天のラスト三巻は麻雀とは関係なく読める
曽我の「おどれ、もう死んでいいわ」でぐっときた。
銀次でもうぶわっと来た。
銀と欽の再開まだ〜?
真面目に答えると、あんなバブリーな話はこの不況の中では無理なんじゃないかと思う。
景気が悪い時は「カイジ」とか「黒沢」とかの方がハマるね。
でも、ネタをため込んでの「銀と金」のその後も読みたい!
銀と金は不況でもいけるよ。
金貸し・ギャンブル・政治・カムイで。
「天」にアカギが出てきたのと
「アカギ」の連載始まったのってどっちが先?
>>87 天に赤木がが出たのが先だと思うよ。
だって赤木負けちゃうもん。
店舗面積としてはそこそこ大きいブックオフにいってきたけど
天、アカギともに数冊しかなく(´・ω・`)ショボーン
人気がないのか、それともあるからすぐ売れるのか、どっちだ?
大人気!というほどでは無いだろうが
出回っている本の冊数が少ない(福本が人気になる以前の作品だから)割に需要はありそうなので
結果として無くなってしまうのではないかと思う
俺も地元のブクオフでは、あまり売っているのを見たことが無い
アカギは数年前なぜか人気爆発(麻雀漫画では)して
Vシネマになったり単行本平積みされたりオリジナル麻雀牌ができたりした
>>89 天の古本は意外と人気、たぶんアカギも
>>89 >人気がないのか、それともあるからすぐ売れるのか、どっちだ?
両方じゃない?
麻雀漫画だから少年漫画やアニメやドラマになったヒット作ほどは、
売れないだろうけど、この手の青年漫画では売れてると思う。
>天、アカギともに数冊しかなく(´・ω・`)ショボーン
パラパラみんな探しながら1冊ずつ買うんだ(含、俺)
銀と金の方が見つからない。
「銀金」は確かにあんまりないね。前に廉価版でも出てたんだけど。
どうしても読みたかったら、まだ廃刊じゃないから(アクションも
あれだしそうなるかもよ)古本屋と、ないのは取り寄せで買う鹿ない鴨。
うちの近所の古本屋では
天・アカギ・カイジ(破壊録)・銀と金すべて
人気コミックコーナーに置いてあります。
うちの近所の古本屋では
天・アカギ・カイジ(破壊録)・銀と金すべて
人気コミックコーナーに置いてあります。
97 :
マロン名無しさん:03/10/21 05:08 ID:Ahn/H0dD
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{.___ ノ 三三三
三三三 三三三三三
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カイジの第二弾がつまんなすぎてびっくりした。
最初の奴は面白かったんだけどな。
いまだにわかんねーんだが、東西決戦の第二予選でひろゆきが原田に一杯食わされたとき、
あれって最初から最後まで原田の罠だったのか?
それともひろゆきが何かに気付いてるのに気付いて、それで自分の癖を発見して
それを逆手にとって一杯食わせたという訳か?
>>98 >カイジの第二弾がつまんなすぎてびっくりした。
第二弾って、「黙示録」(種目「限定ジャンケン」〜「ティッシュクジ」)
の、「限定ジャンケン」に続く「鉄骨渡り」の事でしょうか?
