人間手塚治虫

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1マロン名無しさん
手塚先生の逸話などを語ろう。
プラス、マイナスなんでもありで。
個人的にはAKIRAの評価を保留したまま
亡くなってしまわれたのが心残りである。
2マロン名無しさん:02/05/16 20:17 ID:???
誰もとらない・・・
ボクが2ゲットしてイイノ?
3マロン名無しさん:02/05/16 20:46 ID:???
遠慮せず1000までゲットすれ。
4マロン名無しさん:02/05/17 00:59 ID:agf3YgXs
漫画と出会ってなければ、彼のリビドーは犯罪に向けられていただろう。
5マロン名無しさん:02/05/17 01:06 ID:???
先駆者だったのが奴の悲劇であろう。
トキワ荘の奴らのような追いかける立場であれば、現代の漫画界は
大きく変わっていたと思われ。
6マロン名無しさん:02/05/17 01:53 ID:0h7I3phA
テズカは時折ホモっぽいのは何故ですか?
7マロン名無しさん:02/05/17 02:18 ID:???
手塚治虫って、亜人とか奇形とかに凄く執着してるよね。
そういう描写が出てくるときの手塚漫画ってかなりエロを感じる。
8マロン名無しさん:02/05/17 02:52 ID:???
嫉妬深い・怒りっぽい・悪アトムについて単行本で言い訳
9マロン名無しさん:02/05/17 10:22 ID:3aWjUoPs
変態性という意味では近親相姦のテーマも多かったと思う。
(数自体はそんな多くもない?)
10マロン名無しさん:02/05/17 12:17 ID:Z/5a7hOg
>>6
女、子供、男、親類、獣の全てに欲情できるスーパー両刀使いだから。
11 :02/05/17 23:50 ID:pOIdoswo
AKIRA?あんなものは漫画としてはたいした漫画じゃない、
といいたかっただろうが、かつての石森などとの悶着の記憶など
からかろうじて抑えていたに違いない。
12マロン名無しさん:02/05/18 00:06 ID:bNqkjyNQ
>>11

アキラに関してはお弟子さんに聞かれた時に
「評価はもう少しまってください。」といわれたんだとか。
13マロン名無しさん:02/05/19 18:57 ID:yTl13TAs
手塚自身の経験から、画風は容易に真似されてしまうので、絵にのみインパクト
があってデビューしてきたあるいは大受けしている作家は、そのうちに似た絵の
漫画が乱立してきて人気を割り算にするだろうと思われたのではないか?
 絵柄が容易に真似されたとしても、通常盗作とは呼ばれないが、
筋がそっくりだとパクリと呼ばれる。プロの漫画家は新しいアイディアを
どんどん出しつづけていかないと、飽きられてしまい、いずれは没落する。
14マロン名無しさん:02/05/19 19:49 ID:Il8NGdgs
石森章太郎に対するジェラシーというかライバル意識は
凄かったらしいね。
普通なら格下と片付けてしまうところが彼らしいというか。
15何でも3倍増し:02/05/22 03:38 ID:???
通常の人間の3倍働いた。だから実質180歳まで生きたのと同じ。
好感を持った人のことは普通の3倍ぐらい面倒を見た。
同様に、嫌いになった人のことは……
16マロン名無しさん:02/05/22 22:50 ID:FitYjmOY
宝島ムックかな?手塚特集だったので読んでみた。
妹さんと漫画の見せ合いしてて、
自分の描いたレイプシーン(ロストワールド)なんかも普通に見せてたんだとか。
やっぱり一味違うな・・
17 :02/05/23 22:09 ID:wTzv6lhA
妹に対する異常な愛着を、いろいろな作品から感じたり読み取れる。
妹が好きでたまらなかったが、近親のタブーゆえの無念さとか、、、、
18マロン名無しさん:02/05/24 00:30 ID:???
はじめて性欲を感じたのは妹に対してだしな。
スカートの中にもぐりたかったそうだ。
19マロン名無しさん:02/05/24 00:35 ID:2GjHoFNk
妹萌えか!
20マロン名無しさん:02/05/24 01:40 ID:5jxo3K/Y
奇子とか。読んでないけど。
シスプリすら手塚の影響を逃れられません・・・てこと
でいいのかな。
21マロン名無しさん:02/05/24 05:01 ID:???
妹萌えで影響か!おめでてーな。
じゃあ近親、ロリ、お姫様、ハーレムネタは全部源氏の影響か!
22マロン名無しさん:02/05/24 11:06 ID:???
ネタをマジに受け止めてるほうがおめでてえな。
23マロン名無しさん:02/05/24 14:43 ID:ZyPj9VZ2
でも、手塚治虫に関しては、その「ネタ」の数自体が異常な程だから、それらの幾つかを本気で信じ込んで、御大に偏見持っている厨房も少なくないしなぁ。
24マロン名無しさん:02/05/24 15:27 ID:???
>>18
そりゃ別に珍しい話じゃないと思うけど。それを持ち続けていたら、いろいろややこしいことにはなるが。
25マロン名無しさん:02/05/24 23:45 ID:???
人間的には
良くも悪くもだだっこ殿様
26マロン名無しさん:02/05/25 01:54 ID:iFA6GUtc
昔、NHKの番組だったと思うが、手塚が出演していて、そこにかつての
漫画少年の編集者の加藤氏は既に亡くなっていたので、漫画少年の編集も
手伝っていた娘さんが登場してきたときの、手塚の微妙な表情と、娘さんの
独特の顔つきが強く印象に残った。ピンと来るものがあった。

結局この娘さんを振った手塚は、気まずさもあり、加藤氏と疎遠にもなり、
無くなったという連絡で葬式に駆けつけるまでは、ごぶたさだったというのが
真相ではないだろうか? 
人気漫画化で家柄も良かった手塚氏にあこがれてよってくる女の人は、
東京で最初の下宿の八百屋のそばにあって、まかないをした人とか、
。。。。
27マロン名無しさん:02/05/25 02:31 ID:???
>>26
一部の映像だけで深読みしすぎ。
#妄想の部類に入るような・・・
28  :02/05/29 11:32 ID:jdSjVpcM
The King O.T. 264頁の
「。。。。兄のことが本当に好きで悩みぬいた女性もいまして、
わたくしもその方からはずいぶん相談されたのですが。何しろ
兄が取り合わないので…手のつけようがなくて。それはそのまま
になってしまいました。」
ーーーその片想いしていた女性は、妹さんからご覧になって良い
方でした?
(即座に頷いて)ええ。良い方でした。
ーーーーーーーー
Q:さて、ここで問題です。この女性とは誰でしょう?
29マロン名無しさん:02/05/29 18:22 ID:VxDw8c7Y
つーことは、かのテレビ出演は数十年間燻り続けた「女の執念」って奴が実ったものだったかも知れない?……てことか。
もし、そうだったとしたら、再会させられる男の方とすれば、手塚治虫でなくても思わず「ギョッ」とする話だよなぁ。
30マロン名無しさん:02/05/29 20:22 ID:JbFaZz1k
まあ、でもそういうのが漫画の肥やしになってくわけだから。
(無責任)
31マロン名無しさん:02/06/01 04:56 ID:3MkXvtTg
ブッダの中に出てくる主人公の悩みは若き作者の悩み迷いが
ブッダに置き換えられて昇華されているのがよくわかる。
32マロン名無しさん:02/06/07 02:49 ID:fm7Cfjy.
漫画少年の時代に、○○○さんと一緒に映画(バンビか?)を観に
(銀座のみゆき座か?)映画館に行くというので喜んでいったのに、
スケッチブックを持ってずっと映画を見ながら模写を朝から晩まで、、、、
結局仕事でしかなくてデートではなかった、がっかりした、、、。

別の手塚の伝記によれば、映画館にロードショウの券を朝の一番から
最終回まで買って、弁当を持って映画館でずっと粘り、夜はそばの
連れ込み宿に泊まってねるのだけど、南京虫が布団にいて、ぼりぼり
痒い、という最後は笑い話にして落ちをつけているが、お供に女性が
いたりしたことがあることは、触れていない。むしろそういうことを
無意識のうちに消すときのテレとして滑稽の自演の落語にしてしまう
傾向からすると、真実はいかにと思わざるをえない。
33マロン名無しさん:02/06/07 21:36 ID:8pbbUBVM
34マロン名無しさん:02/06/08 13:44 ID:GA.0E006
>>32
>むしろそういうことを無意識のうちに消すときのテレとして滑稽の自演の落語にしてしまう
傾向からすると、真実はいかにと思わざるをえない。

 手塚治虫に限らず、若いころの恋愛話を展開する男の心理ってのは、基本的にはそういうもんでしょ。
 こと、話に登場する相手の女が現在の連れ合いだとしたら、尚更そういう傾向が(笑)。
 
 こういう話は、真実などよりも、それぞれが過去の体験に照らし合わせて、各自思い思いの想像を張り巡らせるのが楽しい(笑)。
35マロン名無しさん:02/06/09 17:41 ID:syKx48YI
ちょっと話が違うかもしれないですけど
「鉄腕アトム」についての長年の疑問

アトムは原子力で動いているんですよね?
足のジェットは・・・原爆・・・?
36マロン名無しさん:02/06/09 21:48 ID:soeWQQXo
>>35
それとは別の原子力
37 :02/06/17 12:20 ID:/qV.66dk
某有名漫画雑誌(当時)の編集長の娘と一緒にバンビを取材で観にいった
のである。
38マロン名無しさん:02/06/21 04:41 ID:V6ugktUg
>>35
確か原発騒ぎの時、御大はアトムは核融合エンジンだから原発じゃありません。
ってな事を嬉々として喋ったそうだが。
39マロン名無しさん:02/06/22 13:15 ID:QehwcvhU
手塚治虫は、晩年には反原発運動に賛同していたから、当時鉄腕アトムの取り扱いについては苦慮していた頃があったのではないかと思う。
彼の「アトムは金の為に描いた駄作」という有名な発言は、恐らくはこの辺りの心境が直接原因かもしれない。
40 :02/06/22 23:41 ID:???
>>39
金のための駄作云々はアニメ版の事だと思われ。
41 :02/06/27 01:36 ID:ZW6WgNCw
後期の手塚氏は、その場の雰囲気に合わせて出鱈目をいうように
なっているので、あまりまじめに受け取らないほうがよい。
#ラルフバクシの指輪物語を東宝の宣伝の場では誉めているが、
裏にまわっては(ロトスこーピングなんてつかうのは、あれはアニメ
として死だねなどのように)けなしていたりもするが、
その一方で自分もロトスコープのマシンを買い入れて使ってみたりも
するといったぐらいで、支離滅裂。あとは回りの意見に左右されやすくて
弱い。一度王様だった時代の後で、没落したときの衝撃が非常に大きかった
らしくて、非常に弱気な面もあり、ふらふらしていた。人気稼業はつらいね。
42マロン名無しさん:02/06/27 01:36 ID:TcVn/9xs
奇形とか近親相姦とかエログロ萌えな所に、山田風太郎と通じる物を感じる。
どっちも医学畑だからか…
43マロン名無しさん:02/06/27 01:51 ID:???
 金のために漫画描いてたのは事実。漫画が売れなくなる内容を描いて
ないもん。
 グランドールで何であんなに武道をする人間を敵視するのか解らなか
ったが、空手やってみて納得。
44マロン名無しさん:02/06/27 19:53 ID:???
なんで?
45マロン名無しさん:02/06/28 13:56 ID:IMAnyyJs
>41

