このスレはみんなで魔法先生ネギま!の小説を書こう、というスレッドです。
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↓
亜子と裕奈とまき絵は死んだ
>>2 でも話が続かなくなるので、遠い地から
マギステル・マギが3人を復活させた。
ある夏の日の夕暮れ、ネギは
「皆さんは、今年の”プログラム”対象クラスに選ばれました」
【残り30名】
痴漢行為の容疑で逮捕
>>6 されませんでしたが、それをネタに生徒たちの
オモチャ的ポジションを強いられるようになりました。
ネギ「このかさ〜ん、皆が僕をイジメルよ〜!!」
ネギ君は大人のおもちゃ代わりになりました
10 :
マロン名無しさん:03/06/29 22:41 ID:XD6lJkvk
>>8 木乃香「な、なんやて〜?
ネギ君をいじめてええんはうちだけや〜!」
そう言うと木乃香はネギに手錠をかけた。
ネギ「なにするんですか!?」
ネギ「くそぉ みんないぢめる… えぇ〜い! 爆発の呪文!!」
ボォォォン
ハルナ「きゃぁ!」
木乃香「やや! ハルナが爆破されてもた!」
【残り29名】
>>11 ???「お待ちなさい!」
誰かが木乃香の背後から声をかけた。
この口調、声の主は言うまでもなく…
2階級特進で、人の変わってしまった明日菜でした。
彼女は、みんなの前に、壁のように立ちはだかって言い放ちました。
「よろしいですか、みなさん。言ったはずですわよ。こう言った行為は一切認めていない、と。」
明日菜「木乃香さん、先生に向かってなんてことを。なんてうらやま…いやらしいんでしょう!!」
思わぬ闖入者に興を醒まされた木乃香は、髪を振り乱して吼えた。
「Fuck you!ブチ殺すぞ……!!」
それをこっそり写真に収めにんまりとする和美であった。
ネタネタ、どこに売りつけようかな?
18 :
スミス:03/06/29 23:27 ID:???
>>17 「そのカメラを渡してもらおう。さもなくば…」
和美は思った。このネタで木乃香の祖父、学園長を脅迫すれば…
和美「これで私の学園生活はバラ色よ!」
そう叫ぶと和美は全速力で逃げ出した。
木乃香「ネギ君との関係をおじいちゃんに知られたら面倒やな〜。…そうや!!」
何かを思いついた木乃香は電話を手に取った。
そしてそれを和美に思いっきり投げつけた。
ロボ「…発射用意完了 標準設定99%完了 イツデモ発射デキマス」
博士「よ〜し! ネギ君を取ろうとするライバルを狙撃よ!」
ロボ「了解 発射!」
ひゅ〜〜 どがん
木乃香「あや うちが何かする前にロボが和美消しちゃった」
【残り28名】
ほぼ同時刻
エヴァ「お前の血 わけてもらおう」
まき絵「…! いやぁ〜ん!」
ちゅぱちゅぱ じゅるじゅる〜
【残り27名】
このかの投げた携帯電話は手裏剣のごとくレンズに刺さり
無残にも反射式500mmタムロンレンズを粉々に打ち砕いた。
「あ゛〜〜〜〜、せっかくのスクープ写真がっ!」
そして和美は次なるチャンスを狙うべく其処にいた一切の痕跡を消して闇に消えるのであった。
>>25 木乃香の秘密は守られたとほっとするスミス。
しかし和美はこっそりとメモリースティックを回収し、ポケットにしのばせていたのだった。
次の日の朝、ネギと木乃香は学園長に呼び出された。
>>23 まき絵の生き血を吸い終えて一息。
エヴァはネギが木乃香に拘束されている現場を感知した。
エヴァ「ネギめ!
何と言う体たらく。
ヤツの息子とは思えん情けなさだ。」
>>27 「フォっフォっ、お前たちがすでにそういう関係だったとはの。ネギ君もなかなか手が早いわい。
で、結納は次の大安でいいかの?」
ネギ「ち、違います!!木乃香さんが無理矢理…ぎゃあ!!!」
木乃香「ネギく〜ん、なんかゆ〜た?」
ネギ「ううう〜〜〜…痛いよ…誰か助け…て」
>>30 委員長「ちょっと木乃香さん!
ネギ先生はわたくしと結婚するんですのよ!
さぁネギ先生、今お助けしますわ!」
このかの右手にはハンマーが握られてネギが何かを言いかける度に
無常にも振り下ろされるのであった・・・・・学園長の死角で
>>31 「来なさい、セバスチャン!」
いいんちょは執事セバスチャンを召喚した。
委員長の呼び声に合わせて飛び込んできたのはネギにとっては
あまりにも巨大なセントバーナードであった。
>>33 セバスチャン「はっ!
私、セバスチャン率いる
特殊メイド部隊にお任せを!!」
面白い…しかし我々に勝てるかな?
セバスチャンは牙を剥き出して激しく唸った。
「ガルルルル……」
犬が苦手なスミス5号、39号、41号、64号、90号は逃げ出した。
【残りスミス95名】
#どーでもいいことだが。マトリックスリローデッドを見てないおいらは
#100人スミスとの対決を出されてもよーわからんのだが・・・・
#やはり見て来いということか?
>>37 セバスチャン「グァアアオォオォォォッ!!」
地を揺るがす雄叫びとともに執事犬セバスチャンは、
残りのスミスたちに喰らいかかった。
スミスが全滅したその頃、混乱に乗じて逃げ出したネギを木乃香が追っかけていた。
木乃香「なんで逃げるん〜?」
ネギ「やめてください…許して…」
???「ネギ先生こっちです」
ネギは声のする方に隠れ、木乃香をやり過ごした。
その声の主は夕映だった。
「夕映さん、ありがとう、助かりました。
それにしても、校舎にこんな秘密の通路があったんですね。」
夕映「この通路…どこに通じているか知ってますか?」
ネギ「いえ、知りません」
夕映「調教室です」
ネギ「え"?」
「中等部は学園でも図書館島に続いて謎が多い建物なんです。」
といいつつ謎の通路を進む二人の背後に人影が・・・
それは通路が狭くなったところにつっかえていた五月だった。
「四葉さん、こんなところでどうしたんですか?」
「…ん?ちょっとまってください、ネギ先生。私たちはあっちからきたのにどうして後ろに四葉さんがいるです?」
どうやら迷ってしまったようだ…不安になった2人は四葉を置いてもと来た道を急ぎかけもどった。
四葉 圧死
【残り27名】
夕映「ふぅ 疲れました 走るのは嫌いです」(ちぅー)
ネギ「あっ 何飲んでるんですか?」
夕映「抹茶カフェオレです」
ネギ「…?(抹茶にカフェオレ?)そうですか おいしそうですね(汗」
夕映「うぅっ 痛い いたたたた」
ネギ「どうしたんですか!?」
夕映「持病の糖尿病が…」 パタリ
【残り26名】
>>45 一時間後、二人は完全に道に迷ってしまった。
夕映「どうするですかネギ先生」
先生「どうしましょう…」
その時、前方に明かりが見えた。
>>47 ネギ「夕映さんっ!
しっかりしてください!!
…ザオリクッ!」
ネギはザオリクの呪文を唱えた。
なんと夕映は生き返った!
【残り27名】
超「あやや? ネギ君アルね? こんなところでどうしたアル?」
ネギ「あ 超さん 今木乃香さんから逃げてるんですよ」
超「木乃香からアルか? あいや〜 じゃあ 急がないといけないアルね」
ネギの手をとり 駆け出す超
ネギ「わわ! もう少しゆっくり走ってください〜」
見えてきた光にとびこむ
夕映とネギと超
その先にあるものは?
泉のようなものがあった。
ネギ「これは…旅の扉?」
1飛び込む
2飛び込まない
3様子をみる
>>51 それは地下の大空洞に築かれた城であった。
???「ようこそわが居城へ!
先生…いや、ネギ・スプリングフィールド!」
突如、大空洞全体に女性の声がこだました。
ネギ「誰だ! 出て来い!」
刹那 しゅん と空気を切る音が聞こえた
超「あいや〜 ネギ大変アルよ! 夕映が木乃伊に!」
ネギ「うわ! 夕映さん!…だめだ 血がなくなってる」
↑【残り26名】
???「処女の血 たしかにいただいた」
ネギ「くっ 誰だ!僕の生徒にこんなことをしたのは!」
>>56 エヴァ「私だ…」
ネギ「あなたはエヴァさん…
何故こんな酷い事を…」
エヴァ「…完全体になるためだ。
しかし長々と説明するつもりはない。
さて…そちらの中国娘の血も頂くとするか。」
???「今はまだ正体は明かせない さらばだ 満月の夜にまた会おう」
ネギ「あ 行ってしまった(超さんの前だから魔法つかえなかった)次会ったときは絶対倒す!」
超(あれ エヴァアルよね? ネギ坊主に言ったほうがいいアルかな?)
ネギ「…にしても誰だったんでしょうか、わかりますか?超さん」
超「…わからないアルね」
アナウンス「え〜ではこれまでの再起不能生徒を発表するぞ〜
14番・早乙女ハルナ
3番・ 朝倉 和美
30番・四葉 五月
4番・綾瀬 夕映
以上だ 」
番外編 スミス5人再起不能
>>58 「それにしても、どうやったらここから出られるんでしょう?」
「ネギ先生、こっち来るヨロシ。変な扉がアルヨ。」
その扉を抜けると…
木乃香「おかえりーネギ君」
ネギ「宇和わわわわわわーーーーー!!!!!!!」
「?どしたん?そんなに慌てて?」
「え、どうって、さっき…」
「さっき?なんかあったっけ?」
木乃香は本当に何があったかおぼえていないようだった。
部屋を見ると、スミス達の累々たる死体が跡形も無いことに気がついた。
木乃香「式の準備はできとるぇ。はよ仕度してな〜ネギ君」
ネギ「僕にはパートナーはまだ早いですよこのか・・・いたたたたたた!!!!」
木乃香「ネギ君は永遠にウチのものや・・・たっぷりかわいがってあげるで」
//あわわ、いつのまにか和美タンロボに消されていたのね//
//というわけで、復活の呪文//
・話はちょっとさかのぼる
>>22 >ひゅ〜〜 どがん
ロボからの砲撃を受けた和美はとっさに身を伏せる!そして砲弾は至近距離に着弾した!
「ふぅ、危ない危ない。あ〜ん、せっかくの報道部従軍最前線用の装備が台無し〜」
と自分の体より服のことを気に掛けながらしたたり落ちる血を気にせず体を引きずって、
物陰に身を潜めるのであった。
・そして
>>24へ続く
>>64 木乃香「そこにいるウチは偽者やでネギ君!!」
ネギ「え?木乃香さんが二人?」
ちう「嗚呼…
至福の時…!」
その頃、千雨はいつも通りニューコスチュームの
一人撮影会を行っていた。
しかしその時…!
>>66 ネギ「どっちが本物なんだ?・・・そうだ!!」
ネギは呪文を唱え始めた。
ちう「あ、あれ?ここ・・・学園長室じゃないのぉ」
ネギ「あれ?間違えて長谷川さん召喚しちゃった」
ちうの運命は?
>>69 無駄じゃよ、ネギ君ここでは魔法はまともに作用せん…
唐突に、校長の声?が、ネギの頭の中に響いた。
>>70 絶望的な気分のネギ・・・しかしここにもう一人絶望的な表情をしているコスプレ少女が・・・
ちう「み、見られた!?このガキだけじゃなく近衛木乃香(何故二人?)や学園長にまで・・・
くっ・・・消すしかない。もはやこいつらを殺るしか・・・」
>>71 アーミールックに身を包んだ千雨は懐から手榴弾を取り出し、ピンを抜くと自分は校長室を飛び出した。
しかし、そこは見慣れた学校の廊下ではなかった。
>>72 そう…
スミス残り95人のミイラとなった死体が
累々と積み重なっていた。
一方、校長室は爆散し、ネギも、二人の木乃香も、校長も、全てが無のひとひらへと帰っていた。
(……ボクは…死んだのかな…)
おぼろげに取り戻した意識のうちに、ネギは思った。
気がつくと、隣ではまるで昔と同じように、明日菜が寝息を立てていた。
(…あぁ…ここは…天国なのかな…)
そう思いながら、ネギの意識は再び途切れた。
>>74 ビシャ!
引き戸を閉めるような音に反応し、覚醒するネギ。
ネギ「ここは…?」
周りを見回し、保健室の床に横たわっていた事に気づく。
そしてネギの隣には…
>>74 「えへへへへ、先生はもうここからでられへんでぇ」
不気味な笑みを浮かべる亜子。
そこでネギは初めて、自分が包帯で縛られていることに気づいた。
>>76 ネギ「い、和泉さん!
何をしてるんですか!?」
問いかけに答えず、ネギに包帯を巻き始める亜子。
そして…
ネギ「うーっ!、ムーッ!」」
そしてミイラ男のように包帯でグルグル巻きにされた
ネギが出来上がった。
>>77 「ネギ坊主を放すアル!」
そのとき、お手製火炎放射器でドアを焼き抜き超が乱入した!
「ここではウチが有利やで!」
亜子は冷静に消毒用アルコールを、超の持つ火炎放射器に投げつけた。
「アイヤァァァァ───!?!?!?」
爆発が超を吹き飛ばした。
【残り25名】
>>78 のどか「きゃっ!」
図書館時までの活動を終えて、後者に戻ってきた
のどかを迎えたのは、爆音を伴い炎上する保健室だった。
その時、後ろから誰かがのどかの肩を叩く。
それは…
>>79 木乃香「いけないわ本屋ちゃん・・・どさくさにまぎれてネギ君奪おうゆーんやろ?」
そのセリフとともに凶悪なトゲトゲがついたハンマーを振りかぶる木乃香。
???「あぶない本屋ちゃん!!」
間一髪でハンマーからのどかを救った人物は・・・
>>80 明日菜だった。横にもう一人の木乃香もいる。
のどか「ア、アスナさんどうも〜」
明日菜「あの木乃香はニセモノよ。アンタ何者?正体を現しなさい」
???「…ではお披露目といきますか」
ニセ木乃香の正体は…
>>81 …明日菜だった。
本物「な…!」
本物が驚いた隙に、偽者が飛びついて
滅茶苦茶の取っ組み合いになる。
木乃香「あ〜この展開は、
偽者が出た時の定石やなぁ〜
それやったら解決方法も定石通り…」
木乃香「両方屠るえ」
木乃香「大量生産型スミス 出動や!」
無数のスミスが現れる
無限スミス「了解 木乃香お嬢様 屠らせていただきます」
通常の3倍のスピードで襲い掛かるスミス!
85 :
マロン名無しさん:03/06/30 16:59 ID:ol0tw4oa
>>84 のどか「きゃあ!」
スミスの攻勢に巻き込まれるのどか。
その時!
刹那「神鳴流奥義、新・雷光剣!!」
叫び声とともに突如落雷し、付近のスミス数人を吹き飛ばす。
桜咲 刹那がこの騒ぎに駆けつけたのだ。
刹那の乱入でもはや場はめちゃくちゃになってしまった。
その混乱の中、のどかは黒コゲになったネギを連れて図書館島に避難した。
ネギ「・・・ありがとうございます宮崎さん」
のどか「・・・・・・ドキッ!!」
頬を染めるのどか。
>>84 アスナ「きゃー ちょっと 何考えてんのよ!!」
アスナ「きゃー ちょっと 何考えてるのよ!!」
スミス「…思ったより 精巧にコピーされています。私にはどちらが本物か見当もつきません」
木乃香「いや 十分やよスミスはん ウチにはどっちが本物かわかったえ!」
ネギ「え!?どっちですか 木乃香さん!」
>>87 木乃香「本物のアスナはちょっとお下品なんよ ネギ君」
ネギ「あ!そうか ということは『何考えてるのよ!』と言ったほうが偽者ですね!」
木乃香「正解〜 よくできましたネギ君 (ナデナデ)」
ネギ「う〜 僕は先生なのに…」
>>87 そういって木乃香はおもむろに片方の明日菜のパンツを脱がす。
そして木乃香の眼前には見事な森林が生い茂っている。
木乃香「こっちが偽者や!
パイパンやない!!」
スミス「そうですか!
…って、私たちの登場意義は?」
>>89 木乃香「偽者を始末しーや」
スミス「了解」
こうして偽アスナはスミス達により無残に解体された。
>>90 ネギをめぐる一連の事件は一応の解決を見た。
木乃香「ネギ君をりょーじょくするんはまた次の機会までお預けやな・・・」
明日菜「なんか言ったこのか?」
木乃香「いや何でもないでアスナ・・・」
ネギ「・・・・・・・・・」
第一部〜完〜
第二部〜学園生活の落とし穴〜
ネギ、アスナ、このかはいつも通り登校する…はずだった。しかし…
>>93 先日のドタバタで女子中等部校舎は
半壊していた…
>>94 しかし誰一人として欠席する生徒はいない。
このへんはたいしたものだとネギは思った。
ネギ「さあ皆さん授業です。青空教室といきましょう」
ほとんどが賛成した。しかしこれを面白く思わないクラスメートがいた。
>>97 一点俄かに掻き曇り、バケツをひっくり返したような土砂降りに…
>>98 手のひらを返したようにブーたれる生徒たち。
>>99 (いけない、このままでは暴動が起こる…)
そのとき、不意に半壊した校舎の窓が開き、バルコニーへと歩み出る人影が。
いいんちょだった。
にっこりと微笑み、優雅にお辞儀をして見せたいいんちょ。
>>101 ズドンッ!
そしてそこから落ちた委員長。
>>101 「あいたたた…。
私たちの学び舎がいつまでもあばら家のままではネギ先生…いや、皆様に申し訳がありませんわ。」
といいながら、穴からよじ登り、親指を鳴らすいいんちょ。
その音を合図に、雪広財閥所有の建築会社の面々が大量に現れ、
あっという間に学園を復元してしまった。
>>102 しかしその後半年、この新校舎が使われることは無かった。
シックスクールだったのだ。
>>103 まぁそんな先の話は置いといて、
とりあえず授業再開するが…
>>104 「それでは教科書を開いて、え〜と120nからでしたね、
じゃぁ…桜子さん、読んでくれますか、とりあえず1パラグラフだけ。」
>>105 しかし、桜子は死んだ魚のようなうつろな目でネギを見つめるだけだった。
>>107 謎の生命体を吐き出した。
体長60cmほどもあるそれは、明らかに地球上のものではなかった。
>>108 そしてそれはゆかに這いつくばり、痙攣している…
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>>109 憑物が落ちた桜子は元気よく教科書を読み上げた。
明らかに発音が間違っていたが、突っ込むものはいなかった。
「なんなの、これ…?」「気持ち悪〜い…」「う…ぅう〜ん(失神)」
. . .
すると、一人の少女が意を決してそいつの元へ歩み寄った。それは…
>>110 茶々丸だった。
茶々丸「UMA確認。
捕獲します。」
しかし、その台詞を言い終わるか否か、
謎の生命体の目が光、宙に浮かび上がった。
そして…
がしゃぁぁ〜〜〜ん!!
突然何者かが窓を蹴破って進入してきた
???「ターゲット近衛木乃香、情報・黒い髪、長さは腰あたり」
ネギ「ななな 何ですか!? あなたは!」
???「!ターゲット認知 捕獲に移ります」
シュンッ 異様なスピードでその者は捕獲しにかかった
ハルナ「きゃぁ! やっ やめて!」
???「ターゲット捕獲完了 退散」
なんとハルナが拉致られてしまった!
>>112 ネギ「あ、あうぅ〜!」
立て続けのハプニングに混乱するネギ。
楓「追撃は任せるでござ〜っ!」
そう言って楓は人攫いの追撃を開始した。
>>113 そこでネギはこの件を楓に任せ、謎の生命体をゴミ箱に投げ入れると、
何事も無かったように授業を続けた。
「それじゃあ、練習問題の1を…四葉さん。四葉さん?お休みですか?」
そこまで言ってネギは、昨日謎の通路で見た四葉を思い出した。
ネギ(ひょっとして四葉さんはあのままあそこに…)
アスナ「ちょっと ネギ ネギ」
ネギ「あうっ 小突かないでくださいよ 何ですか?」
アスナ「あの、ちょっと、 この前の惚れ薬また作れる?」
ネギ「え 惚れ薬ですか 作れないことはないですけど…どうしたんですか?}
そのころ
学園長「木乃香は連れてきたかの?」
???「ハッ」
学園長「ん? こ この人は木乃香じゃないぞい! たしか木乃香のクラスメイトのハルナ君じゃ」
???「!? スッ スミマセン! 今日は大切なお見合いの日だというのにこのような失態、けじめをつけさせていただきます」
学園長「まぁまぁ 自分で行かなかったわしが悪いんじゃ、気にするでない。しかしどうしたものか、先方は痺れを切らしているぞい」
>>115 「何って…それは…(ごにょごにょ)」
明日菜は真っ赤になってうつむいてしまった。
(…?)
〔とりあえず、今は授業中なんで、その話は後で。〕
「ちょっと明日菜さん、何を赤くなってるんですの?いったい何の話をしてるんです!?」
>>117 「うるせーこのショタコンメガネザルが」
>>118 ???「ふ…高畑という男に使うのだな?」
明日菜「こ、声が大きい!
…って、何であんたが知ってるのよー!」
振り向きながら叫んだ明日菜の視界には、
先ほど廃棄した筈の生命体が宙に浮かんでいた…
>>119 ネギ「何者ですか?生徒の皆さんをいじめるのなら怒りますよ?」
>>120 ???「ガキどもに用はない。我の目的は高畑タカミチの抹殺だ」
明日菜「なんですって!?」
その生命体は鳴滝姉妹の真ん中の人を生贄に、更に巨大化した。
そして・・・
>>116 学園長「とっ とにかく騒ぎが起こる前にハルナ君を教室に返してきなさい」
???(スミス)「ハッ ではいってまいり…」
ヒュン パリン ざくっ
???(スミス)「ぐはぁ! こ これはクナイ? だ 誰だ!?」
?「一つ 人の路を踏み違えたものには罰を
二つ 忍術は正しき路につかう
三つ クラスメイトはなによりも大切
四つ バナナはおかしに含まれます」
>>122 ???「まぁそれはおいといて…
千雨の父です。
いつも娘がお世話になっております。」
全員「!!!!」
何の脈絡もないちう父?の発言に騒然となるA組。
そして一身に注目を受ける千雨の台詞は…
>>123 学園長「ほっほっほ 君は楓君だね?」
?(楓)「よくみやぶったでござるね ハルナは返してもらおう」
学園長(いつもと口調が違うぞい よほどクラスメイトが大切なんじゃな)
学園長「ちょうどいい 今返そうと思っていたところなんじゃ、つれて帰ってくれないかのう?」
楓「… 任せるでござる ニンニン」
学園長「ふぅ 一件落着じゃ」
プレハブの教室にもどった楓とパル。
しかしその頃、教室ではとんでもないことが起きていた。
>>114 ちう父「マッハ4で飛ぶし
お金は国が出してくれるんだ」
き〜ん こ〜ん か〜ん こ〜ん
ネギ「あわわわわ 昼休みのチャイムだぁ。結局今日もまともな授業ができなかった…」
亜子「きり〜っつ きょ〜つけぇ〜 れいや!」
>>129 「ネギ君、一緒にご飯食べない?なんか学食に新メニューが出来たらしいよ。」
チア部の面々に誘われ、ネギは学食へ行った。
その新メニューとは…
>>129 ネギ「あぁ なんだか頭が痛くなってきたよ… みんな騒いで僕の授業聞いてくれないし…」
亜子「どうしたん? ネギ坊主 顔色ごっつぅわるいで。 うち保健委員やけ保健室連れてったげるで」
ネギ「そうですか! ありがとうございます」
かくして保健室にむかう二人
しかし保健室には先生がいないというお決まりが!
>>129 教室、一人で弁当を食べる千雨
ちう父「ちう トマトも食べろよ」
千雨「うん トマトは大好きだよ」
ちう父「好きとか嫌いとかはいい
トマトを食べるんだ」
>>130 「チョコ豚味噌カツ?ってこれほんとにおいしい…ってゆうか食べれるの?」
「でも頼むんでしょー?」
「ほんと桜子らしいよね。」
パル「私たち忘れられてるね」
楓「ござ〜」
>>133 チア部の女の子達と楽しく食事をするネギの前にいきりたった明日菜が現れた。
明日菜「アンタホレ薬は出来た?」
ネギ「急には無理ですよ」
>>135 明日菜「早くしろー!!」
ネギの胸ぐらを掴む明日菜。そこにまたしても委員長が現れた。
委員長「また先生に乱暴して・・・お放しなさい!!」
>>136 アスナ「うるさいわね、ジャマすると弟のいるあの世に送ってやるわよ」
委員長「!!!!」
アスナのあまりにも無神経な言葉に雪広あやかは…
>>137
「えー、何よ、ほれ薬って〜?」
「高畑先生に使うつもりでしょ。」
「何でネギ君に頼むの?そんな事。」
「でも高畑先生ってしずな先生と付き合ってるってうわさだよ。」
硬直する明日菜。黙ってしまういいんちょ。そのとき、ネギのとった行動は…
>>138 アスナの肩に手を置くネギ
ネギ「残念でしたねアスナさん…まあ僕の失恋の相は外れることはまずありえ…」
アスナ「やかましいわこのガキーーーー!!!!!」
>>139 明日菜の鉄拳がネギを襲う!
