(´-`).。oO(まあ松江名君はサボるなんて概念はないかもだけど)
松江名はケンイチか……アパチャイにしようかとも思ったが
ああ、追い込まれれば変身するから(謎
長谷川「本校にも、まさかあんな漢らしい人がいるなんて思いもしなかった。」
男A「人………なのか?」
男B「………何故に気づかん?」
横の男がツッコミを入れる。感動している長谷川に茶々を入れつつ、二人が頭を抱える。
長谷川「どうした?何か問題でもあるのか?」
男A「……長谷川気づかなかったのか!?」
長谷川「気づくって……何を!」
男A「あれはどっからどう見てもロボッ………。」
男B「待て!有賀!!」男A「どうした熊谷!!」
そう言って、有賀と言われた男は熊谷と言われた男の方を向く。
熊谷「長谷川は気づいてないんじゃないのか?」
有賀「気づいていないって………。」
こそこそと話ながら、二人は顔を見合わせる。
熊谷「気づいていないって………あんなはっきりしているのにか!あいつはニュータイプ能力も持ってるんだぞ!」
有賀「ニュウータイプ能力を持ってるから、ああなったのかもしれんぞ!!ほら、富野を思い出してみろよ………。」
熊谷「………確かにな……。」
長谷川「おーい!二人何こそこそと話し合ってるんだ?」
さっきから二人の世界に入っているのを長谷川が止める。
有賀「いや………ちょっと……。」熊谷「今さっきの人について話し合い……」
長谷川「外見なんてどーでも良いじゃないか!!それより、向こうの三人……ってどうした?」
あまりと言えばあまりの発言に二人は顔をテーブルに突っ伏した。
時音キタ――――(゚∀゚)―――――!!!
と、喜んでるのは俺一人なのかやっぱ?
(*´д`)イエロウタンハァハァ
(・∀・)人(・∀・)
イエロウいいよな。和の少女ツボ。
(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)
長谷川「……と向こうの三人………。」
熊谷「ジャン高の連中みたいだけど?」
そう言って熊谷が後を振り向く。
??「この戦いを終わらせる為にやってきた、特別工作員って所だろ?」
そう言って、白髪の男がゆっくりと食事場へと入っていく。
長谷川「商業科の人間が一体何用だ?」
警戒をしながら長谷川が言う。
??「そう警戒するなって……今日は只話に来ただけさ……。」
長谷川「話??」
??「そちらの三人とな……。」
そう言って、顎でえなり達をさす。指されたえなり達は警戒を強めた。
ザワ……ザワ……ザワ……。空気が一気に凍りつく。
有賀「私達は邪魔のようだな……。おいとまする事にしよう。」
熊谷「そうだな。じゃそん男にけつの毛引っこ抜かれないように気をつけろよ。」
黒服を着た長身の男と、黄色いカーパーの少年が席を立つ。
長谷川「おい……二人とも……。」
有賀「俺達がいても話しないだろう?あの福本は。」
熊谷「そうそう!」
長谷川「自分が食べた分は自分で払下さいね。」
話をすり替えようとした二人を止めて、長谷川はカウンターに二人を引っ張っていった。
松江名君は品行方正、しかしちょっぴりヘタレで後ろ向き。
「リック君の悲しみソングを止めないと授業どころじゃないから・・・。
サボりだなんてあんまり気が進まないけど学園の平和には必要な事・・・ぶつぶつ」
とかボヤいてる間に他の連中は、とっとと荷をまとめて遠足準備。
「みんなの分もカツサンド買ってくるわー楽しみね〜」うきうきタイシ。
「わいはパス。学食のパンはいまいち好きになれへんねん・・・」実はパン嫌いの橋口。
「(ぼー)」他人に流される性格と人生の福地。
「あたしは自分のお弁当がありますから」絵に描いたような和の美人イエロウ。
「メロン〜〜〜!!メロンパンを買ってきてもらおうか〜〜〜!!」やかましいリック。
「怪奇(略)」説明不能の川久保。
そこへ絵の具まみれの藤田がキャンバスを持って憩いの教室・
通称『カレッジ』に現れた。新作が完成したらしくニコニコしている。
「師匠!」「あら先輩こんにちわ」「どうしました?」
「やあやあみんな!今からどこかへお出かけかい?