変な新興宗教にはまったり、大企業の片棒を担ぐような真似はしなかっただけでも良いわな。
文壇、画壇のようなものもマンガ界に作らなかった。
常に読者の方を向いて描いていたのだから、それぐらいのエピソードは人間味の内。
46マロン名無しさん:02/06/28 21:43 ID:kvUMAf0w
>41
手塚さんって子供っぽいところがあって
漫画賞の授賞式で、描いた本人を前にして
その作品を悪くいうことがあったらしいね。
正直な反面、後でそのことのツケが回ってきたりして
後悔するようなことがあったりしたんじゃないのかな。

正直な人が無理して回りに合わせた発言をしようとして、
でも自分の心は偽れなくて・・ということが繰り返されると
そういうこと(陰口?)になるのもしかたないと思う。
47やっぱり好き:02/06/29 01:22 ID:xfbW6IqY
>46
パーティーの帰りに他の漫画家が妾達の家に御大を誘った時、
御大はムキになって、
「そんなモンに興味はありません、今からカニを食べに行くのです」
っていったと言うのを関係者から聞いた時は、
思わず、あぁ神様だぁと思ってしまったyo
48マロン名無しさん:02/06/29 08:18 ID:iJm6fieE
手塚本人の噂は多々聞いた事があるけど
息子がどうしようもないアフォであげくに親のファン(男)に手をだしたって本当?
49マロン名無しさん:02/06/29 08:27 ID:ti4DOHj.
へ?手塚の息子って、岡野玲子の旦那だよな?
50 :02/06/29 08:50 ID:/CP10qvU
この前、深夜にコンビ二で漫画雑誌を立ち読みしているのを見たぞ。
51マロン名無しさん:02/06/29 22:32 ID:c3ZHmWTI
>50
手塚も今生きていたら同じことをしてそうだな(w
って、スレ違いの話題か。
52 :02/07/19 00:33 ID:PW7KQ6fc
希行本や生原稿を餌に釣られたら、熱烈なファンだったら、
それ観たさに、たとへどこにでもフラフラと夢遊病のように
ついていってしまうだろさ。
53マロン名無しさん:02/07/19 02:02 ID:I.ep9XQQ
>>1
微妙にスレ違いだが、なんでAKIRAなんだ?
漫画史的には童夢の方が重要と思うが。

というか俺は宮崎駿の評価が聞きたかった。
54マロン名無しさん:02/07/20 20:41 ID:KKFe23xA
24時間テレビで無茶やってたってのは本当?
55マロン名無しさん:02/07/23 00:03 ID:???
学生時代に講演に来たことあったよ。
一番広い大教室だったけど、入りきれないくらい聴衆が集まったな。

知らず知らずに講演内容をメモしてたら、
友人に「書き止めてるの!? 講義じゃないのに」と驚かれた。

柔和な人柄が表れてて、わかりやすく人の心に届くような話し方でした。
唯一の手塚生体験です。
56マロン名無しさん:02/07/23 09:22 ID:MlyyQjSI
本当に、人間だったのか?宇宙人が地球人の姿をしていたんじゃないのか?
57マロン名無しさん:02/07/24 13:06 ID:A4iwNpgQ
本当の所はウォルト・ディズニーになりたかったんじゃないの、漫画よりアニメを
やりたかったみたいだし。
58マロン名無しさん:02/07/24 13:39 ID:h/MXLi/I
上京させられましたよ。描きたくもないマンガを無理矢理やらされて。
59マロン名無しさん:02/08/02 19:29 ID:OUp6r9IA
昨日のNHKで再放送したBSマンガ夜話でも言ってたが、10代でデビューして
死ぬまでずっと一線で活躍してたのに、ネタが尽きない枯れない上に深い人生
経験を感じさせるマンガを描き続けられたというのは、本当に奇跡のような人
だよなあ。
60 :02/08/02 19:40 ID:Qr1aeNmQ
うんうん
611:02/08/17 00:41 ID:zjL7TQ/J
>>53

超亀レスすまそ・・・というかこのスレとっくに消えてると思ってたが・・
童夢は単純に読んでないですがそこまで言われるなら読みます。

いいなあ手塚生体験。
62マロン名無しさん:02/08/30 15:10 ID:ySsKm0vA
age
63マロン名無しさん:02/09/02 17:09 ID:HKo7aiOu
手塚はともかく、宮崎駿は手塚を「たいした事ない」的な発言してるよ。
64マロン名無しさん:02/09/03 00:41 ID:???
>63
それ手塚アニメに関しての発言だろう?
まさか漫画を?
65 :02/09/04 03:00 ID:lWiomY5d
>>64
アニメに関してですね。
実際には少しニュアンスが違って、「たいした事ない」ではなくて「たいした事がある」
から変な悪影響が多くて迷惑してる、って言ってた。
漫画については間違ってもそんな発言はしないよ。漫画では手塚に勝てないから漫画は止めた、って言ってるんだから。
66マロン名無しさん:02/09/04 04:21 ID:Z8U3PKBV
宮崎駿といえば「神の手」発言があるじゃない。
手塚作品の運命論的なストーリー展開とか、登場人物に対しての時として冷酷す
ぎる仕打ちとか、作品に神として君臨する手塚の創作姿勢に違和感を感じて、好
きだったけど青年期に決別した、とかいうの。

確かにそういう面もあると思うけど、そうでなくては手塚作品はあれだけ骨太な
テーマ性を持ち得なかったとも思うな。
67マロン名無しさん:02/09/04 04:30 ID:48LAkzOR
ブラックジャック単行本 全巻 もってます
初版本 多いでッス
68マロン名無しさん:02/09/04 04:31 ID:???
奴にだけは言われたくないよなぁ
69マロン名無しさん:02/09/04 05:47 ID:j0pfBYxQ
うろ覚えなんだが、
没後もそのままに保存されている手塚治虫の仕事部屋を大友克洋が訪ねる
ドキュメンタリーを昔見た。真っ先にレコード棚を見た大友。
あったのは2、3枚のクラシックレコード。
「延々とこれを聞いてたんでしょうね」(てな感じのコメント)

なんで大友は真っ先にレコード棚を見たのか、
思い出すたび考える。天才の考えることはワカラン!
70マロン名無しさん:02/09/04 18:42 ID:???
アニメに関してか漫画に関してかは不明だけど
宮崎駿は「手塚を認めない」とも発言してるよ。
ニュアンス的にアニメも漫画もひっくるめてる印象が強いけどな。
66にあるような好意的な感情はあんま感じない。



71マロン名無しさん:02/09/04 23:16 ID:jgu9w0Ex
もののけ姫も、宮崎駿が好きな黒澤が作り上げた中世観の否定っていう面もあるし、
名前を挙げて否定するというのは、実力や自作への影響力を認めてるってことじゃ
ないのかなあ。

受け手ならマンセーでいいけど、同じ作り手としてはそうもいかないでしょ。
案外手塚と屈折具合が似てるのかもしれない(w
72マロン名無しさん:02/09/05 00:36 ID:VTaI8vVi
「 (略)20歳のころ、タンスの引き出しいっぱいになった自分の原稿を燃やしたことがあります。
 手塚さんの絵に影響されてどうしても抜け出せない原稿の山――一つの通過儀礼のつもりだった。ボクは手塚さんとは違うんだ――と。
 でも、何も変わらなかった。あいかわらず手塚さんから逃げられない。
  やっとその呪縛からときはなたれたと思ったのは、手塚さんのアニメ『ある街角の物語』を見た日です。
 そこにあった散華の思想、終末の美を見たとき、なにか、手塚さんを見きったように思った。
 もうまどわされない、自分のことは自分自身の問題として考えると。
  (略)ボクは手塚さんを超えたとは言わないけれど違う方向はみつけたと思っている。
 手塚さんに戦いを挑み、そして訣別して新しいものをつくることをこそ、
 手塚さんも望んでおられるのではないかと、ボクは思っています。」
73マロン名無しさん:02/09/05 00:50 ID:???
↑「SPA!」1989/2/12に掲載された手塚治虫の追悼特集だそうです
74sage:02/09/05 01:49 ID:6IXAIdPc
>72
畠違いの宮崎駿ですらこれだけ苦しんだのなら、トキワ荘の面々はさぞかし・・・ですね。
75マロン名無しさん:02/09/05 01:59 ID:az4prPRW
>>69
物書きにとって、作業中の友は音楽。
だからだと思う。
76マロン名無しさん:02/09/05 02:19 ID:6IXAIdPc
大友克洋への評価といえば、手塚本人に直接「本当は僕もあなたのような絵は描け
るんです」って言われて大友が困ったという話を漫画夜話で言ってたけど、別のと
ころで「あれほどの画力があれば、自分ならもっと(アキラとは?)別の話を描く」
と言っていたという話を聞いたことがあります。(ソースは覚えてないが)

これって「ストーリーは負けてないぞ」ってことかな?
77二つ目のお気に入りとして:02/09/05 04:25 ID:EZtgANuJ


究極の総合リンク集

http://home9.highway.ne.jp/cym10262/

78マロン名無しさん:02/09/05 08:31 ID:???
>>72もそうだが、宮崎駿が手塚批判で引用するタイトルはみんなアニメ作品みたいだね。
彼はアニメータなんだから、考えてみれば当たり前の事なんだけど。
79マロン名無しさん:02/09/05 18:31 ID:I4rvg3uM
手塚の実験アニメの制作があまりに過酷で、
アニメーターが数人過労死したとか聞いたこと
があるけど。これは本当なのかな。
 24時間TVのアニメは手塚氏が自分も参加
したいと仕事を引き受けたが、締め切りをぜん
ぜん守らず、スタッフがかってに進めて本人は
放映中にコンテかなにかを書きながら満足して
いたほどいわゆるアニメ音痴?だったみたい。
80マロン名無しさん:02/09/05 23:29 ID:???
--これは安彦さんがいっていたことですが、サンライズは虫プロダクションの倒産
を体験した人々がつくった会社なので、とにかくまず会社を存続させることが第一
義だったと。