委員長「危ない!ネギせん…
ゲッフゥーッ!」
お嬢様らしからぬ呻き声を上げて吹っ飛ぶ委員長。
ネギ「い、委員長さぁーん!」
>>140 魔法で明日菜を眠らせ、急いであやかの元へ駆けつけるネギ。
(いけない…内臓が破裂してる、魔法だけじゃ直せないぞ…)
すぐさま謎の名医が呼ばれた。その正体は…
「荒れる現代の女子中学生」
神聖なる学び舎である学校において聖職者とも言われる教師を巡って
血で血を洗い流すような仁義亡き戦いが今日も繰り広げられている。
記者が目の当たりにした麻帆良学園本校中等部の少女KとYの争う様は
このような表現でもまだ生ぬるいと言えよう。
武道派以外の生徒もまた、あるものはコネにものを言わせたり、またある
者は自分の魅力を最大限にアピールするシュチュエーションを構築して
この戦いに身を投じている。
しかし、この問題で一番深刻なのは狙われる獲物である教師が数えで10歳の
いたいけな少年であることに尽きよう。年端の行かぬ少年を少女たちが
奪いあう。これは2重のモラルハザードが引き起こした戦争である。
麻帆良学園報道部、まほら新聞はこの戦いをつぶさに見守り記録に残し
後世のための礎としたいと思う。
「・・・・・・っと、こんなもんかな。」
普段の様子からは出てこない堅い文章を書き上げた和美
そして今日もまた自らその戦場へ身を投じるのであった。
>>141 保険委員、和泉 亜子だった。
ネギ「い、い、和泉…さん…!」
にわかに委員長のことを忘れ、第一部でミイラのようにされ
(
>>77参照)たあげく、黒焦げになった記憶が生々しく甦る。
>>143 「亜子さん、手術なんて出来るんですか?」
「まかしてや。7つの頃から父ちゃんに仕込まれてるんや。」
亜子はナイロン製の袋を広げ無菌室を作るとすぐさま手術に取り掛かった。
鮮やかな手つきに、周囲から感嘆の声が上がる。
「手術料は3000万や。現金で払ってもらうで。」そういい残し、亜子は消えたのだった。
>>144 委員長の怪我が一段落着いたところで、ネギは明日菜に近寄った。
周囲には興奮しすぎて貧血を起こしたのだろうと言い、保健室へ運び込んだ。
ベッドに横たわる明日菜の寝顔を見つつ、ネギは今日の明日菜の様子を思い起こしていた。
(明日菜さん、どうしたんだろう。いつにも増して凶暴で、それに何か焦ったるみたいだ…)
予鈴がなり、午後の授業が近いことを告げる。
様子のおかしな明日菜を残していくのは不安だったが、あと5時間は目を覚まさないはずである。
「明日菜さん、放課後、迎えにきますから。」そういい残してネギは保健室を後にした。
>>145 「?どしたん?そんなに慌てて?」
「え、どうって、さっき…」
「さっき?なんかあったっけ?」
木乃香は本当に何があったかおぼえていないようだった。
部屋を見ると、スミス達の累々たる死体が跡形も無いことに気がついた。
>>146 事故で身寄りを無くした、あやかの眼を治す為に必死にネギを狩り眼球を集め続ける裕奈
がそれは無意味な行為でそれを知った、まき絵が止める為に倒す。
>>145 放課後、アスナを起こしに保健室を訪れたネギ。
しかしアスナの顔にはびっしりと落書きがされていた。
しかも、どうやら油性マジックのようだ。
>>148 いや、顔だけではない。
手の甲、裏…そしてブラウスを透けて
上腕にも書かれているのがわかる。
さながら「耳なし芳一」のようである。
あ…耳にも書いてる。
こんな事をするのは…
あぼーん
あぼーん
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171 :
マロン名無しさん:03/07/01 16:04 ID:fkZcZGAr
>>149 しかし、3−Aには被疑者が多すぎた。
そこでその落書きをよく見ると、それは一種の魔方陣であることに気がついた。
それは明日菜の体に「なにか」を憑依させるためのものだった。
何を憑依させようとしているのかを知るには、服に隠れた部分を見なければならないが…
ネギ「こっ これは 死んだ人間を憑依させる陣!?」
アスナ「え? 何いってんの?」
ネギ「アッ アスナさん!すぐに服を全部脱いでください! 僕の記憶が確かならば憑依させる人間の名前がどこかに記されているはず」
アスナ「そっ そう言われても…」
>>172 桜子「そんなこといわないで脱ぎなよ!!」
バババ! 器用に服を脱がせる桜子
アスナ「ちょ ちょっと! きゃぁー」
ネギ「ん? ここに名前が書いてあります! なになに !!!」
木乃香「ん? どうしたん? なんて書いてあったん?」
アスナの体を見る生徒たち
そこにはハッキリと【相坂 さよ】 の文字が…
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>173 しかし魔方陣を解除するには書き始めと書き終わりが判らなければならない。
そしてそれが…可愛らしいくまパンの下にあることは明らかだった。
(いったい誰が、こんな悪趣味なことを…)
そうこうしている内に、魔方陣が鈍くひかり、明日菜は前のめりにたおれた。
>>179 アスナ「ううう … 180…」
ネギ「大丈夫ですか! 何ですか 180って!?」
>>180 「180は180です。先生は教師なのにそんなことも分からないんですか?」
明日菜、いや、明日菜の体に降りた相坂さよと思しき人格はそう言うと、
肉体の感覚を確かめるように、ゆっくりと起き上がった。
全身に描かれた魔法陣はいつのまにか消えていた。
アスナ(サヨ)「正確に言いますと、あと18レスのうちに私を払い落とさないと完全にこの娘の肢体をのっとります」
ネギ「えぇ!? そんな だいたい18レスって何のことですか?(魔法で払い落とせるかなぁ)」
アスナ(サヨ)「私は目的を持ってこの娘に憑依した、その目的を達成するためには多少の犠牲は不可欠だ。」
ネギ(どうやらこの人は本気らしい。でも憑依なんて簡単にできるはずない。人間サイドに協力者がいるはずだ、まずはそいつを…」
>>182 「それじゃ遠慮なく」
和美はそう言うと、さよの座るベッドのしきぶとんを思いっきり引っ張った。
床に払い落とされたさよは呆然と保健室に集まった3−Aの面々を見上げた。
「払うってのは、そういうことじゃ…」さよは言いかけたが、
「字を間違えたあなたが悪いです」と夕映に言われ、自らの過ちに気付いたのだった。
「くっ…かくなる上は…」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
そのとき、皆が同じ事を考えた。。。
これは…暗号?
どんな?
一見するとただの空行が並んでいるだけだが、時間に偏りがあり
行数も微妙に違うものが混ざっていたり時折、全角スペースも入っているのだ。
しかし、一番の問題はその暗号を解読できる人間がいないことである。
こんなときに彼女が居てくれたら…皆が同じ事を考えていた
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>190 しかし、埋め立てているまさに本人が、麻帆羅学園始まって以来の天才、超鈴音その人だった。
「お前、アンドロイドなのに連投規制に引っかかるアルカ?」
「人間並みの性能をもっていますからね。」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>200 さよ「18レスのうちに祓い落とせなかったのでアスナの体は完全に私のものになりました」
超鈴音「埋め立てでレスを稼ぐ作戦、うまくいったアル」
ネギ「し、しまった・・・アスナさーーーん」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
サヨ「まぁ 私も鬼ではありません。書き込みがないレスはカウントしないでおいてあげます。」
ネギ「ホントウですか!? よかったぁ〜。」
木乃香(? おかしいえ のっとるのが目的なんやらそない譲歩しないやろ…他に目的があるんかなぁ?)
>>208 ネギ「では少し余裕が出たところで聞かせてください。
何故、明日菜さんに乗り移ったのですか?」
木乃香(しかし実際のタイムリミットはいつになるんやろ…?)
サヨ「あと12です」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>210 ネギ「…理由はいってくれないんですか?」
刹那「理由など関係ない!
害意が無いと思って今まで捨て置いたが…
我が神明流奥義、斬魔剣弐の太刀で調伏してくれる!」
美空「私も神に仕える者として、
あなたを浄化します!」
A組の悪霊退治のエキスパート達がサヨの前に立ちはだかった。
>>216 刹那「参る!!神明流奥義、斬魔剣弐の太刀ぃぃぃーーーー!!!!」
鋭い太刀がサヨ(アスナ)に向かう。しかしお約束どおりアスナの服が破け、素っ裸になってしまった。
>>217 明日菜「なにすんのよ桜咲!!」
ネギ「え?アスナさん・・・ですか?」
明日菜「当たり前じゃないの!!アンタねネギ。桜咲にこんなことさせたの」
桜咲「命中寸前に明日菜から抜け出したのか・・・皆気をつけろ。また誰かに取り付くかもしれない」
>>218 美空「…保健室全体を浄化します。」
エヴァ「!!」
美空「私の力が彼女に勝っていれば、彼女は天に召されます。
拮抗していた場合でも彼女を出現させ、動きを封じる事ができます。
しかし、彼女の力の方が上だった場合…」
ネギ「…どうなるんですか?」
美空「…凶暴化させてしまいます。」
>>219 美空は十字架を手に祈り始めた。
不思議な感覚が辺りを支配する。
そして・・・
相坂(幽霊)は成仏した!
>>221 美空「せ、成功した…!」
刹那「さて…」
ほっとしている美空を尻目に、刹那がネギに促す。
ネギ「サヨさんの動機はわからずじまいでしたが、
それよりも誰が明日菜さんに魔方陣を…」
その時、
???「フフフ…」
不意に誰かが笑った…
>>222 ネギ「なっ! 今度は亜子さんに憑依している!?」
亜子(サヨ)「目的を果たすまでは消えるわけにはいかない」
アスナ「??? ねぇ どうしたの? ねぇってば! 話勝手に進めないでよ」
ネギ「あ〜もぅ アスナさんはあっちいっててください …しかし面倒なことになりそうですねぇ」
>>223 美空の言った通り狂暴化しだしたサヨ
亜子(サヨ)「うぅ … うわぁぁぁ!!」
ぴかっ 稲妻がはしった
ネギ「木乃香さん! あっ 危ない!!」
どうにか木乃香に発せられた稲妻を回避したネギと木乃香
木乃香「うひゃ〜 ビックリしたえ ネギ君ありがとな〜 カッコよかったえ」(ナデナデ)
ネギ(はうぅ また子供扱いしてるぅ… ん?でも今かっこいいって言ったよね?)
>>224 カタカタカタカタッ…!
今度は医療品、治療器具が震えだし…
浮かび上がって四方八方に猛スピードで飛び回る。
刹那「お定まりのポルターガイスト現象か!」
>>225 不意に包帯が宙を舞った
しゅるしゅる
ネギ「わわわ!? ほっ包帯が巻き付いて うっぷ く…苦しい」
亜子(サヨ)「私は憑依した者の特技を使える、包帯巻きつけはこいつ(亜子)のスキルだ」
木乃香「ネギ君!!」
アスナ「状況がいまいちよくわからないけど、とにかくまずいわね。このままじゃネギが魔法使えないよ…」
まき絵「はぅぅ〜 特技がかぶったぁ〜 え〜い!」
今度はまき絵のリボンが宙を舞う ぎゅるぎゅる!
亜子(サヨ)「くっ…」
まき絵が亜子の動きを封じたおかげで自由を取り戻したネギ。
ネギ「ハァ・・・さてどうしましょう」
1.攻撃魔法 敵は動けない!!今がチャンスだ!!肉片も残らないほどの威力の魔法で木っ端微塵。
亜子さんは死ぬけどそれは平和のための犠牲ってことでOKさ!!
2.友情パワー さよさんも幽霊とはいえクラスメート。クラスの友情パワーで話せば分かってくれるさ。
3.全滅 現実は非情である・・・
>>227 ネギは真っ先に「3」を除外した。
果たしてネギの決断は・・・
あぼーん
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あぼーん
あぼーん
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239 :
マロン名無しさん:03/07/02 09:46 ID:w9o5O4Cl
>>228 やはりここは「2」を選択する。
ネギ「サヨさん、色々あって聞きそびれましたけど、
何が目的なのですか?
亜子さん達に憑依されるのは困りますが、
目的のためにできる限りの協力はしますよ。」
それを聞いたサヨは俄かに冷静さを取り戻し、語り出す…
あぼーん
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あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>239 さよ「・・・・・・・・・したいんです」
ネギ「何を・・・ですか?」
さよ「・・・・・・エッチ(はぁと)」
ネギ「・・・・・・・・・・・・は?」
>>250 さよ「こほん えっと 正確にはあなたの遺伝子が欲しいんです。」
ネギ「いっ 遺伝子ですか…(汗」
さよ「はい アスナさんの肢体をお借りすればすぐにやれると思ったのですが、うまくいきませんね。」
ネギ「あの、僕の遺伝子を何につかうつもりなんですか?」
>>251 さよ「…私は生まれ変わるんです。強力な魔力を持つマギステル・マギとバカ力の明日菜さんの子供…
頭はぱーでも最強の戦闘力を持つ可能性の高いこの優秀な遺伝子を持つ受精体に憑依して、
私は新たな人生を歩むのです。しかもマギステル・マギとしての将来を約束されたエリートとして!!」
木乃香「まぎすてるす・まぎ?なんやそれ?」
ネギ「わーーー何でもないです!!」
>>252 「マギステル・マギと言うのは‥」
「わー、ちょっ、ちょ…」
「ばらされるのが嫌なら、私を抱いてください」
>>253 ネギ「そんなこと言ったって・・・よく分からないし・・・それに亜子さんの体を勝手に・・・」
まき絵「亜子がダメならぁ・・・私はどう?」
さよ「お望みとあらばかまいませんよ」
委員長「何を言っているのですかまき絵さん。そういうことは私が・・・じゃなくて中学生の本分ではありません!!」
のどか「・・・あの〜、私も・・・・・・」
木乃香「ウチもええ?」
明日菜「ふざけないでよみんな!!ホントに子供ができたらどうすんのよ。あの子に乗っ取られちゃうのよ」
まき絵「私今日安全日だし〜」
派手にコケる明日菜。
さよ「決まらないのでしたらネギ先生に決めてもらいましょう」
ネギ「ええっ!?」
>>254 ネギ(どうしよう… このままだと本当にやることになってしまいそう… でも僕がやらないと亜子さんは助からない)
アスナ「ネギ! 何迷ってんのよ!! やらないで助ける方法を考えるのが一番でしょ!」
ネギ「そ そうですよね! (アスナさん意外と頼りになるかも? よし出席簿に書いておこう)」 カキカキ
さよ「ん? なんですか?それは… 【意外とテクニシャン(はぁと)】!! よし、この子に憑依しましょう」
ひゅんっ ぽう〜ん
フミカ「うぅ わ〜」
フウカ「ふみか!!」
>>255 ふみか(サヨ)「ふぅ 憑依完了です、 さぁネギさん やりましょう」
ネギ「えぇ!?」
ふみか(サヨ)「【意外とテクニシャン(はぁと)】などとかいてるところを見ると一度通じたことがありそうですし。そうなるとシンクロ率もあがってこちらとら都合いいですし。」
ふうか「ねぇ ねぇサヨさん」 くい くい
サヨ「ん? なんですか いいところで」
ふうか「あの…言いにくいんだけど ボクたちまだ生理きてないんだよね…///」
>>256 「はっ、そういえば僕も…」
「?僕も何よ?」
「いや、その、(ごにょごにょ)」
「え?精通来てない?」
「ちょっ、なにそんな大声で…」
ざわめく保健室の片隅で、あやかは萌え死んでいた。
>>257 木乃香「ネギ君、強者やなぁ〜
精通前に童貞捨てるんかえ?」
ネギ「な、何言ってるんですか、木乃香さん!
それに僕…セッ…しかたがわか…ごにょごにょ…」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
とても言葉に出来ない混乱が5レスほど続き、力尽きたネギは床に突っ伏していた。
さよは子供が出来ないと知るとおとなしく退散し、またネギの貞操も…何とか、守られた。
しかしネギには、明日から授業を続ける自信がもう無かった。
>>264 ネギ「お姉ちゃん…僕はもう教師としてやっていく自信がありません。
立派なマギステル・マギになる夢を自ら捨てた僕がおめおめと故郷に
帰るわけにはいきません。これから自分を見つめなおす旅にでます。」
こうしてネギは何処へと姿を消した。そして残された生徒達は…
>>265 千雨「あははは!! おまえらよくやったな! あいつ泣いて帰っってたぞ」
まき絵「きゃはははは ホントうまくいったね」
アスナ「は〜 うざいガキがいなくなってせーせーしたよ」
木乃香「にしても千雨は先生いじめがうまいなぁ〜 次にくる先生も追い出そうよ」
あついご声援ありがとうございました
人気がないため打ち切りとさせてもらいます(矛盾)
次回作にご期待ください
〜第二部 完〜
>>265 エヴァ「ふっふっふ、奴はすっかり自信を無くしている。血を戴く絶好のチャンスだ。いくぞ茶々丸!!」
茶々丸「了解、マスター」
エヴァと茶々丸はネギの後を追った。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>269 ネギは麻帆良学園駅に着いた。
ネギ「これで麻帆良学園ともお別れか…皆さんさようなら」
木乃香「やっほーネギ君」
ネギ「木乃香さん!?」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>275 木乃香「あ〜よかった。
間に合ったわ。」
ネギ「連れ戻しに着たんですか?」
木乃香「ちゃうねん。
ウチも一緒に連れて行ってほしいねん…」
ネギ「えっ!?
どうしてですか!?」
木乃香「それはな…」
>>281 木乃香が口を開きかけたその時、遠くの方から聞き覚えのある声がした。
「あ〜、ネギ君。木乃香も。何してるの?こんな早く。」
「あ、分かった。昨日のこと気にして夜逃げしようとしてるんでしょー。」
ネギの顔色がかすかに変わった。彼女たちはそれに目ざとく気付き
「あ、図星みたいよ。」「気にすること無いのに、それに10歳にしては…」
「じゃあ、私たちもいっしょに行こうか。どうせあさってから夏休みなんだし。」
強引についてきたその3人組は…↓
あぼーん
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>>282 ききぃ〜 ごとん
ネギ「あ 着きましたね さぁ降りましょう」
木乃香「や〜 ずっと座ってたからおしりいたいわ〜」
ネギ「…………」
木乃香「ん?どうしたん ネギ君 黙りこくっちゃって」
ネギ「本当についてきてよかったんですか? 行くあてもないのに…」
>>293 亜子「大丈夫やって ネギ坊主」
夕映「なんとかなります」
ネギ「亜子さん 夕映さん… ありがとうございます!」
亜子(サヨ)「そうですよ 何とかなります!」
ネギ「わわぁ!! サ…サヨさんまだ憑いていたんですか…」
亜子(サヨ)「ふふ 大丈夫よ もう何もしないわ ただ外の世界に出てみたかっただけ。」
ネギ「そ そうですか」
アスナ「…ちょっと あんたたち私のこと忘れてない?
私はネギの保護者なのよ 一応」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
300GET!
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>294 ネギ「さて、ところでここは何処なんでしょうか?」
>>306 とりあえず歩く4人(+1) 目前にはうっそうとした森が広がっている
亜子(サヨ)「…なんか暗くなってきましたね」
ネギ「そうですね (いつまで憑いてるんだろう 汗)」
夕映「!! 前をみてください !」
アスナ「ん? あれは高層ビル? かなり高いわねぇ 何でこんな建物が森の中に…」
木乃香「や〜! ライブラリーって看板が下がってるえ!」
夕映「!!! ひょっとしてこれは伝説の『図書館塔』!? は 入りましょう!!」 ワラワラ
木乃香「夕映結構燃えてるやろ?」
>>307 図書館塔の頂上からネギ達を見ている人物がいた。
エヴァ「待っていたぞネギ・スプリングフィールド・・・坊やの血を吸う前に邪魔者を片付けねばな。
一人ずつ罠にかけじわじわと・・・さあ誰から始末してくれようか。ふっふっふっふっふ・・・」
そんなことは知る由もなく塔を登るネギ達であった。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>308 「ところで、ここはどういう所なんですか?何か知ってるみたいでしたけど。」
「ここに来ればどんな本も手に入るといいます。本好きなら誰も皆行きたがりますが、遥かな世界なのです。」
「まあ、どこかにある夢想郷ってことやな。」
あぼーん
>>264 ネギ「お姉ちゃん…僕はもう教師としてやっていく自信がありません。
立派なマギステル・マギになる夢を自ら捨てた僕がおめおめと故郷に
帰るわけにはいきません。これから自分を見つめなおす旅にでます。」
こうしてネギは何処へと姿を消した。そして残された生徒達は…
あぼーん
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あぼーん
>>269 ネギは麻帆良学園駅に着いた。
ネギ「これで麻帆良学園ともお別れか…皆さんさようなら」
木乃香「やっほーネギ君」
ネギ「木乃香さん!?」
あぼーん
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あぼーん
あぼーん
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>>314 ネギ「そうか…なら高度な魔法書とかあるかも…そういえば何か強い力を感じる」
それはある本だった。
ネギ「こ、これは…」
本を見ているうちに明日菜達は先に行ってしまった。そして…
「きゃあぁぁぁぁーーーー!!!!」
ネギ「今の声は!?」
ネギは悲鳴の聞こえた方に走った。
あぼーん
あぼーん
それは通路が狭くなったところにつっかえていた五月だった。
「四葉さん、こんなところでどうしたんですか?」
「…ん?ちょっとまってください、ネギ先生。私たちはあっちからきたのにどうして後ろに四葉さんがいるです?」
どうやら迷ってしまったようだ…不安になった2人は四葉を置いてもと来た道を急ぎかけもどった。
あぼーん
あぼーん
>>101 「あいたたた…。
私たちの学び舎がいつまでもあばら家のままではネギ先生…いや、皆様に申し訳がありませんわ。」
といいながら、穴からよじ登り、親指を鳴らすいいんちょ。
その音を合図に、雪広財閥所有の建築会社の面々が大量に現れ、
あっという間に学園を復元してしまった。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>322 >>293 亜子「大丈夫やって ネギ坊主」
夕映「なんとかなります」
ネギ「亜子さん 夕映さん… ありがとうございます!」
亜子(サヨ)「そうですよ 何とかなります!」
ネギ「わわぁ!! サ…サヨさんまだ憑いていたんですか…」
亜子(サヨ)「ふふ 大丈夫よ もう何もしないわ ただ外の世界に出てみたかっただけ。」
ネギ「そ そうですか」
アスナ「…ちょっと あんたたち私のこと忘れてない?
私はネギの保護者なのよ 一応」
あぼーん
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>>315 図書館塔の頂上からネギ達を見ている人物がいた。
エヴァ「待っていたぞネギ・スプリングフィールド・・・坊やの血を吸う前に邪魔者を片付けねばな。
一人ずつ罠にかけじわじわと・・・さあ誰から始末してくれようか。ふっふっふっふっふ・・・」
そんなことは知る由もなく塔を登るネギ達であった。
あぼーん
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あぼーん
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>>326 駆けつけてみると、夕映が倒れており、
明日菜が何者かと交戦中であった。
その相手とは…
>>345 ゴーレムだった。しかし図書館島のゴーレムよりはるかに小さく、明日菜より少々大きい程度である。
最初は五分にわたり合っていたが、相手の体は硬く、また疲れを知らない石像なのでしだいに押されていく明日菜。
エヴァ「これで神楽坂明日菜は終わりだな。私の顔を蹴った報いを受けるがいい」
>>346 魔法を使いたい!
ネギは強くそう思った。
しかし使えない。
魔法使いである事が露見するのを恐れているのではない。
ゴーレムと明日菜の攻防は激しく体勢が入れ替わり、
下手をすれば明日菜に魔法が直撃してしまうのだ。
焦燥感に駆られながら、両手に鷲掴みにしている本に目を落とす。
ネギ「ん?これは!」
>>347 「自分で作れる、パティシエの味! お菓子ブック 2003春」
「…はっ!そうか!」ネギはある策を思いついた。それは…
>>348 ネギ「ぼっくはーパティシエお菓子しょーくにん〜、ぼくのおっ菓子はせっかいいち〜」
明日菜「なに壊れてんのよネギ!!」
ネギ「明日菜さんもう少し頑張ってください。これはゴーレムを鎮める呪文なんです」
明日菜「嘘つけーーーーーー!!!!!!」
ネギ「本当です。たった今僕がそう決めました!!」
こいつ使えねぇ…明日菜はそう思い、死を覚悟した。そのとき…
>>349 ぼうん!!
