たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜPart12

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830マロン名無しさん:03/08/14 18:14 ID:???
次スレは950切ったらでいいよ。
831ヤムチャQ&A:03/08/14 18:33 ID:???
Q1「あなたの名前はなんですか?」
A1「ヤムチャ」

Q2「お仕事は?」
A2「地球を守る事」

Q3「気功波を撃つ時、熱くはないのですか?」
A3「正直、めちゃくちゃ熱い。一度泣いた」

Q4「嫌いな人は誰ですか?」
A4「ベジータ」

Q5「本当ですか?」
A5「はい」

Q6「本当の事を言って下さい」
A6「悟空」

Q7「それはどうしてですか?」
A7「巨人が負けた次の日、よく修行に付き合えと家に押しかけてくるから」

Q8「それはどうしてですか?」
A8「たぶん嫌がらせ」

Q9「餃子さんをどう思いますか?」
A9「声はかわいい」

Q10「お供の、プーアルをどう思いますか?」
A10「友達以上、恋人未満」
832マロン名無しさん:03/08/14 18:34 ID:???
Q11「ヤムチカという偽物がいますが」
A11「意味わからん」

Q12「一番嫌いな味方は?」
A12「ピッコロ」

Q13「それはどうしてですか?」
A13「いや・・・誰でもあれはヒク」

Q14「天津飯に一言」
A14「お前眼ぇ一個多いぞ」

Q15「いやな思いでとかありますか?」
A15「まだ仙豆のことを知らなかった頃、前に仲間の家に遊びに行ったとき、つまみの枝豆代わりに出されてバクバク喰ってたら腹が膨れすぎて救急車呼んだ」

Q16「誰の家でですか?」
A16「悟空」

Q17「それはどうしてですか?」
A17「たぶん嫌がらせ」

Q18「避けられた気功波はどこまでも飛んでいきますが、あれはその後どうなるんですか?」
A18「一週間くらいしたら全部俺のところに飛んでくる。これもたぶん嫌がらせ」

Q19「では空はどうやって飛んでいるのですか?」
A19「あれはトリック。ワイヤーアクション」

Q20「でも、他のZ戦士の皆さんたちは気を使って飛んでいるとの情報がありますが」
A20「えっ!!??」
833マロン名無しさん:03/08/14 18:40 ID:rJztuetZ
えーと・・・どこで笑えばいいですか?
834マロン名無しさん:03/08/14 18:46 ID:???
>>833
そうか?
俺こういうの結構好き
835マロン名無しさん:03/08/14 18:49 ID:KWpxksWT
俺も藁他
836マロン名無しさん:03/08/14 18:51 ID:mG/UVi+U
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837マロン名無しさん:03/08/14 18:51 ID:???
面白いと思う。「えっ!!??」っておい(w
838ヤムチャ伝説:03/08/14 19:34 ID:ieOKD/Hr

天界ではピッコロ、悟飯、ヤジロベー、そして異変を感じた天信飯、餃子、クリリンが集まっていた。
まだ意識の戻らないピッコロを介抱するポポ。怒りに燃える悟飯。帰りたいと文句を言うヤジロベー。
「何かの間違いじゃないのか。」天信飯は神に訴える。
「残念だが・・・。」
「悟空が・・、どうすりゃいいんだ。」クリリンが嘆く。
餃子は青白い顔をして天信飯の後ろで浮かんでいる。
天信飯、餃子、クリリンは千里眼で見ていた神から事態の一部始終を聞き、困惑していたのだ。
「ところでお主等、飲茶はどうしたんじゃ。」神が思い付いたように言った。
「えっ!飲茶さんですか。」唐突な神の質問に、一瞬戸惑いながらもクリリンは気を探り、驚愕する。
「な・・、そ、そんな。や、飲茶さんが悟空と一緒に。ベ、ベ・・、ベジータも・・。」クリリンの声が震える。
「な、なに、ベジータと。」天信飯、餃子も気を探り、驚く。
「ベジータと悟空は戦ってる様子じゃない。・・・どういう事だ。」クリリンが呟く。
その時、それなりに大きな音と共に小型飛行機が天界に着陸し、中からブルマが急いだ様子で出てきた。
「ちょっとあんた達、これ見てよ。」ブルマが小型のテレビを持って駆け寄って来た。
「ブルマさん、どうしたんですか。」クリリンが尋ねた。
「いいから早く。」ブルマが急かす。
839ヤムチャ伝説:03/08/14 19:36 ID:ieOKD/Hr