そうですね。確かに虫プロの経験がいろんなことに生きているのは当然のことでも
あります。彼がいっているのは「クリエーターの経営者が入ってはいけない」とい
うことが一つだと思います。虫プロでは製作会社がコストとかスケジュールや製作
管理以上に、作品のクリエイティブな部分に情熱を燃やしてしまったんですよ。
(中略)
クリエイティブな世界というものは、そのままでおくと、どんどん生産性が落ちて
しまうものなんです。それに対して我々は絶対に効率や合理性を優先する作品のつ
くり方を行ってきました。それは虫プロの失敗がすべてです。
<サンライズ吉井社長
ttp://kodansha.cplaza.ne.jp/hot/gundam/06_01/index.html
81マロン名無しさん:02/09/05 23:56 ID:8bR3XoOw
クリエーターとしてはともかく、管理者としての才能はなかったんだな。
82マロン名無しさん:02/09/07 14:15 ID:ssREaiyS
手塚治虫自身は、虫プロダクションの倒産する2年ほど前に
社長を辞任してたんだよね。

虫プロ内部でも「手塚治虫の理想とする作家集団として進む」派と
「企業としての安定を図らなければいけない」派の2つに分かれてたみたいだし。

手塚が去ったということは、企業としての道を進もうという道を選択したから
なんだろうけど、それでも倒産してしまったというのは、
よっぽどそれまでにガタが来てたんだろうな。(手塚自身のせい?・w)
83 :02/09/08 07:22 ID:???
>>81
正直、無いと思う(w

だって、組合を結成する、しないの討議が行われている所に行って、
「僕も組合に入れてください」って言ったんだよ。社長なのに(w
84マロン名無しさん:02/09/09 21:35 ID:/YdKzQAr
やっとスレタイに沿った話題になってきたね。
85マロン名無しさん:02/09/10 00:31 ID:7NAYvkma
>>82
アメリカ輸出作品(アトム、ジャングル大帝)の時代に人を自前で抱えて
採用しすぎたのが最大の敗因。最盛期には400人社員がいたというんだよ。
今なら、リスクを業界全体で分散するために外注でほとんどを作るよね。
 リボンの騎士も海外売りを当てにしていたのに、ジャングル大帝のように
はいかなかった。(ジャングル大帝も大人編は売れなかったし、アトムも
前半部分までしか輸出できなかった) 
もうひとつの要因は、NBCに鉄腕アトムが売れて全世界から配給契約で
お金が入って来た最初の7年間の収入が1.5億円と巨額だったこと、
そしてそれが7年目に切れたこと。
鉄腕アトムの国内でのマーチャンダイジングの収入が莫大だったが、
アトムの放映終了で収入がた落ちになったことだ。
 経営の中心となった人物を亡くしてしまったこと。
人を大量に入れたときに東映から芸術家というよりは労働組合の関係者が
大量に流入してきたこと。
若くて独身者のうちはアニメの仕事ができるだけでもうれしかったはず
の人間も、結婚して家族を持ちなどすると、金をもっとよこせとなる。
能力のある人間は、仕事を覚えると独立して辞めてしまうし、能力の
無い人間は、辞めずにしがみつくので、だんだんと時間がたつにつれて
うまくいかなくなる傾向はある。
86マロン名無しさん:02/09/10 00:38 ID:???
 手塚の作品に能動的なものが少ないね、これ致命的。
ただ梶原一騎を代表とする根性ものの作品が、これらの欠落を埋めるかと言うと、
俺に言わせれば手塚よりひどいと思う(全作品とは言わないが・・・)。
87マロン名無しさん:02/09/10 00:39 ID:???
>83
>「僕も組合に入れてください」

腹よじれるほどワラタ
88マロン名無しさん:02/09/10 01:53 ID:???
>>86
「運命に翻弄される主人公」というのは手塚の資質といってもいい部分
だから、いかんともしがたいね。
ブラックジャックだけは主人公が運命を変える側にいるから受けたんだ
と思う。
89マロン名無しさん:02/09/10 05:28 ID:???
手塚治虫が亡くなった時、ぱやおが「ざまあ!」と喜んだそうだ
それを元虫プロの芦田豊雄に怒られたと言う
話を聞いた。
90マロン名無しさん:02/09/10 05:53 ID:???
ま、ロリハヤオの心底見えたりの図でしたね。いつかメッキが禿るでしょう
91マロン名無しさん:02/09/10 08:21 ID:???
>89
そ、それが本当なら、たぶん手塚アニメ批判はただのこじつけで、
本人と対面した時何かあったんだろうな、絶対
92マロン名無しさん:02/09/10 08:43 ID:7NAYvkma
宮崎が死ねば、業界のあちこちで、実は、、、といった話が
沸いて出てくることだろう。
93マンヴァさん:02/09/10 09:04 ID:hdAG44BM

 そら出てくるでしょう。
 好むと好まざると、業界の中での存在が大きくなれば派閥の中に組み込まれるモンだからね。
94マロン名無しさん:02/09/10 15:35 ID:20oXFwV8
>89心温まるいい話だね。
ぱやおちゃんのマスコミの前での手塚治虫褒めは
良心派としてのポーズだとばかり思ってた。
95マロン名無しさん:02/09/10 16:15 ID:8hhsTnBu
宮崎駿はたしかに手塚追悼記事の時も一人だけ手塚批判を
してたね。手塚治はアニメ界にいては迷惑だとか、何も知ら
ない人が遊び感覚で口をだすなとか。現場の人間同士にしか
分からない事情があったんでしょう。
96マロン名無しさん:02/09/11 16:53 ID:TGKcJ8DO
人を呪わば穴二つ。

他の往年の虫プロスタッフの方の手塚治虫に関してのコメントと比べると、宮崎俊のそれは恐らく、自身の性格の問題もあるんじゃないかと思わせる執心、粘着振りだな。
97マロン名無しさん:02/09/12 23:17 ID:f0dL8PqI
>91
同感です。私怨だと思ってる。
「だからハヤヲが間違ってる」とかじゃなくて、
手塚さんもホンネを言いすぎて
人の恨みを買うことがあるだろうな・・くらいの気持ち。

実際に何を言われたのかは知らないし、
手塚さんには人を侮辱しようという気持ちがなかったと思うけど、
言われた方(もしくはそれを人づてに聞いてしまった方)には
よっぽど打撃だったのだろう。

恨みを買った相手がたまたま世間的に大成功して、
その人もホンネを隠さないタイプだったと。
それだけのこと。
98マロン名無しさん:02/09/13 12:42 ID:???
これは板違いだがむかしプロジェクトA子というアニメで
宮崎氏は「制服着た少女が機関銃撃ちまくるようなバカな
アニメつくるな!」と西島監督を大批判したらしい。
それを耳にした西島氏は
「ナウシカだってそうじゃん!」と、そう返した、
宮崎氏「、、、ああ言われてみりゃそれもそうだな、わはは」と
明るく笑って西島氏詫びを入れた謙虚?な一面を
見せたそうだ、、、
そんな話を聞いたけど、やはり宮崎氏にとって
手塚治虫と言うのは人生観においても特別なんだろう。
99マロン名無しさん:02/09/13 13:17 ID:???
なんとか影を振り払いたかったんだろうね
100off板のピノコ:02/09/29 14:48 ID:UBrNsxQT
始めまして。
今回、off板の方でこんなoffの企画がありまつ。
よろしかったら参加してくだちぃ。
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/off/1032918032/l50

あと、手塚先生のアパートの詳しい場所がわかる方がいたら
カキコおながいします。

スレ汚しスマソ。
101マロン名無しさん:02/09/29 17:45 ID:8YCarcdL
カリオストロまでは宮崎グループについて【若いモンががんばってるネ】的な
余裕のあるコメントをしてたけどナウシカ以降は儀礼的なもの以外は宮崎に対する
コメントをいっさい残してないとこが人間的だね、すごく。

石ノ森や大友に対するものより大きなコンプレックスがあったんでしょう。
102マロン名無しさん:02/09/29 18:15 ID:EqYi23Ir
アニメでは宮崎に勝てないのが明白になったから。
103マロン名無しさん:02/09/29 18:23 ID:MMcA0BSy
宮崎勤
宮崎駿
手塚治虫
1989
104マロン名無しさん:02/09/29 18:26 ID:t4pQ0ixp
↑1989年つながりですか?ハヤオは89年に何作ったのかな?
105マロン名無しさん:02/09/29 23:28 ID:???
1989年、駿は生涯最高の作品「勤」を生み出した。
勤は駿であり、駿は勤である。
106マロン名無しさん:02/09/29 23:37 ID:gvcLinoB
89年は確か魔女宅だったような
107マロン名無しさん:02/09/30 00:20 ID:zB3M4FME
漫画家としてはほぼ無条件に認めてるよう。
漫画であれだけの作品産み出してきて、
何でアニメ界に来るんだ?って疑問もあるみたい。
108マロン名無しさん:02/09/30 00:26 ID:lOFw1emX
109マロン名無しさん:02/09/30 01:20 ID:x2FQ+a/Z
手塚治虫って大友のほかに石ノ森にもコンプレックスをもってたの?
110マロン名無しさん:02/09/30 01:56 ID:???
横山光輝も手塚に憚った出版社たちの自粛のせいでひとつも漫画賞もらえなかったとか
91年に三国志で貰ったのって確かに遅いわな
でも単なるうわさかも
111マロン名無しさん:02/09/30 02:01 ID:dZwVCqv+
手塚没後ビッグコミックだかに描いてた。
COMに描いてたJUNという石ノ森のマンガをボロクソにけなしたらしい。
それを伝え聞いた石ノ森が連載の中止を申し入れると手塚が詫びをいれたそうだ。
石ノ森は昭和30年代後半から40年代前半にかけて勢いがあったからね。
112 :02/09/30 19:24 ID:???
>>111
石森は連載の中止など申し入れていないよ。回りの都合で連載がストップしそうになっただけ。
あと、確かに勢いはあったがそれ以上に手塚の方が(作品以外の事も含めての)勢いがあったよ。
ちなみに手塚さん、土下座して謝ったって知ってた?
>>109
手塚はすべての才能に嫉妬してコンプレックスを持ちます(w
113マロン名無しさん:02/09/30 19:31 ID:???
>112
そういえば、某ビジュアリストの才能に嫉妬したという話は聞かないね。
114マロン名無しさん:02/09/30 21:40 ID:???
>>112
昭和30年代の終わりから40年代半ばまでの石森は手塚など比べものに
ならない勢いがありました。トキワ荘グループに祭り上げられてはやくも
「神様」になりかけてた手塚に比べてまさに「旬」という感じだった。

映画やSF小説の美味しいネタを子供向けにアレンジ(というかパクリ)
する腕前は大したものでした。その勢いは10年続きませんでしたけど。
115109:02/10/01 02:00 ID:klxeYQ7/
111さん、112さん、レスありがとうございます!

