1 :
愛蔵版名無しさん:
異論は許さん。
2 :
愛蔵版名無しさん:03/02/12 22:27 ID:DK+M3Qu1
2ゲト
3 :
愛蔵版名無しさん:03/02/12 22:51 ID:HjAwd/Ui
しずちゃんてウンコするの?
4 :
愛蔵版名無しさん:03/02/13 00:02 ID:VmSctP/m
まあ、かっこいいね
5 :
愛蔵版名無しさん:03/02/13 01:41 ID:63ecall5
一番怖いのは鉄騎隊。
一番萌えなのはリルル。
一番狡猾なのはデマオン。
一番拍子抜けなのはギガゾンビ。
一番ミステリアスなのはバンホー。
一番残虐なのはドルマンスタイン。
一番ダブダブなのはダブランダー。
一番電撃ネットワークの南部虎弾に似てるのはガルタイト鉱業の主任。
誰か続けたかったら続けてくれ。
ギラーミンを差し置いてか?
デマオンのどこが狡猾なんだ?
8 :
5:03/02/15 00:33 ID:???
>7
ごめん、そんな深く考えて挙げてったわけじゃないからつっこまんといて。
(心臓隠してたからとか、そんだけ)
つうかこのスレ自体基本的に発展性がないな。
どうするよ>1
9 :
愛蔵版名無しさん:03/02/15 01:19 ID:A0sCEJqN
魔界大冒険の魔王だよ
10 :
愛蔵版名無しさん:03/02/15 01:30 ID:X4SIpxxW
藤子マンガ悪役スレにでもするか
11 :
愛蔵版名無しさん:03/02/15 02:45 ID:7WVFYyK0
ズン類最強だろ
一番怖いのはメデューサだろ
13 :
愛蔵版名無しさん:03/02/15 23:21 ID:Ye0SDDSa
異論、ないです。その通りだと思います。
「悪魔の頭脳」カコヨスギ。
もしピリカが小人の星じゃなかったらドラえもん達は彼に完敗してました。
14 :
マロン名無しさん:03/02/16 12:53 ID:y44ztqBE
ギルモア「人間は信用ならん」
ドラコルル「(なるほど、反乱を恐れているのか。自分の不人気をよーくご存じだ)」
いずれ将軍を追い落とすつもりだったのか、それとも・・・
裏側に凄いドラマがありそうだ。
15 :
マロン名無しさん:03/02/16 13:12 ID:kTIs1K+D
ドラコルル長官の部下になりたいというレスをどっかで見た。
ハゲドウ。ただ、長官があれだけ優秀な人だから部下もそれなりに努力しないと
つとまらないかもしれない。
16 :
マロン名無しさん:03/02/16 13:18 ID:2d+lCwA7
>>15 でもがんばればちゃんと褒めてくれるし、やりがいはありそうだな
最近のドラえもんはカッコいい悪役ではなくなってきたね。
一番剣の腕が立つのはサベールでいいかな?
なにせ電 光 丸 と 五 分 だっ た の だ か ら
19 :
344:03/02/16 13:36 ID:Y5XcdnpO
〉5
一番最後の南部虎弾ワラタ
21 :
マロン名無しさん:03/02/16 13:42 ID:2d+lCwA7
異論も何も、こんだけキャラが作り込まれてる悪役は他にいないし。
あとはギラーミンくらいか。でもギラーミンと比較するならサベール隊長だと思う。
22 :
マロン名無しさん:03/02/16 13:50 ID:iQYakR3+
「ついに弱点をつかんだぞ!地球戦車め!今度会うときが貴様等の最後だ!!」
うろ覚えだが、このシーンはメチャクチャカッコいい。
23 :
マロン名無しさん:03/02/16 14:09 ID:JgtIySjb
ドラえもん達、戦車で流星のふりをしてピリポリスに潜入する事を思いつく。
自由落下開始。
PCIA本部
部下「北部山岳地帯に流星落下」
部下「おかしなことに地震計はこの流星を記録していません」
ドラコルル長官「来たな!そんな事でごまかしたつもりか」
ガキの頃、このシーンで震え上がった記憶あり。
読まれてるよ、おい・・・手ごわいなって。
24 :
マロン名無しさん:03/02/16 14:11 ID:9y+qNHMM
ギラーミンとサベールならギラーミンの印象が圧倒的だけどな・・
アニメオンリーだけどニムゲの隊長はかっこよかった。
黒い男
ギラーミン
サベール
ドラコルル
鉄人兵団長
土だま
この6人(?)は本気で戦慄を覚えた。
パピ「ドラコルル長官、君が一度でも約束を守ったことがあったか?」
「空軍の主力を差し向けた方が…」
の時の顔が可愛くて好き
28 :
マロン名無しさん:03/02/16 14:23 ID:ReBtTBzW
>>26 「フフフ・・・なるほどな、言われてみればその通り」
>>15 でもなあ・・ドラコルルの部下って案外粗暴なのが多そうだぞ。
しずかちゃんに「さっさと消えちまえ!!」と言ったり・・・
30 :
マロン名無しさん:03/02/16 14:28 ID:ReBtTBzW
ドラコルル長官はもはや単なる悪役を超えてラスボスだと思う。
ギルモアはただのお飾りORでくの棒で、宇宙小戦争真のラスボスはドラコルル長官、
というのは基本ですか?
31 :
マロン名無しさん:03/02/16 14:32 ID:ReBtTBzW
>>29 才能があれば人格にはこだわらないで部下集めをしたのかも。
国王 デマオン
軍総裁 ドルマンスタイン
司令長官 ドラコルル
将官 ナポギストラー ヤドリ大帝 鉄人兵団長 オドローム
佐官 サベール アブジル ニムゲ隊長
尉官 黒い男 カシム バンホー ギガゾンビ
下士官 ガルタイト工業主任 金角銀角 グリオ ネジリン将軍 つちだま
兵士 ガルタイト工業の2人組み 下級悪魔 妖怪 ニムゲ 兵士の種
密猟者達 ネジ巻き兵 熊虎 鬼五郎
秘密工作員 ギラーミン リルル メデューサ ホーホー
33 :
マロン名無しさん:03/02/16 15:04 ID:ReBtTBzW
>>32 乙彼。
国王、軍総裁はいずれ司令長官にあぼーんされます。
間違いないです。
国王 パピ
軍総裁 満月博士
司令長官 ドラえもん
将官 クンタック ゲンブ 三蔵 シンドバット
佐官 エル 美夜子 しずか 出木松博士
尉官 ブルスス パルパル サピオ ボーム
下士官 スネ夫 ロップル リンレイ ミクジン
兵士 ジャイアン ピリカ自由同盟 ザンダクロス ミクロス ペガ グリ ドラコ 動物達(チッポ含む)
秘密工作員 のび太 チャミー ロコロコ タップ
35 :
マロン名無しさん:03/02/16 15:40 ID:LxX4oD/q
>>34 乙彼。
国王、軍総裁はいずれ司令長官にあぼーんされます。
間違いないです。
36 :
マロン名無しさん:03/02/16 15:45 ID:dAhzprNe
>>31 「唯才のみ之を挙げよ」(BY曹操孟徳)
ってことですな。カコイイ。
37 :
マロン名無しさん:03/02/16 15:47 ID:dAhzprNe
38 :
マロン名無しさん:03/02/16 15:51 ID:LxX4oD/q
39 :
マロン名無しさん:03/02/16 16:10 ID:dAhzprNe
>>30 パピもギルモアの事はほとんど眼中にナシで、長官にガクブルでした。
長官がラスボスで間違いないと思われ。
>>32>>34 下士官の力の差が激しいな…
つちだまの衝撃波一発でリンレイ以外死ぬぞ
まあそれ以前に長官の差が歴然だからな
どっちにしても勝つのは
>>32軍だな
41 :
マロン名無しさん:03/02/16 16:34 ID:dAhzprNe
「ドラコルルよ。君が一度でも約束を守ったことがあるか?」
「フッフッフ・・・なるほどな、言われてみればその通り」
パピと何か約束→あっさり約束あぼーん
過去において何度もこんな事をしてたのかと小一時間(ry
つーか、ドラコルル長官ってちびまる子の父ヒロシの声なんだよなぁ。
いつもそのギャップに背中がこそばゆくなります。(w
43 :
マロン名無しさん:03/02/16 17:36 ID:YspqvkvQ
約束云々のやりとりが好きな自分は逝ってよしですか?
>>42 なら、星矢の射手座アイオロスと同じと考えてみては。キャラ的にはギャップ
ありすぎなのは同じだが。
>>41 部下に「君の昇進を約束しよう!」と言ったのも嘘だったんだろうか?
45 :
マロン名無しさん:03/02/16 17:49 ID:YspqvkvQ
>>44 ワラタ。
でもそれはないと思う。部下の気持ちが離れたらあんな巨大な組織はまとめられないだろうし。
実は部下も(あーあ、また言ってるよ)とか内心苦笑してたら禿藁だが。
>>17 ドラえもんには昔からたいしたこと無い悪役が多いぞ。
金儲けしか頭に無い時空犯罪者とか、心臓をカモフラージュせず
剥き出しにして放置している魔王とか、口に車が飛び込んだだけで即死する奴とか・・・
むしろギラーミンとかドラコルルの方が異質なキャラだよね。
でもデマオンって前にFFDQ版じゃ最強のラスボスみたいなこと言われてたよ
48 :
マロン名無しさん:03/02/16 18:21 ID:mvfd5KlM
藤子が死にましてからドラえもんはことごとく幼稚になったと思います。
(特にオープニングの絵)
49 :
マロン名無しさん:03/02/16 18:25 ID:YspqvkvQ
宇宙小戦争リメイクしないかなー
TVスペシャルでも可。
おまいらおもしろい。もっと議論汁w
51 :
マロン名無しさん:03/02/16 19:05 ID:yUDmrbxT
PCIAってスゴすぎだよな。
陸海空の戦力保持、高度情報化、クーデター成功に独裁政治維持。
トドメに法廷支配であっさり前大統領に死刑判決。
最近の大長編ドラえもんは糞のような終わり方が多いね。この前あった、「のび太とロボット王国」では
視聴者を馬鹿にしてんのか?と思うような結末になり俺は、呆然としているだけだった!
「ふしぎ風使い」はおもしろいのかな?
絶体絶命のところでスモールライトの効果が切れたなんてナシだよなー。
あれさえ無ければ、ドラ一味は処刑&溺死。
自由同盟の蜂起だって、陸海空軍を握ってるPCIA相手じゃ即鎮圧だろ?
その後、真の実力者としてピリカ星に君臨するドラコルルが見てみたかったぜ。
54 :
マロン名無しさん:03/02/16 22:24 ID:/BclVaU4
>>51 そしてそんなスゴい組織をまとめている長官・・・カコイイ!
55 :
マロン名無しさん:03/02/16 22:32 ID:1QO9cEDi
>>53 禿同。
独裁しながらもギルモアよりよっぽど優れた統治をしていたと思われ。
でも長官自身は表に出ずに影の実力者として国を動かすのもありそう。
56 :
マロン名無しさん:03/02/16 22:40 ID:F+OJDiMf
いずれにしてもドラコルル長官は心底ギルモアに従っていた訳じゃない、
というのが公式見解と見ていいでしょうか?
>>14 そう考えると、PCIA内部にも、将軍に反感を持っている
人物とか多かったんだろうね。
むしろ兵士達は、ギルモアじゃなくて長官の方を信望していたのかも。
58 :
マロン名無しさん:03/02/16 22:55 ID:F+OJDiMf
>>57 その仮定、激燃え。
いずれ長官がピリカの支配権奪取に乗り出したら、部下はみんな「キタ――――――!」
ってことですね。
59 :
マロン名無しさん:03/02/16 23:43 ID:LLZIBoah
ドラコルルって名前も良いよな。
60 :
マロン名無しさん:03/02/17 15:12 ID:BBsFMC6s
僕もドラコルルファンです。
ドラえもんの悪役であれほど惚れ惚れする悪役はいねえ。
でも、PCIAって何故ドラえもんから奪ったスモールライトを
地球人に対する武器にしなかったんだろうか?かなり強力な武器と思うが・・・
操作方法がわからなかったとか?
僕はドラコルルの宇宙船と出木杉が対面したシーンが印象に残ってる。
出木杉ってドラえもんと一緒に大長編の旅に行かないから、
大長編の悪役と対面するシーン殆ど無いしな。
出木杉よ、お前が旅についていったら、大長編の旅がどれほど楽になったことか・・・
そういや探査球は出木杉をマークしてたんだろうか?
後、パピとドラコルルが大学の同期卒業で
パピが主席でドラコルルが次席だったという裏設定が欲しい。
ドラコルル最高だよな。
まあ、戦闘能力や科学技術で彼を上回る悪役はいっぱいいるが
悪役としての貫禄みたいなものはドラコルルが最強だな。
DBで言えばフリーザ、北斗の拳で言えばラオウ、ジョジョで言えばDIOみたいなもんだ
デマオン>>>>>>>>>>>>>>>>ドラコルル
今のドラえもんの映画は、昔みたいに戦闘シーンがなくなっておもろくない!!
是非、大長編に協力してもらいたい人がいいな。
ちなみに漏れは三浦健太郎(ベルセルクの作者)
かなりグロイ大長編になるな
65 :
マロン名無しさん:03/02/17 18:51 ID:9jGwRAQO
原作者が死んでからのドラ映画の悪役は、キャラが立っていないのが多すぎる。
「南海大冒険」あたりは何とかなっていたが、のび太がそっくりの王子が
出る奴(名前忘れた)の「魔女はよく解からんが悪いやつ」って感じだったし。
前にTVでやったロボットの奴は、悪のロボットが正義の博士の弟だって
唐突に解かっておしまい。
特に後者は、なんだこりゃ。
悪役を語るスレなのか?
個人的にマジで怖かった悪役はメデューサとツチダマかな。
後期作品じゃニムゲなんかも得体の知れない感じが出てて中々良かった。
67 :
マロン名無しさん:03/02/17 20:16 ID:xnEWuubn
>>60 おおっ!同じ事考える人いるんですね。
私も今読み返したらパピとドラコルル長官の“実は付き合い長い”的な描写にビクーリです。
決して仲は良くなかっただろうけど、お互いのことは良く知ってそうだよね。
ちなみに私は大学の博士課程あたりで一緒だったんじゃないかと妄想してたな。
成績については“首席を争った”というやつ。二人の間に私怨的なものは感じられないので
成績での上下関係は無かったと思う。性格的には相容れないけど、能力においては
お互いを意識せざるをえないライバル同士だった、と考えます。
68 :
マロン名無しさん:03/02/17 21:18 ID:xnEWuubn
>>67 法廷もPCIAが支配しているという事は、判決もPCIA=ドラコルル長官が決めるようなもんだよね。
二人がそんな間柄だとしたらパピを死刑に追い込むドラコルル長官ってすごい非情だ・・・
あ、でも「情け容赦のない男」って言われてたからそれでいいのか(藁
ギラーミンの捨てがたい。星1個分解しようとするなどスケールもでかいし、
のび太との一騎打ちもいい感じだ。
後期ではオドロームかな。
夢の世界のそれもゲームのキャラのはずなのに、現実世界にも干渉したりするし……
ドラえもんをあそこまで追い詰める奴も珍しい
ごめん、デマオンが誰だか思い出せない。
誰か教えてくれ、気になるんだ!
再来年の大長編のタイトルは「ドラえもんのび太の喪失花の章」
73 :
マロン名無しさん:03/02/17 22:53 ID:a7yXDzpx
ドラコルルってセックス上手そう。
75 :
マロン名無しさん:03/02/17 23:24 ID:dqw90Tc8
76 :
マロン名無しさん:03/02/17 23:32 ID:dqw90Tc8
>>73 悪魔のように悪知恵が働き、情け容赦のないセクースですな。
77 :
マロン名無しさん:03/02/18 17:07 ID:Z6xn8fcM
しかしあれだな、こんだけ有能な人を敵対関係に置いてしまったパピはヴォケだよな、大統領として。
俺だったらどんな事してでも敵にまわさないようにするがなあ。
頭下げてでも自分の味方になってくれるよう頼むね。
78 :
マロン名無しさん:03/02/18 18:35 ID:YFhPOqtn
>>78 自分がトップになるために頼まれてもパピとはくまなかったとおもうな〜((( ゚д゚)))ガタガタ。
79 :
マロン名無しさん:03/02/18 23:28 ID:/4b2CwMI
>>78 まあ二人で協力していい国をなんてのは無理だろうけどね。
でも味方にはできないまでも絶対に敵にだけはしないでいれば、
たとえドラコルル長官に野心があっていずれパピがその地位を追われることになったとしても
クーデター→政府軍が全滅→パピに死刑判決、なんていう殺伐とした事態にはならなかった
かもしれないよね。
80 :
マロン名無しさん:03/02/19 00:42 ID:j4gM2aD1
81 :
マロン名無しさん:03/02/19 18:05 ID:Vf6TwSVQ
>>79 という事は恐怖政治がしかれて首都なのに人影まばら、ピリカが以前のような
“明るく楽しい国”じゃなくなったのはギルモアのせいだけじゃなくて、パピ自身にも
その一因があると言える訳だな。
消防の頃には見えなかった視点だ・・・
82 :
マロン名無しさん:03/02/19 18:53 ID:2UerUfvA
話はもどるがやはりドラコルル的には民に人気のあるパピから政権を奪うより、嫌われもののギルモアから政権奪ったほうが楽なわけで、パピをなるべくギルモアが首謀者のうちに殺しておくべきだとおもってたはず。
政権を奪うよりも傀儡にするつもりだったのかも
84 :
マロン名無しさん:03/02/19 21:20 ID:T9gbAV4t
という事はそもそもクーデター自体パピをよく知ってる(っぽい)ドラコルルが
ギルモアをそそのかして起こさせた可能性もアリですか?とすればまぎれもなく
敵側の主役だな、長官。
どっちにしてもギルモアのおっさんは只のスケープゴートだった訳か・・・。
でも昔はこんなことすら読み取れてなかったな、俺。
85 :
マロン名無しさん:03/02/20 00:17 ID:8TE1aDdv
>>82 ドラコルル長官とパピが明確に敵対していなかったとしても、長官に野心があると仮定するなら
やっぱりパピを殺すのは必要条件なんだろうな。処刑か暗殺かくらいの違いはあるかもしれないけど。
国王じゃなくて大統領なんだから辞めさせるだけでもいいんじゃ・・・とか前は思ってたが。
86 :
マロン名無しさん:03/02/20 13:49 ID:pk6YDRrg
“ピリカ大法廷”って、国家の裁判所っぽい名前だけど、PCIAが支配して意のままに動かすように
なったのか(このスレではその意見が多いみたいだが)、PCIAが作った法廷なのかどっちだろう。
87 :
マロン名無しさん:03/02/20 17:45 ID:hDZAHSHR
>>86 それも気になるが一体どんな裁判だったのかも気になる。
“判決は最初から決まっている”のは間違いないが。
88 :
マロン名無しさん:03/02/20 20:40 ID:qEiqKkwF
90 :
マロン名無しさん:03/02/20 20:46 ID:lvlaM65L
>>89 そりゃ一応裁判の体裁をとってる限りはついてたと思われ。
>>90 しかしその弁護士も当然のようにPCIAの息がかかってたりする訳だな
92 :
マロン名無しさん:03/02/20 20:53 ID:n2VzaBxm
傲慢な>1に反して良スレ
恐怖!1
1はドラコルル長官に心酔している部下と思われ。
95 :
マロン名無しさん:03/02/20 23:52 ID:e7E1Jth2
ドラコルルって、原作と映画とでデザインかなり違うよな?
>>95 あまりよく覚えてないがコスチュームが軍服チックじゃなくなってキャラ的にも原作みたいな
底知れない怖さみたいなのがなくなってるらしい。
そろそろ100いくな。
総員出動!各方面隊は100に急行せよ!
パピタイーホ→裁判→判決→処刑当日
この流れをもっと詳しく描写して欲しかった
99 :
ベタだが:03/02/21 01:49 ID:???
来年のドラ映画案
「ドラえもんドラコルル長官とパピ大統領」
で一本できそう。
あ、もちろんドラ御一行はゲストキャラ扱いで。
余裕で100
ギガゾンビって初めて出てきた時はかっこよさそうに見えたのに
最後に仮面外したらガリヲタだったのがワラタ
大長編を一回バッドエンディングにしてほしい!今の子供達にあわせて・・・
ア〜イ〜ヤ〜 イオチタオ〜
105 :
マロン名無しさん:03/02/21 19:54 ID:WSdsY3Z4
>>103 バッドエンドっていうか、宇宙小戦争2003(仮)を作ってほしいな。
ピリカが小人の星じゃなくて、地球人と同じ大きさの宇宙人の星という設定で。
ドラコルル長官に追い詰められるのは一緒だけど、ラストは違うやつ。
スモールライト時間切れ云々が無くなればどういう結末になるか見たい。
>>99 パピが大統領になる前の話とか、ドラコルル長官との過去エピソードとか、ギルモアがクーデター起こすまでの経緯とかもじっくり
描いてくれたら言うことナシだな
>>84 遅レスですが
>ギルモアのおっさんはただのスケープゴート
消防のころはあの恐ろしげな見た目に騙されてフツーに怖がってた俺。
が、読み返すと確かにスケープゴート以外の何者でもない上に、このスレでも誰一人ギルモアを擁護しない。
哀れだ。
109 :
マロン名無しさん:03/02/22 17:00 ID:4LqGcNKE
>>86 裁判官みんな悪者ヅラしてたからなあ。
判決の場にPCIAの人間もいたしどうなんでしょ。
まあでもPCIAだったら“ピリカ大法廷”とかじゃなくてもっとそれらしい名前つけそうな気がするので
もともとあった法廷を支配したに一票。
処刑をギルモアの戴冠式と合わせて明後日になんかしないで次の日にでもしてたらドラ達間に合わなかったのにな
111 :
マロン名無しさん:03/02/22 19:36 ID:Vxozp9ms
自分がパピの立場だったら処刑が2日後ってのもかえって辛い気がするな。
生殺しって感じで・・・
113 :
マロン名無しさん:03/02/22 23:57 ID:Al72V6dc
>>112 よく考えたら判決から2日で色々あったんだよな。
ピリカのレジスタンス全滅(全員捕縛?)を知らされたりドラえもん達が自分の為にピリカまできた挙句捕まった事も
知らされたろうし自分と一緒に処刑される事とかも・・・
そんなこんなで色々動揺しつつも遺書とか書いてたのかな、パピは。
>>113 そしてそれらの事実は全てドラコルル長官がパピに伝えたと思われ。
冷笑しながら・・・・
115 :
マロン名無しさん:03/02/23 02:53 ID:QL+IjSrg
このスレに影響され、数年ぶりにてんとう虫コミックスを読み返す。
片付けラッカーの効果が切れてしまった際にドラえもんが
「ききめが永久につづく薬なんてあるか!!なんにだって有効期限はあるんだ!!」
と、スモールライトの効き目も切れることの伏線を。初めて気付いたよ
しかしドラコルルはいいね、グラサン渋いよ。
>>115 あの土壇場でスモールライトの効きめがきれる、という展開は
実際かなり唐突で強引なんだが、
この伏線がある故に許している人も多いんじゃないか?
だがタイムパトロールの登場は許せん
118 :
マロン名無しさん:03/02/23 15:47 ID:rc1wMCC6
>>114 ひ、非情だ・・・
でも「情け容赦のない男」だし、ありうる。きっとそうだ。
ドラ子ルルのドコがカコイイの?アフォ?
最後ジャイアンにつままれてアッサリと親玉の居場所ゲロったじゃん。
>>119 釣りかも知れんが一応。
最後だけじゃなくて最初からじっくり読んでみる事だ。原作をな。
それから、スモールライトの時間切れがなかったらORピリカが小人の国じゃなかったら
どうなってたか想像してみろ。ドラ達全員、彼の知略・戦略・組織力などに完璧あぼーんだった。
このスレで彼をマンセーしている人間はその辺を踏まえた上でやってる訳だ。
あのラストにしたってギルモアがさっさと逃げた中最後まで戦ってたのはドラコルル長官なんだし、
スモールライトが切れたら巨人と小人でまともな勝負にならないのは仕方ない事だ。
それから、原作読んでみろ。アニメではそうだったかもしれないが原作では
ジャイアンにつかまれてもギルモアの居場所しゃべってないぞ。
せっかくここまでマターリした良スレだったのにな・・・
まあいい、嵐は放置。
では気を取り直して。
PCIAはギルモア将軍が作った情報組織だということだが、あれだけの巨大組織を
一将軍が反乱の為だけに一から作れるはずがない。
元々は国の組織として作られたんじゃないだろうか。が、野心を抱いた将軍は長官
だったドラコルルを味方に引き入れPCIAをクーデター&恐怖政治の為の
組織に作り変えてしまった、と。
>123
あれだけの情報組織(PCIA)や軍隊(陸海空)をクーデターのために一から、しかもこっそりと(一応クーデターだからね)作るのは不可能に近いはず。
たぶん元々から国の正式な組織としてあったんだろう。
となると、パピ在任中のピリカ星というのは一見平和というか穏健そうに見えても
一国を維持するのに必要な軍隊と情報組織は擁しており、やるべきことはやっていたんだね。
あの趣味の悪いイルカやクジラはギルモア将軍オリジナルかもしれないけど…w
ベルサー軍と提携してました
127 :
123:03/02/24 18:28 ID:???
