たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart15

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75マロン名無しさん:03/09/04 23:16 ID:???
一気に新作来たな
しかも、どれも既存を凌駕する可能性大
76愚者 ◆vkXrBbmhGw :03/09/04 23:18 ID:???
なんで俺騙られてるんだろ?どうでもいいや。

マロさんやパオさんには、悪いことをしたと思う。ゴメンなさい。
これからは、慎重にうpすることにするよ。本当に悪かった。

これからも偽者が出るようならトリップ変えようっと。若しくは名無しに戻るか。
その時は、愚者は譲るんで、どうぞ使って下さい。
77マロン名無しさん:03/09/04 23:21 ID:???
>>75
それはないだろw
欲望は、ある意味凌駕しているが。
普通にハァハァした。何気にギャグ入ってるし
78マロン名無しさん:03/09/04 23:21 ID:???
偽者…ねw
都合よく…まあいいや。

っつーか本当に新作ぞろいだな。
なんなんだろうな、急に。
ここん所の荒らし騒動はいい事ないと思ってたけど、
職人を寄せ集める宣伝効果にはなったのかもしれないな。
79マロン名無しさん:03/09/04 23:25 ID:???
>>76
わざわざトリップ変えなくていい。
パオの暴挙が許されたんだからお前だって許されるはず。
っていうか俺が叩かせない。
ただ他の職人の迷惑は控えろな。
80マロン名無しさん:03/09/04 23:29 ID:???
新作ぞろいってゆうか、欲望が、頑張ってるだけだろ。
チャムヤは、前の続きだし。
81マロン名無しさん:03/09/04 23:29 ID:???
>ヤムの奇妙な冒険
ジョジョ入ってるだけ有って、ヤムチャがやたらカッコイイ。

>地獄の狼
ネタとしてはいいと思う。
適度にガンバレ。

>欲望の狼
1.最終的には勧善懲悪が的なものが無いと萎える。
2.長編とかに成るのだけは勘弁して下さい。
と思タ。
82マロン名無しさん:03/09/04 23:30 ID:???
ほとんど未完で終わるけどな。
83マロン名無しさん:03/09/04 23:32 ID:???
愚者以外の職人、はやくこねえかな。
84マロン名無しさん:03/09/04 23:33 ID:???
>>83
やみろって。
85マロン名無しさん:03/09/04 23:34 ID:???
>>83
来てるじゃねぇか。
お前は本当にSSを読んでるのかと。

つうか、みんなSS読んでないだろ
86マロン名無しさん:03/09/04 23:36 ID:???
愚者以外の職人が可哀相・・・いやマジで

>>76のコメントも、何かいただけない
87マロン名無しさん:03/09/04 23:36 ID:???
>>81みたいな感想、みんな書けばいいのに
88マロン名無しさん:03/09/04 23:40 ID:???
コテの影響力ってすげーな。
パオだけじゃなかったんだな。
むしろこれからは愚者の事を「ミニパオ」と呼ぼうか。
89マロン名無しさん:03/09/04 23:48 ID:???
>>88
お前一人でな。

>>87
読んでもないのに感想書けるわけ無いじゃん。みんな。
作品来い来い言ってるだけで、実際読んでる奴いないって最悪だよな
90マロン名無しさん:03/09/04 23:52 ID:???
じゃあ次から作品が来たら荒らせばいいの?
91マロン名無しさん:03/09/04 23:54 ID:???
マトモに読まれてるのってパオくらいだろ。
批評に3レスも使うバカがいる程だし。
9283:03/09/04 23:54 ID:???
>>84
いや、オレは、愚者はもう来てるから、はやく他の職人もこねえかなって言ったんだけど。
別に愚者を煽ってるわけじゃない。
93マロン名無しさん:03/09/04 23:57 ID:???
>>91
哀戦士とドラえもんしか読んでませんが何か?
94マロン名無しさん:03/09/04 23:58 ID:???
>>90

意味が分からねぇ!

95マロン名無しさん:03/09/05 00:00 ID:???
【ここで質問】

マロはともかく、愚者ってパオに何したのよ?
とりあえず名のあるコテに謝った・・・ようにしか見えん。
前スレ946−947

コイツは大したことない。
ラディッツを見て思ったことは、それだけだった。
俺は、この時期にしては強くなりすぎてしまったかも…

「貴様……本当に地球人なのか!?戦闘力5000…7000…13000…」

「ああああっ!!!!」

俺は、全力を出す。掛け値なしの全力を――

「せ……戦闘力、23000……!!!?」

ラディッツは、明らかに逃げようとしてる。
俺は、去るものは追わない主義だけど…ここは曲げよう。
アイツは、子供を人質に捕るようなクズだ。似たようなことをするに決まってる。

「真…操気弾!!」

改良に改良を重ねた俺の真・操気弾。
実験させてもらおう…!!

