ティムポ
くじ結果の一例
サタンクロス&ネプチューンマン 澄んだ目コンビ
ジェイド&アシュラマン 保護者死んじゃやだーコンビ
スカーフェイス&バイクマン イージーライダーズ
プリズマン&チェックメイト 三角木馬コンビ
ロビンマスク&ハンゾウ 炎コワイコワイコンビ
ガゼルマン&ブロッケンJr. ベル赤コワイコワイコンビ
バッファローマン&ヒカルド 正悪2000万パワーズ
マリポーサ&フェニックス リベンジャーズ
タッグならケンダマンもだして欲しい
もうすぐシングルマッチは決勝だ。
ff
タッグでこそ真価を発揮できそうな超人を入れて欲しい。
ペンタゴンのクロノス・タイムとか、
ミスター・VTRの未来先読みフィルム切り(技か?)とか、
使いようによってはものすごく重宝しそうだ。
ただ、相方が相当に強くないとあっさり撃破されそうだが。w
ネプ&キングのマグネットパワーって相手も磁力持ってることが前提に
あってこそ強い能力だから、シングルだったりバラけたりすると真価発揮できなさげ
>ペンタゴンのクロノス・タイムとか、
>ミスター・VTRの未来先読みフィルム切り(技か?)とか
その辺はSSが難しくなりそうだね。いや、実際どうなのかはわからんけど。
このスレ多分存在に気づかれてない。w
本スレで一度告知すべき。
11 :
カルピス ◆5S5FZYHTXE :03/08/28 10:07 ID:yCGIH9Gp
(;´Д`)ハァハァ 馬&鹿 〔モストデンジャラスリバース〕
旧キン肉マンの王位継承編に載っていた、妄想新コンビって何があったっけ?
俺の記憶では…
キン肉スグル&スーパーフェニックス(キン肉コンビ)
ロビンマスク&ネプチューンマン(イギリスコンビ)
サタンクロス&アシュラマン(魔界超人師弟コンビ)
パルテノン&サンシャイン(建造物超人コンビ)
バッファローマン&マンモスマン(猛獣超人コンビ)
ミスターVTR&バイクマン(機械超人コンビ)
あとは忘れた
>バッファローマン&マンモスマン(猛獣超人コンビ)
猛獣超人・・・。
どっちも草食動物じゃないのか?w
14 :
マロン名無しさん:03/08/28 10:31 ID:TCLw5hrv
バッファローとマンモスが草食動物であると気付くとは……
さすが
>>13 スレ一の頭脳派ちゃねら〜だぜ
ボルトマンも入れてくれ
>>15 ネプチューンマン&ボルトマン 超人発電コンビ
・・・後何週ボルトマン出るか分らないけど。
ガゼル<熊の爪(熊ではない)<バッファロー<マンモス
動物系超人はみなもとの動物の強さに比例してるな。
ってことはこれからトリケラトプスの超人とか出てきたら
マンモスより強いのは確定だね。
鷹(ホークマン)と猛牛ってどっちが強いんだろう。
アブドーラ&猛虎星人
も名乗りをあげさせてもらうぜ!
>>16 ボルトマン&モーターマン 超人充電コンビ
20 :
マロン名無しさん:03/08/28 17:48 ID:qt5yoP86
>>17 ティラノ(の脚だけ)はどこに入るのでつか?
猛虎星人ってキン肉マンをサーベルでめった突きにした相当な実力者だよね。
22 :
17:03/08/28 18:13 ID:???
>>20 オレもそれ悩んだ。あとレックスキング。
レックスキングは実は、昔安達祐美の映画に出てきたREX。
だからたぶんガゼルより弱い。
レックスはティラノサウルス・レックス
ティラノサウルス族の最大種って意味らしい
ついでにレックスはラテン語で王って意味らしい。
王の王
レックスキングの正式名称はイモリ・レックス
カベチョロ族の最大種って意味らしい
ついでにレックスはラテン語で王って意味らしい。
王の王
レックスの正式名称はスープ・レックス
テリー・ザ・キッドに投げられるという意味らしい。
ついでにレックスはラテン語で王って意味らしい。
王の王
つまりレックスキング=王シュレットってことですな。
>バッファローマン&マンモスマン(猛獣超人コンビ)
うわあ、みてみてえ。
最後の生き残りコンビでどうかな?
15巻 タッグ人気投票
1位 悪魔最強最悪コンビ アシュラマン&サンシャイン
2位 カンフー師弟コンビ ラーメンマン&ブロッケンJr.
3位 2000万パワーズ バッファローマン&サンシャイン
4位 地獄の伝道師コンビ バッファローマン&アシュラマン
5位 試合巧者コンビ ロビンマスク&ラーメンマン
6位 昔とったきねづかコンビ 大王&委員長
28巻
エレクトロマシーンズ バイクマン&ミスターVTR
巨大建造物コンビ サンシャイン&パルテノン
悪魔師弟コンビ アシュラマン&サタンクロス
イギリス最強コンビ ネプチューンマン&ロビンマスク
野獣∞パワーズ バッファローマン&マンモスマン
リアル・マスクマンズ キン肉マン&キン肉マンスーパーフェニックス
超人大全
スグル&アタル
ロビンマスク&テリーマン
ラーメンマン&ウォーズマン
バッファローマン&ネプチューンマン
本スレに変なのがいるw
ここでいう本スレって最強スレと
少年マンガ板の肉スレとどっちだ?
そして変なのって?最近阿修羅の活躍に合わせて
痛いレジェンド厨が増殖中だからな。新世代厨が
反応して、どちらのスレも微妙に荒れ気味だ。
31 :
30:03/08/29 04:57 ID:???
>>29 スマン。あの偽SS書きこみまくりのやつか!w
しかし、もう決勝なのにレス伸びてないな。
将軍が負けたからかな?
このスレも伸びてないけどな。w
決勝終わったら伸びるかな?
イチャイチャしたいな
とりあえず見たいタッグを書き込んでみる。
クリオネマン&プリズマン
(カピラニア七光線をレンズで強化)
ビッグボディ&カナディアンマン
(カナダ出身タッグな)
スプリングマン&ネプチューンキング
(金属ならマグネットパワーも生かせそう)
キングコブラ&ハンゾウ
(真・炎コワイコワイコンビ(>>3参照))
別に見たくないな。ごめん
マンタ&ネプチューンマン
ロック&ホーガンのノリで。
もちろん、ネプはミスターアメリカ風の変なマスク。
まあ、なんだかんだいって
タッグ考えるだけでも楽かったりするから、
流れさえつくればのびるんじゃない?
○ウルフマン&ジャンクマン
ウルフがふっとばしてジャンクすればメッチャ強そう
○スクリューキッド&ウォーズマン
スクリュードライバーの回転力をねじ回しに応用(できねえか)
○サンシャイン&スカイマン
スカイマンのなんちゃら魚雷をアシュラ火玉弾風にやればパワーうp
○レオパルドン&ケンダマン
大砲にケンダマンの頭差し込んでボンッ!
・・・ごめん。調子のりすぎた
いちゃいちゃするといいよ
ほっとこう
ボーン&オメガ
キッド&マンタ
牛&戦争
以上マジレス
色黒コンビ
マンモス&ハンゾウ
素顔にこだわりあり。
ところでマンモスにクロスボンバー成功したらどうなるんだろう
44 :
マジレス:03/08/29 21:14 ID:???
●ケビン&ヒカルド 正悪両刀コンビ
正義超人であろうと努力するヒカルドを差別する観客たちにキレるケビン
●阿修羅&サタンクロス
トライアングルドリーマーの上に阿修羅イズナ落としで
真・地獄のコンビネーション
45 :
マジレス:03/08/29 21:16 ID:???
ケビン&ヒカルドが採用されたらぜひSS書きたいです。
俺は馬鹿のSS書きたい
47 :
ありばん死 ◆GzrfxfEudo :03/08/29 21:17 ID:6xSpEHh6
_∧ ∧
( 病気 )
8 レノヽヾ8
ξξξ゚ ヮ゚ノξ あははははは!
⊂)†iつ
⊂<___|
し
推薦タッグはSS書きさんがこの組み合わせなら書きたいって
組み合わせを優先するってのは一考の価値ありかも。
こんな感じ?
┌SS 推薦枠1
┌┤ (この試合は推薦者が書く)
│└ くじ
┌┤
││┌ くじ
│└┤
│ └ その他推薦枠
┤
│ ┌ くじ
│┌┤
││└ くじ
└┤
│┌ くじ
└┤ (この試合は推薦者が書く)
└ SS推薦枠2
思ったけど、タッグは掛け持ちできないから、いろんなタッグ見たい場合
小規模にして第1回大会、第2回大会みたいに回数ふやすのもいいかな
51 :
マロン名無しさん:03/08/29 21:42 ID:IabTBsLL
カレクック×ベンキマン(あまり想像したくないコンビ)
ペーパーミイラ×ベンキマン(切っても切れない関係コンビその1)
タイルマン×ベンキマン(切っても切れない関係コンビその2)
ペンチマン×ベンキマン(名前だけ紛らわしいコンビ)
フィッシャーズ×バミューダV(5人だけどゆでだからコンビとして認めてもらえるかもしれないコンビ)
ティーパックマン×カレクック(喫茶店のランチセットコンビ)
52 :
ありばん死 ◆GzrfxfEudo :03/08/29 21:42 ID:6xSpEHh6
_∧ ∧
( 病気 )
8 レノヽヾ8
ξξξ゚ ヮ゚ノξ あははははは!
⊂)†iつ
⊂<___|
し
>>51 究極の選択コンビだな。
○○○味の×××と×××味の○○○
スカーフェイス&バリアフリーマン
名前が似てるコンビ
ケビン&ウォーズがマジで見たい
テリーマン&アシュラマンの
宿命のライバルタッグがみたいかな。
サタンクロスってシングルマッチでも
卑怯臭かったけど、タッグだともっとそういう部分がめだたないか?
3人がかりって・・・
>>58 必殺技使うとき結局2人になってるじゃん!とか思った
>>57 不思議と宿命のライバルって印象ではないな。
オレ的には阿修羅がかなり格上に見えてしまう。
いあ、テリーも実力者なんだろうが。
サムソンティーチャー&仲間ユキエ
地獄のティーチャーコンビ
マンタ&あやや
ぶりっ子コンビ
ボルトマン&サップ
肉弾魔神コンビ
マンモスまでも中身は禿げだったらいやだな。
>62
預言書が燃え尽きた時を考えると外れるみたいだよ。
セイウチンも毛皮が衣服みたいになってるが・・・
地味に伸びてるけど建設的な意見はほとんどないな。w
そのうち過去ログから天プレ張りつけようぜ。
建設的な話は最強トーナメント終わってからでいいかと。
そのときに本格的にこのスレ告知すればいい
ケビン&ウォーズ
またウォーズが足引っ張りそうだな。w
師弟コンビで足を引っ張ったのはロビンの方だって。
ウォーズは彼のフォローを一生懸命してた。
肉世界で上下関係のある二人でタッグを組むと上手くいかないという見本だったな。
マッスルブラザーズはカメハメがあえて引いてたから良かったんだけど。
今回のアシュラvsケビスカみたいに
中途半端に原作の進行とかぶると無駄に荒れちゃって
うまくないな。どうにかならんものか。
>>71 無駄に波瀾があってゆでらしい展開かと。
投票結果だけ追ってると浮動票が一方にゴッソリ入るのは何とかしてほしいと思うが
荒れ具合もたのしむつもりで見てると結構おもしろい。
将軍やスプリングマン戦だったら
悪魔超人が暴れてると思えば臨場感味わえてよい!とも
思えるけどアタルケビンのファイナルくらいはねぇ。
アシュラ戦がなければもうちょいクリーンなファイトが期待できたんだが。
いまごろ言っても始まらないか。w
本誌のケビンへの影響は
将軍の時と比べたら決勝では鎮静化してる気がする。
決勝終わったね。
サンシャイン&ボルトマン
阿修羅大好きコンビ
決勝の感想はここで書こうぜ。
敢闘賞はアタルじゃないか?
殊勲賞がスプリングマン。
殊勲賞は優勝者だけど将軍を撃破したケビンが一番ふさわしい気もする。
技能賞はSS内で名セリフを残したカメハメに一票。
「技を破る方法はいくとおりでもある。真の技の使い手とは
破られない状況を作り出すものだ。」とかそういうやつ。
殊勲・敢闘・技能三賞も決めないか?に対して。
助演男優賞ガゼルマン
マンモスマン戦のロビンも捨てがたいが
おっと、アタルVSマンモスのです。マンモスだけじゃ王位のことみたいだ
ガゼルはある意味最も敢闘してたぞ。
殊勲賞:フェニックスを破ったテリ―マン&マリポーサを破ったイリュ―ヒン
敢闘賞:善戦したウォ―ズマン&スプリングマン
技能賞:テクニックの光ったラーメンマン&カメハメ
>>69 でも今だったらわからんぞ
2世のウォーズを見てるとそう思う
運営方法はともかくタッグトーナメントをやる事自体は決定でいいの?
>87
具体案が決定されなければ立ち消えになることもありうる。
だから話し合おうということになっているはずなのさ。
現状でネタスレにしかなってないが。
最強戦士決定も最初は雑談だったと思うから
タッグも最初は雑談がてら具体案出していけばいいと思う
絡みのない者同士のタッグにするか、くじか何かで無造作にコンビ決めてほしいな
ケビンマスクおめでとう!
決勝はアタルに一票入れたので個人的にはちょっと残念だけど、
最近巷に溢れているジャンプ漫画の続編のほとんどが、安易に前作の人気と威光に
頼っただけのものと酷評されている中で、続編の新キャラが実力・人気共に
これだけファンに支持されているというのは素晴らしい事なのではないでしょうか。
漫画に限らず映画、ドラマ等でも「続編に名作なし」というジンクスがありますが
キン肉マンはこれを完全に打ち破った稀有な例だと思います。
最後の方、なかなかSS作者が決まらない中で、名前を出していただいたにも拘らず
ペンタゴンさんとうみにんさんにばかり負担をかけてしまって申し訳ありませんでした。
このスレ
>>80さんの
>技能賞はSS内で名セリフを残したカメハメに一票。
>「技を破る方法はいくとおりでもある。真の技の使い手とは
>破られない状況を作り出すものだ。」とかそういうやつ。
というレスで、SSを書いていて本当に良かったと思いました。(この試合私が書かせて頂きました)
もっと精進を積んで、タッグ編があったらまた書かせて頂きたいと思います。
まだまだ問題点も多いスレでしたが、皆様本当にお疲れ様でした。
無理にでもサロンに映らないほうがよかった気がするな。
あっちでやってたころは普通にできてた。
いや少年マンガ板って途中潰れてたからな。
そういう意味ではこっちでよかったのかも。
>>86 ベアークローより強いロングホーンを埋め込んだスグルの腕の骨は
ネプに鉄柱にぶつけられて「カシャーン」って折られたのに
U世でウォーズは素手のスクリュードライバー(パルパライザー)で鉄柱粉々にしたしな
ベアークロー<ロングホーン<鉄柱<ウォーズ素手
つまりスグルの言ってた「ベアークローを外した方が強い」というのは事実だったと
ドクターボンベがヤブだったと考えるのが妥当。
もしクジにするなら候補メンバーは
個人戦のメンバー+タッグで力を発揮しそうなメンバーかな?
(ペンタゴン、ミスターVTR)
組める選択肢が多い超人は、何チームにもまたがる可能性が高いのでクジの方がいいと思う。
スグル、ロビン、フェニックスなど前作の主要級超人はクジむき。
特定のタッグでしか使えないとか、特定のタッグならネタの宝庫という超人は
クジにしない方がいいと思う。違うチームになったときに足手まといになりそうだから。
ひまなので
>>3のクジをもう一度。やり方はPart7スレ。
クジひいてもらう手間を省くため決勝の有効票を時間順に利用。
エントリーはトーナメント1回戦敗退者で、ブロック順にクジを引く
03/08/29 00:11 ID:rpSFtLpJ チェック
03/08/29 00:28 ID:Jj9nkGPE ハンゾウ
03/08/29 00:31 ID:Mz/WkSNL ブロッケン
03/08/29 01:29 ID:mC+Ggw6i アシュラ
03/08/29 02:24 ID:oAj8+9gr ネプ
03/08/29 03:27 ID:5E4aHcNU ジェイド
03/08/29 04:19 ID:HeQgq6Ys スカー
03/08/29 05:38 ID:wkeLOzKG バッファ
03/08/29 08:09 ID:FXXhHN++ ヒカルド
03/08/29 12:17 ID:z7g9aAnO バイク
03/08/29 12:44 ID:v4HfKP0Y サタンクロス
03/08/29 16:36 ID:LV/p7O+m マリポーサ
03/08/29 18:33 ID:a7PGXtbE ロビン
03/08/29 20:04 ID:hx/uV/X5 プリズ
03/08/30 03:12 ID:UGhCuUbw ガゼル
03/08/30 03:57 ID:5Fd+f7a7 フェニ
IDの並べ方はいろいろあるが前スレで挙がった例で。
>ID並べる順番はとりあえずA〜Z、a〜z、0〜9、記号てな感じで。
FXXhHN++ ヒカルド
HeQgq6Ys スカー
Jj9nkGPE ハンゾウ
LV/p7O+m マリポーサ
Mz/WkSNL ブロッケン
UGhCuUbw ガゼル
a7PGXtbE ロビン
hx/uV/X5 プリズ
mC+Ggw6i アシュラ
oAj8+9gr ネプ
rpSFtLpJ チェック
v4HfKP0Y サタンクロス
wkeLOzKG バッファ
z7g9aAnO バイク
5E4aHcNU ジェイド
5Fd+f7a7 フェニ
抽選結果
ヒカルド&スカー はぐれ悪行コンビ
ハンゾウ&マリポーサ 頂戴コンビ
ブロッケン&ガゼル ベル赤コワイコワイコンビ
ロビン&プリズ 虹色の騎士コンビ
アシュラ&ネプ 真・地獄の伝道師
チェック&サタンクロス ザ・ケンタウロス
バッファ&バイク 突進コンビ
ジェイド&フェニ 貧乏少年コンビ
>>86 第1話では他の伝説と一緒にやられてましたが?
抽選後議論していい組み合わせは残し
どう考えてもつながりなさすぎる組み合わせは
再びシャッフルという手もある。
>>104 それを言うのは肉ヲタとして間違ってるぞ!
>104
dmpの新世代が王位編クラスと桁違いに強かったのですよ
dmpがあれだけ大人数で攻めてきて、自分以外の超人はみんな年老いていたら
ウォーズが現役時代と同じ強さでも力尽きてやられちゃうだろ。
2世だとウォーズの扱いがいい気がするけど何故なんだろ?
ゆでもどーゆう風の吹き回しだ
ゆではウォーズが不人気だと思ってたら予想外に人気があったんだよ。
何度も言ったり書いたりしてた。
技はSS書きの技量に任されるだろう
組み合わせは重要 勝敗にかかわる
親子タッグは2世本編でやるらしいから無し?
レジェンドはレジェンド、ニュージェネはニュージェネ
組んだことない同士がいい
タッグが持ち味のテリーに期待
タッグなら強すぎが混じっていてもいい
師弟はタッグで本領しにくい
スグルのパートナーだけでも何人も考えられる。クジがいいか
オリジナルツープラトンが命だから今ほど原作重視ではなくなる
人間関係が重要でSS重視がいい
今までのシステムでは盛りあがらない
チームワークが命 仲のいいコンビがいい
強さが反則すぎる組み合わせは避ける
将軍出すならハンデで1人あるいはお笑い担当と組む
SS中心かSSオンリーにした方が
原作重視にならない分投票がしやすいかも
1日目に決着寸前までのSS,それも参考に投票
リレーや競作など、参加者は投票・勝敗より展開を語るシステムがいい
参加者の投票はタッグのエントリー決定のみ
組み合わせはいっそクジで
タッグは話し合いでは収集つかない
推薦枠+クジ
どうしようもない組み合わせにそなえてトレードあり
投票で一定票数集めた組からエントリーし、複数チームにエントリーされたら
締め切り時に得票数が多かった組優先
クジでできたよっぽど変な組は協議・変更あり
アイドルはクジ向き、一発ネタ超人はクジ不向き
エントリー前にクジと投票制を予行演習してみる
新世代を組ませると1回戦で負けそう
クジで絶対に組みそうにない組が組むのは楽しい
推薦タッグはSS書き優先
1人がいろんなタッグをかけもちできないから、小規模大会にして何回も開催
クジのあと議論し、残すのと再シャッフルとに分ける
将軍は有りなのか無しなのか決めないと。
ちなみに俺としては合体超人だし、荒れるし
そもそもシングルマッチにも出るべきではなかったと思ってるんで無しがいいかと。
悪魔騎士コンビをエントリーして
将軍復活として出るくらいならOK
将軍と神を無くそう
>>115 アシュラ&サンシャインの部分的将軍みたいなもん?
>>114 同意 他にサタンクロスも2人になるから外すべき
タッグって強さよりチームワークだし
フェニックスやゼブラがタッグで戦ってるが神のせいで圧倒的だった気もしない。
立方体リング落としやパワー分離機の神乱入は反則だが
5王子のエントリーくらいならいいだろう
全然関係ないけど
キューブマンが勝てるシナリオが思いつかん
>>118 サタンクロスはいいと思うけど、無くてもかまわない
バリはんは?
バリはんはそもそも実力的に以下略)
話の腰を折るようで悪いが、
できればスプリングマンは悪行超人と組んで欲しいところだな。
気がねなく残虐ファイトができないようでは魅力半減だからな.
ラーメンマン&スプリングマンは個人的にアリ
スプリングマン&マンモスマン
マンモスマンのパワーでスプリングバズーカ最高!
>>126 レッグラリアート爆撃。ただし相手がボルトマンだった場合
スプリングマンは死にます。
悪魔超人と組むならサンシャインが一番かな。
バッファローマン並の体格とパワーでバズーカやドッジボールが可能
さらにジャンプやトムボーイの土台にも変形できるし
サンシャイン自身も砂やパーツに分かれて変幻自在のファイトができる。
マンモスマンとスプリングマンといえば
マンモスマンVSスプリングマンでゴーストキャンバスやってほしかったなあ
ジャンクマン&スプリングマン
真性悪魔残虐コンビ
ジャンクは単純に見えて意外と頭脳派
使い方によっては今回のトーナメントのスプリングまではいかずとも
大化けしたかもしれん
ジャンクは手があれだから…
タッグではまともにプロレス技のできる超人のほうが
コンビネーションも開拓しやすいと思う
普通のタッグならな。
肉タッグはインパクトある個人技や肉体形状持ってる方が
肉らしいツープラトンができると思う。
クロスボンバーは別格だが、ダブルジャーマンみたいなプロレス技×2や
ハイジャックパイルは肉技として魅力感じないんで。
超人師弟コンビの敗因はそれか。スカルボーズたち相手の
あのダブルジャーマンみたときもう負けそうに思えた。
手がアレだからこそできるコンビネーションがあるはず。
パルテノンは意外とよくないか?
ウォーズとかバッファとかヒカルドと組めば、盛り上がりそう。
>>136 ある意味超インパクトの『タッグフォーメーション・A』があるだろ。
ついでにGCゲームでの合体技、タワーオブバベルはカッコいいよ。
タッグフォーメーションAの前フリがあれば
SSでもBCDとか出しやすいね
まだトーナメントが完結してない雰囲気だが、今後について。
このスレはシングルとは別にやることを想定しているようだが最強決定スレも含めて。
【1】期間
1.あまり間を置かず始動する
2.一定の休養期間をとる
3.今決めずしばらくなりゆきにまかせる
4.やらん
【2】次やる大会 【3】進行方法
1.タッグ 1.今回と同じ
2.今回と同じもの 2.投票内容規制など一部のみ改変
3.最弱決定 3.ジャッジ制
4.イロモノ限定 4.SS重視、SSのみ
5.将軍VS強豪 5.ほか
6.ほか
今決めるとか別に投票してくれってわけではないが話のきっかけとして。
【1】2
【2】1 最強決定スレは終わって次大会はここでやれば
【3】4 投票にするにしても勝敗理由より展開予想を書きたい
【1】期間 2.一定の休養期間をとる
【2】次やる大会 1or2 3・4・5はむしろいやだ。
【3】進行方法 タッグなら4・シングルなら2(+3も検討)
とりあえず次やる大会はもう決めちゃったほうがよいかも。
やるかやらないかも含めて。【3】進行方法はそれからじゃないと
どんな大会かによって変わってくるから、決められないと思う。
期間はそのあと流れをみてきめればいいと思う。
というわけでオレはタッグ開催に1票
本スレに告知してから投票期間はゆっくり
3日くらいとってもいいかな?
反対がなければ明日までに告知しますが。
もちろん他の人が今日中に投票開始してもらってもかまいません。
次はタッグがしたいが、いつか小規模でいいから【2】の4が見たい。
投票やるからには原作にないいわゆる同人設定は無しで。
特殊能力ゆえに荒れそうだとハネられたペンタゴンやニンジャ、VTRなどによる
特殊能力に重点を置いた対決。投票理由はひどいことになるかもしれないが、
内心砂バネのような相性で盛りあがるのを期待している。
ステカセの100万ホーンの解釈は原作を逸脱してるが、それを根拠に最強になっても
それはそれで受け入れる覚悟はあるw
ジャッジ制のモデルケース用に別スレで使ってくれてもいいので。
>>143 タッグするにしても形式によっては納得がいかないとか
よそでやってほしいという人がいるかもしれない。
投票形式にした方が見やすいので賛成だけど
今すぐ決定を出すんじゃなくてひとまず意志確認アンケート程度の位置付けで
意見を出してもらって、その様子を見てまた動けばいいと思う。
で、どれかが大勢を占めてて特に問題もないようならそのまま決定にすればいいかと。
最強決定戦で、一応暫定順位付いただろ?
その上位(もしくは下位)から、原作に書かれているタッグパートナー
(いなければ王位争奪戦のチームメートでもよし)
を優先的に割り振っていくというのはどうだ?
たとえば、優勝者のケビンはスカーと、準優勝者のアタルはブロッケンjrもしくは
バッファと。。
という感じで。
スグルのように複数のタッグパートナーがいる場合は、
今回の暫定順位下位の者とくまされるということで。
これなら、機械的にきまらないか?
あぶれた者がでた場合の検討などはあるが。
>>147 肉&テリーの組み合わせできたらほぼ100%その組み合わせだけで優勝って気がする
むしろ今までにない組み合わせ限定にするか、無作為に決めるほうが面白いかと
漏れはむしろ投票決定を支持するな
「最高タッグ」の名を冠すのに、原作で接点のない超人組み合わせても
コンビネーションの妙とか考察に入りえないじゃないか
漏れは「マッスルブラザーズに勝てるチームはどれか?」とか
「師弟コンビ、2000万パワーズ、はぐれ悪魔コンビはどれが一番強いのか?」
を語り合ったりできたほうが楽しめると思う
相当無理があるがGC版肉方式で
マシンガンズVSブルーインパルスとかもありにするか?
投票決定は重複した場合の扱いや月並みなタッグしか上位に来ない点が気になる。
組み合わせまで全て無作為だと思い入れもないが、
>>147の上位優先を応用して
最初にケビンが入った組が複数あればそのなかでクジ、次にケビンとそのパートナー
除いた中から最上位の超人のタッグを決めて、とか。ランダム要素を入れたい。
ていうか、勝敗決定方法も今までのままでは立ち行かないから
場合によってはルール自体変わる可能性がある。
そしてチームの決め方もルールに依存する部分がある。
極端な話今のルールのままなら原作準拠だから、原作で戦ったタッグしか許されない
という解釈も出うるわけで。
参考までに相方投票してみない?
使い道の多そうな超人を何人かお題として出して
それぞれに一番組ませたい相手を書く。
例
スグル:アタル
テリー:スグル
ロビン:マンモス
ラーメン:バッファ
ウォーズ:バッファ
・・・
すでにこの中でスグルとテリーの両方が成立しなくなってるが
そういうことを気にせずに。
何で決めるにしろ一発じゃ納得行くように決まらないわけだから
ステップとしていろいろ投票してみたらいいんじゃないかなと。
お題として出すのは旧作アイドル+血盟軍、ネプ、マンモス、偽王子
AHO、2世アイドル、ボーンあたり。あまり多いと書くのが大変だけど
やりたい人いたらお題の超人の人選考えてみて。
タッグ編のエントリーは前大会の32人とは別に
選ぶべきだろう。前回選に漏れた中でも
ニンジャ・ジャンクマン・ペンタゴン・ブラックホールなど
タッグならおもしろそうなキャラけっこういるよ。
戦争&イリュー ロシアウエポンコンビ
バッファ&ガゼル 哺乳類偶蹄目牛科コンビ
アシュラ&スカー 幸福の王子コンビ
などなど
154 :
153:03/09/02 15:14 ID:???
要するに初代キャラと二世キャラとのタッグが見たい訳よ。
ウォーズ&ケビンは時越えて燃える訳で。ペンタかBHがコンステと組んでも燃える
>>152 さすがにあの32人のまんまじゃやんないだろう
スグル&テリー
フェニックス&マンモス
ゼブラ&パルテノン
マリポーサ&イリューヒン
アタル&ニンジャ
ロビン&ネプ
サタンクロス&アシュラ
ケビン&マンタ
>>153 ロシア兵器コンビ・・・
ウォーズが敵にやられてイリューにタッチを求めるも、イリューはプイッ。
オリンピックで祖国を裏切ったウォーズとは組みたくない、と言うイリュー。
ウォーズ「イ、イリュー・・・」とすまなさそうな顔になる。
敵の集中攻撃を受けまくるウォーズに、辛そうにそれでも目を背けるイリュー。
観客席にいたケビン、ついに怒ってイリューに叫ぶ。
「イリュー、いい加減にしねえか〜っ
おまえは知らないだろうが、オレ達の試合の後、
おまえに超人医学の最高権威を連れてやったのは、クロエなんだぞ!
それにオレは見たんだ!意識を失っているおまえの病室で
クロエが『すまなかった・・・』と謝っているのを!
これを聞いても、おまえはクロエをまだ許さないと言うのか!
それが・・・ロシアの魂なのか〜っ」
イリュー、ガーンとする。
ウォーズ、敵の攻撃を跳ね返してイリューのところまで這い寄る。
ウォーズ「こ・・・今度こそ、オレのタッチを受けてくれるかい・・・」
イリュー「・・・(涙を流しながら)ああ、勿論だとも!」
ガシッ。2人は夕日をバックに握手する・・・。
こんなドラマを思い浮かべますた
>150
たしか最強スレ7及び3あたりで重複した場合まで考えた投票方法が提案されてたぞ。
若干の修正は必要だろうけどな。
月並みなタッグしか上位にはこないだろうが、
信頼関係のないタッグじゃ上位にこないのはある意味当然だろう。
原作でも四次元コンビは意外性があったが、
あいつらじゃビッグボンバーズかモーストデンジャラス以外に勝てる気しないし。
泣くもんかー(つД`)
>>159 まあスレタイは最強タッグじゃないからな
皆がタッグ企画に何を求めてるかアンケート取ってみたいもんだ。
原作を踏まえて最高=最信頼タッグって見方が多いんかな
俺は月並みタッグがいやとはいわんが
原作既出タッグに魅力を感じないんだよな。
方向性決めずにダベってるうちが華な気もするな。
いざルールや方向性決め出すと食い違い大きそうだからな
じゃあ漏れも妄想。
ウォーズ、敵の攻撃に苦戦。
イリュー「どうしたんだ、ウォーズマン!あんたはダメージを受けすぎた!
早くタッチするんだ!」
しかししぶるウォーズ、その隙を突かれさらにダメージを受ける。
イリュー「何故だ、ウォーズマン!そんなに俺が信頼できないのか!」
ウォーズ「そんなことはない・・・。お前の実力は伝説超人と比べても、卓越しているだろう・・・」
イリュー「では何故タッチしないんだ!」
ウォーズ「俺は祖国を捨てた・・・。国籍を捨てた。そして祖国の希望であるお前を捨てた・・・。
こんな俺に、お前にタッチする権利なんてあるわけがないだろう・・・」
イリュー「俺を馬鹿にしているのか、ウォーズマン!」
ウォーズ「!?」
イリュー「あんたが国籍は捨てても、祖国への誇りと愛国心を捨てたわけじゃないのは誰だって知っている!
俺はあんたが俺を認めてくれたからこそ攻撃を徹底させたのだと思っている。
そして打倒キン肉王家を見事果たしたあんたは、たとえ国籍は失っても祖国の誇りだ!
あんたを罵る奴がいたら、この俺が黙らせてやる!」
ウォーズ「この俺を、許してくれるのか・・・?」
イリュー「許すも何も、リングに上がる以上相手を殺す覚悟も相手に殺される覚悟もできている。
そんなことであんたを恨むわけないだろう。ケビンだってリングを降りれば俺の仲間さ」
ウォーズ「ありがとう・・・。よし、お前を信じよう。タッチだ、イリューヒン!」
イリュー「やっとあんたとコンビになれたな!」
自虐的ツープラトン好きのウォーズだからこそできる技。
>スクリュードライバー・ザ・タービュレンス
イリューがウォーズを抱えて、最高速度で回転しつつ敵に突撃する。
ウォーズはベアークローを突き出し、敵に激突したときに「ひねり」を加えて抉る。
エピローグがうぷされて一段落したら
人がいなくなる前に投票で次大会のことを決めておこうや。
次やる大会
1.タッグ
2.今回と同じもの
3.最弱決定
4.イロモノ限定
5.将軍VS強豪
6.ほか
2なら最強決定スレで続きの話、1ならここでルールや形式、開催時期の話。
多数票が入る=やりたい人がたくさんいる項目がいくつも出てきたら、
それぞれ別スレでやるもよし順番決めてやるもよし。
じゃあ例によって< >で番号をくくって投票。
軽く理由を添える。IDだし。の投票方法でよし?
投票期間はマターリ長めにとりやすか。もうすでにひと少ないし。
どこか邪魔にならないとこで、エピローグ前に将軍ケビン戦の
修正版をアップしようかと思うんだけど、いいかな?
避難所はなんか議論が熱くなってるようなので邪魔しづらい。
タッグ編使ってもいい?
修正版というか微修正って感じですが・・・。
22〜決着のあたりまで。
>うみにんさん
おねがいします
新生六騎士が裏切って脱走後のバトル22から。
修正は23〜26くらいまでだけです。
リングの外、対峙するサタンクロスとアシュラマン。
「サムソンよ・・・。今の私に迷いはないぞ・・・・。」
場外でまたひとつ大きな戦いが始まる・・・。
「アシュラマン・・・この痴れ者めが・・・・!」
歯噛みして悔しがる悪魔将軍。
「将軍様。私が時間を稼ぎます。ここは一刻も早く
将軍ボディを復活させねば・・・。まずは今いる旧六騎士だけでも・・・。」
「おお。そうであったな。」
ミートが叫ぶ!「いけません!将軍のボディが復活する前に
頭部を破壊しなければ・・・・!」
「おお!わかってるぜ。ミート!」
ケビンが将軍ヘッドへ向かって駆け出す。刹那・・・・
無数のダイヤのつぶてがケビンを襲う。
「グウウ・・・。」うめき、わずかに後退するケビン。
ごわごわごわ・・・ダイヤが一つに集まりスプリングマンと化す。
「ケケケーッ!将軍様へは近づかせネェ!」
「・・・将軍よ。このケース反則にとると言っておいたはずだが・・・?」
モンゴルマンが冷静に問いかける。
「うるさいわ!ジャスティス!!もはやこんな試合なぞどうでもよい!
なにをしておる!六騎士よ!はやく・・・はやく来いーーっ!」
「そうはいかないぜーーーーーっ!!」
将軍のもとへ向かう六騎士その他数多の悪魔超人たちを食いとめるべく・・・
新旧正義超人たちが今・・・立ちはだかっていた!!
将軍の手を離れ会場を飛び出していく、新生六騎士たち。
それぞれ自分のテリトリーへと戻っていく。その行く手を追う数人の超人たち・・・・
ある路地裏・・・
待ち伏せしていたスカーフェイスがオメガマンに戦いを挑む。
「おっと、逃がさねえぜ!一回戦のフラストレーションがたまってんだ。
悪いが憂さをはらさせてもらうぜ!超人ハンター!!」
「グフォフォフォ、若造が!面白い!!」
ある街中・・・プリズマンを追い走っていくブロッケンとジェイド(二人がかり)。
あるハイウェイ・・・・
「逃がしません・・・・!!」
バイクマン「ケッ・・!めんどくせぇ。返り討ちにしてやるぜ!」
バイクマンに勝負を挑むチェック・メイト。
ある宇宙空間・・・
ネプチューンマン「キングよ。ここであなたとの因縁を断ち切らせてもらおう・・・!」
キング「・・・・・・ネプチューンマン貴様・・・・・。」
そしてリングサイドで対峙するアシュラとサタンクロス。
それぞれの戦いを繰り広げていく・・・・
バトル24は修正なしです。
数多くの悪魔たちがリングへと向かう。
腕利きの正義超人たちに守られながら避難する人間の観客たち。
「お前たちに戦いの邪魔はさせん!かかって来い!!」
叫ぶロビンに、ジャンクマン・アトランティスらが襲いかかる!
ウルフマンが、ガゼルマンが、悪魔超人のその他大勢を蹴散らしていく・・。
魔雲天にテリー。ミスター・カーメンにジェイド・・・・
おのおの対戦相手を見つけ出し技をぶつけ合う。
その状況を見渡してケビンマスク・・・。
ケビン「ジャスティス・・・。反則負けにする必要はないぜ。
どっちにしろこいつはここで潰さなきゃならねぇ!」
将軍「ふふふ・・・だが実体のない私にどう立ち向かう・・?」
ここにきてようやく落ちつきを取り戻す悪魔将軍・・・。
ケビン「ぐうぅ・・・確かに・・・・。」
(パルバライザー・・・頭だけとなった将軍がやすやすと食らって
くれるとは思えん・・・・・。打つ手が・・・ない・・?)
ミート「いや・・・一つだけ方法があります。ケビンも知っている方法の
はずです。しかし・・・それは・・・・その方法は・・・・。」
ケビン「・・・・。」無言で唇を噛むケビン。
そのとき将軍の視界に入ったのは・・・キン肉万太郎に支えられて
リング下まで歩いてきた・・・・ズタボロになったサンシャインの姿であった・・・。
「おお・・・。サンシャインよ。再び私の力になりにきたのだな・・・?
さあ・・飛びこんでくるがよい・・・・。この安住の地へ・・・・・。」
将軍が甘くささやく・・。
25もほとんど修正してなかった(汗)。
将軍の甘い囁きに、しかし万太郎が抗議の声をあげる。
「なにを言ってるんだ将軍!サンシャインさんはあんたに裏切られ
ぐちゃぐちゃにされて捨てられたんだ!今日はあんたの敗北するとこが
見てみたいから来たんだって言ってたよ。ね?そうなんだよね?」
「そう・・・その通りだ・・・。まさか本当に負けるとも
思ってはいなかったがな・・・。正義超人の不可思議なパワーに
動揺し狼狽するあんたがいれば・・あざ笑ってやる・・・つもり・・
そう・・・。つもりじゃった。だが、なんだ・・・?
このとめどなく溢れる熱い涙は・・・・・?・・・将軍よ。
私を再び・・・必要としてくれるのか・・・・?」
涙をあふれさせながら歓喜の声をあげるサンシャイン。
マンタ「さ・・・サンシャインのおっさん・・・・。」
ニヤリと会心の邪悪な笑みを浮かべる将軍。
フラフラと将軍に近づいていくサンシャイン・・。
「そんなのダメだよ。サンシャイン!また裏切られるだけだよ!」
悲痛な声をあげる万太郎・・・。そして、その顔はなにかを決意していた。
ないか悟ったようなすがすがしい顔に変化する。
「ミート・・・ボクは知ってたんだ。ずっと以前から・・・・
将軍を倒す唯一の方法・・・。」
ケビン「・・・!・・・万太郎!?」
ミート「に、二世ーーーーっ!?」
同時刻・・・・。
正義超人陣営と悪魔超人陣営の激突は熾烈を極めていた。
「タワーブリッジ!」
アトランティス・ジャンクマン、二人まとめて背骨をへし折るロビンマスク。
「ひゅー!やるのう。キン肉ドライバー!」
口笛を吹きつつコンステレーションをしとめるスグル。
魔雲天・・・さらに後方のステカセキングを砕く
テリー&キッドのカーフ・ブランディング夢の競演。
「ダブル・カーフ・ブランディングーーッ!」
優勢に戦いを進める正義超人たち・・・
奮闘している悪魔超人はボルトマンくらいか・・・。
その状況に危機感を感じるスプリングマン。
「クッ・・・!やはり、最初に潰すべきはミートの頭脳だったか・・・!」
歯噛みしつつ、ターゲットをミートに切りかえるスプリングマン!
ミート「う、うわあああ?!」
刹那・・・光速の矢がスプリングマンを襲う!
「スクリュー・ドライバー!!」
ミート「ウォーズマン!!」
ウォーズ「またせたな。ミート。どうやら、決着はつきそうだな・・。」
今だ包帯をまいたままの痛々しい姿のウォーズ。
スクリュードライバーの直撃をくらいながらも
なおも食い下がるスプリングマン!
「ケケケーッ!まだだ!悪魔超人の未来のためにもせめて
ミートの頭脳だけは・・・消・・・・・!!!」
「サバンナヒートォーーーーーーッ!!!!」
「・・・・す・・・!?」
事態を把握できない。ふいに背後から現れたガゼルマン渾身の
一撃に鋼のボディを切り裂かれるスプリングマン。
最強への野望は意外な男の手によって断ち切られた。
スプリングマンが倒れ伏すちょうどその頃、
ミートの目に映っていたのは・・・・リング上に駆けこみ
将軍へと突っ込んでいく万太郎の姿・・・・・・・・!!
ケビン「万太郎!?」
ミート「に・・二世ーーーーっ!!」
レス使って申し訳ありません。
補完SSをストーリーに組みこみ一部修正しました。
大きく変わってるのはバトル26だけかな?
修正したのはマンタの乱入ではなく、
最後なぜか突然消えてしまったスプリングマンです。
それに当たって、バイクマンの最後の相手がチェックに。
ボルトマンの扱いが変化してます。
ガゼルがあまりにおいしすぎますが・・・
まあ架空の話ですのでたまには許してあげてください。w
あとはペンタゴンさんのエピローグ待ちですね。
お疲れ様です。
将軍vsケビン・バトル30
試合後のモンゴルマン氏のコメント
「将軍がスプリングマンを使って身を守ろうとしたとき、
超人オリンピックとしては、すでに奴は反則負けだった。
しかし、完全決着を望む二人の声に続行を促したにすぎん。
そうなった以上、正義と悪の命を賭けた決闘に細かいルールなど
関係ないだろう。」
イケメン・マッスル実行委員長のコメント
「ふぅ・・・。悪魔超人の数が半端じゃなかったので、
正直無事に試合が終わりホッとしています。この試合で
怪我を負われた一般の観客の方々には委員会が誠意を持って
完治するまで保証をいたします。まことに申し訳ありませんでした。」
ケビンのコメント
「勝利者インタビュー?万太郎にでも聞いてやってくれ。
あいつがいなければ勝てなかっただろうな。
アタル?尊敬はしている。レジェンドの中でも特に偉大な存在だろう。
だが、試合が組まれた以上俺にできることはただ一つ・・・・。
ぶっ潰す!!それだけだ。じゃあな。」
うみにんさん乙でした。
修正版よかったですよ。
でもガゼルの活躍が書きたかっただけちゃうんかと小1時間・・・
つっこんで済まんが師匠とプリズマンと戦ってるはずのジェイドが
なぜカーメンと?