>>124 ですよね。
じゃああの“ピリカ大法廷”も元々は国の組織だったでファイナルアンサーですかね。
しかしこれだけ大規模で徹底的なクーデター&独裁政治が実現したのも全ては長官あっての事だろうな。
128 :
マロン名無しさん:03/02/24 20:42 ID:G18OvZoe
>>110 >処刑をギルモアの戴冠式と合わせて明後日になんかしないで
きっと、いろいろな準備が必要で
明後日までかかるようになったんだろ。
>>127 >全ては長官あっての事
言うまでもないです。ていうか、基本だと思う。
ところで、このスレではドラコルル長官はギルモアを、
利用してた・傀儡にするつもりだった・いずれ取って代わるつもりだった
等の見解が圧倒的(というか他の意見はない)だけど、小戦争板で、
“(ドラコルル長官はギルモア将軍を)小馬鹿にしつつも尊敬しているようにも見える”
というレスもあった。それも有り得なくはない・・・かな?(でもほとんどない気がする)
どっちにしても真相は分からないけど。
>>128 >いろいろな準備
そ、それは戴冠式の準備?それとも処刑の・・・(怖い考えになってしまった)
131 :
マロン名無しさん:03/02/24 21:14 ID:GF7gNXX9
ドラコルルってどんな眼してんだろ?
意外と可愛いお目目v
だったらちょっとイヤだな・・・
>>129 尊敬というより悪代官と越後屋のような関係で、
ギルモアはドラコルルの実務能力を買っていたのと同様に
逆にドラコルルはギルモアの(悪の)政治力を認めていたのだと思う。
134 :
133:03/02/24 22:27 ID:???
文章が変だったので改訂。
>>129 尊敬というより悪代官と越後屋のような関係で、
ギルモアがドラコルルの実務能力を買っていたのと同様に
ドラコルルもギルモアの(悪の)政治力を認めていたのだと思う。
135 :
マロン名無しさん:03/02/25 17:37 ID:vBSQivdY
>>134 政治力・・・あるのかなあ、ギルモアに。
力押しなとこばっか目立つような
>>130 ギルモアの戴冠式に合わせて処刑を行うつもりだったのは確かです。ゲンブ氏もそう言ってたし。
ただ、それが判決から2日後になったのは
1 戴冠式の準備に時間がかかって、判決の二日後ということになった
2 仮にも元大統領を処刑するとなると色々と手続き上時間がかかり、戴冠式もそれに合わせて判決の二日後ということになった
どっちなのか読んだだけでは断定できないですね。
ギルモア広場って言ってもフランス革命の時の革命広場みたいに街中にあるんじゃなくて
PCIA本部の中庭OR前庭なんだな
>>137 ギルモアだったら考えなしで全国民注視の中パピを殺せって言いそうだ
非公開処刑にしたのは多分長官の考えだろう
139 :
マロン名無しさん:03/02/26 19:58 ID:6VH0vJdr
よく考えたらこれだけ大規模なクーデターを、未然に防げずあっさり成功させてしまったパピは
大統領としてどうなんだろう?一国を統治する者としての能力という点ではチョト疑問かも
>125
するとジャイアンはグレートシングを素手で沈めたことになるわけか・・・
>>135 となると最終的にドラコルルは、ギルモアも殺して自分が大統領の座に・・・?
>>141 取って代わるつもりorそのまま傀儡にするつもりorギルモア暗殺して傀儡を立てて
影から国を動かすつもり
といった意見がこのスレでは圧倒的です
143 :
マロン名無しさん:03/02/27 20:12 ID:zwkPhUg+
>>139 そもそも本当にパピが国民に人気があってなおかついい政治をしてたかどうかはっきりと描かれてる訳でもないしね。
独裁政治下にレジスタンスが出来るのはある意味当然の流れだし、それでパピの人気の証明にはならないよな。
>>142 ギルモア「人間は信用ならん」
本心(野心?)を考えれば、一番信用ならない人間がすぐ側にいたわけだ。
長官「部屋から一歩も出ずに奴らどこに消えるのだろう」
部下「えへへ、お待ち下さい。まもなくその謎を解いてご覧にいれます」
長官「ほう?」
で、このあと例の「でかした!君の昇進を約束しよう」になるんだけど、この会話見てると
けっこう部下との間は堅苦しさがないって事がわかる。フレンドリーな感じ?
>>126 そこのサイト、ニムゲ首領を完全に忘れてるな。
戦術士官に相応しい人材はヤツをおいてあるまい。
>>145 「茂みが多くて・・・こりゃあ簡単には見つかりませんよ」
とかもね。
長官のやったことでただ一つ理解できないのは
わざわざスネ夫の撮影セットを破壊したことだ。
149 :
マロン名無しさん:03/02/28 21:13 ID:/p8oerrJ
>>148 撮影用のセットや戦車等が本物の軍備に見えたから、だと思う。ピリカ人からすれば地球は巨人の国だし。
探査球でスネ夫のプラモ見て“恐るべき兵器だ”って言ってたし。
150 :
133:03/03/01 00:25 ID:???
ギルモアの(悪の)政治力の説明をしてなかったので補足+αを。
政治の世界というのは実力よりもコネや地盤の方が重要。
そしてそれらは長い期間、政治の世界にいることでやっと身につくもの。
おそらくパピはそういう要素を無視した清廉な政治をしたのだだろう。
その行動に反発した奴らを束ねることでギルモアは
クーデターに成功したんだと思う。
ドラコルルは能力はあるもののまだ若いため基盤がない。
最終的にはトップになる野心はあるだろうが
あの時はまだ基盤を築いている段階だった。
>>150 ナルホド!
こうやって色々考察できる宇宙小戦争ってつくづく奥の深い話だよなあ。
152 :
マロン名無しさん:03/03/01 11:17 ID:1hl66nVk
(パピとドラコルルの)二人の間に私怨はないというレスがあったけど、少なくとも
パピの方には私怨アリアリだったんじゃ・・・約束破られまくってたんだし(藁)
妄想スレ…
パピが10歳なら長官は何歳なんだろう?漠然と20代とは思ってるけど。
>>153 妄想禁止とか言ったらマンガ・アニメ関係のスレはほとんど成立しなくなると思われ。
という訳で妄想続行。
ドラコルル長官の年齢か・・・俺は25〜27くらいだと思うな。
>>155 卒業したら大人も子供も関係ない世界だから、長官も実は思いのほか若いのかもしれないよ
18〜19っていうのもありうる
>>150 聖域無き構造改革ですか。つまりパピは小泉首相の完成形みたいな政治をしようとしてたのかな。
ドラコルルは若くして次官までのぼりつめた超エリート官僚ってとこかな。
>>150 「宇宙小戦争に見る政治学」
ためになるなあ。
>>152 でもパピと引き換えに静香を解放するっていう約束は守ってるよな。
160 :
マロン名無しさん:03/03/02 16:26 ID:1R3ZSoyi
ドラコルルみたいな優秀な人物を
ただでかいだけで無能な地球人がいたぶる話を考えると興奮する
ぱんつんなかでティンコさすらせたりする
161 :
マロン名無しさん:03/03/02 16:30 ID:qn0PsGhG
>>159 でも、最初は解放する気はなかったんでしょ?
>>161 政治的判断ってやつでしょう。
「こんなところでぐずぐずと手間取ってはまずい」ってことで。
>>161 あるいは彼が約束を守らないのはパピ限定・私的な事に限るのかもね(パピをからかってるとも言う)
164 :
マロン名無しさん:03/03/02 23:53 ID:pQsGWK6J
165 :
マロン名無しさん:03/03/03 07:08 ID:Qa8oAiLC
>>160 つまりドラコルルがいくら優秀でもやつから俺の見たら巨チンのほうがすごいということだな
しかし、男にチンコさすられても面白くないな
まてよ、やつは本当に男なのか?
あの星の女て出てきてないよね?
なんか同一人物と思われる荒らしとも煽りともつかないレスが付いてるな・・・
基本事項すら知らない165はまともに原作読んだこともないんだろう。
パピ「(ドラコルル長官は)悪魔のように悪知恵が働き、情け容赦のない男なんだ!」
>>166 禿同。わざわざあげて荒らすのは勘弁してくれって感じだ
168 :
マロン名無しさん:03/03/03 21:46 ID:KQHVB1Fh
>>155 いくら妄想とはいえ
>ピリカが小人の国じゃなかったら
こういうのはちょっとなぁ
リアルに考えれば考えるほどそもそもの設定が無理を含んでるのに
たとえば地球とピリカの質量差と引力の差
ピリカの宇宙船を持てる技術力がありながらの通常戦力の弱さ
大規模な軍や諜報機関が前政権からの物だとするなら
ピリカは惑星で唯一の政府なのにそれが必要だったのか
もし多の惑星に対するための軍備や諜報網なら
自分たちより大きい人間の住んでいる星(地球)にきてあれほど取り乱すこともない
なのでそれも考えにくい
などと言ってみるテスト
>>168 >リアルに考えれば考えるほどそもそもの設定に無理が
そういう思考回路の香具師はそもそもここにカキコするな
その辺の矛盾に突っ込みたいなら大長編スレにでも逝け
119=153=160=164=165=168
毎回ageてて荒らし目的が見え見えなんだよヴォケ
170 :
168:03/03/03 23:40 ID:???
>>169 ageてはいけなかったのかい
>119=153=160=164=165=168
激しい妄想だね
一度しか書き込んでないよ
171 :
マロン名無しさん:03/03/03 23:49 ID:jtKetIRX
>>170 まああれだ、さすがに全部同一人物は言い過ぎかも知れんが
このスレのアラシはわざわざ下から探してageて荒らしてるヤシが多いからチョト過敏になったんだろう、169は。
せっかく良スレなんだからマターリいきたい気持ちもわかってくれや
つーことで仕切り直しだな。
PCIAと書いてピシアと読むのはNATOと書いてナトーと読むのと同じと考えていいのか?
という事はPCIAというのも略称で本当は長い正式名があるんだろうか。
>>173 “PCIA(ピシア)”だけじゃ意味が通じないしな
ピリカのCIA
>>175 じゃあ、
Pirica Central Intelligence Agency
なのか・・・こう書くと全然悪の組織っぽくないな。
>>176 PCIA=元々は国家組織という説もあるし
情け容赦ないとか言われてたわりには静香を殺さなかったな。
死体でも誤魔化せたろうし遅効性の毒物でも投与しておけば良かったのに。
ピリカには他の惑星の生物にはできるだけ干渉しないという
法令があるのかもな。
強いてこじつけると、ギルモア体制確立後に地球と交渉する事態になった場合
を想定したんじゃないかな。 そこで殺しちゃったら言い訳が利かないけど、無傷
で返しておけばあくまでパピを捕まえるための緊急手段だったと言える。
情け容赦のない男って言ってたのパピだけだったしね。
その表現には個人的感情みたいなものがあったのかもしれない。
>>181 >個人的感情
「君が一度でも約束を守ったことがあったか?」
コレが一番の原因だったりして
>>182 「試験前に貸したノートは返してくれないし、代返してくれるって言ったのに忘れるし
講義変更も知らせてくれないし、待ち合わせには遅れるのが当たり前でひどい時には来ないし
一緒に提出してくれるとか言って僕のレポートだけ無くすし、えーとそれからそれから・・・
まだまだあるぞ、ドラコルル長官!」
とかね。
>>183 ワロタ。
お互いだらしないヤシだなw。
>>181 パピの側から見れば「悪魔のように悪知恵が働き、情け容赦のない男」でも、
見方を変えれば物凄く頭が切れて行動力がある、とも言えるしな。
>>187 上に立つ人間には必要な資質でもあるよね
PCIAはその圧倒的な権力で法廷さえも支配した、とされているけど、となれば
裁判官全員を意のままに操るか、あるいは元の裁判官を全員PCIAの人間にすげ替えなきゃ
いけなくなるよね。それはそれで凄いけど、むしろ裁判所は元々PCIAに属していたと考えられないかな。
つまりPCIAには陸海空軍と司法権が属していた、と。PCIA=元は国家組織と仮定しての話だけど。
190 :
マロン名無しさん:03/03/09 21:43 ID:S5tT/htS
今年の映画のラスボスの声は屋良有作。ちょっとうれしいかも。
ピリカは他の星と国交あるんか?
ギルモアは空港から逃げようとしてたからな。
>>190 え?ラスボスって事は悪役?もうすっかりいいお父さん系の声優になっちゃったかと
思ってた。まだ悪役にキャスティングされたりするんだな、屋良有作氏。
おおー何だかんだでもう200いくじゃん。発展性ないスレとか言われたのが嘘のようだ。
DD地区200ブロックに急行!
アメリカで言えば
パピ=大統領
ドラコルル=CIA長官
になるのか?でもドラコルル長官は国防長官とかでも当てはまる気がする
>193
すまん、その「発展性なし」発言をした5=8でつ。
8のレスの後しばらく見てなかったらこんなに伸びてるなんて
これも長官のカリスマの成せる技か・・。ハイル・ドラコルル!
>>194 じゃ、日本で言えば
パピ=総理大臣 ドラコルル=防衛庁長官
かな?
>>195 いや、発展性ないと考えてたヤシは多いと思われ。
内心そう思いつつ、でも小戦争や長官には思い入れがあるからカキコするか、と
ってヤシが、蓋を開けてみたら予想外に多かったんだろう。
>>197 2行目の最後の“と”はいらん。スマソ。
>>196 日本にも確かJCIAっていうのが無かったか?
>>196 日本の防衛庁長官なんぞ張子の虎以下。
日本の諜報機関と言えば、公安調査庁・自衛隊情報部・内閣情報調査室ぐらいか。
権力の一点集中という事でドラコルルは軍隊やら諜報機関を1人で指揮してるんだろ。
>>198 JCIAはある事はあるが「日本写真機工業会」の事だぞ。
韓国のKCIAの事じゃないか?
>>199 日本の諜報組織と言えば
防衛庁出向の駐在武官と
駐在武官事務所
世界最大の諜報能力を誇った日露戦争前後と同じ図式ではある
CIAには敵わねど先進国の水準に匹敵する下地を有しているといえる
>>199 JCIAって諜報組織じゃなかったのか・・・
か○○たちの夜スパイ編に騙されたYO
内閣調査室だかJCIAだか知らないけど云々ってセリフがあったんだけどな
203 :
196:03/03/12 20:49 ID:???
大統領制じゃない日本に当てはめるのがそもそも無理があったな
素直にアメリカで考えるのが無難かも
今年の映画もう見た?
>>204 見てないけど屋良有作のラスボスはちょっと気になる。
今年の映画って台風のフー子の話がベースらしいね。
だったらこのスレにも出てたけど宇宙小戦争をリメイクしてくれればいいのにな。
来年あたりどうだ?いや、ルパンみたく二時間のTVスペシャルでもいいが。
207 :
マロン名無しさん:03/03/14 12:48 ID:sk03/UoS
リメイクいいねー。
PCIAの視点から見た宇宙小戦争とか。…えらく殺伐としそうだが。
>>207 クーデターに至るまでの過程も描いてほしいね
あと、屋良有作氏は決して嫌いじゃないが、リメイク時には違う声優にしてくれれば嬉しい。
>>208 長官の軍服コスも忘れずに
なんか映画では違う服にされてたんだよな確か
>>209 ヤバかったのか?軍服
だとしたら今はその辺の事情はどうなってるんだろう
地上波アニメで軍服はOK?NG?
映画では?
>>211 また来たかコイツ
アンチFと見せかけて例のアンチ手塚の香具師だな
きっと誰にも現実で相手にされなくて必死なんだな(プ
金田一のブレイクが無きゃ存在しなかった漫画だろコナソは
>>207 でもなんかドラマチックな展開が見れそうだよな
>207
視点を変えて描くのはF先生の十八番だよな。
『ヌターウォーズ』とかw
>216
いいねえ。若き日の理想に燃えるドラコルルが
徐々に悪の力に染まり・・。
>>217 >悪の力に染まり
それじゃ何かギルモアに影響されたみたいでちょっとなあ。
むしろパピの政治に疑問を抱いた長官がギルモアをそそのかしてクーデター起こさせる、
ってな展開がいいな、個人的には。
>>218 で、最終的にはギルモアにも消えてもらう、と。
PCIAの人間はみんな長官についていくだろうな。
>>219 「勘違いするな、ギルモア将軍。我々が従うのは長官の命令のみ!」
ってな感じでね。
リメイクするなら名前のあるサブキャラを増やしてエピソードに深みがほしいとこかな。
例えば長官の腹心の部下とか、ギルモアの親衛隊(PCIAとは別の、腰巾着みたいな奴ら)とか。
222 :
愛蔵版名無しさん:03/03/17 13:00 ID:dpBafBcQ
パピとドラコルルの大学時代のエピソードとかね。
223 :
マロン名無しさん:03/03/17 13:28 ID:louwQppm
なんかいいな、このスレ。
ドラえもんでこういう語られ方をする作品はあまりないよね。
なんか「ヤマト」のデスラー総統を思い出す。
(デスラーより人間できてると思うけどな、ドラコルルは)
語るというより殆ど妄想だけどね
>>222 じゃあ新キャラには二人の大学時代の恩師とかも出ればいいかも。
かつての教え子二人が敵対してしまっている事に心を痛めてたりする訳だな。
>>223 >デスラーより人間できてる
部下もよくまとまってるしな。
ちなみに俺は赤い彗星を思い出す。
>>225 そういうキャラがいると何か和解の方向性が見えてくるかも
>>226 「はかったなドラコルル〜〜!!
ピリカに栄光あれ〜〜!!!」
うん裏切られてるし、ピッタシ。
処刑されても国葬ぐらいはしてくれるだろうし・・・
>>221 「将軍、あまりあの男(長官)を信用しすぎるのもどうかと思われますが・・・」
とか言ったりする訳か、将軍の腰巾着どもは。
>>222 首席を争ったり約束を(長官が一方的に)破ったり
>>229 「何?それはどういうことだ」
「ドラコルル長官とパピは元は同じ大学で学んだ間柄だったはず」
「そう、いかに将軍の為とは言えかつての学友を処刑など、本当に出来るのでしょうかね」
「政治的に必要な事とは言え、そこまで非情に割り切れるものでしょうか。いや、もっとも・・・
他に目的があるなら別ですが」
「他の目的だと?一体・・・」
「さあ、そこまでは・・・。ただ、PCIAはあの男の命令でなければ聞きませんからなあ」
なんてね
>>227 恩師登場で解決なんて、その恩師はケンタッキーおじさんみたいな容貌で、アンザイってな名前か?
>>228
あのままパピが処刑されてたら、葬儀とかはどうなってたんだろう
一応元大統領なので、立派な墓ぐらいは建ててくれるんだろうか?
それとも生首をさらされるぐらいの事をされるんだろうか
>>234 生首さらすくらいなら初めから公開処刑にしてたはず。
パピは多分国民に人気があったんだろうから、国民の見てる前でむごい殺し方をすれば
それが引き金になって大暴動になりかねない。(ただでさえ恐怖政治で不満がたまってるだろうし)
長官はそれを予測した上で非公開の銃殺刑という形にしたんだろう。
多分処刑が終わったらそれを淡々と発表して、歴代大統領の墓地に埋葬、ってとこじゃないかな。
昔はPCIAが略称だともわからず、何か怖い名前だな、とか思ってたけど、
ピリカのCIAって事は“ピリカ中央情報局”か・・・。こう書くと怖くないな。
>>236 名前はフツーなのにやってることはガクガクブルブルなギャップがかえって怖いかも
今ふと思ったんだが、“ドラコルル”はファーストネームじゃない可能性があるな。
“○○○長官”って言えば、○○○の部分に入るのは普通苗字の方だし。
ピリカと地球じゃ事情が違うかもしれないけど。
するとパピは・・・どうなんだろう?
>>235 さらに言えば処刑の時間は早朝。
騒ぎにならないように細心の注意を払ってるって事だな
>>238 「元大統領パピに対し」とか裁判で言ってたから、この場合もパピ=苗字と考えるべきか?
でもド○ゴン○ールみたく苗字と名前が分かれてないのが普通、っていうこともありえる
○○○(名前)=ドラコルル
っていうのもカコイイかも。間にミドルネームとかが入った長ーい名前もいいな
>>243 銀○伝かよ
“フォン”とか付いたりするわけか
ドラコルルが苗字だとすると何系の苗字だ?
ロシア、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン・・・・
思いつく順でこんな感じ
ロシアとドイツがそれっぽいかな?
>>231 その腰巾着けっこうスルドイな
バレそうだ
>>231 ていうか、そこまでほのめかされても気付かないのかYOギルモア将軍
ほとんど答え言ってるじゃねーか
>>246 仮に問い詰められても長官ならうまく切り抜けるよ
250 :
愛蔵版名無しさん:03/03/23 21:02 ID:YQ6q1rva
>229
と、言うかドラコルルは将軍の腰巾着は
既に始末してそう・・・。合法的に。
>>250 あるいは既に腰巾着すら味方に引き入れてたりな
そうすりゃギルモア暗殺も更にカンタンな訳だし
しかし、将軍つくづく人気ないな。
なんかかわいそうになってきちゃった。
大長編の悪役ってどんどん弱くなってない?
ナポギストラー1世閣下はギラーミンに勝てるでしょうか?
ナポギストラーって科学者じゃん
そりゃギラーミンが勝つでしょ
>>252 いやいや、将軍がああだからこそ長官の有能さがより一層引き立つ訳だし
俺も消防の頃はフツーにギルモア怖がってたけどな
でも読み返してみたら何だコイツ何もしてねえじゃんYOってことで
藤子F先生はどういうつもりでギルモア出したんだろう
あんなんだったら別に将軍いなくても話は通じる気がする
>>256 その器じゃないくせに独裁者になろうとしたヤシの滑稽さを表現したかったとか
そういえばちょっと前テレビで誰かが独裁者には陽気な独裁者と陰気な独裁者がいるとか言ってたな。
ちなみに前者はシーザー、ナポレオン、秀吉とかで、後者はヒトラー、フ○イン、某北の将軍だとか。
陰気な独裁者ってのは総じて猜疑心が強くて自分以外の人間が信じられなくて
保身に躍起になるという特徴があるんだって。これ聞いて俺は即座にギルモアを思い出したな。
「人間は信用ならん」(BYギルモア)
>257
でも劇場版のラストで民衆に囲まれてガクッと膝から崩れる将軍は
悪役の最後としてはちょっとかっこよかったな。名場面だと思う。
洋画だったらショーン・コネリーあたりのイメージかな?
長官は・・・ゲイリー・オールドマンだとちょっとマッド入り過ぎか。う〜ん。
>>259 ショーン・コネリー=ギルモア って何か威厳あり杉な気がする・・・でも見たいかも
長官は・・・思いつかないけど若手実力派で冷たい雰囲気を醸し出してる誰かに。
>>258 長官は多分陽気な独裁者になれると思う。
有能で慕われてるけど、それでいて部下との関係も堅苦しくないし(部下とはけっこう気軽に会話してる)
>>259 せめて最後だけでもそうだったら良かったけど、原作では最後の最後までヘタレだしなあ
しかし、人間は信用ならんとか言っときながら長官の事はまるで疑ってなかったとしたら、
なんか憎めないかもな、将軍。馬鹿だけどさ
>>263 でも
「言い訳無用!!」「失敗は許さん!!」
にはムカついたな。長官がうまくあしらったからその場はおさまったみたいだけど、
フォローできないヘマやれば長官ですら処罰の対象かよ
265 :
264:03/03/26 00:03 ID:???
ついでにもうひとつ
「こんな時間にわしを叩き起こすとは、本来なら死刑ものだぞ。それなりの手土産は
持ってきたのだろうな、ドラコルル長官」
手土産が無かったらorそれなりの手土産じゃなかったら長官でも死刑かよ
>>265 ギルモアはただ権力持って威張りたかっただけというのが
よく分かるセリフ。本当にダメだな、この男…。
267 :
マロン名無しさん:03/03/26 11:47 ID:zOjawfJP
>>265 ドラコルルを信用しているが故のブラックジョークと解釈するのは無理でしょうか?
結構好きな台詞なのですが。
>>265 そこで平然と「勿論ですとも、将軍」と切り返せてこそ長官。
ギルモアの扱いは心得てるだろう
>>267 死刑もの発言はまだブラックジョークの線もアリだけど、264のは弁解の余地なしだな。
>>264 ああ思い出した!よく考えたら無人戦闘艇送れって言ったのギルモア本人じゃん!