→自分は「鉄骨渡り」は福本氏が完全にイッちゃって、「孤独」「人生論」
を語り、更に極限的な「Eカード」「ティッシュクジ」で、福本信者になりまし
た。
まあ、「限定ジャンケン」の人生がかかった地獄のパズルの様な展開も面白
かったですけど。
それとも、「破壊録」(種目「地下チンチロリン」〜「クルーンパチンコ」
現在バトル中)の事でしょうか。こちらは・・・同意。
「地下チンチロリン」は単行本で読むと、中々盛り上がります。でも、「黙
示録」の斬新な展開と比べるとセコいですけどね(苦笑)。
パチンコ編は正直、つらいです。まあ、漫画は作者が好きに展開したり止め
られるものではなく、止める予定でも人気が出たから続けてくれとか、単行本
のキリのいい都合上、何とか話を伸ばしてくれ、あっ、伸ばしたら矛盾が出て
きた、もっと伸ばさなきゃ話が合わない! とか色々あって異常に長くなってし
まったんじゃないでしょうか。
>>99 今、第5巻を読み返しましたが・・・どっちとも取れますねー。
漫画の「ルール」としては、「ひろゆきが何かに気付いてるのに気付いて、それで自分の癖を発見してそれを逆手にとって一杯食わせた」です。
194ページに原田が癖を狙われて電気が走った様な表現があります。これは、漫画の記号としては「本当にショックを受けた」と見るべきです。
ところが、返り打ちにあったひろゆきの心の声では「あの癖そのものが罠だったんだ」とあります。
強いていえば、漫画の約束ごとで、本当に動揺したはずなのに、後からそれは罠だった、とうっちゃりを食わした作者の「ルール違反」でしょう。
ま、細かい事は気にしない気にしない。ルール違反を言うならアカギの予知能力の方が・・・W。
>>100 俺は思いきってコンビニ編のことだと予想するw
103 :
マロン名無しさん:03/10/24 17:21 ID:DaG2UOZ6
>>101 なるほど。
俺は見事にハメ返されたひろゆきが圧倒されて過大評価していたと思っていたが
そういう考え方もあるか。
「黒沢はなにも積み上げてない。そんな人間には共感できない」
普通に働いて仕事すんのも大変なんだけどなー。まあ、黒沢みたいな状況でも現状に甘んじず、独立して会社おこしたりする奴もいるけど、それはもう、別の漫画でしょう。
もっと言えば、世の中に出れば努力が実ることってあんまりない。たまに乙武君とか、それは極端でもハンデをおしのけて成功する人もいるけど、それはほんと珍しい貴重な例外。
乙武君は極端でもやっぱりブ男だけど努力してモテるようになったとか、家が貧乏だけど努力して成功したとかは一種の「びっくり人間」。珍しいからテレビや漫画に出る。
人間、大体、小学生くらいで本人の個性と家庭環境で運命決まる。
「こんな最低のブルーカラーに共感する奴はみんな負け組。ププ」
確かに黒沢はみじめっちゃあみじめだけど、まだ笑える。
世の中には笑えない悲惨な人が沢山いるんだけどね。一見、背広着て普通に働いてても。ちゃんと仕事があって(あんまり人望はなくてもW)仲間がいるだけマシなんだけど。
黒沢がブルーカラーなのは、作者の福本が知ってる社会だから、というのが大きいだろうけど、中年の悲哀がシンプルに描きやすいから、というのもあると思う。
サラリーマン社会だと人間関係とかも複雑で、あんまり描きこむと、福本の言葉で言えば「なにがなにやら」になっちゃうからねW。
106 :
マロン名無しさん:03/10/29 18:45 ID:oz4XrVCQ
107 :
マロン名無しさん:03/10/31 02:34 ID:jdqGctWH
ブックオフで探したりして福本の作品をちょぼちょぼ読んでいますが、やっぱり、「転」になったのは「天」(シャレじゃないよん)ですね。それも、「天」に出て来たアカギ。
ネットを見たりして「ワニの初恋」で漫画賞を取って一応デビューした訳ですが、それからしばらく鳴かず飛ばずの、売れない時代が続いて、「天」が18巻にも及ぶヒット、更に「天」から派生したキャラクターのアカギは独立して、これまた今も連載中とヒット。
「銀と金」はエンターティメントに徹したこれも中ヒットでしょうか。で、ヤンマガのカイジで麻雀漫画ファンやマニアの域を越えて、普通の漫画ファンでも名前ぐらいは知るメジャーの一角になった、と。
「天」は、最初の数話は人情コメディーなのですが、、ガチガチの本格麻雀漫画になってヒットしました。
この作品は微妙な所で、粘っこい心理戦は「アカギ」や「カイジ」を彷彿させますが、全体の印象は(アカギの臨終シーンを除く)、スポーツ漫画の様に爽快な気がしました。
武闘派暴力団の組長という設定の原田も、多少イカサマをやったり、相手を刺したりはしますが、それ以外はまるで「巨人の星」の花形のように、外見はクールでも熱くストレートに勝負にのぞみます。
圧巻は、完全に主人公の天を食った初老の赤木でしょう。主人公の天は、福本らしからぬ優しいマッチョタイプですが、大らかな性格を強調する為に、人のものもすべて共有するなど現実離れし過ぎていて、造形は中々ですが、キャラ的には失敗だったと思います。
福本伸行という作家は孤独と怒りの人、だと思います。だから、暖かい人情喜劇を書き、また「システム」の欺瞞を暴き、容赦なく叩きのめすのです。
漫画が売れず、袋小路にあった福本が考えた1つのヒーロー(不満を解消してくれる英雄)は天、でしたが、その天のライバルとして、単に強い、強すぎる強敵として作った赤木しげる、の方が、福本の何かに火を付けました。
エンターティメントに徹した「銀と金」の銀二の天才性も冷徹で超越的な性格は赤木から流用したのでしょう。
(だからどーした、と言われても、これは福本論のメモみたいなもんで未稿。初期にもこんな凄い作品があったとか、ツッコミ求)
109 :
マロン名無しさん:03/11/01 19:11 ID:A62xWzEZ
すんません、俺、マージャンがわからんので、名作のアカギを敬遠してるのですが、
やはりルールがわからんと、面白くないですよね?