アスナ「きゃぁぁ」
突如あたりが煙で覆われた
ネギ「けほ けほ 成功…したのかな?」
だんだん煙が拡散していく
そこに現れたものは…
>>350 天井までとどきそうなデコレーションケーキだった。
完全に質量保存の法則を無視した変化に驚く二人
アスナ「こ これ元ゴーレム?」
ネギ「そ そのようですね。 ぶっつけ本番でよくできたとおもいますよ。」
アスナ「で、この物体はどうするの? まさか放置プレイってわけにもいかないでしょ」
ネギ「アスナさんが食べればいいじゃないですか、 良質なブドウ糖は頭を活性化させるんですよ」
アスナ「た たべれるわけないでしょ!!」
ポカリッ
>>351 アスナ「ん?そういえば亜子と木乃香は?」
ネギ「あれ? そういえばいませんね、夕映さんはここに倒れてますけど。」
アスナ「そういえば木乃香はオカルト好き、幽霊のサヨなんて格好の研究対象じゃない!」
ネギ「木乃香さんに限って変なことはしないと思いますが…」
亜子(サヨ)「きゃぁぁ〜 木乃香さん! やめてください!! あ〜れ〜」
ネギ「!!! いっ 今のはサヨさんの声! 行きましょうアスアンさん!」
>>352 一方、ここは図書館塔の最上階。
水晶球に映る木乃香と亜子&サヨの様子を見て呆れるエヴァ。
エヴァ「たかがゴーレムを倒したくらいでいい気なものだな。
しかしこれからは世界中…そしてあまたの異世界より集めた
我が下僕たちが相手だ。
ネギと明日菜しかまともな戦力のいないパーティーでここまでこれるかな?」
…などと一人シリアスに浸っているエヴァであった。
>>353 木乃香「や〜 大きい声出してもだれもきーへんよ」
さよ「くっ や やめてください、お嫁にいけない…」
木乃香「アスナに憑いたときから興味あったんやえ、今まで我慢してたんや。」 さわりさわり
さよ「ひゃっ! …もぅ 好きにしてください!!」
そんな二人の背後から量産型ゴーレムが一台近寄っていた
ゴーレム「ウォォォ! 狩ル 狩ル 狩ルゥゥゥ!!」 二人に猪突猛進するゴーレム!!
>>354 さよ「きゃぁぁ! 木乃香さん 後ろ! 後ろ!」
すでに目前、あで迫ってきているゴーレム
木乃香「あや… も〜ややわぁ〜」
ブウォン!!
ドガッ!!
ゴーレム「グォォォ〜」 砕け散るゴーレム!
さよ「へ? な 何が起こったの?」
木乃香「ささっ 続きをやるえ」
さよ「ちょっ ちょっ あ〜れ〜」
木乃香の手にはしっかりとハンマーが握られていた
あぼーん
あぼーん
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>>351 アスナ「ん?そういえば亜子と木乃香は?」
ネギ「あれ? そういえばいませんね、夕映さんはここに倒れてますけど。」
アスナ「そういえば木乃香はオカルト好き、幽霊のサヨなんて格好の研究対象じゃない!」
ネギ「木乃香さんに限って変なことはしないと思いますが…」
亜子(サヨ)「きゃぁぁ〜 木乃香さん! やめてください!! あ〜れ〜」
ネギ「!!! いっ 今のはサヨさんの声! 行きましょうアスアンさん!」
あぼーん
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>>348 ネギ「ぼっくはーパティシエお菓子しょーくにん〜、ぼくのおっ菓子はせっかいいち〜」
明日菜「なに壊れてんのよネギ!!」
ネギ「明日菜さんもう少し頑張ってください。これはゴーレムを鎮める呪文なんです」
明日菜「嘘つけーーーーーー!!!!!!」
ネギ「本当です。たった今僕がそう決めました!!」
こいつ使えねぇ…明日菜はそう思い、死を覚悟した。そのとき…
あぼーん
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あぼーん
389 :
マロン名無しさん:03/07/04 09:04 ID:imEWJVZs
>>355 明日菜「何やってるのよ!木乃香」
木乃香「あ、明日菜、どないしたん?」
明日菜「どーしたんじゃない!
人が死にかけてた時にあんたは!」
木乃香「いや、明日菜やったら大丈夫や思て
…ん?あれ何や?」
半ば誤魔化すように視線を向けた先には…
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>389 【18歳未満閲覧禁止】の本棚が。
アスナ「なに?木乃香 あ〜いうのがみたいわけ?」
木乃香「えっ えっ いや あの…」
サヨ「ちゃうねん」 ボソ
木乃香「そ そう! ちゃうねん」
夕映「まあ世界中至る所の本が集められているのですから、このような本があっても不思議じゃないです」
アスナ「で、 読むの?」
>>353 木乃香「や〜 大きい声出してもだれもきーへんよ」
さよ「くっ や やめてください、お嫁にいけない…」
木乃香「アスナに憑いたときから興味あったんやえ、今まで我慢してたんや。」 さわりさわり
さよ「ひゃっ! …もぅ 好きにしてください!!」
そんな二人の背後から量産型ゴーレムが一台近寄っていた
ゴーレム「ウォォォ! 狩ル 狩ル 狩ルゥゥゥ!!」 二人に猪突猛進するゴーレム!!
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>352 一方、ここは図書館塔の最上階。
水晶球に映る木乃香と亜子&サヨの様子を見て呆れるエヴァ。
エヴァ「たかがゴーレムを倒したくらいでいい気なものだな。
しかしこれからは世界中…そしてあまたの異世界より集めた
我が下僕たちが相手だ。
ネギと明日菜しかまともな戦力のいないパーティーでここまでこれるかな?」
…などと一人シリアスに浸っているエヴァであった。
>>396 ネギ「そんなこと言ってる場合じゃないです。あ、あれを・・・」
またゴーレムが現れた。
さっきのゴーレムより一回り大きな体、そしてそれは黄金に輝いている。さりげなく斧なんて持っている。
ネギ「ゴールデンゴーレム・・・」
明日菜「ゴールデン!?そんなのアリ?斧なんか相手にできないわよ!」
ネギ「これはマズイです。ゴールデンゴーレムは一流のマギステル・マギでも
手を焼く程強力なんです。今の僕にはとても・・・」
木乃香「ここはウチにまかせてやー。お楽しみをジャマした報いを与えるぇ」
ハンマーを構え、対峙する木乃香。そしてさりげなく【18歳未満閲覧禁止】の本をみる夕映。
そして死闘が始まった・・・
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>402 アスナ「ん?そういえば亜子と木乃香は?」
ネギ「あれ? そういえばいませんね、夕映さんはここに倒れてますけど。」
アスナ「そういえば木乃香はオカルト好き、幽霊のサヨなんて格好の研究対象じゃない!」
ネギ「木乃香さんに限って変なことはしないと思いますが…」
亜子(サヨ)「きゃぁぁ〜 木乃香さん! やめてください!! あ〜れ〜」
ネギ「!!! いっ 今のはサヨさんの声! 行きましょうアスアンさん!」
>>403 ビュッ
斧が猛スピードで木乃香に振り下ろされる
とっさに【18歳未満閲覧禁止】棚から
「近親相姦!!〜いとことはとこの危ない賭け」を手に取り斧を防ぐ木乃香
600ページはありそうな分厚い本が紙切れを引き裂くようにいとも簡単に薙ぎ払われる
木乃香「あや… 意外と強い… でも受けてばかりってわけにはいかへんね」
振り切ったゴーレムの腕の上を走り一気に間合いを詰める
木乃香「もぅ ややわぁ〜」
木乃香の手に握られたハンマーが火を吹いた
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>410 ゴーレム「グォォォー」
ハンマーはゴーレムの頭に見事命中した が
ゴーレム「キカナイ キカナイ キカナイ コロス コロス ヤル」
どうやら致命傷には至らなかったようだ
木乃香「あや〜 こうなったら奥の手や〜」
パチンッ 木乃香が指を鳴らした すると
スミス「お呼びでしょうか 木乃香お嬢様」
スミス2「お呼びでしょうか 木乃香お嬢様」
スミス3「お呼びでしょうか 木乃香お嬢様」
・
・
・
スミス100「お呼びでしょうか 木乃香お嬢様」
スミス×100がどこからともなく現れた!!
あぼーん
>>353 木乃香「や〜 大きい声出してもだれもきーへんよ」
さよ「くっ や やめてください、お嫁にいけない…」
木乃香「アスナに憑いたときから興味あったんやえ、今まで我慢してたんや。」 さわりさわり
さよ「ひゃっ! …もぅ 好きにしてください!!」
そんな二人の背後から量産型ゴーレムが一台近寄っていた
ゴーレム「ウォォォ! 狩ル 狩ル 狩ルゥゥゥ!!」 二人に猪突猛進するゴーレム!!
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>348 ネギ「ぼっくはーパティシエお菓子しょーくにん〜、ぼくのおっ菓子はせっかいいち〜」
明日菜「なに壊れてんのよネギ!!」
ネギ「明日菜さんもう少し頑張ってください。これはゴーレムを鎮める呪文なんです」
明日菜「嘘つけーーーーーー!!!!!!」
ネギ「本当です。たった今僕がそう決めました!!」
こいつ使えねぇ…明日菜はそう思い、死を覚悟した。そのとき…
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>416 スミス「木乃香お嬢様の敵、覚悟!!」
スミス10人がゴールデンゴーレムに向かってゆく。
ネギ「いけないスミスさん。あなた達のかなう相手じゃ・・・」
ネギの静止も虚しくこま切れにされたスミス10人。
スミス達「う、う、うわーーーー!!!!」
一斉に逃げ出すスミス達。しかし背を向けたスミス達にゴールデンゴーレムの怪光線が襲う。
そして5分後、スミス達は一人を残し全滅した・・・
木乃香は退職金払わずに済んだと内心喜んでいた。そして・・・
>>403 ビュッ
斧が猛スピードで木乃香に振り下ろされる
とっさに【18歳未満閲覧禁止】棚から
「近親相姦!!〜いとことはとこの危ない賭け」を手に取り斧を防ぐ木乃香
600ページはありそうな分厚い本が紙切れを引き裂くようにいとも簡単に薙ぎ払われる
木乃香「あや… 意外と強い… でも受けてばかりってわけにはいかへんね」
振り切ったゴーレムの腕の上を走り一気に間合いを詰める
木乃香「もぅ ややわぁ〜」
木乃香の手に握られたハンマーが火を吹いた
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>428 ただ一人生き残ったスミスは、無謀にもゴールデンゴーレムに突進した。
スミス「さようなら、木乃香お嬢様。お元気で」
突進したスミスにゴールデンゴーレムの斧が振り下ろされようとしたそのとき…
スミスはゴールデンゴーレムごと自爆した。煙に包まれるゴールデンゴーレム。
そして…
>>396 ネギ「そんなこと言ってる場合じゃないです。あ、あれを・・・」
またゴーレムが現れた。
さっきのゴーレムより一回り大きな体、そしてそれは黄金に輝いている。さりげなく斧なんて持っている。
ネギ「ゴールデンゴーレム・・・」
明日菜「ゴールデン!?そんなのアリ?斧なんか相手にできないわよ!」
ネギ「これはマズイです。ゴールデンゴーレムは一流のマギステル・マギでも
手を焼く程強力なんです。今の僕にはとても・・・」
木乃香「ここはウチにまかせてやー。お楽しみをジャマした報いを与えるぇ」
ハンマーを構え、対峙する木乃香。そしてさりげなく【18歳未満閲覧禁止】の本をみる夕映。
そして死闘が始まった・・・
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>435 煙の中から無傷のゴールデンゴーレムが現れた。
エヴァ「あんな爆発ごときでゴールデンゴーレムが倒せるか。
さあゴールデンゴーレムよ。坊や以外の邪魔者を始末するのだ」
水晶球から命令するエヴァ。そしてネギがとった行動は…
>>447 エクサルマテイオ
ネギ「 武装解除!!〜」
ゴーレムの斧が弾き飛ばされる!
斧を失いあたふたと動揺するゴーレム
と、不意に夕映がゴーレムに近づいた
夕映「この本に載っていました、ゴーレムの弱点 え〜っとここですね えい」
首の付け根あたりをまさぐる夕映
>>449 ゴーレム「フォ!? グゥ デュラ―――!!」
『ぴー 故障しました、お手数ですが製造所までお持ちください』
ネギ「え? 故障…? 夕映さんがやったんですか?」
夕映「はい、この『人間の性感帯〜ここをせめろ!!』という本の番外編にゴーレムのも載ってまして」
ネギ「へぇ 18歳未満閲覧禁止 の本のおかげで勝てたわけですか…」
夕映「18歳未満閲覧子禁止の本はやっぱり人生に役立ちます」
>>449 エヴァ「ゴールデン・ゴーレムまで撃破するとは…
しかし学園長の娘は思わぬ伏兵だな。
それにスミスとは何者なんだ?
以前学園で似たようなヤツを100人ほど吸血したが、まだいるのか?
何にせよ、次の者を派遣するか…」
>>450 エヴァ「茶々丸、あのモンスターを次の階に派遣しろ」
茶々丸「はい、マスター」
はたしてどんなモンスターを繰り出すのであろうか…
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>451 ネギ「この塔は危険です。すぐに降りましょう」
夕映「・・・この図書館塔を制覇するまで降りるわけにはいきません」
木乃香「さあネギ君行くえ」
ネギ「とほほ・・・お姉ちゃん、今日僕は死ぬかもしれません」
結局塔を登るハメになったネギであった。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
468 :
マロン名無しさん:03/07/04 18:59 ID:imEWJVZs
>>457 エヴァ「ふぅ…危うくこの塔に戦力を結集したのが
無駄になるところだった!
さて、次の者は本の中に記されていた存在に
かりそめの命を与えた者…
軽んじていたが、ゲームの攻略本なる物も
なかなか良い素材が詰まっているものだな…」
そう言って、その本を感心そうに眺める。
その本のタイトル…おそらく対象のゲームと同一のそれは、
「F…………」と、書かれていた。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)
>>468 次の階に登ったネギ達は、その複雑な迷路に戸惑っていた。
アスナ「もう、道に迷うし本だらけで目と頭が痛いし…やっぱ帰ればよかったな〜」
夕映「そうですか?私はすごく燃えます…」
亜子(サヨ)「待って下さい。妙な気配を感じます。人間のものではありません」
アスナ「さすが幽霊…」
感心するアスナ。そのアスナの背後から二つの影が襲ってきた。それは…
>>468 一方ここは学園長室
学園長「ほっほう 木乃香たちは図書館塔にいったのか
10代で世界三大図書館のうち2つも訪れるとはたいしたものじゃ」
スミス「放っておいてよろしいのですか?
学園長様もあの図書館塔を創った人の一人ならば危険性もわかってらっしゃるのでは?」
学園長「それは大丈夫じゃ、図書館塔内部で抗争が起こったり
最頂部にある【最重要機密】の棚の本を読もうとしない限り何も起こらん
それにネギ・スプリングフィールドがついておるしな」
スミス「お言葉ですが、すでに量産型スミスが100体破壊されおります。
これ以上お嬢様を危険な場所にとどめておくべきではないかと、進言申し上げます
それに次回のお見合いの日程もせまっていますし。」
>>476 学園長「かわいい孫娘には旅をさせよ、というじゃろ?
お見合いを逃すのは惜しいが、その方が木乃香のためにもなろう。
じゃが、念のために真・スミス、お主が様子を見にいってくれ。」
スミス「ハッ このネオ・スミスにお任せを、いつも通り影から見守ります」
学園長「ふぉっ ふぉっ そうしてくれ。」
>>475-477 そして塔では…
ネギ「明日菜さん危ない」
明日菜「え?きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
明日菜は吹っ飛ばされた。
夕映「みなさんあれを見てくださいです」
そこには2体のゴブリンが舌なめずりをしていた。
>>478 ゴブリン「サア、ドイツカラクッテヤロウカ…」
ネギ「ゴブリンなら何とかなる。よぉし!!」
気合十分のネギ。しかしこいつらは普通のゴブリンではなかった…
>>479 明日菜「よっくもやってくれたわねぇーっ!!」
ゴーレム戦で免疫がついたのか、ゴブリンの異形にも怯まず
怒りに任せて飛び蹴りを繰り出す。
攻撃をまともに受け、一体のゴブリンが本棚に激突し、
あまたの本の下敷きになる。
ネギ「す、凄い破壊力ですねっ!」
ネギがそう言い終った瞬間、崩れた本が爆ぜた。
そしてゴブリンが口を開く。
ゴブリンA「少々ふざけ過ぎたか…」
ゴブリンB「では我らの真の姿を、お見せしよう…」
先程と違い、どことなく知性を感じさせる物腰。
そしてゴブリンたちの姿が変貌を始める!
>>480 ゴブリンとしての外装がはずれ、金属の体が現れる。
ロボA「我々はエヴァンジェリン様の忠実なる僕。茶々丸と同様のミニステル・マギだ」
ロボB「普段は茶々丸がエヴァ様の側にいるが、有事の際は我らも呼び出され前線に立つというわけだ」
ネギ「そんな…エヴァンジェリンさんが?だいたいパートナーは一人につき一人のはず…」
明日菜「じゃあ今までのゴーレムはあいつの仕業だったのね」
ロボA「ネギ様は我らと一緒にエヴァ様のところにお出まし願おう。他の者は死んでもらう」
やっぱり帰ればよかったと全員が後悔した。しかし木乃香は…
>>481 いつの間にか木乃香はロボ達の後ろに立っていた。
木乃香「えい!」
ガシャン!
木乃香の掛け声とともに、ロボAが倒れる。
ロボB「な…!いつのまに!?」
そしてロボBも、その台詞を最後に倒れて動かなくなった。
木乃香「おお、さっきのゴーレムと弱点同じやったえ!」
自分でも驚いている木乃香。
ネギ「木乃香さんて…凄い。」
>>428 木乃香の意外な大活躍でピンチを脱したネギ達。
ネギ「さあ行きましょう」
はりきって歩き出すネギ。
夕映「・・・そっちは戻る道ですネギ先生」
ネギは聞こえないフリをして逆走しようとする。
木乃香「まさかネギ君、ウチら見捨てて逃げるゆーん?」
ギクッ!!
×>428
○>482
>>483 ネギ「だ、だってこれ以上先に行っても
罠なのはわかってますし…」
明日菜「…私たちの安全のため?」
ネギ「…そうです。」
明日菜「でも…エヴァはどうするの?
悪い事を諌めるのも先生の役目じゃないの?」
ネギ「!!」
木乃香「なんか明日菜ええこと言うてるなぁ」
亜子「成績悪いのに、そういうトコ優等生やなぁ」
サヨ「いえ、お姉さん役として忠告してるんでしょう」
夕映「私は本懐を果たしたいだけですけど…」
明日菜「え〜い!うるさいわね!あんたたちは!」
ネギ「……
わかりました!行きましょう!エヴァさんのもとへ!」
こうして一行は迷路の進行を再開した。
>>485 木乃香「な〜な〜 アスナ ちょっと気になったんやけどミニ何とかってなん?」
アスナ「えっ えっと… ミッキー○ウスっているでしょ?
そのパートナーでミニー○ウスってのがいたじゃない、
それみたいなもんよ きっと」
木乃香「なるほろ〜 あとエヴァちゃんがあの機械操ってたん?
どうしてやろな〜」
アスナ(う それは私も知らないなぁ)
「それは ほっ ほらよくH○Kでロッボトコンテストやってるでしょ?
エヴァちゃんはその参加希望者なのよ」
木乃香「………」
アスナ(う、これは無理があったか?)
木乃香「ロボットコンテストは高校生とか大学生の競技とちゃうの?」
アスナ「… き きっとエヴァちゃんは特別なんだよ
ってこんなことどうでもいいでしょ? 置いてかれちゃうよ!」
>>486 アスナ「はぁはぁ この迷路どこまで続くのよ… いいかげん疲れたわ」
木乃香「うちもや」
ネギ(たしかに、だいぶ歩いてるのに次の階段までたどり着けないのはおかしいな そうだ)
ボソ「風の精霊11人 正しき路を導きたまえ」ボソ
ひゅわっ
木乃香「や! また変な風や」
さよ「ん? 皆さん! 階段です! この先に階段が見えます!!」
夕映「あ! やっと迷路を抜けられましたか」
アスナ(ひょっとしてネギのやつが魔法つかったのかな? 無用心ね)
さよ「さぁ! 皆さん昇りましょう!!」
と、そこに一人の女剣士が現れた
???「斬魔剣 弐の太刀 一閃!!」
>>487 一同「うわぁ!」
迫りくる剣閃に思わず目を閉じる一行。
???「グギャー!」
ネギ「えっ?」
後ろを振り返ってみると、ガーゴイルが既に躯になっていた。
どうやら自分たちを助けてくれたようだ。
???「先生、それにみんな、大丈夫だったか?」
ネギ「あなたは…桜咲さん?
どうしてここに?」
刹那「私は実家の命により、魔の討伐に来たのです。
それより先生たちこそどうしてここに?」
ネギ「!!…そ、それは…その…」
>>488 明日菜「ネギのやつ夜逃げしたのよねー」
ネギ「…ぐっ、いや…その」
木乃香「だからウチらが…」
ネギ「違うんです。エヴァンジェリンさんを止めるために僕はここにいるのです」
刹那「…ではこの邪悪な気配はエヴァンジェリンの…なら私にとっても敵。ネギ先生、同行させていただきます」
こうして刹那が仲間に加わった。
>>494 一行は上の階に向かう。
刹那「しかしよく武術の心得も無い5人で
よく無事だったな。」
サヨ「6人ですよ。」
刹那「う、うわぁ!
悪霊め!まだ生きておったか!」
亜子「大丈夫やよ。
もう悪させぇへんみたいやし。」
刹那「そ、そうなのか?」
明日菜「でもよかった〜
ほとんど私一人で闘ってたから。」
木乃香「えぇ〜?ウチも何気に活躍してるえ。」
明日菜「な、何言ってるのよ!
ほとんどまぐれじゃない!」
木乃香「そんな事ないて〜」
夕映「…ふぅ、馬鹿ばっかです。」
…などとやり取りをしているうちに次の階に到着した。
そしてそこで一行を待っていたものとは…
>>495 またまた 一方学園長室
学園長「ふぅ スミスは行ったか、これで木乃香も安全じゃろう
さて、わしはこれから見合い相手に謝りにいかんとな。」
高級そうな学園長椅子から立ち上がる学園長
学園長「っと その前に。
タカミチ君 そこにいるんじゃろ? 出てきたまえ。」
タカミチ「おっと ばれてましたか。」
物陰からすっと姿をあらわすタカミチ
学園長「あたりまえじゃ、見縊るでないぞ。」
タカミチ「おや? ではひょっとして気づいておられるんですか?」
学園長「ネギ・スプリングフィールドや孫娘を図書館塔に行くように仕向け、
そこにエヴァンジェリンを向かわしたことか?」
>>496 タカミチ「ふぅ 学園長は何でもお見通しですね。
でも計画は私の思ったとおりになってますよ。」
学園長「ふぉっふぉっ 青いのうタカミチ
わしが何もしないでいると思うか?
わしの実家は京都にあるんじゃよ。」
タカミチ「京都? それがどうした」
学園長「ふぉっふぉっ 言葉遣いが乱れておるぞ
おぬしも耳にしたことぐらいあるじゃろう?
退魔を得意とする剣術流派の存在を。」
タカミチ「………京都神鳴流か。」
>>497 階段を昇り終えた瞬間。
ザクンッ!!
鋭い音とともに壁面に「凶」の一文字が刻まれた!
刹那「斬撃!?」
辺りを確認すると一人の男が立っていた。
金髪、体のラインが出る青紫のツナギ、そして何より目を引いたのは、
剣というより、鉄塊、と読んだ方が相応しい大剣だった。
細身の体だが、あの剣で壁に斬撃を刻んだのだろうか?
夕映「あ、あれはクラウド…!」
木乃香「夕映ちゃん、知り合いやの〜」
夕映「いいえ、アレはゲームの登場人物です。」
明日菜「ゲームの!?
なんでそれが私たちの目の前にいるのよ!」
>>498 ネギは気づいていた。
ネギ(あの人、人間じゃない!
きっと魔法でこの図書館塔の本の中から召喚されたんだ…
でも架空の世界から召喚するなんて、可能だったの?)
木乃香「でもえらいエエ男やなぁ〜」
ネギ「こ、木乃香さんてマイペースですね。」
木乃香の発言に呆れるより、感心してしまうネギ。
刹那「まぁいい。
同じ剣士同士、私がお相手いたそう。」
500 :
マロン名無しさん:03/07/05 14:51 ID:yMlUeqdl
>>499 刹那「手合わせねがう」
クラウド「ふん 興味ないな」
刹那「え? …………」
クラウド「あくまでも目的はそこのネギだ。」
刹那「こっ こっ この腑抜けが〜〜〜!!
まぁいいだろう!
今から私の目的はネギ先生をお護りする事だ
これなら手合わせの理由になるだろ?」
クラウド「…ふん
メテオストライク!!!」
隕石が刹那を襲う!!