長官は「空軍の主力を送り込んだ方が」って提言してたのに、例の人間は信用ならん発言で
はねつけたんじゃねーか。自分の指示で無人戦闘艇にしといてそれが全滅したら
「言い訳無用!!」「失敗は許さん!!」ってか。
やっぱダメだなコイツ
長官なら何かミスしてもギルモア相手にうまく立ち回るかもしれないけど。
でも例えば長官の部下あたりが、長官でもカバーしきれないような取り返しの
つかない失敗(死刑ものレベル)をやらかして、長官が
「部下の失敗は私の失敗です」とか言ったらどうするんだ?ギルモアのヤシは
273 :
マロン名無しさん:03/03/26 21:46 ID:kxa9aXPr
>>272 ドラコルルって出来の悪い部下はあっさり見捨てそうな気もするが。
>>273 出来の悪い部下は初めから存在しなそうだ、と言ってみる
ただどんなに有能な人間でもミスはする訳で、その部下をあっさり見捨てるような
長官だったら部下はもっとピリピリしてそうなもんだけど、けっこう気軽に長官に
話しかけたりしてるから、272のような事態になったら部下かばうんじゃないかなあ
>>273 内心小馬鹿にしてるギルモアに自分の部下をあぼーんされるのはシャクだな、俺なら
>>274 ただ単純に部下を庇う気持ちだけでの行動はしないと思う
でも色々計算した上の駆け引きで「私の責任です」とは言いそう
>>276 2ちゃん用語で言えば
「今回の事は私の責任ですが何か?」
って感じだな
>>276 私を殺せるものなら殺してみろ
あんたにPCIAを統率して独裁政治を維持し続けるなんて芸当が出来るのか?将軍
長官がいなければクーデターの成功もなかった、くらいはギルモアも認識してるかな?
してたら長官を殺すなんて出来ないはずだが・・・
>>279 そんな殊勝な気持ちがあるヤシだったら264みたいなセリフを吐く訳ない罠
>>280 だとしても既に腰巾着共は殺ってる(or味方にしてる)しPCIAは長官の為に動くだろうし
全然平気だな
「どうあっても自分の責任だというのだな、長官。では望みどおり死んでもらおう!」
将軍の合図で銃を手にしたSP(腰巾着)5〜6人がバラバラと現れる
「さあ、この男を殺せ!」
長官に銃を向けるSP達
「・・・これまでだな」
覚悟を決めたかのようなその言葉とは裏腹に冷笑を浮かべる長官
悠然とSPに背を向け部屋のドアへと歩き出す
何故かSP達は長官を撃とうとしない
「貴様ら、何をしている!早くその男を・・・」
次の瞬間、それまで長官に向けられていた銃をギルモアに向けて構えるSP
「な、何の真似だ?!」
ドアのノブに手をかけ、将軍を振り返る長官
「将軍、人間が信用ならんとおっしゃるならご自分の近くにいる者達も疑ってかかる
べきでしたな。この私も含めて、ね」
将軍を一瞥し部屋を出る長官
閉めたドアの向こうから響き渡る銃声
「・・・少々予定が早まったが・・・まあいいだろう、結末は同じなのだからな」
なーんて、チョトその場面を想像してみました
長官に野心があればいずれこういうことになってたのかな
283 :
マロン名無しさん:03/03/28 12:16 ID:WLUjX2d2
終盤の銃殺シーン、PCIAの部下が飛び込んできた時に
隣にギルモア将軍がいるのに完全に無視して長官に報告してるのが面白い。
やっぱりいざと言う時は頼れるのは長官だとみんな知ってたんだろうな。
>>283 同意。
まっすぐに長官の方に走ってったな。
ギルモア眼中に無しモード。
将軍じゃどうにもならんと思ってたんでしょ(事実その後さっさと逃げ出すしな)
ホントにあのオッサンは・・・
「チョ、チョ、チョ、長官!!」
>>283 あと、PCIAの人間は元々長官の部下だから(多分)ってのもあるかもしれない
>>287 そう考えるのが自然かな
でなけりゃ長官の指揮の下、あれだけの人数の部下が整然と動くはずないし
銘スレですね。
ageたいけど、荒れても困るのでsage。
皆で「上司にしたい有名人」に投票でもするか(w
クレしんアッパレ戦国大合戦見たぞー。
屋良有作氏カコイイ。泣けた。
でもやっぱ長官には合わない声だよな。
実直で“いい人”なイメージの役にはピッタリだけどさ。
「悪魔のように悪知恵が働き、情け容赦のない男」と屋良有作氏の声とは∞の隔たりが・・・
あーよく考えたらクレしんもドラえもんも作ってるとこ同じなんだな。
“不思議風使い”のラスボス役も屋良さんみたいだし、シンエイ動画映画版の
お得意様か?もしかして>屋良有作氏
>>290 いいねえ。
俺も長官に「でかした!」って言ってもらいたいyo
「長官、パピは本当に来るでしょうか」
「必ず来る!あいつはそういう男だ」
「来たら300はくれてやるんですか」
「馬鹿な!パピの300ゲットに味方するものは全てピリカに連行して処刑するのだ」
「もうすぐ300だぞ」
>>291 ハゲドウ
彼がしゃべるとどうしてもいい人になっちゃうんだよな
もっとも、不思議風使いのラスボスがどんなんかは知らないけど
>>291 絶対約束破らなそうな声だよな>屋良有作
>>291 「では約束しろ、男同士の約束だ」みたいなセリフがあって思わずワロタ
リメイクするなら長官の声優は若手でも中堅でもいいから、理知的な冷たさを
表現できる人にお願いしたいな。
>>297 しんのすけ「えー?オラ約束やぶってばっかのヤシとは約束したくないぞ」
長官!300を捕獲しました!
>>299 リメイク時のパピ=矢島晶子 ってものアリかもしれないな。
いや、マジで
今朝フジでCIAの話題が出てたなあ
長官、長官って連発しててなんか嬉しかった
「CIA長官は世渡り上手」にはワロタ
PCIA長官ってCIA長官+国防長官・・・よりもさらに↑の権力だよな
>>304 さらに軍を直接指示する権力+司法の場を支配する権力(軍総司令官+司法長官?)
・・・権力強杉
>>303 CIAにも暗殺チームなるものがやっぱりあるみたいだな
「○ッシュに反対する人間をあらゆる手段で消していく、恐るべき集団です!」
アメリカのCIAは大統領直属なんだよな。
PCIAはどうなんだろう(クーデター前)
308 :
305:03/03/31 18:09 ID:???
指示する→指揮する
ま、同じ事だけど
>>307 直属だとしたら、そのPCIAにああも見事に裏切り→クーデターくらったパピは
チョト可哀想かも
>>309 同意。
パピ側につく人間が一人としていなかったって事だもんな・・・
>>311 「こんな時間にわしを叩き起こすとは」とか
「明朝までにはきっと」とかのセリフ見てると深夜まで起きてたり徹夜したりも
あるみたいだし、大変だなPCIA長官って立場も。
>>312 で、長官がそうやって頑張ってる時にギルモアはグースカ寝てたと・・・
そりゃPCIAの人間も長官の方を信望する罠
長官=屋良有作 パピ=藩恵子 で今気付いたが
この二人って某アニメでは屋良さんのキャラが藩さんのキャラを
命懸けで救ってたりしてたなあ。何か不思議だ
>>314 「この私の命にかえてもお助けいたします」
とか言ってたね、もろ屋良氏の声で。
アレって時期的には小戦争劇場版より後だったはず。
>>315 ちょっと前には
「死刑執行の前に言い残すことがあれば聞いてやろう」
だったのにな
>>313 いつも近くにいて、直接言葉を交わしたり手柄を褒めてくれたりする
仕事が大変な時は部下だけにやらせたりしないでしっかり自分も(むしろ自分だけが?)深夜勤&徹夜。
そりゃついて行くって、みんな
>>317 いつも近くにいるってのは大きいよな
あの有能さ&統率力&カリスマ性その他といつも身近に接してるってことだもんな
>>317 まあそういう姿を見てれば部下たちは長官のお役に立てるよう頑張ろうと思うな、確かに。
なんか物凄い良い職場っぽいなあ。
PCIAに入りたくなっちゃうじゃあないか(w
321 :
マロン名無しさん:03/04/02 22:23 ID:a6MDjj1w
>>320 でも、仕事大変そうだよ。
おまけに国民にいい感情持たれてないし。
まぁ、公務員なんて、どこでも嫌われ者なんだろうけど。
322 :
マロン名無しさん:03/04/02 22:24 ID:K7OOxsQa
やっぱアブジルだろ
>>321 長官に心酔できる人なら物凄くやりがいありそうだyo
PCIAって女は入れないのかな
>>323 工作員あたりならはいてもおかしくはなさそう。>女性
潜入捜査や情報収集でも、男性ではムリな状況もあるだろうし。
…というか、作中自体にピリカ人の女性って描かれてなかったような記憶が。
>>325 あの部下たちの中にも実は女がいたかもしれない(藁
あの制服だったら顔もよくわからないし
327 :
マロン名無しさん:03/04/03 01:29 ID:cYMadZTS
何か「悪魔のように知恵が働き血も涙も無い男」のドラコルルが
「働き者で部下にも気を使う模範的上司」になってるのがおもろいな。
そりゃ、パピの一方的な評価に過ぎないからねえ。
「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。」
戦争もそうだけど政治的要素も多く含んでるからなあ>宇宙小戦争
政治なんてそれこそどちらが正しいなんて絶対的基準はないわけで。
自由同盟のゲンブ氏はピリカの人間はほとんどがギルモアを恐れ憎んでいる
とか言ってたけど、PCIA側に賛同する人間も実際は相当いたからこそ
あんな大規模なクーデターが成功したんじゃないかと思う。
>>317 ギルモアに報告に行くのも技術者の作業に立ち会うのも、みんな部下にやらせて自分は
さっさと休む事も可能なのにな。
いい上司だ
「有能で決断力・実行力にも優れている」
っていうようなことを、敵対する立場から悪く言えば
「悪魔のように悪知恵が働き、情け容赦のない男」
になる、って事だろうな。
333 :
332:03/04/03 18:39 ID:???
ま、敵対する立場から悪く言わなくても
「悪魔のように〜」なんだとしても、それはそれでカコイイけどさ。
>>331 確認してみたらギルモアへの報告はもちろん、技術者の作業の立ち会いも
長官一人で、部下を連れてきてる様子もない。
どっちもかなり遅い時刻だろうに・・・
>>334 まあ、ギルモアの扱いに慣れてるってのと、部下が技術者の作業に立ち会っても
鋭い分析が出来ないってのもあるかもしれないけどな。
>>330 惑星間戦争の脅威にさらされてるのにパピが絵に描いた餅みたいな
平和主義・理想主義を掲げたとか。それなら危機感つのらせた国民が大量に
PCIA側支持に走ったのも納得かも。
>>330 PCIAの軍隊って80万だっけ?プラスその家族も合わせればけっこうな勢力になるはず。
>>337 下手すりゃピリカの国民一千万のうち20〜30%(もっと?)はPCIA側支持してた
計算になるよね。一大勢力じゃん。
あのゲンブ氏の発言は何だったんだ>国民一千万はほとんどがギルモアを憎んでいる
>>338 そこはほら、このスレのお約束って事で
ほとんどの国民はギルモア将軍を憎んでいた、でも長官率いるPCIAのことは
支持する国民もかなりいた、ってことでどうでしょう(w
クーデターで政権獲った軍事国家なんだし、
国民の支持なんて必要ないんじゃないの?
>>340 ま、そうだけどね。
ただPCIAの軍隊80万とその家族で一千万のうちかなりの割合になる、
ってのはナルホドと思った。
343 :
マロン名無しさん:03/04/05 12:54 ID:oFxrcEDd
ギラーミンとニムゲのボス(映画版)だけいればいいや。
パピが長官を“悪魔のように〜”と言ったのも政治的発言だったのかな
1000万人中、軍人80万って割合多くないか?
ピリカの全人口中8%がPCIA所属となるってのは。
日本で言えば自衛隊の人員が100万人いることになる
PCIAは自動兵器とか出来てるのにかなりの大人数だ
たしか軍人の数の割合は1%ぐらいが最適とかどっかで聞いたような気がする
>>346 PCIAが元国家組織だとしたらクーデター前でも立派な軍事国家だよね>軍人80万人
クーデター前後で増えたのもあるだろうけど
80万って軍人だけの数?
軍人以外の構成員も合わせたらもっといるのか?
>>348 下手すりゃ全人口中10%がPCIA?すげー
>>346 >1%が最適
それってどういう意味での最適なの?効率とか?
>>350 それ以上の数が軍に持っていかれると、
農業や工業に従事する生産者側の人間のバランスが崩れて社会システムが衰退するそうだ。
軍というのは平時であっても、食料弾薬を一方的に消費するだけの集団だから。
戦時下となるとその消費具合は一層跳ねあがることになる。
兵器や武器は効果で金がかかる電子機器バリバリつかってるものだしね。
コンピュータと自爆装置を搭載した、サメ型無人兵器ひとつ作るのに何億という金がかかることやら
そうなってくると一般の人間が減ったり金や物資を軍に持っていかれた影響でデフレやインフレが起こったり、
技術の未熟な技術者、失業者、犯罪者もでてきやすくなる。
やっぱりクーデター起こったのはパピに問題がある可能性がますますでてきたな。
いくら優秀だといっても10歳そこらのガキに大統領できる社会システムにも問題あるが
352 :
350:03/04/07 11:18 ID:???
>>351 勉強になりますた、サンクスコ。じゃあ軍関係者8〜10%って多杉っすね。
>>351 >クーデター起こったのはパピに問題がある可能性
それは十二分にありそうだよな
ギルモアの恐怖政治に国民が不満を持ってる事は描かれてたけど、逆に
パピが国民に圧倒的人気だったとかいう描写も特にないのがポイントだな。
あの革命軍がパピ大統領をもてなしたり色々協力したのだって、
ギルモアの恐怖政治がそうそう長く続くとも思えないからこそ、
その後の統治で良い目をみたかったという打算を働かせていた人だっていないとも限らないよね。
単純にギルモア打倒を目指していた人と、その後の展開を良くするための人と。
>>354 パピだったら都合のいいように操れそうだと考えてる人とかもいそうだよね
何かすげーな。色々な観点から考察して本一冊できそうだ>宇宙小戦争
>>356 政治、経済、軍事、国家、人間心理・・・うん、確かに。
そんな本出たら読む。
“政府軍はふいをつかれて全滅”って事らしいが、いくらふいをつかれたからって
あっさり全滅するからには、相当の数の人間がPCIA側についたということだな
>>358 それに関してはちょっとパピを擁護してみると、
PCIAが国家組織・大統領直属だったとしても、全軍を統率する権力は実質的には
長官が持っていたから、その長官に反旗を翻されたんじゃとてもじゃないけど
パピに打つ手無しだったんじゃないかと
>>359 だとしたらその長官を敵にまわしたパピが馬鹿だ、みたいなレスあったな前に。
せめてギルモアとの接触だけでもなんとか阻止しておけばなあ。
>>360 ギルモアがいようといまいとクーデターは起こってた気がするが
>>361 それは長官の真意がどこにあるかで決まるだろうな。
色々考えられるよね>長官の真意
1:いずれはピリカを支配する(表からでも裏からでも)つもり
ギルモアの事も利用してるだけ
2:自分がピリカの支配者になるつもりはないが、パピの政治には疑問を抱いていた
ギルモア将軍が接触してきたことがきっかけでクーデターへ
ギルモアがパピに代わってこの国を治めるべきかどうか見極め、それに値しない
となれば消すつもり
3:小馬鹿にしてるようでいて、実はギルモアこそがPCIAの支配者にふさわしいと
本気で思っている
3は自分で書いててそりゃねーだろと思ったけど
364 :
363:03/04/09 22:04 ID:???
間違えた。3の PCIAの支配者→ピリカの支配者
PCIAの支配者はいつでも長官だったYO!
やってはならないミスを・・・申し訳ありません長官!
365 :
マロン名無しさん:03/04/10 00:25 ID:RX2nBpx3
アメリカはラジコン戦車もってるらしいね。
スネ夫のみたいに中に人は乗らないで、外からコントロールするやつ。
ラジコン戦車・・・?マジで?ネタ?
↑
と書きそうになって冷静になって考えてハッとした。
大きさ普通のやつね、ナルホド・・・
367 :
長官:03/04/10 16:07 ID:???
>>364 気にすることはない。私はそんな他愛もないミスに目くじら立てて怒るような
人間ではないからな。誰かと違って・・・
ちなみに答えはどれかだと?
そうだな、その3つの中にある、とだけ言っておこうか。
>>366 俺も一瞬小さいラジコンを想像した。
無人で自動制御の戦車ってことだよな?
もしコミックス一冊分という制限がなくて、子供向けって事も考慮しなくていい
となったらホントにこのスレみたいな話が読めたかもな>宇宙小戦争
F氏だったらこのくらいの事は考えてそうだし
子供向けじゃなかったらパピは本当に処刑されてたかもしれないな。
ドラえもん達にもどうにもならなくて、帰りの宇宙船内で
「これからどうなるんだろうね・・・ピリカは」みたいな会話。
やっぱラストシーンは皇帝になったギルモアを長官があぼーんで終わりかな
>>370 映画館の子供たちが泣いちゃうなー
お母さんたちは最近のドラえもんは殺伐としてきたわねとか思ったり
ドラコルル→ギレン
ギルモア→デギン、ってのが俺の印象ですた
>>371 子供向けじゃないとなればそのくらいのコト(パピ処刑)は平気でやってのける
人です、F氏は。SF短編とか見てるとわかるけど、銃殺なんてまだ生ぬるいくらいだし
その時は映画じゃなくOVAとかになると思われ。
>>372 それもありですね。ちなみに
パピ→アムロ、ドラコルル→シャア が俺の印象です。
銃声が響き渡ったけどその後の描写はなくて、パピが本当に処刑されたかどうかは
見ている側の考えに委ねられる、っていう演出はどうでしょう
これならギリギリ子供向けでもOKかな?
>>375 かえって怖いかもそれ
「ねえお母さん、パピどうなったの?どうなったの?死んでないよね?ね?」
SF短編レベルの描写までアリの宇宙小戦争・・・ガクガクブルブル
でも見たい。
一方的で非情な裁判の様子とか処刑当日にギルモア広場まで引かれていく所とか
淡々と怖く描かれてそうだな>SF短編レベルの描写
劇場公開ならR指定になっちゃったりするのか?
>>379 それはそれで話題になるな。
“あのドラえもんの映画がR指定に!”って事で。
テレビ・雑誌が騒いで宣伝効果が↑
対象年齢は上がりそうだけどR指定までいくかなあ
銃殺くらいだったら演出工夫すればどうにでもなるんじゃ?
取り敢えず、観てしまった子供はかなりの高確率でトラウマケテーイですか
R指定どころかドラえもん自体発禁な国もあるんだよね・・・中国だっけ?
子供に夢を与えすぎるとかなんとかいう理由で。
>>382 子供向け映画では絶対人が死なないって訳でもないけど
処刑となるとトラウマかもな、やっぱり
処刑したように見せて実は生きてたって風になるんじゃないか?
使った銃は実はショックガンだったとかで
そもそも処刑は非公開にしてたんだから、表向きパピは死んだと発表すればそれで
いいような気もするし
>>385 その辺の事取り仕切ってるのは長官だろうから、長官がやろうと思えば出来る
だろうね。でもギルモアにバレたら大変な事にな・・・らないか、別に
バレたらその時点でギルモアをあぼーんすればいいだけの話
バレちゃってギルモアに裏切り者認定されてヤバーな状況に間一髪で部下が飛び込んできて
形勢逆転、ってなシチュもイイな。部下が長官かばって死んじゃったりするのも良。
>>383 しずかちゃんの風呂シーンが問題になったからだそうだ
390 :
マロン名無しさん:03/04/14 14:51 ID:xSNcBJA4
ところであのクジラのような宇宙船
地球で空を飛んでても飛行船と思われて
誰も何も疑問に思わないだろうな。
ドラえもんが普通に街を歩いてても
何も思われない世界だからな。
>>390 無人戦闘艇(サメ型)は流石にマズいけどな
>>389 長編で子供が危険な目に遭うのが×、という理由も聞いた事ある
パピを実際に殺す気はなかった、っていうの新しい解釈だね。
可能性低いけど全くありえなくはないと思う。
長官の為に死ぬ部下はイパーイいそうだけどギルモアの為に死ぬヤシは一人もいなそうだ罠
>>393 それって個人的にも知り合いだった(らしい)パピを殺すのは忍びなかったから?
それだと長官何か微妙に甘い人っぽくなっちゃうよ
非情になりきれない、みたいな
私的な感情としてはパピを殺したくない気持ちもあるかもしれない
でもそれを公的な場面に持ち込む人かな?
公私はきっぱりと区別をつけるんじゃないかな。それこそ冷徹なほどに。
そうしないと部下にも示しがつかんでしょう。
>>399 同意。そういう人だと思う。
処刑を非公開・銃殺にしたのが、公的な立場の長官にできるパピへの最大限の配慮
だったのかもしれない。
ということで400
ショックガンで処刑したふり→国民にはパピは死んだと発表→密かに国外追放
まあ、こういうのも話としてはそれほど不自然じゃないけどな
>>400 非公開処刑は国民の暴動を防ぐ為、ってのがメインの理由だと思うけどね。
>>401 充分に可能だとは思うけど、これって少なくとも数人の部下の協力がないと
できない事だよな。発覚したら多分死のペナルティが待ってるだろうし。
そんな危険な賭けに私情で部下を巻き込む長官ってのも想像しにくいんだが。
>>399 だよね・・・。部下はみんな長官についていく形でクーデターに賛同したんだろうしな。
PCIAにとってはパピは政敵として倒すべき相手とされていて、その為に行動してきたのに
長官の立場にある人が個人的な理由でその政敵を助けたいと思ったって、それを
実行に移すのは公私混同っつーか、部下まで危険にさらす行為だし。
つーか長官にとってはフツーに 昔の知り合い(パピ)<今現在の部下たち
だと思う。
406 :
マロン名無しさん:03/04/17 13:57 ID:tJlAu0Bv
ところで自由同盟の衛星基地っていつできたんだろう?
>>406 そういえば短期間にはあんなの出来ないよな。PCIAと同じで
あれ、でもパピは10歳で大統領になって、クーデターで地球に来た時点でも
まだ10歳のはず・・・という事は就任からクーデターまで例えば3ヶ月とすると
その後8ヶ月以内にあの基地を・・・?
ピリカの地下組織はともかく衛星基地なんてそんなにすぐ出来る代物じゃないよね
でもあれはレジスタンスの基地だから出来たのはクーデター後なのは間違いないし
・・・うーん
実は大統領専用の避難所として作っていたと仮定するのも難しい
それだって作る仮定ではPCIAや長官の手が入らざるを得ないしな・・・
かつて古い時代に放棄された秘密基地を改装して使っていた?
あるいはピリカが物を作る工業力、造船、建築が非常に優れていたという仮説
ひみつ道具みたいに3分でというわけにはいかないが、数ヶ月で作り上げることは容易なレベルで
それならあのサメやクジラだって短期間で作り上げて量産体制に持っていくことが可能になった
ピリカはものすごい軍事国家になるな
国家成立の仮定ではすさまじい武力衝突が繰り広げられて1国家に併合して行ったとか仮定できる?
>>410 小国が群雄割拠してたのを圧倒的な軍事力で統合してできたのがピリカとか。
あるいはピリカ自体もとはその小国のうちのひとつだったのかも
ということは元々国の始まりは軍事国家だった訳か。その方が説得力あるな。
ピリカが科学力+化学力に優れてるのは間違いないね。
でもさすがにPCIAの組織・軍隊を(兵器も人も)クーデター前の数ヶ月で作って
それを有効に機能するところまでもっていくのは無理がある。やっぱりPCIAは
元国家組織なんだろうな。
パピって大学卒業したのは8歳なんだよな。
長官と知り合ったのは一体何歳の時なんだ・・・
>>412 6歳くらいの時?消防じゃん・・・普通なら
出会い時 パピ6歳 長官16歳
現在 パピ10歳 長官20歳
でどうだ?ホントは長官はもう少し上な気がするがそれだとパピと同じ大学
ってのも無理があるし。
いや待て、別にパピが大学卒業した後に知り合っててもいいんじゃ?
大学で会った時6歳かよ・・・そりゃこんな子供とマトモに約束する気には
ならないよな、長官も
>>415 お互い社会人になってたら例の約束破りエピソードは不自然だろう、立場もあるし
ああいうのは学生時代にこそふさわしい逸話だと思われ
6歳パピに「嘘つき――――」とか泣かれて子供をいじめるなよとか言われてそうな長官
なんだかんだで卒業までガキのお守り状態になってたかもしれない長官
「ドラコルル長官、君が一度でも約束を守った事があったか?」
「・・・なるほどな、言われてみればその通り(やな事思い出さすなゴルァ!)」
長官「大統領、ピリカは要するに命数を使い果たしたのです。
敵もいないのに増大する軍人は国民の1割弱に達し、その軍事費は国庫を圧迫した。
市民は民主主義の義務を放棄し、頭が良いからという理由だけで10歳の子供を大統領に放り込んだ」
とかなんとか田中芳樹調で
>>421 長官が敬語という事はクーデター前?