>183
ゆで漫画なので分身しますた
>>183 ゲッ そういえば・・・・・(汗)
実は確信犯でガゼルはバイクマンに勝負を挑みつつ
なぜかスプリングマンの背後にも現れるってのは考えてたんだけど、
ジェイドは素で間違えました。しかも多分修正前から。w
すいません。
ジェイドの代わりにセイウチンでお願いします(涙)。
>>168 投票でどれかに決めるというより、やりたい人がどのくらいいるかアンケって感じ。
<選択肢番号>は目安で、本文メインで。
期間が長ければ毎日ID変わるから多重しやすいわけだが
票数の大小を競うというより、投票の形を借りて意志確認のつもりなので無問題
各項目でやりたい人が何人もいることがお互いにわかれば
1つに絞らず同時にそれぞれをやりたい人が率先して運営してもいいと思うし。
本文で、「今回と同じトーナメントはやりたいが、済んだばっかだから
他の大会をはさんでじゃないとイヤ」とか、「タッグただし新旧タッグ限定」とか
「順番はどうでもいいが1〜5全部やりたい」とか「レフェリー制で」とか
細かいこだわりを書いてもらいたい。
ほっといたら自然消滅しそうだから投票開始してみようか。
>>167の選択肢を<>でくくって名前欄、複数可、ID出し推奨、
期間は今から、1週間とって9/11木の23:59まで。
個人的意見言わせて
今度はトーナメント形式にするんじゃなくて
SS書きさんに書いてみたいカードを提示してもらって決ったカードを
投票していく形式がいいのではないかと思います
そうすれば強い者同士のカードとイロモノ同士のカードが続けて行えますし
>>188 書き手のセンスが問われることになりそうだが
それが一番タッグ向きで実際的でいいのかもしれん。
大会をまとめるトーナメント表みたいな設定は完全に無し?
>>189 漏れはトーナメントよりもいいいかなと思いましたけど
トーナメントを否定する気はないですし、どんな形になってもできる限り参加したいですね
タッグをはさまずに再びシングルでやる場合は、
前大会から最低16人入れ替えとか大幅なメンバーチェンジが欲しい。
将軍の代わりにモンスターアシュラマン。
ジェイド・ガゼル・ブロの代わりにキッドやセイウチン・農村など。
ジャンクマン・ボルトマンはもちろん、クリオネ・コンステなど、
16人入れ替えても遜色ないメンバーでやれそう。
タッグの場合16チーム、あるいは8チームor12チーム(シードあり)
くらいに絞って短期間でやりたいな。12チームでシングルで
ベスト4に残った4人がいるチームをシードにするとか。
192 :
191<1or2>:03/09/05 00:03 ID:0BNN+xID
一応ID出し。今回は特に必要ないのかな?
追加でタッグの場合、
先にある程度、もしくは決着寸前までSSをアップしてもらった後
勝敗を投票で決める。それか、投票者それぞれがいろんなタッグ技を考え
SS関係なしに投票。どっちかがいいと思う。
タッグやるなら将軍の参加不参加も決めとこうよ。
それこそ二世の阿修羅マンと将軍が組んだら無敵すぎないか?
スグル・アタル・ケビン・マンタの中でタッグ組めばなんとかなるかもしれんが。
>>193 将軍の最盛期はアシュラが体内に入ってるときだから矛盾でてくるしね
>>193 先にタッグやりたい人がいるのをこの投票で確認して
そのあとでタッグやりたい人あつめて細かい決定をしよう。
うみにんさん乙です。
修正前との対応は
22=バトル22
23=外伝1改
24=バトル23
25=バトル24改
26=外伝2改
27=外伝2改の続き、スプリングマンとガゼルマン
28=バトル25
29=バトル26
30=外伝3
でいいですか?同時進行の別視点を本編に統合したわけですね。
今気付いたけど正悪群雄対決にバッファがいませんね。見届け人役てことかな。
>>196 はい。ややこしくなってすみません。ボクの脳内では
バッファは無名の悪魔超人をまとめて蹴散らしてます。w
んでボルトが正義超人の無名軍団を蹴散らしてます。
タッグはやるなら多分参加すると思います。こっそり覗きにきます。
198 :
<タッグ>:03/09/05 08:53 ID:v6Q1rm0d
意外性のあるコンビやコンビ技が見たい。
将軍参戦は反対。将軍はパートナーまで殺してしまいそうだし。
やるとしたらタッグに落ちつきそうだね。
ニュー阿修羅はぜひ入れて欲しい。
タッ具の場合ルールはどうなるの?
投票ルールとかじゃなくて、試合そのもの。
二人ともKOされるまでは負けない?
それとも片方がフォールされたら負け?
201 :
<1.タッグ>:03/09/05 14:41 ID:0y6Bq787
と言ってもシングルと違ってオリジナルをどこまで認めるかとか
ある超人にパートナー候補がたくさん挙げられたりとかで
1つに決めると不満の方が大きくなって難しいと思うんだよね。
8組7試合で三週間くらいのスケールで、いろんなルール、いろんな組み合わせで
何度かやるのがいいと思う。今回はAのやり方だけど次回はBのやり方するから
B派の人もよろしく、みたいに。
シングルも後日やりたい。
クリオネとプリズムのコンビで、
レインボーシャワーをクリオネが増幅、っていう案があったけど、
レインボーシャワーってただの熱線じゃなくて毒素?も含んでるから
そんなことしたらクリオネが死んじゃうwアイディアはいいと思うけど。
漏れの案としては、クリオネがコンベックス・ボディ・レンズで増幅させた
太陽光線をプリズムが取り込んで強化レインボーシャワー。ってのがいい。
それをいいたかっただーけwww
キョキョキョコンビか
ルックス的には四次元殺法以来の似合いっぷりだ
開催決定したとしてもこの人の少なさじゃ心配になってきた。w
その辺も含めてタッグ編はエントリー数16以下で小規模にやって様子を
見たほうがいいと思う。んで保守age
タッグやるんなら面倒でもトリップ制にしたほうがいいかもしれんな。
まぁ、多重はそれでも防げんわけだが。
オレ、トリップのつけ方知らないよ。
それによくわからんけどトリップつけたら
名無しでの参加ができなくなるんじゃないか?
他のスレでも。
トーナメントじゃなく1試合、1試合ごと対戦カード決めていったらどう?
強さをはかる以外も部分で見たいカードってあるじゃん
>>207 今のバキ方式で随時発表?
それとも勝ちあがって2回戦とかせずに
見たい試合を見るって感じ?
1試合目マシンガンズVS超人師弟コンビ
2試合目ブルーインパルスVSニューマシンガンズ
のように超人重複しても別の試合だからかんけいなし、というように。
>>208 例えばタッグするとして、推奨チーム(重複可)をいくつか作って・・・
SS書きさんが書けるカードで人気のあるカードを決めていって
順次投票して勝ち負け決めていくの
決して最強ではないが、最強にふさわしいタッグとの対決が見たいチームもあると思うので
オレ的には勝負論がないと、いまいち盛り上がらないなあ。
やっぱりトーナメントがいい。
>>207 はエキシビジョンでいつでもやれるし。
タッグ編は小規模にしてそのかわりエキシビジョンを数試合加えるとか。
SSも前回トーナメントが進むにつれ、ストーリー膨らんでいってたし。
モストデンジャラスコンビvs馬鹿コンビとかは確かにみてみたいけど。
ま、個人の勝手な考えであって他の人に強制するつもりないですんで・・・
212 :
210:03/09/06 22:10 ID:???
いえいえ、こちらも個人の勝手な考えなので強制するつもりじゃないですよ。
いくつか意見が出揃ったところで投票すればいいと思う。とりあえず今は
「タッグ編」をやるかどうかだけ決めればよいのでは?そのあと形式やルールを
決めていけば良いかと。
タッグのルールはほんといろいろあるだろうね
決めるかどうかできるかどうかはおいといて
アイデア出しまくればいいと思う
ブレインストーミングとかいうやつ
今のとこ
投票はSSメインかSSオンリーの意見が多いのかな?
形式はタッグトーナメント。
トーナメントでなくワンマッチ形式。
トーナメント+エキシビジョン。
このあたり?トーナメントの場合小規模開催の意見が主流っぽいね。
じゃあ意見だしてみよう。
SSオンリーだと結局はSS書きさんの好みを見せられるだけだから、
そこらにある同人サイトと変わらなくなる。
同人を否定するつもりはないが2ちゃんでやる
必然性を感じられないので投票と言う要素は残したい。
投票は前回みたいにガチガチにやろうとしても
原作で描かれてないタッグの相性なんて計れないのだから
他者の投票理由に干渉する行為は一切なしで。
「どのチームが一番強いのか?」を決めることを目的とするなら
トーナメント形式が一番よいと思うが、
規模は原作に則って8チーム程度を提案。
>>215 2chでも二次創作要素の強い小説スレもあるから
2chだからってのは別に関係ないと思うな。
217 :
215:03/09/06 23:51 ID:???
>216
そういうスレは見に行かないが、そういうのも存在するんだったね。
いささか了見の狭い発言だったかもしれない。
じゃあ「最強スレの後継スレでやる必然性が〜」でいいや。
これも了見の狭い意見に思えてきたが、まぁあくまで意見だしだから。
>>217 人によって許容範囲というか想定してる範囲はいろいろだから
そうやって意見出しすることは大事だ。
>「最強スレの後継スレでやる必然性が〜」
そうだね。そういう意味でも投票制度には賛成。
ただ、タッグに関してはシングルのときと違って
SSメインにした方がいいとは思ってる。
タッグならSSの自由度も高くなるし。
SSメインで投票制がいいな。
投票制にした方が盛り上がるだろうし。
<<投票理由>>
SSを投下後投票開始。タッグ編の場合はSSの内容も
投票理由の参考にできる。オリジナル技を考えて投票理由に使うのも
OK。ただ原作の設定技と関連なさすぎる技はなるだけ避ける。
(ジェイドとウルフマンでマッスル・ドッキングとか)
な感じではどうだろう。
次やる大会
1.タッグ
2.今回と同じもの
3.最弱決定
4.イロモノ限定
5.将軍VS強豪
6.ほか
選択肢を<>でくくって名前欄、複数可、ID出し推奨、
期間は今から、1週間とって9/11木の23:59まで。
この投票しました?
タッグしたい人数がいそうなのはうすうす分かりましたが
漏れは投票<済>でつ
<トーナメントの場合>
メリット =参加タッグさえ決めてしまえばあとは進行がスムーズになりやすい。
盛りあがりやすい。など
デメリット=シングルのときもそうだったが、決勝が近づくにつれSSの立候補がしにくく
なる可能性がある。小規模開催なら大丈夫だとは思うが・・・。
<ワンマッチの場合>
メリット =SSは比較的気楽に立候補できそう。超人がかぶっても大丈夫。
デメリット=盛り上がるかどうか。試合終了後次の対戦がすぐに
決まらなかったらグダグダになってしまいそう。
ある程度先にやりたい試合決めとくのなら別だが。
モーストデンジャラスコンビのツープラトンてなんだったんだろう。
左右からただひたすらはり手とベル赤でバチバチたたきまくる技かな。
ロングホーントレインもマッスルドッキングも即席だし、
デンジャラスの連中がツープラトン用意してたとは思えないな。
そりゃマッスルブラザーズと2000万パワーズが当日即席だからだろう
実はすごい小人数で回してる気がする
こっちもあっちも
>>228 オレも参加者のひとりだけどそんな気がする。
ジャッジ制は森ッコカブタンのジャッジ制を
参考にしないか?
「今日はドヘドヘの森の長老じゃ〜」
どんなの?
233 :
<タッグ>:03/09/08 05:52 ID:NZRTRwSL
人が多いうちにやとくべきだったかもしんないな。
今となっては覗きに来る人減りすぎ。
>この結果から即決定というわけではない
いっそ決定したほうがいいんじゃないかな?
決定してルール決めエントリー決めやっていけば
人も増えると思うし。このまま中途半端にだらだらやってても
らちがあかないと思う。
というわけでタッグ編開催決定に一票
筋肉マンと見せかけて、実は米倉涼子だったりする
米倉に52の関節技全て優しく伝授されたい
もみくちゃっちゃw
タッグやれって言うからにはSS書くぐらいの覚悟はあるんだろうな?
とりあえず、吉牛タイム
((補足トリビア))
吉野家を経営のどん底から救ったのは、マジでキン肉マンである
>>237 ネタ思いついたら書く。シングルも特に誰がSS書くとか決まらないままの
見切り発車でなんとかなったしSSの人材的には、そのころに比べたらいい状況かと。
1・2回戦なら書きやすいだろうし。
>>240 お前こそ何様?
やれって言っておいてSSは人まかせ、自分は読むだけなんて勝手すぎだろ?
>>241 なにさま?なのは
その攻撃的な文章のことだろう。もっと柔らかい言い方できないの?
ひょっとしてノーガット氏が立候補したときとかに文句言ってた人と同一人物?
それにタッグやりたいって言ってる人がSS描きさんの場合もあると思うぞ。
自分は文句言うだけの方がよっぽどタチ悪いとは思わないのかな。
とりあえず、吉牛タイム
((補足トリビア))
吉野家を経営のどん底から救ったのは、マジでキン肉マンである
へぇ〜 13へえ あげます
241はルール議論になるたびにテンプレの半分以上は俺が考えたって言い張る奴じゃないの?
>245
避難所の19だが、漏れはSSに関しては文句を言ったことはないぞ。
むしろタッグに関して初期から言い続けてたのは漏れだ。
ついでに言えば最強戦士決定戦スレ1スレ目の
799=817=829=836=848=868=950(省略多数)でもある。
いちいち参照するとは思わないが。
「負担を考えない意見はよくない」とは言ったことはあるが、
意欲のある人間を頭越しに否定するような発言をした覚えは無い。
>>245 普通に考えれば
>>241は
>>246さんではないと思う。
しょっちゅうキャラ変えてレスしてるんでなければだけど
たぶん根拠はないが文章読んでるとそんなことはやってない人だと思う。。
>ノーガット氏が立候補したときとかに文句言ってた人
これは文体の攻撃性が似てるから可能性はあるが、どっちにしろ
協調性のある人間ではないと同列に思われてもしょうがない書き方だと思う。
柔らかい言い方にしようと思ったら確かに長くなるしめんどくさいかもしれない。
でもスレをよくするためには必要な努力だと思うのだが。
文章ってのはそうでなくても誤解されやすいもの。
気を使いすぎてちょうどいいくらいと思われ。
フレンドリーでアットホームなスレになるのなら大歓迎だが、
フレンドリーな態度と攻撃的でデリカシーのない態度は違うということを
わかってなさそうな人がいる気がする。なるだけ敬語を使うことを推奨します。
例えばコテハンついてる人を呼ぶときは、「さん」や「氏」くらいつけようよ。
つけてないだけで、凄い感じ悪いよ。
>>241 短絡しすぎだぞ。大丈夫か?
まず、SSつけるかどうかさえまだ決まっていない。
現状はその形式を決める段階でさえない。
仮にSSを採用するとして、参加者の全員がSSを書くわけではない。
SSを書かない参加者が勝手すぎるという理屈に根拠もない。
最後に何様とつっこんだ人間が人任せな態度に反対だとは
どこからも読み取れない。
>>247 さん付けなしで受ける印象も人それぞれだと思うけどな。
推奨事項であって義務じゃないだろ。
スレを見てきた感じではさん付けしてないだけで過剰にさわぎすぎだ。
俺はさん付けしてたけどな。
>>97 ってゆーか、ここでいう「強い」ってのはテクニック云々含めた話ではないなwww
正しく言うなら
ベアークローを外した方が強い
→ベアークローを外した方が固い(手が)
250 :
カルピス ◆5S5FZYHTXE :03/09/09 09:30 ID:2uYt15sv
(;´Д`)ハァハァ 最弱決定戦やろうぜ
>>250 出場基準がよくわからん。
以前候補に上がってたニンジャなんて普通に強いだろうし。
カナディ・スペシャルだって初出のときは強豪扱いだったし。
つか最弱超人はカニベースでほぼ決まりなんじゃないか?
少なくともエントリーされるのは間違いないが、
じゃんけんシーンしかないカニベースの戦闘予測なんてできないし。
>>250 今のところ
3.最弱決定
4.イロモノ限定
5.将軍VS強豪
6.ほか
をやりたいという票はないようだが
おもしろそうな人選とルールと進行形式を考えて参加者募れば
やりたいって人も出てくるのでは。
最強決定戦にも最弱にもエントリーされるであろうジェイドとブロJr.。
しかし、それに加えてイロモノ限定にもエントリーされそうなガゼルこそが
最強、いや最高の超人だと思われ。
最弱ってもルピーンなんか戦い方わからんし。
シングルの公式戦がちゃんと作中で書かれたのを条件として
カナディアンマン、スカイマン、ブロッケンマン、カレクック、メイビア、
ダイナマイトパイパー、ティーパックマン、キングコブラ、ウォッチマン、
チエノワマン、キューブマン、ベンキマン、ブロッケンJr、ウルフマン、
ペンタゴン、ステカセキング、ミスターカーメン、ザ・魔雲天、ジェロニモ、
レオパルドン、ミキサー大帝、ペンチマン、ゴーレムマン、キャノンボーラー、
ビッグボディ、モーターマン、マンリキ、ホークマン、ミスターVTR
加えてスクリューキッド、ケンダマン、ザ・ニンジャ、ビューティーローデス
こんなもんだろう。
2世なら
キッド、セイウチン、テルテルボーイ、MAXマン、レックスキング、デッドシグナル、
摩天楼、プリクラン、ウォッシュアス、バリアフリーマン、レゴックス、クリオネマン、
チヂミマン、チェックメイト、ジェイド、ゲッパーランド
他にボーンキング、アナコンダ、ガゼルマン
あとスペシャルマン
とりあえずスカルボーズとその相方は抜け?
最強に加えても良さそうなのがいっぱい混じってるんだが・・・。
完璧下っ端・ニンジャ・マリポチームの皆さんは普通に実力者。
ミキサー大帝なんて一応スグルを破った超人だし、ビッグボディは一億パワー。
ウォッシュアスやレゴックス・クリオネマンはマンタ・ケビンを苦戦させた実力者。
それにそのメンツで最弱に選ばれたところでカニベースやキン骨らのほうが
間違いなく弱いと思われ、最弱決定にはならない。
>最弱決定にはならない。
あら捜しのすきな人たちだ。
動きがないねえ。人寄せが必要かねえ。
最弱って名打つとアレだね・・・
どちらかというと一勝もしない面子の中での最強決定戦のほうが個人的には見たいな
>260
三戦三敗三死亡ですがなにか?
内容の濃さが…
>>251>>257 最弱って、実質はどこかでやってた負け上がりトーナメントでしょ。
設定自体ナンセンスなんだから、最弱の意味を真面目にとらない方がいいよ。
カニベースvs悪魔将軍第一話
「ぎゃああああーっ!」
完
カニベースvs悪魔将軍第ニ話
その叫び声は実はガゼルの寝言だった。
続けるとつまんないな
ボルトマン&モーターマン
合体技で2000万ボルトヴァーリー(放電)
エルトール・万雷 など使いこなし最強。
ペンタゴン氏はまだかな?
タッグ関連の提案をこっちにも貼っておこう
439 名前:マロン名無しさん [sage] 投稿日:03/09/11 19:38 ID:???
次回大会開催するなら
開催事項決定議論まで一旦少年マンガ板に移るか
本スレあたりにこまめに広告出すかしないと議論にならないだろう。
こまめに広告出されたらかえってうっとうしいと思うので
タッグ編のスレ的なものを少年マンガ板に出さないか?
マロン板で特に反対意見がでなかったらオレがたててもいいが。
(格闘技板以外でたてたことがないから多少不安だが。)
覗きに来れない期間も多いからほかの人が立ててもらってもOK。
ついでに関連レスも。
447 名前:マロン名無しさん [sage] 投稿日:03/09/11 21:56 ID:???
>>439 少年漫画板は1作家1スレがルールで
それでこのスレもこっちに来たのでは。
少年漫画板のローカルルールに反しそうなのでスレ立てには反対しておく。
広告出すならこっちで文章など検討した上で一回程度に絞る。
休養期間が必要という意見もあったことだから
人が来なきゃ来ないでしばらく時期を待てばいいと思う。
投票締め切りすぎてた。<>形式の投票が5票
>>191=192 <1or2>
>>198 <タッグ>
>>201 <1.タッグ>
>>204 <タッグのあとまたシングル>
>>233 <タッグ>
票は少ないが、次にタッグをやりたいという考えは皆が持っているようだ。
タッグのあとシングルをやるという意見が多かった。
このスレはタッグをやるということで動き出していいでしょう。
それと、人数が少ないことを懸念する意見も多い。話し合いを始めれば
人が戻ってくるかもしれないが、いつまでもさびれてるようなら、
・少年漫画板に臨時移転または広告
・エントリー・ルール決めや雑談でもたせて人が集まるのを待つ
・とにかく大会を実施して人を集め、途中か次回大会からルール整備
など対策を決めよう。
●組ませ方に関する意見
・将軍、強すぎる組などは無し
・超世代タッグ ・親子は無し
・仲がいい、接点があるもの
・組んだことないどうしの組
・タッグでこそ生きる超人の組
・同じ超人が複数存在するのも認める
●エントリー方法
├投票制
├クジ引き
├SS書きさんの推薦
└これらの混合
●進行形式
├シングルと同じSS+投票
│ └ジャッジ制など一部変更
├SSのみ┬職人まかせ
│ └参加者も技や展開を考える
└SSのウェイトを高める。1日目にSSを公開、その内容も参考に投票
●試合形式
トーナメント、ワンマッチ形式、トーナメント+エキシビジョン
●規模
>>274 欠落や間違いもあるかも知れないが、話しあいの参考に並べますた。
●組ませ方
・将軍、強すぎる組などは無し
・組んだことないどうしの組
●エントリー方法
投票+クジ引き+SS書きさんに限らず推薦
●進行形式
├シングルと同じSS+投票・ジャッジ制など一部変更
└SSのウェイトを高める。1日目にSSを公開、その内容も参考に投票
ジャッジ制も試験的な導入としてなら賛成。
(その場合改めて具体案を練る必要があるが。)
●試合形式・規模
8〜16チームによるトーナメント形式+エキシビジョンキボンヌ
●試合形式と規模…8チーム程度のトーナメント
トーナメントを何回かやって、エントリーや進行形式をいろいろ試す
●エントリーと進行形式
2チームの戦いを自分で考察してその結果に投票するシングルと同じ形式なら、
試合展開の一部や思い入れなども書く。原作準拠で人気投票にしないというのを
完全に崩すわけではないが、タッグは個々の強さだけではないし、コンビネーション
の解釈や想像・創造次第で変わるので、かなり縛りを甘くした感じで。
最悪SSがなくても、他の人の投票理由を見て楽しむ。
この場合のエントリーは、たくさんの人ががコンビネーションを考えやすいように、
投票制の比重を高くしたい。バランス型、特殊型、人間関係重視型などにエントリー枠を
分けるのはどうだろう。
SS重視で、SSの展開での勝敗予想にする場合は、SS書きさん優先なので
エントリーもSS書きさん推薦枠をとる。残りはクジ引きの比重を高くして
意外なタッグをどう料理してくれるかを楽しむ。書く方はそこが腕の見せ所。
●組ませ方
既存チームでないほうがいい
ひどくさびれたので、最強戦士決定戦の形式をベースにエキシビジョンやろう
■投票方法
一 人 一 票 。 と言いたいが、ただでさえ人がいない。
ばれないようになら、多重可。ばれたら冷めるのでばれないように。
1.記入事項
名前欄 : 勝つと思う方のタッグ名を<>で括って書く(例:<2000万パワーズ>)
メール欄 :何も書かない(※IDを出すため)
本文 :勝敗予想の理由や使ってほしい技、展開予想などを60字以上書く
2.投票期間
今から16日まで。23:00〜1:00の無効期間は設けない 16日23:59まで有効
3.無効票
・名前を<>で括ってないもの
・IDが出てないもの
・ID重複の最初の票以外無効
・理由が60文字未満のもの
・投票期間外のもの
4.無効票の扱いと再投票
無効票を見つけた人は「それ無効票だよ」と忠告する
無効票を再投票する場合は、名前欄に無効票のレス番と<>でくくった超人名を書き(例:96<超人師弟コンビ>)
無効票となった点を訂正する。
■SSについて
とくになし。書きたい人がいれば書いてください
■投票理由
原作重視。ある程度オリジナル要素が入るのは仕方ないけれど
原作からかけはなれた設定はなるべく避ける。
■集計
自分がやりますが、来れなかったり、待ち切れない場合は、誰かに任せます。
対戦カードは
【超人師弟コンビ VS 2000万パワーズ】
ロビンマスク モンゴルマン
ウォーズマン バッファローマン
青コーナー
平均身長213.5cm 合計体重305kg 超人師弟コンビ
得意のツープラトンはタッグフォーメーションA
赤コーナー
平均身長229.5cm 合計体重350kg 2000万パワーズ
得意のツープラトンはロングホーントレイン
・・・・・・一票も来なかったらどうしよう
投票ついでにタッグ大会にエントリーさせたい組や
こういう形式でやりたいという希望なども、このスレに書いてみてください
キン肉スグルの王位継承が決まって数ヶ月が過ぎたある日
「どうした、超人界の重鎮が顔を揃えて。
こんな場所で一体何があるというのだ」
たった一人事情の判らぬラーメンマンが他の3人に問いかける。
ここは等々力競技場、テリーマンとキン肉スグルが
数ヶ月前に激闘を繰り広げた場所である。
その場に居合わせたロビン、ウォーズ、バッファローが
2人の熱い戦いに心を打たれたのは言うまでもない
彼らの心に生まれたたった一つの感情
「闘いたい」
そしてそれを満たすためにラーメンマンが呼び出されたのは
当然の成り行きであろう。
超人タッグトーナメントで共に優勝候補とされた2組
超人師弟コンビ
2000万パワーズ
当時は実現しなかった夢の対決が今、始まる……
>279
せめてタワーオブバベルにしてくれ、、、
tag-formation Ace
tag-formation Babel
本編ではロビンの暴走が勝利を捨てたようなもんだからな
王位直後だと一人だけマイナス補正が大きいウォーズが不利か。
ウォーズVSのリベンジマッチ
ロビンVSラーメンのテクニシャン対決
ロビンVSバッファの対決
どれも見所満点だ
かつてオレを完膚無きまでに叩きのめしたバッファローマン
オレをここまで育て上げた師匠ロビンマスク
ラーメンマンも衰えを知らぬ成長ぶり、今戦えば互角にすら届かないかもしれん
おそらく現状ではオレが一番格下だろう
だが、オレには老いを知らない肉体がある
彼らが戦えなくなった後も健在な肉体が
だからオレは彼らの戦いを目に、体に焼き付けねばならん
それがファイティングコンピューター・ウォーズマンがこの場にいる意味なのだから
2000万パワーズはモンゴルマンとラーメンマンのどっち
2世ではラーメンマン版2000万パワーズも登場したけど
>>286 強いと思うほうでいいんじゃない?
ラーメンマンのウォーズマンに対する苦手意識がどう試合に働くかが決め手
最もウォーズマンはバッファローマンに勝ってるし、
バッファローマンに事実上勝ったマンモスマンにロビンマスクは事実上勝ってるけどね
ウォーズマンはバッファローマンに負けたよ
>>286 ラーメンモード、モンゴルモードに差があるのか無いのかがまず問題
単なるコスチュームの違いと見るか
明確な強さの序列があると見るか
戦闘スタイルそのものが変わるので使い分ける必要があると見るか
王位編の後ならバレバレだから技も変えたりしないんじゃないか?
2000万パワーズとして再び真剣勝負に出るなら(二世のエキシビジョンとかでなく)
モンゴルマンマスクかぶって登場しそうだけど。
ガイシュツだが、ラーメンは97万パワー(だっけ)で、
モンゴルが100万パワー。マスク分で2,3万パワーあるみたいだから
モンゴルのほうが強いとオモワレ
あれは単なる経歴詐称だろ。マスク被ったら出身地もモンゴルだし。
294 :
<2000万パワーズ>:03/09/15 13:29 ID:qo9brgRU
タッグマッチのポイントはパートナーとの信頼関係とツープラトン技。
で、信頼関係は本編ではロビンが暴走したとはいえ、以前書かれていたように、
上下(師弟)関係だとあんまりうまくいかないように思えるし、
ツープラトンも打撃主体の2000万パワーズの方が広がりがありそう。
最初なんでぬるめの理由で。
295 :
<超人師弟コンビ >:03/09/15 14:00 ID:5EZUOrYY
タッグマッチで一番重要な事はいかにパートナーを信頼できるかではないだろうか。
それを考えると超人師弟コンビ が一枚上ではないだろうか。
ロビンは弟子としてのウォーズを信頼しているし、ウォーズは師匠としてのロビンを信頼している。この点が2000万パワーズより上ではないだろうか。
本編ではロビンの暴走で見せ場こそなかったが、タッグチームとして超人師弟コンビのほうが上ではないか
296 :
<2000マンパワーズ>:03/09/15 15:52 ID:T8wO8GyG
作中で描かれた信頼関係では圧倒的に2000万パワーズだが、
超人師弟コンビの場合ネプの間の因縁等で
特にロビンが本来の精神状態でなかったことも考慮する。
しかし、それを差し引いてもコンビ名通りロビンとウォーズは
師弟関係以上のものは築けてない気がする。ロビンはウォーズを
あくまで格下としてしか見れず、ウォーズもそれを甘受して
力を出しきれてないように見えた。
(無意識に格下なりの力しか発揮できなかったというか。)
それに対してバッファとラーメンはお互いの実力を認め合い
信じ合うことによってお互いの力を100%以上に発揮していた。
コンビとしての完成度でこの二組には格段の差があると思う。
297 :
<2000万パワーズ>:03/09/15 23:19 ID:Yt0sV3cA
タッグチームの相性としては、2000万パワーズ。
強者が強者を見こんで選び合ったという結びつきは
お互い刺激しあういい関係だと思う。
超人師弟コンビは信頼関係、絆の強さは相当のものだが
共闘より、セコンドにつくとかいう関係の方が力を発揮しそうだ。
2000万パワーズはファイトスタイルが対極的で幅があるが
超人師弟コンビは、スグルがウォーズマンの動きを読み切ったことで
分かるように、似通った部分が多く、一度攻略されてしまうとまずいと思う。
決め技は、ツープラトンは互いに決定打としては弱いと思う。
シングル技では激突系・落下系と固め技形があるが、後者はパートナーの
カットにあうことがあるので、その比率の高い超人師弟コンビがやや不利か。
>>286 >平均身長229.5cm 合計体重350kg 2000万パワーズ
ラーメンマンだと1cm低いwから、平均身長が229cmになってしまう
なんてね。
このままだと2票対1票で2000万パワーズの勝ちといった
悲しい結末に終わるのか・・・?
人も票もタッグ運営の意見もあつまらないな。
次期エキシビジョン案 既存タッグより
【ニューマシンガンズVSモーストデンジャラスコンビ】
【ヘルミッショネルズまたははぐれ悪魔超人コンビVSブルーインパルス】
【四次元殺法コンビVSバッファローマン&スプリングマン】
301 :
<超人師弟コンビ > :03/09/16 18:14 ID:79UVyVL8
上下関係はあるかもしれないが、長年の付き合いということで絆は強いだろう。
それにタッグフォーメーションA以外にもきっとBやCがあると思われる。
そうでなければ、わざわざ“A”と称する必要が無いからだ。
ロビンの暴走があったのでヘル・ミッショネルズの試合内容は劣るが、
2000万パワーズにも十分勝てるチームだと思う。
302 :
<超人師弟コンビ>:03/09/16 22:39 ID:5YXCwpxP
バッファとラーメンって意外と接点が少ない。
お互いの強さへの信頼は確かだろうし、他の超人に比べれば7悪魔編最終、
タッグマッチ1・2回戦と結びつきもある。
だが、それだけではお互いの技を知り尽くしているとは言い難い。
タッグとしての強さならば、お互いの能力を十分に把握している
師弟コンビのほうが強いのではなかろうか。
対ヘルミッショネルズ戦でなければ、ロビンも暴走することはないだろうし。
いまふと思いついたんだけど何気に話題ののぼってないコンビで
ロビン&テリーってのはどうだろう?けっこう面白いコンビになりそうな気が
>>303 最近レジェンドの友情パワーが一番感じられる未登場タッグは
そのコンビかな、なんて考えてたんだけど、戦法のネタが思いつかん。
Bエボと戦わせると面白そうなコンビだ。
ちなみに大全にそのタッグが載ってる。
ロビン&テリーが強いのはマッスルタッグマッチだがや。
票数も結果も面白いほど地味ですな。w
ぜんぜん人寄せにならん
SSマダー?チンチン(AA略)
ゴングが鳴った。
先陣を切ったのは、赤コーナーバッファローマン、青コーナーウォーズマン。
このカードは田園コロシアムの死闘の再現だ。
バッファローマンがゆっくりと歩み寄る。
あの時は、俺は悪魔の手先として戦っていた。
悪魔以外の力など認めることさえなかった俺に、はじめて存在を認めさせた男。
「ウォーズマン、こうしてまた敵としてリングの上で会えるとはな」
バッファローマンが微笑み、右手を差し出す。
ウォーズマンがそれに応えて、ゆっくり右手をだす。
すかさず。バッファローマンの巨体が宙を飛んだ。
ウォーズマンがバッファローマンの右腕を両手で捕えて背負い投げを放ったのだ。
バッファローマンがニュートラルコーナーに轟音をたてて衝突する。
「フッ、おまえらしい粋な挨拶じゃねえか」
額から血を流しながら、バッファローマンがうれしそうに立ちあがった。
続きはどうぞ。
【タッグEX.のまとめ】
人がほとんどいなかった のは置いといて
投票の論点は、作中の人間関係を参考にしたパートナーシップが主で
連携や個々のシングルでの相性など戦闘のシミュレーションがあまりなかった。
タッグの中で起こるシングル対決だけで4通りあり、他にツープラトンなどもある。
一つ一つを考えた上で結論にもっていくのは面倒だったからではないだろうか。
今回は作中で戦う場面のあった、得意ツープラトンも判明しているコンビどうしだった。が
今後、もし未結成タッグを持ち出して戦わせるなら、勝手にツープラトン技などを
考える発想も問われるかもしれない。
人間関係より戦闘に注目できそうなカードとして
【四次元殺法コンビ VS モーターマン&バイクマン】
を挙げてみます。気が向いた人や別カードを思いついた人がいたら
投票期間を宣言して始めてください
作中で登場したタッグは、最高タッグ決定戦やるときに多分使わないから
エキシビジョンで使っても問題ないだろうという勝手な判断で使っています。
その辺の突っ込み意見などもよろしく。
超人師弟コンビのファン。
今回のカードは、参加見送った。
過去の敗北がトラウマになってて、苦々しい思い出が湧き出しそうになったから。
擁護厨になってしまいそうだったから、今回は静観してた。
でも、他の人の投票は面白く読めたよ。
>311
なるほど。
原作中でドラマが合ったタッグチームは人間関係や、背景重視になってしまう可能性が大きいだろうね。
戦闘重視で考えられるカードだったら参加したい。
SS書きのオリジナルツープラトンに共感が得られるかで全てが決まりそうだ
本編でも出てきそうなBエボのオリジナルツープラトン
1 まず、スカーが犠牲になって死ぬ。
2 スワロウテールを利用するためにケビンが死体を背中に担ぐ。
3 相手めがけて突進。
要するにロングホーントレインみたいなもの。
技名「ロンドン名物・ダブルデッガー」
共感得られず_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
ダブルデッガー
タッグのSSって、かなり書き手の文章力が問われない?
特にオリジナルツープラトンの描写とか。
今までは「キン肉ドライバー!」とか叫び声だけでも
なんとかなってたけど、ちゃんと技の描写が描けてた
SS描きさんは限られてた気がする。
_ト ̄|○
_ト ̄|○
_ト ̄|○
\
.. \
\
,, \
\
んちょ
プレイボーイ誌上もリミックスもゲーム情報でもタッグなのに
なんだい、このさびれようは?
ゲームでは伝説世代が9組18人出ることが決まったわけだが
全部で40人くらい出るそうなので、残りキャラでも予想しながら
スレを保守しよう
伝説…あとキン骨マン&イワオまたはスクリューキッド&ケンダマン
新世代…万太郎・キッド・セイウチン・ガゼル・チェックメイト・ジェイド
ケビン・スカー・ハンゾウ・ボーン・イリューヒン・バリアフリーマン・
農村マン・ヒカルド・デストラクション・フォーク・シグナル・クリオネ
隠し…真弓&ハラボテ、将軍
デストラクション・・・。
微妙に地味なその超人までエントリーしてたら凄いな。
オレも中ではフォーク・シグナル・ビッグボンバーズより地味だ。
ビッグボンバーズが出るのはスタッフの愛を感じる。
そして、恐らくはビッグボンバーズが好きならガゼルも同じくらい
いや、それ以上に愛してるだろう。w
よってガゼル出場は確定だな。
スグル グレート(カメハメ)
テリー ジェロ
ロビン ウォーズ
ラーメン バッファ
ブロッケン ウルフ
アシュラ サンシャイン
アタル ニンジャ
ネプ キング
フェニ マンモス
これで9組 18人
>324
ビッグボンバーズがいない
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ >324
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 私たちをわすれないこと
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
r ‐、
r‐‐、 | ○ |
∧l☆│∧ _,;ト - イ、 クロノス・チェンジ
/,、,,ト.-イ/,、 l (⌒` ⌒ヽ
r'⌒ `!´ `⌒) |ヽ ~~⌒γ⌒)
( ⌒γ⌒~~ /| │ ヽー―'^ー-'
|`ー^ー― r' | │ 〉 |│
|/ | l ト、 | │ /───| |
/ i | irー-、 ー ,} |
/ 入 | | / `X´ ヽ
r ‐、
r‐‐、 | ☆ |
∧l○│∧ _,;ト - イ、 クロノス・チェンジ!
/,、,,ト.-イ/,、 l (⌒` ⌒ヽ
r'⌒ `!´ `⌒) |ヽ ~~⌒γ⌒)
( ⌒γ⌒~~ /| │ ヽー―'^ー-'
|`ー^ー― r' | │ 〉 |│
|/ | l ト、 | │ /───| |
/ i | irー-、 ー ,} |
/ 入 | | / `X´ ヽ
r ‐、
| ☆ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l○│∧
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l クロノス・チェンジ!
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
330 :
マロン名無しさん:03/09/25 18:17 ID:K48Tkbu5
r ‐、
r‐‐、 | ☆ |
∧l○│∧ _,;ト - イ、 クロノス・チェンジ!
/,、,,ト.-イ/,、 l (⌒` ⌒ヽ
r'⌒ `!´ `⌒) |ヽ ~~⌒γ⌒)
( ⌒γ⌒~~ /| │ ヽー―'^ー-'
|`ー^ー― r' | │ 〉 |│
|/ | l ト、 | │ /───| |
/ i | irー-、 ー ,} |
/ 入 | | / `X´ ヽ
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l クロノス・チェンジ!
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
やっともとにもどったなw
333 :
マロン名無しさん:03/09/25 21:53 ID:K48Tkbu5
r ‐、
r‐‐、 | ☆ |
∧l○│∧ _,;ト - イ、 クロノス・チェンジ!
/,、,,ト.-イ/,、 l (⌒` ⌒ヽ
r'⌒ `!´ `⌒) |ヽ ~~⌒γ⌒)
( ⌒γ⌒~~ /| │ ヽー―'^ー-'
|`ー^ー― r' | │ 〉 |│
|/ | l ト、 | │ /───| |
/ i | irー-、 ー ,} |
/ 入 | | / `X´ ヽ
飽きたので蓮にしようかと思ったが
気持ち悪いのでやめた
閑古鳥が鳴いてるな。まあSS無しで盛り上がれっつったって無理な話だが。
というわけでお前ら、まずはカードはどうでもいいからSS投下しる。
336 :
:03/09/29 16:31 ID:???
SS投下されても宣伝しなかったら気付かれない罠。
337 :
マロン名無しさん:03/09/29 17:52 ID:CnCaySvF
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l クロノス・チェンジ!
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
,. ''"⌒;.`ヽ
:{ rニ.ノ;ニヾ l
`({ー’.,‘‐'リソ
彡 ヽ,二イ_'′
Σ r ‐、 て ,. .ィ少rjーく,j゙\ クロノス・チェンジ
Σ | ○ | f.}' ぐォ'i`トィ゙>:/ `l
_,;ト - イ、 | .l {ソy'ン~ :{ :,|
(⌒` ⌒ヽ l 、|. ゙゙゙|o:ー- .::| ; |
|ヽ ~~⌒γ⌒) | ,! .|o ::|′j
│ ヽー―'^ー-' V'コ |o にコ ::/
│ 〉 |│ |___人__;,Y
│ /───| | .|;| ;| ;;|.;;| ;;|;;l;;l;|
| irー-、 ー ,} | |:| ;:| ;;|;:;| ::|::l::l:|
| / `X´ ヽ `^;゙^ー'┬'''"~「~
339 :
マロン名無しさん:03/09/30 05:02 ID:ZtlgCPFU
「コンステレーションの至福のケツ!
ゲッパーランドの大王イカか!
メルトダウンの超人ナビちゃん!
タトゥーマンの卑怯十手!
ボルトマンのドレッドヘアー!
アシュラマンの笑い声!
そして・・・・・
地獄の断頭台ーッ!!」
「ギャアァーッ!!」
「ガ、ガゼルマン!!」
最強本スレでSS降臨中
SSて何の略ね?
ショート・シナリオ?
Super Star
Sun Shine
おいっス!
344 :
:03/10/02 21:55 ID:???
もう一度
おいーっス!
,. ''"⌒;.`ヽ
:{ rニ.ノ;ニヾ l
`({ー’.,‘‐'リソ
ヽ,二イ_'′
r ‐、 ,. .ィ少rjーく,j゙\ クロノス・チェンジ
| ○ | f.}' ぐォ'i`トィ゙>:/ `l
_,;ト - イ、 | .l {ソy'ン~ :{ :,|
(⌒` ⌒ヽ l 、|. ゙゙゙|o:ー- .::| ; |
|ヽ ~~⌒γ⌒) | ,! .|o ::|′j
│ ヽー―'^ー-' V'コ |o にコ ::/
│ 〉 |│ |___人__;,Y
│ /───| | │ Ψ │
| irー-、 ー ,} | | │ │
| / `X´ ヽ │ │ │
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l クロノス・チェンジ!
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
349 :
:03/10/07 08:28 ID:???
ロビン&テリーvsラーメン&戦争がみたい
┌ ロビン・マスク&ザ・テリーマン
┌┤
│└ ラーメンマン&ウォーズマン
┌┤
││┌ パルテノン&サンシャイン
│└┤
│ └ バイクマン&モーターマン
Aブロック代表┤
│ ┌ キン肉マン&ネプチューンマン
│┌┤
└┤└ ザ・ニンジャ&デビル・マジシャン
│
│┌ カナディアンマン&スペシャルマン
└┤
└ ネプチューン・キング&オメガマン
┌ ジェロニモ&ジェシー・メイビア
┌┤
│└ ザ・魔雲天&ステカセキング
┌┤
││┌ バッファローマン&マンモスマン
│└┤
│ └ キン肉マン・ゼブラ&キン肉マン・マリポーサ
Bブロック代表┤
│ ┌ ザ・マンリキ&スクリュー・キッド
│┌┤
└┤└ スニゲーター&アトランティス
│
│┌ アシュラマン&サムソン・ティーチャー
└┤
└ キン肉アタル&ブロッケンJr.