手塚治虫ってあんなにすごい作品をいくつも描ける才能があるのに、他の人に
コンプレックスを持ったり、嫉妬したり・・・。
そういうところはすごーく人間臭いというか子供っぽいですね。
116マロン名無しさん:02/10/01 02:58 ID:ST00kaWm
手塚はそういうマイナス感情を否定してはいないでしょ
作品でもそういう暗い部分が描かれていることが多いし
117マロン名無しさん:02/10/01 04:09 ID:???
>>98
あとパヤヲはまだこんな感じ

http://www.eiga-portal.com/butaiaisatsu/sentochihiro-kin/02.shtml
(質問3)
日本のアニメがこのような賞をとったことをどのようにお考えですか?

(宮崎駿監督)
日本のアニメーションを一産業にしようとする動きが東京都であったり、
杉並区なんかが色々やっているんですが、僕自身は日本のアニメーションは
どん詰まりまで来ていると思っています。それは、僕よりも20も若い庵野っていう
監督が自分で言ってるんですけどね、「自分たちがコピー世代の最初だ。その後の
世代はコピーのコピーだ。今やコピーのコピーのコピーになってる。それが
どれほどゆがんでいるいるか分かるだろ。自分の目で見たものを見たままに
描いているわけじゃない」っていう書き方をしています。それは、僕は若い人たちを
つかってやっていますから、僕自身もとてもよく感じていることですね。そこを
どういうふうに突破するのかは、僕らではなくその人たちの課題だと思うんですよ。
どれだけ売れるかっているのはつまらないことで、ほとんど売れません。
沢山の作品が出ているようですが、ほとんどの場合、どうしてあんなに暴力や
セクシャルなんだろって思ったら、裏のほうを見たらビデオばっかりが多くて、
東京都の人が支援するっていうのもそういうのを見て言ってるのか疑問を感じて
いるんですよね。そういうジャパニメーションっていうのはくだらなさを
十分もっているので、これはウハウハと日本のアニメーションが世界に
広がっていったら恥をかくだけだと思っている。
118マロン名無しさん:02/10/01 05:48 ID:???
手塚が石森の『ジュン』をクソミソに貶したのは、読者から
「手塚作品より、石森の『ジュン』の方が素晴らしい」なんて手紙を貰ったから。
ってことが、『サイボーグ009 コンクリートブック』に
書いてあったんだがホントかねぇ。しかも、この読者、手塚からの返事
(『ジュン』を批判したもの)を石森にそのまんま送ったとか。
119 :02/10/01 11:25 ID:???
>>118
それは後付の話。実際には手塚が周囲の人に「台詞がない物は漫画じゃない」って
言ったのが編集者を経由して石森の耳に入ったの。
明確に「ジュン」と名指ししていたわけではないけど。って言うかそこまで酷く貶めていないと思うが(w
>>113
眞?
だったら的外れだよ。手塚の存命中はもともとパッとしていなかったし、息子だし(w
って言うか
>手塚はすべての才能に嫉妬してコンプレックスを持ちます(w
この「すべての才能」ってさ、漫画とアニメに関する事ね。基本的に。

>>115
>手塚治虫ってあんなにすごい作品をいくつも描ける才能があるのに、他の人に
>コンプレックスを持ったり、嫉妬したり・・・。
だからこそ手塚治虫は手塚治虫たりえたと思うよ。
120 :02/10/01 11:30 ID:???
>>114
わざわざ112で
>(作品以外の事も含めての)
って書いてあるでしょ。総合的に見たらあなたの意見はまったく当たらないよ。当時の空気とか
漫画の状況がわかっていればそんな事は書けないはず。大方漫画研究の本などを見てそういう
もの(石森>手塚)だと思っているんだろうけどね。

そこまで言い切るんだから当然だけれども私はリアルタイムで経験してるよ。
121マロン名無しさん:02/10/01 21:48 ID:DpQrMXnY
>>120
『総合的』とかゆーややこしい話ではなく勢い=人気ということですよ。
いいかげんな事を「言い切って」若いモンを惑わしてはいけません。
手塚信者として手塚を常にトップに置いておきたい気持ちはわからなくもないですが。

一応当方もCOMを創刊から読んでました。
122マロン名無しさん:02/10/01 23:13 ID:???
>>119
レスありがとうです。やっぱり後付けか。
なんか違和感かんじてたんです。この読者の意図が訳わからないし。
2人の間に、第三者をいれることで、手塚や石森、また両方のファンの
気持ちを和らげようと、したのかな。
123マロン名無しさん:02/10/02 00:20 ID:???
>>115
「神様」のくせに自分の歳の半分しか生きていない若僧とマジでアンケートの順位争いを
する人ですからね。まぁ、それが創作意欲の源泉のひとつだったんでしょうけど。
124マロン名無しさん:02/10/02 14:26 ID:???
本人は自分を「漫画の神様」なんて思っていなかったし、漫画という表現手段には人一倍プライドを持っていたが巷間良く言われる自分の代表作の殆どは生活の糧の為に描いた消耗品と頑なに規定していた。
125マロン名無しさん:02/10/02 15:08 ID:???
漫画にプライド・・・漫画家としてのプライドかな?
少なくとも宮崎パヤヲがしてるようなアニメ=芸術扱いみたいな面はゼロ
子供にとって漫画は空気のようなものだとか言う人だし
126マロン名無しさん:02/10/02 19:32 ID:QUBjVXe1
コミックGONでCOM特集があり、当時の手塚氏の石森
評が掲載されてました。
 それによると石森氏はいい作品を描くけれど、これと言った
代表作が無い。サイボーグ009も代表作と言えないと発言
していますね。
127マロン名無しさん:02/10/02 21:31 ID:???
>>124
そりゃ、当たり前でしょう。自分を神様とか思いだしたら山本鈴美香や美内すずえ
みたくなっちまいますよ、いくら漫画とはいえね(笑)

消耗品ってのはどうですかねぇ? 人間、消耗品扱いされるものに心血は注げませんぜ。
テレ隠しに卑下してみせてたんじゃないですか。
128マロン名無しさん:02/10/03 05:30 ID:???
>>124
じゃあ手塚治虫が、本当に自由に描きたいモノを描いたといえるのは
どの作品? きりひと賛歌とか?
129マロン名無しさん:02/10/03 14:37 ID:XJrf+tTK
マニアが読むような雑誌に描かれた作品、例えばCOMの「火の鳥」とかコミックトムの「ブッダ」とかSFマガジンの「鳥人体系」等のこと、ということか?
130マロン名無しさん:02/10/03 17:02 ID:???
人生の全てを漫画で埋めつくした漫画家達に
敬礼、
131マロン名無しさん:02/10/04 19:04 ID:AC24w2zK
>>129
『ブッタ』は「なんでこんなもの描いちゃったんだろ」って後悔してたような・・。
132 :02/10/04 21:23 ID:v0KgoFyo
>>131
破産した会社の当時3億円ともいわれる借金の負担を返すために、
漫画の仕事をえらばずに片端から引き受けた為。宗教系スポンサー
の雑誌にブッダを描いたのもそのため。
 時代がもしも少し違えば、Ωがスポンサーの漫画を描いてしまって
いたりしたかもしれなかった。
133マロン名無しさん:02/10/04 21:26 ID:j8RrefiP
なるほど納得!!
134マロン名無しさん:02/10/05 12:58 ID:rollR0wK
潤沢な資金を持ち、当時思想的に反戦中道を装っていた学会系の雑誌には描いても、数百人程度のムー愛読者の集まりのΩ系には描かんだろ。
DQN宗教学者じゃあるまいし。
135マロン名無しさん:02/10/05 17:50 ID:OqYlQSda
もっと早く、バイアグラが発明されていれば、もっと活気のある作品を
どんどん作れたんだろうに、惜しいね。たたなくなると、やたらとイヤラシイ
感じのねちねちした作風になるものらしい。
136マロン名無しさん:02/10/05 18:05 ID:???
コピペ厨房、ハケーン。
137マンヴァさん:02/10/06 01:08 ID:cgbvcLNI

 ブッダに関しては、何かの手記か何かで、
 「いくら漫画は娯楽作品とは言え、ダイバダッダの扱いなどむちゃくちゃな事をやりすぎたと思う」
 みたいな事を書いていたよーな記憶がある。
138マロン名無しさん:02/10/06 02:26 ID:???
『ジレッタ』読んだぜー。
読ませる割にはラストがあまりにも糞なんで
呆然だぜ―。
イェー。
139マロン名無しさん:02/10/06 12:16 ID:???
>>119
後付の話ではないと思うが。
石森の「ジュン」を読んだ手塚読者が手塚にどう思うか手紙を書き、
それに対して手塚が「ああいうものはマンガとは言えない」と返信。
それをそのまま、この読者が石森に送付。
読んだ石森が怒っているのを、人伝いに知った手塚が石森を訪ね土下座した。
土下座については石森本人も手塚亡き後メディアで公言してた。
140マロン名無しさん:02/10/06 13:46 ID:lw9coUF/
謝罪した、というのは聞いた事があるが「土下座した」とは初耳。
亡くなってからそんなことを「公言」する石ノ森章太郎もなんだが・・・・・・・、「死人に口無し」ってやつか。

幾ら身から出た錆とはいえ、この程度の事情なら土下座など何もそこまでやらなくともと思うが。
もし当時の手塚治虫と同じ立場だったら同じ行為が出来る人間はどれ位いるだろうか。
141マロン名無しさん:02/10/06 17:59 ID:???
         ・ ・
なんかその話だけ聞くと、本当だとしても石森って大人げないねー。
「俺は漫画の神様に漫画で土下座させたんだぞー」 みたいな自慢話に聞こえる。
しかも手塚の死後に言うなんて。
142119:02/10/06 18:09 ID:???
>>139
いや、実際にはそれ後付けの話だよ。
読者が石森に手紙を送付した事実は無いよ。
石森の耳の入ったのは編集者から。でも、編集者がこういうことを「ちくる」というのはイメージが悪いから
「読者のせい」にしたの。

>土下座については石森本人も手塚亡き後メディアで公言してた。
初耳。どこで?
俺は手塚から聞いて知ったんだけど。。。
あと、何度も言うけど石森は怒ってなんかいないよ。