そういえばPCIAがアメリカみたく大統領直属だったとしたら、パピが大統領に
なった時点で長官も立場的にはパピの配下ってことになるんだなあ
なんかやだから大統領直属説はやめようかな
>>424 それはそれでクーデターに至る過程がドラマチックだからイイ!
>>421 俺も詳しければ田中芳樹ネタでカキコするとこだが。
せいぜい部下が死ぬ間際に
「長官・・・ピリカを・・・ピリカを手に入れて下さい」
くらいしか思いつかねー
427 :
山崎渉:03/04/19 23:57 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
ピリカの大統領はどうやって選ばれるんだ?
直接選挙だったらピリカ国民にそれは違うだろと突っ込みたい。
いくら優れてるからって10歳は10歳だろーよ・・・
パピが10歳なら普通に考えれば親は健在のはずだよな
その割には特に親の事を考えてる様子はない
なんでだろー
それを言ったら長官だってまだせいぜい20代だし親が生きてたっておかしくない
>>429 パピより前に既にPCIAによって消されているかも
>>421 5巻の同盟が降伏するシーンのパクリ
長官がビュコック
パピがトリューニヒト な感じで
俺としてはパピは心情的精神的にはともかく、政策的にはトリューニヒトとドッコイだったと思えてきた
>>432 クーデターを招くような色々な問題を内包した政策ってこと?
いや、銀○伝は読んだ事ないけど(今度五巻読んでみようかな)
>年齢
そもそも小人だから、平均寿命は地球人よりカナーリ短いじゃないのか?
生き物の寿命は「大型生物>小型生物」というのが一般的だったような・・・。
それを考えると、あの星では6歳とか10歳でも
精神年齢はもっと高いんじゃないかなーとか思った。
だから、10歳の香具師を大統領に推すのも抵抗がないんじゃないか?
で、パピの親も(あの星の人間としては)あまり若くないとか。むしろ氏んでるとかな(笑
あと、少し前にあった「長官はパピを殺したくなかったのでは?」とかいう話。
いくらなんでも美化しすぎじゃないかと思われ。
将来的にパピがクーデターを起こす可能性を考えれば、
生かしておくわけにはいかない。だからコロすしかない。
もしパピ政権が復活したら長官の身が危うくなる罠。
436 :
マロン名無しさん:03/04/21 16:48 ID:LRl045W/
>>434 哺乳類なら脳の重さと寿命が比例するとかいうのを
空想科学読本で見た記憶があるな。
年齢の話だけど、
ギルモア将軍とかは普通にオサーンに見えないか?50〜60代くらいの。
あとゲンブ氏とか地下組織の連中とかも、地球人と比べても
そういう地下組織とか作っても不自然じゃない年齢に見えるヤシが揃ってたから、
小人の国でも寿命的には地球人と同じようなものかなと思ったんだが。
>>435 その説カキコした香具師です。まあ根拠を挙げるとすれば
・過去において個人的に付き合いがあったらしい描写
・処刑が早朝&非公開など、国民に直接パピの死を見せるつもりがなさそう
→実際に殺さなくてもいいと考えてる?(死んだと発表だけして)
とかですけど。こじつけかな(w
いや、目的達成に必要とあればたとえ過去の学友でも容赦なく殺す長官ってのも
俺はカコイイと思う訳だが
長官を評した言葉がパピの「悪魔のように悪知恵が働き、情け容赦のない男」
しかないのが残念。長官の部下の言葉も聞いてみたいな
そしたらもっと色々な面から話せるのにな
>437
スレ違いになってくるからこの際どうでもいい話なんだが、
寿命が短かったら老けるのも速いんじゃないかな、と。
50代に見えても実年齢は20代くらいとか。
>>435 内心殺したくないと思ってる、くらいだったら特に不自然でもないような。
思ってても実行に移すかどうかはまた別の話だし。
>>435 >パピ政権が復活したら長官の身が危うくなる
そうだとしても長官は保身の為に行動する人ではないと思う
殺すにしても、後々自分の身が危うくなるとかいう理由ではないと思われ
>>438 その説についてここまでのレスをまとめてみると、
長官がもしパピを助けようと思えばそれは充分実行可能。銃殺隊も長官の部下で
ある事から、彼ら数人に協力させれば処刑したふりをしてパピを逃がす、などという
こともできると思われる。
長官がパピを殺したくないと本当に思っていたかどうかは推測でしかないが、
過去それなりの知り合い(学友?)だったらしい、処刑は人目につかないように
していた等、そうかもしれないと思えるだけの根拠もいくつかある。
ただ、内心がそうだとしてもそれを実行に移すかは別問題。仮に実行したとして
それが露見すれば協力した部下にまで累が及ぶかもしれない。PCIAの部下たちに
とっては理想的な上司であろう彼が、部下の危険も顧みず私情を通すとは到底
思えない。したがって、内心殺したくない気持ちがあったとしても、冷徹に
公私はきっぱり分け、パピ救出を実行まではしないだろう。
といった所ですね
>443
>長官は保身の為に行動する人ではないと思う
長官がとる行動は全て目的達成のための布石だと思うわけよ。
で、どういう目的があるかは分からんが、とにかく
「長官の地位が奪われる or あぼーんされる」
という事態になったら元も子もないじゃん。
ドラコたんは頭が切れる。だからこそ先を見通してパピをあぼーんしようとした。
こう考えるのが自然じゃないかなー。
それと、ずっと言いたかったこと(笑
「でかした!君の昇進を約束しよう!」←約束を守ったことがない人の台詞
訂正スマソ
長官の地位が奪われる→長官の地位を追われる だな
パピが捕まる事になった地下組織があったじゃないですか。
もしもあの地下組織が無傷で残っていたのならば、
公開処刑にしてパピ奪還に来るメンバーを一気に処分することもしたかもしれない。
でも、実際は反抗勢力はあっさりと捕まってしまった。
他星系からの強力な援軍を迎えるにあたり、ドラえもんは組織の中枢メンバーと会っていただろうから。
地下組織のメインメンバーは全員逮捕、小惑星の基地へは無人兵器をむかわせていた。
むしろドラえもんが来てから一気に情勢を悪くしてしまったとも言えるかもな
よって住民の反感を煽ってまで公開処刑にするようなメリットはなく、無難な非公開処刑にした。
そんなところじゃないかな
>>445 同意。目的達成まではつまらない事で命を落としたりする訳にいかない。
上に立つ人ならなおさら軽率な行動しちゃいけないよな、部下の為にも。
あと、約束守った事ないのはパピとの間だけかもしれない。
例によって根拠はパピの言葉だけだし。
ブラウザ入れた・・・やっとカキコ出来る
>>440 カリスマ上司ですから。
「なにがあろうと長官について行きますよ!」
>>438 長官は葛藤していたと考えても構わないと思うよ。
可能性はたしかに低いけど、その想像を完全に否定する描き方はしてないし。
血も涙も無いバージョンでも公私の板挟みバージョンでも仮定は出来るな。>長官
どちらか一方を完全に否定するだけの要素も無い。
想像を働かせる余地があるってのもこのスレが長持ちする要因だね。
>>444 悩むとこまではいいけど、悩んだ挙句にパピ救出を実行にまで移したらそれはもう別のキャラだと言ってみる。
>>440 「常に部下一人一人に気を配り、成功を称える事を忘れず、堅苦しい上下関係を感じさせず、
仕事が忙しい時は自分が率先して深夜勤・徹夜までする理想的上司にして、この上なく有能かつ
実行力・統率力があるリーダー」
ってとこでしょう>部下が彼を評した言葉
>>453 もしリメイクされたら後者のバージョンの長官になりそうだな、このご時世では。
>>456 いやそれどころか悩みに悩んだ挙句結局パピを助ける方向に進みそうな悪寒
そんなの長官じゃねーよ・・・
俺的にはリメイク見れるならそれでもいいな
微妙にヘタレなキャラにされたりしなけりゃOK
>>457 その場合にはギルモアから長官をかばって感動的に死んでいくオリキャラ部下が要るな。
いやむしろ長官の本心を察した部下がパピを助けるとか。
で、「これは全て我等の独断でした事です・・・」とかなんとか言いながら死ぬ
やばくなったらドラえもん達登場だろ
空気砲かマッドウォッチ使って「間に合ったー」とか
パピが流れ着いた先が地球じゃなかったらあっさり連れ戻されてあぼーん
ってのがごく自然な展開だったんだなあ、つくづく
パピは中身は大人びてるけどまあ10歳に見えるし長官も20代だとしたら見た目は
あんな感じだろうしギルモアも中身と同じく壮年に見える(わしとか言ってるし)
寿命や年の取り方は地球人と同じと思いたいなあ・・・
>>464 パピは結構子供っぽい=年相応の部分もある。そりゃまあ常に国民の事考えてたり死を恐れなかったり
普通の10歳では考えられないけど・・・でもこれも、戦国時代の武家の嫡男みたいなものと考えれば。
12〜3歳で元服したような。
>>456 帰りの宇宙船の中
「よかったね」
「うん、あの二人が協力し合えばきっと素晴らしい国になるよ」
「その時はまた遊びに行こうよ」
「さんせーい!」
みたいなドラえもん達の会話で終わりそうなヨカーン
ギルモアはどうなる?やっぱあぼーん?
そのオリキャラ部下は当然男だよな?
女が絡むと別の要素が出てくるから俺の希望としてはオリキャラ女はナシの方向で
>>470 パピと長官が一人の女をはさんで対立なんかしたらますます某アニメ
>>471 それはそれで、絶対見たくないとまでは言わない罠
>>471 女キャラを動かす必要があるんだったらしずちゃんに頑張ってほしい
人多杉直ったのか!
>>473 しずちゃんはあのままパピと一緒にピリカに連れて行かれるとか
長官とパピの色々な事情を知って何とか悲劇を回避しようと頑張るしずちゃん
軍事・政治等の解説役に出来杉も出せばいいかもな
478 :
マロン名無しさん:03/05/02 00:56 ID:tZPrK0ku
このスレの趣旨に則って作られたリメイク版見てー。
その手の業界の人、だれか読んでないかな〜?
>>477 まずは“PCIA”の綴りを見てCIAを思い出すところからだな>出来杉
で、「地球にも似た名前の情報組織があるんだけど、それは国家組織なんだ。
もしかしてPCIAも・・・」
パピ「出来杉さんの言う通りです。PCIAも、元はピリカの国の組織だった」
要所要所で出来杉に解説してもらって、話の進行をスムーズにするんだな
>>473 いいかもな。長編ではいつものび太がゲストの女といい感じになるパターンだから、
たまにはしずちゃんがゲストの男と、ってのもいいじゃん。
>>481、482
その流れでいった結果、まかり間違って長官がロ○コン呼ばわりされる事がないように
細心の注意を払わないとな(w
小人の星の設定はあぼーんの方向で>リメイク
>>484 はげどー
スモールライト期限切れってシラけるよな
それに合わせてキャラデザも普通の人間バージョンに。
どうせだから大きいお兄さん・お姉さんもターゲットに出来るように。
>>486 で、最低でも平成版009レベルのブレイクを目指す、か。
このスレにおけるリメイクへの希望をまとめると、
・声優は一新
・ストーリーは子供向けを意識しすぎずに
・政治、軍事、人間心理を深く掘り下げた描写
・パピと長官の過去エピソード
・ピリカ=小人の国設定を無くす
・当然ラストも変える
・話の幅を広げるオリキャラを出す
・キャラデザを変える
・エピソード1的ストーリーも見たい
といったとこでしょうか。うーん、マジで見たい・・・
>>486 赤い彗星黒髪バージョンの長官が脳裏に浮かんだYO!
てかそれはもう”ドラえもん”である理由も必然性もないじゃん
>>490 パピが原作どおり地球に亡命してきて、ドラえもん達と会えば無問題。
その時のパピが小人じゃないってだけ。
>>483 でもしずちゃん→長官なら俺的にはOK
間違っても矢印が逆or両方向になったりしなければ(藁
面白そうだなあ・・・同時上映にどうですかシンエイ動画さん。
むしろメインで。劇場版のネタもそろそろなくなってきてるだろうし。
つか、マジでもうリメイク始めるしか手が無い気がする>ドラ映画
それ言ったらアニメ業界そのものがそういう流れだが
リメイクアニメもいいが、このスレ読んでたらなんか小説版が読みたくなった
>>498 過去のエピソードから書いたらメチャ長くなりそうだけど
500 :
マロン名無しさん:03/05/06 20:46 ID:N38Ee23W
>>498 それいいかも。小説の方が細かい描写が可能だろうし。
501 :
マロン名無しさん:03/05/06 21:29 ID:xzk47Ca8
すこしも関係ないけど、ナポギストラーってナポレオンとチンギスハンとヒトラーまぜたんだと思うな。
確かに少しも関係ないことだけど、
そんなことも気付いてなかったのか。
そりゃあれだよ、
ポーの一族を読んでエドガー・アラン・ポーに気付かないのと同じレベルだよ。
いや、俺も気付いてなかった、というかそこまで考えてなかった。>ナポギストラー
ヘンな名前だなーとしか。ナポレオン、チンギスハン、ヒトラーか、ナルホド。
>>500 小説ならあんまり子供向けってこと気にしなくていいしね
>>503 そういう意味では長官の名前(or苗字)については作者の思い入れを感じるな。
なんたってドラえもんのドラを使ってるし(w
>>498 「ピリカ暦○○年」とかいう文がいっぱい出てきそう
いっそピリカ建国紀から読みたい>小説
大学でパピと長官の出会い→トップ争いとか→卒業→PCIA長官に就任→パピ、大統領に→ギルモア登場
→クーデター→新しい結末へ
長くなりそうだけど見たい
いっそ全十巻くらいで。
……やっぱり銀英伝になっちゃうな、イメージが。
>>509 実はみんな長ーいフルネームを持ってたりする訳だな
ピリカの歴史がまた1ページ・・・・・
>>510 そう、実は“パピ”も“ドラコルル”も“ギルモア”もファーストネームじゃ
なかったのです(w
500超えてる!スゲエ!
>>493 しずちゃんが小戦争ゲストの男と絡むっていえば普通はパピなのに、そこであえて
長官を推すあたり・・・いや俺もだけどさ(藁
俺はドラコルルが大嫌いだったけど、今になって思えば、
それだけ悪役としての格が高いってことなんだな。
このスレ読んでたら、ドラコルルがカッコよく思えてきた。
考えてみればドラえもん達は、スモールライト奪われた以外は秘密道具全部普通に
使ってたんだよな。それでいてドラえもん達の作戦は全てお見通し、全員捕縛又は
戦闘不能状態にもっていった長官は改めてスゲーと思うyo
F先生、長官のキャラを作ったはいいけど普通の大きさの宇宙人にしちゃったら
どうしてもドラえもん達に勝ち目はないからピリカを小人の国にしたんじゃないかと
さえ思えてしまう。
舞台が小人の国じゃなきゃ成り立たない話でもないしな>宇宙小戦争
>>515 あるよねーそういうの。俺も最初に読んだ頃(消防時代)は嫌いっつーか、妙に反感を抱いてた。
今にして思えば、ドラ達がどんな作戦立ててもそれを読まれて、どんどん追い詰められて
いってたからだろうね。「えー嘘ー。何で分かるんだよードラえもんたちが負けちゃうー」
ってなもんで。
>>514 それじゃ犯罪・・・と書こうとしたが、ピリカでは10歳でも大人扱いだったからいいのか(w
<アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)←脳の機能的疾患(遺伝が要因)>
http://www3.ocv.ne.jp/~cochome/kaisetsu.htm#chigai http://www.autism.jp/l-02-03-aspe3.htm http://www.geocities.co.jp/Beautycare/5917/as/ ●接し方のルールがわからず無邪気に周囲の人に対して迷惑なことをしてしまうこと
がある。人を傷つけるということには鈍感です。年配の先生に向かって「おばあさん
先生おはようございます」と明るい大声で挨拶する生徒もいる。こういった言動をす
る場合にも彼らには悪意はない。
●小さな声でひとり言を言ったり、考えていることを声に出して言うことがある。
●融通が利かないことも学校生活で問題になる。時間割の変更や突然の教師の欠勤と
いう事態で不安を感じたりかんしゃくをおこしたりする。あまりに規則に厳格なため
に、遅刻した同級生に延々と注意をしたり、修学旅行などで消灯時間をかたくなに守
り、他の生徒の顰蹙をかったりすることがある。
●行動・興味・活動のパターンが貧困で反復常同的なことも自閉症の特徴である。すな
わち、日常の活動の様々な面にわたって柔軟性のないルーティン(決まった手順や日課)
を押しつける傾向、これを慣れ親しんでいる習慣や遊びのパターンだけでなく、たいてい
は新しい活動にも押しつける。そしてルーティンや個人的な環境の細部の変化(家の中の
置物や家具の移動によるなど)に対する抵抗がみられることがある。
●揺れる木の葉を見続ける子どもは興味のレパートリーが狭いとも言え、視覚的な敏感さ
があるといっても良い。
●精神遅滞を伴うものと伴わないもので大きく分かれる。100%果汁のオレンジジュー
スを思い浮かべてください。それにだんだん水を加えて薄めて行くと終いには水にごく近
くなる。一口飲んで「オレンジジュースだ!」とわかるものは自閉症、水に近いけれどな
にかオレンジの味が混じっているのがアスペや高機能・・。その濃度はさまざま。濃いオ
レンジジュースであったとしても早期の療育や周りの対応によって水に近づいていくこと
は可能。しかし間違えてはいけないのはオレンジジュースが一滴でも落ちている場合は
「純粋な水」にはなれないのです。
>>521 その人は映画版マンセーみたいだな。このスレでは原作マンセー&リメイクきぼんが多いけど。
あの映画何か色彩設定が妙にチャチっぽいつーかびんぼー臭いから俺はやっぱリメイクきぼん。
声優モナー
>>518 子供の頃ってドラえもんたちを苦しめる本当の強敵ほど嫌いになるもんな。
ていうかだな、そもそも「小人の国」というのは大前提のコンセプト(概念)であるのだよ。
「白亜紀」とか「魔境」とか「アラビアンナイト」とか、
劇場版ドラえもんはそれぞれコンセプト(概念)を持っているだろう。
それの「小人」版が、リトルスターウォーズ(宇宙小戦争)なのだ。
ドラえもん通の僕に言わせてもらえれば、"Little"じゃない"LittleStarWars"なんて
ドラえもんが出てこない「ドラえもん」みたいなものだね。
>>525 コンセプトは“宇宙戦争”もしくはただの“戦争”だと思うがなあ・・・
小は「小規模ながらこれも立派な戦争」みたいな意味で、別に舞台が小人の国だからってのが
一番前に出てくる解釈でもないんじゃ?というか、小人の国は二次的な要素だと思うよ>リトルスターウォーズ
>>526 まあ、大局的にはそうとも言えるかもしれない。
しかし僕の見方を分かりやすく言い換えるとすれば、
それはドラ達が活躍する<異世界>もしくは<特殊な舞台>ということである。
<白亜紀の世界><魔境の世界><アラビアンナイトの世界>、
そして同じく、<小人の世界>。
君の言う「"宇宙戦争"もしくはただの"戦争"」というものも重要な
ファクター(要素)の一つではあるが、ちょっと次元の違うものかな。
追記:
今思い出したが、"戦争"という要素はむしろ「鉄人兵団」の方だろう。
それはそれとして昨今の劇場版ドラえもんは、コンセプトという観点から
すると著しくオリジナリティを欠いた既出ネタばかりになりつつあり、こ
れは非常に嘆かわしいことである。
願わくば、使い古された「ドラえもん」に変わる新作アニメ「ドラこるる」
の放映を切に祈るばかりである。
メインテーマを「戦争(と、それに関わる人間ドラマ)」と読むか「舞台が小人の国での冒険」
と読むかだな。俺は前者だと思う。小人の国かどうかなんて本筋には関係ないという意見。
>>528 「鉄人兵団」は他惑星への侵略戦争、「小戦争」は内戦(内乱?)
種類は違うがどっちも戦争だと思われ。
ところで、ドラえもんのイングリッシュコミックスってのがあるよね。
あれの大長編版出ないかなー。
長官のあのセリフの数々を英語で・・・きっと凄くカコイイぞ!
こんな設定で映画化したらおもしろいかも。
「ピリカ星で大量のガルタイト鉱石が発見される。この事実を
知ったガルタイト鉱業本社は、ピリカ星獲得に本気で乗り出し、
ギラーミンを送り込む。ピリカ側はこれを、ギルモア&ドラコルル
体制が迎え撃つ。」
ドラ長編二大悪役の頭脳戦を見てみたい。
>>532 いいかも。でも、前提としてギラーミンとピリカ星人を同じ大きさにしとかないとな。
>>531 気に入った文は自分で英訳しといて、いずれ出たときに答え合わせするのも面白いかも
>>525 つか、ドラえもんが出ないドラ映画も実際ある訳だしそれはそれでいんじゃねー?
>>532 ガルタイト鉱業本社:
ギラーミン「もちろん装置の事は秘密です。表向きは地殻変動でピリカが消えた事にする」
PCIA本部:
長官「地殻変動だと?そんな事でごまかしたつもりか」
>>532 ギラ「コア破壊装置を持ってきました。早速取り付けて下さい」
主任「国民がまだ住んでいるんだよ。それをぶっ壊すとなれば・・・大量殺人だ!」
ギラ「事前の警告はしましょう。それを無視してピリカと運命を共にする奴がいたとしても、
こっちの知った事じゃない」
↑
↑
↑
盗聴してる
長官「お聞きの通り奴ら、この星に破壊装置を取り付けに来るつもりです。工作員を
捕らえ、ガルタイト鉱業の拠点を突き止めましょう。捕らえた工作員には作戦は
成功したと虚偽の報告をさせ、油断している所に総攻撃を仕掛け、
一気に根絶やしにするのです」
うーん・・・俺の頭ではこの位しか書けないっす。
>>534 とりあえず・・・
“将軍”はgeneral “長官”はdirector general
っていうらしい。どっちもジェネラルなんだね
532です。
>>533 確かに、いくらドラコルルと言えど小人のままではギラーミンに勝つのは難しいな。
>>536 いい感じっすね。ギラーミンも相当苦労しそうだ。
>>537 いやいや、結構おもしろいんじゃない?
あと、ドラコルルの賢さは、敵がボロを出すまでは遊ばせておく忍耐強さと
器量の大きさにあると思う。
>>539 どんな状況でも冷静さを失わない、ってのは言葉にすれば簡単だけど実行するのは
すごく難しい事だよね。頭に血がのぼったら普段出来る事も出来なくなるし、見落としも
多くなる。本来持っている能力だって充分に発揮できない。
そう考えると、どんな状況でも冷静に分析して相手の作戦を読んでいった長官は
改めてスゴイなと。
ギラーミン「PCIA長官・・・ドラコルルとかいったな。天才的な総司令官と聞いた。
お前と戦えるのを楽しみにしていたぞ」
長官「そう言ってもらえるのは光栄だが、こちらとしては迷惑な話だ。私は長官として
PCIAの人間を統率し、その職務の遂行に必要だからお前たちと戦ったに過ぎん。
雇われた殺し屋との対決などに興味はない」
長官のセリフは適当に原作からパロれるのが無いので俺が考えますた。
542 :
541:03/05/15 18:58 ID:???
何でそういうセリフにしたかをチョト補足。
長官っていわゆる「戦い自体が好き」とか「強い奴見るとわくわくする」的な
感情って無いと思ったので。全ては任務として淡々とこなす、ってのがイメージです。
ギラーミンは殺し屋、ドラコルルは官僚。
どういう戦いになるのかが疑問なんだが。
>>543 タイマンの殺し合いなんかにはならないだろう。
長官がいつものように知略で勝つ。
でも逆に一対一になったらヤバいのか?
漏れとしては長官個人もそれなりに戦闘力を備えててほしいんだが
>>543 官僚か!そうだよな。軍服(っぽい服)着てるけど。
じゃあギラーミンとの一騎討ちは軍人のギルモアにやらせよう。
たまには動けって事で。
でも、やっぱりこの二人の戦いだったら頭脳戦になるんじゃない?
ギラーミンだって開拓史の中では、殺し屋というよりは参謀という感じだったし。
>>547 頭脳の頂上決戦すね。そうなると統率力や組織力といった点で考えてもやっぱ長官の方が
圧倒的に上っぽいなあ。ギラーミンってトップというよりエージェントって感じだし。
>>545 ロクに経験値も無いのにボスキャラと戦わされるSLGの主人公ユニットを思い出しますた
官僚にしては常に現場にいて大変な仕事してる気がする>長官
えらそーに座ってたりしないし
>>548 確かに、ギラーミン対PCIAの戦争と見るならPCIAが圧倒的に有利だろうね。
でもこの場合、ピリカに侵入してくるギラーミン対それをくい止めるPCIA
という構図だと思う。例えるなら、有能な犯罪者(ギラーミン)対警察(PCIA)
みたいな感じ。だから、なかなかいい勝負になるんじゃない?