>>500 降り注ぐ隕石を一つ一つ切り落とす刹那。そして互いの技の応酬。互角の勝負だ。
夕映「…おかしいです。こう言ってはなんですがあの強いクラウド相手にまともな勝負ができるとは思えません」
明日菜「そんなに強いの?あいつ」
ネギ「どのくらい強いんですか?」
夕映「……ウェポンというビルより大きな怪獣を倒すくらいです」
明日菜「化け物じゃない!!」
>>501 ネギ「(そうか!おそらくエヴァさんの魔力では実物と同じ能力で召喚することが出来ないんだ。よし!!)」
しかし腐ってもクラウド。刹那はだんだん押されてきた。
ネギ「僕が相手だ!!」
呪文の詠唱を唱えるネギ。その魔法は…
>>502 ネギ「いたいのいたいのとんでけー!」
・・・・・・
ネギ「あれ・・・?」
アスナ「あれ?じゃないわよ!!バカッ!マジメにやんなさい!!」
ネギ「あぅぅ・・・こうなったら・・・」
ネギは再び呪文を唱え始めた。その魔法とは・・・!
>>503 ネギ「ぼっくはーパティシエお菓子しょーくにん〜、ぼくのおっ菓子はせっかいいち〜」
詠唱が完了し、クラウドの足が徐々にチョコレートへと変化していく。
しかし…
クラウド「な、何だこれは!?
…エスナ!!」
瞬時に元に戻った。
ネギ「あ、あの人、魔法も使えるんですか?」
夕映「おそらくマテリアの力です。
彼の世界ではマテリアというアイテムがあり、
それを身に着けていると魔法や特殊な技が使えたり、
身体能力が向上するんです。」
ネギはそれを聞いて、こう考えた。
ネギ(武装解除の魔法で取り外す事ができれば、
形勢は逆転するかも…)
そして…
>>504 ネギ「よ〜し! エクサルマテ………
夕映「はい 邪魔です」どんっ!!
……はうぅ!!」
ネギ「な! 夕映さん何するんですか!? ってあれ? いない?」
クラウド「くっ いつのまに背後に お前何者だ」
夕映「ただの図書館探検部員ですよ。 えい!」
>>505 クラウドのマテリアが溶け出した!
クラウド「な! 何をした!!」
夕映「たしか私が前に読んだ本によると
マテリアとは魔晄エネルギーを凝縮した物だそうです
ということはそれを還元しなおせば壊せます」
ネギ(そうだったのか!…? 言っていることはよくわからないけど
とにかくすごい! 夕映さん!!)
クラウド「… マテリアなどなくても構わない
超究武紳覇斬!!!!」
>>506 刹那「どけ! 私がうける!」
夕映「刹那さん! その技はたしか15回斬りつけてくるものです!
いずれもクリティカルになるので気をつけてください!!」
刹那「クリティカル? まぁいい 私は私の戦い方でいく!
風塵乱舞!!」
8つの手裏剣が風を切り、クラウドめがけて飛んでいく
クラウド「小手先でやりくりしても無駄だ」 いとも簡単に避ける
ガキィン!!
二人の刀が交差した
刹那(くっ なんて重い剣撃だ…
私の腕では受けきれない…)
飛びのきざま技を放つ
刹那「飛燕抜刀霞斬りぃ!!」
>>507 交錯する二人の剣。競り勝ったのはクラウドであった。
刹那の剣はクラウドの技に弾き飛ばされてしまった。
クラウド「・・・ここまでだな」
刹那「くっ・・・無念」
クラウドの剣が刹那に振り下ろされた・・・
>>508 ガシャン!
クラウド「は、放せ!」
明日菜「放せと言われて放す奴はいないわよ!」
剣は刹那に振り下ろされる事なく、地面に落ちた。
隙を突いて明日菜がクラウドを羽交い絞めにしたのだ。
そして…
>>509 クラウド「バカな!なんだコイツのパワーは。いくらレベル10とはいえリミット技を全て極めた俺が動けないとは…」
木乃香「さすがはアスナの馬鹿力やなー」
さよ「今です。えい!!」
さよはクラウドに取り憑いた。
>>510 クラウド「………」
ネギ「サヨさん…」
クラウド(サヨ)「成功しました。彼の意識は私が乗っ取りました」
明日菜「勝ったのね!」
>>511 エヴァ「所詮かりそめの存在、精神力に難があるか・・・もうクラウドに用はない。」
そう呟くとエヴァは呪文を唱えた。
サヨ「あ・・・消える」
クラウドは影も形もなくなった。
サヨ「きゃっ!このままじゃ私が消えてしまいます。亜子さんまた宜しくお願いします」
結局もとの鞘に納まった亜子とサヨであった。
>>513 亜子「なんや折角、楽になれたと思たのに」
サヨ「すみません…」
亜子「まぁエエよ、もう慣れたし」
一方、ネギたちは、
ネギ「…これを…こうして…」
夕映「何してるんですか?」
言われてネギは、鈍く輝くいくつかの小さな玉を見せる。
夕映「これは…マテリア?」
ネギ「そうです。
明日菜さんがあの人を抑えている間に、
僕の魔力で復元したんですよ。
何かの役に立つかもしれないんで…」
明日菜「あんたって案外抜け目ないわね」
木乃香「ネギ君、お手柄やなぁ〜」
そして一行は、再び探索を続ける。
>>513 一方その頃…
茶々丸「マスター、お持ちしました」
エヴァ「おおこれか、最強の戦士が載っているという書物は」
茶々丸が持ってきた本の表紙には、「○ラゴン○ール」と記されていた。全部で42冊ある。
エヴァ「さて、早速召喚するか。」
エヴァは呪文を唱えた。しかし何も起こらなかった…
茶々丸「魔力が足りないようです」
エヴァ「くっ!呼び出すことすら出来んのか」
>>514 茶々丸「……サーチしたところ、この本から
一人だけ召喚可能な戦士がいました」
エヴァ「誰だ?」
そう言われて茶々丸はそのキャラを指し示す。
ちょうどそのキャラが名乗っているコマだった。
ミスター・サタン…と…
エヴァ「こいつは…ダメだ!」
茶々丸「…そうですか」
>>515 夕映「けっこう登ってきたです。もう少しで頂上のはずですが…」
刹那「…上のほうにはさらに強力な力を感じます…何者!!」
振り向きざまに手裏剣を投げる刹那。そこには…
>>516 ???「酷いじゃないか。この砂漠のヤ○チャ様に向かって」
ヤ○チャは剣で手裏剣を叩き落とす。
夕映「なんだ、ヤ○チャですか…」
あきれた様子の夕映。何故ヤ○チャなんかを召喚したのか?エヴァの真意は…
>>517 あれからエヴァは召喚魔法をかけ続けた。
42巻から遡っていくが、パワーダウンしてるにも拘らず
孫○空はおろか他の戦闘キャラでさえ呼び出すことは出来ない。
とうとう1巻まで遡り、初登場時のヤ○チャをようやく召喚することに成功したのだった。
エヴァ「ザコとはいえ孫○空の仲間だ。神楽坂明日菜達を倒すには十分な力を持っているはず」
エヴァは最初のほうのDBを読んでいなかったのでこのころのヤ○チャの弱さを知らなかった。
>>518 ヤム○ャ「いくぞ!! 狼牙ふうふ…ふふふぅぅ!!!
おっ 女の子がこんなにいっぱい
いっぱい いっぱい いっぱい いっぱい……」
ぱたりっ
木乃香「あや? 気絶しても〜たえ」
夕映(こんなキャラだったですか…)
「まぁ気をとりなおして先に進みましょう」
さらに上階えとすすむネギ一行
ヤ○チャはおきまりの足跡が背中についたまま気絶していた
>>519 ネギ「あ!みなさん エレベーターがありますよ!
なんで今まできづかなっかたんでしょう」
アスナ「エレベーター…」
木乃香「エレベーター…」
夕映「エレベーター…」
三人「ふぅ」
ネギ「ど どうしたんですか! 楽ですよ! さぁ乗りましょう」
エレベーターに乗り込む一行
しかしお決まりの
『ピーピー 重量オーバーです
ピーピー 重量オーバーです』
三人+二人「いやぁぁぁ〜〜〜〜」
>>520 アスナ「くそうぅ ふっ 服を脱ぐわよ!!」
ネギ「ちょっ アスナさん!! 普通に階段でいきましょうよ」
アスナ「… そうね…」
階段を地道にのぼる一行
ようやく次の階にたどり着きました
ネギ「ん? この階はどうやら休憩所のようですよ、
わぁ!仮眠室やシャワーまであります!!」
夕映「多分この図書館に寝泊りして研究するような
研究者のための施設です」
アスナ「へ〜 随分と無駄に豪勢ね
ぐぅ〜〜
うっ!!」
さよ「あらあらお腹なんかならして、お腹すいてるんですか?」
ネギ「そういえば僕も、ってもう夜の12時50分じゃないですか!!
建物のなかにいたから気づきませんでしたよ…」
木乃香「やけ この階で休憩やな」
>>521 アスナ「でもこんなところで仮眠したら危険じゃない?」
夕映「大丈夫です、ここセコムしてます
侵入者があったらセキュリティーサービスがとんできます」
アスナ「そう、じゃあお風呂にはいろ! 汗かいちゃったし」
木乃香「え〜な〜 ココのお風呂広そうやしな
じゃ ネギ君はここで待っててや。
それとも一緒にはいるん?」
ネギ「いっ いいですよぉ! 待ってます
どうぞ入ってきてください!」
木乃香「くすっ かわえ〜な〜」
>>522 茶々丸「ネギ先生が休憩している今がチャンスかと…」
エヴァ「うるさい!魔法の使い過ぎで疲れてるんだ。
ネギ・スプリングフィールド!!明日こそ覚えていろよ」
>>523 エヴァ「ネギの父親に魔力を抑えられていらい
体まで子供化してきたような気がするな
ふぁぁ〜 眠い… 」
すうすう
茶々丸「…お護りします マスター」
>>522 風呂からあっがたアスナたち
アスナ「お風呂ひろかったね」
木乃香「や〜 気持ちよかったわ〜」
夕映「抹茶ポカリです」 すっ
アスナ「い いや 遠慮しとくよ」
さよ「さあ皆さん 明日のためにももう寝たほうがいいですね」
木乃香「せやな」
亜子「でも、お泊まり会の定番はやっぱり 恋愛話やで!!」
木乃香「せやな! アスナだれか好きな人いてはる? って高畑先生か。」
アスナ「悪かったわね」
亜子「そ〜ゆ〜木乃香はどうなんや!!」
木乃香「ひ・み・つ や」
アスナ「あ!ずるい そういえばネギは?
クラスのなかで誰が一番好き?」
夕映(アフォ ばっかです)
>>525 話し込んでいるうちにいつしか眠りに就いたネギ達。
そして夜が明けた。しかし…
>>526 ネギ「おはよーございます…わー!もうお昼ですよ」
夕映「外の様子が分からないので朝だと気づかなかったです」
刹那「…不覚!」
全員叩き起こして頂上を目指すパーティーであった。
>>527 一方、最上階では…
茶々丸「マスター、連中が動き始めました」
エヴァ「そうか。
さて、次は誰を派遣しようか」
茶々丸「奴らはもう間近に迫っております。
時間的にも派遣できる機会は、
後わずかです…」
エヴァ「わかっている。
ではまずはこいつを派遣しよう。」
茶々丸「こ、この者ですか…!?」
珍しく狼狽する茶々丸、その派遣される刺客とは…
>>529 エヴァ「以前私はこやつの血を吸ってな、
そのときに吸血鬼ウィルスを注入しておいたのだ」
茶々丸「ぞんじております」
>>530 茶々丸「お言葉ですがマスター」
エヴァ「何だ?」
茶々丸「いくら吸血鬼化したとはいえ彼女一人では奴等を倒すことは不可能かと」
エヴァ「ふん、分かっている。だからこやつをお供に加える。」
まき絵ともう一人の刺客は…
>>531 休憩所を出発して2時間後・・・
ネギ「なにも起こりませんね」
木乃香「退屈やわー」
明日菜「いいじゃない。平和にこしたことはないわ」
最後尾を歩く亜子はふと振り向くと・・・
亜子「ん?あれは・・・まき絵!」
>>532 ネギ「待ってください!亜子さん!」
亜子「えっ?」
刹那「…先生も感じたのですか?」
ネギ「…はい」
刹那「彼女から妖気を感じます。
そしてもう1つ…」
ネギ「えっ!?」
驚きと同時に今まで向かっていた方向を向き直した。
そこには…
>>533 ヤム○ャ「小娘ども〜よくも!!、そんなに天国を旅行したいのか〜…」
夕映「妖気の持ち主ってこの馬鹿ですか?」
刹那「違う!そのうしろ…」
ヤム○ャ「馬鹿とはなんだ!!貴様タダではすまさんぞ!!」
刹那のセリフを遮るヤム○ャ。
ヤム○ャ「受けてみろ!!狼牙風風…ぐはー!!!」
ヤム○ャは背後からぶっ飛ばされた。その正体は…
>>534 あたしげな雰囲気むんむんな妖刀を持った女だった
例のごとく煙で顔が見えない
アスナ「あの や○チャを一発で…強い」
夕映(○ムチャはざこの噛ませ犬ですがね)
刹那「ん? あっ あれは妖刀・日向じゃないか!!
何でこんなところに…あれは素子さんが保管しているはず…」
ネギ「妖刀・日向…ですか?」
>>535 亜子「なぁ、ネギ先生。
ひょっとしてまき絵って…」
ネギ「…ええ、残念ですが、
吸血鬼になってしまっているようです。」
亜子「やっぱり…
それやったらお願いがあんねん。」
ネギ「何ですか?」
亜子「ウチがなんとか包帯でまき絵の動き止めるから、
マテリア…やったっけ?
あれでまき絵を人間に戻してくれへんかな…?」
ネギ「あ、昨日の男の人が使った…
確か、エスナ…ですね?」
亜子「うん、それ」
ネギ「…わかりました。
くれぐれも気をつけてください。」
亜子「もちろんや!
それにまき絵も緊縛術の達人やから…」
>>536 夕映「まき絵のリボンも脅威ですが
あの正体不明の女性の刀も脅威です。
ここはマニュファクチュアでいきましょう」
ネギ「そうですね
こちらの戦力は…
明日菜さんと、木乃香さん、綾瀬さん
和泉さん、桜咲さん、あと相坂さんですね」
木乃香「実はもう一人いるえ
でてきてや スミスはん」
瞬間移動したかのようなエフェクトで現れるスミス
スミス「は ただいま参りました
先ほどは私の劣化コピーのせいでご迷惑おかけしました
しかし 私は強いです。決して負けはしません。」
ネギ「わわっ いたんですか!
でもこれで戦力はある程度を保てますね。
では僕と亜子さんと木乃香さんがまき絵さんを、
スミスさんと綾瀬さんと明日菜さんはあの女性を相手してください。
相坂さんは亜子さんに憑いててください
ではみなさん! くれぐれも無理はしないように!戦闘開始です!」
すみません
537の2個目のネギのセリフ訂正です
「スミスさんと綾瀬さんと明日菜さんと桜咲さんはあの女性を相手してください。」
>>538 女剣士は一言も発せず刹那達に対して構えをとる。
刹那(あの女剣士・・・一体何者?どことなく素子さんに似ているが)
明日菜「なんか雰囲気あるわねあの人」
スミス「あれは人間ではありません。今までの敵と同様おそらく魔法で実体化したのでしょう」
刹那「しかしやつの構えは少々型が違えどまさしく神鳴流。
神鳴流のことが載っている本が世に出回っているはずは・・・」
エヴァ「あの女剣士は手強いぞ。何しろ結婚式の日に男の花嫁をミンチにして新郎を奪ったほどの強者だ」
エヴァが具現化した本はあの青山素子が書いた小説のようだ・・・(ラブひな14巻参照)
茶々丸(そういう問題なのでしょうか・・・)
>>539 一方、亜子とまき絵はお互い5mほどの距離を
保って、様子を窺い合っていた。
まき絵の方はまるでリボン競技のように軽やかな
リボン捌きをしながら…
亜子の方は両手に持った包帯をまるでヨーヨー
のように伸縮させながら…
お互い仕掛けるために自身のリズムを高めているのだ。
しかし…
木乃香「ふ、二人とも器用やなぁ〜」
木乃香の台詞が合図となり、亜子の左手が動いた!
>>540 亜子の包帯がまき絵に向かい伸びていく。
捕らえたと思えたその瞬間、まき絵のリボンが亜子の放った包帯を絡め取ったのだ。
引っ張られる包帯に思わず体制を崩した亜子。
その隙に包帯に絡んだリボンが亜子の体を捕らえ、締め付ける。
亜子「しもた…動けへん…」
勝ち誇った表情で亜子に近づくまき絵。
ネギ達は助けようとするが、それより早くまき絵の犬歯が亜子の首に刺さった。
>>541 しかしそのまま停止し、まき絵の体が痙攣を始めた。
そして、何故か亜子に突き立てた牙を離した…
ネギ、亜子、木乃香「!?」
疑問に思う二人。
そしてまき絵が口を開く。
まき絵?「ネギ先生…早く…
エスナ…を…」
ネギ「サヨさん…!?」
>>541 まき絵が亜子に噛み付いた!
かぷっ (はぁと)
さよ「ふふっ させません
亜子さん借りをかえしますよ」
まき絵「???」
さよ「今あなたが噛み付いたのは私が精一杯の力をだして
具現化した私の首筋です。
どぅですか? 私の血の味は。
もっとも私から血を吸うなんてこと不可能ですがね
ネギ先生!! 今です!!
この状況なら身動きできないのはまき絵さんのほうです!!」
ネギ「わっ わかりました
風花・武装解除!!」
>>539 刹那「この女は私が相手します
スミスさん 援護お願いします!
アスナさんと綾瀬さんは安全な場所に下がっていてください!」
スミス「了解」
アスナ「ちょっと! 私も戦うわよ!」
夕映「あなたに何ができるんですか、
さぁ 安全な場所に行きましょう
それに何か本をみれば有効な手段が分かるかもしれません。」
アスナ「そ、そうね 刹那ちゃん! スミスさん!
気をつけてね!
じゃ行こっ! 」
夕映「はい」
駆け出す二人、謎の女剣士にいどむ二人
>>543 リボンが吹き飛び、おやくそくで服もはじけ飛んで下着姿になったまき絵
ネギは手を顔の前に持ってきて見ないようにしている
さよ「もう抵抗はできませんね
ネギ先生! マテリアです!エスナですよ!!」
ネギ「はっ はい!
えっとどう使うんだろう…」
木乃香「魔法の名前叫ぶだけでええみたいやよ」
ネギ「そうなんですか? よ〜し
エ ス ナ ! !
浄 化 せ よ ! !」
さよ「!! ネギ先生! ちゃんと前を見て発動させないと!
標準がずれます!!」
さよの言うと通り魔法は外れ、近くの本棚に当たった
まき絵の下着姿を見ないようにするために片目を手で覆っていたため遠近感が狂ったのだ
まき絵「なにが起こったのかわからないけど、チャンスね」
ネギに襲い掛かるまき絵!!!
>>545 まき絵がネギを押し倒そうとしたそのとき、何者かがまき絵を押し倒した。
○ムチャ「おお!下着姿の女子高生だ!!いただきマンモス」
それは性根はで狼になってしまった○ムチャだった。
まき絵「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
ゴンッ!!!!
ハンマーで○ムチャの後頭部をカチ割った木乃香。
木乃香「まだ生きてたの〜?ややこしくなるから出てこないでや」
まき絵はショックで放心状態だ。
ネギ「今です。エスナ!!」
エスナにより浄化されるまき絵。そして・・・
>>544,546
一方その頃…
スミスが接近戦を仕掛け、
後ろから刹那が突き主体の攻撃を出す。
刹那が遠当て系の必殺剣できっかけを作り、
それに乗じてスミスは接近戦に持ち込む。
近遠、左右、前後、時には上下に分かれ、
急造のコンビとは思えない間断なく、
そして理に適った攻撃の組み立てをする刹那とスミス。
しかしそれらをことごとく、
反撃どころか、受けもせずにかわし続ける女剣士。
確かにみだりに攻撃したり、鍔迫り合いをするのは
賢い闘い方ではない。
刀は折れるものだし、血糊は切れ味を鈍くするからだ。
とはいえ妖刀ひながその程度、ものともしないだろう。
それに心なしか女剣士の表情はどこまでかわせるか
試しているようにも思える。
反対に刹那とスミスの表情は焦り、疲労が表れてきた…
>>548 スミス「なんというヤツだ。こっちは動けば動くほどスタミナが減っているというのに彼女は平然としている」
刹那「もしヤツが攻撃に転じたらいったいどれほどの腕を持っているのか…」
そのとき、こっちの番だと言わんばかりに凄まじい気を解放する女剣士。
スミス「…くるぞ!!」
>>546,549
ネギ「今です。
エスナ!!」
エスナにより浄化されるまき絵。
そして心なしか血色が良くなり、妖気も消え失せた…
まき絵「あ、あれ?
ネギ君…みんな!」
ネギ「良かったぁ〜
成功です」
まき絵は無事に人間に戻った。
亜子「頑張った甲斐あったわぁ〜!」
サヨ「私も体?を張った甲斐がありました」
木乃香「こっちは片付いたけど…」
ネギ「刹那さん達は苦戦しているのですか!?」
木乃香「それもあるけど…」
ネギ「…けど?」
木乃香「…いつになくシリアスな展開や!!」
>>549 スミス「このままでは負けてしまう…」
刹那「あぁ 想像以上に強いな」
と、一人の少女が駆けて来た
夕映「刹那さん!!スミスさん!!
その謎の女性剣士が載っている本を見つけました!!
この本です!!」
夕映が手に持った本をひらひらさせる
エヴァ「なっ! ばかな…あれは出版されていない書だぞ、
世界に一つしか存在しない直筆本なのに…
そしてその一つは我が手中にあるのだぞ!」
茶々丸「図書館塔の神秘ですね。」
アスナ「著者は青山素子さんという人みたい!
内容は…結婚式当日に女剣士が乱入し、
花嫁を殺して男をさらっていく
という物よ!! 酷い話ね…」
夕映「で、その女性がその女剣士のようです
妖刀・日向で恐ろしくパワーアップしてます」
刹那「… それで弱点は?」
>>551 夕映「・・・カメです」
刹那「は?」
夕映「カメが大の苦手と記されています」
アスナ「ちょっとぉ、カメなんてこんな所にいないわよ」
まき絵「いや、いるわ!」
復活したまき絵が間髪入れず答える。
木乃香「そう、おるえ」
まき絵とハモッた木乃香。
アスナ「どこに?」
木乃香・まき絵「コ・コ(はぁと)」
二人が指差した方には・・・ネギがいた。そして指はネギの股間を指していた・・・
>>552 ネギ「えっ?ええぇぇぇっ!?
僕…!?」
二の句を告げる前に亜子とまき絵にガッチリ両脇を押さえられる。
しかしネギはあることに気づいた。
ネギ「ちょ、ちょっと待ってください!
ぼ、僕より適任がいます!(うぅ、ごめんなさい…)」
そう、今ここに居合わせている男はネギだけではないのだ。
木乃香「ふ〜ん、誰やの…?」
ネギ「え〜と…」
スミス…と言おうとしたが、今、彼は説明を聞いている刹那に代わって
単身、女剣士と交戦しているので、「亀」を出せる状況ではない事に気づいた。
しかしその時、オロオロとするネギの視界にあるものが飛び込んできた。
そのあるものとは…
ネギ「ヤ、○ムチャさんです!!」
一同「!!?」
木乃香「お…大人の…っ!!」
>>553 アスナ「てゆーか亀ってその亀じゃないでしょう!?」
そうこうしている間にスミスはどんどん追い詰められている。
致命傷は受けていないものの、体中無数の傷が付いている。
夕映「今は拘っている場合じゃないです。スミスさんやられてしまいます」
アスナ「……で、誰がひん剥くのよ」
まき絵「やっぱり私はネギ君のが…」
ネギ「ううう…カンベンして下さい」
さよ「それより…あの人生きてます?頭割れてるんですけど」
夕映(本当にアホばっかです)
「ネギ先生のじゃ無理だと思います
だいたい『亀』=男性器という発想がおかしいんです
たしかに『亀』がつく部位はありますが本物の亀とは全然違います」
アスナ「うぅ… たしかにそうだけど
じゃぁ どうしたらいいの!?」
夕映「木の葉を隠すなら森の中
森がないのなら森を作ればいいんです」
アスナ「え? それどういう意味?」
夕映「まぁ前振りは関係ないのですが
とにかく私たちの誰かが『亀』になればいいんです」
アスナ「ちょっ 何言ってるのよ亀になんてなれるわけないでしょ!」
さよ「あっ 私綾瀬さんが言わんとしていることわかりました!