>>140
>もし当時の手塚治虫と同じ立場だったら同じ行為が出来る人間はどれ位いるだろうか。
いるわけが無い。出来る筈も無いし。でも手塚はそれをやった。
そのことで石森は恐縮しきった。また、畏怖したそうだよ。ここまでの大物なのに弟子に対して土下座するとは。。。
私(石森)は怒ってなどいないのに。やはり神様か。。。
とな。
でも、手塚の方はそこまで計算していたようだがな(w
143マロン名無しさん:02/10/06 18:52 ID:UJdlkIYW
手塚も石ノ森も練馬区民だ−
144139:02/10/06 21:04 ID:???
>>142
だいぶ前に石森本人がテレビで誰かの質問に答える形で公言したのを見た。
オレの記憶では「土下座」という言葉を使ったように記憶しているのだが、「絶対違う」と言われると、「頭を下げた」とだけ言ったかも…。
その点は突っ込まれると自信満々に言い切れないが、オレ的には記憶違いではないと思ってる。
さらに石森本人はその番組で、手塚が謝りに来るまで「あの手塚先生が何故そんなことを言うんだろう?」と不信感が募ったみたいなことも言っていた。
もちろん、自分はそれほど怒っていなくて、謝りに来られたことも凄く驚いたと言っていた。
ただ、オレとしては手塚が死んでからこんな事言わなくても良いのにと感じたよ。
そういうことは胸の内にしまっとけばいい事で、石森が自慢したくて口にしたとしか思えなかった。
145マロン名無しさん:02/10/06 21:08 ID:???
ところで、ここはage進行?
それともsage?
146マロン名無しさん:02/10/06 21:20 ID:???
>>119
>俺は手塚から聞いて知ったんだけど。。。

119さんは手塚さんとお知り合いの方でしたか・・・。(とても羨ましいです・・ボソボソ)
147マロン名無しさん:02/10/06 21:54 ID:l8jHjtww
石森は最初は手塚を師と仰ぐような心情だったが、
ある時点から画力の点で師を抜いたと確信するに至り、
手塚を対等のライバル視し、越えることを目指すような
言動が多くなる。
 確かに、作画の点では師を抜いたといえなくもない。
だが初期のメルヘンタッチの絵は手塚同様に失われた。
 ストーリーの観点からは、ある時期からおなじ骨組みの使いまわしの
濫作が多くなり、またいろいろなところに学歴コンプレックスが筆の先に
現れるのが、哀れだった。
 それで、結局手塚を抜いたとはいえない不完全な状態で、終わった。
家族の関係でのごたごたや悩みがあったのが、かなり足を引っ張ったと思われる。
 あれほど手塚を圧倒するほどの収入を上げたように思われるのだが、
自分が昔やりたいと思った映画もアニメも(時代が味方せずなのか?)
作ることができなかった。 晩年の作品は、原作付だったり、
あるいは自分で描いてないだろ? プロダクション制度を大幅に取り入れたが、
それは手塚に比べてもうんと作品の精神にマイナスであったと思う。
孤独の状態で思索しなくなったからではないか?
148マロン名無しさん:02/10/06 23:20 ID:f39oSPjq
149119:02/10/07 00:21 ID:???
>>146
知り合いって言うか仕事上の付き合いだよ。

>>144
>オレの記憶では「土下座」という言葉を使ったように記憶しているのだが、「絶対違う」と言われると、「頭を下げた」とだけ言ったかも…。
いや、俺は絶対違う、とは言ってないよ。ただ、俺は知らなかったというだけであって。
テレビだったら尚更だよ。見ていなかったらわからないんだからね。

150kinkin:02/10/07 00:33 ID:BcNX7Vic
手塚先生って漫画の神様とよばれるけど、宮崎駿氏は、アニメの神様とは
よばれないですよね。この違いは・・・?
151メロン名無しさん:02/10/07 00:41 ID:???
>>150
手塚が居なければ今の日本マンガ界は存在しない。
宮崎が居なくても今の日本アニメ界はさほど変わらない。
152マロン名無しさん:02/10/07 16:05 ID:???
>>151
言えてる、確かにそーだ。
宮崎のアニメがどんなに売れても、
若手の描く絵がみんな宮崎の影響受けた絵って事も無いもんね。
手塚の時は、みんな手塚の絵に多かれ少なかれ影響受けてる(宮崎でさえも)。
153マロン名無しさん:02/10/07 18:41 ID:???
あえて言えばアニメの神様は政岡憲三氏か。
154マロン名無しさん:02/10/07 18:47 ID:???
>>132
『ブッタ』の連載は1972年。虫プロ倒産は1973年だったと思うが。
倒産の前年から、会社は傾いてただろうし『大暴走』のように
社員のボーナスの為だけに描いた漫画もあるけれど。
155マロン名無しさん:02/10/08 16:16 ID:X5TPqA5v
JUNは厨房です
156マロン名無しさん:02/10/08 16:25 ID:esbhloEA
アニメの神様も手塚治虫と思われ。
157マロン名無しさん:02/10/08 18:47 ID:???
>156
それをハヤオさんが否定しちゃったから・・・
158マロン名無しさん:02/10/08 21:11 ID:???
→156
手塚アニメって面白くないじゃん
159マロン名無しさん:02/10/08 21:11 ID:???
いたずら好きの手塚はある日アシスタントにたらふくウニを食わせ、
そのせいで鼻血が止まらなくなったそのアシスタントを見て笑い転げたとか。
医学知識のある手塚はウニを食い過ぎると鼻血が出るのを知ってたようだ。
160マロン名無しさん:02/10/08 21:16 ID:???
>>156
ワンサくんは面白かったぞ。
「展覧会の絵」は見た?
161マロン名無しさん:02/10/08 21:17 ID:???
間違えた。160は158への文面です。
162マロン名無しさん:02/10/08 22:38 ID:???
>>147
スレ違いで本当に悪いけど
石森と家族との問題っていったいなにがあったの?
163マロン名無しさん:02/10/09 02:30 ID:???
>>156-158
>158 そら今見ても面白くないものもあると…。
>157 でも手塚がいなかったら宮崎もなかったと思うよ。
>156 アニメの神様も手塚で同感。たださして上等な神様じゃなかった。
    無茶して蛭子産んじゃいました〜って感じかな。
164マロン名無しさん:02/10/09 02:32 ID:???
→160
あの程度じゃ神様とは呼べないよ
165160:02/10/09 09:23 ID:???
うん、神様というのはオレも言い過ぎだと思う。
だいたい日本にアニメの神様なんていないよ。
あの作品はオレ的に面白いだけさ。
ただ、ディズニー的フルアニメではなく、口などその場面で必要な部分だけ動かすといった現在の日本アニメの基本スタイルを考えた功績は認めるべきだと思うよ。
神様だという人はこの功績を高く評価してるんじゃないかな。
もっとも、そのアイデアは経費と制作時間を節約するための苦肉の策だった訳だが。
166マロン名無しさん:02/10/09 15:39 ID:???
 マンガは手塚が神様なのは異論がない。それまでも存在した
だろうけど、質・量とも明らかに次元が違う。
 アニメは日本でほぼ最初だけど、ディズニーの影響で作り
始めたからねぇ。本家を超えてもいないし、むしろ退化した
ものだから。虫プロはすごい人材を輩出したけど、手塚の制作
の不備からくるアンチテーゼでいろんな技法を編み出さざるを
得なかった面が大きいよ。
 アニメはディズニーの影響を受けた人が始めても、今日と
同じ水準になってたと思うよ。
167マロン名無しさん:02/10/09 15:46 ID:???
せいぜいテレビアニメの神様ってとこか
168マロン名無しさん:02/10/09 15:56 ID:???
ハヤオさんはじめ現在のアニメ界の巨匠って
みんなテレビアニメで活躍してたヒト達ではないの?
169マロン名無しさん:02/10/09 16:24 ID:???
アニメ界では神様であると同時に地獄をもたらしたのは事実
170マロン名無しさん:02/10/09 18:05 ID:???
>165
リミテッドアニメーションの手法を考えたのは手塚なのか?
俺も詳しくはないけど、前例はあったんじゃないかと思うんだが。

>168
テレビアニメ登場前に東映動画黄金期というのがあって、
宮崎や高畑はそこで育ったんだ。
もちろん、食うためにハイジやコナンやルパンも作ってたわけだが。
171マロン名無しさん:02/10/09 18:45 ID:???
>170
リミテッドアニメーションの手法が手塚以前にあったとすると、ディズニーってことになりはしないか?
しかし、当時のディズニーはそんな逃げの手法はやらんと思うが。
172マロン名無しさん:02/10/09 19:39 ID:???
世の中にアニメスタジオがディズニーと蟲プロしかなかったわけではあるまい・・・。
173マロン名無しさん:02/10/09 19:47 ID:???
>>171
モノクロ『鉄腕アトム』以前から、アメリカではテレビアニメの制作は
リミテッドアニメの手法が常識だったらしい。

アンチ・ディズニー派のアメリカのアニメータ達が(スティーブン・ボサストー等)
ディズニーに訣別して作った、異質なアニメショーンがリミッドアニメーション。
その手法で制作された作品が『恐竜天国』『クマゴロー』で日本にも輸入されたそうだ。
174マロン名無しさん:02/10/09 21:02 ID:???
アニメについては落語「寝床」の旦那みたいなもんだと思うよ、手塚は。
道楽でやってた手塚と本業として基礎から学んだ宮崎を比べちゃマズイよ。
175マロン名無しさん:02/10/10 00:21 ID:0BYQU4fS
今売られているトムとジェリーのDVDを見れば、ある作品はほとんどフルアニメ
なのに、他のものはまったくのリミティッドだというのが分かるはずだ。
テレビ時代に近づくにつれ、あるいはテレビの時代になると、動きはつまらない
し、話もつまらない、音楽も安っぽい、そういったものばかりになったのが
手にとるようにわかる。 見比べてみろ。
176マロン名無しさん:02/10/10 10:54 ID:???
なるほど、勉強になりました(^^ゞ
177マロン名無しさん:02/10/10 23:44 ID:zSYa3rsr
age
178マロン名無しさん:02/10/12 12:01 ID:Ab+EOh/O
>174
ある意味では、それが正しいのかもしれない。
ただ、宮崎駿の頃とは違って手塚治虫がアニメの制作を志した頃は、日本のアニメが商業的な成立又は本業として一生を賭けるべきかどうか等の見込みが十分に成り立たなかったと思えるので、制作の動機としては趣味的な興味の延長上からくる熱情しか存在し得なかったのでは?。
179マロン名無しさん:02/10/12 17:53 ID:???
>>178
>日本のアニメが商業的な成立又は本業として一生を賭けるべきかどうか等の見込みが十分に成り立たなかったと思えるので
これ、よく言われることだけど実際にはそんなことは無いよ。
そういう言い方は東映動画などに対して失礼だと思うよ。
180マロン名無しさん:02/10/12 19:42 ID:???
将来性とメディアとしての採算性という問題よりも、
集団作業であるアニメーションと、個人作業である漫画の違いが
選択の動機のような気が。