でも、最後にはやはり長官が勝ちそうだが。
>>550 ついでに、部下も結構くだけた口調で気軽に話しかける。
いいねえ。有能なのに偉ぶらない官僚って
英語版コミックスが出たら一番最初にチェックするのはやっぱりパピとの例のやりとりだな
リーダーには専制型、民主型、自由放任型の三種があって、成員の満足度、生産性共に高く、
最も理想的とされているのは民主型のリーダーだそうです。
長官は強いリーダーシップを発揮してるから一見専制型に見えるけど、
実は民主型リーダーなんですよね。
VS大魔王デマオン。
情報組織の本領を発揮して、魔界暦程を解読。大魔王の心臓が宇宙にある赤く脈打つ星と
突き止める。
長官「赤く脈打つ星・・・デモン座α星か?」
無人戦闘艇で心臓を攻撃。小人のままでも楽勝、と。
天文学の知識も優れてる長官カコイイ
そう考えると確かに楽勝っぽいな>PCIA対デマオン
心臓あぼーんすれば魔界星ごと木っ端微塵だし
魔界暦程解読した時点で勝ったも同然
しかし、それをどう読むかだ。
もうこうなったら、大長編に出てきた全ての敵と
長官との対戦を考えてみようか。はたして、長官に敵う
相手はいるのかな?
>>561 鬼岩城活動開始前なら先手必勝だと思うが、活動開始したらどうだろうな。
やっぱ何とか鬼岩城の場所を突き止めて、鉄騎隊を歩兵が陽動作戦で引き付けておいて
探査球でポセイドンの位置を確認したら無人戦闘艇突っ込ませてあぼーんで
どうでしょう。
>562
戦闘艇がバリアに引っかかってポセイドンが「敵襲!」と反応。
核ミサイル発射→あぼーんとなる予感。
バリアの存在と、相手が自動報復システムであることを忘れるな。
……なんか微妙にスレ違いの悪寒。
>>563 ドラえもん達も小さくしたバトルフィッシュでバリアを試してた。
バリアに何かがかかっただけでは自動報復システムは作動しない。
ポセイドンが作動したのは海底火山の活動が原因。その位の規模の衝撃じゃないと
作動はしない訳で。で、バリアは地中までは伸びてないんだから、地中をくぐって
通り抜ければいい。
>564
そうだっけ。正直スマンかった(AA略
思ってみれば、ドラえもん達と同じ方法をとれば全部の敵に勝てる罠。
じゃあ次はVSダブランダー(+コス博士、サベール隊長)あたり考えるか
>>565 それを言っちゃお終いだ罠w。
でも、TPの横槍で強制あぼーんを食らったギガゾンビほかは例外か。
>>566 ヤシらも一応軍隊と兵器持ってるけど、どっちもPCIAほどの性能でも規模でもない。
全軍を指揮する有能な参謀らしき人材もいない。
特別な作戦を立てなくても、真正面からぶつかっても勝てるだろう。
無人戦闘艇+空軍の主力で先制攻撃すれば、自軍被害ゼロ勝利も出来そう。
じゃ、一番まともな戦いになりそうなのは鉄人兵団あたりか?
何せ遠征だってのにあれだけ大量のロボットを地球に送り込んできたわけだし。
むしろ物量作戦やられたら「無人戦闘艇+空軍」でもやばいと思われ。
ドラえもん達だってタイムマシンっていう反則技使わなければ負けてたし。
個人の戦闘能力だけを考慮すれば
最強なのは牛魔王あたりじゃないか?
ギガゾンビの逆襲でもラスボスだったし・・・
他の敵と戦うにはまずPCIAが
人間と同じサイズにならねば・・・
いくら物量がすごくても小学生の女の子に
弾丸打ち込んでも「失礼しちゃうわね」
と言われてるようでは(ry
>>569 攻め込むより迎え撃つ方が有効か?まず星の周りを泳がせる無人戦闘艇を多めにつぎ込んで
出来るだけ数を減らし、生き残ってピリカに上陸してきた奴らを郊外におびき寄せて
歩兵+空軍で撃退、ってとこでどうかな。
ぐぐって調べてみたんだが、トマホークは一発1億2千万円くらいすんのよ。
それより遥かに高性能な無人戦闘艇って一体いくらするんだろうな。
長官が「空軍の主力をさしむけたほうが……」とか言ってたのは、
恐らくコストの心配をしたからじゃないだろうか。
自分だったら、いくら便利でも安易に無人戦闘艇は使いたくないなーと思うよ。
まあ、国の存亡をかけたような戦争じゃコスト云々言ってられないけどなー。
>>573 戦略の事もあるけど、当然コストも考慮しての進言だと思うよ、漏れも
戦争に勝ったって、その費用で国家財政傾いたらしょうがないもんな
575 :
573:03/05/23 21:33 ID:???
後で気付いたけど、トマホークと無人戦闘艇を比較するのは見当違いだった。
とにかく言いたい事は、通常の戦闘機とかよりも値段高そうだなーってことデス。
>>572 533でガイシュツ
小人のままで勝てる考察以外は、小人設定はあぼーんの方向で考えるようです
つーか今思った。
スモールライトを奪われたドラえもん達はビックライトを使えば元のサイズに(ry
>>577 大長編関係のスレではさんざん既出
長編で「何で○○使わないんだよ」は言わないお約束。
ドラえもんの道具はレンタルが多いから、その時は返却していた、という説も
一応どっかで出てたが。
579 :
576:03/05/23 21:52 ID:???
571へのレスでした
>>578 でもさ、劇場版ドラえもんって時々「それって反則だろ(w」みたいなことやるよな。
ドラミが助けに来たり、タイムマシン使ったり、タイムパトロールが介入してきたり。
多少スレ違いな話になるが、やっぱり大長編は「一部の秘密道具が使えない」、
「外部に助けを求められない」っていう制限がないとツッコミどころが増える罠。
次はえーと・・・VS竜の騎士?
582 :
マロン名無しさん:03/05/24 17:22 ID:7+ib0N+3
ここのスレに感化されてコミックス買ってもーた。
前にも持ってたんだけどそっちは兄弟に譲っちゃったから。
で、版を見たら「2003年2月28日第77刷」だって…すげえ。
俺の小戦争コミックスはかなり古いけど、それでも
「昭和60年5月30日第12版」。初版本持ってるヤシいるのかな
>>581 「竜の騎士」ってよくわかんないよな。次元転換船がある一方で中世の騎士団
みたいな兵隊とか攻城やぐらとか軍は妙にクラシックだし。
>>584 地上の文明とは科学の発展の仕方が全く違ってるからね。
リニアモーターカーが実用化されてたし。
軍事に関してはあまり発展していないと思われるので、PCIAの兵器なら一発か?
でも、バンホーは地底には無いラジコンをいとも簡単に改造してしまったので、
科学力自体は侮れないな。
>>584 次元転換船も攻城やぐらも木造っぽかったな(w
バンホーさんは「大学ではいささか電子工学を学んだ」らしいね。
パピと長官は大学で何を専攻してたのかな。
>>587 政治学・経済学・法学あたり?
もし文学部・教育学部とかだったら藁。
軍事・・・は大学で勉強できんのか?
>>589 このスレで前に出てた“ピリカは元軍事国家”だとしたらその時のなごりであるかも
案外心理学とかもアリかもしれない
パピ=文系、長官=理系なイメージがある。何となく。
専攻は同じにしてほしいな。でないと色々争えないし
>>585 地底国は国家の方針がエコ思想っぽいもんな。技術はあっても軍事方面につぎ込んだり
しないんだろうな。総人口の10%近くが軍関係者のピリカとは事情が違うし。
戦えばPCIAの勝ちかな、やっぱり。
596 :
山崎渉:03/05/28 10:17 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
恐竜ハンター・・・は問題外か
探査球で基地の場所探って無人戦闘艇送り込むか空軍で空爆
犬の王国以下かも
じゃあ次はvsギガゾンビ?これはチョト簡単にはいかないかも
普通に時間止めるしね…普段からいろいろと道具も使ってるだろうし……。
でも、ギガゾンビってちょっと道具に頼りすぎな気が。
長官と互角に渡り合うには及ばないんじゃない?
ドラえもんたちだって、あれだけ未来道具を駆使しても
最後は運で勝てたようなものだしな。
とりあえずギガゾンビの基地内に誘い込まれないようにするのが第一だな
戦力自体は未来道具に気をつければ大した事なさそうだし(ただのオサーン+土偶)
外から情報集めて総攻撃だな。だらだら時間かけずにスピード決着を目指すのがよさそうだ
(ギガゾンビに逃げるヒマを与えないように)。
602 :
マロン名無しさん:03/05/30 17:01 ID:VSDZoLq7
age
603 :
マロン名無しさん:03/05/30 18:21 ID:/EUD9JYN
ドラコルルより武田鉄也が好き。
ナンジャ族に勝てる奴はいない。
ドラビアンナイトのカシム&アブジルは、黄金宮制圧状態のヤシらで考えるか?
>>601 そう言えば土偶がいたな。むしろ、ギガゾンビより厄介かもしれん。
土偶って何となく地味だけど、無人戦闘艇並みの機動性と攻撃力が
あるんじゃない?
PCIAは各分野専門の技術者、科学者も抱えてるみたいだから、形状記憶セラミックスの
分析は出来ると思う。問題はどう対応するかだな。粉々になった土偶が再現するのを
阻止する方法を見つけられるかどうかがポインツ。
お約束の徹夜分析ですな。「明朝までには必ず弱点を見つけてご覧に入れます」
ガンガレ長官。
>>609 長官も立ち会うんだろうしな。>徹夜で分析
つーか、もし長官自身が理系出身なら一緒に分析するかも
さっきから土偶土偶って・・・ヤシらにはツチダマという立派な名前があるぞ!
まあ、俺も忘れてたが(w
形状記憶の物を元に戻さない方法ってあるんだろ?
だったら化学的アプローチで何とかなりそうな気が・・・
超低温で凍らせるってのはどうかな
おまえら「日本誕生」読み返せ
一回目のヒラリマントでの迎撃が無効だつたことに気づいたドラえもんが
どうやって再戦の時にツチダマ倒したか。
おんなじ方法とればいいんだろ?
ギガゾンビはタイムマシン持ってるからドラコルルに勝ち目は無いんじゃ?
未来から兵器持ってきたり、過去に戻って暗殺したりやりたい放題じゃ。
>>615 分かってるけどあえて違う方法を考えるのがイイのだと思われ。
565,567あたりで出てるけど、それを言ったらお終い(w
>>616 だから短期決戦でいく。タイムマシン使われる前にあぼーん。
>>605 その状態だとカシム&アブジルも未来道具使用可だな。
でも、本格的な兵器って感じじゃないし。
思えばギガゾンビのタイムパトロールしかり、鉄人兵団の時間を遡っての初期プログラム書き換えしかり
反則的な裏技を使いすぎてる感じではある。
言って見ればドラえもん以外の外部からの働きかけによって事件を解決してるわけで
ハリウッド映画とかでは絶対にありえない終り方かもしれない。
あまり強すぎる敵を出した場合、藤子先生も幕引きに困ったのかもしれない
コロコロでは劇場版は月間連載式だったし・・・
ライオン仮面のエピソードはマジで自己パロだったのかな
は〜・・・裏ワザなし・サイズ差無しのガチンコ勝負バージョンの小戦争が
禿しく見たいYO!さんざん既出な意見なのは分かってるが。
この際、最後にはパピと長官が和解してありがちハッピーエンドでもいいから
作ってくんねーかな。
>>619 宇宙小戦争も、“リトル”じゃなかったら長官強すぎて収集つかなかったかもな
>>619 >ライオン仮面のエピソードはマジで自己パロだったのかな
激ワラ!
このスレでライオン仮面の名前を見るとは。
>>621 516も言ってるけど、ホントにその通りだと思う。
子供の頃に読んだときは気づかなかったけど、今になって
思い返すと、長官は他の作品の悪役と比べても完全に格が違うなあ。
>623
F先生も正直なところ、長官を強くしすぎてどうやってのび太たちを
勝たせるか考えあぐねてしまったのでは(w
まさにライオン仮面執筆時のフニャコフニャオ状態。
625 :
624:03/06/02 22:23 ID:???
うあっゴメン、>623だけ読んでレスしたら
完全に>619とシンクロしてしまった。
わざとじゃないんだ、スマソ。
やっぱ前レスはちゃんと読まなきゃ・・(´・ω・`)
基本を忘れちゃいかんな。
今読み返してるんだけど、ドラコルル長官、いちいちシビれるな〜。
以下の三つが好きなセリフ↓
「きたか!そんなことでごまかしたつもりか。」
「まつのだ!そのうちきっとボロを出すにちがいない。」
「なるほど、反乱を恐れているのか。自分の不人気をよ〜くごぞんじだ。」
か っ こ い い 〜〜。
ギルモアに、すぐ攻撃するように言われて、
「いえ、泳がせておきましょう」
も痺れるな。
>>626 最初のセリフは、俺のコミクスでは「来たな!そんな事で〜」になってる。
“か”と“な”でビミョウに雰囲気違うよな。そっちのコミクスは“か”になってる?
628 :
626:03/06/03 15:44 ID:???
>>627 すまん、間違えました。
「きたな!そんなことで〜」でした。
629 :
627:03/06/03 15:58 ID:???
>>628 レスありがd。
そか、やっぱり「来たな」か。俺のコミクス古いし、再版でセリフ変わったかと思ったよ。
「来たな」の方がよりお見通し度高い感じがしてカコイイ気がする。
>>624 F先生って最後までストーリー決めてから長編描くんじゃないみたいだしな。
中盤〜後半あたりまで描きながらラスト考える、とか何かに書いてあった。
考えあぐねてた可能性アリ。
>>620 >最後には長官とパピが和解
ちょっと嫌だが仕方ないか。ドラえもんの名がついた話な限り、ホントにパピを処刑なんて
できないだろうし。
>>631 まあ、無理にドラえもんを出さなくてもいいんじゃないか?
F先生の作品の中には結構過激な終わり方するのも多いわけだし。
でもこうなると、F先生が既に亡くなられているのが惜しいですね。
>>632 SF短編ならぬSF長編としてコロコロ以外のどっか大人向け雑誌で
描いてほしかったね>リアル小戦争
>>631 そりゃもう、二人の恩師にでも登場してもらう以外にないな。既出だが
635 :
632:03/06/04 20:57 ID:???
>>633 俺が言いたかったのはまさにそれ。
青年誌なら、かなりクォリティの高い作品に仕上がったと思うんだよな。
F先生の頭の中にはホントに裏小戦争があったかもしれないよな。
残念だ。勧善懲悪な話描いて満足するような人じゃないだろうし。もちろん、
ある程度大人になってから読み返したら「小戦争」は単なるパピ側マンセー話じゃ
ないのはわかるようになるけど。
>>636 それに気付いた時点でもう一度楽しめる、二度美味しい小戦争
「小戦争」は実家に置いてきてしまったから、次に帰省するまで読めない。
しばらくこの作品読んでないんだよね。だから、このスレ読んでから
小戦争を読み直せば、色々と新しい発見がありそうなのに。
>>636 後になって読み返してみても、小戦争ほど色々な面から考察できるのって他に無いかもね
>>624 でも、強くしすぎた長官のキャラを壊さなかったのは良かったよね。
ドラ達が勝てたのも反則みたいなもん、っていう風にしたのが。
長官が自滅してドラ達が勝った、みたいにされてたら萎えだった。
ギラーミンはどんな弱い相手でも見くびらないって言ってたけど、長官もそうだな。
物凄く有能なのに絶対気は抜かない。
部下「この二人はほっときましょう」
長官「だまれ!調査に手抜きがあってはならん」
とかな。
現実世界は逆のパターンが多いのに、偉いよ長官。
>641-642
F先生の中にキャラ像として確固としたものがあるからだろうな。
「ここまでの地位に上り詰める人物が、こういう愚行を犯すハズがない」
て感じの。
そこが破綻してると悪役って途端にマヌケになる。
すごく有能な敵って設定のはずだったのに話の都合で突然マヌケな失敗をしでかして
結果主人公が勝ちましたメデタシ、ってのが最悪パターン。
>部下「この二人はほっときましょう」
>長官「だまれ!調査に手抜きがあってはならん」
ギラーミンにも似たような場面があったな。
「ばかはどっちだ!」
あの場面のギラーミンは格好良いし、子供心に怖かったよ。
「ああ、せっかくうまくいってたのにギラーミンにバレた・・」って(w
技術者の徹夜作業にも立ち会う、官僚なのに現場主義の長官。ホント偉いね。
>>644 「事件は執務室で起こっているのではない。現場で起こっているんですよ、将軍」
チョト古いネタでスマソ
大長編の悪役たちの中で最後まで小者っぷりをさらすことが
なかったのはギラーミンと長官ぐらいかな?
あ、あと鉄人兵団もいい線いってたのかも。
>>647 悪役限定じゃなくて、敵側=ドラえもんと戦った相手も含めるなら、竜の騎士団
とかも結構いい線かな
>>640 強くしすぎた長官のアオリをくって余計にヘタレにされた感があるな、ギルモアは
650 :
マロン名無しさん:03/06/06 20:59 ID:q/OYq7Fv
ドラコルルとギラーミンが手を組んだら最強になるだろうなあ…
あ、ボスがいないや。
>>649 それは言える。ギルモアも、他の作品ならいっぱしのラスボスになれたはず。
>>650 正直、この二人の上に君臨できるほどの度量を持つ悪役なんていないだろうなあ。
この二人の上についたら、お飾りで終わるかせいぜいいいように利用されるだけだろう。
ギラーミンは映画ではあんまり・・・。
>>649 この上ギルモアまで威厳あるラスボスだったりしたらドラ達絶対勝てないな。
もうこの二人に仲間割れしてもらうとかじゃないと。
>>645 PCIAといっても、長官以外はノンキャリかも。妙に言葉づかいがぞんざいなヤシが多いし。
でも長官に反発を抱いたりしないで、ちゃんとみんなが長官の為に力を尽くしてるんだよな。
いい関係築いてるねえ。
>>654 最初は反発もしてたかもよ
そこからこのスレにあるような長官の努力の積み重ねで、今の関係を築くに至ったとか
これだけで一つのドラマになりそうだな
今更だが、おれはやはり牛魔王マンセーだ。
>>652 それは長官も同じです。声が屋良有作って時点でちょっとなあ・・・
だからリメイクきぼんなわけで。
658 :
657:03/06/07 10:05 ID:???
誤解受けるかもしれないので補足。
屋良有作氏はいい声優です。でも長官の「悪魔のように〜」なイメージには
合わないってだけ。
今なら誰がいいだろうな>長官の声優
>>651 しかし、なまじそれなりの度量を持ったヤシだと、部下の有能さがわかっちゃって、いつ
追い落とされるか気が気じゃないだろう。だから、利用されても気づかないくらいの馬鹿の
方が、あの二人の上に君臨する者としては幸せかもしれない。チョト情けないが(w
>>660 じゃあギルモアは幸せな香具師だったのか(藁
>>661 ある意味な。
長官の有能さとか、リーダーとしても優れた資質を見ても
危機感はまるでなかったとしたら、な。
でも不人気を感じ、ここぞというときに無人戦闘機を大量投入するぐらいの
判断力はあるんだよな。あのシーンだけで僅かに有能っぽさが垣間見れた。
個人的な意見だけど長官自身はギルモア政権が完成しても別にクーデター
起こしたりせずにPCIAのトップに居続けたんじゃないかな。首脳が誰でも
全然関心も野心も抱かずにいつまでも「フン自分の不人気を…」とか言い
ながら軍人として仕事をこなしそうだ。
>>663 長官自身にはトップになる気がなかった、てのはありうるよね。
ギルモアを影から操ろうって気はあったかもしれないけど。
>>663-664 でもそれじゃあ、パピを追い落とすクーデターには協力した理由がいまいち・・・
>>663 >無人戦闘機を大量投入
その作戦は見事に失敗した訳だが(w
長官の提言(空軍の主力を出すべき)を「人間は信用ならん」とかゆってさ。
667 :
663:03/06/08 22:12 ID:???
>>665 その辺をうまく言えなかったんだが色々考えたら長官の経歴が浮かんだ私…
バカすぎる。
ドラコルルはピリカ星が経済的混迷期にあった時代スラム街に生まれた。
治安状況は最悪であったが、15才の頃地域の少年達による自警団を結成、
不良達の犯罪に対処した。20才の時、警察官試験に合格、その後警察署勤務
となると優れた能力を発揮、一気に出世コースを駆け上がり32才で署長となる
さらにスラム街の治安強化、麻薬カルテル撲滅等で市民の人気も集め、中央
警察庁に配属、徹底した現場主義や幅広い人事で評価を受け44才で長官に
任命される。しかし一方で違法捜査や拷問行為等の疑惑や、過激な捜査法に
対する批判もあった。
その後すぐにピリカ大統領が就任。ドラコルルは体制維持のため情報機関設置を
強く迫るが、大統領は彼の言論の自由や人権に対する意識に問題があると考え
却下した。そこへ大統領から解任されそうなギルモア将軍が接近し、PCIA設置と
ドラコルルの長官就任を約束し、クーデター参画を要求。ドラコルルはギルモア
政権のほうがより強力な国家警察を組織できると考え、これに同意。
>>666 あ、そっか…やっぱだめだギルモアじゃ…
>>666 本当に自分の不人気さを知った上で「人間は信用ならん。」と
言っていたのなら、やはりギルモアも馬鹿ではないだろう。
ただ長官に劣るのは、部下との信頼関係を築こうとしなかった
ところにあると思う。
悪役ってのはしばしば、友情だの信頼関係だのを馬鹿にするものだけど、
長官は「信頼」というものの重要さを知っていたんじゃないかな。
>>667 何かリアルっすね・・・俺なんかは漠然と、
それなりに上流の家庭に生まれ何不自由なく育ち、パピほど早くはないけど10代
半ばで大学卒業、日本で言えば国家一種の試験に合格し、その後20代そこそこで
官僚トップ(国家組織のPCIA長官)に登りつめ、パピが大統領に就任後も何年かは
彼の治世に協力していたが、現実を見ずに理想ばかりを追求するパピの政治に対する
疑問も強くなっていく。そんな時ギルモアが接触してきて・・・・
とか考えてたなあ>長官の経歴
年齢もパピとあんまり離れてないイメージ。せいぜい20〜25歳くらいかなと。
ピリカは卒業したら大人も子供も関係ない世界だもんな・・・
優秀なら長官もまだまだ若いんじゃないか?漏れも20代な気がする。
いってて27〜28とか
>>667 その経歴元ネタあり?妙にしっかりした設定でつね
672 :
663:03/06/09 09:55 ID:???
いや完全に妄想。でも後で漫画読み返してみたらPCIAは「ギルモア将軍が
作った情報機関」とパピが言ってました。案外こういうことだったりして。
>>669-670 あ、そっか年齢と職業関係ないんだっけ。確かに20代か30前半って感じだ…
スラムはともかくとして、667の経歴みたく身寄りがないのって、私はむしろ
パピじゃないかって気がする。優秀さを見出されて国家が大学まで面倒見たとか
674 :
669:03/06/09 18:45 ID:???
おっとミスハケーン。4行目
就任後も何年かは→就任後もしばらくは
パピは10歳で大統領になって、それから一年も経たないうちにクーデターくらってたんだった。
>>668 長官はきわめて有能だけど、それでも自分一人では出来ない事がたくさんあることを
ちゃんと認識して、そこを補ってくれる「部下」という存在を大事にしてるんだと思う。
自分のやれることはどんな仕事でも部下に押し付けないで全部やった上で。
これは強い「信頼」が育つよね。
>>667 >>669 どっちもイイ!
長官があまり柄の良くない部下も含めた現場の人間達ともうまくやってるのは、
長官自身667みたいな過去があるからorエリート官僚という事に驕らず部下と信頼関係を
築く努力をしたのか だね。
ピリカって国家システムそのものが能力主義っぽいな。
能力があれば学校出るのも重要な位につくのも早いんだろう。
長官も多分かなり若いと思われ。
>>673 同意。パピの家族ってロコロコだけって気がする
パピに身寄りなし説にドウイ。
それなら死ぬ間際でも家族の事考えないのにも納得。
パピや長官みたいに優秀な人間は、早いうちに家族から引き離して国家が育てる
というシステムがあるのです、と言ってみる。
>>680 ありそう
それで余計な私情にとらわれないでその能力を国の為に生かせるようにするとかな
パピも長官も「無私」が徹底してる感じだし
ロコロコの言ってたピリカと全然違うぞそれじゃ。
ところで長官は戦争犯罪人として裁かれたんだろうな。やっぱり死刑かな…
パピが恩赦だしてくれたかもしれないけど。もしくは長官の信奉者が
救出部隊つくって救出してくれたりとか。
ギルモアはあの後リンチで殺されたんだろうなぁ…。全員やばすぎる
凶器もって殴る気マンマンだし
>>682 どんな国にだって影の部分はあるわけで。明るく楽しい国でも。
ところで、ギルモアはともかく、長官には部下たちから助命嘆願が殺到しそう。
>>682-684 そういう事にも歴然とした差がありますな>長官とギルモア
部下との信頼関係の差?