勝敗決定までの流れは
1.SS決着前まで発表
2.SSの内容を基に各自が投票(ルールは最強超人決定戦に準拠する)
3.SS執筆者が投票を参考に決着SSを発表。
今回は強さの基準を各超人とも「王位争奪編終了後」に統一。
ただしその描写はSS執筆者各人の裁量に委ねられるところが大きいので、
あまり原作にこだわり過ぎず、前回(再強調人決定戦)のように勝敗を争うというよりは
各人が自由に想像を働かせて、試合展開に関する議論とSSを楽しむ大会にしたい。
また、投票ルールに違反している場合を除き、如何なる場合であっても
他人の投票理由を否定してはならない。
ビッグボンバーズあたりで
「代わりに俺達が出る。弱小チームにはご退場願おうか」
「なにーっ!その言葉とりけせーっ!ゲーッ!」
な展開をやってもよろしかとですか(w
フェニックスは予選落ち?
┌ ウルフマン&ペンチマン
┌┤
│└ J・スティムボード&ビューティー・ローデス
┌┤
││┌ カレクック&ティーパックマン
│└┤
│ └ キングコブラ&ミスターカーメン
Cブロック代表┤
│ ┌ レオパルドン&キャノンボーラー
│┌┤
└┤└ プリズマン&悪魔将軍
│
│┌ ジャンクマン&キング・ザ・100t
└┤
└ ゴーレムマン&キン肉マンビッグボディ
┌ スプリングマン&チエノワマン
┌┤
│└ ケンダマン&キューブマン
┌┤
││┌ プリンス・カメハメ&ミキサー大帝
│└┤
│ └ キン肉マン・スーパーフェニックス&キン肉マンソルジャー
Dブロック代表┤
│ ┌ スカイマン&ホークマン
│┌┤
└┤└ ペンタゴン&ウォッチマン
│
│┌ プラネットマン&ミスターVTR
└┤
└ ブラックホール&ベンキマン
355 :
353:03/10/08 00:45 ID:???
はやまったね。でも相方が真・ソルジャー…_| ̄|○
穴埋め感漂うコンビがちらほら
普通に8〜12チームぐらいで十分
>>355 いや、CDブロックは俺が冗談で追加しただけだから。
>>350さんのABも暫定だと思うし
2世入れないの?スプリングマン&コンステレーションなんて面白そうだけど
>>358 >今回は強さの基準を各超人とも「王位争奪編終了後」に統一。
アシュラとケビンで荒れることは必至だからな
>>351は一案として2世前を想定しているのだろう。
360 :
353:03/10/08 07:51 ID:???
了解しました。え?俺が書くことじゃない?
やるんだったらさ
基本的なことは
>>351通りでいくとして
●追加・変更したい事項
●エントリーするチーム決め
の話をしてけばいいかと思う。
1組1組挙げてくのもいいけど、いっそトーナメント表にした状態で
各自がまとめて発表するのもいいかもしれない
362 :
マロン名無しさん:03/10/09 00:30 ID:yY9JbxQJ
それならばひとまずageなくては。
┌ キン肉万太郎&農村マン
┌┤
│└ ガゼルマン(1)&セイウチン
┌┤
││┌ テリー・ザ・キッド&ジェイド
│└┤
│ └ クリオネマン&ヒカルド
,新世代タッグ ┤
│ ┌ボーン・コールド&スカーフェイス
│┌┤
└┤└フォーク・ザ・ジャイアント&デストラクション
│
│┌ ケビンマスク&クロエ
└┤
└ ガゼルマン(2)&チェックメイト
364 :
:03/10/09 15:27 ID:???
ガゼルは二人とも優勝候補が相手か。w
なにげにボーン&スカーは強そうだね
下のガゼルはオーバーボディで中身はマッハ
文朱
2世登場キャラ(伝説超人は戦ったことのあるキャラ)限定で
思いつくままにチームをあげてみた。
64人32チーム。これでトーナメントどう?
意見キボンヌ
万太郎&農村マン キッド&ジェイド
ケビン&クロエ スカー&ボーン
フォーク&デストラクション クリオネ&デッドシグナル
レックスキング&チェック ガゼル&セイウチン
ウォッシュアス&バリアフリー イリューヒン&ハンゾウ
ボルトマン&メルトダウン アシュラマン&タトゥーマン
ゲッパー&コンステ アダムス&アポロンマン
ゴージャスマン&ナムル ジャイロ&バーバリアン
テルテルボーイ&MAXマン ヒカルド&THEリガニー
プリクラン&レゴックス EZOマン&チヂミマン
ボーンキラー&アナコンダ コマンドージョー&マッドペンギン
屍魔王&麒麟男 サムゥ&パントマイマー
ニンジャ&コクモ キングキャッスル&摩天楼
ラーメンマン&バッファローマン スグル&テリー
キャプテンマッコウ&バスザシャワー ドゥームマン&犀暴愚
ナンキーマン&トック フィオナ&OKAN
けっこう居るね、2世キャラ。組み替えと追加
ドゥームマン&デストラクション(イラクコンビ)
チヂミマン&トック、補欠ナムル(韓国コンビ)
ハンゾウ&ニンジャ(忍者コンビ)
ウォッシュアス&プリプリマン(尻コンビ)
バリアフリーマン&EZOマン(老人愛護精神コンビ)
イリューヒン&フォーク(乗り物変形コンビ)
ファックス&ペーパーミイラ(Vジャンプ)
犀暴愚&バロンマクシミリアン(アニメ)
ダズル&プロテクター(アニメ)
ナンキーマン&バナナマン(アジアンフードコンビ)
天タコルズ&軍艦魔鬼(海鮮コンビ)
ジ・アダムス&ゴージャスマン(アメリカ南部コンビ)
アポロンマン&バアロノス(ギリシアコンビ)
キャプテンマッコウ&シュモクーン(海の王者コンビ)
バス・ザ・シャワー&エル・カエルーン(じめじめコンビ)
実は屍魔王&麒麟男コンビが最強です。
なんたって両方とも数千万の超人パワーを持つ、残虐と完璧のヘッドだし。
俺は奴らが、アジトが崩れた程度で死んだのに納得が行かなかった。
370 :
:03/10/10 17:10 ID:???
64人32チームは多いだろ。その半分でいいんじゃねーか?
>>370 なこと言ってる暇あったら
エントリーさせるチームを書け
コマンドージョー&マッドペンギンvsダズル&プロテクター
とか言われてもなあ。
>367を16チームに減らしてみようか。
万太郎&農村マン キッド&ジェイド
ケビン&クロエ スカー&ボーン
フォーク&デストラクション クリオネ&デッドシグナル
レックスキング&チェック ガゼル&セイウチン
ウォッシュアス&バリアフリー イリューヒン&ハンゾウ
ボルトマン&メルトダウン アシュラマン&タトゥーマン
ゲッパー&コンステ フィオナ&OKAN
レゴックス&摩天楼 ヒカルド&犀暴愚
これでどう? 2世の主要メンバーをほぼおさえたし、
チーム同士の接点もできるだけ持たせたつもりですが。
>>375 贅沢を言えば、シードは6人もいらん
ヒカルドと犀はタワーつながり?
普通のトーナメント表って8人だろ?
それがふたつで16人。つうか16チーム。
別にシードはないんじゃない?
Aブロック
┌ クリオネマン&デッドシグナル
┌┤
│└ フィオナ&OKAN
┌┤
││┌ ガゼルマン&セイウチン
│└┤
│ └ テリー・ザ・キッド&ジェイド
┤
│ ┌ボルトマン&メルトダウン
│┌┤
└┤└ゲッパーランド&ザ・コンステレーション
│
│┌ レックスキング&チェックメイト
└┤
└ バリアフリーマン&ウォッシュアス
Bブロック
┌ ケビンマスク&クロエ
┌┤
│└ ボーン・コールド&スカーフェイス
┌┤
││┌ アシュラマン&タトゥーマン
│└┤
│ └ キン肉万太郎&ザ☆農村マン
┤
│ ┌ヒカルド&犀暴愚
│┌┤
└┤└レゴックス&ザ・摩天楼
│
│┌ フォーク・ザ・ジャイアント&ザ・デストラクション
└┤
└ イリューヒン&ハンゾウ
適当にクジを引いてみたらこうなりました。
AブロックにAHO対決とデーモンシード対決が・・・
これでいい?やりなおす?
>>377 >>376は「シード選手」ではなく「デーモンシード」のことを
言っているのではないか。というわけで、
テルテルボーイ&MAXマンとボルトマン&メルトダウンの
入れ替え希望。
>>376 もしかしたら「ヒカル」ドと「犀」暴愚で「ヒカルの碁」チームとかだったりして
A-1 ロシア対決
A-2 AHO対決+ガゼルリベンジ
A-3 シード対決
A-4 畸形対決
B-1 Bエボ対決
B-2 日本対決
B-3 摩天楼リベンジ
B-4 ノーリス対決+デストリベンジ
それなりにテーマがあっていいんじゃない
優勝候補が固まりすぎな希ガス
ヘリウム
Bブロック前半だネオン
タッグはチームワークだから番狂わせもアルゴン
大目に見てクリプトン
キセノン
きっと組み替えもあるかラドン
初代2世両方の中でも屈指の強豪と言われたスカーフェイスが
今週お亡くなりになりました(-人-)チーン
消滅だすか?てことはボルトマンはかなりの強豪・・・・
ボルトマンのオーバーボディが割れて
中からスカーが
優勝候補
ガゼルマン&ガゼルマングレート
レオパルドン&レオパルドングレートも参戦するぜ
ウルフマン&スプリングマンのタッグ。
・必殺技 合体トムボーイ
友情の合体攻撃。二人のテンションが限界に高まった時、奇跡が起きる。
通常のトムボーイでは成しえなかったリング全方位に渡るアプローチ。
リングロープを利用し超高速で相手を締め上げその上から二重に襲い掛かるのだ。
その恐ろしいまでの破壊力はウルフマンをバラバラにする。
スペシャルマン(99)とスペシャルマングレート(999)も参戦だッ!!
現在のエントリー状況
┌──── レオパルドン&レオパルドングレート
│
──┤ ┌── ウルフマン&スプリングマン
│┌┤
││└── スペシャルマン&スペシャルマングレート
└┤
└─── ガゼルマン&ガゼルマングレート
保守
>>378>>379 >テルテルボーイ&MAXマンとボルトマン&メルトダウンの
>入れ替え希望。
禿同。もう活躍の機会もないだろうから、ここらへんで出してあげたい。
あと、アシュラマンのパートナーは普通にボルトマンでいいと思う。
今なら・・・
今なら「週間」少年漫画板に移転してもいけそうな気がする。
ハンタースレ乱立に紛れてこっそりと。w
あげるよん
ゲッパー&コンステいらない。面白いキャラじゃないし。
レゴックス&摩天楼を
→レゴックス&プリクランのおもちゃコンビ
→摩天楼&チヂミマンの力と技の2000万パワーズ
に分解してくれ。
変更後の方がつまらない気が…
コンステはいいキャラだぞ。技が多彩だし。
age
まげぇーーーー!!
早く始めろYO
てか、誰かがタッグ書くとして、連携技とか思いつくのかねえ?
そして、読むほうはそれを受け入れる度量があるのか
投票するに足る対戦カードを選出し、投票で盛り上げることができるのか
はなはだ疑問だ。
本編ではケビン&スカーの2世最強タッグ幻想はあっけなく崩れるし。
実際問題タッグのSS描くのって難しくね?
とりあえず連携技は考え付いた。だが、それを使ったSSとなると…
カニベース&ザ・リガニーvsクリオネ&セイウチン
そういえばザ・リガニーも顔からおしっこすんのかな?
きたねぇなザ・リガニー
そこでプリプリマンですよ
412 :
マロン名無しさん:03/11/12 17:52 ID:IWVrwV21
俺も連携技思いついたよ。タトゥーとハンゾウの変腕クロスボンバー
欠点は決まったあとがグロい
ていうか妖腕刀でクロスボンバーやると
首をはねた後の刀がパートナーの腕にざっくりと…
おお みたまえ
尻がわれている
最初からです
しらなかったな〜♪
415 :
:03/11/14 16:54 ID:???
英国最強コンビ ロビン&ネプ
米国最強コンビ テリー&スペシャル
ロシア最強コンビ ウォーズ&イリュ―
ドイツ最強コンビ ブロッケン&ジェイド
インカ最強コンビ ベンキ&アス
日 本最強コンビ ウルフ&EZOマン
カナダ最強コンビ カナディ親子
ハワイ最強コンビ カメハメ&メイビア
スグルって日本超人になってるけど
実際にはキン肉星人なんだよね?
417 :
マロン名無しさん:03/11/14 21:01 ID:I85KSu8E
日 本最強コンビ ウルフ&リキシマン
イタリア最強コンビ カニベース&カイカイマン
メキシコ最強コンビ スカイマン&マリポーサー
魔界最強コンビ アシュラマン&サタンクロス
インド最強コンビ カレクック&ナンキーマン
天上界最強コンビ ゴールドマン&シルバーマスク
キン肉星最強コンビ キン肉マン&キン肉アタル
シュラスコ族最強コンビ アレキサンドリアミート&ミンチ
>>416 異議あり!ビッグボディと農村マンを忘れるなと小一時間(ry
カイカイマン入れるくらいマニアックなのに
マリポーサーとかシルバーマスクって何だよ
スウェーデン最強コンビ ザ・マンリキ&バリアフリーマン
南極最強コンビ クリスタルマン&プリズマン
イラク最強コンビ ザ・デストラクション&ザ・ドゥームマン
ブラジル最強コンビ BUKIボーイ&ヒカルド
アフリカ最強コンビ ナチグロン&ガゼルマン
中国最強コンビ ラーメンマン&テルテルボーイ
調べてみるまでテルテルがMADE IN CHINAだったとは知らんかったよ。
国籍が同じなのを並べりゃいいってもんでもないだろう
ゲーム待ちだな。
A アシュラマン
B ウォーズマン
C ウルフマン
D カナディアンマン
E キン肉マン
F キン肉マングレート
G サンシャイン
H ジェロニモ
I スペシャルマン
J テリーマン
K ネプチューンマン
L バッファローマン
M ビッグ・ザ・武道
N ブラックホール
O ブロッケンJr
P ペンタゴン
Q モンゴルマン
R ロビンマスク
抽選結果
CGIHP…
吉貝「あーっと早くも2チームが誕生だーっ!まずウルフマン・サンシャイン組ですが
豪快なパワーファイトが期待できそうです」
中野「それだけじゃありませんよ。サンシャインはウルフマンの得意な戦場である砂地を
つくることもできるわけです」
吉貝「なるほど、これは意外と相性のいいコンビなんですね。次はスペシャルマン・
ジェロニモ組ですね。ちょっと予想しにくいコンビです。接点といえば出身国でしょうか」
中野「そうなんですね、彼らはアメリカ超人なんです。なかでもテリーマンとの接点が
大きい二人です。テリーマン組との対戦は見ものでしょう。また彼らはエントリーされた
超人たちの中では実力が一段劣る印象がありますね。彼ら自身にもそういった世間の目は
意識されているでしょう。こうした評価を覆そうとする野心は時折奇跡を生み出すものです」
吉貝「タッグはシングルとは違った面も要求されますしね。そして次はペンタゴンです。
パートナーは一体誰でしょうか!?」
LR…QO…
吉貝「バッファローマンだーーっ!ペンタゴンとバッファローマン。異色のタッグ誕生です!」
中野「パワーのバッファローマンにスピードのペンタゴン。なかなかバランスがとれていますね
しかもそれぞれの力・スピードはトップクラスのものを持っています。これはうまく機能すれば
かなりおそろしいタッグになりますよ。」
吉貝「そして次はロビンマスクです。彼なら誰と組んでも優勝が狙えそうですが」
中野「ロビンマスクはたしかにパワー・テクニック・頭脳とバランスのいいファイターです
しかし精神的な動揺にはもろい点もあるんですね。そんなときにチームを任せるに足る
彼を差し置いてチームリーダーになりうるパートナーが望ましいでしょう」
吉貝「すると弟子であるウォーズマンや若手のブロッケンJrは不向きということですか。
あっと、パートナーが決まったようだ。モンゴルマンです!どうでしょう中野さん?」
中野「なかなか理想的ですよ。お互い完成された実力を持つベテラン超人だけに、波瀾の少ない
堅実な実力があるといえます。優勝候補に挙げていいでしょう」
吉貝「抽選は5チーム目にさしかかっています。まずはブロッケンJrだ」
中野「ブロッケンJrはですね、ベテランのロビン・モンゴルチームとは対照的に
何が飛び出すか分からない未完の大器ですね。これまでの戦いでも素晴らしい機転で
ピンチを切り抜けてきています。不確定要素の大きい彼の戦法に翻弄されず
勝利のチャンスをとらえることのできる度量を持ったパートナーがいてこそ
ブロッケンJrの力は生きます。この中では誰でしょうね。グレートや武道のような
経験豊富なタイプでしょうか」
E…AB…
吉貝「なーんと!ブロッケンJrのパートナーはキン肉マンに決まりましたーっ!
同じアイドル超人ですが、ちょっと見なれない顔合わせですね中野さん」
中野「そうなんです。ブロッケンJrとキン肉マンはリング上での接点がほとんど
ないんですね。そしてキン肉マンといえば奇跡の逆転ファイター。しっかりした
実力もたしかに持ってはいるんですが、優勢劣勢の波が激しい。ブロッケンに
負けずおとらず『何が飛び出すか分からない』面を持っています。接点も少なく
不確定要素も大きいこの二人のタッグは、今大会台風の目、最も危険なコンビと
なるに違いありません。勝利の鍵は、有利な流れを待ちチャンスをつかむ執念、気持ちに
かかっているでしょう」
吉貝「盛りあがってきましたね。さて抽選の方はアシュラマン、そして今ウォーズマンが
選ばれましたーっ!」
中野「ともに名前からして戦いのために生まれてきたような二人です。その名に恥じない
恐るべき必殺技を持っていますね。チームワークと精神面にはやや難点がありますが
精神面の弱さすなわち不釣合いな優しさは、チームワークの欠点をも埋める可能性を
秘めているとも言えます。個々では完成されたファイターですが、タッグチームとしては
大きな成長が期待できるチームではないでしょうか」
吉貝「なるほど。スクリュードライバーと竜巻地獄の競演なんかも楽しみですね。
なお、ある筋の情報では、彼ら二人は他の超人たちとは違い
未来の世界でも現役で戦いつづけているとのことです」
吉貝「おや、どうしたのでしょう。6チームが決まってから抽選が
とどこおっているようです」
中野「それでは残った6人の超人の中からチームを考えてみましょう。」
吉貝「残る超人といいますとテリーマン、キン肉マングレート、ネプチューンマン、
ビッグ・ザ・武道、ブラックホールにカナディアンマンですね。」
中野「奇しくも宇宙超人タッグトーナメントの準優勝チームであるヘル・ミッショネルズが
2人とも残っていますねー。彼らのタッグが再現されれば、大きな脅威となるに
違いありません!」
吉貝「夢のタッグトーナメントで高い壁として立ちはだかった完璧超人コンビ。あの恐るべき
強さは忘れることができませんね」
中野「全大会との比較の意味でも、ミッショネルズはミッショネルズのままで
出場してもらいたいという思いが私にはありますね」
吉貝「そしてタッグといえばやはりテリーマンですが、中野さんは彼のパートナーには
誰が最適と考えますか」
中野「テリーマンといえば誰しもマシンガンズですよ。しかしキン肉マンはブロッケンJrとの
コンビが決まっています。残った中ではずばりキン肉マングレートでしょう」
吉貝「これはグレートの初代と二代目のタッグということにもなりますね。あーっと
抽選が再開されたようだ!」
…ND
吉貝「7チーム目は…なんとブラックホールだーっ!そしてパートナーは…」
中野「ゲーッ!」
吉貝「カ、カナディアンマンです!!な、中野さん?」
中野「予想から漏れてた2人が来ちゃいましたねー。うーむ」
吉貝「こ、このコンビはどうでしょうか」
中野「見てください。黒、赤、白。実に綺麗なコンビですよ。芸術です」
吉貝「中野さん、ヤケクソにならないで解説おねがいします」
中野「そうですね。失礼しました。こういうチームが生まれるところに抽選の
面白さがあるわけです、はい。」
吉貝「どんなところが見所でしょうか?」
中野「まず、カナディアンマンは単純至極なファイターです。テクニックより
パワー、巨体、そして巨大化というように大きさ、力だけを考えている
直線的なタイプ。ファイトスタイルだけではなく日常の性格まで一貫した
単純さです。言いたいことを腹にためこんでおくこともできないですし
行動も実に素直。ある意味貴重な超人です。かたやブラックホールは策士です。
コミックまで集めて事前の研究・対策を欠かさず、利き手の違いといった
ささいな点にも注意を払っています。策士ブラックホールが相手チームと
パートナーをいかに読み切って戦局を動かしていくか、こういったあたりが
このチームの見所ですね。その意味では単純なカナディアンマンは
ブラックホールにとって実に動かしやすい駒となるでしょう」
…MF
吉貝「では気をとりなおして。泣いても笑ってもこれが最後の8チーム目です。
まずは…ビッグ・ザ・武道!ヘル・ミッショネルズの脅威再来なるか!」
中野「とうとうこれで決まりです」
吉貝「そして、そのパートナーは!キン肉マングレート!キン肉マングレートです!」
中野「ミッショネルズは実現しませんでしたが、これはなかなか興味深いコンビですよ。
2人とも現役世代より上の、超ベテランですからね。武道は古代超人界で
さまざまな戦法やデスマッチを考案した伝説の人物ですし、グレートは
100殺手という高度な技の集成を果たした偉大な超人。戦いについての哲学も
しっかりしたものを持っている2人です。最大の難点は協力しあえるかどうか
ですが、もしも2人のパートナーシップが成立すれば、他のチームを寄せ付けない
無敵のチームが誕生するに違いありません」
吉貝「ありがとうございました。これにてタッグトーナメント8チームの抽選が
終了したわけですが、テリーマンとネプチューンマンが漏れてしまいました」
中野「前大会の優勝チームと準優勝チームの選手が漏れてしまうとは残念ですが
すばらしいチームが多数誕生しました。本選に期待しましょう!」
けっこう面白いタッグチームになった。
ゲームが出たらこの組み合わせでやってみようと思う。
抽選方法
@18人をアイウエオ順にならべた
A並べた18人にアルファベットを順番にふった ここまでは
>>423 Bこのスレ内のIDに出てきた順にタッグを組ませる
11 yCGIH9Gp CGIHP
14 TCLw5hrv LR
20 qt5yoP86 QO
47 6xSpEHh6 E
51 IabTBsLL AB
192 0BNN+xID ND
198 v6Q1rm0d M
339 ZtlgCPFU F
言われてみれば面白い組み合わせですな。
今後に期待age。
「何ィ〜ッ?ブロッケンとじゃとー!?」
超人タッグ・トーナメント・ザ・レザレクション二日前。
絶叫するキン肉スグル、その傍らにはお目付け役のアレキサンドリア・ミート。
「ブロッケンJr.さんに失礼ですよ、王子」
「そんなこと言ったって・・・負けっぱなしのブロッケンと組んだって屁のつっぱりにもならんわい。
私はテリーと組むんじゃー。テリーやーい」
「テリーさんは・・・メンバーから落選してますよ」
「おわー」
数ヶ月前にX年ぶりのタッグ・トーナメント開催が決定し、程なく抽選により超人たちのパートナーが決定。
それぞれトレーニングに励んでいた。
しかしキン肉星の大王となってから1年。激務に追われ、地球を訪れることも無かったキン肉スグル。
もちろんトーナメントのメンバーに選ばれた事は知っており、また久々の実戦に心躍らせていたのであるが・・・
「王子が日本に来るのが遅すぎるんですよ!明後日ですよ、明後日!?」
「わかっとるわい。なんせキン肉星での仕事は忙しくてな・・・パパはしょっちゅう地球に来てたみたいだけど。ちゃんと仕事してたんかいな」
「・・・だから継承者を決めるのでもめにもめたじゃないですか」
「関係あるのかのぅ」
キン肉マンとブロッケンJr.。実戦で拳を交えた経験は一度としてなく、夢の超人タッグトーナメントでも、王位争奪サバイバル・マッチでも
二人は別のチームであり、同じ正義超人軍でありながら接点はほどんどない。
テリーマン、ロビンマスク、ラーメンマン、ウォーズマン、ウルフマン・・・皆キン肉マンとのバトルや、タッグを組んでからその魅力に惹かれ、
正義超人軍を結成したのだ。その中でも唯一闘ったことのないブロッケンは異色の存在といえよう。
「それでミート、初戦の相手はだれなんじゃ?アシュラマンとかがいいのう。2回も倒してるし」
「勝手なこと言わないでくださいよ。えーと、一回戦の相手は・・・」
まだあったのかこのスレ
で、対戦相手はだれなんだage
カードというか先の結末まで考えてみたけど
書いていい?
東京
山梨
長野
大阪
奈良
鳥取
高知
――鳥取砂丘
「おりゃーーっ!!」
「どすこいどすこいどすこい!」
雄々しき漢の気合いが、乾いた砂地にこだまする。
超人角界の横綱が、今日も砂まみれ汗まみれの肉体で背の高い砂丘をすり足突進していく。
鍛錬に余念のないハガネの肉体を包むのは、深い色のまわし。その締め方は
ほどけないように、横からカワイイのがはみださないように、きつく締めるのが
超人力士のたしなみ。もちろん、まわしを洗濯するといったふぬけた習慣など
彼に存在していようはずもない。
ウルフマン。
100万年に一度の大器といわれるこの超人は、もとは超人レスリングとは縁のない
伝統ある超人相撲の横綱である。
鳥取県下。前の死闘の肉片を未だ残している(かもしれない)砂の多いこの地で、
パートナーに見守られ、タッグ選手権の優勝目指し特訓する不屈の超人。
http://that.2ch.net/test/read.cgi/gline/1066142903/ パートナーといえば、彼のパートナーであるサンシャインはどうしたのだろう。
抽選を終えたあと、さっそく特訓に入ることを申し出たウルフマンに対し、サンシャインの
返事はつれないものだった。
「グオッフォフォ…オレのような一流の悪魔は、アイコンタクトで即座に連携することができる。
正義超人どものようにチームワークの特訓をする習慣を持たないのだ」
かくしてウルフマンは、単独で鳥取に向かったのだった。
「どすこいどすこいどすこい!」
足首まで砂に埋まったすり足で、重々しくもすさまじい勢いで砂丘を突進するウルフマン。
突進を止めて立ち止まった彼の足元が不意に盛りあがった。
「なかなかいい仕上がりだ、ウルフ」
そこには悪魔超人界の重鎮・サンシャインの姿が出現していた。
なんのことはない、サンシャインは口ではあんなことを言いながらも特訓に合流していた。
それも、相当乗り気な様子だ。
「砂地でのすり足はただでさえ足腰が鍛えられるものだ。ましてやオレが砂になって
潜り込んだこの砂丘での特訓はさらに負荷が強い。もはやおまえの肉体に死角はないぜ」
なれなれしく肩を抱いて話しかけるありさまだ。
サンシャインは、本人は認めようとしないが実のところ特訓好き、特に仲間との合同特訓は
生き甲斐といっていいほど彼の生活と一体化していた。
ちょうどブロッケンJrにとって戦いの日々が必要だったように
サンシャインには仲間との特訓の日々は必要不可欠なものだったのだ。
「よっしゃ、これでやりのこしたことはないっ!」
ウルフマンがバシリと自分の両尻をたたく。
「それじゃあ、大会に備えて、モリモリ栄養をつけるでごわす!」
夕陽に染まり金色に輝くサンシャインを見上げて頼もしい笑顔で言った。
ああ、と同じくらい不敵な笑顔で頷くサンシャイン。
特訓後のウルフマンのちゃんこがまた絶品なのだ。今晩は特に期待できそうな
口調だったから、鳥取名産の松葉ガニちゃんこだろうか。
…ウルフマンとの特訓でサンシャインが得たもののひとつに、このちゃんこのうまさを
知ったことが挙げられる。食事は栄養学的な数値だけではなく、うまさも大切なのだ。
もしもサンシャインがウルフマンと組むことがなく、ちゃんこのうまさを知らないままだったら、
将来弟子に粗食を強いる師匠になったかもしれない。
それはともかく、その夜サンシャインは、予想をはるかに上回るご馳走を食べ大満足であった。
チームの仕上がりも完璧だ。腹でもこわさない限り、彼らの優勝をはばむものはないだろう。
いっそのこと、大会自体の開催は諦めて自作タッグSSの公開場にした方が面白いかもね。
ウルフのパートナーってバネじゃないの?
それとも、これから展開があんのかな
――大阪城ホール
「ウララーッ」
高らかな魂の雄叫びが、閉めきった館内にこだまする。同じネタはここまでにしておいて。
かつてキン肉マンとサタンクロスのデスマッチが繰り広げられたこのホールでは
ジェロニモとスペシャルマンが特訓をおこなっていた。
山をも粉砕するといわれるアパッチの雄たけびの音波の中を、スペシャルマンが駆け回っている。
ヘアピンカーブで曲がったり、時には後ろ向きで走ったり。
「ようし、いいぞ。音速に負けない動きがだんだんものになってきた。
今大会最速と評判のペンタゴンもボクにはかなうまい。次はおまえだ」
おそるべき瞬発力で突進するスペシャルマンのゆくてには、ジェロニモが待ち構えている。
「トマホーク・チョップ!」
かけ声もろとも、スペシャルマン渾身のタックルの威力を手刀一本で完全に相殺し止めた。
スペシャルマンがかぶっていたヘルメットが真っ二つに割れた。
リングサイドには割れたヘルメットが何百も転がっている。ヘルメット屋はきっと大儲けだろう。
「オラの方もみがきがかかってきたずら。」
そのとき、ドアがあいて、一人の女がやってきた。
ハンバーガーやらタコ焼きやら入った大きな紙袋をかかえている。
「なかなか調子よさそうね。差し入れ持ってきたわ」
テリーマンの妻、ナツコである。実家のある大阪では特に顔が利く。
2人のためにホールを特別に借り切ってくれたのはナツコだった。
「ウチの人は、邪魔になるからゆうてとうとう今日も来んみたいよ。大会まであと少しやけど
ウチがテリーのかわりに力になったげるからなんでも遠慮せずにゆうてや。それから、
あの2人はウチの幼馴染の超人格闘マニアなんや。最初は週刊HERO編集部の連中に頼もか
思うてたんやけど、あいつらの方が見る目あるみたいやから。おーい、タカちゃんにヨッタン」
見れば2階席に、焼き鳥などつまみながらこっちを見ている男たちがいる。
呼ばれてそこから飛び降りようとした一人を、もう一人があわてて止めて、階段のほうに
ひっこんでいった。しばらくして1階ホールのドアから、タレ目の男と、歯グキの目立つ男が
はいってきた。
「見せてもろうてたで、担ぎ屋コンビさん。おっと、自己紹介しとかな。訳あって仕事や名前は
明かせんのやけど、ぼくはとりあえずTや。そうよんでや。それからこっちは相棒のYや。
ナッちゃんの友達で、超人の試合見るんが3度の飯より好きなんや。よろしく」
変なタッグ名を勝手につけてくれたものだ。そのタレ目男が、スペシャルマンになれなれしく
触ろうとする。
「なんだきみ、マニアか何だか知らないが、素人が超人を甘くみると痛い目にあうよ」
伸ばしてきた手をはたこうとしたら、スウェーバックでよけられた。
大げさな動作でかわされたことがスペシャルマンのカンにさわった。
至近距離からノーアクションで突進してビビらせてやろう。
ところがスペシャルマンは見事にかわされてしまった。
「素人相手にそれはなしやで。スペシャルマンさんの瞬発力はすごい伸びてはるけど、
動きが読めてしまうんが欠点や。そこを改良したら、ちょっとかわせる相手はおらへんようになるで」
タレ目が講釈を垂れる。「ほならタッチや、T」
今度はうしろで腕を組んで黙っていた、Yと呼ばれた歯グキ男が出てきた。
「それからジェロニモ、あんたのトマホークチョップはこういうフォームのはずなんや。」
持っていたスケッチブックに素早くフォーム略図を描きあげながら言う。
「今日見てたらこんな風になってたで。ふみこみが3cmたりんかったし、左手振り下ろす
タイミングも微妙にずれてたわ。正しいフォームはこうや」
「な、なるほどずら」
「正しいフォームができへんのは、その右足のせいやな。右足痛めてへん?」
「そういえば昨日ランニングの途中でひねったずら」
「それさえ直ればフォームも戻るさかい安心しや」
「ど、どーもずら」ジェロニモは終始圧倒されたっぱなしだ。
「わー、やっぱあんたらに頼んで正解やったわ。こいつらにコーチしてもらったらどう?」
「ヒュウ、参ったよ。よろしくお願いする」スペシャルマンがタレ目と握手した。
「よかったあ、じゃあヨッタン、タカちゃんたのむで。あとで牛丼でも串カツでも何でもおごるから」
「牛丼…」「串カツ…」タレ目と歯グキが顔を見合わせた
「人妻になったゆうのにあいかわらずやなナッちゃん」
「それと名前ゆうたらあかんがな、せっかくイニシャルにしてたのに」
帰り際、ホールに残る4人にナツコが笑顔で手を振る。
「アンタら、負けたら承知せぇへんで!」
――高知
「日本にはこのような文化もあるのだな」
感嘆の声の主はバッファローマンだった。彼とペンタゴンは土佐の闘犬を
観戦しているのだった。
事の起こりは、抽選の日、タッグパートナーに決まったペンタゴンの握手を
バッファローマンが拒絶したことだった。
「ペンタゴンよ、タッグとはお互い選び選ばれることによってはじめて成立する!
抽選のクジは俺とお前を選んだが、俺自身がお前を選んだわけではない。
お前も、自分の意志に関係なくクジみたいなもので決められたタッグが
うまくいくとは思わんだろう。俺はこんなばかげた大会に出るつもりはない」
たしかに一理あるのだが、ペンタゴンには違った考えもある。
超人は戦うことでしか生きられない。そんな超人が人間社会と共存していくためには
バッファローマンの言葉で言えば「ばかげた」大会、個人のこだわりより企画優先の、
モティベーションが持てないこんな大会でも、ファンサービスとして参加する意味が
あると考えるのだ。
他にも、単純に活躍の機会が欲しいとか、バッファローマンの1000万パワーが
パートナーとして魅力的だということも当然あるが。
そんなこんなでペンタゴンはバッファローマンの説得懐柔を続けていた。
闘犬の決着がついた。
明らかに有利と思われた、堂々とした体躯の土佐犬パーコー号が、体格の劣る白犬チンコロ号に
喉笛を噛みきられ負けるという大波乱だった。客のなくなった会場で、バッファローマンが腰をあげた。
「なかなか楽しかったよ。だが、タッグのことはいいかげんあきらめな」
「そうはいかない。あんたは俺を選ばないつもりらしいが、俺が選ばれるに足りんという
理由をはっきりさせてもらおう。巨大な猛犬を白犬が倒す事だってあるんだぜ」
ペンタゴンが勝負に出た。
バッファローマンにとっては、当人同士の意思の前にクジで勝手に決められたことが気に入ら
ないのであって、ペンタゴンをパートナーにして戦いたいかどうかはまた別の問題だ。
やり方が気に入らない大会そのものを拒絶しているだけなのだ。
それを分かった上でペンタゴンは、問題点をわざとパートナーとしての自分の資質にすりかえ、
さらにバッファローマンと自分との強弱にもっていって、バッファローマンを挑発した。
動かないバッファローマンを動かすには、プライドを刺激するしかない。
「それはどういう意味だ?お前が俺を倒せるというのか?」
バッファローマンが乗ってきた…かに見えた。
「よしときな。お前と争う気はないよ」
バッファローマンは踏みとどまった。格上のバッファローマンに対し、これ以上の挑発は
負け犬がキャンキャンさわぎたてるようなもので無意味だろう。
「…おまん負けるのが怖いんかえ、勝負はやってみんとわからんぜよ」
踏みとどまったバッファローマンを挑発する第三者は……
理知的な眼鏡顔だが超人かと思うほど鍛え上げられた筋肉を持つ男だ。闘犬の会場主らしい。
「ほれ、ここに舞台もあるきに、勝負してみたらええちや。ちょっとした闘牛ぜよ」
追いたてられて、2人は闘場に入れられた。男がスイッチを押すとまわりが鉄のオリで囲まれた。
「しかたない、勝負にのってやろう」
バッファローマンが右足で土を蹴る。いきなりハリケーンミキサー炸裂だ。
キリモミ回転して落下してくるペンタゴンにさらにぶつかり回転を加える。
2発、3発、4発!いわゆる「死のコース」というやつだ。
勝利を確信し、檻の外の眼鏡の方を見たバッファローマンは、次の瞬間闘場の地面に
頭を首までめり込ませて突き刺さっていた。
キリモミ落下してきたペンタゴンがバッファローマンの首を抱きこみ、回転力をつけたまま
DDTのように倒したのである。
その夜。眼鏡の家に招かれた2人は箸拳でさんざん酒を飲み、ゆでだこのように真っ赤になっていた。
ホストの眼鏡は酔いつぶれて、キン玉の皮を伸ばしたりしながら上機嫌でいる。
「しかし効いたぜ…俺じゃなかったら首の骨がコナゴナになってたんじゃねえか」
「しょっぱなからハリケーンミキサーできてくれるかどうか賭けだったよ。
正直あんたとまともにやりあうのはきついからな。あんたをアッといわせるには
俺の三半規管の強さと空中殺法をいかしたああいう返し技でいくしかないと考えていたんだ」
バッファローマンが手を前に出した。箸は一本も握られていない。
「箸拳は何本握ったか見えないように出すんだそうだ」
「そういう意地悪を言うなよ。俺はお前を認めた。認めたよ。」
ペンタゴンは、バッファローマンの手をがっちりと握り返した。
「まっことよかったぜよ」眼鏡は上機嫌だ。
3レス程度で8チーム分の紹介済ませるつもりだったのに
長くなりそうです。
大阪弁や土佐弁は実物をきいたことないので、でたらめです。
脳内翻訳しておいてください。
ウルフマン・サンシャイン組→サンド・マスターズ
スペシャルマン・ジェロニモ組→アメリカ最強コンビ改め担ぎ屋コンビ
拉麺男のネタを使っているのに感動した
450 :
キン肉マンはかなり好き:03/12/04 00:29 ID:30jCtrOd
はじめまして。
HNのとおり、キン肉マンはかなり好きです。
パソコンの事はよく分からないのですが、424からのモノはオリジナルなのですか?
それとも、どっかにあったのを貼り付けているのですか?
楽しく読めました。早く続きが見たいです。
――奈良のとある竹林
霧におおわれ視界も定かでない深い竹林の奥に、特訓するウォーズマンの姿があった。
バキバキバキバキ…
スクリュードライバーが、密集した竹の壁を切り裂いていく。
やがて、摩擦抵抗で威力を失ったスクリュードライバーがしなった竹にはじき返される。
着地すると同時に今度は別方向の竹の壁めがけてスクリュードライバーを放つ。
息をつく間もない特訓。ウォーズマンの全身は、自分が破壊した竹の破片に傷ついて
血まみれだ。
ここにはパートナー・アシュラマンの姿はない。
アシュラマンもまた、ウルフマンに対してサンシャインが言ったようなことをウォーズマンに
言い残して消息を絶っていた。サンシャインと違うのは、それが口先だけではなかったことだ。
ウォーズマンはアシュラマンの消息を探って、どうにか奈良方面に来たことまでは
つきとめたが結局見つけ出すことは出来なかった。そこで、たまたま先の王位争奪戦で
特訓をした竹林が近かったこともあって、この竹林で一人特訓をしているというわけだ。
ウォーズマンはその名が示すごとく、戦闘マシーンとして生きてきた。たとえ事前にコンビ
ネーションの特訓が出来なくても、ファイティングコンピュータに蓄積されたデータと
瞬時の状況解析能力をもってすれば、瞬間瞬間においては最高の連携をぶっつけ本番で
やりとげる自信はある。
しかしロボ超人は生身の超人に比べ、長いスパンで戦いを予測することが苦手だ。
生身の超人が本能的なカンに基づいてつくった戦局の流れをウォーズマンは読みきる自信がない。
たとえば、相手をひきこむための誘いのピンチを、本当のピンチだと判断してフォローに
入ってしまうかもしれない。そんなことではタッグの力が1+1が2未満になってしまう。
このロボ超人としての欠点や特性をアシュラマンに理解させておく必要がある。
ウォーズマンにとって、アシュラマンとの合同特訓は勝利のためにはどうしても必要だったのだ。
(伝えておきたい技もあったのだが…)
特訓の最中にも頭をよぎってしまう。戦闘マシーンらしからぬありさまだ。
集中が乱れ、割れた竹の割れ目に手足をはさまれた。竹がしなる力で手足を引っ張られ、
体が裂けそうになった。
「ウギャア…」
ウォーズマンは四方から引っ張られる形で宙吊りになっている。長時間の特訓で
上昇した体温が竹を焦がす。そのとき。大量の水がスコールのように降ってきた。
カッコーンと高い音が竹林にこだました。
シュンシュンと音を立てて、オーバーヒートしたウォーズマンの体が冷却されていく。
蒸気は霧となって、白い視界をいっそう白くした。
人の気配が近づいてくるのを察し、宙吊りを脱出したウォーズマンは折れた竹の陰に身を隠した。
「この一帯はやけに竹が裂けている…誰かいるのか?」
ウォーズマンはその声に聞き覚えがあった。聞き覚えがあるどころではない、
最もよく知った声だ。声の主はロビンマスクだった。
(ロビンがどうしてここに!?)
「おーい、あんまり遠くに行くとわからなくなるぞーっ」
遠くのほうで声がした。その声はラーメン…モンゴルマンだ。ロビンの組もこの竹林に来ているようだ。
「わかった、すぐ戻る」
ロビンマスクはモンゴルマンの声の方にもどっていった。ウォーズマンは、
気づかれないように距離をおいてあとをつけた。
「私はさっきの音の出所を見つけたよ。崖の上に巨大なししおどしがあった」
場面は変わって竹林の中の川沿いの空き地だ。ロビンマスクとモンゴルマンが焚き火を囲んでいる。
「ししおどしというと、日本庭園にある、水が一定量たまったら倒れて音を立てるあれか」とロビンマスク。
アイドル超人は日本について無駄に詳しい。
「そうだ。竹を何本もたばねて巨大なししおどしを作り、滝をせきとめてあった。
さっきの雨の正体もそのせいだったようだな」
そのとおり。そのからくりはウォーズマンが作ったものであった。
アシュラマンとの特訓が出来ない以上、自分にできるベストを尽くすしかない。
自分にとって最大の課題は、30分しか戦えない体質だ。これはファイティングコンピュータの
戦闘プログラムが30分しかないことに由来する。よって30分以上の戦闘を繰り返すことによって
プログラムを書きかえれば弱点は克服できるはずである。
パートナーがいないので戦闘の相手も、タイムキーパーも、オーバーヒートのケアを
してくれる者もいないウォーズマンは、これらを竹林に求めた。反発力を持った大量の竹を
戦闘の相手とし、巨大ししおどしに水時計と冷却水スプリンクラーの役目を持たせたというわけだ。
「ふむ、やはり何者かがいるようだな。私が調べた方面では広範囲にわたって竹が折れていた。」
「ロビンよ、考えすぎるのはよくないクセだぞ。我々はレジャーに来たのではなかったか」
「おっと、そうだったな。スマン」
古くからの友人であり、お互いを知り尽くしたこの2人には、とくに特訓の必要もないらしい。
「さっきの雨で一度火が消えたが、そろそろできるころだ」
焚き火の上には、竹がたてかけられて、あぶられている。
その竹をモンゴルマンが手刀で真っ二つに割る。すると中からは米飯や蒸し魚、
タケノコスープなどがあらわれた。竹の一節一節が皿がわりになっている。
「素朴だが、モキシムの豪華ディナーにも劣らんはずだよ。さあ召しあがれ」
前もってそのへんの竹を削って作っておいた箸を差し出す。
「では、イタダキマス」
モンゴルマンは当然として、ロビンも意外と箸使いはうまい。牛丼に親しんでいるおかげであろう。
「さすが中国の超人は料理の腕もすばらしい。わが国の食はどちらかというと簡素だからな。
私もアリサも料理はあまりうまくないんだよ。まあ、アリサの作るものは何でもうまいがね」
「のろけおって、コノ」モンゴルマンがこづく。遠慮がちなウォーズマンにはかもしだせない雰囲気だ。
「しかし、こんな材料と道具でここまでおいしい料理を作るとはおそれいった」
「違うぞロビン、こんな材料と道具、こんな場所だからこそのおいしさというものがあるのだ。
これを銀座モキシムの席で食べたらおいしくは感じないぞ」
「自然との調和、というわけか」
「そうだ。我々が目標とするキン肉マングレートのような境地にたどりつくには、こうして自然と
たわむれてみるのも大事だとは思わんか」
神経質なところのあるロビンマスクをうまく遊びに誘い出し、リラックスさせている。
俺にはとてもできないな、とウォーズマンは思った。
(あんたたちがグレートを目標とするように、俺はあんたたちのチームを目標にする!)