アカギは説明多めだし1巻で麻雀のルール教えてくれるからオッケー
アカギも最初は麻雀良く知らないしな
>>109 いや面白いよ
まあじゃんやってない話もあるし
「黒沢」が面白くなってきましたねー。
ただ、自分はこれからが勝負だと思います。
中年のペーソスも、些細なことが大騒動になるコメディーも
良くあるパターンで、ここからどう話が転がるのか注目です。
「アカギ・鷺巣編ラスト」
遂に最後の1万円まで負けた鷺巣。自らの血を賭けて延長戦。しかし、後ろだてを失った鷺巣はモロく1局目であっけなく5800を振り込み、老人の体力は既に限界であった。
朦朧とする意識。続く2局目、気力を振り絞っての闘牌だが、アカギの情け容赦ない死の宣告リーチが襲う。
「ロン!…ククク、シャボを読み切ったあんたの精神力とツキには敬意を評するよ。だが、親っパネ!…最後だな」
「グググググ…! 死にたくない、わしは死にたくない! お前如き、博打しか脳のない若僧が…。
…だがな、アカギ。勝負は下駄を履くまで…。お前の命は取れなかったが、お前の若さは地獄に持っていく!…(絶命)」ざわ…ざわ。
「全員そこを動くな!」警官隊突入。
5億の金を失った時点で、自らの運命をさとった鷺巣は、最悪の場合、警察への通報を黒服に命じていた。
鷺巣から持ち出した条件とはいえ、賭博罪、殺人幇助…。
そして、20年間の懲役となり、20代からの人生の大半を刑務所で費やした。伝説だけを残して。
・・・
どでしょ? もう、アカギの勝ちは動かないですが、こうなると逆転させるのが福本先生。それに、アカギは「天」にも登場するから死ぬ事はない、沢山の人を殺した鷺巣が助かる事もありえない、そう考えるとこの落ちが一番適切な気がするのですが…。
>>102 思い切りすぎだろ(w
ところで俺はコンビニ編が一番好きだったりするんだが他にも好きな奴いるかな
コンビニ編なんていう通称があったことがオドロキだ
丁度、廉価版の「カイジ」も出た所で…
>コンビニ編
なにげにここは重要な気がします。
・第一に、勝負時ではない普通のカイジの生活が描かれている事。
ファッションはごく平凡、それよりはやや地味という所でしょうか。
ツバを後ろにしたキャップも、ポケットに手を入れて歩くように心を閉ざしている無意識のサインの様な気がします。
「浮き疎まれてしまう/まさに典型的社会不適応者 天の邪鬼…始末に悪いのは俺にはその方が心地良いというか…楽なのだ/結果毎度繰り返してるいつものパターン/一人『孤立』という沼にズブズブはまっていき」
カイジが欝でバイトに実が入らないのは多大な借金のプレッシャーもあるでしょうが、根本的に人付き合いの苦手な内向的な青年のようです。
Eカードの途中から読み始めたのですが、引用した独白は興味深かったです。
こんな青年は現実には別に珍しくもないですが主人公にし、こういう心象をメジャーの漫画誌に書いた点が。
例えば「一流大学に行く事がすべてじゃない!」といった偏差値教育批判。
それはそうなのですが、だからといって一流大学に行かなければ人間性が高まる訳ではありません。
一流大学に行ける環境にあるのに行かない人間の多くは、能力が低いか努力をせず、戦いから逃げる人間なのです。
同様に内向的で人付き合いの苦手な人間は、「純粋」なのではなく、人に好感を持たれる魅力に乏しいだけか、何かのこだわりがあって自分から心を開く努力に欠けているだけ、単なる劣った人間。
という認識が今の若い人には行き渡っている気がしました。
しかし、福本伸行は、その認識に挑みます。内向的な青年を主人公にし、青臭い心象をはっきりと言葉にする事で「孤立」にも意味があるのではないか、とストーリーを通じて問いかけます。
あの独白は福本の自己紹介であり、同じ内向的な読者を釣る餌であり、共に「カイジ」の戦いに参加せよ、という呼びかけであろうと思います。
(無論、福本氏はインタビューで「孤立せよ、と言っても、一人ぼっちの人間は小さいね。人に甘えて、人に甘えられても浮けとめられる人間が大きい」という常識人でもありますが)
・そして、店長のなくなった十万円の件で身体検査するならその十万を賭けろ、という一幕。
これはギャンプルというより、「戦え」という作者のメッセージを感じます。