単に人間としての器の差
でも長官だったら、逆に自分の命と引き換えに部下たちへの恩赦を願い出るかも。
んでもって、決して部下たちが自分に殉じる事がないように言い置いたり。
それでパピが死ぬ事は償いじゃないとかなんとか感動的なセリフを・・・
>>687 その感動的なシーンの中、ギルモアは放置プレイで撲殺ですか(w
う〜ん、パピの身のためを思うなら、長官は生かしておくべきでは
ないだろうな。
敵にまわしておく限り、長官は最高ランクの危険因子でしょうから。
>>689 危険因子だから殺すってんじゃ、パピもギルモアとそう変わりないような。
そこでパピの器みたいなものを見せてほしいなあ
691 :
689:03/06/10 23:57 ID:???
>>690 「長官を許すことによってパピが懐の深さを見せ、
その器量に長官が感激し、以後パピに尽くすことを誓う。」
こんな風にうまくいけばいいけど、もしうまくいかなかった場合、
今度こそ国が乗っ取られるかもよ。
つまり、ドラコルル級が相手となるとパピ側も器の大きさを見せつけてる
余裕なんてないんじゃないか、ってこと。
じゃあ間をとって終身刑。
・・・・・だ、だめだ!長官に最も似合わない刑罰だ!
というわけで男らしく自決していただこう。
体制が整うまで自宅軟禁→裁判所へ出頭命令→部下達にパピに従うよう
指示する遺書を書き残しピストルでズキューンとか
>>692 >部下達にパピに従うよう指示する遺書を書き残し
カコイイ!カコイイんだけど!でも!
やっぱ生きててほしいなあ。
パピ「君を慕う多くの人間の為にも、生きてその力をこの国の為に尽くしてほしい。
それが君に出来る償いだ」
とかさあ。ダメ?
>>692 殉死する部下もイパーイいそうだ罠
「長官一人に責任を負わせて、おめおめと生きていられるか!」
ってな具合に
>>693 要約すると
パピ「イ`。」
って事ですな
>>691 そんな風にうまくいくんだyo
このご時世にリメイクすれば間違いなく
>>692 池田○代子の某長編少女マンガにほぼ同じ最後を遂げた政府軍将校がいたなあ。
カコヨかったけど、泣いた。
698 :
689:03/06/11 20:53 ID:???
一応言っとくと、
>>689,691の意見はあくまでパピの視点からであって、
俺自身が長官に死んでほしいと思ってるわけではないっす。
俺の個人的な意見としては、やっぱり自決も嫌だし、終身刑も嫌だ。
何というか、長官に敗北は似合わんね。
>>698 禿同。
そもそもこのスレは、“反則ワザ使わないと、ドラえもんたちでも長官には勝てなかった”
てのが趣旨だし。
>>692 なんだかありそうで、画まで浮かんできて泣きそうになりますた
部下一同「長官、どうかご無事で」
700
>>692 むしろ裁判に出て、自らの信念に基いて行動したのだから何ら後悔はしていないと
いうような事を堂々と答弁し、裁判官や傍聴人の心を動かしてほしい。で、
同時に裁判でのその誇り高い態度が新聞やテレビで伝えられ、彼を良く思っていなかった
国民の心情にも変化が。パピの元にも連日、長官の免罪を求める嘆願書が山のように
届けられたり。
>>701 まあギルモアをリンチでぬっ殺した(←決めつけ)時点で国民の気も晴れたかもしれないしな
>>692 自殺直前にパピが飛び込んできて説教たれそうな悪寒
「君が死んだら君の部下たちもきっと生きてはいられないぞ」とか?
長官のファンサイトつくりたいなぁ…
でもHP作り方なんか知らないや。
>>706 その時はSSでも投稿させていただきます
ダレか作ってないっすかね・・・ドラえもん関係のHPならけっこうあるだろうけど
>>702 「国民のほとんどがギルモアを恐れ憎んでいる」
だもんな。長官には直接国民の憎悪は向けられてないという解釈も・・・成り立つかな?
>>703 推理マンガの主人公のような説教ですか
うわ、ムカつく(w
>>709 長官の、国民に対しての露出がどの程度かにもよるでしょうね。
>>711 政府関係者、PCIA関係者+その家族とかには当然知れ渡ってるだろうけど、
一般人にはあまり一個人としては認識されてないような気もする。
「PCIAの長官は有能」っていうような事は知ってても。
もしこのスレに出た「PCIAは元々国家組織」という説を事実とすれば、
その長官として国民みんなに知られてるな。
>>713 情報組織の長官って、あまり露出しないかもよ
715 :
マロン名無しさん:03/06/14 09:24 ID:XhslVCRU
知ってるかも知れないけど遅レス。
>>697 実はあの人、史実では外国に亡命して天寿を全うしてます。
716 :
697:03/06/14 09:56 ID:???
>>715 そうだったのか!いや、知らなかったYO!
サンクス。
>>714 701みたく裁判で初めて長官を見る国民も多かったり。
で、「あんなに若い青年だったのか」なんて。
>>717 そしてその若さと、滲み出る有能さ、毅然とした態度を目の当たりにして、
免罪を求める署名を集めてパピに送る国民
719 :
マロン名無しさん:03/06/14 17:31 ID:RUvV953r
>>717 で、助命されることになったが、裁判所から出る瞬間に
PCIAに父親を殺されて復讐に燃える少年にナイフで刺される長官…
>>719 刺されてしばらく生死の境をさまよってもいいから一命はとりとめてホスイ・・・
>>720 で、意識を取り戻した長官の所にパピが来て、刺した少年はPCIAに父親を
殺された少年だったという事実を告げる。
「・・・そんな事だろうとは思っていた」
「すまない、僕のミスだ。君の免罪を求める署名があまりにも多かったから、
つい油断してしまった。まさか法廷から出る君を喜んで迎える観衆の中にあんな
少年がいたなんて・・・」
「署名には私も驚いているが、PCIAを憎む者も当然いるだろう。こういう事も覚悟はしていた」
「でも君が助かって良かったよ。君の部下たちや免罪を求めた国民、・・・それに
あの少年の為にも」
「・・・」
「父親を殺された復讐とはいっても、その為に人の命を奪ってしまったら、
一生それを背負って苦しまなきゃならない。彼は君を刺した後、その場で
自殺しようとしたらしいよ。君の免罪を求める国民が多くいる事を知っていた
だろうからね。・・・でも彼も君も生きている。生きていればきっといつかは
苦しみを乗り越えられる時が来ると、僕は信じている」
「・・・そうだな・・・。生きて苦しみを乗り越えるのは死ぬ以上に辛い事
かもしれないが。逃げる訳にはいかないな。その少年も、私も」
「僕も出来る限りのことをするよ。この国にあんなに大きなクーデターが
起こって、それに多くの人間が加わったのは、僕自身にも責任がある。
・・・だからあの少年の苦しみも、僕の責任でもあるのだから」
・・・ハッ!つい妄想が突っ走ってこんな長レスを。スマソ。
なんか感動路線になってまいりましたな
>>721 泣かすなYO!
682以降そういう流れになったね
>>721 チョト感動。
でもなあ、長官は悪役だからこそかっこいいと思うんだけどな。
パピと分かり合ったり、パピに諭されるような姿は長官には似合わないような。
まあ
>>721は、これはこれで良いと思うけど。
>>721 ちょっとはギルモア将軍の事も言及してやれよw
>>724 それは言えるな。>悪役だからこそカコイイ
最後までその立場を貫いてほしいってのもある。
まあ、721は漏れも感動した訳だが
刺されるより撃たれる方が絵的に良くないか?
んで、かろうじて急所は外れた、と
宇宙小戦争ってこんなにおくが深い話だったんだ……
俺は昔から巨人を見ると性的興奮を覚える人なので
まだ少年だったときに見たときは興奮しまくりで話がろくに頭に入らなったよ
ブハッ!なんじゃそりゃ(w
静ちゃんが大きくなるシーンなんか大変だったでしょう。
731 :
721:03/06/15 11:41 ID:???
レス下さったみなさんありがd。
私も、長官にはそう簡単にパピとなれ合ってほしくないんですけどね。
でも死なれちゃうよりはこういう展開の方がいいなあと。
>>725 た、確かに(藁
藻前ら将軍そっちのけでなに感動劇やってんだって感じですね。
仕事内容で評価されるもんだろう、役職って。
しかも能力主義の星なんだし。
正直、長官が国民に恐れられ恨まれこそすれ、
嘆願書が作られるほど人気があるってのは妄想すぎると思う。
つーかは奴は憎まれる恐れられる悪役であるべき。
根は正義漢な長官はちょっとイメージ違うのだが。
むしろ恐ろしいまでにクールで冷血な方がイイ!
と考えている俺はこのスレにいていいのか?
だから、むしろあの後、国外に逃亡して残存兵をまとめて
再び戦乱を巻き起こす平野耕太な長官の方が萌える
……そういう話じゃだめ?
734 :
721:03/06/15 20:34 ID:???
>>732 “根は正義感”は流石に俺も違うと思うし、このスレでもそういうとらえ方は
してないと思われ。ただ、巨大な組織を一手に担って動かすカリスマ性のある
人物だったら、裁判で国民の心を動かすかもしれない、てのはそれほど不自然な
想像でもないと思う。ギルモア将軍ほど露出してないから国民の怒りは直接長官には
向いていないっていう可能性もあるしな。
735 :
734:03/06/15 20:38 ID:???
>>734 名前間違った。俺は726ですた。721の人、スマソ。
>>732 いやいや、恐ろしいまでにクールで冷血な長官って考えも当然アリでしょう。
漏れもどっちかというと、そのタイプの長官の方をマンセーしたい。
たまたまレスの流れが今そういう方向になってるだけで。いろんな角度から考えて
レスしていいと思われ。
長官に死んでほしくないと思ってるヤシは721みたいな方向に流れるんだろう。
悪役の立場をとことん貫けば、最後にはパピか長官のどっちかが死ぬ事になるからな。
俺はカコヨければどっちでもいいが。
738 :
マロン名無しさん:03/06/15 21:45 ID:R66eP6vy
収監された拘置所から、あらかじめ準備してあった脱出口で易々と脱出、
腹心の部下とピリカを離れ、宇宙船の窓から「パピか…フン、俺の住みづらい
星になりそうだ」と呟く長官とか。
>>738 おお、なんか映画のラストみたいだ。
エンディングテーマとスタッフロールが流れそうなシーンすね。
長官って一人称は「私」だったけど、一人の時は「俺」とか言うのかな?
>740
その説 激 し く 支 持 (*´Д`)
742 :
719:03/06/15 23:11 ID:3xD8UU4D
漏れはもろに「恐ろしいまでにクールで冷血な」イメージを長官に
持っているので、死なせるつもりでああいうシチュを振ってみた。
が、意外な方向に転がってビックリしたよ。
>>734 「正義漢」とはニュアンスが違うけど、長官は長官で、自分の正義と信念の下に
行動した、っていう考えも出来るんじゃないか?それが結果的にはパピと対立する
事になったというだけで。
>>742 漏れ的には、死なせるならもうちょっと華々しいシチュが欲しいかも。
少年に刺されて、ってのがチョトな(w
場面としてはイイと思うけど
じゃあやっぱり逆襲編だ
建て直されたドラコルル軍(おお今度は総帥だ!)
ピリカとの各地で起きるテロ活動
そして虚付くように大軍がパピにおそいかかる!
DORAEMON〜AnotherStory〜
「逆襲のドラコルル」
DORAEMON Special Story
「Little Star Wars 2003」
まずは↑だな。で、外伝的に
「Little Star Wars〜Episode 1〜」
749 :
マロン名無しさん:03/06/16 19:45 ID:xl75WrR3
ってことはスラム街で逞しく生きる正義感あふれる少年が
秩序をうち立てる野望に燃えるあまりファシストに手を貸して
滅んでいく様子が描かれるのですね。
>>749 667バージョンならそうなる訳だが。どっちかっつーと俺は669のが見たい。
長官にはなんつーか、冷たいエリートであってほしいので。
>>745 長官をトップに据えたい気持ちはわかるが、総帥はやっぱりギルモアでいいんじゃないか?
長官は、やはり参謀の地位にいてこそ輝くように思う。
752 :
マロン名無しさん:03/06/16 21:17 ID:hK5+0R3U
つまり、諸葛亮孔明キャラ、という事か。
この手のキャラは必ず人気出るな。
753 :
721:03/06/16 21:37 ID:???
ギルモア将軍の事にも言及しつつ(w
>>721の続き
「一つ聞きたいことがあるのだが・・・ギルモア将軍の処遇はどうなっている?」
「!・・・そうか。君にはあれから何日も裁判があって・・・その後今回の事で入院したから」
「ああ。確かめようにも、機会がなかった」
(しばらくの沈黙)
「・・・黙っていてもいずれ分かることだから言うよ。彼は国外に逃亡しようと空港に向かって
いるところを、武器を持った住民に取り囲まれて・・・」
「――――!」
「君の裁判が始まる2日前の事だった。国内が騒然としていた中での事件だったから、
まだ犯人もわからない状態なんだ」
「・・・」
「・・・死刑を覚悟して裁判に臨んだ君は国民の心を動かして免罪になって、逆に
命を惜しんで逃げ出した彼が、結果的に命を失う事になったんだね」
「・・・皮肉なものだな。これも運命のいたずらというものか」
「そうかな。僕はなるべくしてそうなったんだと思うよ。将軍が逃げなかったとしても
結果は同じだったような気がする。彼には君のように裁判で国民の気持ちを変えるなんて
出来なかったはずだから」
「・・・なるほど」
「君は死んではいけないんだ。生きてやるべき事があるから・・・だからこうして
今も生きているんだよ、きっと」
「生きて為すべき事・・・か」
ああ、もう道徳番組かよ(w 妄想にも程がありますね。もうしませんゴメンナサイ。
>>753 人格者だなあ、パピ。自分も死刑にされるとこだったのに
755 :
マロン名無しさん:03/06/16 22:01 ID:xl75WrR3
ちなみに将軍殺した暴徒達は「将軍の司法の場への引き渡しを不可能にした
責任は重いが将軍の国外逃亡を阻止したという面も否定できない」
との理由で懲役三年執行猶予五年となりましたとさ。
>>753 やっぱり将軍は暴徒にあぼーんされた設定な訳か(w
まあそれが自然な解釈だが
721の愛も将軍には及ばなかったかw
>>754 いや違う、これはパピ流の人心掌握術なんだ、きっと。
何日にもわたる裁判+重傷で、さすがの長官も疲れきってるはず。
まだ気力体力が回復してない時を狙って来たのはそういうことなんだ、多分。
760 :
725:03/06/16 23:14 ID:???
>>759 ああなるほど。宗教の勧誘って入院患者とか精神的に弱ってる人の所に来るもんな
・・・って長官を洗脳する気かよ、パピ(藁)
>>761 このスレでは既出じゃないけど、漏れは多分読みました、それ。
「Prologue to Little Star Wars」でしょ?設定がしっかりしてて読みごたえあるよね。
で、長官はやっぱり野心ありパターンで。
764 :
マロン名無しさん:03/06/17 12:41 ID:/X2FPMZ2
>>753 いや、謝らなくたって。結構イイよ?
しずちゃんみたいな優しいオンナノコが描いたってのが伝わってくるYO!
>>752 仕える君主も魅力的だったら、相乗効果で更にウマーなんだけどね
767 :
マロン名無しさん:03/06/17 20:00 ID:gQXC3eeL
>>767 そんな、いくらなんでも(w
せいぜい兄弟だろ。生き別れとか、腹違いとか。
と、思ったがよく考えたらパピは10歳だった。
長官が25くらいなら充分ありうる話だと気付いた。
でもやっぱそんな設定カンベンしてくれよ(w
>>767 それはそれで面白いな。
お互い知らないまま親子で対立?
長官は一人身でしょー。
あの昼夜を問わない働きぶりは独身じゃなきゃとてもできん。
>>771 95%は同意。
実は妻子持ちでも面白いかも、って気持ちも5%ある。
774 :
マロン名無しさん:03/06/18 19:29 ID:JIxFUCPB
自警団時代もしくは学生時代に愛した唯一の女性との子供とか…
その後生き別れになってて裁判で明らかになったり。
>>774 で、その場合長官は子供の事知ってるの?
自分に子供がいるの知らないのも面白いな。
>>774 その子供=パピだったら物凄い運命の悪戯だな
777 :
774:03/06/18 20:56 ID:JIxFUCPB
ごめん我ながら文章が変だ。要するに
若き日の長官がとある女性と出会って関係を持つ
↓
その後色々あって女性と生き別れ
↓
女性がパピ出産 ってことです。
で、お互いそうとは知らず戦うのだが戦後の裁判でパピが長官の詳しい
経歴を見たところ、どうも母と接触があった可能性があることに気付く。
後日拘置所にて
パピ「ドラコルル、君は○○という女性を知っているか?」
長官「な、なぜお前があの人の名を!?」
パピ「・・・・・・・・・」
778 :
774:03/06/18 20:58 ID:JIxFUCPB
で、その女性はパピを産んですぐ亡くなったとかいう設定だと
パピ天涯孤独説にも矛盾しないわけでっていうかホント妄想止まらないね…
>>777-778 長官とパピが親子?!うわあああそんな話、そんな話・・・・
そ れ は そ れ で 激 し く 読 み た い
長官の親父が実はギルモアだったりしたらさすがに嫌だ
>>777 その段階ではまだ決定的証拠もないし“もしかして?”だよね。
いずれはっきりするの?二人が真実を知った時の事考えるとすげー燃えるんですが。
>>780 それは燃えないな。つーか、萎え。
じゃあパピはギルモアの孫かよ(w
いやあ、世の中狭いね・・・って、そんな問題じゃない罠
>>777 写真一枚残ってなさそうだし、パピが生まれてすぐ母親死んだんなら
父親の話とかもされた事ないだろうな。
やっぱここはDNA鑑定?
なんか凄い事になってますね>長官とパピが親子説
兄弟とかより、いっそ突き抜けてて清々しいと思いますw
>>777 その長官の反応からすると、今でも忘れてないみたいだね。
遊びでもうとっくに忘れてる、とかだったらパピが可哀想だけど、本気なら救いはあるね。
>>777 「あの人」?もしかして年上の女性だったんですか?も、萌え&燃え。
長官16〜17歳でその女性が20歳くらいの時の子とか?ハアハア
パピ「聞かせてほしい・・・母の事を」
とかいうやりとりがありそうなヨカーン
よく考えたら総人口一千万の国だもんな。そういう偶然もアリか。
しかし20代半ば(推定)にしていきなり10歳の子がいる事実を知らされる長官の
心中はどんなもんだろう。ましてやそれがパピだなんて。しかもその子を死刑にしようと
してたなんて。ああもうドコに焦点をおいて驚いていいものやら(w
そんで思い出を一通り話し終わった後処刑場へ向かう長官。
(長官の後ろ姿に)パピ「さよなら・・・・父さん」
長官「・・・・・」
>>791 いきなりかよ(w
まずは事実かどうか確かめるとこから始めなきゃ
753のオンナノコ再臨キボン。感動路線でひとつ。
774さん続き書いて下さい。気になります
795 :
774:03/06/19 19:57 ID:???
>>795 ソウナンデスカ!あの妙にリアルで設定がしっかりしたエピソードはみんなあなたが!
俺はSSでも読みたいけど・・・
>>795 ダイジェスト版でもいいから読みたいなあ。
せめて真実を知った二人の反応だけでも知りたい。
>>795 もし書くこと自体は別にご面倒でないなら、SS超キボンヌ。
妄想マンセー。
799 :
753:03/06/19 20:46 ID:???
>>793 私も書くとしたら長くなっちゃいそうだけどいいですかw
裁判→免罪→刺されて入院の流れを、長官とパピ親子発覚バージョンで。
はい、おっしゃる通り感動路線で(w 長官死なないのは大前提です。
しかし親子だと、
それこそスターウォーズになってしまう罠。
という事はFセンセイの頭の中にもちらっとはあったのかな?親子設定
802 :
793:03/06/19 21:09 ID:???
803 :
774:03/06/19 21:30 ID:???
で、ではちょっと年齢変えて内戦終結直後と言うことで……
SSなんて書いたことないんでお見苦しい点はご容赦を!
--------------------------------------------------------------------
きれいに整理された執務室、その机の前に男は座っていた。
元PCIA長官ドラコルル。クーデター派の中心人物で旧政府派に最も
恐れられた男。そして今は戦争犯罪人として軟禁されている男。
何の仕事もなく、何の連絡も来ない執務室で全てが終わったことを
実感しながら、彼は机の上の一枚の写真をぼんやり眺めていた。
そこにはひとりの女性が映っていた。
「君の言うとおりだったよ」自嘲するように呟く。
26年前、ピリカの経済が混迷期にあった時代、ドラコルルはスラムに
生まれた。街の治安は麻薬汚染によって最悪。凶悪犯罪は毎日のように
繰り広げられていた。しかしその中にあって、彼は幼い頃から不思議なほど
純粋な正義感を抱いていた。彼はいわゆるガキ大将だった。決して弱い者
いじめを許さず、友達がいじめられると例え相手が大人でも仕返しに
向かった。そんな彼に同年配の少年達も付いていった。14才の頃には
少年達を中心とする自警団を作りスラム街の治安回復に一定の効果を上げ、
その経験を買われて17才で警察署に入り、僅か8年で中央警察庁長官に就任。
これがピリカの国民なら誰でも知っている長官の経歴である。
クーデターを起こす前、彼は国民的英雄だった。ピリカの治安と経済が
ここまで改善されたのはドラコルルとパピの二人のおかげだという者も
少なくなかった。そして今、彼を裏切り者と呼ぶ者もいれば、将軍に
唆されたのだとかばう者もいる。まだ裁判も始まっていないのに
助命嘆願がパピの元に届いているという知らせに長官は苦笑した。
「だが、全て終わったのだ」
長官が呟いてしばらくすると、ドアをノックする音がした。
「入れ」
ゆっくりとドアが開くと、そこに立っていたのはパピだった。
つづく
---------------------------------------------------------------------
あぁ!やっぱとまんねえ!
804 :
774:03/06/19 21:43 ID:???
うお。書いてる間にレスが沢山…753さんもやってみる?(w
805 :
753:03/06/19 22:33 ID:???
>>803 止めなくていいです。続き激しく見たいです。
774さんみたいなリアルな描写は書けないけど私もいずれ書きますw
いっそあまりのクサさに背中がむずがゆくなるようなやつを(w
806 :
774:03/06/19 22:42 ID:???
はーい。考えながら書いてるため時間かかりますんで、
またーり進行しちゃって下さい
807 :
774:03/06/19 23:03 ID:???
パピはドラコルルが警察長官に任命される数ヶ月前、大統領に就任した。
ドラコルルは当時パピがピリカ再生を可能にするかもしれないと期待していた。
パピが政界、軍部、重工業の癒着を絶ち、不要な軍事費を大規模に縮小したことを
評価していたからだ。ドラコルルはすぐに情報機関設置を大統領に進言した。
しかしパピの反応は冷たかった。
「長官、君は内部向けの文章で「容疑者に対しての捜査は人権問題を優先すべき
ではない」と発言しているね。僕としても君の力は高く評価している、けれど
君の意識には相当問題があるし拷問や違法捜査疑惑も多い。現状ではとても
情報機関は設置できないよ」
それが答えだった。長官は必死に情報機関の必要性を訴えた。秩序は力で
勝ち取る物だと。しかし大統領は頑なだった。
一ヶ月後、不正献金を追求され解任間近と言われるギルモア将軍が長官を
訪ねてきた。彼がPCIA設置と自分の長官就任を条件にクーデター参画を
持ちかけたとき、彼は飛び上がって喜びたくなった。自分が事実上軍の主力を
握るのだ、そしてクーデターが終了すれば、自分の前にいるのは自分より
才能も人望も無い男ただひとり。この男を倒して自分が元首となれば、
PCIAを中心とした強力な警察国家が誕生する。まさしくこの星に秩序が
うち立てられる。彼の心に迷いはなかった。
続く
808 :
774:03/06/19 23:20 ID:???
部屋に入ってきたパピを、ドラコルルはしばらく何も言わず眺めていた。
「ひとりなのか?」ドラコルルの問いにパピは答える。
「ああ、部下は部屋の外で待機させてある」
「不用心だな。まだ私は拳銃を取り上げられてはいないのに」
「君が無駄なことをしないということはよく知っているよ」
そういうとパピは部屋の脇にあるソファに腰を下ろした。
「お前はどうなんだ。用もなく来たわけでもあるまい」
沈黙が続いた。ドラコルルが何か言おうと口を開くと、パピが沈黙を破った。
「君はスミカという女性をしっているか?」
その言葉を聞いてドラコルルは凍り付いた。
「何故お前があの人の名前を知っている!?」無意識のうちに大声を上げている
自分にドラコルルは驚いた。そして彼の胸にとてつもなく恐ろしい予感が
漂い始めた。それはある種のイメージではあったが、それが何であるかはまるで
脳が拒否しているかのように思い浮かばなかった。そのイメージがもの凄い
速さで頭の中を駆けめぐる。鼓動が速くなるのを感じた。
「僕の母の名だよ」
最も恐れていた答えが、パピの口からとびだした。
----------------------------------------------------------------------
ごめん!もうちょっと!もうちょっとで終わるから!