テレビでは国王が写っていた。何か、顔色が悪いが・・。場所は屋外、キングキャッスルの屋上だろうか、柵と遠くに山々が
見える。カメラの向きが変えられ、クリリンのよく知る顔が写る。
「悟空・・。」クリリンが呟く。
テレビの中の悟空が喋り出す。
「オラが紹介のあったサイヤ人、カカロットだ。今、サイヤ人の実力を見せよう。」
悟空はカメラに何か指示を出し、画面は遠くに見える山脈を写し出した。
「この山脈を今から平らにする。」カメラが悟空を写す。
悟空は右手に気を集め、それを振り払った。
爆音と同時に映像が乱れ、真っ白になる。
次の瞬間カメラは平らになった山脈を写し出した。カメラマンが震えているのだろう。画面が震えている。
恐らく、テレビを見ていた世界中の人間も同じだろう。
カメラが再び悟空を写した。
「それじゃあ、えーと・・。まず、この星は今日から地球ではない。そうだな・・、惑星ベジータbQとでもしておこうか
。もちろん地球人の星ではない。サイヤ人の星だ。」悟空が力強く言う。「これから、この惑星ベジータbQを我々サイヤ人の母星とする。」
「では、まず王の紹介をしよう。ベジータ王だ。」悟空の横にベジータが歩み出てきて、悟空の後ろにある椅子に座る。
「王、一言お願いします。」
「俺がサイヤ人の王、ベジータだ。今後、この星の、宇宙の支配者になる。覚えておけ。」ベジータが少しめんどくさそうにそう言い、悟
空の方を顎で指した。
「今後の君達の生活について説明する。」悟空が一呼吸置いて話す。「まず、安心するといい。君達地球人は今まで通りに生活する事がで
きる。国王も国王のままだ。・・。」悟空が軽く笑い、喋る。「君達の中にはピッコロ大魔王の事を思い出して、恐怖している者もいるだ
ろう。警察が廃止されるんじゃないか、とか。都市を破壊するんじゃないか、とかね。」
「我々はあんな奴とは違う。秩序は大事だ。そして君達の生活についても保証しよう。」悟空が強調した。
「君達の王はこの国王だ。直接我々がどうしようという事はない。まぁ、後の事は国王から話しがあるそうだ。」国王が悟空の横に出てきた。
840ヤムチャ伝説:03/08/14 19:37 ID:ieOKD/Hr
「皆さん、大変ショックだとお思いますが、気をしっかりお持ちください。」国王は沈んだ様子で話し始める。「えー、サイヤ人がこの星の支配者となるに当たり、3つ、政策の転換が余儀なくなりました。まず、第一に国立宇宙科学研究所の新設です。国の最高の学者を集め
、予算を惜しまない予定です。第二に天下一武道会等の武術大会の奨励。また、国による戦士の育成、バックアップも行います。そして第
三に・・。」国王の声が震える。「た、他の星への侵略を行います。これにより、科学技術、戦士の能力等飛躍的に向上させることが可能
だそうです。」国王が震える声で続ける。「こんな、こんな事が許されるのでしょうか・・。」
国王が叫ぶ。「誰か、誰か。こいつらを倒してくれぃ!こんな奴らを放っておいては地球の破滅だ。ピッコロの時の様に誰か立ち上がっ・
・。」
叫び続ける国王の肩を抑え、悟空が静かに呟いた。
「誰も来ないと思うぜ。だって、ピッコロを倒した少年てのは、このオラだからな。」
国王は悟空を改めて見つめる。今は着替えているが、先程まで着ていたカーキ色の胴着。つんつんに尖った頭。あの時の少年と同じだ。
「放送は以上だ。」悟空が言い、ブルマが見ていたのか、料理番組が流れ始めた。

「なんてこった、最悪だ。悟空とベジータが・・。」クリリンが呟く。
天界に集まる皆の上に沈黙がのしかかった。
841ヤムチャ伝説:03/08/14 19:38 ID:ieOKD/Hr
「おい、国王。」悟空が国王を呼び止める。
「な、なんだね。」
「今日から副国王にこの人間をつける。」そう言い、飲茶が悟空に紹介された。
「言っておくが戦闘力は星一つ破壊できるレベルだ。下手な事はせん方がいい。」
「き、君、急にそんな事を言われても・・。」国王が反論する。
「副国王飲茶の誕生だ。」悟空は国王を無視した。
「しっかりやれよ、飲茶。」
「お、おう。」飲茶は元気がない様子で答えた。
キングキャッスルに着いても、飲茶はブルマの事で頭が一杯だった。悟空とベジータがガードマンを軽く蹴散らしても、まだ飲茶はブルマ
の事を考えていた。だが、悟空のデモンストレーションで一気に目が覚めた。悟空の気に邪悪な物が混ざっているのにも気付いた。だが、
悟空とベジータの気は、今更帰してくれと言わせてくれるような気ではなかった。飲茶は取り敢えず様子を見る事に決めたのだ。地球の未
来のためにも。自分の安全のためにも。
842マロン名無しさん:03/08/14 19:41 ID:???
>>838
天津飯な
843マロン名無しさん:03/08/14 19:50 ID:???
>>ヤムチャ伝説
飲茶←この字のままいくつもりですか?
ま、それはどうでもいいか。
ふむ、いかにもヤムチャが活躍できそうなシチュエーションですな
844マロン名無しさん:03/08/14 20:04 ID:???
>>843
ヤムチャはヤムチャであって飲茶では無い!これはヤムチャに対する冒涜だ!謝罪と賠償をs(ry
845マロン名無しさん:03/08/14 21:00 ID:TUXhB5zR
感想書くのは初めてだったりする。