ウォーズマンのファイティングコンピュータに明確なターゲットが設定された。
だが、そのためにはパートナーのアシュラマンの力が必要なのであるが…
「食ではとてもかなわんが、わが国にも誇るべき文化はあるよ」
食事を終えたロビンマスクは、川の清水を汲んできて火にかけたあと
竹を切り倒し、コップを作っていた。
「ホウ、食後のお茶か。竹の葉茶に竹の器とはシャレている」
キャンプに興じる2人を残し、ウォーズマンは特訓に戻った。
その頃。奈良興福寺
拝観時間が終わり、国宝館を掃除をしていた与作がふと首をあげると
国宝が動いているように見えた。
気のせいかと思って目をこすると、像の顔が明らかににやりと笑った。
ゴワゴワと音を立て、6本の腕があやしく動き、台座を降りてのしのしと歩き去っていった。
「オラ、見てはならねえものを見ちまっただ!!」
age
捕手age
――長野の山奥
「倒れるぞーッ」
野太いの叫び声が、あたりの山々にこだまする。
かつてキン肉マンとテリーマンのキン肉ドライバー特訓が繰り広げられたこの山中では
ブラックホールとカナディアンマンが特訓をおこなっていた。
長野山中といえば、知る人ぞ知る特訓のメッカである。
先に上げたキン肉ドライバー特訓をはじめ、古くからこの地で山篭り特訓する超人は多い。
その歴史ある特訓地に来てカナディアンマンがやっているのは、普段の生活で慣れ親しんだ
木こり仕事である。わざわざこんなところまで来てしなくても良さそうなものであるが
毎日木を切らないと寝つきが悪いのだろう、日本の都会では切り倒す木もろくにないから
これだけ木のある所に来れば、切りたくてたまらなくなっても無理はない。
せっせと斧をふるうカナディアンマンの傍らでは、ブラックホールが何やら研究している。
その横に積み上げられた本は『キン肉マン』『闘将!!拉麺男』などと書いてある。
今読んでいる本には、ふもとの書店のカバーがかかっている。今月発売の新刊を買って来たのだろう。
その本の中ではふたりの少年が合体して一人の大人になったりしていた。
「フムフム、どろべらね。攻略不能のボディを貫くには、そいつ自身の肉体を使えばいい…か
これはサンシャインに使えるかもしれん。」
そのとき、峠をこえて、一人の女がやってきた。
おにぎりやらタコさんウインナやら入った大きなバスケットをかかえている。
「なかなか調子よさそうね。差し入れ持ってきたわ」
カナディアンマンの妻、キリコである。
'80超人オリンピック決勝前に、カナディアンマンにおにぎりを食べさせていたあの女性だ。
テリー夫妻と同じく王位争奪戦が終わって結婚したので、まだ新婚である。
「ウチの人は、相変わらず特訓もせずに木ばっかり切ってるんですか。大会まであと少しですけど
ウチの人単純だからうまく使ってやって下さいね。それから、この人は地元の森林組合さんよ。
おーいあなた、森林組合のかたが来てるわよ。無断で切っちゃだめって言ったでしょ!」
「いやいや奥さん、ちゃんと話は通してもらってますわ。こっちとしてもたすかっとるんですよ」
「俺も木こりだからな。森の主に断らずに切るような木こり仁義に反することは俺はしないよ。」
首にタオルをかけたカナディアンマンがやってきた。
「あなたもちょっとはブラックホールさんを見習って研究したらどう?」
「俺はバカだから、マンガなんか読んでなんになるんだ?って思ってしまうんだな。」
普段口の悪いカナディアンマンも嫁さんの前では意外と素直だ。
「だから頭脳面は全面的にあいつに任せて、俺は俺にあったやり方でコンディションを整えるだけさ。」
「うん、自分がバカだとわかっているバカなら大丈夫よあなた」「ずいぶん言うなあ」
カナディアンマンが嫁さんの背中をどやす。
「もー、バカ力なんだから。相手はかよわい女だっていつも言ってるでしょ!
ブラックホールさんはもっと紳士的よ」
「そういえばあの顔の穴もどこか紳士的だのう」
「ほら、またバカなことを言うー」
とんだバカップルである。いつのまにか森林組合のおじさんはいない。いたたまれなかったのだろう。
こんなとこまで来ていちゃつくな、とブラックホールが思ったかどうかは
彼の幾何学的な顔からは窺い知れなかった。
――富士山麓・青木ヶ原
自殺志望者のほかに立ち寄るものもまれな樹海の奥、とある風穴。
「ホイ、王手飛車取りじゃ!」
「なんの…、『待った』じゃ!」
チェスならぬ将棋をたしなんでいるのは初代キン肉マングレートことプリンス・カメハメと
ビッグ・ザ・武道ことネプチューンキングであった。
「完璧超人が『待った』をしてもいいんかのう?」
「時と場合によっては完璧超人も『待った』をすることがあるわい」
「時と場合によっては完璧超人も凶器を使うことがあるからのう」
言いながらグレートが桂馬をひっこめる。
全大会、優勝に王手をかけたミッショネルズがトロフィーを逃したのは、
今カメハメが言ったセリフのせいでネプチューンマンが離反したためだと武道は考えている。
あまりに純粋すぎたネプチューンマンには、キングの言葉が裏切りに響いたのだ。
ネプチューンキングの提唱する完璧超人のありかた。それは本来、強者が手加減を
強いられることなく思うさま力を発揮し、そして然るべき栄華を享受するというものだ。
しかしそのうちの禁欲的で求道的な部分しかネプチューンマンには伝わらなかった。
凶器使用についていえば、キング本来の考えでは、弱者が凶器に依存する姿を否定する
ものであって、凶器に頼らずとも凶器と同等の力を持っている者が凶器を使用するも
しないも問題はないのである。
「…おぬしはよい弟子、そしてよい観衆を持ったものだな」
しみじみと武道が言う。
「と言いつつ角を取りおって。いや、ワシにも不遇の時代は長かったよ。
チャンピオン時代の栄光とてワシ個人ではなくチャンピオンの座が崇拝されていた
だけのこと。その証拠に防衛を失敗すると同時にてのひらを返したように父を暗殺され
身ぐるみ剥がれて打ち捨てられた…」
カメハメが重く語り出す。盤ではしっかり手持ちの歩で王手をかけている。
「しかしおぬしは最終的にすばらしい後継者を残せた。ワシは…」
武道の境遇をあらわすかのように、王将をたすける駒がない。王をにがす。
「おぬしにも後継者はおるよ。1000人の弟子の多くは名ばかりの完璧超人だったようじゃが
ネプチューンマンにはおぬしの伝えたかったことが全てではないにせよ受け継がれて
おるではないか。詰みじゃ!」
歩が成って詰んだ。
「『待った』!」
「いつまで続けるんじゃ、もう『待った』は効かんぞい。おぬし、後継者を求めて10万年も
待ったそうではないか。もうこれ以上待つな。一時一時を大事に生きろ。ワシらはせっかく
こうして現世でもう一度戦えるチャンスを手に入れたんじゃ。今度こそ、おぬしの提唱する
完璧超人のファイトというものを見せつけてみい、そして若き超人たちにできる限り
伝えてみるんじゃ!」
「グロロロ…今やっと、長い長い眠りから目がさめた気がするぞ、グレート」
武道の濁った目が、はじめて澄んだ輝きを放ち始めた。
そして
――田園調布
キン肉ハウスの横に突如出現したトレーニングジムでは、キン肉マンとブロッケンJr.が
特訓を行っていた。
「まったく驚かされるよ、本当に一晩でこれだけ立派な特訓場をおっ建てちまうんだもんな…」
一息いれたブロッケンがつぶやく
「と言いたいところだが、なんだいこのウサギ小屋は!?」
「ウサギ小屋ではない!!キン肉格闘技クラブじゃい!あの看板が目に入らんか」
「テリーマンとの試合にそなえて、ものすごいやつを建ててたろう。それに比べてこりゃ何だよ」
「ワガママいうなブロッケン、国をまとめるのも大変なんじゃ、そうそう私事につぎこめんわい!」
お互いほっぺたをつねったり押したりといがみあっている。
「ちょっと王子…じゃなかった大王さまにブロッケンさん、大人気ないですよ!」
と止めるミートは言うほど心配そうでもない。近そうで近くないこの2人の関係が
こんなばかげたケンカをしでかすくらい打ち解けていたことに安心しているのだ。
「たくー、一国の主ともあろう人がなんですか!それにブロッケンさん、あなたも
こんなことでモメてては2つに分かれた国をひとつにまとめるのはむずかしいですよ」
しかられて、いい年した2人がおとなしくなった。
「それで、チーム名は決めたんですか?」ブロッケンの体をマッサージしながらミートがきく。
「ブラウプファイレ…蒼い矢ってのはどうかな」
「なんかオナラの音みたいじゃのう。さてはアタル兄さんに白羽の矢を立てられたことが
忘れられんのじゃろう?それよりミート、なぜわたしをマッサージせんのだ」
「王子…大王はニンニクくさいんですよ。それに比べたらブロッケンJrさんの匂い」
「おいミートくん、クンクン嗅ぐなよ。俺も特訓中だから汗くさいだろう」
「それでチーム名だがのう、ブリプーとかいうドイツ語はみんなにもわかりにくい。
こんなこともあろうかと、わかりやすくて、しかも肉らしいドイツ語の名前を考えておいた」
ゴソゴソとガラクタ箱をひっくりかえし、布キレをひっぱりだす。
前もって入場用タスキを作っておいたらしい。キン肉族はガサツにみえてこういうことに
手間を惜しまない。「どうじゃ?」
「おう…大王ーっ!アホですか!」
「そ、それにドイツ語じゃないぞ!」
タスキにはスグルの下手な字でこうマジック書きしてあった。
『ザ・ソーセージズ』
はよ対戦カードはっぴょうせな
「しょくん!この1ヶ月、チームワークを深めることができたかな。
それではさっそく、諸君らに対戦相手を決めてもらう」
ハラボテが熱くわめきちらす。
「今回はトーナメントマウンテンがないからして、対戦相手もまた抽選で
決めてもらうことになるばってん」
「えー、またクジー?」スグルが野次る。
ロビンも悪魔超人も完璧超人も、いやなやつはここから出て行けなどとは言わない。
平和なものだ。
ステージには赤と青に色分けされた巨大パネルがあり、
左の赤い部分にはAとかかれ、左から1,2,3,4の四つの枠がある。
右の青い部分にはBとかかれ、同様に5,6,7,8の枠がある。
「それでは先日のパートナー決めで先に決まった組から引いてもらおう。
まずはウルフマン・サンシャイン組」
「おお!」二人が一歩前に出る。二人ともひとまわり体が逞しくなっている。
サンシャインなど、前大会以上に起伏がごてごてしているではないか。
食生活に恵まれたようだ。パートナー決めの抽選の時が嘘のように息が合っている。
「2番だ!」ウルフマンが叫んだ。
「次はスペシャルマン・ジェロニモ組じゃ」
「ウラーッ」二人が勢いよく抽選ボックスまで駆け寄り、ゆずりあってジェロニモが引いた。
「1番ずら!」
早くも、第1試合が決定してしまった。
ジェロニモの挑発をニヤニヤ笑いで受け流すサンシャインとウルフマンを尻目に
第三のチーム、ペンタゴン・バッファローマン組がボックスに向かっていた。
ボックス前でバッファローマンがステージ下のペンタゴンの手を握ってひっぱりあげ
ペンタゴンはその勢いを利用して宙返りしつつクジをひくというパフォーマンスを
みせた。「5番だ。」
四組目、ロビンマスク・モンゴルマン組は対照的に、二人がしずかにステージに
のぼり、ロビンマスクがおもむろに引いた。「4番だな。」
「次はわたしたちの番じゃのう、ブロッケン」
「次、ブロッケンJr組」
「こりゃー委員長、なぜわたしをコールせん!」「いいから、いいから」
ハラボテの方に行こうとするスグルのパンツをブロッケンが一生懸命ひっぱって
投票ボックスにつれて来た。「ここはあんたが引けよ」ブロッケンが譲った。
「よーし、屁のつっぱりはいらんですよ!…7番!ラッキーセブンじゃーブロッケン!」
「対戦相手が未定のとこか…どのチームがくるかな」
「ブラックホール・カナディアンマン組だとええのう。またわたしの屁でいちころじゃ」
「おいブタ!とりけせ」ききつけたカナディアンマンがくってかかった。
ビッグ・ザ・プレスage
大王と委員長
八百長馴れ合いコンビ
相撲砂 肉ブロ
パワー:A スピード:E テクニック:D パワー:C スピード:C テクニック:C
相性:A 安定性:B 成長性:C 相性:C 安定性:E 成長性:B
米国組 戦争修羅
パワー:E スピード:B テクニック:C パワー:B スピード:B テクニック:B
相性:C 安定性:C 成長性:B 相性:D 安定性:D 成長性:A
☆牛 ◎カナ
パワー:A スピード:A テクニック:C パワー:B スピード:D テクニック:D
相性:B 安定性:C 成長性:C 相性:C 安定性:C 成長性:C
ロビンモンゴル 老人組
パワー:B スピード:B テクニック:A パワー:C スピード:D テクニック:A
相性:B 安定性:A 成長性:D 相性:C 安定性:B 成長性:E
A:超スゴイ B:スゴイ C:普通 D:ニガテ E:超ニガテ
チーム名考えたいな
SSさんが考えてるのとは別に
「ザ・ソーセージズ」ワラタage
ビッグ・ユニッツ(ウルフ砂)
アメリカンドリームス(スペジェロ)
ダブル・ゴッドコンビ(☆牛)
オリンピアファイターズ(英中)
マッスル・デンジャラスコンビ(ブロ肉)
グラップラー×グラップラー(戦アシュ)
ビッグ・バン・インフィニッツ(◎カナディ)
ブレーブス・オブ・レジェンド(武カメ)
・・・だめぽ。鬱だし脳
471 :
マロン名無しさん:03/12/10 21:54 ID:xlhQuBWL
けつマン&ペーパーマン(夜も安心コンビ)
ウルフマン・サンシャイン組→サンド・マスターズ
スペシャルマン・ジェロニモ組→アメリカ最強コンビ改め担ぎ屋コンビロビンマスク・モンゴルマン組→試合巧者コンビ
ブロッケンJr・キン肉マン組→マッスル・デンジャラスコンビ改めザ・ソーセージズ
アシュラマン・ウォーズマン組→ダーティー・スマイルズ
ブラックホール・カナディアンマン組→ザ・ビックバンズ
ビッグ・ザ・武道・キン肉マングレート組→マックス・エクスペリエンス
ウルフ・サンシャイン 土俵と英雄コンビ
スペ・ジェロ リトルボンバーズ
ペンタ・バッファ スペースハリケーンズ
ロビン・モンゴル 超人いぶし銀コンビ
ブロ・スグル ミラクルファイターズ
アシュラ・ウォーズ 戦いの鬼コンビ
ブラック・カナディ ルージュ&ノワール
武道・グレート 昔とったきねづかコンビ
「どけ」
飛びだしかけたカナディアンマンを突き飛ばすようにアシュラマンが前に出た。
「な、なんだ、やるかてめぇ!」よろめいたカナディアンマンが向き直り、吠える。
「カカカー、どこかで見た顔だな。弱体チームにはまた参加を遠慮してもらっても
いいんだぜ?」「ゆるさん!」
前大会入場時と同じく無謀にもドロップキックをはなつカナディアンマン。
待ってましたとばかりにアシュラマンが笑って構える。
ところが、ドロップキックは、両足をつかもうとのばしたアシュラマンの手を避けるように
あさっての方向に飛んでいった。
「ここは戦いの場ではない」
ブラックホールが言った。吸引力でドロップキックの軌道を変えたのも彼だ。
「俺が悪かったよ、ブラックホール」ブラックホールの隣に着地したカナディアンマンは
素直にあやまった。
「何をやっとるか。アシュラマン・ウォーズマン組は早くしなさい」と委員長。
「なあに、私は進行に従って前に出ようとしたまでだ。そこの活きのいいボウヤが刃向かってくるもんでね」
言いながらステージにあがり、抽選ボックスに手を伸ばすアシュラマン。
その手を、ウォーズマンがさえぎった。
「何だ?」アシュラマンが眉をひそめてウォーズマンを見た。
「ここはオレに引かせてくれないか」
「こんなもの、誰が引こうが同じだ。それに誰と当たろうが全て勝てば問題ない」
アシュラマンが言い切り、元パートナーのサンシャインがそれを聞いて頼もしそうにうなずく。
「だが…」
ウォーズマンには、現段階では誰と当たっても勝てるとは思えない。
個々の戦力ならば自分もアシュラマンも他チームにひけをとるとは思っていないが、
結局一度も合同特訓をしなかったので、チームワークに致命的な穴があると考えなくてはならない。
一度アシュラマンとの共闘を経験すれば、その穴は改善されるはずだ。
一回戦は、チームワークを高める実戦練習の場にする計算でいる。
一回戦で当たる可能性があるのは、キン肉マン・ブロッケンJr組、バッファローマン・ペンタゴン組、
そしてロビンマスク・モンゴルマン組だ。
この超人たちの中で、ブロッケンJrを除く5人は、あるいは師弟として、あるいは対戦相手として、
力を十分に知り尽くしている。ブロッケンJrも含め、6人と個々で戦うことには不安はない。
だが、相手がチームワークという+αを持ち出してきたら、一回戦で敗れてしまうかもしれない。
急造チームのバッファローマン組や、共闘経験の少ないキン肉マン組なら、まだつけいるスキが
あるかもしれないが、長年ベテラン正義超人として戦ってきたロビンマスクとモンゴルマンのコンビ、
この組はウォーズマンの最終目標でもあるのだが、こことだけは、一回戦で当たるのは避けたかった。
そして、その運命は自分で引き当てたかった。
「ええい面倒だ。そんなに引きたければお前が引くさ。」
「ありがとう」
ウォーズマンが思いをこめて抽選ボックスからクジを引いた。
すぐに見ようとしないウォーズマンからアシュラマンがクジをふんだくった。
「どれどれ、3番か。前々から戦ってみたかった2人だ」アシュラマンが笑う。
「……!」
よりによって一番避けたかったところを引いてしまった。
昔から運のいいほうではなかったが、このチームとはもっと経験をつんだ状態で
当たりたかった、とウォーズマンは思った。
「Aブロックは第2試合も決まったな。これは豪華なカードだ」とバッファローマン。
「よっしゃ、わたしの期待通りになりそうじゃ」と言ったのはキン肉マン。
「そうはいくもんか」睨みつけながら、7番目のクジをカナディアンマンが引く。
「どれどれ、何番じゃった?」立ち位置を離れて覗きに来たキン肉マンからカナディアンマンはクジを隠す。
「6番だよ、ざまあみろ」と見せたクジは、指で数字の上半分が隠れている。
「グムウ…じゃあわたしのチームは残った師匠のチームと当たるのか。こりゃあキツいのう」
「では俺は元パートナーとぶつかるわけだな」とペンタゴン。
「うむ、では残るビッグ・ザ・武道・キン肉マングレート組もステージに上がりんしゃい」
「待ったあーっ!」委員長の声を邪魔するように響き渡る声。
カナディアンマンの腕めがけて影が飛んだ。バシィ!いてっ!
蹴りをくらって手放したクジを影は空中でキャッチし、宙返りして着地した。モンゴルマンだ。
「不正はわたしが見逃さん!」まるでレフェリーででもあるかのような口調である。
カナディアンマンが引いたクジは6ではなく8であった。
「なーんじゃ、やっぱりおまえらが相手だったか。ラッキーセブンさまさまじゃのうブロッケン」
キン肉マンは大はしゃぎだ。
「ところで委員長よ」
「なんじゃスグルくん」
「この組み合わせでいくとわたしたちの一回戦の相手がこいつらで、準決勝は師匠の組か
バッファローマンの組になるはずだがのう、また前みたいに入れ替えたりするのかのう」
「いま言おうとしたとこばってん。ええとこに気付いたのスグルくん。
見たまえ、パネルには番号だけあってトーナメント表が書いてないじゃろう」
「おお…」「本当だ…」一部の超人たちから驚きの声が上がる。
「今度もまた、諸君たちに準決勝の相手を選んでもらうつもりじゃわい。方法はのう」
「アミダくじじゃ。好きなとこに名前書いてや」とスグル。さっそくウルフマンが名前を書いてる。
「こりゃー、勝手に仕切ってはいかん!準決勝の相手は、こうやって決めてもらうことになる」
委員長がボタンを押すと天井から新しいパネルが下りて来た。パネルにはこうかかれている。
優勝
┌─┴─┐
┌┴┐ ┌┴┐
A B A B
ブ ブ ブ ブ
ロ ロ .ロ ロ
..ッ ッ .ッ .ッ
ク ク ク ク
1 2 2 1
位 位 位 位
「一位、二位って何だ」とスペシャルマン。
「この前は綱引きだったから、今度は二人三脚でもするのかい?」とブロッケン。
「なかなかええアイデアじゃ。今後の参考にさせてもらうよ。だが今回は違うばってん。」
また委員長がボタンを押すと、今度はステージ前の赤と青のパネルに表が浮かびあがった。
┌─┬─┬─┬─┬──┐ ┌─┬─┬─┬─┬──┐
A │1 │2 │3 │4 │得点│ B │5 │6 │7 │8 │得点│
┌─┼─┼─┼─┼─┼──┤┌─┼─┼─┼─┼─┼──┤
│1 │\│ │ │ │ ││5 │\│ │ │ │ │
├─┼─┼─┼─┼─┼──┤├─┼─┼─┼─┼─┼──┤
│2 │ │\│ │ │ ││6 │ │\│ │ │ │
├─┼─┼─┼─┼─┼──┤├─┼─┼─┼─┼─┼──┤
│3 │ │ │\│ │ ││7 │ │ │\│ │ │
├─┼─┼─┼─┼─┼──┤├─┼─┼─┼─┼─┼──┤
│4 │ │ │ │\│ ││8 │ │ │ │\│ │
└─┴─┴─┴─┴─┴──┘└─┴─┴─┴─┴─┴──┘
○(勝ち)=2点 △(引き分け)=1点 ●(負け)=0点
「ゲーッ、リーグ戦!」
「そんな面倒なことをせずに、トーナメントでいいではないか」サンシャインが野次る。
「この大会は前大会と違ってクジで決めたタッグじゃからな。何が出てくるか、はかり知れん
ものがあるはずじゃ。緒戦で負けたからといって、そのチームが全てを出しきったとは
限らん。そこで多くのチャンスを全員に与えようというわけなんじゃ」
カナディアンマンやキン肉マンの愚痴の中、
俺の運も捨てたもんじゃ無かったな…ウォーズマンは委員長に感謝していた。
480 :
マロン名無しさん:03/12/13 14:53 ID:4yIgA/9B
各ブロックのリーグ戦のアイディア、実に素晴らしいです!
いいねいいね!がんばれage
482 :
キン肉マンはかなり好き:03/12/15 03:15 ID:quf841y4
451さんへ
お礼の返事が遅れました。すいません。
紹介していただいた方も楽しかったです。
ありがとうございました。
誰が作っているのか分かりませんが、
今回のリーグ戦も楽しみにしています。
アナ「さて、とうとうタッグ大会の対戦カードが決まりましたね」
中野「ええ。なんとトーナメント一本ではなく、リーグ予選が
用意してあったとは意外でしたねえ」
アナ「それで、リーグ戦の日程ですが、まず1日目から発表しましょう。
Aブロックは第1試合がスペシャルマン・ジェロニモ組 VS ウルフマン・サンシャイン組
ですね。そして第2試合がアシュラマン・ウォーズマン組VS ロビンマスク・モンゴルマン組です」
中野「ところでですね、こうやって超人名を並べただけでは長ったらしいし
機械的ですよね。私は仮にチーム名をつけてみたんですが。これです、ハイ」
アナ「中野さん、書いて来たんですか。用意がいいですね。どれどれ、見せてください。
Aブロック第1試合がアメリカンドリームス VS サンドマスターズ、と。
なるほど、チームをわかりやすく表現している名前ですね」
中野「正式なチーム名は、彼ら超人たちが自己申請することになっているそうですが、
まだ発表されていないので、あくまで便宜上ですが」
アナ「いえいえ、なかなかいいアイデアではないでしょうか。ただ超人名を並べるより
イメージしやすいです。」
中野「この前もしゃべりましたが、スペシャルマンとジェロニモは他の超人に比べ
活躍度がいまひとつなのと、それに加えて全参加超人の中で身長・体重が
もっとも小さい2人なんですねー。」
アナ「資料によりますと、身長はスペシャルマンが173cmで最も小さく、ジェロニモが
180cmで2位。それに次ぐのがキン肉マンやカメハメの185cmです。また体重は
ジェロニモの80kgが最軽量、次がスペシャルマンの86kg、そして90kgのキン肉マンや
ブロッケンJrやカメハメと続きます。確かに最もサイズの小さいコンビですね」
中野「そんな一見不利な要素を持っていても、実力さえあれば栄光をつかみとれる。
これぞアメリカンドリームです」
アナ「対するサンドマスターズは、砂地を得意な戦場とする2人というわけですね。
この試合の見所はなんでしょう」
中野「身長体重最大のサンシャインと最小コンビとの対比は見ものでしょう。
また、ジェロニモとサンシャインはこれで三度目の対戦となります。
今まで1勝1敗で来ている因縁のカードですよ」
アナ「第2試合ですが、スティールハーツ VS ジ・オールドファッションド…これは」
中野「ウォーズマンの氷の精神に、アシュラマンの冷血・冷酷・冷徹の心。冷たく固い心で
戦いにいどむ、バトルプロフェッショナルの面を強調してみました。」
アナ「鋼の心というわけですか。ウォーズマンなど実際に鉄のハートなどと歌われますしね。
そして、オールドファッションとは?」
中野「古き良き技巧派スタイルを押さえている2人というわけです。
オールドとは言いがたい派手なフェイバリットホールドも持つ2人ですが、
戦いを支える土台には堅実なテクニックがありますからね」
アナ「オールドといえば武道・グレート組の方が似合ってそうですが…」
中野「それで、この試合は、個人戦が非常に興味深いです。
正義超人との対戦が多く、ミスターデーモンの異名をとるアシュラマンですが、
ロビンマスクやモンゴルマンとはあまり縁がありません。
逆にウォーズマンから見れば、相手は最も縁の深い2人といえるでしょう。
それぞれの個人戦に加え、ベテランチームと急造チームのパートナーシップの
対比も注目でしょう」
アナ「ありがとうございます。さて、ここまでが1日目となります。以降の日程ですが
2日目は第3試合アメリカンドリームス VS スティールハーツ
第4試合がサンドマスターズ VS ジ・オールドファッションドとなります。
そして3日目が第5試合アメリカンドリームス VS ジ・オールドファッションド
最終第6試合はサンドマスターズ VS スティールハーツです」
中野「長くなりましたが、Bブロックにまいりましょうか。」
アナ「えー、こちらは1日目第1試合がスペースハリケーンズ VS ザ・レジェンズ
これはペンタゴン・バッファローマン組と武道・グレート組ですね」
中野「この異色タッグは予想しにくいんですが、スペースシャトル、スペースファルコン
といった重力無視とも思えるほどのペンタゴンのスピードと、ハリケーンミキサーに
代表されるバッファローマンの猛烈なパワー、これらをイメージしてみました。
ともに勢いのある、エネルギーの塊のようなものを感じます。」
アナ「相手チームの落ちついた印象を考えると、なおさら勢いを感じます。
そしてレジェンズですが」
中野「レジェンド、すなわち伝説ですね。これは説明はいらないでしょう
このカードのポイントは、タッグ対戦経験です」
アナ「なるほどペンタゴンとキン肉マングレート、バッファローマンと
ビッグ・ザ・武道はそれぞれ前大会で対戦しています。」
中野「戦ったことがあるかないかの違いは大きいですからねー。」
アナ「そして第2試合ですが、ミラクル・アクシス VS レッド・シグナル
なんですかこれは?」
中野「ブロッケンJrとキン肉マンといえば、正義超人の中でも何をしでかすか
わからない超人たちです。その2人が組んだらどんな化学反応を起こすか
はっきりいって予想もつきませんが、思いもよらない奇跡を起こしてくれそうです。
奇跡を呼ぶ日独枢軸です、はい。」
アナ「対するはブラックホール・カナディアンマン組ですが」
中野「赤が綺麗ですよねー。それぞれ白地と黒地に赤がみごとに映えています」
アナ「赤信号って、なんかネガティブだなあ…個人的感情が入ってません?」
中野「えー、そのですね、ぶっちゃけ優勝候補とはいいがたいです。
ですが、ブラックホールの頭脳とカナディアンマンの体格は
戦いようによっては、大物食いするかもしれません。つまり
優勝候補チームを止める赤信号になることはあるかもしれません。」
アナ「ミラクル・アクシスとの試合はどうでしょうか」
中野「キン肉マンとブラックホールは因縁の対決です。2回ともキン肉マンが
勝っていますが、それだけに策士ブラックホールも対策を考えていること
でしょう。ホワイトホールにそなえて、観戦時は鼻栓を用意しておきましょう」
アナ「彼らは抽選会でもモメたそうですね。さて、2日目以降はといいますと
第3試合がスペースハリケーンズ VS ミラクル・アクシス
第4試合がザ・レジェンズ VS レッド・シグナル。3日目は
第5試合スペースハリケーンズ VS レッド・シグナル
第6試合ザ・レジェンズ VS ミラクル・アクシスとなっています」
中野「ビッグ・ザ・武道、カナディアンマン、バッファローマンと巨漢ひしめく
リーグです。彼らの肉弾戦に小兵のミラクル・アクシスがどう立ち向かうか
というのも一つの焦点でしょう」
アナ「ありがとうございました。なお、各ブロックのリーグ戦の会場は
今年開催するのにふさわしい場所を選んであるとのことです」
中野「どこになるんでしょう。楽しみですね。それでは」
年内に第1試合くらいは済ませたい…
ジ・オールドファッションドはゲームキューブでのロビン・ラーメンのタッグチーム名でした。
技巧コンビ→ビッグボンバーズ
超人フレッシュコンビ→ニューマシンガンズ
ミラクルアクシス→ザ・ソーセージズ
みたいにけっこう名前かわります
490 :
マロン名無しさん:03/12/16 12:25 ID:lD22Kmwe
実に楽しみです。
おお。ssさんにチーム名つかわれちまったYO!
うれしいage
492 :
472:03/12/16 23:56 ID:???
サンドマスターズ使ってくれて感謝ですぜ。
保守あげ
書く暇があまりない
はやくブラックとカナディのツープラトン書きたいのに。
>>494 いいですな!
人が集まったらゼヒやりたいです
保守age
500get
>>496 乙です!
>>499 いいですねえ!
今は投票時間外みたいなので
やっと少し書けた分を書きこんでから参加しよう
「さて、こちらAブロックの会場は今年オープンしたばかりの東京ドームです!!
超人の試合はこれが最初ということもあって、ドームは超満員。
Aブロック実況担当はわたくし吉貝アナ、そして解説は」
「どうもー、世界にはばたくアデランスの中野さんです」
「いよいよ第1試合が始まろうとしています!最初に入場してくるのは
ビッグ・トマホークス!スペシャルマン・ジェロニモ組です!」
入場路を先頭切って入場してくるのはチェロキー族伝統の衣装に身を包み、トマホークを担いだ
ジェロニモだ。そしてスペシャルマンが続く。
「トマホークとはジェロニモを象徴する武器ですね中野さん。」
「チームリーダーはジェロニモだそうですよ。そういったチームの方針が込められた名前
なのかもしれませんねえ。かつてのかれらのチーム名である機関銃(マシンガン)や
爆撃機(ボンバー)といった近代兵器とは対照的な印象を受けるのは私の考え過ぎでしょうか」
「続いてウルフマン・サンシャイン組の入場ですが、彼らはチーム名を登録していませんね」
「というわけで先日私が仮につけた名前で呼ばせてもらうことにしましょう。
えーと、アシュラマン・ウォーズマン組も登録していないそうです。悪魔超人は
チーム名への思い入れはあまりないんでしょうかねえ。」
「そういえばはぐれ悪魔コンビなんて名前も適当でしたね」
ウルフマン、そしてサンシャインが貫禄をただよわせて入場して来た。
緒戦で力がはいりすぎている印象のビッグトマホークスに対し、サンドマスターズは
緊張などどこ吹く風の可愛気のなさで、不敵な笑いを浮かべている。
「こちらBブロックでも第1試合の選手入場はとどこおりなくすすんでおります。
えー実況はわたくし松井アナと、解説は」
「やまのて私鉄です。よろしく!」
「さて、両チームリングインを終え、あとはゴングを待つばかりですがここで
両チームを紹介しておきましょう」
「こりゃ、待たんか!」口をはさんだのはキン肉マンだ。
「おまえら何事もなかったように実況しておるが、この会場はなんじゃーっ!」
キン肉マンのスリーパーホールドが適確に私鉄の頚動脈を締める。
「また甲子園のラッキーゾーンなんて、やってられるかーっ!」
「そうだそうだー!」カナディアンマンも唱和する。
「そもそも、会場は今年にふさわしい場所を用意すると言っておったではないか」
というキン肉マンの問いかけに、素早くスリーパーを切り返した私鉄がフェンスを指さして
「ラッキーゾーン、今年から狭くなったんですよね、ホラ」
日本一の巨大球場である甲子園は、巨大さゆえに場外ホームランが出にくかった。
それでは盛りあがりに欠け、また他球場と比べて不公平になるので、フェンス越えの
ホームランを出しやすくするために設置されたのがラッキーゾーンである。
東京ドームなど広い球場ができてきたために、今年からラッキーゾーンが縮小され、
4年後には撤廃されることになる。
「グムー、なんとなく昔より窮屈だとおもうておったが…って、余計悪いわい!」
「まあまあ、当の2チームは気にしちゃいないようだぜ」とブロッケンがなだめた。
「えー、邪魔がはいりましたが」「邪魔とはなんじゃい!」「両チームを紹介します。
赤コーナー、ツードッグズ。ペンタゴン・バッファローマン組です!」
「二匹の犬か…どういういわれがあるのかな」
「なんのブロッケン、やつらは自分がかませ犬だとわかっておるんだろうダハハ」
ペンタゴンが反応しかけて、黙殺した。
「そして青コーナー、TNS(チーム・ノンストップ)。ビッグ・ザ・武道、キン肉マングレート組です」
「ノンストップ…待ったなしのチームというわけかい」
「もうじき寿命でポックリだから、待ったなしってことだな」とカナディアンマンが笑う。
「コノー、師匠に向かってなんてことを」自分の暴言は棚に上げて、勝手なものだ。
「いまゴングです!」カーーン!
Aブロック・東京ドーム――
ゴングと同時にウルフマンが両手でマットを叩いておきあがり突進する。
反対のコーナーからはスペシャルマンがフットボールタックルで突進だ。
リング中央で2人がぶつかり合う。そして…
軽量の悲しさ、スペシャルマンがよろめく。体勢の崩れを見逃さず、ウルフマンが
一気にロープまで押しやり、スペシャルマンを場外に突き落とした。
「決まりました!見事な電車道!」
「電車道というのはですねえ、おすもうさんが立ち会いから一気に押し出されちゃうこと
なんですねえ、ハイ」
Bブロック・甲子園ラッキーゾーン特設リング――
リング中央では、早くもバッファローマンとビッグ・ザ・武道の巨漢対決が
繰りひろげられている。手四つでの力比べ。お互いに一歩も引かない。
バッファローマンが頭突きをくりだすと、武道も頭突きで返す。
リングサイドのグレートが真剣な目つきで見ている。
(ビッグ・ザ・武道、いやさネプチューンキングよ、おぬしの闘い、おぬしの生きざま、
このワシもとくと見させてもらうぞ!)
バッファローマンの何度目かの頭突きが来た時、武道は急に手をふりほどき、
バッファローマンの首に抱きついた。
(あれはまさか…)
「なんだあいつ、へんな趣味でもあるのか」とカナディアンマンが言い終わらないうちに
武道のうったスープレックスでバッファローマンがマットに突き刺さっていた。
「あーっと、見たこともないスープレックスでバッファローマンがやられました!!私鉄さん?」
「私も長いこと超人プロレスにたずさわってますが、この技は見たことありません」
(デアポートスロイダー!!…あまりに危険なため古代超人界で禁じ手とされ、その後使い手も
絶えたときく幻の投げ技…ワシとてこの目で実物を見るのははじめてじゃ)
Aブロック 第一試合
魔雲天●(クモ糸縛り)○ザ・ニンジャ
こっちにわざわざ貼らなくていいよ。
どうせ見るし
508 :
マロン名無しさん:04/01/01 23:10 ID:P9NwVrKB
タッグの続きが楽しみです。
武道は起きあがるとすばやくバッファローマンの巨体を引っこ抜き抱えあげた。
「起きあがるのも待たんとは、やけに急ぐのう、武道は」「ノンストップの名前通りってわけか」
などとキン肉マンたちがのんきなことを言っているときに、武道の行動の真価に気づいていた者がいた。
「大技を決めたあとでも休まず攻める。真剣勝負にふさわしい、妥協のないファイトだ」
外野席の端、野球の試合に集中している観客に混じってそうつぶやいたのは、ネプチューンマンだった。
元パートナーで首領にあたるキングの試合を見に来ていたのだ。
武道はバッファローマンを頭からリングにたたきつける。
近年超人の間で流行りつつあるパワーボム、その原型であるテーズ式パイルドライバー。
背中からではなく頭からたたきつける危険度の高いパワーボムだ。
バッファローマンは両腕をついてなんとか回避。両足で武道をロープに蹴飛ばす。
「幻の投げ技を味わったお礼だ、今度は俺様の至高の投げ技を食らいな!」
ロープからはねかえってきた武道の両腕をとらえ、わきの下に頭を差し込んで巨体をかつぎあげる。
「超人十字架落とし!!」
頭から垂直にマットに刺さっているはずの武道の体は、垂直よりもっと倒れて
ロープに足をひっかけてかわしていた。
「何てェかわしかただ!目からウロコだぜ」
「ロープまでとどく武道の巨体あらばこそじゃ。わたしにはとても真似できんのう」
「ハハハハ、その点俺ならできるな。」とは長身のカナディアンマンの弁。
(そう簡単にできるものか。この返し方は先を読む洞察力、タイミングをはかる判断力、
そして何より、投げの方向に自分で加速する勇気が必要。よほどの年季がないと無理じゃ)
グレートは冷静に分析している。
予期した衝撃がないことを不審に思ったバッファローマンが気をゆるめた瞬間、
武道はつかまれた腕をほどき、ロープを蹴って体勢をバッファローマンが投げる前にもどす。
「グロロロ…至高の投げ技とな!数あるワシの技の中でも投げ技の究極というものが
どんなものか見せてやろう!」
武道はわきの下に差し込まれたバッファローマンの首はそのまま抱え込むと
両足でバッファローマンの腰あたりを蹴飛ばしつつモンキーフリップのように後ろに倒れた。
二人の体がひっくりかえり、まっさかさまに落ちていく。落下途中で武道の両足が
バッファローマンの両足に股裂きを決める。
ズゥゥーン…
「これがワシの投げ技の最高峰、ネプチュードだ」
バッファローマンは立ちあがれない。
「あ、あのネプチュードという技は…
DDT、巴投げ、垂直落下式ブレーンバスターなどあらゆる投げ技のエキスをミックスし
相手を一撃でKOできるよう改良に改良を重ねた究極の投げ技なんだーっ!」
キン肉マンについて来てたミートが興奮して叫んだ。
(ワシの52の関節技キャプチュード(捕獲投げ)は一つの高みに至っていたと思っておったが…
まだこんな投げ技もありえるのだな。ネプチュード恐るべし…!)
武道はフォールしようともせず傲然と見下ろしている。ダウンカウントがコールされていく。
バッファローマンはようやく意識を取り戻したが、まだ立ちあがれない。
「チッ、いかん!」
自陣で待つペンタゴンが顔面の星に手をかけた。
「クロノス・チェンジ!」
ペンタゴンとバッファローマンの位置が入れ替わる。
「タッチなしでの交代はいいんでしょうか、私鉄さん?」
「リング内の試合権者がKOされてタッチできない場合、そのチームの負けになりますね。
超人プロレスではチーム全員のKOをもって決着とする慣例もあって、そのあたりの
ルールはあいまいになることが多いんですが。」
「バッファローマンがタッチすればいいんだろう」
放送席に言うともなくペンタゴンがぼやき、赤コーナーに駆け戻った。
「クロノス・チェンジ」
再び2人の位置が入れ替わり、自コーナーに戻った状態のバッファローマンのタッチを受けて
ペンタゴンがリングインした。
「こりゃあシングルマッチだったら終わっていたな、キン肉マン」
「おう、顔に似合わずなかなかの頭脳プレイだのうペンタゴンのやつ」
東京ドーム――
バシバシッ! バシバシッ! バシバシッ!
ウルフマンの張り手・鉄砲ニ連撃がスペシャルマンをリングサイドに追い詰める。
そのリングサイドには身を支えるためのロープがない。
超人相撲でならしたウルフマンには、土俵際まで寄せても支えられはねかえるロープは
勝手が違う。そこでパートナーのサンシャインとしめしあわせてロープをもぎとる暴挙に出た。
一方ビッグトマホークスはといえば、ロープワークを使った技の予定もなければ、完全決着を
目標としていてロープエスケープを相手に許すつもりも元よりない。そこで望むところよとばかりに
ジェロニモもロープを支える金具をチョップで折ってロープをはずすのに加担したのだった。
スペシャルマンにはもうあとがない。もう一度鉄砲を食らえばまたリング下転落の憂き目を見るのは
明かだ。
「おりゃーどすこいどすこい!」
ウルフマンはとどめにいっそう力のこもった鉄砲を繰り出した。
スペシャルマンの姿が瞬時に消えた。ウルフマンがつんのめってよろめく。
その背中にいつのまにかスペシャルマンが回りこんでいる。
「超人横綱、送り出し一丁あがりだ!」スペシャルマンが駄目押しした。
「あーっと、スペシャルマン目にもとまらない素早さでウルフマンの背後をとったーっ」
「送り出しはですねえ、相撲では後ろに回られる屈辱的な負けなんですねぇ。
相手の動きに対処できない、つまり稽古不足の力士に多いとされています」
「しかしスペシャルマンのこの早さに対応するのは力士にはむずかしいのではないでしょうか」
超人レスリングではリングアウト即負けではないが、超人横綱のウルフマンが送り出されてしまっては、
彼にとって負けにほかならない。
ウルフマンはスペシャルマンの腕を捕まえ、ぎりぎりで踏みとどまっていた。
スペシャルマンが右に倒してバランスを崩そうとすると、それにあわせて左足を高く上げて
四股を踏む要領で元に戻す。今度は力に任せて持ち上げて出そうとすれば
手を押さえて持ち上げさせない。ああすればこう、こうすればああとのらりくらりかわす。
「これぞたぬきの腹投げじゃあ!横綱は後ろにつかれても負けはせん!」
スペシャルマンが押しなおそうとしてさがったのに合わせてウルフマンは向き直った。
向き直ったとたん、サンシャインの巨体が降ってきた!