神キタ―――――!!
も、燃える。続きを、早く続きをハァハァ
810 :
753:03/06/20 00:00 ID:???
スミカさんか・・・その名前、私も使っていいですか。
長官の元恋人(=パピの母)の名前、どうしようかと思ってたとこなのでw
811 :
774:03/06/20 00:01 ID:???
暫く放心していたドラコルルが、ようやく口を開いた。しかしうまく言葉に
ならない。パピは落ち着いていた。「裁判の資料にまとめられた君の経歴に
目を通した。君は16才頃、隣町の市長の家に出入りしているね。母はそこの娘だった。
その後家出して僕をひとりで産んだんだ。」 「僕が四歳のときに死んだことは…」
ドラコルルはただ黙っていた。パピの話が何を意味するかは、彼にとって明らかだった。
「長官、聞かせてくれないか…母の話を。少しでも」
ドラコルルは顔を伏せたまま暫く押し黙っていたが、やがてゆっくりと話し始めた。
「そうだ、私の自警団がまともな組織にできあがった頃だったな…
近道しようとスラムを車で素通りしようとした男がいたんだ。
運悪く車はエンストしすぐに不良達に取り囲まれた。
私はそのときひとりだったが、まぁ既に奴らは私が自警団の隊長だと
知っていたからな。追い払うのは簡単だった。なのにその男はどうしても私を
家に招きたがった。私が自分の素性を明かさなければ特に問題にはならない
だろうと思ってついていった。腹も減っていたしな。
彼は市長で…そこでスミカに出会った。あのときは19才の。美しい人だった
…食事の席で私が、この星をいつかは平和にしたいと言ったら、皆笑った。
でも彼女だけは笑わずに、「貴方は警察官になるべきよ」と言ってくれた…
そうしたいけど自分は教育も受けていないから無理だろうと私が言うと彼女は
家庭教師になると言い出した。市長は渋い顔をしていたが、恩返しをしたいという
彼女に押し切られてね、それからだ、私が彼女の家に通い始めたのは…」
この人の文、場面のイメージがすごく浮かぶよね。
今明かされる衝撃の事実!
いやほんと、読んでるうちに本当の設定に思えてくる
814 :
774:03/06/20 00:25 ID:???
ドラコルルは続ける「彼女のおかげで、私はすぐに基礎的な学習をマスターしていった。
元々この星の試験というのはおよそ実践的な物が重視だから、義務教育しか受けていない
私でも、彼女のおかげで試験の勉強には充分だった。彼女は教師になりたかったらしく
教え方も上手かったしね…。二人で勉強しながら、夢や理想を語り合った。自然と私たちは
愛し合うようになったんだ。夜私が彼女の部屋に何度か忍び込んだ。
けれど、彼女は私にもっと優しさを持てといつも言っていたよ。私の考えは本当の平和を
産まないと…その後私が警察官試験に合格し、彼女の家に向かうと彼女はいなかった。
市長に「お前がたぶらかしたのか」って詰め寄られたが…何も知らなかった。」
長い沈黙が流れる。ドラコルルは自分の気持ちが少し軽くなっていることを感じた。
パピが話し始めた。
「近所の子供にいじめられて、一度だけ、父親について母に聞いたことがあった。
母は言ってたよ。母がを身籠もったとき、私の父親は夢を叶えることができるところ
だった。けれど、市長の親が結婚を許すはずがない。かといって駆け落ちして
彼の夢を壊すことは決してしたくなっかった。って」
パピは立ち上がってドアの前まで歩いて言った。
「ありがとう、長官。おかげで母のことを知ることができたよ
…君は、これから裁判を受けねばならない。判決は決められないけど、
僕はこれからの世界に君の力が必要だと思っている。・・・・そうだろう?」
ドラコルルは黙っていた。
「父さん」
そう言ってパピは出ていった。ドアの音が、部屋に響いた。
----------------------------------------------------------------------
あと1話です
こんな時間に774さんのSS読んでひたってます。
パピは既に事実を知った上で来てるのか・・・冷静ですね。
それとは対照的な長官の衝撃ぶりに萌え。
あああ泣ける・・・父さんか・・・
どうなるんだ最終話!
818 :
774:03/06/20 00:41 ID:???
30分程経って、ひとりの兵士が執務室のドアを叩いた。
長官に促され部屋に入って見ると、彼が白い正装の軍服を着て
開いた窓から外を眺めていた。その瞬間、兵士は全てを悟り、体が震えた。
兵士はできるだけ冷静を装った声で、10日後、裁判所へ出頭するよう
命令が下ったことを伝えた。常に冷静であれと、彼に教えられてきたからだ。
「そうか、ありがとう」
それだけいうと、彼は再び窓の外に意識をやった。兵士は何か言いたかった。
しかし震える声で、長官、と呟く以外何も言えなかった。目に涙が溜まった。
またひとりになった部屋で彼は机に白い封筒をしまった。
彼の心には何も悔いはなかった。何年ぶりだろうか、こんなに清々しい気持ちは。
自分の悲願は達成されるのだ、ピリカに秩序が戻るのだ。もはやファシストはいない。
軍人もいない。自分が考えていたよりもずっと理想的に、平和的に秩序が訪れようと
している。そしてその悲願を息子が継いでくれるのだ。この喜び。風がカーテンを押した。
数分後、屋敷に銃声が響いた。ドアの外にいた兵士は、涙を止めることが出来なかった。
ハッピーエンド?なんか最後の方がそれっぽいけど。
でもまだわからないね
820 :
819:03/06/20 00:44 ID:???
・・・ってうわあああ!一話前見た時点でそう書いてたら・・・・!
長官ーーーー!!
774さん乙。泣きますた・・・
起きてて見てた甲斐があったなあ。悲しいけど(泣)
でも映画のラストみたいで感動。
パピはこの事を知ってどう思うのかなあ・・・。
その瞬間、やっぱ何かを感じたりしたんだろうか。
はーとにかく泣いた泣いた。
切ないなあ・・・フランス映画のラストのようだ(よく知らないけど)
さ、次は753さんの番ですよ!
ゆうべなかなか寝付けませんでした。ああ、長官・・・・君の力が必要だって
パピが言ってるのにーーーーー!何で?何でですか長官!774さん!
部下じゃなくたって私も涙が止まらないYO・・・・
826 :
753:03/06/20 18:32 ID:???
>>774 昨日は三話目までしか読まなかったんですけど。
今日読み終わって、皆さんが泣いてる理由が分かりました・・・
私も泣きながらカキコしてます・・・。何でかなんて説明はいらないですよね。
あああ・・・長官・・・
何も26の若さで自決しなくたって・・・それでホントに何も悔いはないのかな・・・
>>774 最後は結構感動した。
でもやっぱり俺は長官にはパピに屈してほしくないな。
俺が考えたアフターストーリー:
裁判で死刑判決を受けたドラコルルは、刑務所で死刑囚として残された日々を
送る。しかし彼はあきらめなかった。刑務所内で、仲間の囚人や一部の刑務官
を説き伏せ、密かに仲間を増やし始める。同志に引き込んだ刑務官を利用し、
外の世界とも連絡を取り始める。かつては部下として長官を慕っていた、現在
は軍や政府で幹部となっている一部の者達と何とかコンタクトをとり、自分の
野望とその計画を伝える。そして死刑執行当日、長官は人生最大の賭けに出る。
刑務官の計らいで刑務所を脱走し、すぐさまPCIAに駆け込み、事前の計画通り
に軍と警察を掌握し、クーデターを成功させたのである。
829 :
753:03/06/20 22:15 ID:???
えっと・・・多分774さんとは全然方向違うと思いますけど。書かせて戴きますw
後にピリカの国を二分したと語り継がれる、一つの戦争が終わった。反乱軍と呼ばれた勢力による
政府軍壊滅から始まったこの内乱は、独裁者ギルモア将軍の死によって収束へと向かっていった。
・・・いや、それは単に歴史書に記される“事実”に過ぎない。戦争が終結に導かれたのは―――
反政府軍の若き指導者である青年と、この国の大統領である少年―――この二人の長く、そして
悲しい対立が終わりを告げたから。・・・それこそが、“真実”だった。
戦争終結後、PCIA長官として全軍を統率し、ギルモア将軍の独裁政治を支えた青年―――
ドラコルルは、国家の裁判にかけられる事となった。彼の裁判が始まる2日前、ギルモア
将軍は国外逃亡を計り、空港へ向かっていたところを、暴徒と化した住民に殴殺されていたのだが、
この時の長官には無論、それを知る術はない。
だが、将軍が逃げたのは無理からぬ事かもしれない。
裁判による処刑か、政府による粛正か、あるいは彼を憎む国民による虐殺か。
いずれにしても、留まるなら死は避けられない。そう悟り、命を惜しんで逃げ出したのだ。
だが、長官はその場に留まり、裁判へ臨んだ。その事が何を意味するかは、誰もが
知っている。・・・彼は、死を覚悟しているのだと。
---------------------------------------------------------------------------
とりあえずプロローグを。長くなりそうです(w
>>828 普通なら充分それもありなんだが、今回はやっぱ「長官とパピは実は親子」
っていう前提があるからねえ。それをふまえて書くと二人が対立し続けるのは
難しいしだろうし。あと、俺は読んでで長官がパピに屈したのとは違うと思ったが。
753キタ――――――!
泣かしてね。
832 :
753:03/06/21 12:50 ID:???
裁判開始から数週間が経過した。
パピは大統領官邸の執務室で、歩けないほど床に置かれた箱を見下ろしていた。
その箱の中には、手紙や纏められた紙の束、大きめの封書などがぎっしりと詰められている。
「大統領」
黒い髭を蓄えた初老の男が執務室のドアを開ける。先のクーデターでその地位を追われ、自由同盟の
盟主となっていた、治安大臣のゲンブである。
「ああ、君か。・・・入ってこれるかい?」
「は、はいなんとか」
よろめきながらどうにか床の箱をよけてパピに近づいたゲンブの両手はふさがっていた。
「また今日も届いたんだね」
「ええ。しかしもうこれ以上この部屋には入りきりませんな」
そう言いながら、ゲンブは手にした箱を、足元の箱に重ねた。
二人はしばらく部屋中に積み重ねられた物を見渡す。
「・・・世論は充分に高まった。そろそろいいようだね」
「はい。・・・彼の経歴を詳しく調査した書類もお持ちしました。特赦状作成の
ご参考になればと」
「ありがとう。・・・これでもし彼が有罪になったとしても、刑を科される事はないように
出来るだろう」
「・・・大統領」
「ん?」
「ようやくわかりました。彼の裁判にあたり、法廷にあのような命令をされた理由が」
パピが法廷に下した命令、それは長官の裁判を公開で行うというものだった。それも、法廷内に
一般の傍聴人のみならずマスコミの人間を半数同席させ、TVカメラや新聞記事により、
全国民注視の下で裁判を行うように、と。この命令には誰もが驚かされた。
国家存亡に関わる政治的事件の場合、大統領にはその裁判の公開・非公開を決定する権限が与えられている。
過去においても、幾度か政治犯・戦争犯罪者などの裁判が公開で行われた事もあった。
しかしそのような裁判の場合は、有罪が初めから決まっている場合が多い。その上、
公開裁判を行ったのはほとんどが強権をふるう独裁的な大統領だった。
要するに、公開裁判は政府と対立した者を“みせしめ”にする意味合いが強いのである。
833 :
753:03/06/21 14:40 ID:???
穏健な大統領であるパピがそのような決定をした事は、国民にはにわかに信じられなかった。
が、そのうちにこう思い始めた。
「大統領はPCIAの法廷で死刑の判決を受け、処刑される寸前だった。長官の事は
ただ裁判にかけるだけでは気がすまないのかもしれない」
「逃亡していたギルモア将軍は暴徒に殺されて、司法の場で裁けなかった。その分
長官の裁判は公開にして見せ付けようというつもりかもしれない」
そして、裁判が始まる前から、国民の間に
「何もさらしものにするような真似をしなくても・・・」
といった気持ちが生まれてきたのである。
ある意味死刑を予告しているとも言える公開裁判の決定を知らされても、長官は一言も
抗弁せず、猶予を乞うこともしなかった。それは彼が死を覚悟しているからに他ならない。
その事を感じ取った国民の心に、先のような思いが芽生えていったのだ。
そんな中裁判は開始され、国民の目は一点に注がれた。
元々PCIAは大統領直属の組織であり、国家の情報組織という性格上、長官である
彼の姿を直接見た事のある人間は、一般人には少ない。
法廷に現れた彼を見て、大抵の者はまず、その若さに驚いただろう。
このピリカという星は、徹底した能力主義のシステムが敷かれている。
学校組織にも決められた修業年限というものはなく、一定のレベルに達した者は
何歳であっても次々と上の段階に進んでいく。
長官は15歳で大学に入り、21歳で大学院の博士課程を修了、その後PCIA長官に
就任し4年。現在は25歳になっていた。紛れもないエリートと言える。だが、
彼の詳しい経歴自体、PCIAや政府の関係者を除いては、この裁判で初めて知る
国民が多かった。
-------------------------------------------------------------------------
んー、何か書き始めるとどんどん長くなるな・・・まとまるかな(w
>>753 いやいや、どうぞ存分に。
感動のラストを期待してます!
835 :
753:03/06/21 18:41 ID:???
長官はどのような尋問に対しても動揺することなく、毅然として答弁した。
その態度は、PCIA長官の名にふさわしい責任を果たそうとする誇り高さに満ちていた。
自らの信念に従った行動に何一つ後悔はしていない、その行動の結果であれば
どのような運命も受け入れるつもりだ。
ただ、自分の命令で動いたPCIAの人間たちについては、どうか寛大な処置をお願いしたい。
彼はそう訴えた。そして、自分自身を弁護する言葉は、ただの一度も言う事はなかった。
そんな彼の姿を見続ける国民の間に、彼の助命、免罪を求める声が日増しに高まっていく。
パピの元には、PCIA関係者やその家族、そして裁判を見て心を動かされた国民たちからの、
嘆願書や署名が毎日のように届けられたのだ。
「大統領、あなたはこうなる事を見越した上で彼の裁判を公開にしたのですね」
「ああ。彼ならきっと出来ると思っていた。国民の気持ちを動かす事が、ね」
「そして予想通り彼の免罪を求める世論が高まり、大統領特赦を出しやすい流れになった。
・・・しかし大統領、お聞きしてもいいですか。なぜ彼の為にそこまで?」
「・・・・」
「仮にも長官はあなたを処刑しようとまでしたのですよ。なのに・・・」
「彼も裁判で言っていただろう。彼は自らの信念と・・・正義に基いて行動したんだ。
ギルモア将軍のクーデターに協力したのも、彼は彼で、僕の治世に疑問を抱いた上で、
この国の為を思っての事だったんだ。・・・信念や正義の結果、僕と対立したからといって、
その彼を断罪したのでは、僕もギルモア将軍と何も変わらないじゃないか」
「大統領・・・」
「それにね、ゲンブ。彼は僕を・・・」
「は?」
「いや、なんでもない。そろそろ特赦状作成に取り掛かるから、一人にしてくれないか」
「はい!」
おお?何かありそうだな。
837 :
マロン名無しさん:03/06/21 18:56 ID:9JJa0Utp
「愛 し て る か ら」
だったらやだなー
…すいません気にせずどうぞ
エリートと超叩き上げ。対照的だがどちらもそれっぽい
☆ チン
ワクワク
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 続きまだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_______
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
841 :
735:03/06/21 22:36 ID:???
パピは執務室の机に向かい、ゲンブに渡された書類に目を通していく。
長官の経歴は大体の所はパピも知っている。いやそれどころか、彼が博士課程最後の
一年を過ごした大学院は、パピがその年5歳で特別入学した大学の大学院でもある。
つまり、長官とパピは一年間同じ大学に在籍していたのである。二人は同じ教授に
師事しており、研究室で顔を合わせることも少なくなかった。
彼とは、性格上相容れない事も多く、会えば意見を闘わせたり、あるいは単に言い争ったり
することも度々あった。しかし、年齢的にはまだほんの子供である自分を、侮ったり特別なものを
見るように接する学生や教授も多かった中、お互いまともに人間として向き合ってぶつかりあったり
したのは、今にして思えば彼とだけだったように思う。
そんな事を思い出しながら書類を読むパピの目に、ある一つの名前が飛び込んできた。
「・・・・・!」
(・・・・サ リ ア・・・・?!)
「なぜ・・・」
なぜこの名前が彼の経歴を調べた書類に記されているのか。
パピもよく知っているその名前。それは・・・
「なぜ・・・母さんの名前が・・・?!」
別人かとも思った。だが、ピリカでこの名前がそういくつも・・・いや、他にあるとは
思えなかった。なぜなら、サリアとはとある神話の女神の名だが、ピリカにおいては
神話の神々の名を付けることは基本的に禁止されている。ありうるとしたら
この星の中で唯一、ピリカの連邦に属していなかった小国家からの移民くらいしか
考えられない。パピの母サリアは、家族を失った後このピリカに移り住み、
10年前、19歳でパピを産んでまもなく死んだ。天涯孤独となったパピは保護政策で
国家に育てられる事になったのだが、今ではその小国家も滅び、移民もない。
移民の記録は国家によって保存されているから、このサリアという女性がパピの
母である事は間違いなかった。
842 :
735:03/06/22 00:13 ID:???
とはいえ、たとえ二人が接触し、あるいは付き合いがあったとしても、そんな事まで
なぜ調査書に記されているのか。その答えは二人がある公式の書類に共に署名し、
国家に提出したという記録が残されているからだ。
「長官・・・母さん・・・」
二人は婚姻届を提出していたのだ。長官が15歳、サリアが19歳になって間もない時に。
しかしその婚姻届は受理されなかった。サリアが移民で、まだ正式な戸籍を得ていなかった
からか、それとも他に何か妨げとなる事があったのかはわからない。
いずれにしてもサリアはその後一人になり、そして・・・パピを産んだのだ。
ああ・・・彼は。長官は。
僕の・・・・・・!!
脳裏に、たった数枚残された写真の中の、母サリアの姿が浮かぶ。
黒い髪、黒い瞳。どちらも自分とは違う。
パピの灰色がかった金髪と、濃紺の瞳。
それは彼の・・・長官のものと全く同じではないか・・・!
確信に近い思いを抱きつつ、パピはその日からまた裁判の様子を見守る。
彼の元に長官の免罪が決定したという知らせが入ったのは、その一週間後だった。
----------------------------------------------------------------------------
もうそろそろ終わりそうですが・・・そう簡単にまとまるかな(w
あ、長官とパピの容姿は適当に地球人バージョンで脳内変換してください。
だって、長官とパピが似てるって書いたって、原作のピリカ人バージョンじゃ
星の人みんな似たような姿形だし(w
843 :
753:03/06/22 00:21 ID:???
844 :
612:03/06/22 11:09 ID:???
まぁ735も間違えてるわけだし
…そして俺は612ではないのだが・・・・・
親子発覚キタ―――――!
横レスすまぬが、原作とこのスレを見ると、
PCIA長官=CIA長官+国防長官+軍最高司令官+統合参謀長+司法長官
+警察庁長官+現場指揮官
なのか…過労死が心配だ。
>>847 事実、ギルモアはグースカ寝てたりするけど、長官が休んでる場面はないね。
座ってる場面すらない。昼夜を問わず働きまくり。
そんな長官だからこそみんなついてくんだろうけど、体には気を付けないとな・・・
849 :
753:03/06/22 22:01 ID:???
ピリカ全土に長官の免罪が決定した事が伝えられた。
彼の免罪を願っていた者たちは、大挙して裁判所前に駆けつける。
その日の午後に法廷から出る彼を迎える為に。
「ゲンブ、長官は裁判所から出た後どこへ向かう予定かな?彼の事だから自宅に
帰る前にPCIA本部に行くだろうか。部下たちも一刻も早く彼に会いたがっているだろうし」
「おそらくそうでしょうが・・・」
「では車の手配をしておいてくれ。彼に会いに行く」
「今日すぐにですか?」
「そうだ。・・・会って話したい事があるんだ。長い裁判で彼が疲れているのはわかってる。
でも僕ももうこれ以上・・・待ってはいられないんだ」
「・・・大統領?」
「頼む」
「は、はい承知しました」
ゲンブが去った後、パピは落ち着かない様子で執務室に立っていた。
“その時”の事を思うと、胸の高鳴りが抑えられない。
彼に会って、最初に何を話せばいいのだろう。いやそれ以前に、まともに彼と目を
合わせられるかどうかも自信がない。事実を知ったあの日から、自分がまるで、
大統領ではなく、年齢通りのただの子供に戻ってしまったような気がする。
子供・・・。
そう、自分は、間違いなく彼の・・・。
この事を知ったら彼はどう思うだろう。信じてくれるだろうか?信じたとしても、
その事実を受け入れてくれるのだろうか。自分を・・・受け入れてくれるのだろうか?
パピは今、とてつもなく大きな不安に襲われ、泣き出してしまいそうな気持ちと必死で戦っていた。
そして数時間が経過し・・・執務室のドアが音を立てて開かれた。
早く続きをキボンヌ
851 :
マロン名無しさん:03/06/23 18:40 ID:1/dRbVSu
おぉ。なにやら二作品がリンクしておる
>>851 774の人のと753の人の?元々同じモチーフ(長官とパピが親子)で書こうって
流れだったはずなんで・・・。
853 :
851:03/06/23 20:19 ID:1/dRbVSu
あ、いや単に「両方執務室にパピ訪問なんだなぁ」と思って。
その周囲の状況とかはずいぶん違うのはわかっとります。
854 :
851:03/06/23 20:20 ID:1/dRbVSu
ズギャーン。しかもよく読んだら執務室で待ってるのはパピじゃんか。
855 :
753:03/06/23 22:08 ID:???
「大統領!!」
息を切らせて飛び込んできたゲンブに、パピはただならぬ事態を感じ取り、しばらく
何も言えずにいた。
「・・・どうしたんだ」
ようやく口を開いたパピに、ゲンブが告げた事実は、パピの体を硬直させた。
「大変です!長官が裁判所を出たところを、少年にナイフで刺されて・・・」
「――――!!」
「先程病院に運ばれたようです!」
「なん・・・だって・・・」
足元の床が揺れる。目の前の風景が回りながら遠ざかっていくような感覚が、パピを襲う。
「大統領、しっかりなさって下さい!」
「・・・それで長官はどんな状態なんだ」
「まだ詳しい事はわかりません。病院に向かわれますか」
「もちろんだ!」
「その少年は裁判所の前で長官を待っていた群集の中にまぎれていたそうです。
何しろ一瞬の出来事で・・・」
病院へと向かう大統領専用車の中で、パピはゲンブの言葉もろくに耳に入ってはいなかった。
(ああ・・・長官!)
大統領である自分のミスだ。彼の免罪を望む声があまりにも多かったから、油断して
しまったのだ。裁判所を出る彼を狙う者がいるかもしれない、ということくらいは、
予測してもっと安全に気を配るべきだったのだ。
(どうか・・・どうか無事で)
今のパピには、ただそう祈るしかなかった。
----------------------------------------------------------------------------
そろそろ・・・とか言いつつもう少しかかりそうですね
長官ーーー!
でもこの人(753)の話は心配しなくていいんだよね?
パピとゲンブが病院に駆けつけてから約一時間後。
手術室のランプは消え、中から医師が現れる。パピは医師にかけよった。
「先生・・・長官は!」
真剣な面持ちで尋ねる人物が他でもないパピと気付いて、医者は驚きを隠せない。
「大統領!いらしてたのですか」
「ずいぶんと早く終わったようだけど・・・まさか」
「ご心配なく、彼は無事ですよ」
その言葉に、パピは安堵のあまり全身の力が抜けるようだった。
医師は状況を丁寧に説明する。
「脇腹を刺されたのです。刃が骨に当たって滑ったため、切られた範囲が多少
広かったせいで出血は多いですが・・・傷自体の深さはそれ程でもありません」
深刻なものではなかったからこそ、手術は早く終わったのだった。
「そうですか・・・よかった・・・!」
「2〜3時間経てば意識も回復するでしょう。ただ、長期間に亘る裁判で、心身も
かなり消耗していたでしょうからね。その状態での怪我ですから、完全に治癒するには
その分、普通より時間がかかるかもしれません。・・・いずれにしても、命には
全く別状ありませんからご安心下さい、大統領」
それを聞いたパピが、心から嬉しそうに微笑んだ本当の理由は、医者もゲンブもまだ知らない。
この時の二人はただ、大統領の心優しさゆえだと思っていたに違いない。
859 :
753:03/06/24 17:49 ID:???
>>858 おっと、名前つけ忘れ(w
もうちょっとですのでどうか
とにかく無事でホッ
あとは感動のハッピーエンドに一直線すね!
774さんとは違う意味で泣かせて下さい!
862 :
753:03/06/26 01:18 ID:???