>哀・戦士
ブルマとのデートがやたら良かった。
ヤムチャの出生話での更なる盛上がりを期待してます。

>ドラえもん
映画で言えば終盤に差し掛かってるっぽいですね。
安定して面白いです。

>ヤムチャ伝説
さりげなく悟空が秀才っぽい。
今後の話の展開に期待してます〜。
846マロン名無しさん:03/08/14 21:24 ID:???
>>845
何かの作者の方ですか?
これからもレス書いてみてください。
スレも盛り上がりを見せてきてますね・・マジに。
もう廃れてるなんて言葉は懐かしい気がする。いつの間にか。
847マロン名無しさん:03/08/14 21:40 ID:???
廃れてるなんてのはとうに乗り越えただろ。
昔と流れは違えど、今は今なりの盛り上がりを見せてる。
ドラまんせぇ
848哀・戦士:03/08/14 21:50 ID:???
<第20話>
ヤムチャは自分自身を知るための小旅行に出る。ブルマを連れて。
物心ついた時からそばにいた唯一の存在、カメ。半年以上も会っていないが会えばきっと
何かわかるはず。どんな些細なことでも良かった。ブルマという自分を一番理解してくれる
人を見つけた今、ヤムチャは一気に貪欲になる。それは自分の出生のことだけにとどまらない。
もっと修行して強くなってサイヤ人とかを倒して地球を、ブルマを守る。向上心の上昇・・・
いいことだ。ヤムチャよ・・・人は、それを恋によるパワーアップというのだ・・
2時間後、ヤムチャは約8ヶ月ぶりにカメハウスのある島へと降り立つ。あたりはすっかり夜。
夜空にきれいな星空が見える。
「よう、ウミガメ、いるかい?」
「はいはい、や・・やや、ヤムチャ様じゃありませんか!心配しておりました。行方不明と
いう情報を聞いたものですから・・・」
お互いの無事を喜び夕食をとりながらしばしなごやかな団欒の時を楽しむヤムチャ。
カメハウスは8ヶ月前と変わっていない。世界が大変なこのご時世に相変わらず平和そうな雰囲気。
小さいけど住みやすい家。そのまんまだ。唯一つ、ヤムチャは相違点を見つけた。
壁にかけられた写真。そこには幼い頃のヤムチャと亀仙人が一緒に写っている。ヤムチャは
昔を思い出す。あの頃・・・今考えればよかったな。当時は修行ばっかさせられてうるさい
じいさんだったが、今ではもう一番もう一度会いたい人だ・・・幼い頃の自分も久しぶりに見た。
曇り一つない笑顔。最近はこんな笑顔をしたことはあまりない。ヤムチャはゆっくりと立ち上がり
カメにこう言う。
「ウミガメ・・・オレはどんな風に生まれてきたんだ?」

キングキャッスル付近・・・サイヤ人の宇宙船内部。
複数設置されているメディカルマシーン。どんな怪我でもたちまち治ってしまう優れもの。
そこからナッパとラディッツが出てくる。傷は全快したようだ。顔色もいい。