要するにこの中の誰かを『亀甲縛り』すればいいのですね!?」
夕映「その通りです さよさん」
>>555 木乃香「で、誰を縛るん?」
刹那「私は攻撃する役目なので」
まき絵「アスナやってよー」
アスナ「何言ってんのよ!!ここは言いだしっぺの夕映が…」
夕映「私より亜子さんが適任です」
亜子「ウチはいやや。サヨやってや」
サヨ「私は幽霊なので不可能です」
木乃香「となるとやっぱり…」
一同はネギのほうを見る。
ネギ「う…」
スミス「早くしてください…殺される…」
もうボロボロのスミス。ネギの決断は…
>>556 ネギ「え〜と、僕・・・」
ネギが何かを言う前に明日菜がネギを羽交い絞めにする。
木乃香「ネギ君・・・覚悟し〜や」
哀れネギは亜子の包帯で亀甲縛りにされてしまった。
明日菜「さあ女剣士覚悟!!」
縛られたネギを明日菜は女剣士の前に投げつけた。
女剣士「・・・・・・・・・・・・」
その反応は・・・
>>557 女剣士「やぁ〜ん、かわいいっ&herats;」
女剣士は、ネギのような少年が好みだったようだ。
こうして、女剣士の弱点を発見した一同は・・・
>>558 訂正
女剣士「やぁ〜ん、かわいいっ♥」
>>559 スミスは隙のできた女剣士に攻撃を仕掛けた。
しかし攻撃を優雅にかわした女剣士は、動けないネギを抱えて走り去った。
まき絵「あー、ネギ君がさらわれた」
刹那「待て!!」
明日菜「追いかけるわよ。全く委員長みたいなヤツね」
はたして女剣士の真意は?
>>560 木乃香「待ってーなアスナ。スミスはんが…」
スミス「木乃香お嬢様、私にかまわずヤツを追ってください。動けるようになったら私も駆けつけます」
木乃香「分かったわ…ほな先に行くえ」
スミス「お気をつけて」
一方…
エヴァ「ついに坊やを捕らえたか。ショタなヤツを召喚した甲斐があったというものだ」
そう言うと、エヴァは呪文を唱えて女剣士を消した。
エヴァ「茶々丸!!」
茶々丸「はい、ネギ先生を回収して参ります」
エヴァ「ついに…ついに昔の圧倒的な魔力が甦るときが来た。フッフッフ!」
>>561 一行は女剣士を追跡し…
障子を見つけた。
亜子「な、なんでこんな所に障子が…」
サヨ「とにかく入りましょう!」
ガラッ!
明日菜「ネギ!!」
ネギ「明日菜さん!!」
これまた洋風の塔には不自然な畳の上で、
亀甲縛りをされたままのネギが横たわっていた。
そして縛った亜子が包帯を解き、ネギを開放する。
木乃香「なぁなぁ、あの女剣士は?」
ネギ「それが・・・ここについてすぐ消えてしま…!」
その時、入ってきた方と逆の障子が開いた。
そして現れた人物は…
もとこ@愛がマトモに見える
>>562 明日菜「あんたはエヴァの・・・」
茶々丸「ネギ先生は渡してもらいます。マスターの命令ですので」
臨戦態勢の茶々丸。
明日菜は先手必勝とばかりに蹴りを放った。
>>564 茶々丸は難なく明日菜の蹴りをかわす。
しかしその時…
エヴァ(茶々丸。帰還しろ。)
エヴァからの思念が届いた。
蹴りに続く攻撃をかわしながら、思念を交し合う。
茶々丸(すみません。
一足遅かったようです。)
エヴァ(いや、私としたことがつい焦り過ぎた。
せめてお前の到着まで女剣士を残しておけば…)
茶々丸(いえ…)
エヴァ(とにかく隙を見て、連中から逃れろ。
いかにお前でも全員を相手にするの危険だ。
…なに、まだチャンスはある。)
茶々丸(お心遣い感謝します。)
交信を終了すると同時に、明日菜たちの視界を防ぐように
障子を投げつけ…
そして消えた…
>>565 アスナ「…いっちゃった」
刹那「私としたことが、奴を逃したのは私の所為だ!!
私があそこで斬り込んでいれば…」
さよ「そんなに気に病むことではありませんよ
ネギ先生が無事だった、それだけで十分です」
木乃香「せやな、刹那はよー頑張ったえ」
刹那「皆さん… ありがとうございます
でも、どうやらそんなこと言っている暇はないようです。」
ネギ「なっ あれは!」
茶々丸がいなくなるのを見計らっていたかのように例の女剣士が闇の中からすべりでた
女剣士「とんだ邪魔がはいったが、私の任務はもう終了した。
刹那とやら、お主も京都神鳴流のようだな。
いざじんじょうに勝負!!」
女剣士が不気味に輝く刀身を躍らせ踏み込んできた
刹那「ふっ この勝負うけます!!」
>>566 茶々丸「ただいま戻りました、不甲斐なき所存であります。」
ペコリ
エヴァ「まぁ気にするなそれより、私が招致した剣士が勝手に戦闘をはじめてしまった。
本来ならあいつはもう用済みだから早々に消したいのだがな…
魔力も浪費してしまうし…
でも面白そうじゃ、私が疲れるから奴に送る魔力を抑えて桜咲と対等にでもするか。
いいデータをとれそうだな。」
>>566 女剣士「見極めるとするか
斬岩剣!!」
気が刀身に乗り駆けてくる
刹那 「くっ やはり重いな だが力が落ちているぞ?
手加減でもしているのか? ふざけるな!!
斬空閃・改!!」
刹那の刀身からも気がとぶ
女剣士(おかしい、手加減しているつもりはないのに…まさか)
「遠距離戦では 分が悪いようだな、だが接近戦なら
雷鳴剣!!」
雷とともに刀身を振り下ろす女剣士
刹那「甘い… 畳返し!!!
妖斬閃!!」
畳返しに足をとられながらも第二波はかわす女剣士
女剣士「ふっ おぼえたぞ
今ので全ておぼえた!!」
>>568 刹那と女剣士の壮絶なる戦いのそばで…
木乃香「ほんならネギ君。
いざという時のために準備しよか?」
ネギ「え?魔法の援護ですか?」
木乃香「ちゃう!
…また、亀甲縛りの準備や!」
ネギ「ええぇっ!!」
ネギが逃げようとした瞬間、夕映が羽交い絞めにした。
夕映「覚悟を決めてください。」
まき絵「よ〜し、今度は私に巻かせてね?」
亜子「オッケー!」
そしてネギにまき絵のリボンが襲いかかる…
>>569 ネギ「いっ いけません!!
亀甲縛りとは本来女性に対してやるものです
あの剣士に前回効かなかったのも僕が男性だからです」
まき絵「うぷぷ 男性? ネギ君が?
かわい〜〜〜〜!!」
ネギ「…では佐々木さんにしましょう
佐々木さんなら先の戦闘で下着だけですし、
その…ブラジャーとパンツを脱がして縛るだけです。」
亜子「そうだねネギ先生! よ〜しまき絵 覚悟しろぅ!」
まき絵「い…いやぁぁん!!」
あえなく裸にされ、亜子の包帯で亀甲縛りにされたまき絵
ネギ「ふぅ これで武器はととのった、あとは刹那さんがヤバそうになったら
投入するだけです」
>>570 しかし予想に反して善戦している刹那。逆に前の戦いの勢いが全くない女剣士。
ネギ「この分だと佐々木さんの出番はなさそうですね」
夕映「亀甲縛りは無駄になりましたね」
まき絵「うぅぅぅぅぅぅ…みんなのいぢわる〜」
明日菜「ねえ、あの女剣士が…」
このままでは分が悪いと思ったのか、大味な構えを見せる女剣士。
女剣士「神鳴流奥義…」
刹那「あの構えは…まさか!!」
>>571 禍禍しい気が女剣士にあつまってくる
刹那「くっ 妖刀ひなであの技を放たれては、ここら一体消し飛ぶぞ…」
夕映「それは大丈夫だと思います
この塔はセコムしてますし、何より頑丈です」
刹那「皆さん!! 臥せてっ」
女剣士「…滅 殺 斬 空 斬 魔 閃 ! !」
すさまじい気が乱れ飛ぶ
それは火のついた矢の雨のように
幾多もの線を引き刹那にむかう
刹那「くぅっ!! さすが最終奥義、何恥じぬ威力よ…
刹那は辛うじて刀で防いだ、が威力が強すぎる
畳が燃え上がり 空気がチリチリと音を立てている
刹那「……しかし、気で貫かれればそれよりも硬くなれば良いだけの話、
私はまだまだ強くなる、今そう確信した
喝!!!!!!!」
刹那の気が女剣士のそれを打ち消した、と同時に
刹那「斬岩剣 弐の太刀!!」
女剣士の後ろにある柱が倒れ、女剣士を下敷きにした
>>572 女剣士は下敷きになったまま消えてしまった。
刹那「か、勝った・・・」
思わず座り込んでしまった刹那。そんな彼女の元へ、仲間達が歩み寄った。
ネギ「やりましたね。凄かったですよ」
亜子「さすが刹那やな」
夕映「見事です」
さよ「カッコよかったですよ刹那さん」
明日菜「ホント、大したもんだわ」
木乃香「これでスミスはんも浮かばれるわー」
夕映「死んでませんよ・・・」
次々と声をかけてくる仲間達に刹那は苦笑いを浮かべた。
まき絵「どうでもいいけどこれ解いてよー!!え〜ん」
数メートル先で全裸で縛られ転がっているまき絵。まき絵の声は誰の耳にも届かない。
そんな彼女に忍び寄る影が・・・
>>573 その時、まき絵は誰かが近づいてくるのを感じた。
まき絵(誰!?)
そしてまき絵のそばで立ち止まった。
誰か確認しようにも、亀甲縛りで手足を縛られ、
うつ伏せになっているので、ままならない。
だから…
まき絵「きゃああああぁぁぁーーーーーーっ!!!
襲われるうぅぅぅぅーーーーーーっ!!!!!」
???「う、うわっ!!」
刹那「何奴っ!?」
まき絵の大絶叫に、一同はまき絵と彼女に近づいてきた
人物に気づいた。
その人物の正体は…
スミス「わ、私ですよ!
皆さん!」
スミスだった…
>>574 明日菜「なんだ、ビックリした」
そう言うと明日菜はまき絵をほどいた。
刹那「あの女剣士は倒しました。スミスさん」
スミス「スゴイですね。さすが神鳴流」
ネギ「さあもう少しで最上階です。行きましょう」
気合が入る一同。しかし木乃香だけは浮かない顔をしていた。
木乃香「…スミスはん!!」
スミス「何ですか?木乃香お嬢様」
木乃香「・・・・・・・・・あんた、誰や?」
スミス「!!!」
>>575 〜そのころのエヴァ達〜
茶々丸「マスター!!もうすぐ先生たちはこの階層に来てしまいますよ!!」
エヴァ「くぅ、しかたない。まだ魔力が十分ではないが私が相手するか。
茶々丸!準備しておけ。」
茶々丸「はっ マスター」
腕の関節の動きを確かめたり、足のジェトをチェックをする茶々丸
と、物陰から不意に一人の男が現れた
エヴァ「!!! 誰だ!」
茶々丸(私のレーダーに引っかからなかった!?)
男は嘲笑して言った
????「今回は引け。今回の目的は奴らの力量を測ることと、
奴らに【最重要機密】の棚にあるアノ本を見せることだ。
これ以上の長居は不要だ。」
エヴァ「…タカミチか、いくらお前の言うことでも今回は引けないな。」
タカミチ「大丈夫だ、次の舞台はすでにできている。
今度は学園で奴らを襲う、
俺が指示するまで普通に授業をうけていろ
夏休みは直に終わる」
>>576 タカミチ「しかし、ただ易々と連中にあの本を閲覧させるのは
面白みに欠ける。」
エヴァ「?」
タカミチ「だから俺からも一人、戦力を提供しよう。
今、連中と対峙しているその仲間の偽者では、
いささかこのステージのラスボスの貫禄に欠けるだろう。」
エヴァ「悪かったな!
…で、誰をよこすのだ?」
タカミチ「…範馬 勇次郎だ。」
茶々丸「あの…地上最強の生物…ですか!?」
タカミチ「ほう、よく知ってるな。カラクリ人形。」
茶々丸「ヤツはエヴァ様がドラゴンボールコミック以外で
唯一召喚でき…」
エヴァ「言うな!
(何と言うことだ。
タカミチは奴を召喚できたのか?)」
タカミチ「気にするな。
お前は魔力を大幅に抑制されているのだから…
それにお前のやり方とは少し違うしな。」
エヴァ「くっ…!」
タカミチ「何にせよ巻き添えを食わぬように、
早々に立ち去る事だ。
事後承諾で悪いが、既に奴は連中の下へ向かっている。」
エヴァ「な…何だと…!!」
>>577 一方…
スミス「な、何を言うのですか木乃香お嬢様。どこからみてもスミス、私ですよ?」
木乃香「…ウチには分かるえ。あんたはスミスはんじゃなか」
刹那「しかしとりわけ妙な所は…」
しかし木乃香は確信したように言った。
木乃香「何者や。ウチは騙せへんよ…正体を見せや!!」
スミス「……さすが木乃香お嬢様、いや近衛木乃香。よく見破った」
そう言うと偽スミスはどことなく発生する煙に包まれた。その正体は…
>>578 アスナ「なっ! あなたは…… えっと 誰だっけ?」
夕映「ヤ○チャですよ、頭かち割られたのに性懲りもなくまたわいてきましたか。」
ヤ○チャ「うっ うるさ〜い!! とにかく俺はさっきの雪辱を晴らしにきた覚悟してもらおう」
と、アスナと夕映その他ネギ一行はヤムチ○の方向を驚愕の表情でみた
夕映「こっ この気配…普通の人間じゃないです、一般人の私でもわかります」
ネギ「綾瀬さんも感じますか、…これはやばいですね」
額に汗を浮かべるネギ一行
○ムチャ「おっ? ようやく俺様の強さに気付いたか、
でももう遅いぞ貴様らはこのヤムッッッッ…………」
メキキィ― グチャッ
ビチャッ ボトッ
???「雑魚が何吼えてやがんだ ぺっ
…貴様らか、最強を自称しているのは
雑魚を倒したくらいでいい気になるなっ!!!!!!
貴様らには敗北という名の死をプレゼントしてやろう。」
>>579 夕映「あれは…範馬 勇次郎!!」
ネギ「知ってるんですか?
綾瀬さん!」
夕映「漫画の登場人物です。
地上最強の生物と称され、
その戦闘力は一国の軍事力に匹敵すると言われています。」
明日菜「そうは言っても、
また本来の力は持ってないんじゃないの?」
ネギ「だといいんですが…
(この人が帯びてる魔力、エヴァさんのものとは違う…
まさか…!)」
ネギ達がそんなやりとりを終えたと同時に、
勇次郎はゆったりと無防備に歩を進めてきた…
>>580 そしてネギ一行に近づくとおもむろに口を開いた
勇次郎「 女ども、 俺の子をうめ!!!!」
さよ「えっ こ 子供って …」
当然のごとく動揺するネギ女性陣
夕映「範馬 勇次郎は自分の種を残したがるんです。
この世界にはまだ一人も子孫がいないからその思いも強いのでしょう。」
ネギ「なななな何言ってるんですか!! そんなことさせませんよ!」
さよ「子供を産むということは当然あの人とやるってことですよね?」
まき絵「うぅ〜 私今裸だよ〜 危ないよ…」
>>581 脱出の準備がてら、水晶球で様子を窺っていたエヴァたちは…
エヴァ「な、何なんだ?
この展開は…」
タカミチ「ふむ、予想外だな…」
エヴァ「よ、予想外って…
奴はお前の指示に従っているのではないのか?」
タカミチ「いや、実は奴を本来の戦闘力で召喚できたのと引き換えに、
コントロールもままならず、
強制送還すら受け付けなくなってしまったのだ。」
エヴァ「なっ!?」
>>582 エヴァ「それでは奴等は…」
タカミチ「全滅…だな」
エヴァ(くっ、どういうつもりか知らんがこのままではネギの新鮮な血を手に入れることはできん)
タカミチ「……!?あのカラクリ人形がいないが」
エヴァ「なに!?」
突如姿を消した茶々丸。そして…
>>583 一方、勇次郎の暴言に対し…
刹那「ふ…ふざけるな!
喰らえ!
神鳴流奥義、秘剣…」
ピシッ!
刹那「な、何だと…!?」
なんと勇次郎は瞬時に間合いを詰め、片手だけで、
しかも人差し指と中指のたったの2本の指で刹那の残撃を白刃取りしていた。
勇次郎「威勢がいいな、お嬢ちゃん。
しかしいきなり大技、しかもご丁寧に技の名前を叫びながらは頂けねえな…
攻撃の組み立てもあったモンじゃねえ。」
ネギ(あの人にとっては、刹那さんの目にも止まらない斬撃も、
魔法の詠唱くらい遅く感じるの?)
以前、エヴァに説明を受けたパートナーの意義を反すうしながら、
ネギは驚愕した。
勇次郎「よし、まずはお嬢ちゃんからヤるとするか!」
刹那「な…」
唐突に抱き寄せられ、にわかに震えだす刹那。
しかしその時…
>>584 ネギの手から魔法の矢が放たれた。
勇次郎は刹那から手を離し、あっさりとそれを避けた。
勇次郎「小僧、やってくれるじゃねぇか。ガキに用はねえ死ね」
勇次郎は一瞬にしてネギとの間合いを詰め、そして拳を繰り出した。
全く反応できないネギ。そして勇次郎の拳は・・・
>>585 勇次郎の拳はネギを庇った人物を貫いた。それは…
>>586 ネギ「ヤ、ヤムチ○さん…」
ヤムチ○「に…げ…ろ…ぼ…坊主…」
ドサ…
ネギ「ヤムチ○さん…どうして僕を助けて…」
ヤムチ○「な…情けない話だぜ…ヤムチャともあろうものが…ガ、ガキをかばっちまうなんて…
最低だ…へ…へへ……だが…俺を…"さん"づけで呼んでくれたのは…おまえだけだった…
き…貴様と…いた数レス…わ…悪く…なかったぜ…死ぬ…な…よ…坊…主………ガクッ…」
ヤムチ○は息絶えた…
>>587 そしてヤムチャの姿はぼんやりと霞んで…消えた…
夕映「ヤムチ○…いえ、ヤムチャさん。
その台詞はピッコロのでしたけど、あの一瞬、
貴方の格はピッコロに匹敵しましたよ…」
その言葉を聞いて感極まるネギ…
ネギ「うあああ〜〜〜〜〜っ!!!!!」
勇次郎「!!」
ネギ「ラス・テル・マ・スキル・マギステル
風精召喚!!剣を執る戦友!!」
詠唱が完了し、剣を構えた20体余りのネギの分身が現れた。
勇次郎「ほう…分身の術?
面白い奴だッ!
わざわざ準備を待ってやったんだ。
とっととかかって来いッ!」
ネギ「う…うるさぁーーーーーーいっ!!!!!」
ネギの怒号と共に、一斉に襲いかかる分身!
>>588 分身が勇次郎に襲い掛かる中夕映がつぶやいた
夕映「この状況に似た漫画を読んだことあります。」
さよ「え? 本当ですか!」
夕映「確かタイトルは『ハーメルンのヴァイオリン弾き』…
その中のキャラクターがワルキューレという名で使っていました。
15人の分身(でしたっけ?)を出して攻撃するものです。」
さよ「へぇ〜 似てますね。で、その人はどうなったんですか?」
ネギの分身が攻撃しようとしている
夕映「恐ろしく強い敵に会って、その人の仲間がやられちゃったんです。
だからその人怒っちゃって、ワルキューレ使ったんですが、
その……」
さよ「ど、 どうなったんですか?」
夕映「一瞬のうちに全部の分身が破壊され…
その人はやられてしまい……」
夕映がいい終わるか終わらないかというときに
ザンッ ドスッ ゴスッ……
ネギ「そんな!? 僕の強い分身が! うわぁっ!!」
ネギは勇次郎に 殴られ窓を突き破って落ちていった
杖は床に落ちていた…
>>589 明日菜「ネギーーーーー!!!!!」
杖がないため落ちるしかないネギは地面に…
一瞬よぎったその考えを振り切り、明日菜は割れた窓から外を見た。
ネギは地面に叩きつけられてはおらず、外壁の突起に片手でぶら下がっていた。
ネギ「ごめんなさいヤムチャさん…カタキうてなかった……もう逃げる力もなくなっちゃった……」
明日菜「ネギ!!今助けるわ」
杖を拾おうとする明日菜。その眼前に勇次郎が立ちはだかった。
勇次郎「あのガキを助ける気か?ムダだ、すぐに落下する。それより自分の身を心配したらどうだ?」
明日菜「……どきなさい…」
勇次郎「!!…なんだコイツから感じられる威圧感は…」
>>590 対峙する明日菜と勇次郎。
そしてその間隙を縫って、
亜子「それっ!」
まき絵「えいっ!」
亜子の包帯、まき絵のリボンがネギを絡め取り、
そして引き上げる。
ネギ「…どうして僕を助けたんですか?
僕にはもう…どうする事も…」
パン!
亜子?のビンタがネギにヒットする。
ネギ「亜子…いや、サヨさん…?」
サヨ「皆さんを…私の仲間にする気ですか…?
見殺しにする気ですか…?」
ネギ「えっ!?」
サヨ「…今、明日菜さんが勇次郎をくい止めてくれています。
…早くっ!!!」
ネギ「はっ、はい!!!!」
>>591 ネギ「今僕にできることはアスナさんを強化すること…」
ネギが呪文を唱えると、アスナに風の力が付加された。
いままでの数倍の速さで動き、いままでの数倍の力をだせるようになったアスナ。
アスナ「なにこれ!? 肢体が羽のように軽くなった!
なのに木乃香のハンマーを振っているような拳の力強さ。
…いけるかも。」
アスナの繰り出す拳は風をきり、摩擦で袖が破れていく。
目にもとまらぬ速さ、そう形容するのに相応しい拳だ。
さよ「やった! あすなさん圧してるじゃないですか!」
ネギ「これならいけます!」
実際だれもがアスナの勝ちを確信した、勇次郎はアスナの拳を対処しきれていなかったからだ。
しかし
勇次郎「お遊びは終わりだ。」
その一言と共に繰り出された拳がアスナをとらえ、
アスナを階段踊り場まで弾き飛ばした。
>>592 勇次郎「ぬおぉぉぉぉっ!!」
勇次郎が吼える。
そしておもむろに背を向けた瞬間…
勇次郎の着ていた服が飛び散った!
そして服を飛散させた筋肉は隆起し、
それによって鬼神の面がその背に浮かび上がった…!!
……
エヴァ「これが…!」
タカミチ「そう、これが奴の通り名の一つ、オーガのゆえん…
ああなった時、奴の戦闘能力は倍増する。」
……
ネギ「まるでオーガ(鬼神)…!」
木乃香「!?」
その時、勇次郎に襲いかかる人物がいた!
その人物は…
>1 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 03/06/29 22:12 ID:???
> このスレはみんなで魔法先生ネギま!の小説を書こう、というスレッドです。
> パロディー歓迎、ただし過度な脱線は控えてください。
>
> 原則として 「5 行 以 内」 でお願いします。
> ^^^^^^^^^^^^^
> 書き込む前に最新状況をチェックしてくださいね。
忘れたのか?
>>593 その人物は足からジェットを噴射させ、手を強く握り前に出して突っ込んできた。
勇次郎「奇襲のつもりか? バレバレだ、だが速度はなかなかのものだ !!!???」
奇襲を片腕で受けた勇次郎が吹き飛んだ
本棚に激突し、本に埋もれた が、すぐに這い出してくる
肉体的ダメージはなさそうだが、精神的ダメージがありそうだ。
勇次郎「なんだ!?この無機質な攻撃は!?!?」
エヴァ「!!なぜ茶々丸が! 私は何も指示していないぞ!」
タカミチ「おまえが心の中でそう願ったんだろ? 奴らを助けにいけ…と」
>>595 勇次郎「まぁいい。
この女にも俺の種を植えつけてやろう!」
さよ「茶々丸が人間じゃない事を
気づいてないみたいですね。」
夕映「いえ、勇次郎にはそんな理屈は通用しません。
…さよさんも気をつけてください。」
さよ「えっ!?」
>>596 勇次郎「なかなかの力だが、俺にはきかねぇぞ!!」
勇次郎は茶々丸の力をさらりと受け流した。
茶々丸はそのまま、後ろの本棚に突っ込んでしまう。
勇次郎「さぁ!!俺の種を植え付けてやるっ!!」
そうして、茶々丸の服を剥いでいく勇次郎。だが・・・
>>597 だがそこにあったものは
おっぱ・・・・・・・・いミサイル
ファイアー
茶々丸「点火…。」
ミサイルは糸を引く間も無く勇次郎の頭部に直撃し、激しい爆発を引き起こした。
激風に吹き飛ばされるネギ一行
原発を髣髴させるきのこ雲があがっている
夕映「うぅ… ………? 感じます。 何か強い本のエネルギーを感じます。
この階の上の階…最上階から艶めかしい本のエネルギーを感じます。」
木乃香「!? 夕映が覚醒したえ!」
さよ「覚醒? 夕映さんが今の爆発で?」
木乃香 コクン 「あれは書籍感知能力や…」
ネギ「……? なんですか それは」
>>598 その時!
ドゴォーン!