「ばっ!!」

「なっ…デカ……デカい………」

威力、申し分無さそうだ。
これほどの巨大なエネルギーならば、充分に敵に致命傷を与えることが出来るはず。
増して、相手はあのラディッツだ。確実に、殺せる。
97マロン名無しさん:03/09/05 00:01 ID:???
今すぐ連載やめろ。
98マロン名無しさん:03/09/05 00:02 ID:???
>>91
お前、信者だろ
まともに読まれてるのが復讐だけだったら
今までの、盛り上がりはどう説明する?
復讐がいない時でも、今の連載陣になってから、盛り上がりが増した。
哀・戦士やドラえもんは、作品の展開に関して、住民内で雑談がされるほどだし。
信者は消えてくれ。まあ、パオって名前で読んでるだけでも、信者だとバレバレなんだが
「くううっ!!ここは、逃げる!!」(こうなったら、カカロットの息子を人質にして逃げ切ってやるぞ…!!)

「そうはさせない」

俺は、ラディッツの退路を防ぐ。操気弾は、順調にラディッツへと向かっている。
もう指で動かす必要もない。頭の中で念じればいい。修行の成果は、上々……!!!

「なっ…なにィ〜〜〜!!?何故、この俺の動きが読めるゥ!?」

「さあねえ…ただ、お前を見てると、そんなことをしでかしそうな予感がしたんでね…」

「ちっ…ちくしょう〜〜〜〜〜〜!!!」

操気弾、命中まであとわずか。俺はすばやくスカウターを奪い、巻き込まれないように退避する――

そして、命中。ラディッツを中心に、一瞬強い光が生じ、鮮烈な強風が舞い、周辺のあらゆるものを巻き込む。
数秒後、鮮やかな閃光を最後に、全てが終わる。ラディッツは、この世から抹消される――

「い…いくらなんでも、強すぎだ、操気弾…」


俺は、ラディッツから奪ったスカウターに話しかける。対象は、あの二人。

「おい、お前らのパシリは潰したぜ。地球にこいや、サルども」

べジータに通じるか、試してみたい。俺は、純粋にそう思っていたのだった……

(あ、そういえば、これで、随分歴史が変わるなー)

ちゃんと、そこら辺は考慮しなくてはならない――俺は、そう思った。(続く)
100マロン名無しさん:03/09/05 00:03 ID:???
ベジータ超えちゃったよ!!!!!
101マロン名無しさん:03/09/05 00:05 ID:???
>ヤムチャかよ!?
普通におもろい。
軽い感じで読める。悪く言えば、あまり感情移入できないというか・・・
ヤムチャつよいなw
102マロン名無しさん:03/09/05 00:05 ID:???
>>100
戦闘力は超えても、人間とサイヤ人では差があるだろうよ。
103マロン名無しさん:03/09/05 00:14 ID:???
>>ヤムチャかよ!?
戦闘力23000はありえねえ。
精神と時の部屋で1年修行しただけなんだから、
10000前後ぐらいが妥当な数字だろ
104哀・戦士作者:03/09/05 00:15 ID:???
>>1
乙です。
前レスは速かったな。

>>ヤムの奇妙な冒険
スタンドバトルってやつでしょうか。
ドラゴンボールの他のキャラも、スタンド持ってそうですね。
良かった。ムラサキ対ヤムチャ。へタレ対決ですね。

>>ヤムチャかよ
ヤムチャ強いね。
ベジータの力を超えてしまったわけで。この後の展開がどうなるのか。
歴史が変わるっていっても難しそうですね。
悟空も死ななかったし、ナメックでの戦いもなくなるのかな。