849哀・戦士:03/08/14 21:50 ID:???
「やっと全快したようだな・・・これから忙しくなるぞ」
二人に対してバーダックが言う。
「親父・・・カカロットの奴、どうなったのかな?」
ラディッツがバーダックに問う。彼らは親子同士。だがサイヤ人の社会の中で親子という関係は
あってないような軽いものだ。力が強ければ親など必要ない。なかには親を殺して自分で生きて
行く道を選ぶ者もいたという。
地球で言ういわゆる親不孝者はサイヤ人の社会では立派なほめ言葉となるのかもしれない。
だがバーダックはサイヤ人の中で最も高い戦闘力を誇る偉大な戦士。ラディッツは父を尊敬していた。
バーダックもまた、ラディッツの事を一人前の戦士としてみていた。それゆえ親子としての会話など
数年に一回程の回数しかしたことがなかった。ラディッツが久々に親父という言葉を使う。
実の弟のカカロットの存在。そしてバーダックがその弟を平然と攻撃。少し、親子としての会話を
したくなる衝動にかられたのかもしれない。
「カカロットか・・死んだかもな・・だがあいつが悪いのだ。俺達サイヤ人の誇りをあっさりと
忘れやがって・・親として恥ずかしいぜ」
「親父はオレのことをどう思ってるんだ?サイヤ人の一流戦士。それだけか?もしカカロットの立場
がオレだったら・・オレのことも殺すかい?」
「・・・・・・くだらねえな・・・お前はオレの息子。そしてサイヤ人の誇り高き戦士だ。
それ以上でもそれ以下でもねえ。そんなくだらん事を言う前に少しでも戦闘力をあげるんだ。
お前は今、俺達の中で一番足を引っ張っている存在なのだぞ」
「・・・わかった・・・いえ、わかりました・・・」
2人は去っていく。バーダックは考える。ラディッツめ、くだらんことを・・あんなことを
言ったのは初めてだったな。実の弟に会って、情が生まれたとでもいうのか?サイヤ人として
そんな甘い考えを持つのならば、俺は今すぐにお前を始末する・・・
「カカロットか・・おそらく助かるまい。だが生きていたとすれば・・あの傷を全快させ我らの
前へ再び立ちはだかる時、もっと大きな壁となっているかもしれん」
850哀・戦士:03/08/14 21:51 ID:???
宇宙船内部では少し故障箇所が多発していた。地球の大気圏に突入する際の衝撃でなったようだ。
だがそんなことはいつものことだった。サイヤ人は行動が早い。修理は迅速に行われた。
戦闘を生きる糧としてる者にとって、ウイークポイントを放置しておくことは即、死につながると
本能的に感じているのだ。あらかた修理は終った様子。だが通信システムの調子がおかしいらしい。
最も他に通信する者などいない。前まではフリーザからの指令がちょくちょく入っていたが、
奴らを裏切ってからは入ってきていない。あちらも裏切りには気づいてる。だがこちらの位置まで
は探せない。スカウターのシステムはあちらとのリンクをきってある。絶対に気づかれない。
通信システムは主に地球内での行動中に必要となる。宇宙船に残っている者が他の者への通信
をする場面もあるだろう。修理の担当はスラッグ。悪の心を持ったナメック星人。サイヤ人達が
ナメック星を襲撃した際、ドラゴンボールの事を教える代わりに命を生かしてもらった。
今ではサイヤ人集団の知識箱だ。ドラゴンボールが目的の彼らにとって、スラッグの存在は大きい。
851哀・戦士:03/08/14 21:51 ID:???
「スラッグよ、通信システムの修理はどうか?」
「え、え・・ええ。まああと少しってとこですかね」
バーダックの問いにスラッグが答える。やけに顔に汗をかきながら。力仕事なのだろうか。
「まあゆっくりでいい。それと、例のドラゴンボールレーダーの開発は進んでいるのか?」
「へえ、あれなら我々ナメックのDBから出る微弱な電波を参考に、作っております。まああと
数日かければ完成するでしょう」
「む・・・頼んだぞ。おい、そこは別に壊れてないぞ。その機械をなぜ取り付けるのだ?」
「へ・・?あ、ああ、こいつはナメックの技術でしてな。テ、テレパシーて奴で通信ができる
のですわ。ははは。いつか役に立てばいいと思いまして・・・」
「ほう・・まあいい、じゃあな・・」
スラッグは通信システムの修理と言っておきながら宇宙船に奇妙な装置をつけはじめている。
奴は隠し切っていると思っているが他にも見慣れない部品が増えた。ベジータも気づいている。
ナメック星人とは変わり者だ。何をしようとしているのか知らんが奴がいないことにはDBも
探せない。バーダックは汗を拭きながら作業を続けるスラッグを見ながらこの先のことを考えていた。
852哀・戦士:03/08/14 21:52 ID:???
「ヤムチャ様・・・なぜそんなことを聞くんです?」
「いや、最近、急に気になっちまってな」
「それを知ってどうするおつもりです・・・?」
「いや、どうってことはねえよ。ただすっきりさせたいんだ。自分がどんな風に生まれたのか・・」
「わかりました。私の知っている限りのことをお話しましょう・・・」
カメは話を始める。ヤムチャとブルマは静かに床に座りカメの言葉に耳を傾け始めた。
「始めに言っときましょう。ヤムチャ様の親はわかりません・・」
「なに・・・?」
カメの話・・・20年前の昔話・・・
20年前、サイヤ人襲来の時、亀仙人、孫悟飯ら地球の達人達は団結し、サイヤ人打倒軍を
結成したという。その頃、地球の軍隊は壊滅状態。亀仙人らは自分達に地球の運命がかかっている
と言い聞かせ、気持を高ぶらせていた。だがその気持も発揮することなく、サイヤ人達は撤退
する。地球に落下してきた巨大な物体。それのおかげだ。サイヤ人達にとっては悪夢だが
地球側の人間にとってはそれはまさに神風。誰もがその物体に感謝した。だがその物体が落下した
付近の土地はなぜか人が立ち寄れないほど猛烈な熱波に覆われていた。亀仙人達達人集団は
調査のため、そして地球を救った謎の物体を見るために現地へと向かった。
到着した彼らは恐るべき実態を目にする。そこには巨大な物体など何もなく、ただ真っ赤な空と
荒廃した土地、そしてとてつもない熱波が存在するだけだった。まだ落着地へと到達していない
にも関わらず、土地の気温は100度をゆうに超えていた。達人集団は落着地へと近づくが
そのたびに上がっていく気温に耐え切れず多くの者が脱落していった。落着地と思われる場所
へとたどり着けたのは孫悟飯と亀仙人のみだった。巨大なクレーターのようなものが見える。
まさに巨大物体が落下した場所だった。2人は数日間、その場を調査し、物体の残骸などがないか
調べることにした。
「悟飯様と亀仙人様はそこで思っても見ないものを発見しました。生まれたばかりの赤ん坊を。それも二人も・・・」
853哀・戦士:03/08/14 21:52 ID:???
あの世・・・
「ふー、ここが界王さまのいる場所か・・?う・・・やたらと身体が重いな・・・精神と時の部屋
みてえだ・・どうなってんだこの地面・・・」
「うっほっほ」
「ん・・・?あの猿みてえな奴・・・そうか、あれが界王さまか!!こんにちわ。オラ孫悟空です
修行、よろしくたのんます」
「うっほっほ うっほっほ」
「お、さっそく修行だ。あの動きをやれってんだな。うっほっほ うっほっほ これはきつい。
界王さま・・ここの地面、どうなってんのかな?」
「なーにやってんだお前」
「へ・・・?お、おめえは・・」
「わしはな・・うーん、かいーよー、かいーおー、かいおう。界王じゃ」
「へ?じゃああいつは・・・・?」(以下省略)