突如、床を突き破って勇次郎が現れた。
勇次郎「予測もしなかったぜ!!
あんなところからミサイルが飛び出すとはッ!」
茶々丸「そ、そんな…確かに着弾したのに!」
勇次郎「ああ!しかし爆破する寸前に頭突きで天井に逸らしたのさッ!」
茶々丸「よ、予想以上の化け物…」
勇次郎「何言ってやがる。
このダッチワイフがッ!
しかし・・・いい匂いだッ!」
そう言いながら、勇次郎は天井の穴を見る。
勇次郎「強者だけが放つ芳香…」
ネギ(な、何を言ってるんだ?)
勇次郎「…上に居やがるなッ!
俺をこんな所に呼びつけたタカ何とかってヤツがッ!」
茶々丸「し、しまったぁーっ!」
茶々丸の叫びをきっかけに、
勇次郎は天井を突き破りながら、上の階に躍り込んだ。
600 :
マロン名無しさん:03/07/13 22:24 ID:FTs9ZJzZ
600
>>599 あわてて後を追う茶々丸。その後をコバンザメのようについていくネギ達。
しかし勇次郎と茶々丸のスピードについていけず、見失ってしまった。
そしてしばらく進むと螺旋階段があった。
夕映「これは…最上階に向かう最後の階段です。ゴールはもうすぐですよ」
明日菜「…上空が見えないけど、どれくらいの高さがあるのよ!!」
ネギ「早く行かないと茶々丸さんが…皆さん頑張りましょう」
明日菜「もう、しょうがないわね」
螺旋階段を登り始めるネギ達。しかし…
>>601 螺旋階段をだいたい半分のぼったネギ一行
しかしそこに黒いマントを羽織った小柄な女が舞い降りた
ネギ「わわっ 皆さんストップです! 止まってください!」
車は急に止まれない…全速力で走っていたアスナらはネギにぶつかり倒れこんだ
ネギ「うぶぶぶ! 苦しいです! 皆さん早く立ってください!
ん? なんだこの柔らかいものは…」
木乃香「あっ ややわぁ ネギ君 はぁと。」
ネギ「わわっ すみません木乃香さん!」 アワアワ
一連の行動を見ていた小柄な女が嘆息混じりに
???「まったく… 何をやっているんだ。」
ネギ「ん? この声はエヴァンジェリンさんですね!
もう血は吸われませんよ!!」
エヴァ「この大人数の中で吸うほど馬鹿じゃない…
私はおまえらにあることを伝えにきたんだ。」
>>602 ネギ「な、何ですか?」
エヴァ「我々も早く脱出せねばならないので、
単刀直入に言う…」
明日菜「なら、とっとと言いなさいよ!」
エヴァ「うるさいヤツだな。
…最上階の部屋の円卓に一冊の黒い表紙の本がある。
それを読め!」
木乃香「よ、読んだら死ぬんとちゃうんかえ?」
エヴァ「読まなければあの化け物に殺されるだけだぞ。
情けない話だが、私もあれを制御しきれなくなったので脱出するのだ。」
夕映「…制御しきれない?
何故そんなものを召喚したのですか?」
エヴァ「……
とにかく私は茶々丸が戻り次第、脱出する。
茶々丸なら螺旋階段の内側の空洞を飛行して、ヤツを追い抜けるだろうからな。」
さよ「それなら本を持ってきてくださっても…」
エヴァ「今の私はお前と同じ幽体なのだ。
…お前は物を持てるのか?」
さよ「…いいえ。」
エヴァ「では…また会おう!」
そう言ってエヴァの姿は霞んで消えた。
>>602 エヴァがおもむろに口を開いた
エヴァ「最上階に【最重要機密】という書架があるのは知っているな?
それが目的でここにきたんだろ?」
ネギ(最重要機密…? よくわからないけどここは話をあわせておこう)
「そうですよ。 それについて何か知っているのですか?」
エヴァ「ああ、タダで教えるのは気が引けるがこの際背に腹は代えられん。
その【最重要機密】の書架には風の大精霊を召喚する方法が記されたものがある。
坊やは風が得意だったよな? 坊やならそれを召喚し、勇次郎を倒せるかもな。」
木乃香「ようするにネギ君に勇次郎はんを倒してってたのんどるわけやな?」
エヴァ「…まぁそういった意味もあるな。
しかし【最重要機密】の書架をみることは坊や達にもメリットがある。
それは見てのお楽しみだがな。」
ネギ「よくわかりませんがいいでしょう、勇次郎さんは僕が倒します!!
エヴァさんが何をしたかったのかは知りませんが、それが僕の使命ですね。」
さよ「ネギ先生カッコいいですね!」
>>603 エヴァが本体に戻ると同時に、茶々丸も到着した。
茶々丸「…申し訳ありません!」
エヴァ「かまわん!
それより早く我々も脱出するぞ!」
そう言いながら、いつも間にか用意した魔方陣に向かい、
茶々丸にも中に入るように促す。
既にタカミチも中で待機している。
茶々丸「しかし…」
エヴァ「心配するな。策はある。
連中があの本を手に入れれば、それで片がつくように…な…」
そういってエヴァは円卓においてある本を顎で示した。
茶々丸「…強力な魔道書なのですか?」
エヴァ「それもある。
しかし読んだところですぐには…しかもあの勇次郎の猛攻の中、
解読し、なお成就できるとは思えん…」
茶々丸「では…」
エヴァ「だから連中を救うための魔法をあの本に付与しておいた。
連中の誰かが手に取りさえすれば、発動するようにな…」
納得したのか、返答をする前に魔法陣に入る茶々丸。
それを見計らってタカミチが何かを呟き…
そして3人には消えた…
そしてその直後、扉を蹴破り、勇次郎が現れた…
>>605 勇次郎「ふん、逃げたか…」
そしてしばらくしてネギ達が到着した。
勇次郎「きやがったな。逃げた臆病な連中とは違うらしいな褒めてやる」
ネギ「逃げるものですか!!ヤムチャさんの仇覚悟!!!」
ついに勇次郎との最終決戦の幕が上がった。
そして夕映は勇次郎の背後にある黒い本を遠くから見て…
夕映「……あれは…まさか…」
>>606 しかし、期待を抱く夕映とは対照的に、一番の戦力である刹那は密かに怯えていた。
今まで一族以外に刹那をあそこまで圧倒したものはいなかったからだ。
その時…
???(これを使え…)
刹那の頭の中に、直接声が響いた。
刹那(そ、その声は…女剣士!?)
辺りを見回す刹那だが、それらしい人影はなかった。
刹那(幻聴か?
…!?)
幻聴ではない事に気がついた。
何故なら刹那の手には、いつの間にか妖刀ひなが握られていたからだ。
女剣士?(私に残された最後の力…
検討を祈…る…)
それが最後の言葉だった。
刹那(かたじけない…女剣士殿…)
>>608 夕映「…あれは『ワールドエンド・フェアリーテイル』ですね。」
ネギ「えっ 夕映さん あの本を知っているのですか?
というよりここから見えるんですか?」
夕映「はい。 あの本は世界の最期を綴ったおとぎばなしです。
エヴァさんが言っていたのは多分あの本ですね。」
ネギ「じゃっ じゃあ早く読まないと!! あれが勇次郎さんを倒すカギとなるはずですから」
刹那「行って ネギ先生。先生がその本を詠んでいる間、私が奴をくいとめます。」
ネギ「大丈夫なんですか?」
刹那「ええ、私にはこれがあります」
そう言い刹那は禍禍しい妖気を放つ刀を掲げた。
>>608 刹那「行くぞ!神明流奥義、雷…」
勇次郎「馬鹿めッ!忠告を忘れたかッ!!」
初手合いの時と同じく、瞬時に間合いを詰め、蹴りを繰り出す勇次郎。
ザクッ!!
しかし、響いたのは肉を打つ音ではなく肉を斬る音。
刹那「…鳴剣っ!!」
そして雷鳴剣が炸裂し、派手に吹き飛ばされる勇次郎。
勇次郎「油断したぜッ!
まさか女の細腕で2刀流とはなッ!」
刹那「神鳴流を…なめるな…!!」
そう…妖刀ひなを持った逆手に、元々所持していた刀を駆使して、
勇次郎の蹴り足を薙いで迎撃したのだ。
勇次郎「面白いッ…面白いぞぉッ!!
俺に傷を負わせるとは何年ぶりの事かッッ!!!」
足を切られ、雷鳴剣の落雷を受けたにも拘らず、
突風のような殺気を発散する勇次郎だった。
>>609 そしてネギは…
ネギ「これで…彼に勝てる」
夕映「さあ先生」
夕映に促され、本を手に取った。その瞬間本は眩い光を発した。
ネギ「こ、これは…何かの呪文が付与されている?」
勇次郎「なんだ?あの光は」
刹那と交戦中の勇次郎は驚きを隠せない。
そして本の表紙に光の文字が浮かんだ。
パ ル プ ン テ
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>610 一方、既に脱出して、とある所に落ち延びたエヴァたち。
再び水晶球で、ネギたちの様子を窺っていた。
タカミチ「エヴァよ。
あの本に付与した魔法は何なのだ?」
エヴァ「…パルプンテだ。」
タカミチ「腐っても闇の世界の実力者だな。
あの天変地異を司る魔法を付与させるとは…」
エヴァ「…ふんっ」
タカミチ「しかしあの魔法の効果は不確定。
必ずしもネギたちを救うとは限らんぞ?」
エヴァ「…心配いらん。
もう一つ…運命を司る魔法も付与しておいた。
だから任意で効果を選択する事が出来る。」
タカミチ「とんでもない組み合わせだな。」
エヴァ「…生憎そう上手くはいかない。
この世界で使用するには、どちらの魔法も貴重な触媒を必要とするからな…
…まったく高くついた!」
タカミチ「何にせよ、どんな効果を撰ぶかで、ネギの器量が試されるというわけか…」
一方ネギは今、そのパルプンテの究極の選択を迫られていた。
その選択肢の内容は…
>>612 1.2倍儲かる 戦闘に勝利したらお金と経験値が2倍になる。
2.笑う魔人を呼び出す 魔人が現れ、敵を攻撃して去っていく。
3.全員竜化 ドラゴラムの効果が全員に。竜になって敵に火炎を吐く。
4.大混乱 その場にいるすべての者が混乱し、大乱闘に…
番外. 一定時間過ぎると自動で選択される。1〜4以外の可能性もある。
ネギ「早く決めないと時間が…1は自力で勝てれば得だけどそんなの無理だし…
2はデメリットは無いけど全く効かない可能性があるし…
3は本当に元の姿に戻れるか心配だし…
4なんて論外…いやもしかしたら敵が先に自滅してくれるかも…
それとも選ばずに運を天に任せるか…うーんどうしよう、もう時間が…」
ネギの選択は…
>>612 ネギ「…ぱるぷんて?」
夕映「あぁネギ先生はイギリス人だから知りませんか。
パルプンテとは、某有名RPG内の魔法の一つで、さまざまな効果を発揮します。
時には巨人を呼び寄せ、時には敵を即死させ、
時には味方すらも即死させてしまいます。
しかも効果は自分で選べません。」
ネギ「即死… 危ない魔法ですね。ん?
でもここにスロットがついててそれで選べるようですよ。」
たしかにスロットがついており、一つ一つに効果が斯いてある。
夕映「スロット…本当についてますね。結局自分で選べないなら同じです。
いらない演出ですね。」
ネギ「そんなことないですよ! スロットなら目押しでだいたい的中できます。
問題はどれを発動させるか、ですね。僕は人を殺したくありませんし。」
夕映(目押しなんて言葉どこで覚えたんですか…)
>>614 ネギ「あの?パリプンテを無視することはできないんですか?
パリプンテを無視して本の内容を読めば、
もっと安全に戦えるかもしれません。」
夕映「…それはどうでしょう、時間制限があるようですし、
その本を確実に読解できる保証はありませんし、
あの本は難しいですよ。
それにこれはパルプンテです。」
ネギ「あの本の内容はどんなものかわかりますか?
だいたいでいいので。」
夕映「えっと…おおまかに言いますと風の妖精のおとぎばなしです。
それくらいですね。私がしっているのは。」
ネギ「いえ、それで十分です。エヴァさんの言っていた意味がわかりました。
パルプンテで勇次郎さんを倒せなかったら、この本を読解します。」
アスナ(この二人なかいいのかな?)
木乃香(急接近やね)
>>615 ネギ「・・・こほん、じゃあいきます」
目押しを始めようとするネギ。しかし・・・
ネギ「・・・マークがなんの効果なのか分かりません」
夕映「・・・・・・盲点でしたね」
ネギ「どうしましょう・・・あっ!!」
そうこうしているうちにカウントダウンが始まってしまった。
ネギ「あと10秒、9、8・・・どうすれば」
>>616 夕映「と、とりあえず目だけでもそろえるです」
ネギ「そうですね、えい!えい!!えい!!!」
目押しで3つの目をそろえた…かに見えたが
ネギ「あーーーー!!!最後ズレた…」
夕映「失敗…ですね」
パ ル プ ン テ
どこからともなく呪文が響いた。その効果は…
>>617 とてつもなく恐ろしいものが現れた!
ネギは気絶した!
明日菜は気絶した!
夕映は気絶した!
木乃香は気絶した!
刹那は気絶した!
亜子は気絶した!
さよは気絶した!
まき絵は気絶した!
そして、勇次郎は…
>>618 恐ろしいものと対峙する勇次郎
勇次郎「こっ この感じだ!!!
ゾクゾクするぞ!!
久しく感じ得なかったこの快感!!
食事のときよりも!寝ているときよりも!
セックスしているときよりも強い快感!!!」
勇次郎はとてつもなく恐ろしいものに襲い掛かった!!
>>619 そして勇次郎の右ストレートが、とてつもなく恐ろしいものにヒットした!
…かに見えたが、手ごたえがまるでない。
勇次郎「な、何ッ!?」
さらに異常を感じたのは、それだけではなかった。
とてつもなく恐ろしいものは忽然と消え、
そればかりか自分の立っている場所に驚いた。
空中だったのだ…
そして既に落下が始まっている視界に映ったのは、
先程までいたはずの図書館塔最上階だった。
何らかの方法で、強制転移させられたのだろう…
勇次郎「くッ…!
魔法というやつか…!?
この俺をッ…コケにしやがってぇ〜ッ!!!」
ドオォーン!
勇次郎は…墜落した。
一方、その頃、気絶している木乃香を介抱する者がいた。
スミス「お嬢様!
木乃香お嬢様!
大丈夫ですかっ!?」
スミスだった…
>>620 勇次郎「げほっ はぁはぁ … あの高さから落とされたか。
にしてもあのfuck野郎!!
まってろよ。 貴様は絶対にぶっ殺してやるからよう。」
勇次郎はおもむろに塔の壁に手を付けた
勇次郎「うおっぉおぉぉぉっぉ!!!!」
やもりのように器用に塔の凹凸に手をかけ駆け登る
勇次郎「俺は最強の生物だ、
こんな侮辱を味わったのははじめてだぜ!」
数分とたたないうちに勇次郎は最頂えと上り詰め
もといた場所へ踊り出た
が、先の落下により骨は数本いってるようだ。
>>621 一方、勇次郎が墜落した頃、スミスや木乃香の介抱によって
全員が覚醒した。
木乃香「それにしても勇次郎はどこ行ってんや?」
スミス「勇次郎…?
誰かはわかりませんが、皆さん以外はここにいませんでしたよ。
…しかし、象の大群が暴れたような破損状況ですね。」
その時…
まき絵「た、大変だよ〜!」
亜子「勇次郎が塔の外壁、登ってきよる。」
明日菜「どうして外に…!?」
刹那「不可解だが丁度いい!
…今度こそ!」
そしてネギも迎撃準備を整えようとするが、あるものに気づく。
ネギ(これは移送方陣…
これなら僕の魔力でもここから脱出できる!
…けど。)
にわかにネギは迷った。
危険を冒してでも勇次郎と決着をつけるべきか、
安全を考えて撤退すべきか…
>>622 ネギ(そうだ、あの本。 あの本を読解すれば…)
「夕映さん! あの本を読むのを手伝ってください!!」
夕映「えっ 読むんですか?。 わかりました 協力します。」
本の読解にいそしむネギと夕映
木乃香「んや? またあの二人、二人だけでなんややっとるよ。」
アスナ「………なかいいのね。」
さよ「? アスナさん嫉妬してます?」
アスナ「し し し してないわよ!!」
ネギ「できた!!」
夕映「さぁ ネギ先生 詠唱です!」
ネギが詠唱しだしたと同時に勇次郎が窓を割って乱入した
>>623 勇次郎「どこいきやがった化け物!」
ネギ「……ブツブツブツ」
勇次郎「ふんガキが、今更呪文など…」
ネギ「黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの…」
夕映「え?」
ネギ「時の流れに埋もれし 偉大な汝の名において…」
夕映「そ、それは…」
ネギ「我ここに 闇に誓わん 我等が前に立ち塞がりし」
夕映「待ってくださいです(ワールドエンドはともかくフェアリーテイルとは関係ないような…)」
あわてて止めに入る夕映。そして…
625 :
マロン名無しさん:03/07/16 21:40 ID:a6MrbUU6
>>624 勇次郎「させるかよッ!」
がつんっ!
ネギ「あぶっ!」
叫び声と同時に勇次郎は足元の瓦礫を蹴飛ばした。
そしてそれはネギの鼻っ柱に命中し、魔法を中断させた。
さらに一気に間合いを詰めようとするが、スミスが立ちはだかる。
スミス「おっと、これ以上の暴挙はよして頂きたい。」
勇次郎「お前は喰い応えのある化け物の代わりか?
少々出来るようだが、喰い応えはずいぶん落ちそうだな!!」
そう言いながら、空間を切り裂かんとするようなチョップを繰り出す!
>>625 勇次郎のチョップをくらい、真っ二つに裂けるスミス
勇次郎「はっ! 雑魚が 前菜にもならねーぜ。 ……ん?」
突然切り裂かれたはずのスミスが勇次郎の後ろに現れた
スミス「私のウリは私がたくさんいることだ。」
勇次郎「な!! なんだおまえは!!」
スミス「おまえら ですよ。」
扉が激しく開かれ、無数のスミスが雪崩れ込んだ。
スミス「ネギさん!! 私たちが奴を食い止めます!
その間に詠唱を済ましてください!」
言い終わるとすべてのスミスが一斉に勇次郎へと突っ込んでいった
勇次郎「一番悪いパターンだな、数が多ければ勝てるとおもってやがる。
アリが何匹たかろうと痛くも痒くもねーんだよ!!」
>>626 勇次郎「いっくぞおぉーッ!!」
雄叫びと共に100人のスミスがぶつかりあい、力比べとなるが…
スミス「そ…そんな!100人に…押し勝ってる…!」
突如、勇次郎はスミスたちの頭上に飛び上がり、彼らを踏殺していく。
そしてジャンプして天井を突き破り、そこへ消えた…
…かと思いきや、今度は床をぶち抜いて現れ、蹴散らしていく。
そして…とうとうスミスの劣化コピーを全滅させた!
勇次郎「一度に4人だッ!
同時に四方の敵を倒せりゃ作戦なんか関係ねェ!
たとえ全世界の60億人とケンカしたって倒されやしねェんだ!!」
理不尽過ぎる力、傲然たる超暴力…!!
ネギ一行は最大級の危機を今更ながらに実感していた…
>>627 ×スミス が ぶつかりあい、
○スミスたち と ぶつかりあい、
>>627 勇次郎「ん? あの小僧また何かやってやがるな。
よほど殺されたいようだな。
なら、お望みどおりぶち殺してやるよ!!!」
勇次郎が駆け出した
が、数歩で止まる
勇次郎「まだやる気か?」
刹那の刀が勇次郎の首前数_で止まっていた
刹那「よくわからなくなってきたが、どうやらネギがあの詠唱を終えれば勝てるらしい。
ならば私のするべきことは一つ。お前を足止めすることだ。」
勇次郎「けっ 本当に勝てるとでも思っているのか?」
刹那「月並みなことしか言えんが、 やってみなければわからないだろ!!」
ネギ(刹那さん… ありがとうございます 僕がんばります。
もうすぐ詠唱は終わるのでそれまで持ちこたえてください。)
>>629 スミス「女剣士の時の様に、私も協力ましょう!」
刹那「スミスさん…助かります!」
明日菜「私も…手伝うわ!」
刹那「いいのか!?
ヘタをすれば…」
明日菜「手伝っても手伝わなくても死ぬかもしれないじゃない!
だったらやるだけやってみるもんでしょ…?」
刹那「そうか・・・すまない。」
勇次郎(明日菜・・・とかいったな?
あのガキ、なにもんだ?
闘い方はまるでなっちゃいないが…
パワーだけなら刃牙に匹敵するッ!)
元々いたはずの世界にいる息子、刃牙の事をふと思い出した。
その時、明日菜が勇次郎に問いかけた。
明日菜「あんたを召喚したエヴァは私たちにあんたを倒すように頼んできたわ!
命令に従う必要なんかないんじゃないの?
なのに…あんたは何故闘うの?」
にわかにその事に興味が湧く刹那とスミス。
そしてわずかの沈黙の後、勇次郎が答えた…
勇次郎「考えた事もねェ。
旨い料理を喰らうが如く…だ。」
刹那「ふ…ふざけるなぁーっ!」
信念も何もない返答に激怒した刹那が火蓋を切った!
ネギ「あえかなる夜へ 伽つむぎ
まなふたに栄ゆる おもしめし
そまどろつつみ いし明かし
我といましと 息の緒に
相生う性の 契り籠ん……」
ネギは黙々と詠唱を続けている
一方
勇次郎「はっは! 雑魚はしょせん雑魚だ!!」
ドゴッ
蹴りがスミスに直撃し、スミスは血を吹きながら飛ばされた。
刹那「スミスさん!! くっ もう彼は動けなさそうですね
アスナさん アレいきましょう。」
アスナ「アレって、さっき話してたBクイック攻撃のこと?」
刹那「名称はどうでもいいのですが、いまが使い時です。」
>>631 勇次郎(なに? Bクイック? なにか企んでやがるな…
一人一人はそれほど強くはないが、あの剣士と馬鹿力が合わさったら…)
「面白い!! 受けてやろうじゃないか そのBクイックとやらをな!!
それを防ぎきり、圧倒的な絶望感の前にひれふさせてやろう!!」
刹那「それはありがたい、たが出すのに少し時間がかかるんだ。
ほんの少しだけ待ってはもらえないか?」
勇次郎「ふん 普段は待たないが今日は強いやつに出会えて気分がいい
特別に数分待ってやるよ。」
アスナが心配げに刹那に耳うちをする
アスナ ヒソヒソ「ちょっと刹那! あんなハッタリかましてどーするのよ!
Bクイックなんてありもしないのに…」
刹那 ヒソシソ「あの場面ではブラフをいうしかなかったんですよ。
でもこれで時間を稼げればネギ先生の魔法も発動しやすくなるでしょう?」
アスナ ヒソヒソ「ま まぁそうだけど。」
>>632 勇次郎「…とはいえ、ただ待つのもつまらねェ。
こっちはこっちで暇つぶしをさせてもらうとするか。」
そういってまき絵、亜子(&さよ)に視線をやる。
まき絵、亜子(&さよ)「ええぇっ!!?」
ただでさえ先程から怯え、無口になっていた3人が今度は絶句した。
勇次郎が何を考えているのかを予想してしまったからだ。
そしてその予想通り、3人に向かいながら、自分の股間からイチモツを取り出す。
なんと!そのイチモツはスミスの上腕と同等の長さ、太さであった!!
女性陣「…?△@■◎:+…!!」
その行動、そのサイズに目を閉じて詠唱に集中しているネギ、
先程の攻撃で気絶したスミス以外、唖然とする面々。
明日菜「や…やばいよ、刹那!」
刹那「く…くそっ!」
>>633 アスナ「とにかくこっちに気を引のよ!」
刹那「そうだな、じゃぁ パワー充填30%!」
アスナ「えっ えっ え〜とパワー充填31.41592%!!」
勇次郎「おいおい いつまで待たせ気だ。
早くしないと殺すぞ? 貴様らは俺に活かされてることを忘れるな。」
刹那(思ったより気が短いな…)
「パワー充填50%!!」
アスナ「パワー充填55%!!」
ネギ『あからしま風を 纏いたり』
刹那(ネギ先生の詠唱はまだ終わらないのか! 奴がイライラしだしたぞ…
時間稼ぎも限界だな)
「パワー充填60%」
アスナ「パワーじゅう・・・・・・・・・・・・」
勇次郎「もういい!!!! いつまで待たせる気だ!!!!
気が変わった!!!! 今すぐに貴様らを殺す!!!!!」
勇次郎は猛スピードで刹那との間合いを縮めていく
>>634 ネギ『甘ない相具す…』
刹那「くそっ! もうだめだ!」
ネギ『うきかわさん』
「はぁはぁ 契約完了です!!
ハァー エウロスループ
『東風の鐶』!!!」
ネギの掛け声と共に風の聖霊シルフが出現し
無数の風の刃を勇次郎へと放った
勇次郎は刃に切り裂かれる
勇次郎「ぐっ なんだこれは!! 目に見えない刃が切り付けてくる!!