今のダラダラしたやりとりに業を煮やしたようだ。
ウルフマンの体が邪魔になってスペシャルマンは逃げれない。
「ウラー!」
ジェロニモがドロップキックでカットに入った。
サンシャインとの重量差のためたいした効果はない。サンシャインのボディアタックはわずかに
ずれたのみ。だが、スペシャルマンのキャッチに絶好の角度にするには十分だった。
10tの鉄さえ平気で持ち上げるスペシャルマンの本領発揮、サンシャインの体を高々と持ち上げ
殺人投げデッドリードライブ。
「小僧、やってくれたな」
サンシャインが立ちあがり、襲いかかってくるかと思いきや。
サンシャインのボディから砲弾のような塊が飛んで来た。
「あれは…サンシャインマグナム!」とアシュラマン。
「ウルフ鉄砲のマグナムはどうだーっ!」
発射された2弾の一方はジェロニモのトマホークチョップで止められ
もう一方はスペシャルマンがすばやくよけて……モンゴルマンの腹にヒットしていた。
観客に当たらないよう盾になってわざと食らったようだ。
「フッ、スプリングバズーカほどのものでもないな…」
「あーっと、ここで両チーム交代して、ジェロニモ対サンシャイン、3度目の対決だーっ」
「サンシャインよ、前のタッグマッチではおはんらの卑怯なファイトのせいで負けたが
今回は思い知らせてやるだ!」
「グオッフォフォ…テリーマンの足手まといにすぎん分際でなにを言うか」
「なんだと、ウララーッ」
胸板に水平トマホークチョップが一閃。サンシャインが大きくよろめいた。
「小僧…調子に乗るな」
サンシャインのヘッドバット。ジェロニモがヘッドバットで合わせた。
「超人に生まれ変わったオラの力を今度こそ見せてやる」
後ろを向き、肩越しにサンシャインの頭をとらえ、フライングメイヤーで
サンシャインの巨体が舞う!
「あーっと、因縁の対決はジェロニモが先手をとったーっ!」
「最初の対決ではジェロニモは攻撃するたびに自分が傷ついていましたが
昔と同じ技を放つことで丈夫な超人ボディを誇示するかのようです」
マットに転げたサンシャインを今度はボディスラムにかかえあげる。アキレス腱は切れない。
「そうはいくか」
サンシャインの体が砂に変わる。ジェロニモの手からこぼれた砂がマットに積もった。
連投規制でかけん
「あーっとジェロニモ、砂地獄を前にして微動だにしません!」
ジェロニモは砂を睨みつけて仁王立ちのままだ。
「あっ、出た!」スペシャルマンが叫んだ。しびれをきらしたサンシャインが
砂面から顔を出したのだ。ジェロニモがかがみこんでサンシャインの顔に手をのばす。
その背後に砂が舞い、サンシャインの首なし上半身があらわれた。
ジェロニモの背中をつかみにかかる。
ガシィ!
ジェロニモのトラースキックがサンシャインの上半身の日輪マークにクリーンヒット。
上半身が砕け飛んだ。
「きさま、察しておったな!」
「ああいうときは落ちついて待つのが一番ずら。そうすれば超人本能が働いて
気配を察することができるずら!一流超人というものは、一度おかしたあやまちは
次回に繰り返さないものずら!」
ジェロニモがどこかで聞いた事のあるようなタンカを切る。
「言わせておけばーっ!あれ行くぞウルフ!」
「これか?」とウルフマンが親指と人差し指で輪を作って、お金を表すようなサインをした。
「これだ!」サンシャインは砂から右腕を再現し鞭を振るようなしぐさをした。
「よっしゃガッテン!」
サンシャインの破片と砂地獄が上空にまいあがり、同時にウルフマンがエプロン下に降りた。
次の瞬間降ってきた逆円錐状のかたまりを予期していたジェロニモが見事かわす。
ウルフマンがリング下からひっぱりだした紐状のものをかたまりにたたきつけた。
「あれは…リングロープじゃないか!」
「あーっと、ロープがどんどん巻きついていきます!」
「行くぜ、そりゃー地獄のコマーッ」
コマになったサンシャインに巻きついたロープをウルフマンの金剛力が振り投げた。
「しまったずら!」
地獄のコマの猛烈な勢いはジェロニモが予想した以上だった。
ジェロニモがかわしきれずはねとばされた。
「危ない!」スペシャルマンが受けとめた。そこにコマの第2撃が迫ってくる。
受けとめて体勢が崩れたスペシャルマンはとっさに動けない。「おまえは逃げろ!」
ジェロニモをエプロン下に放りすてた。と同時にコマの直撃をくらい
場外の鉄柵を越えて入場路の途中まで吹っ飛んだ。
「グォッフォフォ、軽量超人はよく飛ぶわ」
リング内を回転して狙いを定めたサンシャインのコマが、リングサイドで起き上がった
ジェロニモめがけて加速する。
「フォフォ…やっぱりパートナーを犠牲にしてしまう足手まといだったではないか!」
リングを離れたコマがエプロン下のジェロニモに振ってきた。コマの芯は正確にジェロニモの脳天狙いだ。
この重量と回転でえぐられれば、縫合手術くらいでは済むまい。いや頭蓋骨が原型をとどめず即死だ。
「オラはもう、足手まといじゃねぇだぁ!」
ジェロニモが手刀にパワーを込める。右手にメラメラと炎のようなものがゆらめき
右手が金属のように鈍く光った。コマの芯が渾身のトマホークチョップでなぎ飛ばされた。
「うまい!コマの回転は芯が命だ」とモンゴルマン。
ジェロニモは回転がゆるくなったコマをかかえて、地面にスープレックスで投げた。
「オラは…足手まといじゃねえだ」
その頃、Bブロック・甲子園ラッキーゾーン特設リング上空には白い閃光が飛び交っていた。
「あーっと、めまぐるしいドロップキックの嵐にビッグ・ザ・武道、手がでません」
「こわいですね、ペンタゴンのスペースシャトル」私鉄が頭をひからせてしゃべる。
長くなるなあ…
Bブロックに行く前にジェロニモの回想シーンに行きそうだったけどやめました。
今年もヨロシク。
今年もよろしく。
小説楽しみにしてます。
タッグ書いてるのってうみにん氏?それとも前回のSS職人さんのだれか?
「なんで交替せんのじゃ、武道は」「グレートも助けに入らないな」キン肉マンとブロッケンが不思議がる。
「おおかた出しゃばりなんだろうよ」と口が悪いのはカナディアンマンだ。
「カラカラカラカラ、その図体ではわたしの動きについてこれないようだな」
「グロロロ…このワシに苦手などない!貴様は完璧な守りをそなえたワシのボディ、その反発力を
利用してヒットアンドアウェイの効率化をはかっておる。それを崩すとどうなるかな」
ドボ!
武道が腹筋の力をゆるめ、体をくの字に引いた。ペンタゴンのドロップキックが武道の腹にくいこむ。
「武道の真髄は剛のみではない、柔もまた武道の極意なり。捕らえたりペンタゴン」
ペンタゴンの背中にまわり、右翼と右肩に左足をかけて固める。ペンタゴンの左手が顔の星に伸びる
「おっと、そうはいかん」
武道がその左手をつかまえてしぼりあげる。
「ゲェー、あの技は!」
Aブロック・東京ドームのリング上ではジェロニモがサンシャインに、呪いのローラーを破ってみせると
豪語し呪いのローラーで来るよう挑発をしかけている。そのやりとりに飽きてふと巨大モニターを見た
ロビンマスクが立ちあがった。ドーム会場には、Bブロックの試合の様子を映す巨大モニターが
設置されているのだ。
「あれは…喧嘩スペシャル!!」
「あれはたしかネプチューンマンの技ではないか」「弟子の技は使えて当然ってことか?」
キン肉マンとブロッケンが顔を見合わせる。
ペンタゴンはわずかに自由な右手の先を伸ばして、自陣から思いきって身を乗りだしたバッファローマンに
タッチをしようとあがいている。その動きも右肩にかけられた脚で絞り上げられ制される。
「あれはケンダマンをまっぷたつに裂いちまった技だろ。裂けちまう前に、前か後ろに転がって脱出しろよ!」
とカナディアンマン。
「この世に完璧な必殺技などない。たしかにあのホールドには前転という脱出法が有効だ」
モニターの向こうのカナディアンマンのセリフにロビンが答える。
「…だが、それをさせないから一流の必殺技なのだ。」
Aブロックのリング上ではジェロニモの挑発をあざ笑うかのようにサンシャインがひっこんで
ウルフマンと交替したが、そんなことにはお構いなしにロビンの一人語りが続く。
「技のかけ手は相手の動きに応じて力の加え方を加減してバランスを取る。その結果動けば動くほど
深みにはまっていく。あの技は見た目以上に高度なテクニックでなりたっている」
ロビンは一人で解説しながら、一瞬反対側のリングサイドで観戦しているウォーズマンを見た。
(そう、パロスペシャルに匹敵するほどにな…)
「あの技は…柔軟性のあるペンタゴンのような相手に極めるのは難しい。
キングよ、古代超人界で敬遠され世間から抹殺されたというあんたの実力、俺には分かるぜ」
前大会の大半はミッショネルズの黒幕として活躍をネプチューンマンに譲り、残りは
マグネットパワーと凶器をふりかざした余裕の傲慢ファイトしか見せなかったネプチューンキングが
今、持てる力のすべてを使って戦っている。まるで自分の真の力を世間に伝えるかのように。
悲しいかな、Bブロックでは観客のほとんどは野球を見に来ていて、タッグなどに注目していないのだが。
武道が観客席を見上げた。リングを見つめるネプチューンマンに気付いたのか軽くほほえむ。
ペンタゴンの体が前に倒れた。
「おお、やっと脱出できそうだな!」カナディアンマンが目をかがやかせた。
武道はしかし平然とした様子で、ペンタゴンの肩に脚をかけたまま、今度はペンタゴンの右腕と
右翼を捕まえた。肩にかけた脚を支点にして折り曲げ、自分の左わきの下でロックする。
「なんか別の技にスイッチしたようじゃのう」
「わざとだ!わざとバランスを崩しやがったな。なぶるのか」バッファローマンが叫ぶ。
(いや、違う)
他の観戦3選手とは対照的に寡黙なブラックホールが、そんなバッファローマンを見て思う。
(バッファローマンよ、おまえも観戦していて感じた経験があるはずだ…)
僚友ステカセキングから借りたらしいランドセルに入れて持参していた本をひざに広げている。
『キン肉マン(30)』と書かれたその本の中では、バッファローマンがこう言っている。
…まるで誰か特定の人物に自分の戦いを見せるためだけに戦っているように見えるが…
(メッセージだ。キン肉マンソルジャーことキン肉アタルは、弟キン肉スグルに真・友情パワーを
伝えようとしていたのだったが、この武道が伝える相手とは…)
マットに組み伏されたペンタゴンの残る自由な部位・左腕と首。武道がその肩と首に腕を通して
グリップしてキャメルクラッチのように引き上げた。ちらりと観客席を見る。
そのささいな動きを見逃さず、ブラックホールが視線の先を追う。
そこには阪神帽を被ってカチワリを持ったネプチューンマンの姿があった。
野球になど目もくれず、くいいるようにリングを見つめている。
「わが極め技の最高峰はこれじゃ。ガリアードという」
「あーっと、またも見たことのない技です」と松井アナ。
「上半身をくまなく殺しています」と私鉄。「もうすこし力を込めれば骨も翼も折れちゃいますよ」
「あーっと、ビッグ・ザ・武道、何を思ったか技を解いてしまいました」
そして青コーナーに戻り、キン肉マングレートとタッチ。TNS(チームノンストップ)この試合
はじめての交替だ。
「ナメやがって!本気で締めてなかったな!この代償は高くつくことになるぜ」
ペンタゴンは怒り心頭に発している。
向かってきたグレートの背後に音も立てずにまわりこみ、背中にドロップキック!
グレートがよろけてロープに走る。帰ってくるグレートの背中にペンタゴンのフライングクロスチョップが
待っている。
「危ない師匠!」バキィ!
グレートは振り向きざまにローリングソバットを返した。ペンタゴンが墜落する。
その落下も待たずにグレートはコーナーをかけあがりムーンサルトプレス。
ペンタゴンはマットに激突するまえに体勢を立て直して着地、カンガルーキック「スペースファルコン」で
迎撃にでる。グレートはムーンサルトとみせかけてマーシャルアーツキック。
両者のキックが空中で交錯する。
「おわー、すごい空中戦じゃー!」
ペンタゴンがコーナーポストからシューティングスタープレスを放てば、グレートがフライングニール
キックで返す。グレートがレッグラリアートを出せば、ペンタゴンは空中で丸まって垂直に蹴り上げる
ドロップキックをはなつ。
「あーっと、まるで戦闘機のドッグファイトを思わせる空中大格闘戦です!」
「チッ、老いぼれのくせになかなか跳ぶな。だが…跳躍と飛翔の違いを思い知らせてやる」
ペンタゴンが翼を広げ、連発ドロップキック「スペースシャトル」の軌道に入った。
「師匠、空中戦に乗ることはないぞ」
キン肉マンの叫びもむなしく、グレートがジャンプ。
「48の殺人技・カメハメ椰子落とし!」空中で後ろに倒れながらスペースシャトルを蹴りあげる。
「ああっ、あれはベアークロー攻略に使ったスクランブルソフト返し、別名カメハメ椰子落とし蹴りじゃ」
ペンタゴンは翼のおかげで空中ですばやく立てなおし、再びスペースシャトルをくりだす。
後ろに倒れつつあるカメハメは、もう一方の足でバイスクルキックを放ちペンタゴンを止める。
「空中ではそこまでが限界のようだな。本当にとぶというのは空中でも自由に動き回れることを言うのだよ」
三度目のスペースシャトルが顔面にクリーンヒット。ペンタゴンは飛行軌道を下に曲げて、
両足でグレートの顔をマットに踏みつけた。
「四次元殺法コンビの時の雪辱ってわけだ!」
グレートから一本とって、バッファローマンにタッチ。
バッファローマンは、テクニシャン・グレートを警戒して両手を前に出し探り合いの状態だ。
手を組みあい、力比べになった。最初の武道との対戦と同じだ。
「とりゃーっ!!」
気合一閃、グレートが倒れブリッジを作った。
絶妙のタイミングで腹筋を使ってバッファローマンをはねあげる。
「あーっと、バッファローマン、毒針ニードロップで落ちてきたーっ!」
「なんの!」グレートは素早く起きあがるとバッファローマンの股下を抜けて
後ろ手にバッファローマンの足首をとった。ニードロップで足をまげていたのを逆用したのである。
とらえた足首を自分のふとももに乗せる。
「危ねえ!」バッファローマンが52の関節技・ゴリー・エスペシャルの体勢と気付いて
上半身を前に倒す。両手をマットにつき、両足にグレートの腰をはさんで投げ飛ばし逃げた。
東京ドーム――
ジェロニモのフライングトマホークチョップが飛んでくる。ボディアタック風に体重をのせた
肉弾チョップ攻撃だ。対するウルフマンははり手ではねとばす。
「あーっとウルフマン、肉弾攻撃をもものともしません」
「ウルフマンは超人相撲の中では小柄ながらも、巨漢力士にひけをとりませんからね。
自分より軽いジェロニモなど目じゃないのでしょう」
ふっとぶジェロニモを追ったウルフマンが一瞬立ち止まって掌を見、ちょっと顔をしかめた。
「おや?トマホークチョップが効いていたのでしょうか」
ジェロニモはスキを見逃さず、ウルフマンの足元にからみつく。ウルフマンの片足を両手でつかみ、
もう一方の足に両足をかけて倒そうとする。
「あれはローリングクレイドルの体勢ですよ!あの技でジェロニモはハワイ王座についたんです」
「た…倒れんずら」
「倒れないから横綱なんだぜ」
ジェロニモをまとわりつかせたまま、ウルフマンが大きく四股をふむ。ジェロニモの頭ごと
踏みつける勢いだ。ジェロニモがとびのく。ジェロニモの頭があった場所にズシンと重い音が響いた。
「フフフ、捕まえたぜ」
ウルフマンがジェロニモの上手をとった。左手でジェロニモの頭を押さえこんで投げを打つ。
メキィッ
投げを打つウルフマンの右手首にトマホークチョップがはいった。ウルフマンの指がジェロニモの
タイツをはなす。ウルフマンのがらあきの首筋めがけ、必殺の両手トマホークチョップが
振り下ろされようとした、その時。
527 :
現状:04/01/04 04:57 ID:???
【Aブロック】
場所:東京ドーム
試合:第1試合 ビッグトマホークス vs サンドマスターズ
ジェロニモ ウルフマン
スペシャルマン サンシャイン
放送席:実況 吉貝アナ 解説 中野和雄
観戦 アシュラマン・ウォーズマン組 ロビンマスク・モンゴルマン組
【Bブロック】
場所:甲子園ラッキーゾーン
試合:第1試合 ツードッグズ vs TNS(チーム・ノンストップ)
バッファローマン ビッグ・ザ・武道
ペンタゴン キン肉マングレート
放送席:実況 松井アナ 解説 やまのて私鉄
観戦 ブロッケンJr・キン肉マン組 ブラックホール・カナディアン組
「ニンジャ・・・?」
1時間程前、試合を終えたニンジャとすれ違ったバッファローマンは驚きを隠せなかった。
そんなバッファローマンに目もくれず、早足で自分の控え室へと戻っていくザ・ニンジャ。
その数秒後・・・
「痛い・・・痛ェよおおおおお・・」
救護班によって運ばれてきた、特大の担架に乗せられた幾つかの巨大な血まみれの肉片・・・
(魔雲天?あれは魔雲天なのか・・・!?)
金縛りにあったようにその場を動けないバッファローマン。
(ニンジャ・・・貴様・・・)
数日前、スペイン。
バッファローマンは生まれ故郷で一人悩み苦しんでいた。
悪魔超人カーニバルの復活、そして自分がその出場選手に選ばれたということ。
なぜ、もうすでに正義超人に宗旨替えして時がたつ俺がその大会に・・・?
疑問とともに、己の悪魔超人としての血生臭い過去の記憶が甦る。
残虐の限りを尽くし、「七人の悪魔超人」として恐れられたあの頃。頬を冷汗がつたう。
(い・・嫌だ、俺はこんな大会・・・)
「ケケケ、やはりお前も出場するのか」
「その声は・・・ザ・ニンジャか?」
フッと影が揺らめき、藍色の忍者着に身を包んだニンジャの姿が現れる。いつみても彼の術は見事なものだ。
「久しぶりだな」
彼らがX年前、キン肉星王位争奪サバイバルマッチにおいて超人血盟軍の同胞であったことは説明するまでもない。
「なぜ、俺達に今さら大会へ出場しろと・・・?」
「わからん。サタンめ・・・何を企んでいるのか」
「アシュラマンも出場するのだろうな」
「・・・」
バッファローマンが黙る。魔界のプリンスと恐れられた彼もまた、超人血盟軍の一角を担っていた一人。
しかし・・・
「当たり前だ。あいつは・・・あいつはもう一度、悪魔の世界に手を染めちまいやがった」
怒りからか、巨体がブルブルと震えている。
↑スマン誤爆した。煎ってくる
煎かないで
「おーっと、そこまでだ!」
サンシャインの声だ。見れば場外・入場路でスペシャルマンを組みしいている。
「フォフォフォ…スペシャルマンを助けなくていいのかな?」言いつつマウントパンチを入れる。
「よせ!くるなジェロニモ!おまえがそのままウルフマンを倒せば我々の勝ちだーっ!」
「グオッフォッフォ!その強がりがいつまでもつかな」
抵抗をこころみるスペシャルマンをなぶるように、マウントを解除しかけて潰す。そしてまた
パンチの雨あられ。相手を完膚なきまでに痛めつけることを身上とするサンシャインの暴虐スピリットの前に
スペシャルマンの顔面がみるみるはれあがっていく。
「ウーララー!」
ジェロニモがリングを捨て、場外のサンシャインめがけて突進。かがみこんでスペシャルマンを殴り続ける
その脳天にトマホークチョップ一閃。手刀が眉間までくいこむ。
「ウラウラウラウラー!」
さらにモンゴリアンチョップの連打でこめかみを削り、のど元に逆水平チョップ。
サンシャインの上体がのけぞり、スペシャルマンを引きずり出した。
リングではアウトカウントがはじまっている。が、ジェロニモは尻もち上体のサンシャインを見下ろし
にらみつけたままだ。
「ねえジェロニモ、リングアウトになっちゃうよ」
ジェロニモのファンらしい、頭に羽根かざりのレプリカをかぶった少年がジェロニモの腕を
ひっぱって注意を促した。
「うるさいずら!」
ジェロニモがふりはらう。子供がふっとんだ。
「あーっと!わたしは長い間超人格闘実況をやっておりますが、超人レスラーが観客の子供に
手をあげる姿をはじめて見ましたーっ!」
「ありますよホラ。」中野さんが、資料として用意していた前タッグトーナメント大会の記録の中から
ジェロニモが子供を殴り飛ばしている写真を示した。
「ったく、だまってりゃ昔を知らない人にはわかんないのに。中野さん、タザハマ氏に似てきましたね」
(もっとひどい奴もいる…)
Bブロック、甲子園ラッキーゾーン。リングサイドのブラックホールの膝の上には
『キン肉マン(3)』『キン肉マン(10)』という2冊の本が広げられていた。
広げられていたページには、超人オリンピックBブロックの後楽園ホールであくびをした子供を
なぐって頭にこぶを作ったキン肉マン、そして同じく後楽園ホールにてファンとの風船割りで
やはり子供の頭にこぶを作って失神させているキン肉マンがいた。
リング上ではグレートの技巧を前に小細工は無駄と悟ったバッファローマンがついに
伝家の宝刀を抜いていた。ハリケーンミキサーがリングをかけめぐり、グレートが
闘牛士のように最低限の動きでかわす展開が続いている。
「おい、何を見てるんだ」ブラックホールのパートナー・カナディアンマンが2冊の本を横取りした。
開いてあるページには興味を示さず、1ページめくってはしゃぎ始めた。
「オオ、俺のド迫力の入場シーンじゃないか!」ちょうど次のページにカナディアンマンが
後楽園球場をゆさぶって登場するシーンがあった。
「どれどれ、もう一つは何だ?」もう1冊のほうも1ページめくると、そこにはウォーズマンの
パンチが黒装束の頭を貫通したブラックホールの登場シーンだった。
「こっちはあんたの登場シーンか。お互いインパクトある登場だなァ。わかった、さては
次の第2試合にそなえて入場の演出でも考えていたんだろう」
「コラおまえら、何をやっておるんじゃ」
キン肉マンが首をつっこむ。
「あーっ、ブラックホール、ええもん持っとるのう。ちと借りるぞい」
ブラックホールは携帯テレビでAブロックの試合も観戦していたらしい。
Bブロックは野球の試合がメイン。Aブロックの試合をうつすスクリーンなどないのであった。
「おお、ジェロニモががんばっとるようじゃのう。しかし場外におるではないか」
などというドタバタ劇とは無縁に、
ジェロニモの猛攻は続く。サンシャインの上半身はヒビだらけだ。
ザザザ…砂になって逃げようとした瞬間、ジェロニモが右足をスピニングトゥホールドにとらえる。
するとサンシャインのボディが硬直し、砂になりかけた部分が元に戻る。
「とどめずらーっ!」
ジェロニモは左足も捕らえてあぐらのように組ませ、間につっこんだ自分の足を傾けて両足を責める。
「グオ〜ッ!」
崩れかけた頭をかかえて悶えるサンシャイン。その口が動きかけた時
「ナインティーン…トゥエンティ!」カウントが終了しゴングが打ち鳴らされた。
リング上ではウルフマンが右手首をさすりながら勝ち名乗りをあげた。
「あーっと、ビッグトマホークス、まさかのリングアウト負けです!」
「ジェロニモはサンシャインとの因縁を気にしすぎるあまり、勝負を見失ったようですハイ」
客席はブーイングの嵐だ。特に入場路のジェロニモとサンシャインにはすぐ横の客席から
ゴミや座布団が降り注ぐ。
カウントが続く間、黙ってすぐうしろでジェロニモの戦いを見守っていたスペシャルマンは
興奮さめやらぬジェロニモの肩をかかえ、
「思う存分に戦えたかジェロニモ?なあに、これで終わりじゃないさ、まだまだこれからだ」
飛んでくるゴミからジェロニモを守りながら退場した。
徹底した痛めつけファイトのあげくの反則負けという、自分が勲章にしている得意スタイルを
逆にやられてしまったサンシャインは、叫び出したい屈辱感におそわれた。
リングの方を見る。朋友アシュラマンは背を向けてこちらを見ようとさえしていない。
(ここで見苦しく取り乱したら、それこそ恥の上塗りだぜ…)
「グオーッフォッフォ、試合を捨ててリングアウト負けとは、とんだ本末転倒だな。
やっぱりおまえは足手まといの疫病神よ!」
虚勢をはって笑い飛ばすのが、サンシャインの精一杯のあがきだった。
1ヶ月前――
抽選のあと、ジェロニモは真っ先にある超人のもとを訪ねた。
「あんたにきいてもらいたいことがあるだ」
訪ねた相手は、抽選からこぼれてしまったテリーマンだった。
「オラ、スペシャルマン先輩とうまくタッグやってく自信がないずら…
あんたのときみたいに足手まといになっちまうから…」
テリーマンはジェロニモの顔を見据えて、じっと話をきいている。
ジェロニモは、その顔もまともに見れずにまくしたてた。
超人になりたての自分を抜擢してくれたテリーマン。それもベストパートナーである
キン肉マンを断ってまでの勇断。それなのに試合では役に立てず邪魔になってばかりだった。
あの醜態を思い出すと、超人界という場違いな世界に首をつっこんだ自分の愚かしさ、
テリーマンへの申し訳なさ、そしていたたまれなさがよみがえる。あの時は試合を観戦することが
辛く、超人レスリングを捨てて超人医の道を目指そうとさえしたほどだ。
シングルマッチではごまかしが効いても、チームワークを問われるタッグマッチでは
元は超人でない自分のボロが出てしまう。パートナーが望むように戦えない。
「だからこそ…スペシャルマン先輩はあんたの親友だ。オラなんかより、いや他の誰より
テリー先輩と組むべきだと思うだ。」
ジェロニモがやっと言いおえた。
「言いたいことはそれだけか、ジェロニモ」
テリーマンが言った。ジェロニモが見上げる。
「ジェロニモよ、それは逃げだ。誰しもはじめからうまくタッグマッチを戦えるわけでは
ないそれはわたしとキン肉マンだってそうだったんだ」
再結成マシンガンズとはすなわち、自分のタッグでの無価値さの象徴でもある。
マシンガンズのことが出てジェロニモの胸が痛んだ。
「わたしとのタッグが一戦うまくいかなかったからどうした。ニューマシンガンズに
成長の可能性がないわけではないし、スペシャルマンとおまえのタッグだってまだ未知数だろう。
逃げるな、超人以上に超人らしい魂でわたしを驚かせた勇者ジェロニモはどこに行った」
(でも、オラはタッグではみんなと違って根本的ななにかが足りないんずら…
テリー先輩にはわからないだ…)
グズグズ悩んでいるジェロニモをテリーマンの冷たい視線が射た。
「ともかく、わたしはおまえの甘えに付き合うつもりはない。タッグに出るのがイヤなら
勝手に棄権するがいいさ」
「そ、そんな…じゃあスペシャルマン先輩は」
「おまえ次第だろ」
「だってオラ、未熟だから…迷惑かけちまう」
「フッ、そうかい。おまえが未熟ならスペシャルマンだって鳴かず飛ばずの口だけ超人だ
おまえとはお似合いじゃないか。」
「!! テリー先輩!あんたがそんな人だったとは思わなかったずら!
友達のことをそんなふうに言うなんて幻滅したずら!」
ジェロニモがドアも閉めずに出て行った。
ジェロニモが出て行ったのとは別のドアが開いた。
「おいおい、ボクほどの実力者に対してずいぶんな言いぐさじゃないか!」
スペシャルマンが部屋に入ってきた。
「やあスペシャル、聞こえてたかい」
「聞こえたも何も、ずいぶん冷たいあしらいようだな」
「ウム…やつはタッグに苦手意識を持ちすぎている。そてもこれもわたしのせいなんだが」
今度はテリーマンが語りにはいった。
「あのトーナメントでわたしは、キン肉マンのことを意識しすぎるあまり、ジェロニモの持ち味を
殺してしまっていた。こうするべきだ、という型を強制しすぎて、ジェロニモを信じて任せるという
タッグで最も必要なことをしてやれなかった。何が『キン肉マンとのタッグで得たことを
若き戦士たちに伝えよう』だ、まったく。」
「というわけだ、スペシャルマン。わたしがあいつに伝えてやれなかったことを
かわりに伝えてやってくれないか。本来ならわたし自身がするべきことだが、あいつは
わたしと組むと萎縮してしまうだろうからな」
「OK,テリーマン。そのかわり実力者のオレにこんなことをさせるんだから
試合がおわったらたっぷりお返しをしてもらうぜ」
そして数日後、テリーが滞在している翔野家にスペシャルマンとジェロニモが来た。
ジェロニモはコンプレックスからふっきれたのか、やる気まんまんだったという。
「あれ?テリーは留守?」
「ちょっとね。話はきいてたけど、スペシャルマン、ジェロニモをどうやって説得したん?」
「ヘヘーッ、そいつはあとまわしだナツコさん。時間がないんだ、早いとこ特訓したいんだが
いい場所知りませんかね」
超人タッグチャンピオンは、「ビューティ・ローデス、スティムボート組」
卓・テリー組とフルタイムドロー。
スカル組に通常、ガソリン口火攻撃をされれば反則勝ちなのだが、不可解な棄権。
若いガキ共はしらねえだろうが、モデルとなったローデスはNWAの世界最高峰Cだったんだ。
>>537 レフェリーが反則勝ちを宣告ようとした寸前、棄権させられたってことかいな。
単に成績だけで言えば、
はぐれ悪魔コンビ≦ヘル・ミッショネルズ<ジ・エンペラーズ
↑って、何当たり前のこと書き込んだんだって思う俺。
>>537 リッキーはスティムボートだが
ジャンヌはスティムボードだ。
若いガキはしらねえだろうが。
途中棄権でイワオ組との試合もやってない上
ひきわけなのにマシンガンズを差し置いてチャンピオンなわけがない
Bブロック――
「あーっとグレート、ツードッグズの猛攻になすすべありません!」
リング内を所狭しと荒れ狂うバッファローマンのハリケーンミキサー。
十数発目にもなるハリケーンミキサーにかすり傷さえ負わないグレートの身のこなしも圧巻だが
バッファローマンのスタミナもまた圧倒的だ。それに加え。
上空ではペンタゴンのスペースシャトル速射砲が目にもとまらぬ早さで乱舞する。
陸・空双方からの波状攻撃。
「おわーっ、だんだんペンタゴンのキックがヒットしてきだしたぞ!」
「グレートはトシだ。消耗戦はスタミナが持たないんだ!」
ペンタゴンをかわしたあと、グレートが向き直るのが遅れる。
そのグレートの胸板に次のドロップキックがクリーンヒット。グレートのボディがのけぞる。
グレートの背後からは、正確にグレートの重心を狙ったハリケーンミキサーが来る!
「もらった!」バッファローマンの叫び。キン肉マンが目をおおう。
「ここじゃ!これを待っておったのじゃ!」
グレートはマットに手をつくや側転でその場をのがれる。
そこまで迫っているハリケーンミキサーの前に、ペンタゴンの無防備なボディがさらされた。
「バカめ!待っていたのはこっちだ!くらえ!」
クロノス・チェンジ一閃。
ペンタゴンとグレートが入れ替わる。
グワッシャーー!!
もろにハリケーンミキサーの直撃をくらって、グレートの体が舞いあがった。
ズン…
グレートがマットにたたきつけられる。ノックアウトカウントがはじまる。
「終わったか…!?」ブロッケンJrが息をのむ。
「師匠はボディの鍛え方が違うんじゃ。まだ戦える…」キン肉マンの語気も弱い。
「普通に食らうのなら、激突の瞬間に備えて防御や覚悟ができますけど
あんなふうにクロノスチェンジで不意打ち的に食らっては…」ミートが言うまでもなく
キン肉マンも分かっているのだろう。
シーックス!セブーン!
おお、とリングサイドで声があがった。キン肉マンがミートのマントをつかむ手にも力が戻る。
グレートが起きあがってきたのだ。
「じっとしてればいいものを。なあに、すぐにラクにしてやるぜ」
ペンタゴンが立ちあがりかけたグレートをすばやくパイルドライバーに捕らえる。
「ヘイ!バッファ!!」
「OK」応えたバッファローマンはコーナー最上段だ。
「ハイジャック・パイルドライバーじゃ!武道はなぜ助けに入らんのじゃ!?」
バッファローマンがコーナーを蹴った。
その刹那、グレートの上半身がおそるべき腹筋力で起きあがり、ペンタゴンの顔に手をかけた。
「その星には痛い目にあわされたが、今度はこっちが利用させてもらう!」
パイルドライバーのかけ手が入れ替わる。
スーパーヘビー級のバッファローマンのウェイトの威力をプラスされたパイルドライバーが
ペンタゴンに炸裂。
「あーっと、見事にピンチを脱出したグレート、今武道にタッチです!」
「打・極・投…究極の投げ技に究極の極め技はとくと拝ませてもらったが…」
巨漢対決再び。バッファローマンとビッグ・ザ・武道がにらみ合いだ。
「ハリケーンミキサーを上回る打撃ってモノが果たしてあるのかどうか、
見せてもらおうか!」
このフェイバリットホールドにかける自信の程を見せつけるように
右足でマットを蹴る予告動作を何度も繰り返すバッファローマン。
対峙する武道は小細工なしの仁王立ち。
そしてハリケーンミキサーが火を噴いた。
パシッ!
ハリケーンミキサーの突進軌道が武道を避けるようにずれた。
「よけやがって、ぬおーっ!」
外見に似つかわしくない瞬発力でハリケーンミキサー第2撃。
パシッ!
またもハリケーンミキサーがはずれた。
「武道のやつ、図体の割りには器用によけるもんだのう」
「いやキン肉マン、武道はあの場所から動いちゃいないぜ」ブロッケンが武道を指さす。
「合気道です!ハリケーンミキサーの力に逆らわず、自分の力を上乗せしていなしてるんです!」
「おいミートよ、合気道とはなんじゃ」
「剣道・柔道・空手道などと並ぶ武道のひとつですよ」
「ハハハハハ、それが貴様の打撃か。」バッファローマンが第3撃をはなつ。
そこにペンタゴンも加わる。ハリケーンミキサーとスペースシャトルの交錯。
陸・空の殺人兵器が飛びかう死の戦場再び。
「しかし師匠のかわし方に比べてワンパターンじゃのう。あれでは2人に対応しきれんぞ」
キン肉マンの言う通り、グレートは最低限の動きとはいっても、バッファローマンを
翻弄するように身をかわしていた。対して武道は同じ立ち位置のまま合気道とやらで
ハリケーンミキサーをはじくばかり。動きがない分狙いが集中しやすく、ツードッグズの
動きのロスがほとんどない。
「ほれ見てみい、はさみうちじゃ。よけてももう間に合わんぞ」とキン肉マン。
正面からハリケーンミキサー、背後からスペースシャトル。不動の武道がはじめて
立ち位置から逃げるそぶりを見せた。
「忘れたわけではあるまい!逃げた時がおまえの最期だ!」
ハリケーンミキサーの進行先にまっしぐらに急降下するペンタゴンが顔面に手をかける。
「グロロロ…完璧超人は敵の攻撃から逃げたりなどしない!」
武道とペンタゴンが入れ替わる。武道の逃げようとしたそぶりはフェイントで
依然ハリケーンミキサーの真正面のまま。その位置にペンタゴンが現れる。
激しい激突音とともにペンタゴンの体がきりきり舞いしながらはねとばされた。
ペンタゴンと入れ替わったドロップキックの体勢から着地する武道。
「くだらん小細工など弄するからこうなるのだ」
茫然と立ち止まったバッファローマンに冷たく言い放つ。
「……」
うつむいたままのバッファローマン。
不意に頭を上げて武道に言い返す。「下らん小細工を弄すると、どうなるのだ?」
その顔は笑っている!
ズガガガガ…!
その時、リングサイドの超人たちは、何が起きたのか理解することができなかった。
砂ぼこりが消えたリング上には、武道の巨躯がさかさまに胸までめりこんで、否、
ねじこまれていた。
ハリケーンミキサーをくらったはずのペンタゴンはその脇に平然と立っている。
「これぞツードッグズの必殺技、ハリケーン・ボルトだ!」
おもしろい。続きが早く読みたい。
クロノスチェンジはまともに使うと反則並に強力な技だなー。
本スレに負けないぐらいの盛り上がりですね。
だれが書いているんだろう?
「あーっと、何がおこったのでしょうか!ビッグ・ザ・武道の上半身がリングに
めりこんでいます!」
「おおかた、またクロノスチェンジをしたんじゃろう!」
「マットにぶつかる寸前に入れ替わったのか?」
「あんなふうにめりこむほどの威力ですよ、大王にブロッケンJrさん。入れ替わる直前のハリケーンミキサーに
それだけの威力があったのならば、クロノスチェンジをするほどの体勢の余裕はないはずですよ」
リングサイド・ラッキーゾーンの観戦者たちが頭をひねっている時、外野席の上のほうで
何度もうなずいている男がいた。
「決まった、見事なツープラトンぜよ!」
土佐弁のその男は、りりしい男前の顔を隣の男に向けた。
「あんたには見えたか?ターちゃん」
「ああ、アフリカの大自然で育った身だ。飛んでくる弾丸だって見える視力なのだ」
ターちゃんと呼ばれた超人らしき男は、必殺技の破壊力に興奮したのか、腰布の前を
大きく筒状に膨らませている。
「あれがあんたの闘犬場で開眼したという必殺技か…」
むきだしの上半身がわなわなと震えている。
「マサヤ、呼んでくれて感謝なのだ。ツードッグズ、バッファローマンのパワーとペンタゴンの
スピードのコンビネーションは野生のファイトの理想だ。彼らの次の試合はぜひともアフリカの
新星超人たちも呼んで見せてやろうと思うのだ」
リングでは、カウント8で武道が立ちあがっていた。面はズタズタに裂けて剥がれ落ち、
ネプチューンキングのマスク姿になっている。
「まだ食らい足りねえかい?」
まだ足元がおぼつかない武道に、バッファローマンがとどめのハリケーンミキサーをしかけた。
「またじゃ!なぜピンチの時に交替したり助けにはいったりせんのじゃ。
タッグを組む意味がないではないか!」
コーナーから出ていく様子も見せないグレートに訴えかけるようにキン肉マンが叫んだ。
グレートはただ武道のいるリング内をくいいるように睨んでいるばかりだ。
(あの手は…)
グレートが武道の手を見ると、指をまっすぐそろえて手刀を作っている。
フラフラしながらも、意識は迫り来るバッファローマンに集中しているようだ。
武道の手刀があがった。
「もう何をやっても遅いぜ!」赤コーナーのペンタゴンが勝利を確信して吠えた。
だがパートナーのグレートには勝機が見えているようだ。
(このスピード…そしてこの角度 い…いける!)
ス°ハ°〜 ン
ロングホーンが飛んだ。
「古武道極意・牛殺し!」武道の重々しい声が発せられる。
「おわー!」
同時にバッファローマンの頭を離れた左のロングホーンが、リングサイドの芝生につき立った。
「……最後の力を振り絞って見せてくれたわけかよ、究極の打撃を……」
頭を押さえられた状態のバッファローマンが、一瞬の自失から戻って言う。
「だがこの打撃ではバッファローマンは殺せん!」
バッファローマンの体に再び活力がみなぎる。首を振り、残った右ロングホーンで
武道の体をすくいあげるようにして投げ上げる。
「ハリケーン・ヒート!!」
(キン肉マンと戦いで頭の弱点を克服していなかったら、おそらく牛殺しに持ちこたえる
ことはできなかっただろう。そして前タッグトーナメントでニューロングホーンを
経験していなかったら、角は一本になったのを逆用してとっさにハリケーンヒートを
出す機転も働かなかったはずだ…)
ブラックホールのひざにはいつのまにか『キン肉マン(12)』『キン肉マン(21)』が
広げられていた。
(サタンの超人強度アップ契約を離れても、成長し続けてるじゃねえか…)
ブラックホールが元同僚を眩しそうに見る。
武道の背中が狙いすましたようにロングホーンの上に落ちてきた。
「下手に逃げようとすると地獄を見るぜ!」
武道は身をひねるが、投げ上げのときに加えられた回転力に邪魔されてうまく動けない。
ズブゥッ…
バッファローマンの予告通り、かわしきれなかった武道の右肩、首筋にロングホーンが
深々とくいこんだ。武道の体に残った回転力に振られて、傷口かきまわされる。
「おとなしく防御力の高い背中でうけていりゃあ、そんなことにはならなかったんだぜ!」
「グロロ…背中の傷は…完璧超人の恥…」
「恥よりは死、とな。武道とは死ぬことと見つけたり、か!」
バッファローマンが首をひねり、ロングホーンがくいこんだ傷口がさらに広がる。
スクラムを組むような形で向かい合ったバッファローマンに、ロープまで押しやられる武道。
「当然ギブアップはしないだろうな。武士道精神に免じて、このまま頚動脈をかっ切って
終わらせてやろう」
返り血を浴びて猛獣の血がさわぐのか、バッファローマンが残酷に宣告する。
「下等超人にはもったいないが…」
武道の手が動いた。肩にロングホーンをくいこませたままジャンプし、バッファローマンの腰を蹴飛ばす。
「右肩などくれてやるわ!」
「あーっと、ネプチューンキングの究極の投げ技、ネプチュードの体勢だーっ!」
ズビュッ!