アニメーションは脚光浴びる人はいいけど、その下に数え切れないほどの
下働きの人々がいるし、仮に実力があったとしても、社交能力とか人脈が
伴わないと浮かび上がれないし。
宮崎さんはともかく、よくオタの象徴扱いされる庵野さんだって孤独なオタと
いう自己演出をやってるだけで、実際のところその辺の能力はちゃんとある人だしね。
181マロン名無しさん:02/10/13 12:56 ID:N3r+tU4H
確かに、そこの所がその辺にゴマンといるマニアと実作家としての成功者の違いなんだろうけれど。

でも、庵野秀明の「孤独なオタ」というイメージ自体は自己演出で作り上げたマスコミ向けの虚像とは100%言いきれない部分が本人に元々存在するんじゃないの。

人間の性格は、仕事上や個人的な利害関係等が全く無い第三者に対してはどう接するか、というところでも判断されるものだしさ。
182マロン名無しさん:02/10/13 20:24 ID:cGS+122O
アメリカのどっかの研究所辺りに手塚先生の遺髪をこっそり持ち込んで
クローンを作って欲しい
 
183マロン名無しさん:02/10/13 21:16 ID:???
>>182
そして火の鳥・現代編を!
184マロン名無しさん:02/10/13 21:37 ID:???
>>181

>でも、庵野秀明の「孤独なオタ」というイメージ自体は自己演出で
>作り上げたマスコミ向けの虚像とは100%言いきれない部分が
>本人に元々存在するんじゃないの。

 そうだね。庵野さんのすごいところは、そういう本来ならネガティブに
受け止められる自己のある部分を、成功の足かがりとしてうまく昇華
させたところだろうね。確かに非凡だとは思うよ。
185マロン名無しさん:02/10/13 21:41 ID:???
>>182
手塚先生の死後、せめて脳髄だけは冷凍保存しておいてほしかった、と
発言していた学者さんが居たなぁ。(本気か冗談かは別として)

確か、ご遺骸はすべて荼毘にされたんですよね?
186マロン名無しさん:02/10/14 06:51 ID:Uh1f94JM
ま、手塚さんは自分の死後、クローンが作られたと知ったら失望した
でしょうがね。
187マロン名無しさん:02/10/17 00:41 ID:6R5pb4+8
ファンに告ぐ、いまからでも遅くはない、髪の毛一本、血痕、爪の垢、
鼻水、、、、どこかに出自由来のはっきりしている体細胞、体液など
あれば、DNAさえ手に入るなら、可能性はゼロではない。。
188マロン名無しさん:02/10/17 01:29 ID:???
>>187
ベレー帽があちこちのクラブに有るはずだから、それに付着している
毛髪で(゚д゚)ウマー
189マロン名無しさん:02/10/17 01:43 ID:tDCv4BSE
実はパクリ魔。
190マロン名無しさん:02/10/17 09:58 ID:SgPPhD14
どこまでがパクリといえるのかは難しい問題。
191マロン名無しさん:02/10/17 10:26 ID:pE+z8S5w
パクられた数では一番かと。
192マロン名無しさん:02/10/17 12:58 ID:oFeG0sXC
>>187DNAが同じでも、才能のある漫画家になるとは限らないと思う。
一卵性双生児でも性格違ったりすることあるからな。
193マロン名無しさん:02/10/17 14:42 ID:EVPhNcwB
>>189-191
楳図かずお青年(当時)とは和解したんだっけ?
194マロン名無しさん:02/10/17 15:01 ID:DFr+cI3u
>192
ちなみに一卵性双生児は別々に育てられた方が結果的に似る事が多いらしい。
一緒に育つとお互いを意識して違いが出るように変えるんだとか。
195マロン名無しさん:02/10/17 16:09 ID:Nl0BV1TU
196マロン名無しさん:02/10/19 15:20 ID:fasAzsR7
>193
楳図かずおが某ラジオ番組にゲスト出演した時のお話では、彼が後年さるパーティで手塚治虫と邂逅した時に積年の恨みは大分解消された、ということでしたが。
まぁ、あんな大先生に直に謝罪、釈明されたら許してしまうのも無理はないわな。
楳図かずおは元々手塚治虫の大ファンだったし、彼が恐怖漫画家として大成したのも反発が原動力とはいえ結果として主要な原因の一つに手塚治虫があるんだし。
後には同じく手塚治虫と犬猿の仲だった水木しげると三人で、映画で仲良く共演していましたね。
197マロン名無しさん:02/10/19 21:09 ID:???
>手塚治虫と犬猿の仲だった水木しげると三人

自分、初めて聞いた。
やっぱり、いろんな人と衝突もあったんですね。
テレビや雑誌で語られる手塚像は、「人当たりのいい人」って印象が激しく強いですが。
198マロン名無しさん:02/10/19 21:51 ID:Ej/dhcmW
>>193かずおさんとどんないざこざがあったか詳細キ・ボ・ン!
199マロン名無しさん:02/10/19 22:28 ID:???
ジョージ秋山も仕事の上では、手塚漫画ダメと言いつつも、実際には
私生活で大ファンだという話もあるし。
200マロン名無しさん:02/10/20 05:43 ID:???
200GET 
201マロン名無しさん:02/10/21 01:32 ID:???
手塚さんのファンの方々にお聞きしたいのですが。
私の周囲にいる、手塚ファンは二言目には「俺は漫画の見方知ってる」と、
私の好きな漫画をけなし、いかにも私が漫画の見方を知らないかのように
罵倒もします。手塚さんのファンの方の心境は私の知人と同等なのでしょうか?
私はすごく傷つけられました。皆様は手塚さん以外の漫画や漫画家を好きな人を
どう、お思いでしょうか?

私は手塚さんの漫画をけなした事は一度もありませんし、ファンの方もけなした
事は一度もありません。

私は手塚さんの漫画にインタレストを感じないだけです。
人それぞれ好きなものがあっていいと思いませんか?
202マロン名無しさん:02/10/21 04:07 ID:haCcDjBB
手塚治虫路線の継承者は「アフター0」の岡崎二郎と言って、袋叩きに合う
テスト。
203マロン名無しさん:02/10/21 04:11 ID:???
>>202
藤子F不二雄路線の後継者だったら文句ないんだけど。
手塚治虫と比べるとなるとジャンルの幅がせまいような気がする。
204マロン名無しさん:02/10/21 08:59 ID:???
>201
「漫画を読むこと」を追求していくと、いつか手塚作品にたどりつきます。
その追求する人間の中には、最初から歪んでる奴も、まともな人間もいる、
ということで納得していただけませんか。
205マロン名無しさん:02/10/21 18:15 ID:???
手塚ファンだからその種の言動を取るのではなくて、多分そいつが知ったかぶりの性格なだけだよ。
あまり、気にするな。そいつとの今後の付き合い方だけを気を付ければ良い。

俺は手塚治虫以外でも好きな漫画家はたくさんいるよ。
206マロン名無しさん:02/10/21 21:07 ID:???
>>201
スレ違いだと思うのだけど…
手塚ファンが特別問題なのではなくて
あなたの周りにいるその手塚ファンが人として問題有りなだけだと思う。

>手塚さんのファンの方の心境は私の知人と同等なのでしょうか?

他の手塚ファンがそうなのですか?ってきかれても困るけどな。
一部の人がそうだからみんながそうだと思うの?

嫌なら嫌とはっきりと本人にいったほうがいいと思うよ。
そういう人は言わなきゃ分からないと思うからね。
207マロン名無しさん:02/10/21 23:41 ID:???
>>204
「漫画を読むこと」を追求して来ましたが、昭和40年代半ばで手塚治虫は見限りました。
30年代にほぼ完成してしまった「手塚スタイル」からは新しいものは生まれないと思ったからです。
アナタとは追求の方向が違っていたのでしょうが………。
208206:02/10/21 23:53 ID:???
訂正、6行目は
「他の手塚ファンがそうなのですか?」ではなくて
「他の手塚ファンもそうなのですか?」ですね。
失礼しました。
209マロン名無しさん:02/10/22 00:11 ID:E9Eo6eHA
手塚治虫のクローンの話が出てたけど‥
そのクローンを手塚治虫と全く同じにする(少なくとも同じようなマンガを描けるようにする)には
手塚が歩んできたのと全く同じ時代、戦争、家族、友人、事件、さらに
道ばたの小石の一つまでも再現し体験させねばならない。

実際クローンを作っても手塚は八百屋で野菜を売っているかもしれない。
210マロン名無しさん:02/10/22 00:15 ID:E9Eo6eHA
そして全てを再現出来たとしたら、同じように
火の鳥太陽編を描き終えた一年後に亡くなる罠。
211マロン名無しさん:02/10/23 01:47 ID:baFDGyXj
未完で終わった『グリンゴ』の続きがどうなっていたのか、推理出来るヤシ、集合!
212マロン名無しさん:02/10/23 17:13 ID:OuTTXy5N

・・・・
永続的に長期連載出来ないコンテンツしか持たない作家や芸術家は、必ず、「今の
まま、巨匠という殻に閉じこもっていて、良いのか?否!」と、余計な気負いを
発してしまう。

漫画家以外では、黒澤明(北野武も危ない)。

藤子不二夫みたいな、肩に余計な力を入れず、新しい刺激こそ無いが、マッタリ
作品をマイペースで描き続けた人こそ、巨匠に相応しい。
213マロン名無しさん:02/10/23 21:38 ID:???
test
214マロン名無しさん:02/10/23 21:39 ID:???
test
215マロン名無しさん:02/10/23 22:52 ID:U71IMmgs
>>212常に新しい道を模索しようとし続けるからこそ巨匠になれると
思いますが……。
ま、あくまで個人的な意見なんで。
216マロン名無しさん:02/10/24 01:20 ID:qXUFIDzK
BJの宇宙人から貰った手術代のネタをあんな竿師漫画でパクッて欲しくなかった。
217マロン名無しさん:02/10/24 01:23 ID:PYDODHnQ
218マロン名無しさん:02/10/24 01:35 ID:qJe14rhD
>>212

時代においていかれたくかったのでは。
219マロン名無しさん:02/10/24 17:43 ID:gppGZX9X
>>212
確かにそういう仕事をなしてきた人も尊敬に値するけれども。
古い作品だと「サザエさん」とか「のらくろ」とか。今でいうと「釣りバカ日誌」の作者もそのようなタイプかな。