「ワシの修行は厳しいぞ!!ついてこられるか!!」
「うん!!」
「どーせ目指すなら宇宙1じゃ!!よいな!!」
「うん!!!」
「その前にちょっと茶でも飲むか・・・」<つづく>
854哀・戦士:03/08/14 22:01 ID:???
こんばんわ。
場面がコロコロ変わるからちょっとわかりづらいですね。

>>ヤムチャ伝説
悟空が敵になるとは。これまた新しい設定が登場しました。
ヤムチャ活躍できそうですね。なんとなくだけど。
セリフ回しとかうまいと思った。

>>ヤムチャQandA
プッと笑えるような落ち着きのあるネタだ。
こーゆうの心が和む。

>>ドラえもん
のびた達つええ〜
ドラの映画同様、クライマックスはワクワクする展開ですね。
秘密道具、もっと出してほしい

855マロン名無しさん:03/08/14 23:07 ID:???
>ドラえもん
すごくおもしろいです!昨日たまたまここ見つけたんですが
徹夜して読んじゃいましたよー!
友達にも知らせてやろうと思って印刷して渡すと
「やべえ・・続きが見たくてしょうがねえ」
と、かなり絶賛でした!
続きをかなり期待しています!頑張って最後まで書き上げてください!

>みなさんへ
で、私はふと思いました!
私のインターネットツールでは履歴保存日数が「0」日なんですよ!
だからスレが紫にならないんでかなり探すのに苦労するんですよ!ここね!
もう見たいのに見れないのはかなりうッとおしいのでageちゃいますね!
はっきり言ってツールいじるのめんどくさいし、ブクマの行が長ーくなんのウザイし!
みなさんから反論があっても反省なんかこれっぽっちもしませんから!あひゃー!
たとえ荒らし行為だとしても自分が楽しけりゃそれでいいんで!だからご了承願いますねー!うひゃー!
また R O M しに来ます♪怒らないでね!
856マロン名無しさん:03/08/14 23:10 ID:???
あげ==================================================
857マロン名無しさん:03/08/14 23:11 ID:???
>>855-856
何者?
ワラタけど
858マロン名無しさん:03/08/14 23:13 ID:???
sageるとするか。
859マロン名無しさん:03/08/14 23:15 ID:???
スルーしる
860マロン名無しさん:03/08/14 23:24 ID:???
バキスレもヤムスレも凄く盛り上がってきたね。いい事だ。
仲良く協力しながら切磋琢磨すれば良いんだよ。今、両方絶好調みたいだし。
861マロン名無しさん:03/08/14 23:32 ID:???
そういや、哀戦士ってなんでこのタイトルなんだろう
あんまガンダムと関係ないよな?詳しいことは知らんが
862マロン名無しさん:03/08/14 23:49 ID:???
>>861
実はレスを見るためにずっといたりする。
ガンダムと関係ないです。
ただ、「哀・戦士」という歌とタイトルがすきなんです。
あと、この作品は思い切りシリアスにしてちょっと悲しめ暗めの
感じにしようと思ったので丁度いいかなと・・・
アムロ=ヤムチャの関係からかも知れない。声の話。
意外と「哀・戦士」の事知ってる人っているんだなあ。