>>欲望
ハァハァ・・・

>>地獄の狼
続くんですよね?
序盤なので、何とも言えませんが、地獄を舞台にするという、設定はいいですね。
どんな騒動を起こすのか・・・
105マロン名無しさん:03/09/05 00:21 ID:???
>>103
その後も約4年間重力負荷装置だかで特訓してたんだから、そのくらいいっても変じゃないと思うけど
106マロン名無しさん:03/09/05 00:30 ID:???
進行が速いな・・・
あまりにもw
107ザク ◆3JowPutE8k :03/09/05 00:31 ID:???
実験的なSSを投下。
続くかどうかも、どういう流れになるかも見当つかない。無責任でスマソ
108ヤムチャオンライン:03/09/05 00:31 ID:???
mission1.チュートリアル

魔人ブウとバビディが世界を征服せんと企んでいた、その時。
ヤムチャはオンラインゲームにはまってた。


――あたりめぇだろ。勝てるわけ無いもん。
ヤムチャは一人愚痴りながらパソコンの電源をつけた。カプセルコーポレーション社製のデスクトップ。
そして、その日買ってきたゲームもカプセルコーポレーション社のソフトであった。
タイトルは「ドラゴンボールオンライン」。ブルマが旅の経験を元に創り上げたオンラインゲームである。
昔の女が作ったゲームを一人引き篭もってプレイする。最高の自虐行為だ。
――しょうがねぇって。他にやることないし。セルの子どもにすら勝てん俺が、ブウなんか……。
デスクトップが立ち上がり、ヤムチャはインストールディスクを挿入する。インストール作業が進む間、
ヤムチャは背もたれによっかかって説明書に目を通す。
――「この世界では何をやっても自由。あなたが主役です」か。〜〜〜〜最ッ高。
現実世界では何をやっても実を結ばなかったヤムチャである。何をやっても許される、誰でも簡単に
英雄になれる仮想空間など願っても無い最高の舞台だ。
ヤムチャはめくりめく優美な仮想人生に思いを寄せ、よだれを垂らした。
そうしてる間にも作業は完了。ゲームディスクを挿入し、チュートリアル画面を眺める。
――うっわ……勘弁してくれよ
案内役の3Dキャラクターとして登場してきたのは、ブルマその人だった。
109ヤムチャオンライン:03/09/05 00:33 ID:???

「ハァ〜イ!私ブルマ。この旅の案内をさせてもらいまぁす!よっろしく〜」
――うぜぇ。
ヤムチャは口に出して言ったが、当然相手には伝わっていなかった。それが余計に腹立たしい。
決めた。ゲーム開始したら、直後にこいつを犯してやる!お前のせいで俺の人生はなんたらかんたら。
そうこう考えているうちにゲーム説明は進んでいた。内容はさほど難しいものでも珍しいものでもない。
要するに全て、実寸大の広さを持つ仮想世界『オーブ』で生き残るための術に関するものである。
ヤムチャは比較的真面目にこの話を聞き、仮想世界に移住するプランを練った。
食事は毎日配達してもらえば何日連続で引き篭もれて、どれだけレベル上げをすればこの世界の王に
なれるのか、いっそドラゴンボールにお願いして本当にこの世界の住人にしてもらって……etc.
そうこう妄想している間も説明は延々と続く。が、ここでは知る必要も無いため省かせてもらおう。
しかし説明も最後になると、ブルマは『君』を指差して説明を始めた。
ヤムチャではない。今、これを読んでいる『君』を指して、だ。
「ヤムチャの奴は、仮想世界でもう一人の自分を演じるつもりでいるけどね、本当に彼を操るのは『君』
の仕事なの!今からその説明をするからよく聞いててね」
重要だ。良く読んで欲しい。
「ヤムチャ、あるいはヤムチャの分身の行動を決める権利は、読者である『君』に委ねられているの。
この作品で分岐が出てきたら、その中から取りたい行動を一つ選んで書き込んでね。例えば、
・これからどこへ行きますか?
A、亀ハウス B、パオズ山 C、天下一武道会会場
とあったら、「Aの亀ハウスに行く」みたいな書き込みね。これがヤムチャの行動を決めるわ。」
110マロン名無しさん:03/09/05 00:33 ID:???
正味5時間で100か……厨が大量に暴れたしな。
個人的には「欲望」がヒット。
111ヤムチャオンライン:03/09/05 00:33 ID:???
「次に『スキルポイント』。これは作品に対する感想レスの数で決まるの。例えば、この『チュートリアル』
に対して3つの感想レスが付いた場合、『スキルポイント3点』が溜まったことになる。で、この『スキル
ポイント』の使い道なんだけど、用は技能を買うお金だと思ってくれればいいわ。一つの技能をレベル1
にするためには10点が必要。レベル2なら20点、ていう具合にね。技能にはいろいろあるから、これ
から物語が進む中で少しずつ明らかになっていくと思うわ。ま、例を挙げれば『格闘』『武器』やらがある
わね。これでひとまず説明は終了!分かったかな?」
分かっていただけただろうか。簡単に要約すると、つまりこの物語の行方を決めるのは読者である
『君』なのだ。『君』がヤムチャを成長させ、『君』がヤムチャの行く末を決める。
少々荒い説明だが、これにて本当のチュートリアルを終わりにさせていただく。では、いきなり分岐だ。