でも、そんなタイプの漫画家ばかりじゃつまらないと思うよ
220マロン名無しさん:02/10/24 21:40 ID:/XN/t3jf
新しい個性を見るためにマンガを読み漁ってきたわたしとしては手塚治虫は過去の人でした。
高いレベルで完成されたマンガを描く人でしたが。
221マロン名無しさん:02/10/24 22:09 ID:???
>>220
アンタの基準じゃどんな漫画家も1年くらい経てば全部過去の人じゃん。

でも、こういう人に限って昔の漫画家をパクったり焼き直ししたりしているのを
「新しい個性だ!」と喜んでいたりする罠。
222マロン名無しさん:02/10/24 22:21 ID:???
そこの浅い意見を言う人もいるんだなぁ。手塚は過去の作家だと
感じることに矛盾はあるまい。
223マロン名無しさん:02/10/24 23:08 ID:???
>>222
漫画表現の手法的に過去の作家ということ?
内容は普遍的なものが多くて過去の人というイメージがあまりないんだけど。

224マロン名無しさん:02/10/24 23:47 ID:???
>>221
1年ってことはないですが、5年もすれば新鮮さは感じなくなります。

パクリを新しい個性とカン違いするほどわたしは若くありません。
225マロン名無しさん:02/10/24 23:54 ID:???
>>222
>>223
言葉が足りなかったようです。申し訳ありません。
マンガ漁りの対象からはずれるという事です。
わたしにとって過去の人、というわけです。
226マロン名無しさん:02/10/25 22:49 ID:f0cKraKg
漫画漁って読むのも一つの読み方だと思うけど、端から見てて楽しい?と
つい思ってしまうな。

どんな著作物も、やがて新鮮さは薄れるけど、時をおいて読み返すと、また
新しい発見があったりする。
そのたびに、小賢しい読者の知ったかぶりや判った振りなんて、いかに馬鹿
馬鹿しいものかを実感したりする。と言ってみるテスト。

>>220は良い餌撒きだったけど、基本的に読者として、作家に対する礼儀と
いうものが無い、悪読の一つに数えられる読み方だね。
そういう態度しか創作物にとれない人は、おそらく人格や生活面でも、破綻に
近い状況だろうと思うけど、自覚しているのかな? まぁ、気づかないからまだ
やってるんだろうけど・・・まぁ、これはあくまでも忠告だけどね。

もっとも、最近は作家自体も読者に対する礼儀を忘れている人が多いけど。
それに、>>222の様に日本語というものをうまく使えないのが増えているのも
嘆かわしい事だね。うすらな頭の中にとっさに浮かんだ言葉をそのまま吐き出す
もんじゃないよ、当の本人は洒落た事を書き込んだつもりだろうが、只の滑稽。

やっぱりこういう人のスキャンダルを探るようなクソスレは、それなりの阿呆しか
やってこないって事が判ったよ。早めにDAT落ちして下さい。

スレ立てた>>1は今すぐ首釣って死ぬべきです。絶対。
227マロン名無しさん:02/10/25 23:36 ID:???
またまた言葉が足りなかったようです。2ちゃんでは長文は嫌われることが
多いのでつい要約しすぎてしまいます。そして自分だけが納得する変な文章に
なってしまうのですが………。

マンガ漁りといってもひたすら読み捨てを繰り返しているわけではありません。
良いもの、気に入ったものは読み続けています。

マンガのような通俗娯楽はその時々の時代を表現しているものだと思います。
あるいは時代に選ばれているといった方がいいんでしょうか。

手塚治虫は偉大なマンガ家であるとは思います。時代など超越している、と
いう方もいるかもしれません。しかしマンガ家としての旬は昭和40年代半ば
くらいまでだったように思います。

今が旬のマンガを見逃さないようにマンガ漁りを続けています。
228マロン名無しさん:02/10/26 21:14 ID:???
人格が破綻してるのは226の方だと思う
229マロン名無しさん:02/10/29 01:23 ID:e6Jky3bC
手塚先生は日本人ではなく、実は宇宙人が成り代わっていたのです。
230マロン名無しさん:02/10/29 02:31 ID:???
そだね、何でも賞味期限と言うのがあるからね。
231マロン名無しさん:02/10/29 04:10 ID:???
腐りはしない忘れるだけ
だから思い出す事もできる
パラパラと漫画を魅る、たまに作者の
ありし日の姿が浮かび、よしなし事を話合って
笑ったり、涙をながしたり、、、満足したら本を閉じて
ひと心地、、また 毎日を堪能しようとはたらく
漫画 がある そして手塚治虫も そこにある、、、
漫画   おもしれえや やっぱ
232マロン名無しさん:02/10/29 15:57 ID:???
222は220に対して批判したわけじゃないので。手塚作品が
表現として古く感じるのは当然のことですよね。火の鳥の宇宙編
とかはもう当時から古すぎると感じましたよ。
 226の方がよほど礼儀知らずだと感じるけどね。220の生活
が破綻してるとか常識が無さ過ぎる。
233マロン名無しさん:02/10/30 17:23 ID:k7xrfdYn
「火の鳥宇宙編」を連載当時から古過ぎると感じていた?
あなたは随分と「新しい」感性の持ち主なのですね。
私なんかは、10代の頃に熱中した絵やセリフが「現代的な」漫画なんて今じゃ、手塚作品よりある意味古臭く感じてよう読めませんわ(笑)。

手塚治虫の70年代以降の作品は(作者の意図はともあれ)その時代よりも常に「ちょっと古かった」位が返って今でも万人受けする秘訣の1つになっているんじゃないかなんて思ったりもします。
234マロン名無しさん:02/10/31 17:47 ID:hVJte19v
宇宙編のコマ割が古いと感じたのです。内容は好きですよ。
なんか無理に斬新なコマにしようとして、逆に効果のないもの
になってしまったと感じたのです。むしろ鳳凰編の出だしの数ペ
ージの方が映画的に見事だと感心しました。
235マロン名無しさん:02/11/03 02:26 ID:KcJFyo5f
弟殿が御健在だと思うが、なぜか、公に登場することが皆無に等しい。
妹様はときどきインタビューに出てたり、求めに応じて回想をつづること
もあったりするし、妻も本を出したり、長男、長女も活動発言公言証言
することあるが。次女も雌伏しているような感じ。
236マロン名無しさん:02/11/03 13:37 ID:u3ohF0V9
一族全ての人間がマスコミ活動してる方がうぜぇよ。

確か次女は亡くなったときまだ十代だったはずだったから、長男や長女ほど人様に語れる思い出はないのでは。
237マロン名無しさん:02/11/04 19:54 ID:???
興味深いのでageてみる…。
238マロン名無しさん:02/11/04 20:32 ID:r9+WnoWt
アメリカで鉄腕アトムがアストロボーイとして放送れた昭和30年代後半、手塚の元に一通の手紙が届いた。
差出人は手塚も当時からファンだったスタンリー・c。
あなたの作られた「アストロ・ボーイ」を見てNBCに手塚の住所を訊き、内容はこれからつくるSFの美術デザインをやってくれ、との話。
でも当時虫プロで大忙しだったため、その話は断ったらしい。
それから6年たってキューブリックが発表したそのSF映画は、「2001年宇宙への旅」だったとさ。
239マロン名無しさん:02/11/04 20:39 ID:???
>238
それ本当ですか…。 
スタンリー・Cのアトム、心底見てみたかった。
240マロン名無しさん:02/11/04 23:35 ID:???
>239
そうじゃなくて、手塚デザインの「2001年」が見られたかも、という話。
これって真偽不明だという話も聞いたことあるんだけど。
241マロン名無しさん:02/11/05 00:42 ID:???
>>240
ああ、その話本当だよ。
真偽の程を巡って色々な意見が出されたけど結果的には
キューブリック自身が事実と認めたのと証拠の手紙が出てきたから。
その手紙って記念館に有るはずだけど。
242マロン名無しさん:02/11/05 00:42 ID:???
>>240
その話は、「ぼくはマンガ家」の中にも書いてあるけど
そこにキューブリックからの手紙が写真で紹介されてるよ。
だから、本当だと思うんだけどね。
243マロン名無しさん:02/11/06 01:53 ID:n7MzTGgN
2001年のメイキングブック(制作過程を収録したマニア向けの豪華本、英語版)
をニューヨークの書店で立ち読みしたら、そのなかの資料の絵として、世界中の
画家に依頼して宇宙人とか月面基地や乗り物、宇宙船のデザインのコンペ(競作)
を行った際の、応募してきた作家の絵のサンプルとして、確かに手塚のタッチ
による絵が含まれていたのを記憶している。その本の書誌情報を押さえて
置かなかったのが悔やまれるが、値段が高くてその場ではちょっと買えなかった。
 つまり、世界中のめぼしい画家やデザイナーに対してコンセプトを伝えて
それに見合う絵を描く能力の見本を募集したことがあったらしく、(まだ
黒い石ではなくて、宇宙人が描かれる予定だった段階らしい)それにキューブ
リックをファンとして知っている手塚も応募したということだろう。
 だが、おそらく、採用にならなかったというのが真相だと思う。
キューブリックからの手紙の写真というものは、封筒の外側だけはみた記憶が
あるが、中身は(私信でもあるからか?)みせているためしがない。
実際には、おそらく「応募くださり大変ありがとうございました。真に
残念ながら貴殿は今回の当方の映画の美術デザイナースタッフとしての選考
には該当しませんでしたことをお伝えいたします。またの機会の応募を
おまちいたしております。」てなことだったのではないだろうか?
244マロン名無しさん:02/11/06 01:54 ID:n7MzTGgN
キューブリックの制作近辺の話によると、当初映画中では宇宙人を描くはずで
世界中の画家にいまだかって人類が見たことも想像したこともないような宇宙人
の姿を描いて送って欲しいというリクエストを出したが、帰って来た応募作品
の宇宙人はどれもこれも、既存のイメージか、動植物を継ぎ合わせたような
フォルムのものばかりで、いまだかつて人類が見たことも想像したこともない
姿というものは人間の想像力では不可能であることがわかったので、神秘的な
イコンとしてあの神秘的なモノリスにしたというようなくだりがある。
 ユダヤ系のキューブリックにとっては、ユダヤの神の姿を刻むことが出来
ないのと同じ意味において、宇宙人を偶像として描くことは適切ではないと
判断したのかもしれない。そもそも、宇宙人が人類の創造主であったという
ようなストレートな表現の映画にすることは、アメリカをはじめとする
キリスト教圏やユダヤ教などでは、明らかに宗教上のタブーを犯すことになり、
映画として問題があったから、あの映画のようなあいまいな表現にせざるを
得ない理由の一つではなかっただろうか? 進化論ですらタブーの国だからね。
245マロン名無しさん:02/11/06 01:56 ID:FAz/8Saa
246マロン名無しさん:02/11/06 05:13 ID:???
>>243
ええと、推測は良い線行ってると思うんだけど上でも書かれている様に
その手紙、記念館に有るよ。無論封筒だけではなく中身も展示されてる。
その手紙を見る限り確かに手塚サイドの言うように「手塚の側から断っている」のと
それを受けて残念がるキューブリック側の文面が有るよ。
247マロン名無しさん:02/11/06 13:33 ID:jhBMKarm
昔エッセイで読んだけど、確か手塚治虫が依頼を断る手紙を書く際に、虫プロ経営のことを踏まえて「私はx百人の人間を食わせていかなければいけないので。」というような意味の言葉を入れたところ、
キューブリックから「そんなに沢山の扶養家族がいるとはイギリスでは信じられないことです。」というような意味の言葉が書いてある手紙が来たらしい。
248マロン名無しさん:02/11/06 14:27 ID:???
・・・酋長制の国だと思われてたのかな。
249マロン名無しさん:02/11/07 00:01 ID:???
>240
239ですが、どこを読んで勘違いしたのか、自分でも恥ずかしひが
フォローありがとう…。
手塚の手がけるSF美術、宇宙人が見れたかもしれなかったんですね。
惜しい!
>284
ワロタ。
だけど、手塚ってある意味仕事人間だったんですね。
と、身近に感じてみたりするが、なんともかんとも。
才能を惜しみなく発揮して欲しかった。
というか、どんどん湧き出るような人だったんだろうか。
尽きるところを感じないのだが。
250マロン名無しさん:02/11/07 01:48 ID:CSn+2Rl5
封筒の中に入っていたという手紙が本当に展示されているのであれば、
そこにかかれている文章をなんとか転載してもらえないか?
 もっともその中身の文章が、この2001年のコンぺに関してとは
時期がことなるものである可能性もあるが、英文ビジネスレターならば
日付が入っているのが普通だ。
 これまで噂では、家族が紛失したと手塚が言い逃れているというような
ことだったが、ネタだったのだろうか? 映画評論もする手塚だったし、
キューブリックは前からのファンでもあったので、ファンレター(?)とか
来日時に何かを語り合ったりしたことがあったりしなかっただろうか?
もっともキューブリックは旅行嫌いだというようなことを聞いたきもする。
251マロン名無しさん:02/11/07 18:28 ID:???
>243=244=250
そんなに気になるんだったら、折をみて宝塚の手塚記念館に行って自分で確かめてくればいいだけじゃん。
想像だけで否定的な長文が続くといい加減目障りだよ。
252マロン名無しさん:02/11/07 21:46 ID:???
うーん。
そうだねぇ。 百聞は一見にしかず。