>>855
いらっしゃい。
『準決勝!!ヤムチャ選手対マジュニア選手!!!』

強い…それしか思い浮かばない。
目の前に悠然と立つあの緑の男は、なんて、無茶なキャラクターなんだ…!!
ヤムチャで勝つにゃあどうすればいいんだよう…

『それでは、準決勝…始めてください!!』

「弱そうな人間だ…だが、さっきのハゲのこともある。八割の力でやらせてもらおう…」
最終手段として、魔封波のビンの中の神をぶっ殺すという手がある。
ドラゴンボールがなくなるとかは、俺の知ったこっちゃあない。だが…
やれることをやってからだ!!そんなんじゃ最強の称号は得れない!
「マジュニア…いや、ピッコロ大魔王!!」
俺は叫んだ!!

(ピッコロ大魔王…?) (そ、そういえば…) (に…似てるぞ) (そっくりだ…)
予想通り、ギャラリーが騒ぎ出した。
「似てて当たり前だ!!!このオレはピッコロ大魔王の生まれ変わりだっ!!!!」
ギャラリーが戦慄する。皆、あの惨劇が記憶にこびり付いているのだろう。
「世界中に報せておけ!!!孫悟空の息の根を止めたあと再び貴様らの王になってやる!!!
 ピッコロ様の天下が蘇るのだ!!!!」
『『『『『『『『『『う…うわわ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!』』』』』』』』』』 
『『『『『ひいい〜〜〜!!!逃げろ―――――!!!!!!』』』』』
ギャラリーは大方逃亡した。残ったのはZ戦士関係と審判のみ!
「おい」
「何だ、ザコが!!」
「『孫悟空』じゃない、『ヤムチャ様』だろ?緑ヤロー」
「そうか…貴様、居たなあ!?」
ブアアッ!!!!ピッコロの気が高まってゆく!!
(コイツに勝てれば…いける!!)
864マロン名無しさん:03/08/14 23:58 ID:???
>>463
素朴な面白さ。

できれば最後に『続く』を入れてくれると助かる
>>哀・戦士さん
カメがヤムチャ出生秘話を語るのか(w
過去話は、完全オリジナルですな。期待しますよお?

>>ヤムチャ伝説さん
ヤムチャ対悟空の予感…!!
自分もこれから書くのですがね。内容被らないよう頑張りますw

>>ドラえもんさん
不完全状態のフリーザならヤムチャでも勝ち目ありかな?
実際には有り得ないでしょうが…
フリーザは最高の悪役なんで、こちらもどう料理するか期待大。