投げの勢いでロングホーンが武道の肉を切り裂いて解放された。
と同時にバッファローマンの頭がリング下にたたきつけられる。
「あーっと、ロープ越しの断崖式ネプチュードでバッファローマン完全KOだーっ!」
いくら弱点を克服したとはいえロングホーンを一本失った頭には耐えきれなかったようだ。
武道の傷口からは、動脈を傷つけたのかビュッビュッと血がふいている。
「こりゃ放送禁止ものですよ。Bブロックがテレビ中継なしで良かったです」と私鉄。
「野郎、死に損ないめ」
ペンタゴンが場外に落ちた武道にドロップキックで襲いかかった。深手の肩狙いだ。
「もう決着したんじゃないのか」とカナディアンマンが止めに立ちあがりかける。
その手をブラックホールがつかんで引きとめた。
元パートナーだから好きにやらせてやりたいのか?というような目でブラックホールを見る。
ブラックホールは首を横に振るだけだった。
「何か思惑があるのか?頭脳面はあんたに任せるってことだったからな」
カナディアンマンはおとなしくブラックホールの横にあぐらをかく。
(あわよくば武道の手の内をもっと見ることができるかも知れない…)
ペンタゴンは得意技スペースシャトルで武道の傷口を執拗に攻めている。
純白のペンタゴンがみるみる赤く染まっていく。
「…ファローマンは…」
「なにをブツブツ言ってやがる!」
「究極の打撃と言っておったな…」
ドロップキックに身を任せて蹴られるままの武道が口をひらいた。
「出し惜しむことはない、ワシのファイトの全てを出しきらせてもらおう」
武道が左腕を水平に伸ばしてぶつけにいく。
「ワシがタッグトーナメントで最も多く使用した技を知らんわけではあるまいな」
「おお、喧嘩ボンバーじゃ!あれを使うのはネプチューンマンの方ではないか」
「違うぜキン肉マン、クロスボンバーの時は武道も使っていただろう」ブロッケンが訂正する。
攻撃に来た左腕そのものを蹴って脱出しようとしたペンタゴンだったが、喧嘩ボンバーの
パワーに押され、蹴って離脱しきれない。インパクトの瞬間のダメージこそ殺せたものの、
膨大な力積を受けて飛んでいく。自分で飛んだのではなく喧嘩ボンバーにはね飛ばされた形だ。
制御不能のエネルギーを受けてスペースシャトルの方向転換がすぐにきかない。
羽根をめいっぱい広げて立てなおしをはかる。
「ワシのことを空中戦についてこれないと言っておったな」
「あーっと、ビッグ・ザ・武道、ジャンプだ!」「空中戦を挑む気ですよ」
武道の飛び蹴りがペンタゴンを襲う。
「おまえの空中殺法は一見自由自在だが…飛行物体は方向転換する瞬間に
スピードが落ちてしまうという死角がある!武道爆裂キック!」
スピードが落ちていたペンタゴンのみぞおちに蹴りがヒット。
体勢が崩れたペンタゴンを空中でダブルアームにとらえ、後ろに落とす。
「あれは…メガトンキング落とし!ダブルアームに捕らえてたキングごと
ネプチューンマンが投げ上げるミッショネルズのツープラトンだったはずですよ」
「空中戦も苦手ではないとなると、おそらく本来はシングル技だったのだろうのう」
「これがワシの打撃技の究極、カスケード!通称メガトンキング落としじゃーっ!」
ズーーーン!!
ペンタゴンの体が、頭からふくらはぎまでリングに打ちこまれた。
「あーっと、TNS(チーム・ノンストップ)、試合権者バッファローマンに続きペンタゴンまで
くだしての完全勝利だーっ!」
肩口から血を吹き出しながら、武道が青コーナーに戻った。
グレートと傷をいたわりあいもせず、黙々と退場していく。
ラッキーゾーンの激闘とは無関係に六甲おろしにわきかえる観客席では
いつのまにか握りつぶしていた虎縞メガホンで手から血を流すネプチューンマンが
いつまでも武道のあとを目で追いつづけていたのだった。
やっと第1戦がすんだ。
順当に試合が続いたとして、15分の2…
547のターちゃんは一応ゆでキャラです
もし第3戦まで行けたら出ると思います
>>546 「タッグの人」とでも呼んでください
知的なブラックさん (*´∀`)萌え〜
555 :
マロン名無しさん:04/01/12 22:50 ID:djwquXL5
ブラックホール、スプリングマン同様SSスレで大化けしそうですね。
557 :
マロン名無しさん:04/01/15 23:18 ID:2R3ojkEr
出場できなかったテリーとネプチューンマンも気になりますね。
まあ二人ともいい味だしてるし。テリー廚の漏れさびしいがいいんでないかい。
カナディやBHがぬけてネプ・米が入っても妥当すぎておもろくないし
「さて、こちらBブロック・ラッキーゾーン特設リングでは
第2試合が行われようとしております!」
リングサイドでストレッチをしていたブラックホールたちが立ちあがりリングに上がる。
対するキン肉マンはというと、相手のリングインを尻目に退場する。
「おいコラ、どこへ行きやがる!おじけづいたのか」カナディアンマンの罵声に対し
「すぐ来るから待っとれ。入場は大事じゃからのう。準備してくる」とキン肉マン。
「大王!今更何を言ってんですかーっ!入場コスチュームに凝りすぎるのは悪いクセです!」
「とはいってもキン肉族の伝統だからのう」
「ブロッケンJrさん、あなたも黙ってついていったりしないで止めてくださいよ」
「いやぁ、オレもキン肉マンに言われて用意してきたもんでな」
ブロッケンもまんざらではなさそうだ。
「たくー、勝手にしてください!」
「おおミートよ、よく見ればええ生地だのう。ちと借りるぞい」「あっ、ボクのマント!」
かくしてキン肉マンたちはいったん控室に引っ込んでいた。
オレも入場にこだわりたかったのに、とカナディアンマンはちょっとうらやましげに見送っている。
「あーっと、ブロッケンJr・キン肉マン組が準備のためひっこんでしまいました。
この時間を利用して、第2試合のチーム紹介をしておきましょう。まずはすでにリングイン
しているブラックホール・カナディアンマン組ですが私鉄さん」
「えー、登録チーム名は『ビッグバン』ですね。ハイ」
「ブラックホールの宇宙の神秘と、カナディアンマンのビッグさをうまくあらわしていますね」
「短くて渋いネーミングですな。ブラックホールの趣味かなこりゃ」
「そして対するブロッケンJr・キン肉マン組ですが、あーっと、今入場して参りました!」
「ごらんください、あのタスキを!」
2人の体には、へたな字で手書きされた『ザ・ソーセージズ』のたすきがかかっていた。
「やっちゃいましたねえ…」
しかし、その名前にウケてくれたのはカナディアンマンのバカ笑いだけだった。
甲子園の観客は超人の試合など見に来ちゃいないのである。リアクションの薄さも気にかけず
ソーセージズの面持ちは真剣そのものである。そして、彼らが身にまとうコスチュームは…
「これはキン肉族伝統の戦闘コスチューム!」ミートが感きわまって叫ぶ。
「それにあの軍服はブロッケンマンが来ていたのと同じ、ブロッケン一族総帥の将官服だ!」
コスチュームへのリアクションも、ミートと、リング上で警戒するように穴を縮めたブラックホール
くらいのものだったが、そんなことはお構いなし、ソーセージズの顔は自信と誇らしさに輝いている。
「こちらAブロックではすでにリングの準備は整い、身支度をすませたアシュラマン・
ウォーズマン組が入場を終えています」
「彼らはタッグチーム名を登録していませんねー。私が考えたスティールハーツで
いかせてもらいましょう。そして…」
場内のざわめきが一瞬静かになり、そして爆発的な歓声があがった。
「ロビンマスク・モンゴルマン組!マジェスティック・ドラグーン今入場です!」
先頭を歩くのはモンゴルマン。その身を包むのは龍をあしらった胴着。
そして白銀に輝く鋼鉄のヨロイを身にまとったロビンマスクが続く。
「あーっと、優勝候補筆頭の人気チームだけあって、ものすごい歓声です!」
「ドラグーン、つまり竜騎兵です。闘龍モンゴルマンと虹色の騎士ロビンマスク
これは夢のユニットですねー!!」
先にリングインしたモンゴルマンが広げたロープの間をくぐってロビンもリングイン。
カーン「あーっとゴングが鳴った!」
「まずは俺が出る」ウォーズマンがアシュラマンに言った。
知り尽くしたロビンやラーメンマン相手なら、いきなり負けてしまうようなこともなく
俺らしいファイトができるはずだ。俺のファイトを見せて、ロボ超人の特性を
アシュラマンに理解してもらわねばならない…!
「おまえはあの2人と手を合わせてるだろう。ここはわたしに譲ってもらおうか!」
ウォーズマンの返答も待たず、アシュラマンが前に出た。迎えうつはロビンマスクだ。
「あーっと、先陣を切ったのはロビンマスクとアシュラマンだーっ!」
「期待の初対決です!」
まずはロビンマスクがアシュラマンをボディスラムにかかえあげるべく手をのばす。
そのロビンの右手をアシュラマンの手が捕まえる。ロビンは捕まえに来たアシュラマンの
手2本を左手で抱きこみ、ジャンプ!ジャンピングアームブリーカーだ。
「カカカ…」
キャンバスに落下しようとするロビンの体を、残る4本の腕が抱きとめる。
「あーっと、なかなか技が決まりません。あっ!」
アシュラマンがロビンの体を抱きとめたまま、ボディスラムにいく。
「わたしの腕は6本で常人の3倍!したがってこのボディスラムも3倍の破壊力をもつ!
トリプルボディスラム!」
「あーっと、最初にマットをなめたのはロビンマスクだーっ!」
「フフフ…なるほど、アシュラマン、おまえの6本腕は常人にはないすばらしい武器だ。」
ロビンマスクが起きあがる。
「だか常人離れした長所はえてして欠点にもつながる!」
「カーカカカ、口は達者だな超人博士どの!実戦で証明してみな」
アシュラマンが3本の右腕でパンチを振り下ろす。
「よかろう!」
大振りパンチをロビンは最小限のスウェイバックでかわす。
前かがみになったアシュラマンの腕4本をチキンウイングにとらえる。
ダブルアームスープレックスの体勢だ。
「投げられる前に腕を抜くんだ!」ウォーズマンがアドバイスをいれる。
「うるさい!そのくらいわかっておるわ!」アシュラマンは下にかがみこんで
ロビンのホールドから腕を抜こうとする。が。
「普通のダブルアームなら外せたかもしれんな。だが腕がこんなにあるとかさばって
逃げることができん。これがおまえの欠点だ!ダブルアーム…いや…
カドルプルアーム・スープレックス!」
ズン。見事な超人風車を描いてアシュラマンの背がたたきつけられる。
「こんな古典的なスープレックスなど、痛め技にもならんわ!」
「それはどうかな?」
あおむけのアシュラマンの前にはモンゴルマンが来ている。
上4本の腕はロビンマスクにホールドされたまま。残る2本の腕をモンゴルマンが
両脇にかかえ、引き上げる。
「あーっとモンゴルマン、アシュラマンをひきずり起こしたーっ!」
「背中にはロビンマスクがしがみついたままですよ。何をするんでしょう」
直立状態になったアシュラマンの後ろには、4本腕スープレックスから腕をつかんだままで
逆立ち状態になったロビンがいる。
「どんなツープラトンか知らないが、発動前に阻止あるのみ!」
ウォーズマンがロビンマスクを狙ってハイアングルのドロップキック。
「フン!」
モンゴルマンの気合いもとろも、ロビンマスクの体をまとわりつかせたアシュラマンの体が
持ちあがる。そして背後にかんぬきスープレックスで投げとばす!
ロビンマスクのフリーの両足が、飛んできたウォーズマンの胴体をはさみこんで捕まえた。
スープレックスでアシュラマンとロビンマスクの体が倒れる勢いを利用して
ウォーズマンの体が場外に投げすてられる。
アシュラマンは上4本の腕をロビンに、下2本の腕をモンゴルマンに封じられている。
「ゲーッ!受身がとれん!」「くらえ、マジェスティ!」
無防備の顔からマットに落ちていき、頭のうしろからは、ロビンマスクのボディがのしかかってくる。
ガシィ!!
「あーっと、マジェスティック・ドラグーンのツープラトン炸裂!!アシュラマン立てません!」
「スープレックスとぺディグリー(ダブルアーム・フェイスバスター)の複合技とは恐ろしいですねぇ!
2階からぺディグリーを仕掛けたようなもんですよハイ」
Bブロック――
「あーっと、試合開始そうそう、ブロッケンJrがブラックホールに吸いこまれてしまいましたーっ!」
「こりゃー、ブロッケンを返せーっ!」
キン肉マン、ブラックホールに尻を向けて近づく。
「おっと、ホワイトホールは対策済みだぜ。そっちから得意技をかけさせてくれるとは」
ブラックホールがキン肉マンをジャーマンスープレックスにとらえた。
キン肉マンはすかさずブラックホールの両手をつかみ、脱出をはかる。
「ここは普通アマレス流に体を下に沈めてはずすのがセオリーなんですが、なんとキン肉マン
体を上に抜きましたよ」と私鉄。
キン肉マンはエビのように身を丸め、ブラックホールの両手の輪から上に体を抜いている。
ちょうど尻がブラックホールの顔面のまん前だ。股越しにブラックホールと
対面したキン肉マン「よう!ブラックホール」
「なんのマネだ?ホワイトホールなら、今回はおまえの金太郎アメ作戦も取り入れて
四次元の壁を何重にも重ねてあるから無駄だぞ…うっ!」
ブラックホールがふいによろめいた。
「くせーっ!すかしやがったな、てめぇ!」
そのスキをのがさず、ブラックホールをとびこえて背後に回るキン肉マン。
抵抗する余裕を与えず投げにはいる。
「あーっと、同じジャーマンスープレックスで来たーっ!」
「ん?」キン肉マンのブリッジが決まらない。
「よっこらしょ」なんとカナディアンマンがブラックホールの肩を受けとめていた。
カナディアンマンがブラックホールを抱き上げ、下にいるキン肉マンに
ブラックホールのヒップアタックを落とす。
「ブロッケンには内側からブラックホールを脱出するパワーも必殺技もない!
スロースターターのキン肉マンが調子づくまえに2人がかりで潰すぜカナディ!」
「おおとも!」
「ブロッケン…戻ってこれんのか…」
キン肉マンは、リング上に形見のように残った帽子をつかみ、ブラックホールの穴に
投げ入れようとする。が、カナディアンマンに背中を蹴飛ばされてずっこけた。
穴を細めたブラックホールの前で帽子がむなしく宙を舞い、足元に伏すキン肉マンの上に勢いなく落ちた。
「カカカ…噂のリモコンハットも持ち主を異次元までは追いかけられんようだな!」
ブロッケン・・・いきなり・・・
>>565 (;´Д`)・・・
来週の放映に期待しようじゃないか(肩ポム
ヽ(`Д´)ノボッキアゲ
>>559-564 SSの質的にはうみにんより上かも知れないのに、
この盛り上がり方の差はどういう事だ。
投票システムを考えた人は天才だな。スレが必ず盛り上がる。
100m走オリンピックメダリストととフルマラソンランナーを比べても虚しいだけ。
あっちはノリ良く陽気に騒ぐスレ、こっちは静かにROMしつつ続きを待つスレ。
それでいいじゃん。
タッグの人面白いからガンガレ。
>>568 せめてうみにん「氏」ぐらいつけろっつーの。
>100m走オリンピックメダリストととフルマラソンランナー
スッゲ、そんなレベル高い人たちとはおもわなかったよw
うみにん大先生もこのタッグ書いてる天才小説家もw
こんなところで書いてないで直木賞かノーベル賞でも狙えばw
実際のとこ、ヤクバレや外伝やパオや空想歴史家とかすら追いついてないと思うが名w
ヒソヒソ
>>568 えらいうみにん氏に粘着して叩いてるのはなんでだ?
自分の好みに合わないものが受けると許せないとか?
>>571 そいつらの力と実績は認めるが、いちいち比べるな。空想ってのは知らないが
第一、長編主体で書いてる連中とワンマッチバトル主体で書いてる連中を比べるのが間違い
書いたのは以前からの肉最強スレの住人で長官スレの住人だろうな。
誰が書いたかだいたいの見当もつくが、何も言うまい。
うみにん氏に何か恨みがあるのか知らないが、的外れな発言は恥ずかしいので
やめてくれ。
>>575 バキスレ⇔ヤムスレは知ってたけど、肉スレ⇔長官スレも対立してたの?
肉スレや長官スレには他との対立や協力関係はない
たまに他のスレと比較した話が出るが、浮いている。
漏れはヤムスレしか知らんからよくわからんが
少なくともヤムスレよりレベル低いってことはないと思った。
大体、実際の権威ある批評家だって評価基準がてきとーなのが多いのに
2ちゃんねるの自称批評家の読書レベルなんてたかが知れてる。
>>571が例えば無駄に小難しい言葉を多用した文章=レベル高い
とか勘違いしてるようなやつの類でないことを祈るよ。
>>578 ヤムスレよりレベルが低ければ、存在価値なんてありません。
なんだあの罵りあいスレは。
ってことはそのヤムスレと対立してるというバキスレもやばいの?
581 :
マロン名無しさん:04/01/22 18:41 ID:s/D5PbpA
他スレの話はこの辺にしてタッグの話の続きをしましょう。
>>580 対立ってのは仲が悪いってだけ。SSの事ではありません。
ま、その対立も一部の荒らしが両スレ共通の荒らしが
両住民の仲が悪くなるように仕掛けたってのが濃厚ですが。
言っとくが俺は579じゃないよ。
しかしタッグの感想こねえなw
583 :
マロン名無しさん:04/01/22 22:48 ID:s75rPHsV
あげー。
悪魔超人カーニバルでもSS書いてほしいですね→タッグの人
最強本スレに告知したら?
あっちが盛り上がってる分忘れられちゃってるんじゃないか?
大抵、見てると思うよ。
こっちが参加型で無いから静かに見えるだけでしょう。
長官スレってのは何のスレ?どんなもんか覗いてみたいんだが。
「なにおーっ!ブロッケンは必ず戻ってくる!」
キン肉マンがブラックホールの首をかかえこむ。
「いきがるな、このブタ」カナディアンマンがキン肉マンの技を邪魔する。
ブラックホールの首を離さないキン肉マンを怪力でゆさぶったあげく、
それでも離そうとしないキン肉マンをかつぎあげようと頭を沈めた。
その首にキン肉マンのもう一方の腕が巻きついた。
「ウオオーッ」
「あーっとキン肉マン、ダブルフロントヘッドロックからフロントネックチャンスリードロップで
投げ捨てるつもりだ!」
「巨漢のカナディアンマンはもちろん、ブラックホールも重いですからね。合計体重638kgは
参加チーム中、サンシャインを擁するサンドマスターズに次ぐ2位ですハイ」
「何トンもの怪獣を持ち上げる超人にとっては、たいしたことないんじゃないですか私鉄さん」
「ただ持ち上げるのと技をかけるのとではまた違うんです。それに超人は技に入らせないよう
抵抗するすべも持っていますからね」
「あーっと、あがった!あがりました!キン肉マンのダブルブレーンバスターが決まったーっ!」
「まだじゃ。逃がすか!」
起きあがりかけるブラックホールとカナディアンマンの背中にのっかり、2人の首をとらえる。
「あーっとキン肉マン、2人同時にキャメルクラッチだ!」
「ブロッケンJrを消したことが友情パワーに火をつけたんでしょうねえ」
ブラックホールがアゴにかかったキン肉マンの左手を両手ではずしにかかる。
カナディアンマンもそれにならって脱出。
「話が違うぜブラック、スロースターターじゃないじゃないか」
「スロースターター?誰がそんなことを決めたのだ?」キン肉マンがこたえる。
「しかしキン肉マン、いつものおまえにしてはエンジンのかかりが早すぎる!」とブラックホール。
「バカを言ってはいかん。マッスルスパークもマスターしたし52の関節技もおぼえた。
それに一国の大王としての苦労も味わっておるんじゃい。男子三日会わざれば刮目して見よと
いうではないか。おまえと戦った頃のわたしとはちがうわい」
(全巻読み返してデータを研究したというのに、一筋縄ではいかん奴だ…)
ブラックホールの脳裏に、僚友ステカセキングの敗因がよぎった。
(「3年前のキン肉マン」か。王位争奪戦までの1年前のデータでは間に合わないとすると
おそるべき成長性だ。邪悪神どもが危惧するわけだ)
考え事にうつつを抜かすブラックホールの脇ではカナディアンマンとキン肉マンが
戦いを繰り広げている。カナディアンマンをボディスラムでなげ、ダイビングヘッドバットの速攻。
(ボディスラム…ヘッドバット…)
ブラックホールの思考が現実の試合に戻ってきた。キン肉マンの背後をとり、得意の
ジャーマンスープレックスを狙う。気配に気付いたキン肉マンはふりかえりざま
先にブラックホールの胴をかかえ、フロントスープレックス。
「あーっとキン肉マン、王者の貫禄か、2対1でもひけをとりません!」
「ダハハハハ、ピースピース!」
「王者というにはちょっとうかれとりますな」と私鉄。
キン肉マンがはしゃいでいる間に、ブラックホールがカナディアンマンになにか耳打ちした。
「おだてりゃあ木にでも登りそうだな、ブタ!」
カナディアンマンが不意打ちのベイダーアタックをしかけた。
キン肉マンは即座に対応、サブマリンタックルで押しとどめる。
「登った木を切り倒して、地面にたたきつけてやるぜ」
カナディアンマンの木こりらしい挑発だ。サブマリンタックルを上からクラッチし
怪力にまかせて引っこ抜き、肩に担ぐ。十八番カナディアンバックブリーカーだ。
バックブリーカーをかけつつブラックホールの方を見る。
ブラックホールの親指を立てた拳が回り、下を指した。
(やれ!)
「あーっとカナディアンマン、バックブリーカーを頭からマットに落とすーっ!」
キン肉マンが首を丸めて防御体勢をとる。
「カナディアンバックブリーカーからのパワーボム、サンダーファイヤーパワーボムです。いや…」
バキィ!
激突したのはマットとキン肉マンの背中ではなかった。
カナディアンマンのヒザにキン肉マンの肩がぶちあたっていた。
「…ショルダーバスターでしたか。これは古典的で地味な技で来ましたね。この時代遅れなところが
いかにもカナディアンマンというところなんでしょうけど」
「しかし私鉄さん、けっこう苦しんでますよ、キン肉マン」
キン肉マンは右肩を押さえてころげまわっている。
(やはり!)
うしろにさがって黙って見ていたブラックホールが動いた。顔面の穴の中に宇宙が見える。
「吸引ブラックホール!」
「おわぁ!」
キン肉マンはとっさに無事な左腕をマットにつきたてた。
ブラックホールの吸引のパワーが増す。体はとどまっても、肉やプロテクターが引かれて
引きちぎれそうになっている。
「へへ…肉体を引きちぎられるってのもいい気持ちなもんだのう!」
「『できるならもっと盛大にやってもらいたいもんだぜ!』か!いつまで芝居を続けるつもりだ」
ブラックホールが叫び、さらに吸引のパワーが増した。
とうとう潮汐力で上半身のプロテクターがビリビリと裂けはじめた。
プロテクターの腕の部分の下の肌が黒い。
ビリリ…プロテクターの破れ目がどんどんひろがっていく。何かマークが見える。
ミートの目が点になった。
「あれは…ハーケンクロイツだーっ!!」
ブロッケンが普段見せないナマ足をさらして戦っていました。
屁のことは次の機会に
ブロッケンファンの人はご容赦のほどを
>>586 少なくともバトルしかないここのSSよりはレベル高いよ。
ま、それもパート2までだが。現スレ(パート3)はクソ。
いや、だから何の漫画のスレかって聞いてるんだが。
レベルなんか聞いてない。
バトルSSなんだからバトルしかなくて当然じゃん。
それをレベルうんぬん言って比べてる時点で
>>591の頭が
どんだけ痛いかまるわかりですな。
批評したりレベルを語りたいならせめて自分の読書レベルが
人並み程度になってからにしてくれ。
>>592 大長編ドラえもん
のび太の宇宙小戦争にでてくる
敵役ドラコルル長官
スレと関係ない話はいいかげんにしよう
明かにスルーすべき相手に反応しないように
誰も作品に感想書いてないのにワラタ
俺は読んでないから無理。
ただ雰囲気でつまらないのはわかる
596 :
マロン名無しさん:04/01/25 00:08 ID:AzZY7m4d
>>596 てめえも感想あげろ。
読んでないのはわかるけど
599 :
597:04/01/25 00:34 ID:???
>>598 お前が感想あげたら寝る。
俺は読んでないから不可能だ
つまらん臭がぷんぷんしてるもの
>大長編ドラえもんのび太の宇宙小戦争にでてくる敵役ドラコルル長官
これなら知ってる。別に特別レベル高いとも面白いとも思わんかったけど。
個人の好みの差じゃね?
ブロッケンの右肩の古傷は、おおっ!って思ったよ。勉強家なBHカコイイ!
あと、キン肉マンの正体の入れ代わりネタは、原作のタッグ編のヘル・ミッショネルズvsマッスル・ブラザーズの時を思い出して良かった。
ブロッケンが中に入ってるとすると、結構細身のキン肉マンになりそうっすね。
朝起きて真っ先に見たよ。>タッグの人
きっと誰かが感想書くだろうと思ったし、こんなの↑しか書けないから、そのときは書かなかったけど。
続きをじっと待ってる人間がここにいます。
気が向いたらまた書いてください。
>>603 まあ603は書いた本人だろうな。間違いなく
最近のSS系のスレの荒れっぷりはひどいな。
バキスレに比べたらずいぶんマシだが
バキスレってそんなにひどいの?
たった3人くらいのバカのおかげで壊滅状態。
>>608 よそのスレでグチをこぼすような習慣が
SSスレを軒並みダメにしてるのだが。
肉スレはきっと大丈夫だ!
でも漏れのよく利用してたスレは
ここ数ヶ月荒らしのスクツになったままだ。
タッグのひとがんがれー
応援してまつ
とkろでVジャンプに
新しいゲーム情報はあったんだろうか
水色のプロテクターがちぎれとび、両肩から腕にかけての黒い刺青があらわになる。
「やはりわたしの目に狂いはなかった!何が刮目して見よだ、ブロッケンJr!」
キン肉マン、いやキン肉マンに扮したブロッケンJrの左腕がとうとうマットから抜け
ブラックホールの顔面に吸いこまれていく。
「ブロッケンJrさん、吸引の力を逆用した打撃です!」
「黙れミート、それくらい計算済みだ」ブラックホールが言い放つ。
腰から吸い寄せられていき、ブロッケンJrは反撃の態勢に移れない。
「これで決着だーっ!」カナディアンマンが雄たけびをあげた。
ブロッケンJrの体がまさに暗黒の穴に吸いこまれようとしたそのとき、
穴から軍服姿の二本の手が飛び出してきた。
「王子…大王さまーっ!!」
続いてトサカ頭、上半身が現れてブロッケンJrを抱きとめる。
「バカな…脱出不能のブラックホールをホワイトホールなしで脱出するなんて…」
「ブロッケンよ、よくがんばってくれたのう。おかげで脱出できたわい!」
キン肉マンの全身が帰還し、ブロッケンJrを抱きかかえたまま着地した。
「おっと、お姫様抱っこはやめてくれよ」
ブロッケンもキン肉マンの腕から飛び降りてリングに立った。
何度か試合中にこうやって助けられた経験があり、助太刀を必要とする半人前超人に
対する扱いに思えてプライドが傷つき、抱っこがお気に召さないらしい。
「キン肉マンよ、きさまどうやって脱出した!?」
ブラックホールの問いに、キン肉マンは軍服を脱いでブロッケンJrに渡しながら答えた。
「なにをかくそう、キン肉泳法秘技・鯉の滝のぼりじゃい!」
「なんだって?」
「四次元空間から脱出するのは大変じゃ。ましておまえはホワイトホール対策に次元の壁を
強化してくるのはわかっておったからのう。しかし盲点ともいうべき脱出口があった」
ズボンも脱いで渡す。ブロッケンはエプロン下に隠しておいた自分の軍靴をとりだす。
「おまえが再びこの四次元空間に何者かを吸引するとき、おまえのその穴が四次元空間と
こっちの世界を繋ぐ唯一の脱出口として開くんじゃい!」
「へへへ、入るとき通れたところは出るときにも通れるはずだからな。
俺はできるだけ長く吸引させて、キン肉マンが引力を溯上してくる時間を稼いでたってわけよ」
ブロッケンJrがズボンをはきながら言う。
「ブロッケンJr、おまえの入れ知恵か!」
「アホウ、わたしでも気付くわい。ブラックホールよ、おまえは表にばかり気をとられて
裏を見ることを忘れるクセがなおっておらんのう。それにしてもブロッケン、隠し事の向かん
素直な性格のおまえにしては、よく演技したのう」
軍服の前をとめていたブロッケンが照れながら言う。
「なんの、果たすべき任務は確実に遂行してみせるぜ!」
バシッ!
キン肉マンとブロッケンの手が打ち鳴らされ、握り合った。二人の顔に笑みがこぼれる。
「じゃあ、あの屁は…?」
カヤの外にいたカナディアンマンが参加してきた。
「ああいうことはやりたくなかったが、演技を遂行するためだからな」
ブロッケンJrがカナディアンマンの方を向き直った。
Aブロック――
「アシュラマン、タッチだ!」
「だめだ。やられっぱなしでひきさがれるか!阿修羅面冷血!」
ロビンマスクとモンゴルマンのツープラトン・マジェスティで顔を潰されたアシュラマンは
冷血面にチェンジし、なおもロビンと対峙する。
「竜巻地獄!!」
リング上に竜巻が出現する。至近距離で逃げる余裕もなくロビンマスクの体が
舞いあがった。
(早くも必殺技を仕掛ける気か、アシュラマン)ウォーズマンが先を読む。
「地獄のフラフープ!」
アシュラマンが首の前かけを指で回すと、前かけは回転しながら輪が大きくなり
首にひっかかったまま回りつづける。続いてアシュラマンがジャンプ。
ロビンマスクの体がまっさかさまに落ちてきて、阿修羅バスターにとらえられる。
「首だロビン、い、いかん!」
突破口である首が、地獄のフラフープでロックされアシュラマンの首に繋がれていたのだ。
モンゴルマンが助けに入った。ウォーズマンがカットに入る。
「好都合!トァーーッ!」
モンゴルマンは向かってくるウォーズマンの肩を踏み台にして高くジャンプ、
上空のアシュラマンを追う。
ガシィ!
モンゴルマンがアシュラマンの股に頭をつっこみ、肩車の体勢になった。
「カーカカカ、必殺技には必殺技をぶつけてくるか!
九竜城落地ごときで阿修羅バスターは崩せんわ」
「どうかな?」
続いてモンゴルマンが両手を伸ばす。
「何をするつもりだ?」
「友情の…シェークハンド!!」
阿修羅バスターにとらえられ、チキンウイングに決められたロビンマスクの両手と
モンゴルマンが伸ばした両手がガッチリと握り合った。
「あーっと、正義超人の財産・友情のシェークハンドだーっ!」
「こんな局面で見られるとは!まさにアイドル超人ならではのチームワークですね!」
「カカ…こんなものが、何の役に立つんだ!」
ロビンたちは答えず、握った両手に力をこめて引き合った。
アシュラマンの体が、引き合うロビンマスクとモンゴルマンの体で
上と下から押されて曲がり、バスターの体勢が崩れた。
「いくぞロビン!」「おお!」
2人がタイミングをあわせて体をひねる。
ロビンマスクとモンゴルマンは向かい合って両手をつなぎ、頭からリングに落ちていく格好だ。
阿修羅バスターの時のまま、2人の肩がアシュラマンの首と股をロックしている。
「倫敦橋落地!!」
ズガガーーン!
身を呈してクッション役を買って出たウォーズマンのフォローむなしく、
背中を強打したアシュラマンは半失神状態だ。
「ロンドン橋をモチーフにしたツープラトンか。あいかわらず風流だな」
リングサイドのスペシャルマンが言った。リングサイドではビッグトマホークスの2人が
戻ってきて観戦している。サンドマスターズの姿はない。
「ロンドン橋?タワーブリッジのことだか?」
「同じテームズ川にかかる橋だけど違うよ。ほら、『♪ロンドン橋落ちた、落ちた、落ちた』
って遊びを小学校なんかでよくやっただろ」
「オラ、小学校に行ってないずら…」
このあたりに多民族国家の難しいところがある。一瞬ビッグトマホークスに気まずい空気が
ながれた。
「ま、ま、やりかた教えてやるから、今度おまえの村でも一緒にやろう。
橋役の子供は今のロビンマスクとモンゴルマンみたいに両手をつないで上にあげて
ほかの子供は列になってその下をくぐるんだよ。橋役は歌に合わせて繋いだ手を下げて
運悪く橋に捕まった子が次に橋役になるって遊びさ。」
「おもしろそうずら。村の子供たちも喜びそうずら」
ジェロニモの機嫌が直ったところで、リング上ではウォーズマンとロビンマスクが
にらみ合っていた。
「あーっと、読者が選んだ夢の対決第3位、ロビンマスクVSウォーズマンの師弟対決が
本格的に行われそうであります」
ツープラトンとはいえアシュラ…
この後、見せ場満載でよろしく!
いや、マジで読んでる奴コメントしてやれよ。
ほぼ丸一日たって感想が1レスって、失礼だろう。
タッグ作者氏、お疲れ様です。
バッファローマンカッコ良かったです。
(もし作品にバッファローマンが出てなかったらごめん)
漏れはちゃんと読んでるよ。
いちいち絡むなよ。
言いたくても言えなかっ…ゲフンゲフン。
じゃなくて、一通り試合終わってから感想落とし方が良いかなと思って。
SSが区切り付く前に何か書かれても、タッグの人はOKな方ですかね。
面白いです。
脇役好きなのでビッグトマホークス燃え。
新世代がいないのはちょっと寂しいけどがんがれタッグのひと
タッグのひと支援age
励ましありがたう
>>623 OKな人です。
というか、マイペースでいってますので。
200Va + 130Vm = 200VA + 130VM
e = -( VA - VM )/(Va - Vm)
VM = eVa - eVm + VA
200Va + 130Vm = 200VA + 130(eVa - eVm + VA )
VA = {(20 - 13e)/33}Va + {(13 + 13e)/33}Vm
VM = {(20 + 20e)/33}Va + {(13 - 20e)/33}Vm
ロビンマスクとウォーズマンは、まるで申し合わせたかのように相手に突進する。
ガシィ!
「あーっと、まずは両者、がっしりと組み合ったーっ!」
「フン!」
ロビンマスクがウォーズマンの腕を器用にすりぬけてヘッドロックに移行する。
「いやあ、シンプルな技ですがかなりの威力がこもってますよ。いぶし銀の技巧ですハイ」
ウォーズマンは両手でロビンマスクの腕をはずしにかかるが、はずせない。
「そりゃーっ!」
機をみて、ロビンマスクの体がはねた。ブルドッキングヘッドロックだ。
浮いたロビンマスクのボディにウォーズマンの腕が回りこむ。
ヘッドロックからバックドロップへの絶妙の切り返し。
投げに入る前にロビンマスクがウォーズマンの足に自分の足をからめての阻止を狙う。
ウォーズマンはロビンマスクの腿にそえた腕を持ち上げて足をからめさせない。
ロビンマスクは投げられるまえにクルリと後転して空中に脱出、離脱ぎわにドロップキックをはなつ。
ウォーズマンは素早くその両足首をとらえ、ジャイアントスウィング。
「ヘアーネット!」
投げ飛ばされたロビンをモンゴルマンの毛髪ネットが受けとめる。
「息をつく間もない展開です!」
「テクニシャン同士の攻防ですから、なかなか技が決まりませんねえ!」
「ああーっと、今度はロビンマスク、奇襲だーっ!」
場外に下りたロビンマスクが、リングインを待つウォーズマンの虚をついてリング内へのトペ。
「なつかしの超人ロケットですねー!」
しかしウォーズマンは動じない。
「ジェット・ライナー!」
ロビンマスクの体をキャッチしぶん投げる。
ロビンマスクの両足がウォーズマンの首を挟んで、投げ飛ばされるのを防ぐ。
そしてコルバタで逆に投げる。ウォーズマンは投げに逆らわず飛び、両足から無事着地。
「なかなかタワーブリッジやパロスペシャルが出せないずらね」
「こんなつなぎ技の攻防でさえお互いスキを見せないなんて、息が詰まるな」
ロビンマスクがウォーズマンをボディスラムにかかえあげた。そして投げる。
ウォーズマンはブリッジを作って今度も両足から着地してかわす。
「あーっと、まだ技が決まりません」
「違いますよ、今のロビンマスクのボディスラムはワザとですハイ!」
ウォーズマンが着地すると同時に、とらえたままのウォーズマンの頭を
リバースDDTでマットに落とす。
「ブリティッシュ・フォールという技ですハイ。」中野さんの解説。
ズン…
「あーっと、やはり師匠の貫禄か、師弟対決で最初に技を決めたのはロビンマスクだーっ!」
技を決めたロビンマスクが起きあがって来ない。
「ウォーズマン…おまえ読みきっていたな…」
なんとウォーズマンは、倒れながら両足でロビンマスクの右ヒザを極めていたのだ。
「あーっとウォーズマン、ブリティッシュフォールをくらうのとひきかえに、
がらあきになった足を狙ったようです」
「ファイティングコンピュータおそるべしですねえ」
ロビンマスクはウォーズマンごとマットを転がってウォーズマンの足をはずす。
ウォーズマンはロビンマスクをはねのけて先に立ちあがろうとするが、ロビンマスクが
絡みついて引き倒す。
「あーっと、今度は寝技勝負かーっ!」
ロビンマスクがマウントをとろうとするとウォーズマンが足をからめてガードポジションに。
ロビンマスクはその足を狙ってアキレス腱固めをくりだす。
ウォーズマンは極められる前に足を抜き、残った足をロビンマスクの体にかけて
TKシザーズで返す。
ロビンマスクの両足がウォーズマンの首を締める。腕をも取られることを警戒し
ウォーズマンはパワーボム狙いでロビンマスクの胴をかかえる。
ロビンマスクは首を締める両足をはずして、ウォーズマンの腕をとる。
アームロック、胴締めフロントネックロック、肩固め、グラウンド卍固め…
めまぐるしく繰り広げられる技のオンパレードに観衆は声もない。
「あーっと、どっちも技の引き出しが尽きません」
「真の技巧超人決定戦と言っても過言ではありませんね」
(フフフ…誰もロビンマスクの狙いに気づいていないようだな)
ただモンゴルマンだけが、その目に笑みを浮かべて試合を眺めていた。
ウォーズマンがエビ固めを返す。
「あーっと、そろそろ技が尽きてきたか、大味な技になってきました」
「エビ固めなんてスリーカウント制のフォール狙いの技ですもんねえ」
立ちあがろうとしたウォーズマンの股に下からロビンマスクの手が伸び、
スクールボーイに丸めこむ。
ウォーズマンがまた返す。起きあがるウォーズマンの腕にロビンマスクが足をかけて前転し
三たびエビ固めにようにもっていく。
「あーっと、今度はラ・マヒストラルです」
「しかしだんだんワンパターンになってきましたねえ」
コーホー…コーホー…コーホー…
技をかえしたウォーズマンの息が荒い。
「この展開、どこかで見たおぼえがあるぞ」とスペシャルマン
「オラは心当たりないずら…」
「ロビンは…ウォーズマンのスタミナ消耗を狙っているんだーっ!」
「フフフ、ご名答だ、スペシャルマンくん!」
執拗に寝技を続けてきたロビンマスクが立ちあがった。続いて起きあがるウォーズマンの
動きが鈍い。
「これぞ死のコース・オクトパスドリームだ」
「オクトパスドリーム?なんですか中野さん」
「第20回超人オリンピック決勝、キン肉マンvsロビンマスクの試合をおぼえていますか?
ロビンマスクが執拗にフォールを繰り返してキン肉マンのスタミナを奪ったあの戦法ですハイ。
超一流の寝技合戦でカモフラージュするなんて、見事としかいいようがありません。」
「ウォーズマンといえばスタミナに難点ありといわれてますからね。」
「そうです、ウィークポイントを攻めるのは戦いの鉄則です」
ロビンマスクは動きの鈍ったウォーズマンの背後をやすやすと取り、
アルゼンチンバックブリーカーにかかえあげる。
お、師弟対決には特に力入ってますな。
ごめんよ。
本スレに書くにはタイミング悪いのでちょっとこっちに
セリフ王決定戦
┌ブロッケンJr.「敵に許しをこうくらいなら右肩をくれてやれとな」
┌┤
│└ラーメンマン「誇りたいんだよォーー」
┌┤
││┌キン肉マン「屁のつっぱりはいらんですよ」
│└┤
│ └ロビンマスク「このわたしが笑わせるものか…!!」
┤
│ ┌サンシャイン「悪魔にだって友情はあるんだーっ」
│┌┤
││└アイドル超人「おまえばかりいいカッコウはさせないぜ!」
└┤
│┌テリーマン「ただいま、キン肉マン」
└┤
└ジェロニモ「だってオラは人間だから」
┌セリフ王
┤
└特別シード枠・レオパルドン
634 :
山田:04/02/01 04:07 ID:???
テリーは「この世に生を受けておまえらのようなやつに舐められっぱなしじゃ生きてる甲斐がねえんだよーーっ!!」にして欲しいな。
「コーッ!」
ウォーズマンの目が光った。
それまでの緩慢な動きがうそのように、ロビンマスクの頭上を逃れて
背中側に下りる。タワーブリッジのために伸ばしたロビンの両手を捕らえながら。
「パロ・スペシャル!!」
「あーっと、ついに出ましたパロスペシャル!!」
「勝機をうかがっていた策士はロビンマスクだけではなかったようです!」
(そんなもんじゃない…俺のファイティングコンピュータは目先の技の返し方は読めても
戦局をつらぬくオクトパスドリームのような戦法は読めていなかった)
わきかえる会場とはうらはらに、ウォーズマンの心は戦闘機械らしくもなく沈んでいる。
(今のはたまたまスタミナ対策の特訓が功を奏したにすぎない。
長期的な展開を予測することのできないロボ超人特有の弱点を
ぜひともアシュラマンに知っておいてもらいたかったのだが…)
ウォーズマンの視線の先のアシュラマンは、コーナーポストにもたれかかって休んでいる。
寝技の攻防の中で意識を取り戻したものの、ウォーズマンの欠点を理解するほど
深く試合に集中できる状態ではないようだ。
「ロビンパワー全開!」
突如ロビンマスクの体が光り、パロスペシャルを押し返す。
* * *
「ウォーズマンよ、このパロ・スペシャルの前にはいかなるテクニックも歯が立たないのだ」
――8年前、シベリア…
鞭がうなり、ウォーズマンの背中をしたたかに打つ。
「しかるに、このザマは何だ、愚か者!スネークピットあがりの二流超人ごときに崩されおって!」
地に倒れたウォーズマンの上に容赦ない鞭の雨が降り注ぐ。
鞭の主はバラクーダ。
彼が思い描く幻の究極技パロ・スペシャルを不完全ながら体現する超人と
ここソビエトで出会い、即座にスカウトし、そして鍛え上げている。
超人未開の地と呼ばれるソビエト、その内部には超人養成機関が点在し、
あるいは国家の計画のもとに、あるいは地下組織として各地で超人戦士を育成していた。
ウォーズマンが所属していたスネークピット――蛇の穴――もその一つだった。
機関を脱走したウォーズマンには追っ手がかかる。
バラクーダが魅せられスカウトを決めたウォーズマンのパロスペシャルも
そうした追っ手の一人に対するものだった。
以後バラクーダは熊や時々やってくるスネークピットの刺客を実験台に
ウォーズマンのパロスペシャルに磨きをかけていたのである。
「もう一度言う、パロ・スペシャルが完成すればいかなる技巧をもってしても破れない!」
先ほどウォーズマンのパロスペシャルから脱出した刺客がこの機に逃げ出す。
バラクーダの鞭がうなり、刺客の足に巻きつく。刺客の体がウォーズマンの前に投げ出された。
ウォーズマンが再度パロスペシャルにはいる。
「いいかウォーズマン、テクニックで外せない以上、圧倒的なパワーの差で破るしかない。
しかし貴様の超人強度は100万、地球上で活躍する超人の中ではナンバーワン、
すなわちパワーにおいて貴様にかなうものはいない。
貴様がパロ・スペシャルをマスターすれば、破れるものは皆無となるのだ!」
「コーッ!」
ウォーズマンの目が光り、刺客の両腕をヘシ折った。
「そうだ、それでいい!」
* * *
東京ドーム――
「ロビンパワー全開!」
ロビンマスクの全身から膨大なパワーが漲り、パロスペシャルを押し返して
逆にウォーズマンの腕を攻める。
ズダーーン!