よければ出る前にボクの新作を見てやっておくれよ!自信作なんだ」
どれどれ・・・とキャンバスを熱心に覗くのは松江名と川久保。
他の連中はだいたい中身が想像つくので先に苦笑いで返しておく。
中身は案の定独創的すぎてよくわからない。松江名が笑顔で感想を言う。
「凄いですねー!このピンクと灰色と群青色!これは宇宙の神秘イメージですか?」
「え?あ、はは・・・桜の木なんだけどね・・・」
「・・・・・・」しばし沈黙。
「今から桜見物かい?ならボクもスケッチがてらお邪魔しようかな。
どこの桜を愛でるのかな・・・・え?滋庵風高校の・・・番外地にある伝説の桜!?」どうなる?
たまには上げてみようか
本編が忙しいのでこっちに書けないね
ごめんね
福本が横に座り、四人で会話を始める。
福本「まあ、この戦いは栄主も説十も、そう望んでることじゃねえ。只止めるに止められなくなってるんだ。」
そう言って、福本は写真を出す。
荒木「こいつは……?」
福本「まあ、こいつがこの戦いの主犯格、木村太彦って言う栄主の奴だ。」
そう言って福本がにやりと笑う。
尾田「こいつがどうしたんだ?」
福本「こいつは何も言わずに栄主を抜け……そして説十に捕まったと言う事になっている。」
えなり「なっている?」
奇妙な台詞にえなりが聞き返す。
福本「ああ、どうやらそいつはある奴が流したデマらしい。」
そう言って、福本は水を飲む。
尾田「で、こいつは今どこにいるんだ?」
福本「聞きたいか?」
全員がうなずいたのを確認して、さっと言う。
福本「ジャン高にいる。」
荒木「ちょっと待て!なぜうちにそんな奴が入ってきてるんだ?」
福本「さあ……そこまでは調べていない……と、ここからが本題だ……。」
そう言って、ドシンとトランクケースをテーブルの上に置く。
福本「ここに5,000万円ある……。木村を殺してほしい。」
周りの空気が一気に冷える。
荒木「……理由はなんだ?」
福本「あいつが生きていて余計な事を話しちまったら、それだけで話はややこしくなる……。」
またしても、空気が冷える。
福本「別に直接殺せと言ってるんじゃない。木村を閉じこめている所でわざと解放して、屋上から落とすだけでも良い。」
三人「………。」
福本「なにも、そこまでしなくても只屋上の方へ追いつめるだけでも良い……これは只の事故……事故としてだけでも良い。」
唖然とする三人。
福本「一生かかっても手に入れる事ができない大金だぞ?それをみすみす見逃すってのか??」
まだ唖然としている三人の目の前で、金の束を一つ引く。
尾田「何してるんだ?」
福本「お前等は迷った……迷ったらその時間の分だけ金を引いていく。」
えなり「卑怯だぞ!!」
福本「俺達の世界ではな……迷った分だけ命が減っていく。その代価だ。」
桁外れの凄み……。その凄みに三人の動きが止まる。そして三人が止まった瞬間にさらに束を抜く。
えなり「荒木先輩、尾田君、ジャン校に戻りましょう。」
そう言ってまるで福本から離れるかのように、えなりが立ち上がる。
福本「つまり、この仕事は受けないって事か?もう少し考えたらどうだ?」
先ほど、マスターに頼んだ白ワインを飲みながら皮肉っぽく言う。
えなり「僕は……あの金の抜かれる姿を見ていると……。」
ま る で 自 分 の 身 を 切 ら れ て い る 感 覚 が す る
えなり「この仕事は受けません。俺達は俺達なりの仕事をします。」
そう言って、えなりが自分の財布を抜き出し食事代を出す。
えなり「すいません、食事代はここ置いておきますので。行きましょう。」
その言葉に我に返ったかのように二人も自分の食事代を出し、食堂から立ち去っていった。
こっちはこっちで面白いと思うんだけど人いねえなあ・・・
んだのう