ヤムチャQandAは好きなタイプだなあ。
「な、なんか、すっごいのが来たよ!」
 タケコプターを付け、空で奮戦するのび太達。そこへ、兵士長がやって来たのだ。今までの下級兵士
とは格が違う。体中に生やしたトゲが、その迫力をより引き立てている。そして、部下に向かって叫ぶ。
「お前達は近くで見ていろ!あのガキ共に、真の恐怖というものを存分に味わわせてやる!!」
 わざわざ遠く離れた惑星まで来て、これまで何の活躍も出来なかった兵士長。しかも、新入りの出木
杉の方が重用されているという事実。彼としては、何としてもここで名誉挽回をしたかった。部下の見
ている前で子供達を始末すれば、フリーザの目も自分に向いてくれるはずだと思ったのだ。
「つ、強そう…」
「ええい、スモールライト!」
 光を浴びる兵士長。普通ならば、ここで体が小さくなっていくはずだ。
「な、何だこれは!?う、うおおおおおおおお!!」
 耐える兵士長。己の体内の戦闘力、つまり気でスモールライトの起こす細胞の縮小に、逆らっている
のだ。この予想外の事態に、焦るドラえもん。
「ス、スモールライトが効かない!?」
「厄介な道具らしいが、私には通用しなかったようだな…それ!」
 兵士長が軽く手を振ると、凄まじい突風が起きた。吹き飛ばされるのび太達。しかも、のび太の頭か
らタケコプターが取れてしまったのだ。
「タケコプターが!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
 そのまま裏山へ落ちるのび太。運良く木の上に落ちたが、この高度ではかなり危険である。
「のび太君!」
「のび太さん!」
「ハッハッハ、落ちたか。残りは五人だな…せいぜい楽しませてくれよ」
 兵士長は確信した。道具にさえ気をつければ、恐れるに足らない敵である事を。スカウターでも確認
したが、全員戦闘力は一桁しか無いのだ。戦闘力一万を誇る兵士長にとっては、赤子も同然の存在なの
である。この差を埋める方法、その鍵はドラえもんの秘密道具が握っている。
 そして、裏山上空では、ヤムチャがフリーザ相手に優勢であった。最初のモーションさえ見逃さなけ
れば、頭突き、エネルギー波ともに避けられる。そして、フリーザの攻撃後の隙を突き、ヤムチャが攻
撃する。地道ではあるが、確実に効果は上がっていた。
「操気弾!喰らえっ!!」
 ヤムチャの手から放たれたエネルギー弾が、フリーザを襲う。しかし、フリーザの動体視力からすれ
ば大した速度では無い。あっさりと避けられる。
「あんなものが当たるとでも?」
 フリーザを通り過ぎたエネルギー弾が軌道を180度変える。そして、フリーザの延髄を直撃した。
「ぐはァ!!」
「背後がお留守だぜ…なんてな」
「く…この体が元通りになり、パワーが戻れば貴様なんぞに!!」
「おいおい、さっきと言ってる事が違うぜ」
 会話も完全にヤムチャペース。だが、フリーザが不敵に笑い始めた。予想外の苦戦に気が触れたわけ
でも、体が復活する手があるわけでも無い。これは、何かを閃いた時の笑い。それも危険な閃き。
「もう、この星は消しましょう」
「何だと!?」
 突然フリーザは顔を下へ向け、口を開きエネルギー波を撃とうとした。フリーザの思い切った選択に、
一瞬ヤムチャの気が動転する。だが、これがフリーザの狙いだったのだ。
「隙だらけですよ!!」
 ヤムチャが気づいた時には、既にフリーザの頭が目の前にあった。鼻が潰れる音、顔面の骨にヒビが
入る音、ヤムチャの耳に鮮明に聞こえた。喰らってはならない一撃を、喰らってしまったのだ。この一
撃で形勢は逆転した。
「こんな宝の山を壊すわけないでしょう?さて、これまでのお返しをしなくてはなりませんね…」
 フリーザはヤムチャの攻撃を一撃喰らった程度では問題にならない。だが、その逆は致命的なのだ。
ヤムチャの気がガクンと落ちる。死へのカウントダウンが始まった…。
 一方、裏山へ落ちたのび太。木に落下したため、枝や葉がクッションとなり、大きな怪我はしていな
かった。常日頃、裏山を大切にしているのび太への、山からの恩返しだろうか。
「いてて…助かったぁ」
 辺りを眺めるのび太。周りには誰もいない。空ではドラえもん達が、兵士長と戦っている。更にその
上空では、ヤムチャとフリーザの対決が繰り広げられている。
「タケコプター…どこに落としちゃったんだろうなぁ」
 しかし、近くには見当たらない。タケコプターはあの突風で、遠くへ吹き飛ばされてしまったらしい。
「どうしよう…。あるのは熱線銃だけか」
 熱線銃片手に、裏山を慎重に歩き始めるのび太。すると、目の前に巨大な宇宙船があった。言うまで
も無く、惑星フリーザの船である。余りに近すぎて分からなかったが、どうやら、のび太は宇宙船の近
くに落ちていたらしい。だが、幸いにも敵兵はいなかった。一人残らず出撃したようである。
「そうだ、出木杉がいるかも!」
 スネ夫が“フリーザの仲間になっていた”と言っていた出木杉。もしかすると、近くにいるかもしれ
ない。宇宙船の周辺を、抜き足差し足で探ってみる。すると、向こうから現れてくれた。
「野比君!」
「あ…出木杉!」
 敵地だが、クラスメイトと再会した事で、のび太もひとまず安心する。
「もうフリーザに従わなくていいんだ!ここから逃げよう!!」
「悪いけど…僕は決めたんだ。フリーザ様に一生ついて行くって」
「え!?」
「僕の使命は、ドラえもん君を手に入れる事だ。もし、ドラえもん君をよこすのなら、僕からフリーザ
様に口添えしてあげるよ。この星は見逃してあげてくれってね」
「何言ってるんだよ…。ドラえもんは友達なんだ!そんな事出来るわけないだろ!!」
「そう…。じゃあ、君には死んでもらうしかないね」
 出木杉は右手に備えたビーム銃のエネルギーを、無表情で溜め始めた。
>>820の続き。
今回は三つの局面から書きました。