「あーっと、ウォーズマン、ロビンマスクをマットにたたきつけたーっ!」
「まるでロビンパワーが鏡に反射されたかのように戻されましたねぇ!」
* * *
「ウォーズマンよ、朗報だ!今日は貴様の成長に必要不可欠の相手を見つけた」
バラクーダが棲み家に戻ってきた。
「40kmほど先に開拓民の小屋がある」
開拓民と聞いてウォーズマンの目が曇るのをバラクーダは見逃さなかった。
言葉の前に鞭がとぶ。
「相手が無辜の開拓民と聞いて、ためらいを感じたようだなウォーズマン!
あたたかい感情は捨て去れ、氷の精神で戦えと教えたのがまだわからんかー!」
「あいつだ。やれ!」
吹雪の中、筋骨隆々たる壮年の超人が、タイガ特有の根のはった針葉樹の切り株を
一人で抜いているところだった。音もなく走り寄るウォーズマンの気配に気づいて
近くの手斧を投げる。
バラクーダの鞭が手斧をからめとる。
「ギャハハハ、開拓者ストロガノフよ、恨みはないが死んでもらおうか」
バラクーダが喋っている間にウォーズマンは開拓者の背後に回り、パロスペシャルを決める。
「そやつはウォーズマン、貴様と同じ100万パワーだ。だがそれだけじゃない」
吹きすさぶブリザードが2人にはりつき、パロスペシャルの氷像に変えつつある中、
突如氷が溶け始めた。開拓者の腕がパロスペシャルを押し返す。
「ウォーズマンよ、超人はときに持ち前の超人強度以上のパワーを瞬間的に発揮することがある。
このプラスアルファのパワーを攻略することができれば、貴様に死角はなくなるのだ!」
炎のように燃え上がるパワーにひるむウォーズマン。鞭が飛ぶ。
「わたしの夢を果たすためには…キン肉族の火事場のクソ力は是非とも攻略せねばならんのだ!」
バラクーダが顔に手をかけた。その顔はオーバーマスクで、下から鋼鉄の顔がのぞいた。
ウォーズマンの動揺がとまった。開拓者の反撃をじわじわ押し戻す。
「そうだ、その呼吸、そのタイミングだ!」
「コーーッ!!」
開拓者の腕がいやな音を立て、前に押し倒された。
開拓者は胸を切り株で強打して血を吐く。
「わしは…息子に会うんじゃ…」
首にかけたロケットを開いて、うめいたのを最後に息をひきとった。
「ハハハ、よくやったぞ、ウォーズマン」
師は気付かなかったが、ウォーズマンの目にはかなしみの涙が光っていた。
* * *
東京ドーム――
「火事場のクソ力返しか…やるなウォーズマン」
ロビンマスクが苦しい息の中でウォーズマンをほめる。
「この世に完全無欠な技などないというのが私の持論だが、おまえの血肉となった
パロスペシャルは最も完全無欠に近い必殺技といっていいかもしれん」
ロビンマスクが小さく首を振った。
「しかし、こういう技が通用するのは、シングルマッチの時のみだ!
タッグには通用しない!」
ロビンマスク自身、かつてミッショネルズ相手に孤軍奮闘し痛い目に会っている。
ロビンの首振り合図に合わせて、ウォーズマンのななめ背後からモンゴルマンが
レッグラリアートを浴びせる。
「邪魔はさせん!阿修羅魚雷!」
グワッシャ…
「あーっと、阿修羅魚雷の威力がまさったか、はじきとばされたのはモンゴルマンだーっ!」
「足は手より威力がありますが、6本分の腕の前にはかなわなかったようですねぇ。
それにモンゴルマンの130kgに対し、アシュラマンは200kg。
このウェイトの差もおそらく影響しているでしょう」
「カーカカカ、ざまぁないな!」
「アシュラマンよ、エネルギー保存の法則を知っているか」
吹っ飛びながらモンゴルマンが冷静に言った。
阿修羅魚雷と正面衝突したモンゴルマンはまっすぐにではなく斜め上にとんでいく。
「か、髪だっ!」
「闘龍極意・鞦韆返し!!」
衝突前にモンゴルマンの髪が照明を支える鉄骨に巻きついていた。
モンゴルマンの体は鉄骨を支点にブランコのようにもどってきた。
レッグラリアート以上の威力を持った阿修羅魚雷のエネルギーそのままで。
思いっきり脱線した。
サムソンにブランコで物理学を教わる
幼少アシュラまで出しそうになってカットしました。
脱線は筆が走ってる証拠ですね。
連載時間は結構経つけれど、展開的にはまだ第一試合なので
無理をして全超人均等に描くより、ノリを大切にして欲しいです。
最高でやんす。支援age
マターリ楽しめて(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
カシャ…カシャ…
(0.06秒後…正確にパロ・スペシャルの重心にヒットする…!)
ファイティングコンピュータはモンゴルマンの動きをも計算した。
ロビンマスクの背からウォーズマンの姿が消えた。
モンゴルマンの両足がロビンマスクをはさみ、振り子運動を利用してリング外へ。
「あーっと、マジェスティック・ドラグーン、見事な連携です!」
「レッグラリアートをはじけばその力を逆用してのドロップキック、
ドロップキックをかわせばそのままエスケープ、2段構え3段構えの深い戦法ですよこれは!」
「かといってアシュラマンが最初のレッグラリアートを阻止しなければ、
それでパロスペシャルを崩されてしまいますからね!」
「フフフ…これは我々がスプリングマンやジャンクマンとの戦いで苦しめられた
合理的な直線戦法を我々なりに改良させたものだ」
パロスペシャルのダメージが残るロビンマスクにかわって、今度はモンゴルマンが
リングインした。
「あーっと、師弟対決に続き、今度は因縁の棺桶デスマッチの再現だーっ!」
「先に仕掛けたのはモンゴルマンですよ!」
モンゴルマンの左の貫き手突きがウォーズマンの胸を襲う。
ウォーズマンは両手でモンゴルマンの腕をつかむと同時に腕にとびつく。
「あれは…飛びつき腕ひしぎ逆十字」
「いや…違うだ!」
ウォーズマンの脚は腕ひしぎ逆十字に加えて、さらにモンゴルマンの首への打撃をも
狙っている。
「あれはソ連の格闘技・サンボの技ずら!」
バシッ!
「あーっと、モンゴルマンは読んでいた!右腕で蹴りを受けとめています!」
首を刈りそこねたウォーズマンの脚はモンゴルマンの頭を越して背中に回る。
「おっと、ウォーズマン今度は胴締めだ!」
「往年のハラボテ・マッスル氏を彷彿とさせる胴締めですねえ」
そして脚力でモンゴルマンをロープに投げて、帰ってくるみぞおちにヒザ蹴り。
「あーっと、キッチンシンクが決まった!」
そして前のめりのモンゴルマンにフロントネックロック。
モンゴルマンはウォーズマンの腕を取り返してダブルアームスープレックスの体勢に
もっていく。モンゴルマンの後方にロビンマスクが回った。
「ダブルアームスープレックスからの連携といえば、マジェスティ出るでしょうか!?」
「アシュラマンの顔を潰した技ですね、中野さん」
しかし、ウォーズマンは難なくリバーススープレックスで返す。
そのリバーススープレックスが一瞬止まった。
ウォーズマンはロビンマスクを止めに入ったアシュラマンに反応してしまったようだ。
一瞬のスキを見逃さず、モンゴルマンが上に逃げた。そして延髄斬り。
首を沈めてかわすウォーズマン。しかし延髄斬りはおとりでヒップドロップが降ってくる。
ウォーズマンはヒザを出してアトミックドロップに切り返し、さらにバックドロップにつなぐ。
「手数はモンゴルマンが上でも、切り返しのテクニックではウォーズマンが上回るか…」
スペシャルマンがつぶやく。
バックドロップで落ちていくモンゴルマンの首に3本の腕がかかった。
「トリプルネックブリーカー!」
ズシン!
ウォーズマン自身も予想していなかったツープラトンがモンゴルマンに決まった。
「カーカカカ!一流の悪魔超人は正義超人と違って、稽古など積まなくても
即座に合わせることができるのだ!」
モンゴルマンは頭をかかえて苦しんでいる。そしてウォーズマンは…
シュウウウ…
「ああっ、肩からケムリずら!もう30分だか?」
「いた、まだ20分も経過していないぜ?ウォーズマンに交替してからは10分足らずだ」
スペシャルマンが時計を見て言った。
「おい、どうしたウォーズマン!」アシュラマンが手を貸す。
「ふむ…先程からの戦いぶりを見るに、どうやらウォーズマンのファイティング
コンピュータにはアシュラマンとの連携がインプットされていないようだ」
コーナーで待つロビンマスクが冷静に分析する。
「私との超人師弟コンビではタッグフォーメーションから細部に至るまで特訓を積んでいたが
スティールハーツは特訓を怠っていたようだな」
「なんだと!」アシュラマンがウォーズマンを自陣に戻しながらロビンマスクを振り返る。
「私とモンゴルマンだけではなく、パートナーの行動まで計算しながらの戦いとなれば
ファイティングコンピュータにはおそらく通常の3倍、いや3乗の負荷がかかっていた
ことになるだろうな」
「1+1が2以上の働きをするのがタッグの鉄則。でなければ組む意味がない」
起きあがったモンゴルマンが言いそえる。
「そうなんですねぇ!2人で喜びは2倍に、辛さは分かち合って半分に。
とても大切なことです。公子ーっ!愛してるよーっ!」
「ちょ、ちょっと中野さん!公共の電波ですよ!」
Bブロック訂正します。スマン
【
>>615に追加訂正】
「じゃあ、あの屁は…?」
カヤの外にいたカナディアンマンが参加してきた。
「ああいうことはやりたくなかったが、演技を遂行するためだからな」
ブロッケンJrがカナディアンマンの方を向き直った。
「もう一度とくと味わいな!」
HAAAAA……
「ウッ!」「臭え!」
不意の直撃を受けたカナディアンマンとブラックホールが硬直する。
「親父直伝、ナチスガス殺法さ!じゃあ続きは頼んだぜ、キン肉マン!」
「任しときんしゃい!」
キン肉マンが上げた手にブロッケンJrは勢い良くタッチした。
Aブロック――
「アシュラマン、タッチだ!」
【後略】
Bブロック――
「おらー、いつまで固まってるんだ、ダメ超人!」
カナディアンマンの、木も切り倒すという手刀、ランバージャック・チョップが
降り注ぐ。キン肉マンは肉のカーテンで様子を伺っている。
「手が痛くなってきたじゃねぇか、ちったあ動けよ能ナシ!」
超人種族の頂点に立つというキン肉族の、そのまた頂点に立つ現職の王、
キン肉スグルに対してさえも、カナディアンマンの口の悪さは冴え渡る。
痛みでチョップの速度が鈍ったところに、キン肉マンのカーテン越しのキック。
「おわーっ!」
軸足一本になったキン肉マンのバランスが突如崩れた。倒れかけたキン肉マンの
おっぴろげた股間にチョップがクリーンヒット。
「し…尻が…割れてしまった!!」
キン肉マンは尻をおさえてリングを跳ねまわる。
「ちくしょう、手が臭くなっちまったじゃねえか!」
(ブラックホールのやつめ、また吸引ブラックホールで技を邪魔しやがった!)
ブロッケンJrがブラックホールを睨む。
(あの野郎の特技と頭脳は、サポートに回ってこそおそろしい…
何とかして引きずりださねえとな)
「あーっと、ブロッケンJr乱入です!」
「オヤ、尻を痛めたキン肉マンをほっといて走っていきますよ?」
ブロッケンはリングを横断して、向かいのコーナーで待つブラックホールを捕まえて
リング内にひきずりこむ。
「試合の邪魔はさせねえぜ、ブラックホール!」
カリフォルニアクラッシュでたたきつけざま、コーナーをかけのぼってダイビングヘッドバット。
「カカカ、邪魔になるのはどっちかな」
スポ!
ブロッケンの頭がブラックホールの顔の穴にはまる。
「飛んで火にいる夏の虫とはブロッケン、まさにおまえのことだ!」
「あーっと、ブロッケンJr、四次元空間に吸いこまれたーっ!」
「なぬ!」
キン肉マンがとびはねるのをやめて、ビッグバン側のコーナーを見る。
そのキン肉マンの無防備な背中にブロッケンJrのダイビングヘッドバットが落ちてきた。
「カカカ、四次元ワープだ!四次元殺法はペンタゴンだけじゃないんだぜ!」
ブラックホールがリングサイドをふりむいた。
リングサイドには、第1試合でクロノスチェンジを駆使した四次元殺法を見せた
ツードッグスの片割れバッファローマンの姿があった。
他の第1試合の選手はダメージが深いのか姿を見せていない。
頭に包帯を巻いたバッファローマンが試合途中から観戦に来ているだけだ。
「決めるぜカナディ!」
背中に痛打を受けたキン肉マンを、ブラックホールがジャーマンの体勢にとらえる。
そのブラックホールの後ろにカナディアンマンが回りこみ、ブラックホールを
背中越しに肩にかつぎあげる。
「あーっと、ビッグバンのツープラトンだーっ!」
「何をしやがるつもりか知らねえが、させねえ!」
ブロッケンのドロップキックがカナディアンマンの胸板にささる。
「虫でもとまったか?」
キン肉マンまで含めて合計728kg、ブロッケンとは8倍以上の体重差。
カナディアンマンはびくともゆるがない。片手で胸を掻く。
「よし、問題ないな!いくぞ」
ブラックホールがブリッジを作ってキン肉マンを投げ、そのブリッジ自体を
カナディアンバックブリーカーからサンダーファイヤーパワーボムで加速させる。
「カナディアンロッキー・スープレックス!!」
ズズズーン!
「これはまた豪快ですね、私鉄さん!」
「265cmの高さからの加速ジャーマン、これはおそろしいですよ。これで決まりでしょう」
「おっと、そこのあんたはソーラーハウスデスマッチのレフェリーじゃないか!
だったら覚えてるだろう」
ブラックホールが私鉄に話しかけた。
「わたしがここで攻撃の手をゆるめる超人ではないことをな!」
ブラックホールは失神したキン肉マンをかかえたままブリッジをおこす。
「なみの超人ならイチコロだが、キン肉族の僧帽筋のバンプ効果を考えれば
もう一発は欲しいところだからな!」
「やめろー!大王が死んじゃうーっ!」
「おっと、ソーセージズはキン肉マン一人じゃねえんだぜ!」
ブリッジを起こしたブラックホールの肩にベルリンの赤い雨が決まる。
ホールドがはずれ、キン肉マンが投げ出される。
「だからおまえは飛んで火に入る夏の虫と言うんだよ」
ブラックホールが再びカナディアンマンの肩の上でブリッジを作ると
顔面の穴がブロッケンJrの真正面をとらえた。
「さらだばブロッケン!」
>>645ー3行「いや、まだ20分も経過していないぜ
>>649―最後「さらばだブロッケン!
です。探せばもっとありそうだけど。
タッグの人、乙ー。
これからじっくり読み返すよん。
実質一人でこのスレ支えてるわけだから、
あんましプレッシャー感じないようにねー。
西口!
age
654 :
マロン名無しさん:04/02/07 02:44 ID:KPcX0ikw
あげてなかつあ
「ちょっと、ブロッケンチームがピンチよ!応援したらどうなの!」
「なんや、うるさいなこの娘は!」
観客席では少女、いや幼女がそばにいる阪神ファンたちとの間に騒ぎを起こしていた。
髪は金髪だ。ブロッケンJrの名を出したところをみると、おそらくドイツ人なのだろう。
「嬢ちゃん外人か?わいらはな、野球の試合見に来てるんやで。」
「見てみ、3年前の優勝がウソみたいに下り調子や。嬢ちゃんこそタイガース応援し!」
幼女が球場の方を振り返ると、今まさにブロッケンJrの体がブラックホールの顔に
呑みこまれるところだった。
「あ、あ、あ!吸いこまれるじゃない!貸して!ブロッケン!ブロッケン!」
幼女は虎縞のメガホンを奪い取って応援をはじめた。
応援の甲斐あってか、一番最後に消えようとしていたブロッケンの左手の指が穴のふちにかかった。
200kgはかるく越すと言われている、ゴッドフォンエリックを彷彿とさせる驚異の握力だ。
「ブロッケンよ、前にもこう言われたはずだぞ」
ブラックホールが指でカナディアンマンに合図しながら言う。
「超人は引き際が肝心だとな!」
カナディアンマンのランバージャック・チョップが穴にかかった指を乱打する。
つぶれた指から流れ出た血が、指を滑らせた。
「とうとう今度こそブロッケンJrを四次元空間に葬ってやったぜ!
これで心置きなくこいつの始末ができる」
カナディアンロッキー・スープレックスで失神したキン肉マンの体を抱き上げると
ブラックホールはリングの隅に放り投げた。
「あかんかったのう、嬢ちゃん。緑の人は消えてしもうたな」
「ほならメガホン返してもらうで。おやっ、見てみいサクラちゃん、超人ら、
なんかおもろいことはじめるみたいやで」
「ほんまや。野球のまねごとしてるわ」
リングではカナディアンマンが左肩に両手を上げてキン肉マンのほうを向いて直立している。
その後方には中腰のブラックホール。
ラッキーゾーンにもう一つのバッターボックスが出現したかのようだ。
「いいぜブラック!」
「よーし、アサルト・バッテリー!」
ブラックホールがキン肉マンの体を狙って吸引をはじめた。キン肉マンの体は
しだいに引き寄せられ、浮きあがり、ビッグバンの二人めがけて加速してくる。
「くらえ、カナディアン・スラッガー!」
腰を入れ、まさかりを振り下ろすかのように、組んだ両手をキン肉マンの体に振り下ろす。
ドボ!
鈍い音がして、キン肉マンの体が高く浮きあがり、元いた場所あたりに落ちた。
キン肉マンの足にチップしたため、打撃のエネルギーが伝わりきらなかったようだ。
「フライ…ファールやな」
阪神ファンのうちの何人かがラッキーゾーンに注目しはじめた。
「もう一発いくぜ、カナディ!」「おお!」
「ピッチャー第2球、投げました!やな。」
「こんどは内角高め、あの赤坊主の得意コースに入ったで!」
「もらった!カナディアン・スラッガー!」
カナディアンマンのまさかり投法ならぬまさかり打法が、キン肉マンの真芯をとらえる…
ブオンッ!
カナディアンマンの豪快なスイングが、豪快な音をたてて豪快にからぶりした。
そして豪快に尻もち。
カナディアンマンの両手がジャストミートするかと見えた瞬間、キン肉マンの体は
予定コースをはずれてカナディアンマンの足元にドサリと落ちた。
「友和はん見たか、ホークボールや!」
おばさんが言ったのはフォークのことであろう。下に曲がる変化球だ。
「変化球?聞いてねえぞブラック」
カナディアンマンがぐちをこぼす。ブラックホールは緊張した様子で固まっている。
「チッ…ブ、ブロッケンのやつめ!」
「ブロッケンがどうした?やつは四次元じゃ手も足も出ないんじゃなかったのか?」
「やつめ、アサルト・バッテリーの吸引にパワーダウンをかけやがった!
こうなったら小細工抜きだ。ブロッケンもリングで叩きのめす!」
「OK!俺は小細工抜きの方が断然、性に合ってるぜ」
肉体派のカナディアンマンは、腕をしごいてブラックホールの顔の前で待ち構える。
ブラックホールがブロッケンJrの体を吐き出し、カナディアンマンがつかむ。
ブワッ!
カナディアンマンがつかんだものはブロッケンJrではなかった。
「うわ、なんだこりゃ」
それは赤い布だ。布がカナディアンマンの両手と視界を塞ぐ。もがいているカナディアンマンの
頭上にブロッケンJrが生還した。布ごしにカナディアンマンの頭をつかみ、倒立する。
助けに行くブラックホールの頭にも手がかかった。
カナディアンロッキー・スープレックスの失神から回復したキン肉マンだ。
「へへ、四次元から今帰ったぜキン肉マン!」
「おかえり、ブロッケン!」
キン肉マンもまたブラックホールの頭上に両手で体を支えている。
ブラックホールの穴に落ち込まないよう、手を置きかえながら
体を体操のあん馬のように旋回させはじめる。
「ハンブルグの黒い霧!」「グローバル・ブレーン・スピン!」
赤い布に覆われたカナディアンマンの顔に、ブロッケンの両足蹴りが刺さる。
旋回運動に耐えかねたブラックホールの胸を、キン肉マンのドロップキックが襲う。
「ブラックホールは体に穴をあけてかわせるんじゃなかったですか、私鉄さん」
松井アナが、ソーラーハウスデスマッチのレフェリーを務めた経験もある私鉄に聞く。
「グローバル・ブレーン・スピンに攪乱されて対応しきれなかったんでしょうね」
「あーっと、しかしビッグバン崩れません!」
Bブロック最軽量チームと最重量チームの差。
ドロップキック程度では体勢を崩すことができない。
「これはソーセージズ、今後のバッファローマン、ビッグ・ザ・武道相手にも
つきまとう問題ですよ」
「あーっと、ソーセージズ、まだあきらめていない!」
ハンブルグの黒い霧の反動でブラックホールの方にとんでいったブロッケンJrは
鋼鉄入りの軍靴でブラックホールのみぞおちにつまさき蹴りをくいこませる。
カナディアンマンの方にとんでいったキン肉マンはカナディアンマンの腕を鉄棒代わりに
逆上がり1回転、カナディアンマンにもドロップキックをくらわせる。
「ローリング・ソバット!」「火事場の段違い平行棒!」
再度獲物を交換したソーセージズの駄目押しアタックが、とうとうビッグバンを崩した。
倒れたカナディアンマンの顔から、鼻血にまみれた赤い布が風で吹き飛ばされて
リングサイドのミートの足元へ。
「あっ、これは!うわーん、ボクのマントー!」
「すまんなミートくん。試合前にキン肉マンがイザという時のために持っておけと
渡してくれたんだが、おかげで助かったよ」
「ミートよ、あとでミンチボール10個やるから許せい」
ミートに気をとられているブロッケンの後ろでブラックホールが起きあがった。
両手をひろげて、吸引ブラックホールでブロッケンを吸い寄せる。
吸引からそのままジャーマンスープレックス狙いだ。
「そうは、いかねえ!」
吸引されるブロッケンが身をよじり、ブラックホールと向き合う。
驚異の握力からくりだされるブレーンクローが、ブラックホールの穴をまたいで
頭を締めつけた。
「てめぇの厄介な特技も、これで終わりにしてやるぜ!」
「あーっと出たー、必殺ブレーンクロー・ツリー!」
ブラックホールの頭をつかんだ手を頭上高くかかげあげ、ブラックホールは宙吊りだ。
ブロッケンの手をはがそうとするブラックホールの手の動きが次第に緩慢になっていく。
「ええぞー!失神させてやれい!」
キン肉マンがはしゃぐ。キン肉マンに押さえこまれていたカナディアンマンが、
このスキを見てキン肉マンをかかえあげてアトミックドロップをくらわす。
「調子に乗るなドイツ野郎!ツリーと名がつくものは全部俺が切り倒してやる!」
ブロッケンの背中めがけ、重いまさかりカナディアン・スラッガーが炸裂。
「グヘ!」ブロッケンがダウンした。
「ブラック、例のやついけそうか?」
ブラックホールは締め付けられた頭をさすりながらうなずく。
「大丈夫か、ブロッケン」
助けに入るキン肉マンの前に、突如黒い壁が出現した。
「さあ、シャドー・ランバージャック・デスマッチのはじまりだ」
黒い壁の正体は、ブロッケンJrとカナディアンマンを取り囲む、十数人のブラックホールだ!
660 :
マロン名無しさん:04/02/09 10:00 ID:ZIWxDB76
小説、どんどん盛り上がってきていますね!
おつー。疲れ目なのか
なぜかカナディアンマンがアイディアマンに見えたーよ。
662 :
マロン名無しさん:04/02/11 13:03 ID:s+1J8BMe
すばら(*゚ー゚)しぃ
最高です。マジで。
オチュ―
今更だけど他板のネタは程々にね。
嫌がるネタ師もいるし、他所の問題まで抱え込むことはないよ。
カナディアンマンが第一回オリンピック戦を連想させて個人的に良い感じ。
「いつまで寝てんだ、ドイツ野郎!」
カナディアンマンがブロッケンJrをけとばす。
すかさずブロッケンの手がカナディアンマンの足に巻きつく。ドラゴンスクリュー!
カナディアンマンは倒れない。ブロッケンがまとわりついた片足を高くあげて片足立ちだ。
巨体がきわだつ。足腰の強さは日頃の木こり仕事のたまものであろう。
あげた足をブラックホールの壁におしつける。
何人ものブラックホールの腕がブロッケンを引き離して、リング中央に投げ返した。
壁の外のキン肉マンは突破を試みるが、やはり数人のブラックホールに阻まれ押し返される。
ブロッケンJrが立ちあがった。打たれた背中をさすりながら。
「なまくら斧のくせに、けっこう効くじゃねえか!」「ぬかせー!」
二人の手刀が交錯する。
「グッ」
ブロッケンJrが右手を押さえる。
「ゾーリンゲンの切れ味も、重厚な斧の前じゃカタなしだな」
カナディアンマンがさらに手刀をたたきこむ。ブロッケンも手刀で応じる。
ガガガガッ!
ブロッケンの手が血に染まる。カナディアンマンの返り血もあるが、ブロッケン自身の
肉が割れて出血しているのだ。それでも歯をくいしばって、手刀対決から退かないブロッケン。
「ものわかりが悪い野郎だな!俺のチョップは重い斧のようなもの。めったやたらに打ち合えば
ベル赤の刃がバラバラになってしまうぜ」
ブロッケンとカナディアンマンが、ブラックホールの壁ギリギリまで下がった。
お互いまだ手刀をかまえている。助走をつけて全力で斬りあうつもりだ。
「腕を捨てるつもりかブロッケン!!」キン肉マンの悲鳴。
「ハハハ、ベル赤の誇りにかけての玉砕戦法か!」カナディアンマンが猛突進。
「さあ、これがはたして玉砕になりますかどうか!」ブロッケンも猛突進。
ズバッ!
ブロッケンJrの手刀に、カナディアンマンの手刀がくいこんでいる。
「グウウッ」ブロッケンが片ヒザをついた。
二人が手をはなす。ブロッケンの手刀がへこんでいる。骨が折れているかもしれない。
「玉砕じゃねえか。なってみないと理解できなかったようだな!」
カナディアンマンが自分の手刀の血を拭く。
「イギッ!?」
カナディアンマンの表情が変わった。カナディアンマンの手刀から血が吹いた。
「ケッ、図体がでかいだけあって、痛みが脳に届くのが遅せえじゃねえか!」
カナディアンマンの手はシャープに切れ目が入っていた。
「肉を斬らせて骨を断つ、骨を斬らせて髄を断つ。これがベルリンの赤い雨だ!」
「おお、やりおったなブロッケン。じゃが、痛み分けじゃのう…」
ブラックホールの壁からのぞきこむキン肉マン。だが、またブラックホールに押し返される。
「座興はここまでだ。本気でいくぜ」
カナディアンマンが拳を握りしめた。
ベルリンの赤い雨のダメージに顔がゆがむが、おかまいなしだ。
「ランバージャック・デスマッチは元来、殴り合いよ!」
カナディアンマンの大振りパンチ。ブロッケンは見事なバックステップでかわす。
「このデスマッチじゃあな、地元カナダだけじゃねえ、国境を越えたオレゴンやダコタでも
俺は負け知らずなんだぜ!」
バックステップしたブロッケンの体がブラックホールの壁に触れて押し返される。
バキッ!
カナディアンマンのパンチがブロッケンの頬に炸裂した。
「ハハハハ、俺はさしずめ、ランバージャック・デスマッチ、カンナムチャンプってとこだ!
いや、世界チャンプだってことを照明してやるぜ」
「カンナムとは何ですか私鉄さん」
「Can−Am、つまりカナダとアメリカの総称ですね。人間のプロレスでもカンナム・エキスプレス
なんてタッグがありますよね」
勢いづいたカナディアンマンがニ撃めをふりかぶる。ブロッケンが拳を構えた。
「ヘッ、自称チャンプなら誰だってなれるぜ!」
カナディアンマンのパンチがブロッケンの顔面を襲う。
ガ!
顔の前に構えた拳ではじき、パンチを外側にそらすブロッケン。
パーリングという防御技術だ。
「気をつけろカナディ、そいつは超人ブラスナックル選手権保持者だ!」
ブラックホールが叫ぶ。
現在、超人レスリングはお互いの生身が繰り出す技ならなんでもありだが、
かつて、超人ボクシングとの区別のため、他にもいくつかの理由からパンチが
禁じられていた時代があった。そんな時代にもパンチを許容した試合形式は
生き残り、脈々と受け継がれていた。その名残り、パンチを重視したスタイルの
超人レスリングがブラスナックルである。拳はベアナックルに限らず、
金属製のサックを認めることさえあるハードな試合形式だ。
ブロッケンの素早いジャブが、カナディアンマンのソーラープレキス(みぞおち)を
とらえる。つんのめったカナディアンマンのテンプル(こめかみ)にフックが刺さり、
チン(下アゴ)をアッパーがなぎ上げる。
「ブロッケンの握力が、軽いパンチにも予想外の威力を与えています!それに
カナディアンマンほどの身長になると、殴り合いで顔を狙われることは少ないですからね。
これは効いてますよ」
カナディアンマンの大振りパンチがうなる。
ブロッケンは左右のパンチをこともなげにかわしていく。
(死んだオヤジのパンチを思えば、全然生ぬるいぜ)
かわしそこねれば目玉をえぐり出されるほどの、えぐいパンチで幼少から鍛えられてきている。
モーションの大きいカナディアンマンのテレフォンパンチなど、恐るるに足らず。
カナディアンマンはおもしろいように打たれている。まさにサンドバックだ。
それでも倒れないのは、自称ランバージャックデスマッチ王者のプライドか
ウェイト差のアドバンテージゆえか。
「見せてやる、本場カナダのパワーを!」
カナディアンマンが右手でブロッケンの頭をがっしりつかんだ。
左手は固く握り締めて、アッパー狙いだ。
「あーっと、カナディアンマン、ブロッケンを捕まえたーっ!
ブロッケンの反撃もおかまいなしだーっ!」
「カナダのピットファイターによく見られるフィニッシュパンチですね。
このように次のアクションがわかりやすいところがいかにも豪快で、
カナダの荒くれ者たちに人気なんです」
予告通りの、渾身のアッパーが来た。
「かわし方は、まだあるぜ!」
ブロッケンは、頭をつかむカナディアンマンの右手に飛びつき、体重をかけて
引き倒した。体勢が崩れて、アッパーが壁のブラックホールにとんでいく。
「ダーハハハ、同士討ちの自滅じゃ」
ドッゴォッ!!
アッパーを食らってコーナーポストにたたきつけられたのは、キン肉マンだった。
「あーっと、何がおこったのでしょう!?青コーナー側にアッパーが放たれたと思いきや
吹っ飛んだのは赤コーナー側にいたキン肉マンだーっ!」
「バカ笑いしおって!狙いは元よりキン肉マン、おまえだったのだ!」
ブラックホールの壁が消え、一体に戻った。その顔はカナディアンマンの左腕を
呑みこんでいる。
「特訓中に見つけた、とある本をヒントにしたのさ。名づけて部分四次元ワープ!」
「左腕は、ここやで〜っ!」
カナディアンマンが調子を合わせて言う。左腕の先は、正確にキン肉マンの左脇腹に
突き刺さっていた。
「もう一度言おう、四次元殺法は、ペンタゴンだけじゃないんだぜ!」
キン肉マンはまたも気を失ってしまっている。
ブラックホールのセリフは、現在の対戦相手ではなく、リングサイドで観戦する
バッファローマンを意識したもののようだ。
(あるいは…俺たちのクロノス殺法よりも恐ろしいかもしれない。
カナディアンマンのパワーとブラックホールの四次元ワープのコンビネーションは…)
バッファローマンは分析する。
(狙いを度外視すれば、照準に気を使った攻撃よりもはるかに大きい破壊力を生み出せる。
通常は、いかに破壊力が大きくとも、相手に当たらなければ無意味。
狙いをつけないわけにはいかない。しかし…)
バッファローマンはそこで、誰かを振り返るようにはるか東の空を見上げた。
(しかし、照準を代行してくれるパートナーがいれば。生み出した破壊力を確実に相手の
急所に食らわせることができる!)
その頭によぎった男は今、はるか東の地で戦っているはずだ。
(そう、ロングホーン・トレインのようにな)
Aブロック――
烈火太陽脚、百戦百勝脚、飛翔龍尾脚…
それぞれが必殺の威力をもつモンゴルマンの蹴りを、アシュラマンは6本の腕を駆使して
ことごとく払いのけている。
蹴りを失敗して背にスキを見せたモンゴルマンにアシュラマンの6本の腕が襲いかかる。
「背眼左右封捶!」
背後左右からくる3本ずつの腕を、まるで背中に眼があるかのように察知して
モンゴルマンは左右それぞれの脚で蹴り返した。
モンゴルマンのスキをついたつもりで、周囲への注意が薄れていた。
腕を蹴り返され後ろに下がったと同時に、背中にとがったものが当たった気がした。
「スキあり!」
次の瞬間には、アシュラマンはもうロビンマスクの肩にかつぎあげられていた。
(いかん、いつまで休んでいるつもりだ、ウォーズマン!)
コーナーで横になっていたウォーズマンが自身をはげましカットに入る。
ロープをまたいでリングインなどというまだるっこしいことはせず、
セカンドロープとサードロープの間をくぐって、体を回転させながらロビンマスクの足に
つっこんでいく。
「出たー!スクリュードライバー!」
「おや?ベアークローがありませんよ。両手を合わせていますね」
「やはり来たな。頼んだぞモンゴルマン!」とロビンマスク。
「カーカカカ、さすがのタワーブリッジも、6本の腕まで想定してはいないようだな!」
アシュラマンが上2本の腕で首にかかった手を、下2本の腕で腿にかかった手をはずしにかかる。
「タワーブリッジ?知らんな」
ロビンマスクが答えると同時に、体を倒す。タワーブリッジの体勢からアシュラマンの頭を
マットに串刺しにする荒技、バーニングハンマーだ。
ロビンの腕をはがす間もなく、アシュラマンが脳天からまっさかさまに落ちていく。
「まだ腕で受け身がきく!」
タワーブリッジをはずそうとして腕を使っていたことが裏目に出て手を出すのが遅れたが、
激突までにはまだ余裕がある。
その時、アシュラマンは股に何かを感じた。
ドガガァ!
股の感触を確認する暇もなく、脳天に強い衝撃が走った。
「圧殺洛陽橋!!」
アシュラマンの頭は、マットではなく、なんとカットに入ったウォーズマンの頭に
ぶつかっていたのだった。
「カ…カ…とんだ偶然がおまえたちに味方してくれたようだな」
アシュラマンが頭を押さえて体をおこす。
「偶然?いいや必然だ」
モンゴルマンだ。アシュラマンの股につっこんでいた頭を抜いて言った。
「わたしがおまえを九龍城落地の要領で加速して、ウォーズマンの頭とぶつかるように
タイミングを合わせたのだ!」
絶妙の場所、絶妙のタイミングに合わせるモンゴルマンの高度な技量。
ちょうど同じ時刻、バッファローマンがまさにそのことを考えていたとは
モンゴルマンには知るよしもない。
ロビンマスクがアシュラマンをむりやり立たせる。
「自分でおきれるわーっ!」
ロビンマスクを6本の腕でつきとばす。
通常のバーニングハンマーに加えモンゴルマンの重量と加速、そしてぶつかった先は
クッションの効いたマットではなく固いウォーズマンの頭。
しかしアシュラマンは立ちあがった。
「あーっと!ついに出ました!阿修羅面・怒り!!」
672 :
マロン名無しさん:04/02/15 17:11 ID:70U36Kwo
支援age
タッグの人がんがれ
test
674 :
マロン名無しさん:04/02/17 14:04 ID:ZPIb4i4R
タッグは投票が無い分、勝敗が全く予想できないので楽しみです。
675 :
マロン名無しさん:04/02/18 21:09 ID:JybJq6/2
未だにハリケーン・ボルトがどういう仕組みかわからん。
教えてくださいませ>タッグの人
「死ねい!」
怒り面のアシュラマンが、モンゴルマンの首を2本の腕で締め上げる。
ネックハンギングツリーだ。
「カカカ…これだけじゃないぜ!」
吊るされたモンゴルマンの胴を、次の2本の腕がベアーハッグを決める。
「あーっとアシュラマン、腕の数を利用した驚異の複合技だーっ!」
「胴体を封じてしまってますから、蹴りなどで脱出することができませんねー」
「しかし中野さん、ベアハッグでアシュラマンの体重を支えてやっては、
首吊り効果がうすれるんじゃないでしょうか」
「逆ですよ。胴体を固定した上で首を無理矢理上に締め上げることで、
モンゴルマンの体重以上の力を首にかけています、ハイ」
「これでおどろくのはまだ早いぜ!」
最後の2本の腕で、モンゴルマンの両手首をとらえ、両腕を極める。
「そりゃーっ!阿耨多羅スープレックス!」
くまなく極めたモンゴルマンの体を、後方にブリッジを作って投げる。
ネックハンギングで高く掲げられた頭が、支えなしでリングに激突する。
「うわーっ…」
モンゴルマンが頭を押さえてころげまわる。
「頭には古傷がありますからねー。これは効いています」
アシュラマンが6つの拳を握りしめてモンゴルマンに向かっていく。
左右から1発ずつのフック。4本の腕が弓を引く構えで待っている。
「潜水…」
紙一重で身を沈めてかわすモンゴルマン。アシュラマンの股をくぐりぬける。
「後方風車!!」
アシュラマンの背中に、後ろ向きドロップキックを放つ。
背中を押されてアシュラマンが飛んで行く先にはコーナー。
「また顔を潰してくれる気か?」
2本の腕でコーナーポストを、2本の腕でロープをつかんで体を支えるアシュラマン。
「飛燕旋風脚!」
ふりかえるアシュラマンを、顔狙いの回し蹴りが襲う。
アシュラマンが頭を下げてかわす。
「あーっとアシュラマン、やりすごしたモンゴルマンの蹴り足をくぐって肩にかついだーっ!」
「カーカカカ、もっと痛い目にあわせてやる」
モンゴルマンの片足を肩にかけ、つまり股に頭をつっこんだような状態だ。
「掟破りの九龍城落地、いえ裏九龍城で弱点の頭狙いでしょうか!」
「そうはいかん!」
かつがれたモンゴルマンの片足が、アシュラマンの首に巻きつき、締める。
軸足をふんばって飛びあがられるのを防ぐ。
「いい機会だ。悪魔の技が、悪魔騎士の専売特許ではないことをお見せしよう」
アシュラマンがふんばりに逆らって力をこめたのに合わせて、モンゴルマンの軸足が
リングをはなれた。ガゴッ!
「魔技・半鐘割り!!」
はねあがった軸足が、鉄槌のようにアシュラマンの顔面に飛んだ。
6本の腕が顔を守ろうと動いたが、腕より先に強烈なカカトが怒り面を粉砕していた。
(計算では、アシュラマンのガードは間に合っていたはずだ…
魔技だと…計算を越えた何かがあるのか!?)
ウォーズマンが戦慄する。
「おっと、おまえはまだ頭と体を冷やしていな!このままひっこむわけにいくか」
残された冷血面に戻ったアシュラマンが、ウォーズマンのリングインを制止する。
「竜巻地獄!!」
モンゴルマンが竜巻をくらって舞い上がる。それを追ってアシュラマンがとんだ。
「愚かなり!頭骨錐揉脚!」
竜巻に巻き上げられきりもみ落下するモンゴルマンは、回転の勢いを完全に利用して、
アシュラマンの残った顔を狙う。
「カーカカカ!愚かなのはおまえだ!二面を潰させれば、戦いのセオリーとして
残された面を潰しに来るはずだからな!」
アシュラマンが6本の腕を広げて迎撃の構えを見せる。
「おまえの脚とわたしの6本の腕、どちらの威力が勝るかは証明済みだよな!」
激突音とともにモンゴルマンの体がさらに上にふっとんだ。
「あーっと、ウォーズマンの乱入だーっ!」
再びベアークローなしのスクリュードライバーだ。アシュラマンの危機と見て、
斜め下からほとんど垂直に突き上げる旋回弾が、モンゴルマンをふっとばしたのだ。
これは予想外だったようで、アシュラマンは冷血面の細い目を丸くさせている。
「チッ、余計な邪魔を…!だが、結果はどのみち同じことだ!」
竜巻地獄だけではモンゴルマンに技を返す余裕が残る。追撃で余裕を潰した上で
必殺技を出すというのがアシュラマンの狙いだった。
落ちてきたモンゴルマンの足に両ヒザを乗せる。
「阿修羅稲綱落とし!!」
「モンゴルマン、稲綱落としの弱点はバランスだ!」
ロビンマスクがアドバイスする。
「このかかり具合…モンゴルマンに反撃の余裕はないぜ、カーカカカ」
「ならば私が崩すのみ!」
ロビンマスクがジャンプした。
「カーカカカ、そんな勢いではバランスは崩せんわ!パワーの桁が1桁違う!」
バランスが崩しやすいとはいえ、完成してしまった稲綱落としを崩すには2000万パワー級の
威力が必要だといわれている。超人強度の絶対量の劣るロビンマスクらにも
瞬間的にパワーを爆発させたり、技にパワーを集中させることで
それに近い威力を生み出すことは可能だが、今のロビンのジャンプには
通常の96万パワーを越えるようなパワーは全く感じられなかった。
モンゴルマンと協力しても、とうてい稲綱落としは崩せそうにない。
「タッグならば、稲綱落としにはこういう破り方もある!」
ロビンマスクの両足がひっかけたのは、モンゴルマンの頭だ。
「あーっとロビンマスク、モンゴルマンにロビンスペシャルをかけたーっ」
ロビンスペシャルの重力に引かれ、モンゴルマンの体はアシュラマンより速く
落下し始め、アシュラマンのヒザから離れた。
着地と同時にモンゴルマンの頭を離し、モンゴルマンも安全に着地させる。
続いて着地するアシュラマン狙いのマジェスティック・ドラグーンを、
ウォーズマンが奇襲コルバタでカットに入った。
「アシュラマン、チームワークとコンビネーションではむこうが何枚も上手だ。
これは認めないわけにはいかない。われわれの必殺技がいかに完成されていても
タッグであの二人を相手にする限り、われわれに勝ち目は薄い」
「いまいましいが、おまえの言う通りだ。それは私にも分かるが
いまさら現状認識してなんになる?このまま試合放棄するとでも言うのか?」
「違う!われわれに勝ち目があるとすればただ一つ、二人を分断し
シングルマッチの形に持ちこむことだ」
Bブロック――
「あーっと、強襲のバッターボックスがまた出現したーっ!」
カナディアンマンの全力パンチを部分四次元ワープで急所に食らって
失神したキン肉マンを、キャッチャーの位置のブラックホールが吸引する。
打席にはカナディアンマンが、組んだ両拳を左肩にかついで待ち構える。
頼みの綱のブロッケンJrは…
「おとなしくしてるんだぜ!」
ブラックホールのコブラツイストに固く締め付けられ、動きを封じられている。
「クッ!ベルリンの…」
「おっと、そいつもナシだ!」
ブロッケンが狙ったブラックホールの腿に穴があき、ベルリンの赤い雨は
ブロッケン自身の左脚に炸裂した。ブラックホールの腿が元に戻り、ブロッケンの
左腕をも一緒に腿で押さえこんだ。
「じゃあいくぜカナディ!」「おお!」
ブラックホールが吸引の力を増した。ひきずり寄せられるキン肉マンの
スピードがはやくなり、浮きあがった。
「絶好球だ、ブラック!」
カナディアンマンがふりかぶる。ブオンッ!!