>>153 向こうが今凄いからそれどこではないのだろう。二つに書くのは大変だし……。
福本は、静かに飯を食べている。そこに一人の男が入ってきた。
「話は聞かせてもらった。良いのかい?あの男ほっぽいて。」
その問いを聞きつつ、福本は水に口をつける。
「かまわんさ。ここで金に手をつけるようだったら、そいつを見捨ててたさ。」
「???」
「だいたい、金で人を殺すという事は、金で裏切るっていう事だろう?そう言う手合いは信頼できない。
普通、人間なら心の中で誘惑とかそう言うのがあるだろう?だが奴はそれを蹴った。
つまり奴は人間……人間だ。」
「……そういうもんかね。」
静かな威圧感に押される男。
「そう言うもんさ。」
はははと軽く笑いながら、福本は水をぐいっと飲む。
「さてと、こちらは何とかなりそうだな……よし、後は本校がどう動くか……。」
そう言って、福本が報告書を読む。
「説十の方は戦力がそろってきたようだな……。」
まあ、説十は慎重だからすぐさま攻撃と言う事はないだろう。
「さてと、こちらも動く準備を開始するか。」
福本はそう言い放つと、代金を払い店を出ていった。
おおー
やるな福本さん
荒木「……さてと、ジャン高にいるってのは聞いただろうが……。何処にいるんだ?」
そう言って荒木はゆっくりとジャン校を見渡す。
えなり「広いですからねえ……ここ……。」
そう言って、えなりも見渡す。
尾田「なあなあ、あそこじゃないのか?」
そう言って、尾田が校舎の一角を指さす。
木村「おーい!おーい!」
そう言って、木村が窓から手を振る。
尾田「よーし!ちょっと行ってみるか!ゴムゴムの……ロケット!!」
木村のいる窓を掴むと、そこへ向かって真っ直ぐ進む。
木村(やった!これで助かった!!)
そう思った、木村だが、次の瞬間別の考えが浮かぶ。
木村(このまま助かったら面白くない!!)
急いで窓を閉め、部屋の外へ出ようとする。
梅澤「おい?どうしたんだ??」
木村「助けてえええええ!!」
叫びながら廊下を走る木村。窓の外では……窓に突っ込んだ尾田が急いで入ろうとしていた。
裏御伽探偵事務所とか出しちゃダメ?
澤井君はアルバイトで
>159
良いんじゃない?前の人の設定を無視しなければ。
と言うより、書いて欲しい。
えー(*´∀`)いいのかなー 張り切っちゃうよ?
162 :
逃走:04/03/07 21:07 ID:???
木村「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
そう叫びながらジャン校を走り回る木村。
尾田「待てぇぇぇぇぇぇぇ!」
そう言って追いかける、尾田。
荒木「こっちか!」
そう言って、荒木とえなりが木村の前に立ちふさがる!
木村「………。」
挟まれる形となった木村は困ったように顔をしかめる。
荒木「言っておくが、今の所君に危害を加える気はさらさらねえ。
栄主に一回戻ってきちんと説明してもらおう。」
荒木は疲れた顔でそう言い、木村を真っ直ぐと見つめた。
しかし、声は木村の方からは聞こえず、別の方から聞こえてきた。
??「………それは困る。」
謎の声の正体は!?そしてその目的は!!
実は早々話がこんがらかってよくわからんのだよ(木村事件から)
誰かまとめてくださいませんか?
職人さん達・・・GJ!
大まかなながれ
木村がロケット連合に捕まる。
真島が、栄主にそれを説十の仕業と言う。ロケット連合には栄主が取り返しに来ると嘘を言う。
栄主が説十に攻め入る準備を開始。
説十に向かって攻撃が開始される。長谷川達は木村を捜しにが町に出る。
荒木達はこの戦いを終わらせるように矢吹から依頼を受ける。
福本と出会う。で、この戦いの鍵である木村がジャン校にいる事を知らされる。
