その頃ネギ達は…
ネギ「大変だ。東館にも火の手が回ってる…」
アーニャ「こっちよ!ネギ。」
ネギ「待って!まだ、教室にアスナさんがっ」
エヴァ「そ、そんな…奴が、奴にもしものことがあったら許さんッ」
そんな三人の前に、恐ろしい姿の魔物が出現する。
使い魔A「ギヒャヒャヒャヒャ…ここに逃げ遅れたものがいたのか」
エヴァ「ここは私が時間を稼ぐ!早く行けッ」
ネギ「でもっ、エヴァンジェリンさん。も、もがッ」
アーニャ「さぁ早く行くわよ。もたもたしてたら全滅するだけなんだから」
アーにゃん、ネギを強引に引っ張ってアスナのいる美術室へ。
一方、エヴァは無謀にも一人、魔物達に挑む。
使い魔B「ケケケ。もう殆ど魔力が残ってないようだな。」
使い魔A「言っとくが俺たちは魔界の最上級モンスターなんだからな。
そこらのザコと一緒にしてもらっちゃ困る」
エヴァ「だっ、黙れ。刺し違えても貴様らだけは葬ってやる!」
使い魔A「ククク、強がっちゃって。ま、タップリと可愛がってやるぜ」
使い魔B「無謀だな。まぁザジ様の大望実現の為の生贄となるんだから、
むしろ感謝されてもいいぐらいだがな」
エヴァは、小さくなるネギの後姿を見て一言別れを言った。
さよなら…坊や。こんなことならお前ともっと遊んでおきたかったよ。
会話だけで終始されてもねぇ
状況がつかめないよ