いままでにない攻撃法だ! Bクイック恐るべし…
だが俺は見切ってやるぞ! なにがなんでもな!!!!!」
ネギ「無駄です、魔法は魔法でしか返せませんし防げません。
それに今回は召喚獣からの攻撃です、普通の人間が耐えれるはずありません。」
勇次郎「普通はだろ? あいにく俺は普通じゃないんだ…」
肢体をずたずたに斬られてもなお戦おうとする勇次郎
左腕が飛び、右足も飛び、首からは動脈が切れたのか激しく血が出ている
ネギ「これを受けて立っていられるなんて…」
刹那「すごいな。敵ながら敬意そおぼえたよ。 でも私はおまえにとどめをさす。
冥福を祈る。」
妖刀・ひなが勇次郎の首を胴体から切り離した
刹那「強かったな…」
勇次郎の骸は床に血の海を残して消えていった…
>>635 一方、それを観戦していたエヴァたちは…
エヴァ「おお!勇次郎を倒したぞ!!」
タカミチ「驚いたな…!
私は制御できなかった勇次郎をクリスタルに魔術封印したんだが、
そのためにドラゴンを3頭も犠牲にしたんだ。」
エヴァ「な…それ程とは…!」
タカミチ「しかもヤツは本来、物理的な力では解除できないはずの魔術封印を
今にも解除しそうになっていたんだ…」
エヴァ「ますます恐ろしい…
?…ひょっとして…」
タカミチ「ああ!もてあまして刺客代わりに捨ててきたというわけさっ
はっはっはっ…」
エヴァ「はっはっはっ…じゃないだろーっ!!!」
タカミチ「しかし、あの召喚魔法は凄まじい威力だ!
思いのほか送った塩は多かったんじゃないか?」
エヴァ「ごまかすなぁ〜っ!!!!」
そう言って文字通り、タカミチの頭に食ってかかるエヴァ。
タカミチ「はっはっは〜、痛いじゃないか〜。エヴァ。」
そしてそれを頭からダクダク血を流しながらも、
マイペースで受け流すタカミチであった。
>>636 ネギはあまり得意ではない回復魔法でダメージを受けた仲間の回復をした。
ネギ「さあ帰りましょう。その移送方陣ならすぐに外に出られるはずです」
夕映「待ってください。あの扉は…」
最上階にはまだ入っていない扉があった。
刹那「奇怪な…あんな扉いままであったか?」
夕映「行ってみましょう!!」
木乃香「…夕映が燃えとる」
>>637 ネギ「うぅ、嫌な予感が…」
そんな呟きを黙殺して、夕映は扉を開ける。
明日菜「…真っ暗ね。」
夕映に続いて入室した明日菜がコメントする。
すると…
パチッ!
不意に部屋が明るくなった。
そして一行の目に飛び込んできたのは、
壁一面に張られた何かの研究資料と、
部屋の中央…床に突き刺さっている黒い杖だった…
>>638 夕映「これは・・・何の研究でしょう」
そう呟くと夕映は資料を勢いよくめくりだした。
そしてネギは、何かに導かれるように杖に手を伸ばした。そして杖に触れた瞬間・・・
ガコッ!!!
入ってきた扉が突然閉まってしまった。
>>639 ???「よくぞ来た…
サウザンド・マスターの息子、
ネギ=スプリングフィールドよ…」
どこからともなく声がした。
ネギ「誰ですか?
…どこにいるのですか!?」
???「どこにいるとは…
お主の目の前に立っておるではないか。
いや、正確には床に刺さっておるのだがのぉ…」
ネギ「…え?
もしかして…」
杖?「そうじゃ、主が今触っておる杖…
それが儂…スタッフ・オブ・サモナーのロビンじゃよ。」
一行「ええぇぇーっ!!!?」
>>640 明日菜「…と派手に驚いてみたけどなにそれ?」
ネギ「あらら…」
まき絵「私も知らなーい」
亜子「ウチも…」
次々に知らないと言う女の子達。
杖「まったく近頃の若いモンは…」
明日菜「で、結局なんなのよ、そのスタッフ…なんとかって」
ネギ「…僕は職業柄その手のマジックアイテムには詳しいんですけど」
明日菜「うんうん」
ネギ「そんなもの聞いたことありません」
明日菜「あららら…」
派手にコケる明日菜達。
夕映「まったくアホばっかです。いいですか、スタッフ・オブ・サモナーというのは…」
説明を始める夕映。その内容は…
>>642 夕映「まずスタッフですが、杖の大きさというのは3つに大別すると、
上腕くらいのワンド、肩から指先くらいまでのロッド、
そしてネギ先生が持っているような身の丈くらいのをスタッフといいます。」
亜子「へぇ〜!」
夕映「そしてサモナーは、召喚者、という意味です。
ですからこの人?は、召喚士の杖、という事になりますね。」
杖「…正解じゃ!
しかしそれにひきかえ、ネギ…」
ネギ「ううっ、ごめんなさいっ…
…と言う事は、あなたは召喚魔法を司っているのですか?」
杖「当然じゃ!」
ネギ「という事は…」
>>642 ネギ「僕も本から色々と召喚できるってことですね」
杖「うむ。ただしそれには強い魔力と技術が必要になるがな」
ネギ「ヤムチャさんも呼び出すこともできるんだ!!!」
明日な「ネギアンタなんてことを…」
ネギ「でも僕助けてもらったお礼をしたいし…」
ネギはそう言うと杖を引き抜いた。
>>643 杖「おっと言い忘れておった!」
ネギ「な、何ですか?」
杖「儂は本来、他の世界の存在は召喚できんのじゃよ。」
明日菜「え?さっき出来るって言ったじゃない!」
杖「すまん、ちょっと年でのう…
しかし慌てるな。
壁に色々張ってあるじゃろう。」
まき絵「はい。」
杖「それはあのエヴァとか言う娘っ子が、
他の世界の存在を召喚するのに、
それを見ながら儀式を行ったんじゃ。」
ネギ「という事はそれも必要というわけですね?」
杖「うむ!」
それを聞いて、夕映は資料を剥がして集めだした。
杖「それと儂は本来、この世界の存在を呼び出すための杖…
遠くにいる使い手の知り合いを呼び出せるんじゃ!」
さよ「それは人間だけですか?」
杖「いや、使い手の呼びかけに答える事が出来るもの、
そして召喚に応じる意思のあるものなら、何でも構わん。」
木乃香「ほえ〜すごいなぁ。」
杖「そうじゃ!
論より証拠、試しに誰かを召喚してみてはどうじゃ?」
ネギ「えっ!?
そ、そうですねぇ〜」
そう言ってネギは呼びかける為に精神統一を始めた。
その相手とは…
ネギ「えい!」
杖をふりかざすネギ。そこに現れたのは・・・
裕奈「え!?な、なに?私試合中なのに」
ユニフォーム姿の裕奈だった。
>>645 水晶でネギ一向の動向を見ているエヴァとタカミチ
エヴァ「ほう、坊やはあの杖を使えたか。」
タカミチ「腐ってもサウザンドマスターの息子だからな。
にしても奇妙なめぐり合わせだな…」
エヴァ「なにがだ? あれは明石裕奈だな。
それがどうかしたのか?」
タカミチ「いやなに、次の作戦の要が明石裕奈の父親だったもんでね。」
エヴァ「やつの父親? やつはクラスでも知られたファザコンだが、それが関係しているのか?」
タカミチ「ふふ それも少しは関係しているが…
明石教授の研究に用があるんだ。
一部でも噂になっただろ?
明石教授が人体実験をしていると…」
エヴァ「!! まさかその実験対象が明石祐奈だと言いたいのか?」
タカミチ「ハハハハ! 確証はないがな。
人体実験をしていたことについては裏を取れてる。」
>>646 一方…
裕奈「ひどいよネギ君。いきなりこんな所に呼び出すなんて」
ネギ「スイマセン。本当は別の人を呼ぶつもりだったのですが、杖を振る瞬間裕奈さんの顔が浮かんで…」
裕奈「え…ドキッ!」
まき絵「いいじゃん、どうせボロ負けなんでしょ?」
裕奈「ほっとけー!…え?」
まき絵「どうしたの?」
裕奈「なんか、声が聞こえて…」
ネギ「裕奈…さん?」
裕奈は目の焦点があっておらず、ぼーとしている。
そしていきなり走りだした。そして杖の突き刺さっていたところに立つと、その姿がフッと消えた。
まき絵「ゆーな!!」
杖「マズい。地下室に転送されてしまったぞい」
ネギ「地下室ですか?」
杖「わしが突き刺さっていた場所はこの塔の地下室への移送方陣になっていてな、
地下室には強力な魔物が生息しておる。しかも最深部には古代の研究室があるのじゃ。
そこでは最近魔のものが出入りしているらしい…はやく助けんと嬢ちゃんが危ないぞい」
ネギ「大変だ。すぐに行きます」
ネギは移送方陣に飛び込んだ。
明日菜「ちょっと待ってよ。私も行く」
杖「待つのじゃ!!嬢ちゃんには危険じゃ」
後を追おうとした明日菜を止める杖。その迫力に明日菜は思わず立ち止まった。
648 :
50:03/07/18 21:21 ID:???
>>647 アスナ「ふざけないで!! 私はあいつの保護者なのよ!!!
私がいなきゃアイツはなにもできないただのガキなのよ!!」
木乃香「ウチも一応保護者やえ。」
アスナ(+木乃香)の剣幕にたじろぐくたびれた杖
杖「……ダメじゃ、行かせることはできん。地下は危険すぎる。」
さよ「…一ついいですか? なぜそんな危険な生物が図書館に生息しているのですか?」
杖「それはな… おぬしら『ワールドエンド・フェアリーテイル』をみたのじゃろ?
アレは強力な本じゃ、しかしそれよりも危険な本が地下にあるのじゃ。
それにその本を執筆した研究所もそこにある。
生物はそれらを守る者というわけじゃ。
普通のおなごじゃ生きて帰れまい。」
>>648 祐奈を追って地下にきたネギ
ネギ「祐奈さ〜ん!!
どこにいるんですか〜?」
ピカッ
突如ネギの目の前が真っ白になった
その後に鼓膜を破らんばかりの轟音がとどいた
ネギ「わわわっ〜!
こっ この音は爆発?
ハッ! 裕奈さん! 裕奈さん無事ですか!!」
叫ぶネギの前に少女が上空から降りてきた
背中からなにかパイプのようなものがでている
ネギ「ゆっ 裕奈さん… その体は…」
裕奈「ゴメンネ… ネギ君… 私こんな体になっちゃった…」
そこには背中から金属質な羽を生やした裕奈が立っていた
>>649 ???「何してるの?あなたは私…私はあなた…早くいらっしゃい」
裕奈「うん……ネギ君…さようなら」
ネギ「裕奈さん」
ものすごいスピードでその場を去る裕奈。
ネギ「待って…あ!!」
ネギの行く手を遮ったのはネギの体の数倍はあるトロルだ。
>>650 トロルがネギに襲い掛かった、後ろに何匹か待機している模様だ
ネギ「うあぁ〜!! トロルは、トロルはむりだよ! 苦手だよ〜」
トロルのキモさに怯えるネギ トロルを直視できない
ぶおぉ!!
トロルの持つ棍棒が振り下ろされた
ネギ「うわっ うわっ し、死んじゃう お姉ちゃん〜!!」
ネギに棍棒があたりそうになったその瞬間
ネギの髪が風にあおられた
ネギ「わっぷ … 生きてる… 何があったんだろう。」
おそるおそる目をあけると目前で一人の男がトロルと戦っていた
顔面を蹴り飛ばし、その脚をそのままトロルの肩にかけ、体を浮かし、逆の足でさらなる追撃をかます。
あまりにも鮮やかにトロルは倒れた
男の連撃は止まることなく次のトロルに叩き込まれる。
男がトロルの腹部に手を押し当てると、気合とともにトロルを吹き飛ばした。
華麗に、舞をまうかのようにトロルを薙ぎ倒していく。
ネギ「す…すごい って あなたはタカミチ!
どうしてここに!?」
ネギが気づいたころにはトロルは一匹残らず屍となっていた。
>>651 一方…
刹那「あいにく…私は普通の女ではない。」
明日菜「ううん…普通かどうかなんて関係ない!!!」
亜子「そや、うちらネギ君や裕奈の仲間やで?」
夕映「それにワールドエンド・フェアリーテイル以上の本があると聞いては、
私個人としても行かざるおえません!!」
一行の強い意思を目の当たりにし、しばし沈黙してしまう杖…
しかし…
杖「わかった…
そのかわり条件がある…」
明日菜「何なの…!?」
杖「…儂も連れて行け。
必ず役に立つじゃろう。」
まき絵「ありがとう!!」
そうして一行はネギたちの後を追い始めた…
>>651 タカミチ「無事だったかい?ネギ先生 エヴァから連絡を受けて助けにきたんだ。」
ネギ「え、わざわざありがとうタカミチ! やっぱりタカミチは頼りになるよ!」
タカミチ(トロルに風は効かないからこいつには倒せなかっただろう、
少々予定と違うが助けないわけにはいかなかった…
あくまでも私は黒幕として動きたかったが、しかたない)
「さぁネギ先生、外に出ましょう。」
ネギ「それは出来ません。裕奈さんを助けないと。」
タカミチ「…そうだったな。私はここで待っているから行ってくるといい。」
ネギ「うん じゃぁ 行って来るよタカミチ!」
ネギは奥へと駆け出した
タカミチ「まぁ 何とかなるかな?」
タカミチは闇へと紛れていった
>>653 一方
裕奈「ここは いったいどこ?」
裕奈「ここは昔のパパの研究所」
裕奈「!! あなたは … 私?
いや、そっくりさんね!」
裕奈「いえ、私はあなた、あなたは私
私のものはあなたのもの、あなたのものは私のもの。」
裕奈「う〜 わかんない! ど〜でもいいよそんなこと
それよりこの背中からはえてきた…あれ? ない…」
裕奈「戸惑うのもわかるよ、私はパパの実験体にされたの」
裕奈「え? 実験 … ひょっとしてそれがさっき生えてきた物と関係してるの?」
裕奈「うん、感情が高ぶると自然と生えてくるみたい。」
裕奈「…みたい って 他人事みたいに言わないでよ!!」
裕奈「他人事…そう言われても仕方ないかな。私の体はいじられてないから。」
裕奈「え? じゃぁ … 私が偽者なの?」
裕奈「偽者、本物なんてない。 私はあなたで、あなたは私。」
>>654 裕奈「なんで、そんないろんなこと知ってるの?」
裕奈「私はアノ日の記憶、あなたは肢体。」
裕奈「記憶と肢体?」
裕奈「うん、本来私とあなたは二人で一人。
ねぇ 元にもどらない?」
裕奈「えっ 元にって…」
裕奈「ここで話した内容は記憶から消えてしまうけど、
そうするのがわたしにとっても、あなたにとっても一番いい。」
裕奈「あんたバカじゃないの? そんなこと言われて素直に従うわけないでしょ!」
裕奈「もともとひとつだったものにもどるだけだよ。
さぁ そのユニフォームを脱いで」
裕奈「え、ちょっと! きゃっ きゃ〜 やめて! やめて!」
そうして二人は一つになった
656 :
マロン名無しさん:03/07/19 08:27 ID:c2hBshfy
>>655 ネギが駆けつけるとそこには裸の裕奈が倒れていた
ネギ「あっ! 裕奈さんいた♪ って わぁ! な、なぜ裸!?
気絶してますね… なにがあったんだろう…
…それにここは何につかわれていたのかな?
あっ 本棚発見!
アレ? 一冊しかないよ、 まぁみてみよう。」
裕奈に服をかけてあげ、本棚に近づく。
ネギ「この本は… そうとう古いな、それに何か魔力を感じる。
あ〜 夕映さんがいてくれたらな〜」
夕映「なんですか? ネギ先生。」
突如背後に現れた夕映に当然驚くネギ
ネギ「うわぁわわわぁっっ!! 夕映さんどうしてここに!!」
明日菜「どうしてもなにもないでしょ。私たちはあんたを助けに来てあげたのよ。
すこしは感謝でもしたらどうなの。」
ネギ「あれ?明日菜さん、それに亜子さん木乃香さん、まき絵さんまで…
ありがとうございます。」
木乃香「あや… 裕奈がホボ裸で倒れとる… やっぱネギ君が吸血鬼やったんか〜!」
亜子「えぇ〜! ねぎ君が吸血鬼やったん!?」
ネギ「違います〜!!」
>>657 杖「えーい和んでる場合か!!はやく全員でここから脱出するんじゃ〜」
夕映「やーだ。この本を読んでからです」
杖「脱出してから読めばよいじゃろ。何度も言うようにここはとても危険な場所なんじゃ」
明日菜「危険危険ってうるさいわねー。だいたい危険なことなんてなかったじゃない。スムーズにここまでこれたわよ」
杖「バッカモーン!!それはたまたまじゃ。だいたい恐ろしい気配は周囲にたくさん散らばっておる」
ネギ「僕はここに来る前にトロルに襲われましたよ。タカミチが助けてくれたから無事でしたけど」
明日菜「え?高畑先生が来てるの?」
ネギ「はい、入り口の付近で待っているって言ってましたけど…会いませんでしたか?」
明日菜「さあ帰りましょう!!裕奈を見つけた以上こんなところに用はないわ」
夕映「…しかたありませんね」
杖「やれやれ、現金なおなごじゃのー…って今タカミチに会ったと言わんかったか?」
ネギ「言いましたけど…それが何か?」
杖「あの男がここに来ているとは…研究室で魔のものが出入りしているという話は本当のようじゃな」
明日菜「ちょ、ちょっとぉ、その魔のものと高畑先生と何の関係があるっていうのよ!!」
杖「それは…」
その瞬間杖が何かの力によって弾かれた。
ネギは杖を弾いた力が放たれた方を向くと、裕奈が殺気のこもった目でこちらを見ていた。
>>658 ネギ「… 裕奈さん?」
まき絵「ゆ〜な!!」
裕奈「!! う う〜ん ?? どうしたの? 皆して私のことみて。」
まき絵「ど〜したのって ゆーながこわい顔してたからビックリしたんだよ〜」
裕奈「えっ あ、ゴメン」
ネギ ヒソシソ「杖さん、今の裕奈さんがやったんですよね?」
杖 ヒソヒソ「たぶんな… じゃが、今は正気に戻っておる。
何が起こったのかわからんが、様子を見てみよう。」
キャイキャイ 裕奈はすっかり正気になりほかの女子としゃべっている
ネギ「(何が起こったのかよくわからないけど)とにかくここ出ましょう。
夕映さんはその本をもっててくださいね」
夕映「はいです」
>>659 まき絵「それじゃあ裕奈、何も覚えてないんだ」
裕奈「うん…ネギ君に呼び出されてからの記憶が全然ないの」
雑談をしながら研究室を出る一行。そしてそれをじっと見つめる影が…
???「くっくっく…魔導実験は成功だな恐るべき魔力だ。さて、我が娘はどんな化け物に成長するかな…」
タカミチ「明石教授」
教授「これはこれは高畑先生。何用で?」
>>660 無事塔の外にでれたネギ一行
ネギ「ふぅ〜 久しぶりに外にでましたよ〜」
さよ「無事出れてよかったですね♪」
亜子「ふぃ〜 この後どうするん? 夏休みはまだ半分残っとるよ?」
ネギ「とりあえず学園の寮にもどりましょう! いろいろ考えたいこともありますし。」
夕映「えっ……………。」
木乃香「ん? 夕映まだ帰りたくないんの?」
夕映 コクリ
「木乃香さん ちょっとそこまで付き合ってください」
木乃香「ん? ええよ 皆 ちょっと行ってくるえ」
この場を離れる二人
明日菜「と こ ろ で ネギ?」
ネギ「ひゃっ ひゃい!」
明日菜「なに裏声だしてんのよ
寮に戻るってことは先生を続けるってこと?
忘れてないでしょうね?ココまできたのもあんたが逃げたのが原因なのよ。」
ネギ「あっ そうでした… 皆さん危険な目に合わせてスミマセンでした。」
明日菜「まっそんなことはどうでも い い け ど。
どう? 先生続ける自信はついたの?
生半可な気持ちで先生なんてやってもらいたくないからね。」
ネギ「それは大丈夫です!! 立派な先生(魔法使い)になるためがんばります!」
明日菜 ニコッ 「ならいいのよ はぁと」
>>661 木乃香「どうしたん? こんなところに呼び出したって…」
夕映「ココはいいところです。」
木乃香「そうやな、本はぎょーさんあるし、環境ええし。」
夕映「図書館島もホントよかったです、一生あそこにおてもいいと思いました。」
木乃香「やー あそこもよかったえ、ホント天国のようやったよ、
ウチもあそこで一生過ごせたらな〜 って。」
夕映「……………」
木乃香「? どうしたん?」
夕映「じゃあっ、じゃあっ、じゃあっ木乃香さん… 私とここに残りません?」
夕映が上目づかいで木乃香を見つめる
木乃香「えっ! … それもええな。」
夕映「!! ほんと…? やった。」
木乃香「って思うこともあるけど、それはできへん。
夕映もわかっとるんやろ?それはできないって。」
夕映「…」
木乃香「学生の本分は勉強や、読書は本来趣味であるべきなんよ。
図書館島も塔も、ホントにええところや。
本はぎょーさんあるし、環境はええし。
でもやっぱりここにのこることはできへん。」
夕映「… わかってたんです、わかってはいたんですが…」
木乃香「ウチもこれを断ったことを後悔するときがくるかもしれへん。
でもそんときはウチには明日菜がおる、夕映がおる、皆がおる
って考えて、自分を励ますんよ。
今までもそうやったし。」
夕映「わっ 私にものどかやパル、木乃香や皆がいるって考える。
そうやって寂しさや空虚さを押し殺してきた。
これからもきっと…」
木乃香「うん、それを支えにしたらええよ。」
夕映「…バカなお願いしてゴメン。」
木乃香「ええんよ、うちも時々そんなこと考えるし、
さぁ 皆のところいくえ!」
>>662 そして、ネギたちは麻帆良学園への帰路に着いた…
一方その頃、図書館塔の最上階…
勇次郎の骸があった場所に、血の海が残っていた。
突如、その血が動き出し…鬼神の面を形成した…
そう…それは勇次郎の背中に形成されたものと同一であった。
そして再び血が集束され…それは人型を成し、一人の人間と化した…
なんと…勇次郎が蘇ったのだ。
勇次郎「これは…どういうことだッ!?
嘘から出た真…かッ?」
勇次郎自身、理解が出来なかった。
それゆえネギたちに向けた断末魔の言葉が実現したのかとも考えた…
しかし…
>>663 勇次郎「…そんな事はこの際、どうでもいいッ!!
俺が…この範馬勇次郎が…負けるとはッ…あんなガキどもにッ…
うぅおおおおぉぉぉーーーーーーーッッ!!!!!」
敗北を喫した事を思い出して怒り狂い、塔の最上階を崩壊させた。
勇次郎(…とはいえ、今やつらを追撃しても、二の舞と言う事も在り得る…
不本意だが、俺もあれに代わる力を体得せねばなるまいかッ…)
そう考え、勇次郎も図書館塔を後にした…
数時間後…
図書館塔に最も近い米軍基地で、1人の戦闘機パイロットと、
その担当機が行方不明になった…
そして勇次郎が再び、ネギたちの前に現れるのだが、
それはまだまだ先の話である…
〜第三部 魔法先生ネギま 旅情編〜
〜完〜
>>664 〜第四部 魔法先生ネギま 図書館島編2〜
度重なるピンチの末、図書館塔を脱出したネギ達は、ようやく麻帆良学園に到着した。
ネギ「やっと着きました…」
まき絵「もうクタクタ〜」
夕映「さて、図書館塔の地下室で手に入れたこの本の解読のために今一度図書館島に行きたいのですが…
皆さん手を貸していただけますでしょうか?」
明日菜「タフね…」
木乃香「ウチは手伝うえ」
亜子「ウチはもう疲れたわ〜」
刹那「悪いが私は実家に戻らせていただく。塔でのことを本家に知らせねば。
何やら邪悪な陰謀が渦巻いているらしいしな。場合によっては本家に応援を頼むかもしれん」
ちらっと裕奈を見る刹那。
明日菜「陰謀って…高畑先生は関係ないわよ!ねっ、ネギ」
ネギ「え〜と」
杖「タカミチと言えば裏の世界では名の知れた…」
明日菜「偶然よ偶然」
ネギ(エヴァンジェリンさんなら何か知っているかも…でも近づくの怖いしなぁ)
夕映「まあ今すぐに出発というわけではないので…準備もあるし、2日後の朝
力を貸していただける人は図書館島に来てください。誰かをさそってもいいですよ」
ネギ「では今日は解散ということで、皆さんゆっくり休んでください」
>>665 寮の部屋に戻ったネギ
ネギ「ふぅ、数日ぶりにこの部屋に戻ってきましたよ。」
明日菜「…この部屋って、すっかりこの部屋の住人のつもりね…
いっておくけど、あんたは居候なんだからね?」
ネギ「うぅ〜…」
木乃香「ま〜ま〜 明日菜。 ウチはかわえーしネギ君のこと好きやえ?」
明日菜「……」
木乃香 ヒソヒソ「あ〜言ってるけど明日菜もネギ君のこと嫌いじゃないんよ?