そこで5000万で木村を殺すよう頼む福本。えなり達はそれを断る。だがそれは福本のテストだった。
で、木村を偶然見つけたものの、木村は”このままだとつまらない”と言う事で逃走。
何とか追いつめるが、そこで何者かの邪魔が入る……ってのがだいたいの流れだと思う。
そもそも木村何しに来たんだよ_| ̄|○
サンクス
>>166 えなり本編よりもかなり「余の名はズシオ」的展開が強まっているというか。ノリですノリ。
本編進まない記念age
さて、何も知らず帰路についたZ三人組。
長谷川「……ん?」
何かに気づいたかのように、長谷川が路地裏を見る。
熊谷「どうした?」有賀「何かあったか?」
そう言って、二人もつられてそちらを見る。そこには……。
長谷川「野中さん!」
倒れ込んでいる、野中の姿があった。
??「ちっ……運の悪い奴もいたもんだ。」
そう言って、その男が剣を振る。たちまちのうちに数百の獣の顔が現れた。
長谷川「その能力は!」
??「これは、俺のダークブリング『リアル・モーメント』の能力!!」
そう言うや否や、長谷川に向かって数百の獣の顔が襲いかかってくる。
長谷川「スパイラル・ストライク!」
腕から螺旋状のエネルギーが放出し、獣の顔を吹き飛ばそうとするが、エネルギーはすり抜けてしまう。
長谷川「(幻か?)。うわあああああああああああああああああああッ!」
一匹の獣に腕を噛まれ、長谷川が大きく叫ぶ。
??「ふん……こちらとしても、色々あるんでね……。見た事を不幸に思え……。」
そう言って、その男……真島ヒロは剣を構える。
長谷川「有賀!熊谷!野中さんを頼みます!ここは私が食い止めます!」
熊谷「長谷川!……わかった!!」
そう言って、二人がかりで野中の体を持つ。
真島「……逃すか!」
剣を振るおうとするが、長谷川が牽制する。その姿を忌々しそうに見て真島が叫ぶ。
真島「……実力で退いてもらおう!!」
真島はさすがどっちのスレでも悪人だのう
始めてこっち覗いたけど
本スレの悪いところをいきなり受け継いでるのな
(´Д⊂
>>171 言ってる意味がよく分からないんだが、ちょっと英語で言ってみてくれんか?
そろそろ書きたいなage
ホシュ学園
いわゆる昼食時。授業もやらずにそこかしこで闘争の種。
木村太彦を中心に回り出す赤い歯車。
それらとは別に、静かに動き出す漫画家達の時間――――
滋庵風高校、屋上。
トコロテン澤井が天日に干されて美味しさがアップしている頃。
彼の携帯が奇妙な着メロを奏でだした。
♪ポーパピッピ パープピッパ ピーピパプピー♪ポーパピ パパペペ パパポパペピポ♪
ビクリ。揺れるトコロテン。ただの童謡に動揺する澤井(ダジャレ)。
この気の抜けたメロディはいったい・・・?
(・・・この携帯が鳴る時が本当に来るとはな。
支給品とはいえゲームにパケ代つぎ込んで正直すまんかった。
俺が【彼】のスカウトを受けてから一ヶ月。まだ【社員】全員と顔を合わせた事はない。
俺の≪初仕事≫か・・・楽しみだ。しかしこの曲・・・)
澤井は思案に暮れながら携帯のボタンを押す。
「・・・こちら澤井、いや暗号名(コードネーム)BBB(ボーボボ)。何用か?」
『BBか、こちらAT(オートマチック)。今から事務所に来れるか?』
「ああ、行けるぜ。身体が太陽光線で乾物化しかけているがな!」
『来る前に水を飲んでおけ。では1時までにな。お前の初仕事だ』
「そう来なくっちゃな!・・・茶でもいいよな、AT?」
『変な色がついてもいいならな。他のぐうたら連中も珍しく出社しているんだ、急げよ』
「アイアイサー」
携帯を切り、満足げな息を吐く。
アルバイト身分だが、いつか正社員になりたいと思う。かっこいいからな。
「もしかして童謡≪きんたろう≫が、あの事務所のテーマソングなのか?