パピは、ベッドの横で長官の目覚めを待っていた。
改めて、眠っている彼を見る。
顔の色は少しだが青ざめているようだ。無理もない。約一ヶ月にもわたる裁判の後の、
この負傷だ。大事には至らなかったとはいえ、血も多く失ったのだから。
けれど呼吸は穏やかで、苦しそうな様子はない。顔色の青白さをのぞけば、普通に
眠っているのと変わりないように見える。
(よかった・・・本当に)
そう思うと同時に、彼の無事が確認できずにいたあの時間の恐ろしさを思い出し、
ふいに今まで押えていた涙が次々と零れ落ちてくるのを、パピは止められないでいた。
そして。
ゆっくりと目を開けた長官が最初に見たもの、それは自分の横で肩を震わせながら
泣いているパピの姿だった。
「・・・・・」
手で顔を覆って泣いているパピは、まだ長官が意識を取り戻した事に気付いていないようだ。
長官はゆっくりと身を起こし、パピを見る。
パピの本来の年齢を考えれば、こうして泣きじゃくるのは何らおかしい事ではないのだが、
処刑直前まで気丈さを失わなかったパピの姿を見ているだけに、長官は呆気にとられた
ような思いでいた。声をかけていいものだろうかなどと、つい自分らしくないことを考えて
しまったほどである。
「・・・・パピ」
その声に、弾かれたようにパピは顔を上げる。
「長・・・官・・・」
涙で潤んだ瞳を見開いて自分を見つめるパピに、少々面食らいながら長官は言った。
それにしても、このスレがここまで来るなんて1ですら予測してなかっただろうな
>>863 長官をおいかけて こんなに遠く(1スレ消費間近)まで
駆けてきました 知らないうちに
もうやめようと 思ってみるけれど
この手がひとりでに クリックするのです
865 :
マロン名無しさん:03/06/26 19:03 ID:t1dYty5x
そうだろうそうだろう。
だれかファンサイトつくってくれ〜〜
ドラえもん系で作ってる人いてもおかしくないけどな
漏れも探してるけど・・・
867 :
753:03/06/26 22:08 ID:???
「何をそう・・・泣いているんだ」
「・・・・」
「私に対する免罪を求める署名が数多くお前の元に届けられた事は聞いた。その事には
私も驚いている・・・だからと言って私とPCIAを憎む者がいないなどと考えるほど浅はかではない」
「・・・長官」
「こういう事も覚悟はしていた。・・・お前がそれに責任を感じて泣く必要はないだろう」
「長官・・・僕は・・・」
「パピ君が泣いているのはそんな理由ではないよ、ドラコルル君」
ドアの向こうから聞こえたその声の主は、ゲンブと共に室内に入る。
「・・・・!」
その人物は長官が・・・いや、長官とパピがよく知る人物だった。
「・・・ローレン教授?!」
「久しぶりだね、ドラコルル君」
かつて長官とパピが大学において、共に師事した教授こそが彼だったのだ。
思いもかけぬ師との再会に、長官は少なからず驚いていた。
「・・・何故あなたが」
「パピ君に頼まれた事があってね。君の手術が終わるとすぐに大学から駆けつけた。
その後またすぐに大学に戻って、今またここに来たんだ。・・・いやまったく、久々に
駆け回ったよ。老体には少々こたえるな」
「・・・・?」
教授はパピに頼まれ、病院と大学を往復したという。その行動の意味がつかめずにいる
長官に、教授は穏やかに語りかけた。かつて大学の研究室で、学生だった二人に
話していたのと同じ口調で。
「パピ君が泣いていたのはね。・・・君がパピ君にとってかけがえのない存在だからだよ。
パピ君にとって君はこの世で唯一の・・・・」
「・・・・」
「・・・血の繋がった存在、なのだからね」
868 :
753:03/06/26 23:15 ID:???
「・・・教授、何を言って―――?」
言葉が聞き取れなかった訳ではない。言葉自体と、その意味することを即座に
結びつけるには、意識を取り戻したばかりの今の長官には少々時間がかかったのだ。
「君が意識を取り戻す前に、ある検査をさせてもらったんだ」
「検査・・・?」
「そう、それで大学の研究室に戻った訳だ。・・・君とパピ君のDNA検査をするためにね」
「―――――!!」
この時、ようやく教授の言葉が、その意味する事が、雷鳴の如く長官の脳に突き刺さった。
ばらばらになっていたパズルが形をなしていくかのように。
自分の傍らにいるパピに、ゆっくりと視線を向ける。
その視線を受けて、パピは静かに話し始める。
「特赦状を作る為に、君の詳しい経歴を調べた書類が僕に渡されたんだ・・・。
そこにはサリアという名が記されていた」
「・・・・・」
「覚えているだろう、彼女を。君が結婚しようとしていた女性。君との結婚が
国に受け入れられず、一人になった後・・・彼女は僕を産んだ。それが今から
十年前の事だよ」
「・・・教授・・・!では・・・では、パピは」
再び教授に向き直って尋ねる長官に、教授は小さくうなずく。
「間違いない。パピ君は・・・君の子だ。君と彼女のね」
------------------------------------------------------------------------------
すみません!ほんともう少しですから!
DNA検査が数時間で出来るなんて私も思ってませんが(w その辺はご容赦を。
こりゃ既にノベルですね。
長くてもいいからちゃんとラストまで読ませて下さいYO!
期待してますから
今日は降臨しないのかなー
871 :
753:03/06/28 16:51 ID:???
室内に沈黙が流れる。
長官以外の3人はもう知っていた事なので、衝撃を受けて、というのではない。
事実を知らされた長官が今何を思っているのか、それが気懸かりなのだ。
無論、もっとも気が気ではないのはパピだ。
拒絶されるかもしれないという不安が蘇り、今は俯いて顔も上げられないでいる。
“まともに長官と目を合わせられるかわからない”、そう思っていた通りに。
やがて、心を決めたかのように一つ息を吐き・・・長官は声をかける。
傍らで顔を伏せて不安に震えている、幼い者に。
「・・・・パピ」
不安な気持ちが限界に達したのか、パピはその次の言葉を待たずまくしたてた。悲痛な心の叫びを。
「待って!その前に言わせて下さい!僕は・・・僕はずっと一人だった。自分と血の繋がった
人は、この世に一人もいないのだと思ってた。けれどそうではなかった。僕にも
同じ血が流れる人がいたのだと・・・それが長官、あなたなのだと知って、僕は・・・
僕は本当に嬉しかった」
「・・・」
「この世界に自分と血の絆で結ばれた人が生きている・・・その姿をこれからも
近くで見ていられる。それだけでも僕は、充分に幸せです。だから・・・だからもし、
あなたが僕を息子だと思いたくないなら、これ以上何も言わないで下さい!
あなたの口から拒絶の言葉を聞いてしまったらもう、僕は・・・・・」
そう言って再び俯いてしまったパピの、すすり泣く声だけが病室に響く。
ゲンブも教授も、胸をしめつけられる思いでいた。どれだけ優秀で、大統領として
この国を立派に統治していようと、パピはまだ10歳の子供であることに変わりはない。
今のパピは、ただ一人血の繋がった存在に受け入れてもらえないかもしれない、その
不安に脅えて泣いている一人の子供だった。
「ドラコルル君、パピ君の言う通りだ。君という存在を失うかもしれないと思って、
パピ君がどれだけ苦しんだか・・・もし君の言おうとしている事が、これ以上パピ君を
悲しませるようなことだったら、言わずにいてあげなさい」
872 :
753:03/06/28 18:14 ID:???
「・・・言わないでいる訳にはいきません」
「ドラコルル君!」
「・・・教授、私がパピを悲しませる事を言うと決め付けておられるようですね。
・・・まあ無理もありませんが」
長官は苦笑しながら師を見返す。
「私とパピは教授の前でも言い争ってばかりでしたからね。その挙句パピが泣き出して
しまった事も何度もあった」
「・・・・」
「けれどこれだけは確かです。私とパピは学生としても、そして国家に関わる者同士としても
対立した。それは互いの信念に基いた行動の結果であって、決してパピ個人を
憎んでいたからではありません。まして・・・」
パピの肩に長官の手がそっと置かれ、顔を上げさせる。
「あの人が残していってくれた・・・私の血を引く存在を拒絶するなど。そんな事が
出来るはずがない・・・・」
「・・・・長官・・・・・!!」
「それに・・・パピ、お前にとって私は、唯一血の繋がった存在だと言っていたな」
「・・・はい」
「教授もそのように仰っていましたね」
「ああ、確かに」
「・・・それは正確な言い方ではない。パピの側からだけではなく、私にとっても・・・」
「・・・・え?」
「私にとっても、パピは今、この世で唯一の血が繋がった存在なのです。そうと知る前は
・・・・私もパピと同じ、天涯孤独でした。物心ついてから、今までずっとね」
思いもかけない言葉だった。その場にいる誰もが、聞いた事もない事実・・・・
いや、長官が天涯孤独だったなどと、国民は誰も知らないだろう。彼の経歴を知る
政府関係者、PCIAの人間でさえも。
「で・・・でも、あなたの経歴を調べた書類には確かにあなたの家族の記録が・・・
彼らが死んだなんて事も書かれては・・・」
「だろうな。今の政府ではそこまでは辿り着けまい」
「長官・・・・?」
やがて長官は語り始めた。今まで明かされる事のなかった、過去の真実を。
871のパピのけなげさに泣きますた。
国中騙してたんかいこの男は(w
パピ泣きまくり。まあ普通はそうだけどな
いきなり敬語なパピ萌。
877 :
753:03/06/28 22:57 ID:???
「移民や孤児、保護者のいない子供を国が育てるという保護政策・・・俗に
“国家の子プロジェクト”とも言われるシステムは当然知っているな?」
「・・・はい、もちろん。僕もその政策で育てられたんですから」
「簡単に言えば、その政策には裏の顔があった、という話だ」
「・・・どういうことですか」
「ピリカ連邦誕生と共に生まれた“国家の子プロジェクト”のもう一つの顔、それは
優れた才能を持つと認めた子供を、本来の家族に代わって国家が育て、将来国家の
中枢を担う人材にするべく最高レベルの教育を施す、というものだった」
「な・・・・」
「家族から引き離された時点でその子供は政府が作った新しい戸籍に移される。
そこには“両親”の名も記してある。存在しない人間だがな。つまり元の家族とは、社会上は
全くの他人となってしまう訳だ」
「そんな!そんな話、僕は聞いたことが・・・!」
パピはもちろん、ゲンブも教授も、想像すらしていない話だった。
「知らなくても無理はない。7年前に廃止されるまで、国家の裏側に受け継がれてきた
システムだからな。このピリカも、その始まりは周辺の小国家を武力で統合して
生まれた軍事国家だった。そのなごりとも言えるだろうか」
「そんな・・・・」
「だが、これはまぎれもない事実だ。“国家の子”となった者同士でさえもお互いに
そうと知ることは出来ないが、今現在も国家の中枢で働いている者はいるはずだ。
・・・・私と同じように、な」
それは、この“明るく楽しい国”ピリカの大統領であるパピが初めて知る、国家の影の部分だった。
おーその設定か。しかし既に十五話。
結婚やめさせられなかったら、長官は15歳・大学生にして妻子持ちになってたわけか(w
┌─────────────┐
│ │
│ 中 四 P │
│ 央 軍 C │
│ ド 司 司 I │
│ 令 令 A │
│ ラ 室 官 長 │
│ 長 官 │
│ コ 統 │
│ 第 合 国 │
│ ル 一 参 防 │
│ 中 謀 長 │
│ ル 隊 長 官 │
│ 長 │
│ │
│ 警 司 │
│ 分 察 法 │
│ 析 庁 長 │
│ 班 長 官 │
│ 監 官 │
│ 督 │
│ │
│連絡先:機密 │
└─────────────┘
きっと睡眠時間ナポレオン並だな
つーか、寝ない時もあるんでしょ?
そういう時はPCIA本部に泊り込みかな。仮眠室とかありそうだし
884 :
753:03/06/30 12:26 ID:???
「・・・これでわかったろう、なぜサリアとの結婚を国が認めなかったのかが。
そもそも、子供を家族から引き離して育てるのには、将来重責を担う立場になった時、
余計な私情を捨ててその能力の全てを国家の為に生かせるようにするため・・・。
それが勝手に結婚などして、家族を作られては困るということだ」
「・・・・・」
「その事に絶望して去ったのか、政府がそのように仕向けたのか・・・いずれにしても
彼女の消息はそれっきりつかめないままだった。・・・まさかその後・・・」
今目の前にいる自分の子を・・・パピを産んで、すぐに死んでいたなどと。
そして自分たちは、そうとは知らず出会い、対立し・・・・
何という運命のめぐり合わせだろうか。
「―――――」
パピは、声も出さずただ長官を真っ直ぐに見つめる。
その瞳から目をそらさず、長官は言った。
「結局、お前を悲しませる事を言ってしまったようだな。・・・聞きたくはなかっただろう、
こんな事実は。・・・だがこれだけは信じてほしい。私はサリアを愛し、彼女はお前という
子を産んだ。私と出会ったことが結局は彼女を不幸にしてしまったのだとしても、
それでも私は――――――」
その瞬間。
長官の言葉を途切れさせたもの、それは・・・・
「・・・・・・・・・・!」
自分の胸に崩れ込んで泣いている、パピの姿だった。
--------------------------------------------------------------------------
休みを利用して今日中に終わるつもりです!あと少し!
885 :
753:03/06/30 15:09 ID:???
病院の外から、二人がいる病室の窓を見上げつつ、教授を見送りに出たゲンブがつぶやく。
「・・・“国家の子”・・・・」
「ん?」
「この国を裏側から支えてきたそのシステムの為に、長官とサリアさん、そして大統領も
運命を狂わせられたのですね。サリアさんの死は避けられなかったのかもしれませんが、
長官と大統領は、本来なら親子として共にあるはずだった時間を10年も奪われた。
そしてこの戦争で敵同士として対立してしまった。・・・何という悲劇でしょう・・・教授」
「悲劇・・・?それは違うのではありませんか?」
「え?」
「かつての教え子であるあの二人が対立してしまった事には、私も確かに胸を痛めていました。
その結果どちらかの命が失われたというなら紛れもない悲劇でしょう。けれどあの二人は
こうして生きている。親子として共にあるはずだった時間は、これからいくらでも取り戻せる
でしょう。あの二人は、まだあんなにも若いのだから」
「・・・・そうですね、きっと・・・」
「ドラコルル君を刺したあの少年のように、彼をよく思わない国民はまだいるだろうし、
そういう人たちの思いは簡単には晴れないかもしれない。けれどこれからはパピ君が側にいる。
二人でならきっと、どんな苦しみも乗り越えていけるでしょう。そしていつか、
あの二人が手を取り合って、この国を更に素晴らしい国へと変えていってくれる・・・・。
私はそう信じていますよ」
二人きりになった病室で、パピはまだ泣いている。悲しみの涙ではなく。
自分を、愛した人との子だと言ってくれた人の胸に顔をうずめながら。
「長官・・・母さんは不幸な人ではありません。あなたは今でも母さんを
愛してくれている。きっと母さんも、あなたと出会えた事を、最後まで幸せに
思っていたはずです」
「・・・・そうだろうか。私は・・・」
「え?」
「私は、お前を・・・彼女と私の子であるお前をこの手で殺そうとしたのに。
・・・彼女がそれを、あの世からどんな想いで見ていたことか」
886 :
753:03/06/30 16:16 ID:???
パピは涙を拭い、微笑みながら長官の顔をのぞきこむ。
「母さんはあの世からきっとお見通しだったと思いますよ。長官の本心は」
「?」
「あなたが僕を・・・殺すつもりが無かったことくらい、ね」
「―――――!!」
「あなたの裁判の間に色々な事がわかってきたんです」
パピの公開処刑を強く主張するギルモア将軍に、長官が猛反対し、非公開処刑が
決定した事。あまりにも真っ向から将軍に反対したため、いくら長官でも将軍の怒りを
買いはしないかと、部下が心配するほどであった事。そして・・・
「銃殺隊に持たせていた銃はショックガンだった。あなたは僕を処刑したように見せかけて、
密かに逃がす手はずを整えていた・・・そうでしょう?それに協力していたあなたの部下が、
全て証言しましたよ」
長官の脳裏に、ギルモアとの会話が蘇る。
『なぜそうまで公開処刑にこだわるのですか。危険です。国民の怒りに火がついて
暴動になりかねない』
『そうなったらそれを鎮圧するのが長官の役目ではないか。いかに暴動を起こそうと
武器を持たぬ国民など、PCIAの敵ではあるまい。一網打尽に出来るだろう』
『・・・将軍、あなたはこの国の統治者になるお方でしょう。その統治するべき国民を
殲滅してどうなさるおつもりですか!焦土と化した国土に君臨なさりたい訳ではありますまい!』
『パピを殺せばこの国が焦土と化すと言うのか?』
『国民の目の前で処刑すれば、そうなる可能性はあります。パピは、国民の多くに
慕われた大統領です』
『だったらなおさらだ。パピを支持する国民の希望を絶つためにも、公開で処刑するのだ!』
『しかし!』
『くどいぞ、長官!この国に救われなければ野垂れ死んでいたパピのような孤児などが、
この国の大統領となること自体が、そもそもおかしいのだ!!』
887 :
753:03/06/30 17:08 ID:???
思えばそれが、自分が将軍に見切りを付けた瞬間だったのかもしれない、と長官は思った。
将軍がパピを“孤児など”と吐き捨てた事が、長官を失望させたのだ。
パピのような、本来の孤児だけではない。“国家の子”の裏側の政策によって家族と
引き離され、結果として天涯孤独となった者は今も昔も確かにこの国に存在するというのに。
そして、そういう者達によっても、この国は支えられているというのに。
将軍への失望と同時に、最早パピを殺す事は出来ないと思い始める自分がいた。
たとえ政治的に必要なことであったとしても。自分と同じように、家族とよべる者も
無く、かつて一度でも大学において同じ時を過ごしたパピを殺すのだとしたら・・・
自分は一体なんなのだと。それは一体、誰の為なのか、と・・・。
「・・・そうか、わかっていたのか」
微笑みながら、長官はパピに語りかける。
「ええ。・・・どうしてか、なんて聞きません。あなたは僕を殺すつもりがなかった
・・・その事で充分です」
「・・・サリアが・・・」
「え?」
「きっとサリアが守ってくれたのだろう・・・私達を」
「はい・・・・父さん」
「!」
「そう呼んでも・・・いいんでしょう?これからは」
「・・・お前が構わないのなら、な」
運命によって引き裂かれた二人は、それでも出会い、常に近くにあり続けた。
敵対し、闘った事は、悲しいが悲劇ではなかった。
何故なら、それさえも、きっと・・・二人を強く結び付けていた運命の
なせる業、だったに違いないと・・・今二人は確かにそう感じているだろう。
(END)
-------------------------------------------------------------------------
長い事スレを私物化してすみません・・・こんなに長くなるなんて思ってませんでした。
私、この長官スレ大好きで、もう読み込んでますから、スレに書いてある色んな設定を使わせて頂きました。
753さん乙。とりあえず拍手。
パチパチパチパチ・・・・ワーワー
感動巨編サンクス!!うp完了おめ!!
890 :
マロン名無しさん:03/06/30 19:26 ID:5EIytPNB
というわけで次スレのタイミングでっけど…
次スレ案
ドラコルル長官に一生ついていくPCIA兵の数→1000+
【悪魔の】ドラコルル長官スレッドPart2【頭脳】
とかはどうでしょう(w
893 :
マロン名無しさん:03/06/30 20:52 ID:5EIytPNB
【悪魔の頭脳】ドラコルル長官に一生ついていくPCIA兵の数→800000+
ドラコルル長官直属第2師団
はどうすか?
>>886 ヴァカだなあ、将軍。そういう本音は思ってても口に出したらイカンだろ。
あ、でも「人間は信用ならん」とかゆっちゃう香具師だったな、そういえばw
結局753タソの話では、長官に野心は無かったって設定なんだな。
今度は誰か、長官野心アリアリバージョンで、最後に皇帝になったギルモアを
長官があぼーんして終わる話書かないか?
しかし全19話か・・・よく頑張った753!感動した!!
文章の隅々までオンナノコらしい優しさが溢れてるなあ、ホント
>>896 いいねえ。774さん、またどうですかw
【総員】長官に忠誠を誓うPCIA兵の数→80万+【出動】
次スレか・・・それにしても超良スレだったな、ここ
900 :
マロン名無しさん:03/07/02 17:24 ID:8INSdvrN
うろたえるな!まだ気が早いぞ!
ついに900まで来ました長官!
もうすぐ次スレです!
【ホーソン効果】
職場の生産性・作業能率は、その職場の物的条件よりも人間関係で向上する。
長官とPCIAを見て↑を思い出した。
長官は部下との人間関係を大事にしてるもんなあ。あと、「負けられない」
気持ちを起こさせるのも効果アリらしい。それもやってるよな、長官。
「でかした!君の昇進を約束しよう」とか皆の前で褒めたりして。
ご、ごめん最近「このホストでは立てられません」ばっかりだったから
「どうせ無理だろうからやってみよー」みたいな感じて次スレ立ててみたら
できちゃった……。
どう考えても早かったね…
長官、各方面隊集結いたしました!
どうぞご支持を!
>>906 支持→指示 でした。
申し訳ありません、長官!あなたに心酔するあまり・・・(w
>>904 新スレ、あなたのテンプレに感動しますた
切ない系・感動系に続く第三弾SS誰か書かないかなー。
896も言ってるけど野望達成系とか。
910 :
長官:03/07/03 06:11 ID:4G538yoI
埋め立てか。では1000までの間、私の一日のスケジュールをお見せしよう
とりあえず朝は五時起き
↓
>>903 >「でかした!君の昇進を約束しよう」とか皆の前で褒めたりして。
一度でも約束を守ったことがない男なわけだが。
>>911 それはほら、何度か既出だけど、パピとはそうだったかもしれないけど
全ての人に対してそうだとは限らない訳で。
根拠はパピの言葉しかないしな。第一、長官になってからも約束守らなかったら、
部下はついていかないと思われ。
>>910 と言っても、仕事が立て込んでいる時は徹夜もありだから、そういう場合は
PCIA本部に泊り込みだがな。
↓
>>909 うむ。とことん非情で冷血な長官の話も読みたいところだな。
ラジオ体操して体をほぐす
↓
ブラック飲みつつ書類仕事スタート
↓
手早く済ませて各部門の見回り&任務報告を受ける
↓
何か問題があったらすかさずフォローする
↓
今月の標語を書く。「軽犯罪取り締まりは重犯罪の予防」
↓
ミーティング、現場指揮などあちこちを飛びまわる
↓
部下3,4人と共に昼飯を食いつつピリカの未来を語り合う
↓
午後一に、新兵訓練施設の視察。
施設で新兵に直接声をかけて訓練の状況を聞いたり、施設の不備はないか確認したり。
長官から直々に話しかけられて、新兵感動。
↓
施設の所長に説明を聞くだけじゃなく、実際に自分の目で現状を確かめる。
不備に気付いたら即刻改善させる。場合によっては自分で改善。
とにかく現場の意見によく耳を傾ける。
↓
続いて兵器工場の視察。
↓
サボってる労働者に小一時間説教。
↓
技術者とお話、新兵器の説明を聞いたり、助言したり。
↓
>>926 多忙な長官が小一時間も?
むしろ「具合が悪いのか?」みたいに話かけてから、一言二言心を動かす事言って
反省させるとか
929 :
マロン名無しさん:03/07/04 20:38 ID:4M2D9IR+
私はそんなキャラなのかと思いつつ司令室でモニターチェック。
↓
部下の手に負えない事態が!全力でフォローに走る
↓
「ご迷惑をおかけして申し訳ありません、長官!」
「私の務めだ、気にするな」
「長官・・・・・・(感動)」
↓
思えば767から親子祭りが始まったんだな。
問答無用のオチだもんな、親子って。兄弟の比じゃないな。
司法長官の仕事もある。調書に目を通さなくては
↓
各方面軍隊長との会議
↓
分析班から連絡が。「長官のご意見を是非とも」で、直行。
↓
いつの間にか一緒に分析してしまう元科学少年な長官。
↓
流石に仕事多すぎるかもと思いつつ国防委員会に出席。アホなギルモアにイライラ
↓
強硬論ばっかのギルモアにウンザリしつつも場をまとめる
↓
>>938 「大群を差し向けて叩き潰せ」「いえ、泳がせておきましょう」のパターンですな
バカをなだめるのは骨が折れるな・・・まったく
そうこうしているうちに日も暮れてきた訳だが仕事はまだ終わりそうもない
↓
部下の兵士が差し入れを持ってきてくれた。
「長官……私に出来ることがあれば、何なりと申し付けてくださいね!」
↓
とりあえず書類の整理を手伝ってもらう。彼の名はロストフスキー。
↓
>>943 ロス・・・
PCIAに入って以来片時も離れず長官の側に仕えてきた部下か。
ピリカ自由同盟の地下組織に潜入捜査する役を頼まれたりするんだな>ロストフスキー