カイジが現実の多くの内向的な青年と違うのは、この点です。
・更に、佐原という登場人物も興味深いです。この人、カイジより常在戦場というか、崖っ縁の厳しい戦う心構えが普段から出来ていますね。
「鉄骨渡り」でも、上がる前から橋の恐ろしさを察知していました。
なぜ、佐原があっけなくトラップで死ななければならなかったのかは…ミもフタもない事を言えば、ストーリー上のヒネリともう用済みだったからでしょうが、ここをうまくこじつければ、文芸評論家になれるでしょう。
・時間がないのではしょりますが、佐原のどこかで一発当てなければプー太郎は世間に入っていけない、という認識。閉ざされたカイジの日常。
「カイジ」は展開は現実離れしたまさに絵空事の漫画ですが、そこに込められたものは、作者の現実認識であり、リアルなメッセージの様な気がします。
120 :
マロン名無しさん:03/11/15 07:29 ID:fL0hGO4q
age
age
sage
mage
やっと「天」14巻を読みました。スゥ〜バラスィですねー。
「天」って、通して読めば結構メチャクチャですよね。腰が抜けそうな人情喜劇から始まって、一気にハードな闘牌マンガになって、最後は(廉価版で読んだ)、脇役のアカギが主人公みたいになって…。
主人公の天のキャラクターも造形は中々ですが、やっぱり福本氏にこういう大らかでマッチョな人間は描けてないなー、2人の妻と原始共産制なんてムチャクチャ。
しかし、「貧しさ…どうにもならない容姿…才能…しかし…それが自分なら…自分自身というものなら…しゃあないやろっ…! そこからいけって…!」
「天さんは…逃げないっ…!」
とか、盛り上がりますねー。
どっかの漫画サイトの福本の紹介で「緻密なシナリオ…」とかありましたが、福本伸行はやっぱり「熱」ですね。
絵も下手で構成もメチャクチャですが、作者の異常な気合いが印刷された紙っペらの漫画を通して伝わってきますね。
情熱や努力といったポジティブなものは少年漫画にいくらでもありますが、クリクリした主人公の目を見ただけでめげます。
漫画はどこまで計算して描かれてるんでしょうね。
それはケース・バイ・ケースでしょうが、「天」の迫力は、売れない漫画家がやっと見つけた鉱脈に、自分の人生をそのまま主人公やストーリーにぶつけた決死の体当りから生まれた気がします。
後先考えず、毎回の盛り上がりに命を削るぐらいアイディアと自分の人生から生まれた本当の言葉をぶつけたから、構成は滅茶苦茶でも胸を打つ気がします。
>>115 面白い説だが、"20代からの人生の大半を刑務所で費やした"はあり得ないとみた。
おとなしく捕まっているとは思えん。
sage
>>127 >面白い説だが、"20代からの人生の大半を刑務所で費やした"はあり得ないとみた。
>おとなしく捕まっているとは思えん。
ルパンじゃないからW。
アカギはバクチ方面は天才でも、現実生活ではストリートファイトに流れ者の工員とあんまり要領良くないような…。
ついでに福本異論2題。
・「アカギ」のテーマ、行動原理は、一応「完全燃焼したい」って所だろうけど、読む側、書く側の快感は、やっぱり、ほんとは「才能で人を見下す快感」ですよねえ。
福本の1つのテーマが「黒沢」みたいな、地を這う人間の情念なら、「天」で最初は悪役、ライバルとして作ったキャラが、余りの天才ぶりのクールなカッコ良さに、作者の福本も読者もいかれてしまったんじゃないでしょうか。
「天」の最後、「俺は不本意を愛していた」という台詞も、アカギには似合わない気がします。どう読んでもアカギは才能で不本意をねじ曲げてきたのですが…。
・「黒沢」は少しおかしい。
最近の展開はまあ、何もなければマンガにならないからいいですが、1、2巻を読んで、いい歳をしてちょっと自意識過剰、考え過ぎな気がしました。
黒沢の悲哀は程度の差こそあれ、誰でもあると思いますが、自分も歳いってて思うんですが、たまに落ち込む事とか、俺の人生はなんなんだろうとか考える事もありますが、あんなに四六時中、考え込んではいないですよー。
勿論、マンガだから誇張もあるでしょうが、普遍的な中年独身男性の物語を書こうとして、福本世界に強引に突き抜けようとしている気もします。