉ちゃんから申し訳なさそうに受け取る。小太り姉ちゃんは「あ」とだけ言い、立ち去る。
もうね、アホかと。
その後少しして、ショートカット姉ちゃんが手を挙げ「お勘定お願いします」
と言った。
そしてその後にこう言った「すいませーん、領収書切ってくださーい」と。
その瞬間、店の空気が変わった。
あいつ、領収書の名前なんにするんだ・・・
そんな空気が店内に漂う。
俺も箸を止め、ショートカット姉ちゃんをグラサンごしに凝視する。
店員が「宛名の方はどうされますか?」と聞いてくる。
ショートカット姉ちゃんはすかさず「まつらーinマホラチアで」と言い放つ。
その瞬間、また店内の空気が変わった。
店内のいたるところから、必至に笑いをこらえるくぐもった声が聞こえる。
俺も口を押さえ、笑うまいと必至でこらえる。
しかしショートカット姉ちゃんの一言が強烈すぎ、俺は思わず
「ぶふぉ!」という空気が暴走する音を立てながら吹き出してしまった。
ばれないように深呼吸をし、動揺を抑える。けっこう大きな音を立ててしまったと
思ったが、以外にも俺を見ている人はいない。
みんなヘタをすれば自分がなっていたかも、とでも思っていたのだろう。
おかげで俺は何もなかったかのように大盛りねぎだくギョクを再び食い始める。
領収書をもらったショートカット姉ちゃんはなにごともなかったかのように
店を後にした。「お疲れ」と一言声をかけようかという思いが頭をよぎったが
馴れ合いは禁止なのでやめておいた。
730その4:04/05/03 01:12 ID:???
ショートカット姉ちゃんが帰った後、俺の左隣に座っていた一般人のカップル
(両者とも注文したのはただの並)が「彼女、可哀想だね。笑われて」
などと言っていた。馬鹿かと。
しばらくして、俺の2つ右横の席に座っているおねーさんが
「お勘定お願いします」と店員に言う。
その後、ショートカット姉ちゃんと同じように「領収書ください」と言う。
声が小さかったせいか、店内にさっきのような空気の変化は見られなかったが
俺は、おねーさんの声を聞き漏らすまいと耳を澄ました。
おねーさんは店員の「宛名の方はどうされますか?」という問いに対し
「マホララブラブチアリーディングで」と答えた。
ショートカット姉ちゃんの強烈な一撃のせいで免疫ができていたのか
今回は笑わず冷静にその光景を見ていることができた。
何も知らない店員が「マホラはカタカナでよろしいですか?」
と聞いていたのが滑稽で面白かった。
マホラのマツラーだと思われる人がだいたいいなくなったので俺も残りの
大盛りねぎだくギョクを片づけ、手を挙げ店員に「勘定お願いします」と
声をかける。俺も領収書をもらおうと思ったが、いい名前が浮かばなかった
のでやめておいた。『近衛コノエモン』で領収書もらおうかと少し迷ったが
やめておいて正解だった(他の会場でやっている人がいた)