豪快な空振り。キン肉マンの体は、また直前で失速してしまっていた。
「今度はなんだ、ブラック!」
ふりかえったカナディアンマンの顔面に、なにかがぶちあたった。
カナディアンマンが鼻血を吹いて倒れた。鼻血を出させたなにかがリングにころがる。
白球だ。甲子園の観客スタンドが沸きに沸く。
ブラックホールは……
コブラツイストで締め上げられたブロッケンの不自由な右手が
なんとか届くブラックホールの顔にかかり、
強引な握力で首を90度近くねじられていた。
「一発逆転のチャンスだったが、みごとにものにしたぜ!
守りについてる広島カープにゃ気の毒なことをした」
「あーっとブロッケン、外野フライを吸引して、ホームランにしてしまったーっ!!」
「ロープ、コーナーポストに鉄柱、リングの大宇宙を制する者は試合をも制すると
いわれますが、レフェリーに仲間の肺と、この人はほんとに何をしでかすかわかりません!」
茫然としているブラックホールが我にかえる。
「立てカナディ!もうこいつに邪魔はさせん。最高の技でキン肉マンにとどめを刺すんだ」
ブラックホールはブロッケンを念入りにロープにからめると、
キン肉マンをジャーマンスープレックスにかかえあげた。
ブラックホールごと、カナディアンマンが肩にかつぐ。カナディアンロッキー・スープレックスの
体勢だ。
「ベルリンの赤い雨!」
ブロッケンがロープを一本切った。
「さっさとやっちまおう。ブロッケン一人じゃこの技は崩せんが、また何をやらかすか
分かったもんじゃないからな!」
「あーっとビッグバン、場外めがけてキン肉マンを投げ捨てるつもりだーっ!」
「そうさ!何をやらかすか、ブロッケン流をとくと見な!」
残ったロープをまとったまま、手刀をハーケンがわりに地面に突き立てて
リングからじりじり離れて行く。
充分な距離をとったところで、ロープの力を解放する。ブロッケンの体が、
ロープを強弓とした矢と化した。
バゴーン!
カナディアンロッキー・スープレックスにはいりかけていたカナディアンマンの背中に
ブロッケンの矢が刺さった。重量差と技のモーションを押し返して、ブロッケンの矢が
ビッグバンの牙城を崩した。カナディアンマンがよろめいて一歩あとずさり、
キン肉マンをかかえたブラックホールが技の途中で空中に投げ出された。
キン肉マンの目に光が宿った。ブラックホールのクラッチを腕で引き剥がすと
ブラックホールの頭をロビンスペシャルのごとく両足で締める。
場外に投げ捨てられる勢いそのままで、ブラックホールの首がトップロープに激突
させられた。同時にブラックホールの両腕も極めている。
「あーっと、土壇場で息を吹きかえしたキン肉マン、超人絞殺刑を決めたーっ!」
「ちがいますよ、あれは超人絞殺刑と違って、キン肉マンは場外に前向きじゃなく
後頭部から落ちていく向きになってますよ。締めのかかりは深くなってますが
失敗したときのリスクが大きい、発展技ですね」
「アルティメット・デスペナルティーじゃい!」
「ブラックホールさんよ、胸を貸してもらうぜ!」
カナディアンロッキー・スープレックスを崩したブロッケンJrは
すばやく体勢を立て直してカナディアンマンの前に回りこみ、両腕をかんぬきに
とらえていた。ロープ際でブラックホールの体が作る坂を後ろ向きにのぼり、
ブラックホールの胸に立って場外へのかんぬきスープレックス。
「ブレーメン・サンセット!」
4人分の体重がかかってたわみきったロープが、2人が飛び降りたことではねあがり
ブラックホールの首がさらに締まる。
「ブランデンブルグ・デストラクション!!」
カナディアンマンの頭が、場外にたたきつけられる。
落下するブロッケンの両足がキン肉マンの脇の下にかかり、ブラックホールに
アルティメット・デスペナルティ3度目の衝撃がダメ押しされた。
「あーっと、ザ・ソーセージズ、最後の最後で奇跡の逆転を見せたーっ!」
「嬢ちゃん、勝ったで!」
「どうなるか思うたけど、ごっつい逆転ぶりやったな!タイガースの守り神や。」
一顧だにされていなかったラッキーゾーンの超人の試合は、ブロッケンの珍プレーを機に
野球を見に来た客の目を強く引き付けていた。ブロッケンJrは、持ち前の奇想天外ファイトで
超人タッグにブロッケンJr、そしてソーセージズありと世間に知らしめることに成功したようだ。
すっかりうちとけている金髪の女の子と阪神ファン。
「ちょっとヘルガ、一人で勝手にどこ行ってたの!心配したんだから」
金髪の少年少女たちが、幼女をみつけてやってきた。
「そういえばわたしたちに応援してくれる声があったのう」
キン肉マンが観客席を見上げる。
「おお、あの子供達は髑髏の旗を持っておるではないか。ブロッケン、おまえが呼んだんだな」
「ああ、ちょっと考えがあってね。」
「考え?見ればあんなに小さい子もおるではないか。一生懸命応援してくれてたあどけない声は
あの子じゃな。ははん、さては源氏物語か。すみにおけんのうブロッケン!」
「違う違う!光源氏みたいなことはしないよ!」
正義超人は、やはり無駄に日本の文化に詳しい。
支援、感謝です
>>675 今のところ話の中では、そばで見てたミート君たちもほとんど理解してない状態です
答えは
>>446です
>>682 ×ブロッケンの矢が刺さった。重量差と技のモーションを押し返して、ブロッケンの矢が
ビッグバンの牙城を崩した。カナディアンマンがよろめいて一歩あとずさり、
○ブロッケンの矢が刺さった。重量差を押し返して、ブロッケンの矢が
ビッグバンの牙城を崩した。カナディアンマンがよろめき、
最初、カナディの前面にぶつかることにしていたのが残ってた
686 :
マロン名無しさん:04/02/20 00:06 ID:uws2xmpQ
age
687 :
マロン名無しさん:04/02/20 04:13 ID:6dFqjH/G
阿修羅稲綱落とし∞ で敵をボルさんの電子レンジにぶち込む
これ最強!
電子レンジが呪いのローラーに見えて仕方ないんだが・・・・。
688 :
マロン名無しさん:04/02/20 04:16 ID:8pAdY5ls
本スレで言ってる奴がいたな
おなじひとじゃないの?
690 :
マロン名無しさん:04/02/20 23:05 ID:OLeyUfxn
オレが考えた新しい言葉『くぴゅにひ与じょ』
691 :
マロン名無しさん:04/02/20 23:06 ID:wZFQyboe
オレが考えた新しい言葉『くぴゅにひ与じょ』
692 :
マロン名無しさん:04/02/22 00:49 ID:AXMWkNqb
君はつまらん。
Aブロック――
「あーっとウォーズマン、リング中央ロビンマスクとモンゴルマンの周りを
走り続けています!」
アシュラマンはコーナー最上段に登り、ボディアタックのかまえ。
「カカカー!!阿修羅魚雷!」
ウォーズマンの包囲走の中心にアシュラマンが突入。標的に近づくと
竜巻さながらのキリモミ回転をくわえる。
「おっと!」「…!」
ロビンマスクとモンゴルマンが難なくかわす。
かわされたアシュラマンはロープの反動で再び魚雷発射。
かわされるたびにロープの反動を利用してめまぐるしい攻撃をしかける。
「分断とか言っていたな。だが我々がこのままかわしつづければ
おまえたちはスタミナ切れで自滅だぞ」
「コー、ホー!ウォーズ戦法・直線は円を貫く!」
師ロビンマスクの戦法を意識したものであろうか。
緩急自在のウォーズマンの走りは、阿修羅魚雷をかわした体勢の崩れを見逃さず
技にとらえようとしてくる。ウォーズマンの速度が下がった包囲の死角からは
次の魚雷が襲いかかり、安易な逃走を許さない。
ファイティングコンピュータの計算と悪魔のアドリブの精密さが光る。
十何度目かの魚雷をかわしかけたロビンの、注意が薄れた足元にウォーズマンの
足払いがかけられた。
「分断成功!」
ウォーズマンがロビンマスクの背を抱き、うしろにさがる。
阿修羅魚雷がモンゴルマンの背後から飛んで来る。
「こんな単純な作戦にひっかかると思ったか」
ロビンマスクが後方回転して、逆にウォーズマンの背後とる。
そして反応する時間を与えず、一気にタワーブリッジにかかえあげ、
モンゴルマンとアシュラマンの間に割ってはいる!
「圧殺!」「洛陽橋!!」
ロビンマスクがタワーブリッジからバーニングハンマーに移行し、
モンゴルマンがウォーズマンの股に頭をさしこんでくる。
「作戦はここからだ!コーッ!」
圧殺洛陽橋が来るのを見越していたウォーズマンは、膝でモンゴルマンのこめかみを
左右から勢いよくはさみつけた。
「うわーっ!」頭を押さえ、モンゴルマンが離れる。
圧殺洛陽橋の体勢が崩れる。
ウォーズマンがタワーブリッジの背後に腕を取りながらおり、パロ・スペシャルへと切り返す。
ロビンマスクとウォーズマンが後ろにさがったことで、モンゴルマンには予定通り
阿修羅魚雷が炸裂する。宙を舞うモンゴルマンより先にロープに着地したアシュラマンは
ロープを利用して今度は上にジャンプ。
ジャンプ中にモンゴルマンを阿修羅バスターにとらえて上昇していく。
* * *
――「違う!われわれに勝ち目があるとすればただ一つ、二人を分断し
シングルマッチの形に持ちこむことだ」
ウォーズマンの作戦を、アシュラマンは絵空事としか思えなかった。
「シングルに分断?たしかに我々はシングルでは決してひけはとらん。
だが、やつらはどんなに分断しようが、我々の必殺技をことごとく二人ががりで封じにきやがる!」
「二人がかりで来させなければ勝てる!」
「どうやって?カットで足止めする程度では逆効果だっただろう」
「一人では必殺技からは脱出されない。ならば2人同時に必殺技に捕らえてしまう!
これで二人ともパートナーの助けにいくことはできない!」
「…なるほど、さすがはファイティングコンピュータ。なかなかの分析だ。
だがやつらとて一流のテクニシャン。そう都合よく2人同時に必殺技にかかってくれるかな」
* * *
「2人同時に攻めてくるツープラトンをカウンターで返せば!
それがわたしたちが狙った『分断』の実体だ!」
ウォーズマンが、ロビンマスクの腕を絞り上げながら言った。
「これであんたもモンゴルマンもパートナーを助けにいけない。わたしたちの勝ちだ!」
「あーっとスティールハーツの必殺技、パロスペシャルと阿修羅バスターが
同時に決まったーっ!」
「マジェスティック・ドラグーンの連携にさんざん苦しめられたスティールハーツでしたが
最後は個々の力で戦いを押しきりました!」
「答えを出すのは、まだ早い!」
言ったのはモンゴルマンだ。
「カーカカカ!もう遅いわ!」
「どうかな?」
モンゴルマンのもみあげがあやしくうねり始めた。三つ編みの髪もほどけて蠕動しはじめる。
「闘龍極意・ネコジャラシ!」
首を完全にロックしているアシュラマンの前かけが、モンゴルマンの毛で浮き、ずらされていく。
さらに毛の動きは、アシュラマンの肩によるロックからもモンゴルマンの頭をすりぬけさせた。
モンゴルマンの体がアシュラマンの背中に回る。
アシュラマンの胴体に手を回し、空中で体勢を半回転させる。パワーボムの体勢だ。
崩される阿修羅バスターを見上げるウォーズマンとロビンマスク。
「シングルに分断。今のおまえたちが取れる最善の作戦だったが……
タッグは…シングルマッチとは違う!」
ロビンマスクの両腕が光を放ち、膨大なパワーが爆発する。
パロ・スペシャルの腕が押し返される。
「前大会では私自身が個人の事情に走ってしまい、おまえに迷惑をかけた。
この戦いをもって、タッグとは何であるかを示し、おまえへの詫びとしたい」
腕を押し返されて反り返ったウォーズマンの上に。
「モンゴルマン暴酷(ボム)!!」
アシュラマンの頭がウォーズマンの頭にしたたかに打ち付けられる。
ダウンする間も与えず、ロビンマスクとモンゴルマンが技にに入る。
モンゴルマンが、アシュラマンを肩にかついで高くとびあがる。
ロビンマスクがウォーズマンをエアプレン・スピンで投げ上げ、後を追って飛ぶ。
「あーっと!九龍城落地の上から、ロビンスペシャルが接近していくーっ!
そして今!夢のドッキングを果たしたーーっ!!」
「ドラグーン・ステイション・L!!」
必殺技と必殺技の直列が、単独の必殺技の数倍もの破壊力を生み出す。
そして、血を吐いてKOされたウォーズマンとアシュラマンが、リングに沈んだ。
やっと1日目の第1試合・第2試合が終わり。
先にゲーム発売されちゃうよ。
698 :
マロン名無しさん:04/02/23 16:24 ID:UzJ3MjZC
このマターリさ加減が(゚з゚)イインデネーノ?
エキシビジョンで悪魔将軍vsマイナー超人書いてたシトかな?
がんがれ。ファイトォ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆するぜ
699 :
美鳳:04/02/23 22:30 ID:???
>>698 私もそう思ってた。
本ネタが詳しそうだからね。
ノリ具合がタザハマさんのひとっぽくも見える。
モンゴルマン暴酷か・・・闘将ネタが意外に多くて(・∀・)イイ!!
アナ「さて、予選リーグ1日目の試合が終わりましたねえ、中野さん」
中野「いやあ、1日目から濃い試合ばかりでしたねぇ。2日目以降も楽しみですハイ。」
アナ「それでは、1日目の試合をふりかえってみましょう。
まずはAブロック第1試合。ビッグトマホークス VS サンドマスターズでした」
中野「ジェロニモの健闘が目立ちましたが、いかんせん大局が見えていなかったようですね。」
アナ「ええ、ジェロニモは場外乱闘に夢中で、リングアウト負けを喫してしまいました。」
中野「サンシャインとジェロニモの因縁の対決でしたが、喧嘩に勝って勝負に負ける。
ジェロニモの未熟さが惜しかったですね。サンドマスターズがわずかに押される場面も
ありましたが、総合的に見れば順当な結果だったのではないでしょうか。」
アナ「なお、パートナーのスペシャルマンはジェロニモを非難することもないようで
試合後も二人の関係に翳りは見られませんでした」
中野「内容で押していたことで満足したのでしょうかねえ。はたまた強い信頼関係ゆえか。
後に控える強敵との戦いを考えると、ぜひとも後者であってほしいものです。」
アナ「では、続いて同じく第1試合。Bブロック、
ツードッグズ VS TNS(チーム・ノンストップ)ですが」
中野「ペンタゴンとバッファローマン。スピードとパワーの両極、ハリケーンミキサーの
破壊力と変幻自在のクロノス殺法がかみ合えばここまで恐ろしいものが生まれるとは。
これぞタッグの醍醐味ですねえ。」
アナ「クロノスチェンジを軸にした戦法は危険きわまりない代物でしたね」
中野「必殺のツープラトン、ハリケーン・ボルトの威力は目をみはるものがありました」
アナ「あの技の原理はどういうものなんでしょう、中野さん」
中野「私はよく見ていませんでしたからねぇ…」
アナ「そのツードッグズも、TNSに完膚なきまでに負けたわけですが。」
中野「超ベテランコンビ、TNS。彼らがどのような熟練したチームワークを見せるかと
私は密かに期待していたのですが…」
アナ「彼らはツープラトンはおろか、パートナーの危機に助けに入ることさえしませんでしたね。
お互いの自意識が連携を拒んだのでしょうか」
中野「必ずタッチをしてからの交替とリングインでしたね。彼らほど名を成した人物の行動で
あってみれば、タッグの形式・ルールに対する強烈なアピールのようにも思えてきます。」
アナ「ツードッグズの脅威のコンビネーションを前にしても個人の力で立ち向かい、
ついには個人の力でねじふせてしまいました」
中野「特にビッグ・ザ・武道の活躍がすばらしかったですねえ。ネプチュード、ガリアード、
カスケード。古代超人界に名高いネプチューンキングの打・極・投の究極が
現代によみがえりました」
アナ「カスケードことメガトンキング落としって、打撃じゃなくて投げに入るんじゃないんですか」
中野「分類のしかたにもよるのでしょう。ツードッグズにとっては前大会のリベンジの色合いも
あった試合でしたが、コンビネーション対個人技という図式の前に霞んでしまいました。」
アナ「そしてTNSの個人技が勝ったわけです。TNSの牙城を崩すチームは現れるのか。
さて、今度はAブロック第2試合、
スティールハーツ VS マジェスティック・ドラグーンにいきましょうか」
中野「事前の期待通り、個人対決は4通りそれぞれが夢のカードともいうべきものでしたが
中でもロビンマスクとウォーズマンの師弟対決は素晴らしいものでした。」
アナ「同門のテクニシャン対決には息をのみました」
中野「個人対決では4人の力が拮抗して名試合を展開したわけですが、勝負を分けたのは
何といってもチームワークの差、これに尽きました」
アナ「マジェスティック・ドラグーン、実に華麗な連携を見せてくれましたね」
中野「並べてみましょうか。マジェスティ、倫敦橋落地、ヘアーネット、鞦韆返し、
圧殺洛陽橋、稲綱破り、モンゴルマン暴酷、そしてフィニッシュのドラグーン
ステイションL。パートナーの窮地を見事に救い、ツープラトンの必殺技を
くりだしています」
アナ「対するスティールハーツは、連携が裏目に出る場面がいくつかありましたね」
中野「そしてシングルでしか対抗することが出来なかったスティールハーツは破れました。」
優勝候補筆頭マジェスティック・ドラグーンその連携と、TNSの個人技との対決
是非見てみたいものです」
アナ「実に楽しみですね。実現は決勝の舞台ででしょうか。最後にBブロック第2試合
ザ・ソーセージズ VS ビッグバンですが」
中野「何が飛び出すか分からない、アイドル超人きっての奇跡のファイターたちのコンビからは
やはりとんでもないものが飛び出してきました」
アナ「カープ負けちゃいましたよ。いいのかなあ」
中野「こんなことがないように、次の日程は野球の試合に使っていない日にするそうです。
他にも、入れ替わりのトリックは彼ららしい意表を突いた作戦でした。」
アナ「押され気味でしたが、最後の最後には見事逆転を果たしましたね」
中野「そうなんです。この試合、ビッグバンがつねに押し気味にすすめていました。
試合前私は、彼らは優勝候補にはなりえないと言ったんですが、これは訂正しないと
いけませんねえ。あのキン肉マンを2度までもKOに追いこんだ事実は
軽んじるわけにはいきませんよ」
アナ「さて、これが1日目の星取表になります」
┌─┬─┬─┬─┬──┐
Aブロック │1 │2 │3 │4 │得点│
┌─┬───────────┼─┼─┼─┼─┼──┤
│1 │ビッグトマホークス │\│●│ │ │ 0 │
├─┼───────────┼─┼─┼─┼─┼──┤
│2 │サンドマスターズ │○│\│ │ │ 2 │
├─┼───────────┼─┼─┼─┼─┼──┤
│3 │スティールハーツ │ │ │\│●│ 0 │
├─┼───────────┼─┼─┼─┼─┼──┤
│4 │マジェスティックドラグーン│ │ │○│\│ 2 │
└─┴───────────┴─┴─┴─┴─┴──┘
┌─┬─┬─┬─┬──┐
Bブロック │5 │6 │7 │8 │得点│
┌─┬───────────┼─┼─┼─┼─┼──┤
│5 │ツードッグズ │\│●│ │ │ 0 │
├─┼───────────┼─┼─┼─┼─┼──┤
│6 │TNS(チーム・ノンストップ)│○│\│ │ │ 2 │
├─┼───────────┼─┼─┼─┼─┼──┤
│7 │ザ・ソーセージズ .│ │ │\│○│ 2 │
├─┼───────────┼─┼─┼─┼─┼──┤
│8 │ビッグバン │ │ │●│\│ 0 │
└─┴───────────┴─┴─┴─┴─┴──┘
アナ「さて、2日目の対戦カードですが、まずAブロックは
第3試合ビッグトマホークス VS スティールハーツ、
第4試合サンドマスターズ VS マジェスティックドラグーンとなっています」
中野「第3試合は1日目の負けチーム同士の対戦です。決勝トーナメント進出の
ためにはぜひともここで勝つことが必要になってきますね。
お互いに問題点を残した2チームです。欠点を改善できるかどうかが勝敗の
鍵を握るでしょう。
第4試合は逆に勝利チーム同士の対戦です。勝てばトーナメント進出は
ほぼ確定することになります。優勝候補マジェスティック・ドラグーンを
サンドマスターズは自分の土俵にどこまで引きこむことが出来るでしょうか」
アナ「そしてBブロック。第3試合がツードッグズ VS ザ・ソーセージズ、
第4試合TNS VS ビッグバンです。」
中野「第3試合は、ビッグバンの四次元殺法を切り抜けたソーセージズが
ツードッグズの四次元殺法にはどう対処するか。めまぐるしい戦況の変化と
奇抜なファイトの交錯からは、今度は何が飛び出すのか目が離せません。
第4試合で気がかりなのは、最も負傷の激しかったビッグ・ザ・武道。
今度は1日目には控えめだったキン肉マングレートに期待したいところです。
TNSは圧倒的な強さを見せてくれましたが、ビッグバンもまた大いに健闘
しています。Bブロック巨漢対決第二幕、ビッグ・ザ・武道 VS カナディアンマン
も楽しみですねえ」
アナ「ありがとうございました。それではまたお会いしましょう」
中野「さいならー」
このペースでタッグのひともつのだろうか。ちと心配。
無理せずかんがれー
ビッグソーセージズってなんかひわいに感じるのは漏れだけか?w
ドイツ人の平均はアメリカ人よりでかいらしいし、
スグルは息子のム○コがでかいらしいからどうしても連想してしまう。
キャア!ハズカチ!!
盛り上がってるところスマンが、ザ・ソーセージズだぞ >708
そうだったの!?
ずっとビッグソーセージズだとばかり…
ヤダ、欲求不満なのかしら?
なぐさめてやろう
oh!
神サイトに収録されていますね
ちょこちょこ訂正入れてたので、結構な手間だったとお察しします
うぷと修正感謝です>>神
ついでにビッグソーセージズに修正してくれ
あげとく
715 :
マロン名無しさん:04/02/27 20:51 ID:HBzJLP8A
みんな星取表
>>705にマルを入れるんだよ(たまご)
716 :
美鳳:04/02/27 23:25 ID:???
支援age
ばんばれ。
支援。でもageない。
age
キツイ。
なにが?
SS書くのがですか?ゆっくりでけっこうですのでがんがってください。
保守
>>721は自分ではないですけど
忙しくて書くひまがなくなってきた。
一応決勝までの流れは決めてあるんですが。
のんびりいきます
>>715 ナイスですね
byタッグのひと
いつも楽しませて貰ってます。
気長に待ってますのでごゆっくりどうぞ。
727 :
マロン名無しさん:04/03/15 21:50 ID:ZY8L7mw3
次の作品も楽しみにしていますね!
728 :
サイ:04/03/20 20:07 ID:0UFhQkML
ほしゅ
移転後だ。見つけやすいようにあげとくぜ。
保守
一通り読んだ。
面白かったです、タッグの人GJ!
個人的には2試合同時進行より1試合ずつ消化の方が
読みやすくていいかなーとか思ったりもするが。
俺の読解力が足りないだけだな。
age支援
俺は、2試合同時進行、ザッピングみたいで面白いと思う。
読んでて、どっちも目が離せない!みたいな感じもするし。
後で、一方の試合だけ拾って読んでみたりするとまた楽しいよ。
そういえば肉で同時進行ってあまりないな。
ビッグファイトの第1試合第2試合と王位の1回戦、2回戦の城合体までか。
7悪魔の5試合同時や5重のリングの4試合同時は実質1試合ずつだった…
あげ
ケビンマスクらの活躍により、悪魔将軍の支配から解放された。
キン肉大王は、世界平和を恒久なものとすべく、キン肉族の世襲統治を廃止し、
「正義超人リーダー決定戦」トーナメントの開催を発表した。
形式は5人チームの勝ち抜き戦で、大将を討ち取れば勝ち上がる。
エントリーは8チームまで、一試合ごとに大将以外のメンバー入れ替えも可能。
早速、「チヂミマン」が、「デストラクション」、「レゴックス」、「クリオネマン」、
そして「デッドシグナル」の新世代チームをエントリー。
次いで、ヘラクレスファクトリー指導員の「バッファローマン」が、「ラーメンマン」、
「ウルフマン」、「ジェロニモ」、そして「ペンタゴン」の伝説チームを発表した。
正義超人リーダー決定戦が開催されることが決まり、
万太郎チームへの強制入団を突如拒否したテリー・ザ・キッド。
それは、表舞台から蔑ろにされている今の自分がイヤという回答だった。
早速、自分を変えるために、日本で山林業を営む、元完璧超人の
「ネプチューンマン」を訪問。親不孝にもネプチューンキッドと改名する。
だが、そこには既に、完璧超人ジージョマンの元相棒で自分の弱さを痛感していた
「ニルス」がいた。三人はお互いに磨きあい、キッドらは晴れて完璧超人となる。
チームの強さを確固すべく、元完璧派閥で万太郎撃破経験の有る「ケビンマスク」を、
完璧超人の魅力をちらつかせ引き抜く。必要人員はあと一人となったところで、
師匠ネプチューンマンが全身剣道具の男を推挙した。その男の詳しい素性は、
キッドらには教えてくれなかったので、適当に「ケンドーマン」と呼ぶことにした。
ネプチューンキッドは、この五人で正義超人界の下剋上を目論む。
正義超人リーダー決定戦が開催されることが決まり、
当初は万太郎チームに入るつもりだった気弱なセイウチンだったが、
いきなり小太りな体から未だかつて無い巨漢へと変異した。
故郷で自分のルーツを調べていると、古代超人の生き残りであることが分かり、
野望に目覚め、同族探しの小旅行に出る。
まず、桔林省で廃人治療中の元ボルトマンこと「シューマイ」を髪型談義でスカウト。
次に、 シベリアの奥地で氷詰めになっていた「マンモスマン」を電子レンジで解凍。
更に、ニューヨークのスラムで店頭に並んでいた「MAXマン」を購入。
一方で、ウルフマンの息子であること隠していた「タトゥーマン」を
相撲修行させ、実力派超人として再起にかけさせる。
セイウチンは、この五人で正義超人界の下剋上を目論む。
正義超人リーダー決定戦が開催されることが決まり、
アシュラマンから悪魔超人の精神を密かに引き継いでいたチェックメイトは、
表向きは正義超人として活動しながらも裏では悪魔としての暗躍を開始した。
とはいえ、この世には悪魔はもうほとんどおらず、超人墓場への突入を余儀なくされた。
超人墓場では、刑務官の鬼はもちろん、服役囚の悪魔も牙をむいてきた。そんな中、
同じ騎馬超人の「サタンクロス」が、チェックにアシュラと同じ純朴さを見出し、
力を貸し敵をなぎ倒して行った。傍らで、彼らの猛勇振りに感心した「スプリングマン」と
「プラネットマン」が同行。三人の仲間が集まった所で、超人墓場での活動時間の
タイムリミットが来てしまった。チェックが仮死状態から目覚めると、
そこには「ヒカルド」が待ち構えていた・・・。
チェックメイトは、この五人で悪魔超人の復興を目論む。
正義超人リーダー決定戦が開催されることが決まり、
万太郎はすっかり忘れてるだろうとひっそりと田舎暮らししていたザ☆農村マンだが、
いまこそウルドラ族復興の時と旗揚げをした。
ロビン王朝へのウルドラ族の屈辱の歴史を語り、アイドル超人軍団から、
ケビン打倒を抱く「イリューヒン」と「スカーフェイス」をゲット。
詳しくは知らんが、同じくケビン打倒を抱く新鋭、「ドゥームマン」を傘下に加える。
万太郎打倒よりもケビン打倒を重視したチーム編成を風の噂聞き、
レジェンド「ウォーズマン」が駆けつけ、意気揚揚になった農村マン。
ザ☆農村マンは、この五人で正義超人界の下剋上を目論む。
正義超人リーダー決定戦が開催されることが決まり、
それとは無縁で、上野動物園で優雅に過ごしていたガゼルマンだったが、
決定戦エントリーの前日、神の思し召しを受ける。
邪心を帯びた紫光を浴びると、ガゼルは絶大な痛みに絶叫しながらも、
肉体はみるみる増強し翼が生え、五人の神にマッハと改名するよう命ぜられた。
彼の元には、今はキン肉族の恩恵で何不自由無く暮らしていた、
スグルと王位継承をかけて戦ったフェニックス、パワフル、ストロングそしてジョージの
息子達が、同じ邪心の光を浴び、「キン肉マンスザク」、「キン肉マンビャッコ」、
「キン肉マンゲンブ」そして「キン肉マンセイリュウ」として召集させられた。
マッスルスパークを修得した暗黒天使マッハは、自らの痛みを解放するために戦う。
少年漫画板からの転載か。
正義超人リーダー決定戦に仲間達が続々とエントリーする中、
万太郎は現実から逃げていた。
そんな中、正義超人らが謎の刺客に殺害される事件が起こり、
ハンゾウは死の直前、この決定戦には正義への裏切り者がいると、
「ジェイド」に伝え生き絶えた。その意志が万太郎に伝わり、ようやく動くこととなる。
しかし、決定戦参加には5人必要。仲間探しに苦労してる所で、
「キン肉マンシャドー」と名乗る男が登場。万太郎とジェイドには自身の正体を教えなかったが、
共に推参した「ボーンコールド」と「フォーク・ザ・ジャイアント」の彼への厚い信頼から、
この5人でチーム結成を決意。ギリギリでエントリーする。
正義超人リーダー決定戦1回戦※「 」内の超人は正体不明、各自で自由に発想可。
第一試合
先鋒ケビンマスク・次鋒ニルス・中堅ネプチューンマン・副将「ケンドーマン」・大将キッド
VS
先鋒ドゥームマン・次鋒スカーフェイス・中堅イリューヒン・副将ウォーズマン・大将ザ☆農村マン
第ニ試合
先鋒デストラクション・次鋒レゴックス・中堅クリオネマン・副将デッドシグナル・大将チヂミマン
VS
先鋒「キン肉マンセイリュウ」・次鋒「キン肉マンスザク」・中堅「キン肉マンゲンブ」・副将「キン肉マンビャッコ」・大将マッハ
第三試合
先鋒ウルフマン・次鋒ジェロニモ・中堅ペンタゴン・副将ラーメンマン・大将バッファローマン
VS
先鋒MAXマン・次鋒タトゥーマン・中堅シューマイ・副将マンモスマン・大将セイウチン
第四試合
先鋒プラネットマン・次鋒スプリングマン・中堅サタンクロス・副将ヒカルド・大将チェックメイト
VS
先鋒ボーンコールド・次鋒フォークザジャイアント・中堅「キン肉マンシャドー」・副将ジェイド・大将キン肉万太郎
以下のように、フィニッシュホールドを明記して、
最低限、大将敗北までの全試合結果を羅列してください。
先鋒○キン肉スグル(キン肉ドライバー)先鋒×ホークマン
中略
大将○ロビンマスク(ロビンスペシャル)大将×キン肉マンマリポーサ
お互い副将と大将残った時のみ、タッグ戦は有効。
ID出し不要、日数・時間は無期限、試合結果ほぼ同一のレスは無効。
9票以上投票で集計します。では、第1試合開始
完璧チーム
先鋒ケビンマスク・次鋒ニルス・中堅ネプチューンマン・副将「ケンドーマン」・大将キッド
VS
ケビン打倒チーム
先鋒ドゥームマン・次鋒スカーフェイス・中堅イリューヒン・副将ウォーズマン・大将ザ☆農村マン
先鋒○ケビンマスク(タワーブリッジ)先鋒×ドゥームマン
先鋒○ケビンマスク(ビッグベンエッジ)次鋒×スカーフェイス
先鋒○ケビンマスク(パロスペシャル)中堅×イリューヒン
先鋒○ケビンマスク(30分異常可動不能)副将×ウォーズマン
先鋒○ケビンマスク(左ジャブ)大将×ザ☆農村マン
よって、完璧チーム勝利
●ケビン(試合放棄)ドゥーム○
●ニルス(キック)ドゥーム○
○ネプ(磁気嵐)ドゥーム●
○ネプ(試合放棄)スカー●
○ネプ(磁気嵐)イリュー●
●ネプ(スクリュードライバー&AWロックByスカー)ウォーズ○
タッグ
●ケビンマスクinケンドーマン&キッド(ツープラトン)ウォーズ&農村○
○ケビン(ビッグベンエッジ)ドゥーム●
●ケビン(殴り合い)スカー○
●ニルス(腕もぎ)スカー○
○ネプ(累積ダメージ)スカー●
○ネプ(喧嘩ボンバー)イリュー●
△ネプ(パロスペシャル)ウォーズ△
●ケンドーマン(田植え掌底)農村マン○
●キッド(試合放棄)農村マン○
●ケビン(Aハンマー)ドゥーム○
●ニルス(Mスライサー)ドゥーム○
●ネプ(Aハンマー)ドゥーム○
●ケンドーマン(Aハンマー)ドゥーム○
○キッド(カーフブランディング)ドゥーム●
△キッド(カーフブランディング)スカー△
○ケビン(OLAP)ドゥーム●
●ケビン(アルティメットスカーバスター)スカー○
●ニルス(スワローテール)スカー○
●ネプ(大人のジャーマン)スカー○
△ケンドー(ラリアット)スカー△
●キッド(ウルドラリベンジャー)農村○
△ケビン(自爆)ドゥーム△
△ニルス(憑依合体)スカー△
△ネプ(人のろし)イリュー△
△スペシャルマン(30分)ウォーズ△
△キッド(両者K.O.)農村マン△
●キッド(脱穀スープレックス)農村マン○
○ケビン(OLAP)ドゥーム●
●ケビン(アルティメットスカーバスター)スカー○
△ニルス(試合放棄)スカー△
○ネプ(掟破りの逆タービュレンス)イリュー●
○ネプ(磁気嵐ボム)ウォーズ●
●ネプ(マスクが割れ試合放棄)農村○
○ケンドーマン(メガトンケンドー落とし)農村●
暇人が釣られてみる。
ID出さない投票は意味ないと思うがなー。
漏れが暇つぶしに連続票入れりゃ誰かSS書いてくれるってことでいいのか。
>>755 一人1票という注意書きがはずされている・ID出さなくていい→多重票歓迎
試合結果ほぼ同一のレスは無効→1通りの展開に限定せず、いろいろな展開を
書きこんでよい。多様な展開の中から主催者または書き手が選ぶ
と解釈したが。
実際は票の集まりが悪いことを心配してのことだろうが、
この形式では投票原理を重視したところで単純な多数決では絞れるもんじゃないし
試合結果ほぼ同一のレスを読まされても面白みがない。
そういうことなのかー。
このメンツは想像つかないからROM専にしとく。職人はがんがれ。
解説ありがとー。
○先鋒ケビンマスク(逆タワーブリッジ)●先鋒ドゥームマン
△先鋒ケビンマスク(技を出し尽くす)△次鋒スカーフェイス
●次鋒ニルス(デス・ママリオート)○中堅イリューヒン
○中堅ネプチューンマン(ニルス)●中堅イリューヒン
●中堅ネプチューンマン(1200)○副将ウォーズマン
○副将「ケンドーマン」(ショート)●副将ウォーズマン
○副将ロビンマスク(タワーブリッジ)●大将農村マン
759 :
発案者:04/04/08 13:16 ID:???
>>757 >このメンツは想像つかないからROM専にしとく。
やっぱりか・・・、皆そうだと思う。マッハとかネプチューンキッドはまだしも
キン肉マンスザクとかオリジナルキャラはとっつきにくいと思う。
意図は
>>756が仰ってくれたことそのままです。
本スレのほうでID有りで、原作超人のみでこのような形式で
団体戦やってくれたらどうかと思って実験的に書いてみました。
真剣にやるつもりは有りません。
760 :
発案者:04/04/08 13:41 ID:???
例えば
ttp://olap.hp.infoseek.co.jp/saikyou/1を1位〜32位にして、
大将01ケビン 02アタル 03将軍 04拉麺 05戦争
副将06スグル 07バネ 08カメハメ 09オメガ 10マンモス
中堅11イリュ 12万太郎 13テリー 14コールド 15砂
次鋒16ゼブラ 17ロビン 18阿修羅 19サタクロ 20ジェイド
先鋒21ガゼル 22チェック 23ヒカルド 24猛牛 25プリズ
縦の列でチームを作る。フェニックスなどが主要キャラいないから
17位以降は協議するとか、悪魔種子も入れちゃうとか、まぁいろいろ・・
761 :
発案者:04/04/08 14:00 ID:???
あ、5チームしか無い
あと、8人は
ttp://olap.hp.infoseek.co.jp/saikyou/2の2回戦進出者+ボルト 大将01ケビン 02アタル 03将軍 04拉麺 05戦争 06スグル 07バネ 08カメハメ
副将09オメガ 10マンモス 11イリュ 12万太郎 13テリー 14コールド 15砂 16ゼブラ
中堅17ロビン 18阿修羅 19サタクロ 20ジェイド 21ガゼル 22チェック 23ヒカルド 24猛牛
次鋒25プリズ 26ブロJr 27ヌルポ 28ネプ 29フェニ 30ハンゾウ 31バイク 32スカー
先鋒33忍者 34MAX 35黒穴 36惑星 37ジャンク 38タトゥー 39リガニー 40ボルト
スプリングマンチームが弱そう・・・
762 :
発案者:04/04/08 14:06 ID:???
>>761一回戦
第一試合01ケビンチームvs08カメハメチーム
第二試合04ラーメンチームvs05ウォーズチーム
第三試合02アタルチームvs07スプリングチーム
第四試合03将軍チームvs06スグルチーム
>>761のチーム均質化を計ってみる
副将=16→09の逆、中堅=トーナメント裏側の順、次鋒=トーナメント裏側の逆
先鋒=40→33の逆・ボルトは34位以下の奴よりも強いと仮定
大将01ケビン 02アタル 03将軍 04拉麺 05戦争 06スグル 07バネ 08カメハメ
副将16ゼブラ 15砂 14コールド 13テリー 12万太郎 11イリュ 10マンモ 09オメガ
中堅21ガゼル 22チェック 23ヒカルド 24猛牛 17ロビン 18阿修羅 19サタクロ 20ジェイド
次鋒28ネプ 27ヌルポ 26ブロJr 25プリズ 32スカー 31バイク 30ハンゾ 29フェニ
先鋒40リガニ 39タトゥー 38ジャンク 37惑星 36黒穴 35MAX 34忍者 33ボルト
第X回超人オリンピックは激戦の末、ケビンマスクの優勝という形で幕を下ろした。
戦いも終わり、超人たちはそれぞれの時代・土地に帰っていった・・・。
と思いきや悪魔将軍が、ジャンクマンとヒカルドを召集し、ブロッケンJr.を洗脳し、
そしてボーン=コールドと契約を交わし、軍を結成するやいなや、
すぐさま地球への侵攻を開始、北アメリカ大陸を制圧してしまった。
これに危機を感じたキン肉スグルは持ち前の人徳で、最寄りにいたイリューヒン、
MAXマン、バイクマンそしてアシュラマンと急造チームを結成、日本を確保した。
この混乱に乗じ、スプリングマンが南アメリカ大陸を占拠、アタルはアフリカを拠点に構え、
ケビンはヨーロッパ、ウォーズマンはロシア、カメハメはオセアニア、そして
ラーメンマンがアジアと故郷を確保し、世界は8ヶ国体制となった・・・。
スグルと将軍が日米間で睨み合いを続ける中・・・、
ケビンは
アタルは
ラーメンマンは
ウォーズマンは
スプリングマンは
カメハメは
スグル 正義超人 キン肉族近衛兵
将軍 悪魔超人 悪魔超人軍団
ケビン 完璧超人 アウトロー軍団
アタル 超人血盟軍 特設軍隊
ラーメンマン 残虐超人 功夫軍団
ウォーズマン ロボ超人 ロボ超人軍団
スプリングマン 超人墓場 地獄の鬼
カメハメ ハワイ超人 リゾート超人軍団
ほしゅ
ちょっとageておきますね
もうじき発売あげ
第1話
、、i -'ー‐| H lH |-H、}l.ll
z‐" | | | ||||l.l.l.}| ネプチューン・キッドは心奮わせていた。
'ブ ⊥l⊥l⊥l⊥l.l,l,}| 現時点実力No.1のケビンと組み、
グ | i 自身も完璧超人となり、優勝は間違い無い・・・。
'フ / _____} 一方で、不安もあった。いくら完璧超人元首領とはいえ、
'フ .へ. r'´ I_____ { ネプチューンマンはもう爺さんだ。それに・・・。
'フ | ^i`ミ I : `、 l ネプチューマン「ケンドー!!気合を入れろ!!」ケンドー「ハハッ!!」
'フ ヽ,`┐ :. 〆 l ケビン「ケンドー!!ロイヤルミルクティー!!」ケンドー「ハハッ!!」
(、_ノ ///ゝ-‐‐ァl. :. ` ̄-´ ,' キッド(ケビンにもパシられるこの変な甲冑男は何者なんだ・・・。)
彡イlイ ̄ / l、 :.. ∠ -‐ァi あとは・・・。ニルス(ビクッ・・・。ビクッ・・・。)
/ / .l `' ..,,___,.∠ / l キッド(こんな弱小超人も完璧超人だと?!
大体、オレは本当に完璧超人として認められたのか?!)そんな不安を抱きながらもリング上で威勢を奮う。
キッド「オレはネプチューン・キッドッ!!生温い正義超人界に革命を起こす!!ナンバー・ワン!!」
正体バレバレのキッドの仮面姿をみて、万太郎は笑いが止まらなかった・・・。
>>740改訂 ※シバの登場と、正義超人として健在のバネのため。
正義超人リーダー決定戦が開催されることが決まり、
魔王「シバ」に悪魔超人のカリスマを密かに感じていたチェックメイトは、
表向きは正義超人として活動しながらも、ひっそりとシバの元を訪問していた。
とはいえ、シバからすれば悪魔とはいえ、どこの馬の骨とも分からぬ者に力を
貸すわけにはいかない。そこで、シバはチェックに三人の強靭な悪魔を連れてくる
ように命じた。とはいえ、この世には悪魔はもうほとんどおらず、超人墓場への突入を
余儀なくされた。 超人墓場では、刑務官の鬼はもちろん、服役囚の悪魔も牙をむいてきた。
そんな中、同じ騎馬超人の「サタンクロス」が、チェックにアシュラと同じ純朴さを見出し、
力を貸し敵をなぎ倒して行った。傍らで、彼らの猛勇振りに感心した「プラネットマン」が同行。
2人の仲間が集まった所で、超人墓場での活動時間のタイムリミットが来てしまった。
チェックが仮死状態から目覚めると、そこには「ヒカルド」が待ち構えていた・・・。
チェックメイトは、シバを大将に迎え、悪魔超人の復興を目論む。
保守
イェーイ♪
ついでに777タッチダウン
イェーイ♪