・『オーブ』に入り込んだヤムチャは、金も技能も持たず荒野に放り出された。手元にあるのは一振りの
『青龍刀』のみ。この世界では物々交換が基本であり、新たに道具を手に入れるには、この『青龍刀』を
交換に出す必要がある。が、例外的に物々交換することなく手に入るアイテムもあるらしい。
さて、じっとしていても何も始まらない。行動を起こそう。

A、荒野にて待機 B、西の都へ向かう C、プーアルと相談する

具体的な行動案も明記してくれ。
ちなみに、行動の決定権を有するのは最初に感想レスを書き込んでくれる『君』だ。
112ザク ◆3JowPutE8k :03/09/05 00:35 ID:???
説明が下手糞だ・・・

最初の決定レスを採用するってことです。
113マロン名無しさん:03/09/05 00:36 ID:???
なかなか面白そうな試み。

Bで。青龍刀を飛行機に。無理か?
114マロン名無しさん:03/09/05 00:36 ID:???
西の都へと向かう

でも、無責任じゃ困るよ〜
あんまり、縛るのはよくないけど、あらかじめ続くように
練りこんどいてほしい
115マロン名無しさん:03/09/05 00:38 ID:???
>>112
ザクとは違うのだな!?ザクとは!!
116マロン名無しさん:03/09/05 00:42 ID:???
うきゃあああああああああああああああああああああああああああああああ
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117マロン名無しさん:03/09/05 00:44 ID:???
LPOINTさんは逝ってしまったのだろうか
彼、結局いい人だったのに、誤解をもたれたままの気がする
前スレ>>926の続き
 両腕の感覚は痛みを通り越し、麻痺してしまっている。だが、心は不思議と落ち着いていた。もっとこ
うしていたい。もっとこの感覚を味わっていたい。ヤムチャには、もう飛ぶ力すら残っていなかった。
「俺はフリーザに勝ったんだ………」

 恍惚に満ちた表情で落ちてくるヤムチャ。すかさず、クウラが飛んでいってキャッチする。
「よくやった…。正直、もうダメかと思ったぞ」
「へへ…ありがとう」
 そして、地上に降り立ったヤムチャに、歓喜の余り子供達が飛び掛る。特に体重129.3キロを誇る
ドラえもんは、トドメにもなりかねなかった。
「おいおい、せっかくフリーザを倒したのに殺す気かよ」
 皆が笑った。ヤムチャが笑い、プーアルが笑い、ドラえもんが笑い、のび太が笑い、ジャイアンが笑い、
スネ夫が笑い、静香が笑い、クウラが笑った。今はこれで充分である。死闘の事を振り返る事など、いつ
でも出来る。だが勝利によって得たこの気分、これは今ここでしか味わう事は出来ないのだから。

 裏山で一部始終を眺めていたフリーザ軍兵士達。最後の希望であったフリーザも敗れ、もう抵抗する気
力すら残っていなかった。自分達が乗ってきた王族専用宇宙船へと一目散に乗り込んでゆく。
「フリーザ様まで倒されるとは…もう終わりだ!」
「早く出発しろぉ!!」
「急げ、俺達まで殺されちまうぜ!」
 着地した時のように、轟音を立てながら離陸する宇宙船。そして、あっという間に空の彼方へ飛び去っ
ていった。

 その気になれば撃墜する事も出来たが、ヤムチャもクウラも敢えてそれはしなかった。もう奴らには何
も出来まい。何より、この愉快な雰囲気を壊したくなかったのだ。こうしてフリーザ軍も逃げ去り、地球
側の完全勝利で幕を降りた。
 力を使い果たしたヤムチャも、無事ドラえもんの道具で回復した。だが、クウラにもらった気までは回
復しなかったようだ。ようするに、弱くなってしまったのだ。もっともフリーザを倒した今となっては、
戦闘力など必要無いのだが。
「では…私はそろそろ帰るよ」
「あれ?もっとゆっくりしていけばいいのに…」
「これでも一軍の長なのでね、君達は本当に素晴らしかった。さらばだ」
 案外そっけないクウラの態度。途中から参加した彼にとっては、他のメンバーに絆など感じていないの
かもしれない。簡単な挨拶の後、クウラは上空へ飛んでいってしまった。