変なところだな。【 裏 御 伽 探 偵 事 務 所 】ってのは・・・!!」
久しぶりに話が書かれたな。
探偵物語age
長谷川さんの情報を調べていたらマップスが読みたくなった・・・
なんか書こうと思ったけど女化ネタが駄目な俺には無理だった
魔法で男に変えてしまえばいいのです
女化ネタだと考えるからいけないんだ
「漫画キャラが作者名を名乗ってる」と思えばいいんだ
逆転の発想か
学校の屋上で日干しになっていた澤井はおもむろに、
巨大なちくわをどこからか取り出し屋上の手すりにぐにゃりと載せる。
そしてちくわの穴の中によいしょっと入り込み、掛け声。
「目標!2キロ西のオンボロビル4階!アドバンスドちくわ砲レディーセットゴー!!」
どごーん。 大仰な台詞とともに、春の陽光で虹色に透ける澤井は空を舞った。
漫画家あふれる混沌の街。
小都会の一角にそびえる廃虚寸前の古ビル。
エアコン不用の心地よい風を取り入れるため全開になった事務所の窓の、
ピンポイントの隙間を通過して無事べちゃりと澤井到着。
見事なまでに砕け散ったところてんが美しい。
「早かったなBBB(ボーボボ)。あと2分遅れていたら賭けは俺の勝ちだったんだがなあ」
屈託なく笑うのは眉目に意志の強さを宿した黒髪の青年。
全身黒づくめで、なぜか不似合いなサングラスを頭の上にかけている。
彼が先ほどの電話の主・ATこと岡野剛であった。ちなみにロボット工学者だ。
「残念だったなAT!俺の勝ちだ。お好み焼きおごれや」
「(幽霊のくせに・・・)貧乏人に勝って嬉しいもんかね」
ため息をつく岡野の横でニヤニヤ笑うのは幽霊社員(笑)真倉翔。
暗号名は4×4(フォーバイフォー)。
同業者には《ハッタリ(屋)》を意味するブラフと呼ばれる。
かつて家業の神父をかさに色々詐欺罪を働いた経歴を持つゴリラ顔の男。女にモテモテ。
愛車の四駆は社員たちの重要な足だ。岡野の改造がほどこされているスパイ仕様。
たぶんプーマ号ではない。
「所長の姿が見えないがいかが致したかな?」と澤井。
「さっき客が来て別室にな。そうだ、まだ顔合わせしていない社員がいたな。岡村!」
「なんだー?げっ、なんだこのしゃべるゼリーの破片は」
「む、そこにツッコミを入れるとはさすが気が利くな(?)。
紹介しようBBB、彼はうちの切り込み隊長岡村。暗号名はレオ。漢字で書くと烈王だ」
「お前かーこの前入ったバイトってのは。早く正社員になって、
俺をお茶くみや掃除や買い出しの苦行から救ってくれよなっ!わはは」
屈託のないのが長所兼短所。レオこと岡村はにこやかにゼリーの破片を投げた。
「ぐわぁー!食い物を粗末にするなと親に教わらなかったのかー!」
「ふっふっ、俺の親父が教えてくれたのは、殺人技術と漫画だけだぜっ!」
「威張る事かぁ!!」ご立腹のところてんと、やけに爽やかな雑用社員であった。
無事澤井ボディの復元も済み、午後の事務所にまったり空気が訪れる。
「ああ、そういえばもう一人・・・副社長のリベロがいるが、あいつはここ最近行方不明だ。
風の噂では異世界で巨大化して乱闘してるらしいがこっちでは関係ないな(笑)」
「ほほう。異世界といえば先日変なのに遭遇して大変だったなあ(>38)」
本編とキャラ兼用かい。そして客との面会を終えて所長が皆の前に顔を出す。
「おお来たか澤井!忘れてねえよな?
俺がここ【裏御伽探偵事務所】所長の本宮だ!最近仕事が少なくてな、
お前の事放っといて悪かった。今日からバリバリ働いてもらうぜ!
まあまずは挨拶代わりにメシでも食いに行くか。俺のおごりだ。焼き肉でいいか?」
わははと豪快な笑い声が乱雑とした事務所内に広がった。
「おでん!(澤井)」「ラーメンがいいです(岡野)」「お好み焼きだろーが(真倉)」「ファミレス!(岡村)」
「 わ が ま ま ぶ っ こ い て ん じ ゃ ね ぇ ーーーーーーーーーーー !!!!
俺が焼き肉と言ったら焼き肉なんだ!覚えておけ!じゃあ行くぞてめーらぁ!!」
「「なら最初から“いいか?”なんて聞かないで下さいっ!!」」
やかまし会社員軍団が、がやがやしゃべりながら階段を歩いて降りる。
それをどこからか気配なく見守る男の影。
先ほど面会した客とは別の人間である。本宮の、友人。
「やれやれ、おっさんも相変わらずだな。俺もご相伴に預かろうか」
男は薄い唇にトレードマークの微笑を浮かべると、背中を向け姿を消した。
30分後、食べ放題焼き肉屋の経営を傾かせる《ブラックリスト作成事件》が勃発した。 (つづく?)
そしてちっとも探偵編に突入できない(トホホ
あ、続いてら。
他にも何人かキャラ兼用なのもいそうだなぁw
鯖が移動しました〜
これで三回目か