まだ続きます。
>>哀・戦士
バーダックがマジで格好いい。
それと、腰が低いスラッグも情けなくて素敵です。
あの世は緊張感ゼロですね。だからこそ、原作では後のベジータ戦が引き立ったわけですが。

>>ヤムチャ伝説
「意外に悟空達の政策いいんじゃないか?」とか思ってみたり。
やっぱ、三つ目がよくないですね。
座ってるだけのベジータ、横であくせくと働く悟空、下で土下座してるヤムチャ。

>>ヤムチャかよ!?
ピッコロ戦スタート!
いきなり正体暴露ですか…先が読めませんね。
自分が考えた「神殺し」が早くも否定されてしまいました。流石や…。
…勝てるかなあ?(w
俺は、とりあえず言ってみるタイプなもので…
これからどうやって勝たせるか考えます。
それに、勝っても次は悟空…(w
872マロン名無しさん:03/08/15 00:36 ID:???
しかし、DBとドラえもんという、まるで水と油のようなものが違和感無く交じり合ってるのは、凄いなあ…
873ハンター・ヤムチャ:03/08/15 02:15 ID:???
バトルクリリンの突進を紙一重でかわしたヤムチャ
そのままクリリンは空に上った後ヤムチャの頭上をクルクル回ってる。
ヤムチャは、状況を理解出来なかったが、戦っている場合でない事は理解した。

「神様、ちょっと待った、戦っている場合じゃないクリリンが」
神様も異常事態に気付いて、ヤムチャの意見に同意した。
「解ったヤムチャ君、それであのモヒカンはなんなんだ」
少しばかりヤムチャが考えた結果、
クリリンの頭についるものはバトル手袋以外にあるのかと自問自答してみた。
「きっとあれは先ほど俺が呼んだバトル手袋です、
俺の知っているものとは違いますが、ブリーフ王の事ですから新型なのでしょう」
ヤムチャは後悔していた、自分の信頼していた相手はあのブリーフだったのだと。

「それは違うぞヤムチャ君、これは手袋ではないヘッドだ」
見ればクリリンが空中にで静止している、しかもブリーフの声まで聞こえてくる。
「ここだよヤムチャ君、このバトルヘッドには、
通話機能と、衛星を通じて映像が送れる機能があるのだ」
「それはバトルヘッドと言うのですか?いつの間に手袋からヘッドに変わったんだジジイ」
「実は最初に手袋を発射したんだが、途中で燃えて消滅してしまったんだ
だから仕方なく試作品であるバトルヘッドを発射したのじゃよ」

そうなのか、しかし何かがおかしい何だこの心の中にあるもやもやは。
「そんな事よりヤムチャくん早く神様を倒さないといけないんじゃないのか」
確かに俺の元々の敵は神様だった、不審な点はあるけどこのさい気にしないでおこう。
しかしその時一人の男がヤムチャとブリーフの間に入った。

「待てい!!」神様の登場。御供のミスターポポも傍らで不思議な杖を持ちながら登場。
「ペペが持っているこの杖は、嘘吐きに雷を落すことができる秘伝の杖
ブリーフとやら、この杖の前で、先ほどと同じ事を言ってみよ」
神様、ポポですよポポ。ポポが横から言おうとするが場の雰囲気のせいで口に出来ない。

つづく。
874ハンター・ヤムチャ:03/08/15 02:15 ID:???
>>黄泉の門
試合放棄してこのまままチャパは国に帰るんですかね

>>哀・戦士
ガンダムとは関係無いんですね
よく考えたら確かにガンダムがいない。

>>ドラエモン
出来杉とトゲトゲ兵士長が素敵です

>>ヤムチャかよ
このまま神殺しですか?普通にやったら試合に勝つ方法が解らないんで

>>伝説
更新乙。これからも頑張ってください

780のレス問題発言で少し騒ぎになったみたいで
多くても、その後は2・3レスくらいと思ってたんですけど
予測ミスしましたすみません。
875マロン名無しさん:03/08/15 06:12 ID:???
あと130レス、60kB
一日で結構進んだなぁ。レスつくときはつく・・。
876マロン名無しさん:03/08/15 07:54 ID:???
作者さんたちにお願いです。
小説をうpしたときに、なるべく前回分のレス番を入れていただけると大変たすかります。
877マロン名無しさん:03/08/15 09:09 ID:???
>>876
ああ、俺も思った
保管庫も無くなっちゃったし、自分で確認できなくなっちゃったんだよなあ
878マロン名無しさん:03/08/15 09:26 ID:???
専用ブラウザいれれば楽だけどな。
879マロン名無しさん
>>877
http://yamnov.hp.infoseek.co.jp/kako.html
一応仮保管庫は作っておきました。