(
>>256からの続き【マキバオー】)
→(続)有馬記念までの内容は歴代のジャンプ漫画と比べても勝るとも劣らない名作になっている。
マイナージャンルの悲しさからか、一般読者の話題に上がらなかったのが真に残念である。(続)↓
有馬記念にて宿敵カスケードを倒し、念願の日本一になったマキバオーだが
新たな目標に架空のレースを設定した時点で、一般の競馬読者は離れ
主力級の脇役を惜しげもなく引退や死に追いやったことで、コマ不足に陥った、
加えて、レースもバトル要素が高くなり、奇を衒った演出展開を繰り返すようになる
そうして、作品そのものの魅力が失われた。
細かい原因は他にもあるが、ジャンプ初の競馬漫画は無念の未完への道を歩くことになる。
最後は上手く纏めたが、未完作品に変わりはなく、伏線がある程度死んでいる。
だが競馬漫画の新スタイルを開拓した作品としては勿論のこと、
純粋に作品としても、漫画としても、かなり高レベルな内容である事実も認めてほしいところだ。
子供用漫画か、ただの競馬漫画と思っている人、是非御一見あれ!