「飛んでっちゃいましたね、エアコンさん」
 のび太がわざとなのか天然なのか、判別しにくいボケをかます。別に名残惜しさは無い。彼らにとって、
クウラは“突然現れた助っ人”でしかなかったのだから。
「まあ、彼がいなきゃ全員死んでいた。素直に感謝しよう」
 ヤムチャの言葉。結局よく分からなかったクウラの真意、今となっては知る術も無い。だがその時、ジャ
イアンが気になる事を呟いた。
「あの扇風機さん…だっけ。最初来た時はいきなり現れなかったか?」

 舞台は移り、地球の大気圏外。巨大な宇宙船が大爆発を起こしている。そして、そのまま消滅。宇宙船
を消し飛ばした張本人は、ヤムチャに敗れたはずのフリーザであった。
「この僕の部下に、逃げ出すような臆病者は必要無い」
 かめはめ波では倒す事が出来なかったのだ。逃亡を企てた愚かな部下共に、冷酷な制裁を与える帝王。
だが、その邪悪な気を見逃さなかった男、クウラがやって来た。
「フリーザ…お前は負けたんだ。素直に引き返す気はないか?」
「ククク…お前か。僕は負けてなんかいないさ、クズ相手に油断しただけだよ」
「………ならば、今度こそ引導を渡してやろう!」
「お優しい兄上に、僕は殺せないだろ。それで、どうやって僕を倒すのかな?」
 クウラは無言でフリーザを抱き締めた。凄まじい腕力、手足の無いフリーザはどうする事も出来ない。そ
してそのまま、クウラはある方向へ向かって飛んでゆく。その方向にあるのは、太陽。
「ま、まさか!僕と恒星に突っ込むつもりか!?」
「…これなら、お前を殺す罪悪感に囚われる事もない。何しろ、俺も死ぬのだからな!」
 宇宙の兄弟は、一直線に太陽へと突き進んでいく─────

 地上では、壊れた家々を直すドラえもん達の姿があった。復元光線を使い、丁寧に直していく。この作業
が終わるまでは、どくさいスイッチで消した人々を元に戻すわけにはいかない。
「あ〜疲れた。のび太君、ちゃんと作業してよ!」
「いいじゃない、フリーザを倒したんだから…。僕も出木杉に勝ったし…」
 のび太はすっかりだらけている。いや、この方がのび太らしいと言うべきか。呆れたドラえもんはヤムチャ
の元へ向かう。この後どうするか聞くためだ。すると、当のヤムチャは汗をかきながら震えている。
「ど、どうしたんです?顔が青ざめてますよ、僕も青いけど…」
「俺は何てバカだったんだ!死んでなかったなんて…!あの人は一人気づいてフリーザを倒しに………!!」
「え、え、え………?」
「ドラえもん、宇宙でも生きていられるように出来る道具はあるか!?」
「テキオー灯がありますけど…」
「それを俺に使ってくれ、早く!くそっ、死ぬなよクウラ!!」

 その頃、クウラとフリーザは太陽へと突撃していた。表面ですら六千度を超すという、太陽の熱。いかに
強靭な肉体を持つフリーザと言えど、無事では済まないはず。はずなのだが…。
「何故だ、フリーザ!何故、平然としていられるのだ…」
「僕はパパ達に救われた際、改造されたのさ。この程度の温度なら耐えられるようにね、フハハハハ!!!」
「………すまん、みんな………わ、私はバカだった………………!」
新スレ、おめでとうございます。

まだ続きます。
122マロン名無しさん:03/09/05 01:07 ID:???
クライマックス…
123マロン名無しさん:03/09/05 07:16 ID:???
>>78
そもそもトリップが違うから本当に語られたんじゃないの。
前スレの愚者と、このスレの最初の方で暴れていた愚者の
トリップを見比べてみな。
124マロ
>>60
さすがに二度も同じようなレスをされるのは気分良くないのでレス。
あれは私ではありませんよ。