むしろ今は好きになってきたみたいや。」
ネギ ヒソヒソ「え? そうですか? …変わらないような気がしますが…。」
明日菜「ちょっと〜? 二人仲いいわね〜 こそこそ話しちゃって
パートナー探してるどうし くっついちゃったら〜?」
木乃香 アワワ「いやな 明日菜 違うねん。それにウチはパートナーさがしとらんし。」
ネギ アワワ「そっ そうですよ〜!! 何いってるんですか〜!」
明日菜「…冗談で言ったのに何そんなにあわててんの?」
>>666 一方その頃、スミスは学園長に謁見、
そして刹那は別のところで龍宮、古菲、楓に会って、
それぞれ今までの経緯、今後の話をしていた…
ちょうどその頃…
或る海岸に「生物」が打ち上げられた・・・
669 :
マロン名無しさん :03/07/21 20:41 ID:SZ6lFdMG
>>101 ポジョキュエラチィィポギュフックォ!!
そう叫びながら委員長がおそいかかる!!
>>667 〜夜〜
ネギ「さぁ もう寝ますか?」
明日菜「ちょっとおまち!! クンクン やっぱし…
あんた図書館に行ってる間一度もお風呂入らなかったでしょ?」
ネギ「あう… あの状況で入れるほうがどうかしてるんですよ…
それに僕お風呂はキライですし…」
明日菜「なにガキみたいなこと言ってんのよ!!
大浴場いくわよ! ほらネギも木乃香も準備して!」
ネギ「うぅ どうせ僕はガキです… ってええ!! 今からいくんですか!?」
明日菜「今行かないでいついくのよ? 深夜に行きたいの?
真っ暗でそれこそエヴァちゃんにおそわれるわよ。」
ネギ「ひぃぃ!! エヴァンジェリンさん…」 ガタガタブルブル
木乃香「ネギ君かわえ〜な〜 さっ いこっ ネギ君」
ネギ「うぅ… 木乃香さんがいうなら…」
明日菜「なんで木乃香とならOKなのよ!!」
>>670 大浴場では刹那、龍宮、古菲、楓がなにやら密談をしていた。
ネギ「何を話してるんだろ?」
木乃香「ネ〜ギ君、あっちで…な?」
ネギ「え?こ、木乃香さ…ん」
>>671 ネギ「わぷぷっ 何ですか 木乃香さん って!!」
そこにはまき絵、亜子、夕映を筆頭にほとんどの3−Aの生徒が集まっていた。
そして意外なひと(?)も一人
ネギ「みみみ皆さんどうしたんですか!! ん? ちゃっ茶々丸さんまで!!」
研ぎ澄まされた刃にも似ていた。
冷たさだけが主張する表情のない顔は、しばらく会わない間に
いっそう凄惨さを増したように見えた。
茶々丸 ペコリ「皆さんに誘われたので、なんならマスターもお呼びしますか?」
ネギ「いいいいい いいですよ!!
それになんでみなさんまでいるんですか!!」
ネギが搾り出した声は狼狽をまじえていた。
桜子「え〜? 寮のお風呂に私たちがいておかし〜い?」
ネギ「う…」
楽しそうな桜子達とは対照的に千雨は嘆息をもらしていた。
千雨「はぁ… あのガキがどこかに逃げたと聞いて溜飲が下がった思いだったのにな…
まさか帰ってくるとは… 私の普通の学園生活はどうなるんだ…」
>>672 千雨「アホらし…付き合ってられん」
大浴場から一人出ていく千雨。そして自室に戻った。
ちう「さ〜てメールチェックに掲示板、人気アイドルはつらいわ〜」
さも嬉しそうに独り言を言う千雨。そこに一通のメールが…
ちう「差出人の名前はなし…なんだろ?」
>>673 ちう「ちょっとぉ、何コレー!!」
メールには着替えやちうの衣装に着替えている画像、撮影のシーンの画像などが添付されていた。
ちう「盗撮されていた?」
しかし自室には隠しカメラなどを隠しておける場所やスペースはないはず…
それにそんなものに気づかないはずはない。
そしてメールには
「この画像をバラまかれたくなければ明後日図書館島まで来ること」
と書かれていた。
ちう「犯人は魔法使いか?なんでこんな…」
>>667,674
一方、ここは学園長室…
スミス「…と言う訳です。」
学園長「なるほど、書物の中の存在を召喚…か…
意外な手を使いおるのぉ。
まぁ結局、ネギ先生も使えるようになったということじゃが…」
スミス「とにかく近いうちに今度は図書館島の探索に赴くようなので、
引き続き、この…
どすっ!
うぅ…!!」
最後まで聞かず、学園長が持っていた杖でスミスの腹部を突き、
スミスは呻き声とともにうずくまる。
学園長「…無理をするな!
少し休め…」
スミス「しかし…!!」
学園長「…これは命令じゃ!」
スミス「…心得ました。
では、失礼します…」
こうして、謁見は終了した。
>>675 一方大浴場では・・・
ジリジリとネギに近寄ってくる女の子達。そして・・・
ALL「それーやっちゃえー(ハァト)」
ねぎ「わーん」
またもや襲われるネギ。
果たしてネギは己の貞操を守ることができるのであろうか・・・
>>676 いいんちょ「さぁネギせんせい! 私の破瓜の血でお風呂を薔薇色に染めましょう!!」
ネギ「あぅ… 破瓜? って 先生と生徒がこんなことしちゃいけませ−ん!」
いいんちょ「私は超絶OKですわ!! って あぶぶぶぶっ!!」
ネギに萌え、盛るいいんちょを押し退け風香が口を開く
風香「ネギ先生はボクのものだ〜!!」
これを期に風呂場がいっきに騒がしくなる
ふみか「わたしもー!!」
桜子「なぬ〜!? 私もだ〜!!」
不意に一本の旋風が3−Aの女子のからだ、いや水着をおそう
亜子「いやぁん!」
まき絵「きゃう!」
亜子「ややわー ネギ君のおませさん」
まき絵「水着ごしじゃなくて生でみたいの?」
ネギ「えぅぅっ! 僕はなにもしてませんよ〜!!」
まき絵「じゃぁ ネギ君のココから反り立つぼーは何よ〜!」
にぎにぎ
亜子「棒って、ぼっ… 」
ネギ「ち 違います〜!!」
まき絵「え!? コレ動いてるよ!
んん? きゃっ きゃ――――!!
ネズミィ――――!!」
>>671,677
一方…
刹那「…という訳で、私はいったん実家に戻る。
だから連中の事は頼む。」
真名「構わん。
…が、信じがたいな。
お前がまったく歯が立たなかったなんて…」
刹那「あの3人…特に最後の一人には、
妖刀ひながなければ、こうやって話は出来なかっただろうな…」
古菲「何にせよ、無事でよかたアル。
ところで図書館島には明日菜、夕映、まき絵は行くアルか?」
刹那「あ、ああ多分…」
古菲「そうか!
バカレンジャー再び結成ある!!」
楓「あい。
んで図書館島は2度目でござ〜」
刹那「そ、そうか…
頼もしいな。」
真名「ふ…確かに。
…ん!?」
ちょうど話が終わった頃、ネギたちが騒いでいるのに気がついた。
>>678 ネギ「ん? あ! カモ君!!」
ネギはまき絵の握り締める白い生物を指さし言った
まき絵「ホントだ!! カモ君だ〜!!」
亜子「またここにおったんか〜」
まき絵「手ざわりキモチい〜」
裕奈「ネギ君、カモ君飼うことにしたの?」
木乃香「ウチが許可とったんよ。」
思い思いのことを発する彼女達を尻目にネギが慌てている
ネギ(カカカ カモ君! 何でまたきたの! カモ君がしゃべれるってバレたら大変だよ!!)
カモ(それはすまねぇ兄貴。でも俺っちは兄貴のことが心配で
パートナー探しを手伝おうと思ったんスよ!! 品定めってやつっスね。
俺っちに何も言わないで図書館に行ったりして…ホント心配だったスよ。)
ネギ(カモ君… ワナワナ そんなにまで僕のことを想っていてくれたんだね… ボロボロ ぐすっ)
感極まり泣き出すネギ
カモ(おうよ!! 俺っちはどこまででも兄貴についていくっスよ!!)
ネギ(…… カモ君!!) ヒシッ
抱き合い、友情を演出する人間とオコジョ
亜子「ネギ君とカモ君って仲え〜んやなぁ。」
>>679 なんだかんだで大浴場での騒ぎも一段落して風呂からあがったネギ。
生徒の数人と雑談しながら寮を歩いていると、千雨が真っ青な顔をしてたちすくんでいた。
ネギ「長谷川さんどうしました?」
しかし全く聞こえていないようだ。そしてそのままフラフラしながら立ち去ってしまった。
ネギ「どうしたんだろう…よし!話を聞いてみるか」
ネギは思い切って千雨の後を追った。
>>680 ネギ「長谷川さぁ〜ん!
長谷川さぁ〜ん!」
ネギが大きい声でちうの名前を連呼し、追いかける
ネギ「はせg… !!」
不意にちうが振り向き、ネギの腹に拳を叩きこむ
そして追い討ちをかけるようにネギの懐にもぐり、しゃがみ、
その反動でジャンプしガゼルパンチをくりだす
ネギ「あいてっ!」
ちう「私をそんな地味な名前で呼ばないでくださる?」
ネギ「へ!?」
ちう「もう一度言うわ 脚色して
今度その名前で呼んだらしばくぞこのガキャァ!!」
ネギ「ひぃぃ!」
あまりの剣幕にたじたじするネギ
どうやらちうは現実世界と仮想世界の区別がつかなくなったようだ
>>681 その後、デンプシー・ロールでネギをKOした千雨は、自室にこもり明後日の計画を練っていた。
ちう「消すしかない…もはや盗撮魔を殺るしか…」
そう、殺人計画である。
ちう「この包丁で…ブツブツ」
もうちうは精神病患者にしか見えない動作しかしていなかった。
そんなことは知る由もなく寮の廊下に転がっているネギは、通りかかったある3Aの生徒に拾われた。
その人物は…
ネギ「うっ う〜ん …
ん? ここは? 暖かい水…
あっ お風呂か… にしては熱いな…
あっスミマセンぶつかっちゃって、って ニンジン? ジャガイモ?」
ネギがやっと目を覚ました、しかし目の前に広がる情景は
殴られ、倒れたときのそれとはあきらかに違う
???「ふふふ… 人間のダシ… いまだかつてない味…
肉はチェリーのような味だと聞いたけど、ダシもそうなのかな?
ここは給食委員及びお料理研究会員として確かめないわけにはいかない…」
中国から得た知識をブツブツ呟きながらダシをとる少女
ネギ「って 熱つつつつつっっ!!
うわっ! 僕裸だし 熱いし 裸だし 熱いし…
とっ とにかくここから出ないと!」
ネギが風呂だと思い込んだ場所はなべの中
服を剥がれ、今まさにダシをとられそうになっている
???「ふこ〜 ふこ〜
食材、逃がさない…」
少女は学校の備品である大きな木製スプーンを使いネギの逃亡を妨害する
ネギ「ぼっ 僕を食べても おいしくありません〜ん!」
慌てふためき月並みな台詞しか言えないネギ
???「安心して、先生のほかにもオコジョも入ってるから。」
ネギ「わあぁっ!! カモ君!!」
カモはネギの隣を浮力にまかせプカプカ浮いていた
>>683 一方明日菜、木乃香の部屋…
杖「む!ネギの魔力に異変が起こっておる」
木乃香「ネギ君の身に何か?」
明日菜「まさか千雨ちゃんが…」
ネギが千雨を追っていったところを見ていた明日菜は、千雨との間に何かが起こったと思った。
杖「なんにしても早くゆかねば…嬢ちゃん達、
案内するからワシをネギの魔力が感じられる場所に連れて行ってくれ」
明日菜「わかったわ!!」
>>684 杖の導くままに進む明日菜と木乃香。その途中で辺りに血痕が多量に付着しているフロアを通りかかった。
杖「これはネギの血じゃな。かすかに魔力を感じるわい」
明日菜「これネギの血?信じられない…」
あの勇次郎に殴られても大きな怪我をしなかったネギをここまで血まみれにするとは…
明日菜はその事実に恐怖を覚えたことを認めざるを得なかった…
ふと見ると、亜子が倒れている。どうやら多量の血を見て気を失ってしまったらしい。
木乃香「亜子血がキライやからなー」
放っておくのもなんなので、明日菜達は亜子を回収して先を急いだ。
>>685 ネギ「あ〜 う〜 熱い〜」
ネギの脳裏には昔読んだグリム童話の一説が浮かんでいた
『メルヘン小人地獄』、小人を大勢狩り、それらの脳みそを使って毒を創った博士。
悪行の限りを尽くしたあげくあっさりと死んでしまった。
当然小人の怒りは収まるわけがなく、怒りは同族の人間へと向けられる。
そして小人に殺されてしまったニコラス、体がとろけるまで釜で煮られた。
その後2人の人を殺し、小人は満足して村に帰りました めでたしめでたし
ネギ「う〜 こんなピンチに何を思い出してるんだ… それもこんな奇妙な御伽噺を…
とにかく だしゅ…」
本格的に意識が朦朧としだしたネギ、とろけてダシと化すのも時間の問題だろう
???「はやく… はやく食べたい… 人間のダシ… 傾国の美味…」
>>686 杖「この部屋じゃな。ここからネギの魔力を感じるぞい」
明日菜「ここって給食室?」
木乃香「ネギ君お腹空いたんかなー?ウチに言えばすぐ夜食作ってあげたのに」
明日菜「………」
ノーテンキな木乃香のセリフに呆れつつも給食室に足を踏み入れる明日菜。
そこには巨大な、まるで童話かなにかに出てくるような鍋があった。
そしてその鍋をかき混ぜている人がいた。
明日菜「あ、あんたは…」
>>687 五月「… 神楽坂明日菜か… 今私は日本の食文化に貢献してるの、邪魔しないで。」
鍋をかき回していた人物、五月は当然だと言わんばかりに胸をはる
明日菜「?食文化… あ!! ネギ!!
いくらクラスメートといえど、これは許せないわよ、木乃香 さがってて。」
言い終わらないうちに明日菜が地面を蹴った
腰を低く落とし、一瞬にして距離を詰める どうやらネギの魔法が付加されてるようだ
五月は持っていた巨大木製スプーンを胸の前に構え、そして横に薙ぎ払う。
明日菜はスピードにまかせて高く跳躍する。
木乃香「明日菜、すご〜 脚が風が纏ってるよーや。」
高々と跳躍する明日菜、五月の真上にきたとたん急降下し、かかとを振り下ろす。
五月はかろうじて防ぎ、すぐに攻撃へと移る
すべてを砕きそうな勢いのスプーンが明日菜を襲う。
明日菜「甘いわ」
鈍い音とともにスプーンの軌道がずれた
明日菜のコブシが弾いたのだ。
明日菜はそのままの態勢でまたもコブシをくりだした
>>688 どすぅっ!!!
その攻撃は見事、五月の腹に食い込む!
しかし…
明日菜「う、うそ…?
効いてないの!?」
五月「ふふふ、驚くのも無理はないわ。
私のお腹は拳法殺しの異名を持っているわ。
いかなる攻撃も私の特異体質の前には無力!」
>>689 そのころ寮の一室では
ハルナ「夕映ったらどこいってたの?心配したのよ
疲れ果てて帰ってきたと思ったら本に没頭するし。」
夕映「ゴメンなさいです。でもこの本はネギ先生に頼まれたものなので。」
ハルナ「え〜! ネギ君に! みせて みせて!
ふむふむ… これは何かの童話みたいね
読解できたら私がどうじ…漫画にしてあげるよ、そのほうがわかりやすいし。」
夕映「ありがとうです パル」
ハルナ「。。。 なによ そっけないわね」
のどか「ネギせんせーの本… 私もなにか役に立ちたい…」
夕映「のどかネギ先生がきてから英語がんばってるよね?
のどかなら読解できるかも。」
のどか「えっ? でもネギせんせーですら読解できなかったんじゃ…」
夕映「のどかならきっとこの本の日本語ヴァージョンをよんだことがあるはず。
それを思い出しながらならなんとかなるカモ」
のどか「そっか、それなら私役に立てるね。 うん がんばるよ!」
>>689-690 のどか「ネギせんせーに会いたいなぁ…」
夕映「この本を貸してあげるから先生といっしょに解読すればいいです。
さすがに私も疲れたので少し寝ますから」
のどか「ありがとう」
のどかはウキウキしながらネギのいる部屋に向かった。
一方…
杖「いかん、このままではネギはゆでだこになってしまう。
髪の長い嬢ちゃん、ワシを鍋の中になげとくれい!!」
木乃香「了解やー」
木乃香は杖を鍋の中に投げ入れた。
明日菜「!!!!」
五月「!!!!?」
鍋の中がまばゆく輝きだす…
>>691 そして鍋は大爆発を起こした。
五月「私の鍋が!食材が!料理が…」
砕け散った鍋があった場所にはネギとカモと杖が転がっていた。
杖「どうじゃ。ワシの魔力もまだまだ捨てたあもんじゃないだろう」
明日菜「どうでもいいけどネギとエロオコジョまで黒コゲよ」
杖「…少々やりすぎたわい」
五月「ゆ、許さない…」
五月から邪悪なオーラが…そして彼女の体に変化が起こった。
>>691 亜子「ん… んん? あうう…?
…ココどこやろ 何でウチこんなところで寝てたんや?」
明日菜と四葉が激戦を繰り広げている中、亜子は扉の前、廊下で目を覚ました。
亜子「アカン こないところで寝とったらまき絵みたいに風邪ひいてまう。
…? なんやろ いい匂い…
お料理研究会部室? 」
亜子が倒れていた場所にもっとも近い扉にそう書いてあった
亜子「これは…明日菜のブレザー? そっか明日菜が介抱してくれたんか。
とすると明日菜はこん中にいるんやな?
お礼言わなあかんよね。」
そう言い亜子は扉を開けた
>>693 亜子は見てはいけないものを見てしまったようだ。
真の恐怖がそこにはあった。亜子は金縛りにあって動けない。
その正体は…
>>693 五月の身長が伸び、それに伴い体が絞れていった。
顔も丸から逆三角形になり、いかにも戦闘向きといった感じだ。
五月「ハァ、ハァ、気をつけなさい…こうなってしまっては前のようにやさしくはないよ」
明日菜「あ、悪夢だわ」
杖「馬鹿な、奴から感じるのは魔力…何かのマジックアイテムを使用しているのか?それとも…」
五月「過食形態から戦闘形態に変身した私はパワーがありすぎてコントロールできない…ここにいる全員を
調理して食べることが出来ないのがとっても残念だわ…さて、誰から地獄を見せてあげようかしら…」
ガタン!!
ドアの開く音がした。ドアを開けた亜子が五月を見た瞬間、全く動くことが出来なくなった。
明日菜「逃げてー!!」
五月「決めた!!!」
硬直している亜子に五月の魔の手が迫る…
>>695 亜子「あ…あぁ…」
しかし、五月の手が今まさに亜子に触れようとした瞬間…
亜子は忽然と消えた。
五月「何者!?」
そう言って視線を走らせた先には、一人の長身の女生徒が亜子を抱きかかえていた。
楓「にんにん♪」
そう、くノ一の長瀬楓であった…
>>696 五月はどうやら亜子をあきらめたようだった
それでも悔しそうに首を左右に振っている
ネギ「亜子さん! 大丈夫ですか!」
どうにか命を繋いだネギが叫んだ
と、急に呆けていた五月が咆哮した
五月「うわぁっぁぁ〜〜〜!!」
獲物を狩りそこなった悔しさと、日本の食文化に貢献できなかった悔しさ
二つの悔しさが入り混じって今度こそ本当に五月は我を失い暴れ出した
その矛先がネギにむけられる
ネギ「えっ さっ五月さん! やめてください!」
材料を切るのに使ったものか、青龍刀を手に取った五月がネギに近づく
そしておもむろに刀を振り上げ、いつも材料を切っているように振り下ろす
慣れた振りっぷり、切っ先はぶれることなくネギの頭を両断しようとしている
ネギ「あああっ! うわぁ! ああ! あぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!」
>>697 ネギ「はぁ はぁ はぁ はぁ」
ネギは清潔そうな白いシーツの上で目を醒ました
汗だくのパジャマ、自分でも汗の匂いがわかった
あたりを見回す、見慣れた風景、自分の部屋
ネギ「あれ? ここは…?」
寝ぼけ眼をさすり、今までの出来事を思い出そうとする
しかし思い出は栓の抜けた湯船のお湯のようにどんどん流れ出て行く
足に重みを感じた
重みのもとを確かめようと足元をみる
これまた清潔そうな布団の上に女性が突っ伏して寝ている
この女性が重みの元のようだ
ネギ「あすな さん?」
女性はネギの声に反応して体を起こす
ネギ「おね ぇ ちゃん…」
女性はネギの姉だった
ネギ姉「あ 起きた? すいぶんうなされてたけど、大丈夫?」
ネギの姉さんはネギの顔を覗き込み尋ねた
ネギ姉「明日はもう日本に先生になるために旅立つ日なのよ。
しっかりしてよ
体調管理も立派な先生、立派な魔法使いになるためには欠かせないことよ。」
>>698 姉「ほら、寝なさい。明日は早いのよ」
ネギ「うん…」
ネギは姉の腕の中で、静かに眠りについた。
明日菜「キャーーーーーーーーッ!!!」
ネギ「えう…お姉ちゃ…」
明日菜「ちょっとあんた、何で私のベッドで寝てるのよーーーーっ」
ネギ「ア、アスナさん!?すすすすいません。僕いつもお姉ちゃんと一緒に寝てたのでつい…」
明日菜「な、何よそれ!?全く子供なんだからぁ」
明日菜はネギを罵った後、駆け足で部屋を出て行った。
ネギ「僕…先生やるために日本に来て…あれ?僕お姉ちゃんと一緒に…
明日菜さんお姉ちゃんに似てるからかなぁ、お姉ちゃんの夢を見ちゃった」
700
あげとく
702 :
マロン名無しさん:03/07/31 13:27 ID:49qDNLbP
>>697 ネギ「うわあああーーーっ!!!」
明日菜「きゃーっ!!急に起きていきなり大声ださないでよもう・・・」
ネギ「あれ、アスナさん???僕たしか長谷川さんに会って、四葉さんに食べられそうになって襲われて・・・」
明日菜「はぁ?なに言ってんの?あんた廊下で寝てたからわざわざ運んできてやったのよ」
ネギ「え・・じゃあ今のは夢・・(それにしてはリアルで恐かったな・・・)」
木乃香「ネギ君だいじょーぶか?」
ネギ「あ、このかさん、起こしてしまってすいません・・」
木乃香「別にええよ、そろそろ起きる時間やったし」
明日菜「じゃあ準備するか」
ネギ「え?何のですか」
明日菜「図書館島に行く準備。ほんとは明日だったけど、みんな今日の方が都合いいから今日にしたの」
ネギ「え・・・」
>>702 そして図書館島。
夕映「皆さん来てくれてありがとうです」
まき絵「バカレンジャーの復活ね」
明日菜「それに他にもこんなにたくさん」
今いるメンツは
ネギ、カモ、バカレンジャーの5人、木乃香、ハルナ、のどか、亜子(さよ)である。
まき絵「裕奈は来ないの?」
亜子「何かお父さんに呼ばれて実家に帰ったよ」
ネギ「……」
図書館塔での裕奈の行動を思い出してネギは少々不安になった。
杖「今は考えても仕方なかろう。まずはこの本の解読が先決じゃ」
ネギ「…うん、そうですね」
夕映「では参りましょう!」
前のときのように、島の奥へ入る組と地上組と分かれた。
>>703 夕映「と、皆さん意気込んでいるところスミマセンが、
この本はすでに私とのどかで読解してしまいました。」
突然夕映がそう言い放った
ネギ「ええぇっ! 読解できたんですか?」
ネギがさもビックリしたというように手を上下に振りながらわめく
夕映「…? のどかが先生の部屋に行きませんでしたか?」
ネギ「いえ きてませんけど。 のどかさん どうしたんですか?」
心なしかのどかの顔が青ざめて見える
心配に思ったネギがのどかを触診しようとしたとき
明日菜「コホンッ そ〜の〜ま〜え〜に〜…
ひとつハッキリさせたいんだけど、
あの部屋は私と木乃香の部屋であって
ネギ、あんたの部屋じゃないのよ?
夕映もそこはおさえておいてね。」
さっきの「ネギ先生の部屋」というのがひっかかったらしい
イライラの表情をあらわに明日菜が言う
夕映「はぁ…」
どうでもいいことです、と内心思いながらも一応返答する夕映
木乃香「ここ試験でるえ」
(^^)