このスレ見てたら、無性に手塚作品が読みたくなり
2冊も文庫本を買ってきてしまった。
「ロストワールド」と「罪と罰」。
絵を見るとわりと初期の頃の話のようだけど、
これから読むのが楽しみでw。

このスレも毎度楽しみにしてます。
貴重な話がいろいろ聞けるし。
243、244、250さんあたりはその話のソースが気になるのかな。
やっぱり噂、2chだけではわからん事もあるかも。
百聞は一見にしかず…ってことで、今度の君の連休は
宝塚方面への旅にケテーイ! 報告よろしこ。(勝手に決めて見る。
253マロン名無しさん:02/11/08 01:14 ID:u/XxaQs0
手塚記念館に行ったら、
アトムの誕生日に他のキャラが贈ったプレゼントも見て来いよ。
ブラックジャックのが一番ウけたがな、ワシは。
254マロン名無しさん:02/11/08 01:29 ID:Gh0W1ekm
手塚治虫って意外と性格悪そうだから、元気だった頃2ちゃんがあれば
さぞかしここで暴れてたんだろうなーって思う。
255マロン名無しさん:02/11/08 12:42 ID:???
>254
もしそうだったら、私もあの手塚治虫とネット上で話せたんだなあ・・。
忙しくて2ちゃんにはまったりする
時間はなかっただろうけど
降臨して下さったかもしれないな!

性格については、
あたり障りのない生き方してれば性格よく思ってもらえるもんだよね。
私は手塚の熱い生き方が好きです。
256マロン名無しさん:02/11/08 16:23 ID:???
ネット時代になってもPC苦手で使えなさそうな気がする。
メカ音痴というエピソードは聞いたことないけど、そのへんどうなんだろ。
257マロン名無しさん:02/11/08 17:36 ID:???
面白そうと思ったらすぐ飛びついて覚えるだろう。
258マロン名無しさん:02/11/09 00:06 ID:1pRn8sFY
手塚の学位論文のコピーを入手するにはどうすればよいか。
259マロン名無しさん:02/11/09 00:12 ID:???
>258
一般的には、手塚の通った大学の図書館へ問い合わせるのがいいんでないかな。
興味あるんでつか?
260マロン名無しさん:02/11/09 00:42 ID:???
手塚センセが2ちゃんねらー、、、
  「おむかえでゴンス W」
俺「手塚センセキターーーーーーー!」
    それスゲエ、、、、、!
261マロン名無しさん:02/11/09 06:20 ID:z2WjpR9C
これは文庫版のかなにかの解説に書いてあったことなん
やけど。
手塚治虫氏は少年誌にこだわりがあり、
トキワ荘世代の作家が少年誌から青年誌へと移行していった
時期にも、手塚氏はさらに彼等より一世代上であるにもかか
わらず、少年誌に執着し、当時の年齢で週間ペースで
「ブラックジャック」「七色インコ」「プライム・ローズ」
等を生み出してたいた。ものすごいエネルギーである。
 常に最前線にいようとする、常に子どもに受けるような
漫画を描こうとする。そのために子どもに受ける感性を失わない。

さらにはアニメへの情熱も忘れることも無く、火の鳥というライフワーク
といえる傑作を残し、その他多くの名作を生み出した。

名を成した他の一流漫画家のように銀座のバーで飲むことも無ければ、
ゴルフ道楽もせず、ひたすら面白い漫画を描く、ストイックに漫画の
ことを考えている。  
 だからこそ、第一線にいることが出来た。 
 
 僕の文章が下手過ぎるんでいまいち伝わらないと思いますが、
 これ読んだときやっぱすっげえ人なんやな手塚治虫って思いましたね。

 よく手塚は漫画の神とかいわれるけど、なんていうか、僕はやっぱり
 クリエーターとしての仕事の量と作品の素晴らしさという点に
 驚いてまいます。
  
 まー、手塚ヲタきしょいと言われればそれまでなんですが、
 でもやっぱ手塚治虫氏は語っても語り尽くせないぐらい偉大な人物なんやと
 思う。
 
 つーかスレ違いっぽくて、なおかつ長文ですんません。 
 
262マロン名無しさん:02/11/09 08:19 ID:???
借金で大変だった頃、たまりかねた奥さんが苦言を言うと
凄いけんまくで「口をだすな!おまえは淀君か!」と怒鳴ったらしい。
263マロン名無しさん:02/11/09 14:41 ID:???
以外に亭主関白?
264マロン名無しさん:02/11/09 18:44 ID:???
>>263
以外につーか手塚が無茶苦茶な亭主関白なのは有名なことだけど。
265マロン名無しさん:02/11/09 20:41 ID:???
あの世代の日本人としては普通かと。
266マロン名無しさん:02/11/09 21:29 ID:???
でも、死後長女が見た日記には奥様への感謝の言葉がずっと綴ってあって
「良く出来た女房だ」で締められてたんだってね。

他は、編集の悪口とか他の漫画家の悪口とか評論家の悪口とか
子供達に関する苦労の愚痴ばかり書かれていたそうだ。
267マロン名無しさん:02/11/10 02:19 ID:???
>手塚が無茶苦茶な亭主関白なのは有名なことだけど
知らんかった……。
268マロン名無しさん:02/11/11 02:33 ID:5eKw4Rta
家庭は、ほとんど母子家庭だったという家族の証言がある。
子供が生まれたときに口の悪い編集たちが、いったいいつ子供を作る
時間があったのだろうと不思議がったという噂もある。
269マロン名無しさん:02/11/11 07:02 ID:???
あと、夫の事を「旦那様」と呼ばせていたり子供には「御父上」「御父様」
と呼ばせていた。「父上」はともかく「御父上」は如何なものかと思うしだいであります(w
270マロン名無しさん:02/11/11 19:01 ID:Ae5iN6d4
>264
手塚夫妻の仲の良さの方が有名だと思ったが。
夫人曰く「生まれ変わっても、また手塚と一緒になりたいです。」(大意)

>268
生前の手塚氏曰く「あんなもの、五分もあればできます。」
手塚プロの氏の部屋は奥さんしか入れなかったそうな(笑)。

>269
夫婦共に戦前のブルジョア家庭で育った人達だからねぇ。そういう境遇の人たちにとっては普通のことなのかも。
271マロン名無しさん:02/11/11 20:58 ID:J56yy9a2
>名を成した他の一流漫画家のように銀座のバーで飲むことも無ければ、
>ゴルフ道楽もせず、ひたすら面白い漫画を描く、ストイックに漫画の
>ことを考えている。  

そうだよね。
「編集王」では後光がさすように描かれていたのもなんかわかるよ。
あのマンガはひでえ漫画家をことさら誇張して描くだけに対照的だった。
272264:02/11/11 23:41 ID:???
>>270
いや、亭主関白だとは言ったが仲が悪いとは言ってないよ。
すごく仲がいいのは承知してる。

>手塚プロの氏の部屋は奥さんしか入れなかったそうな(笑)。
正確に言うと奥さんすら殆ど入れなかったはず。あそこに頻繁に入れたのは古徳マネージャだよ。
って言うかそれって高田馬場のマンションの一室の仕事部屋の話しじゃん。
夫婦生活(w は自宅で営んでいたと思。

273マロン名無しさん:02/11/14 00:53 ID:u0bZ1vCn
東京で下宿していた結婚前には、身の回りの世話は妹君がやいていたという。
274マロン名無しさん:02/12/01 03:17 ID:Z7N45ZQ9
>>256
電車の自動改札の通過方法がわからない(ま、これはお約束だな)、レコードを聴いていて
音飛びするとピックアップ部分を叩いて直そうとする(その為にレコードにさらに傷が付く)、
ビデオの録画方法がわからない(これは、自分で録画する必要が無かったと言うのもあるが)、
スーパーマリオをやる。が、一番初手のクリボーに何度もやられて先に進めず(爆

有名なところではとりあえずこれくらいか。
でも、殆どの場合手塚氏が直接やる必要が無いものだから覚えられない、知らないだけだろうな。
必要であればすぐに覚えたと思う。
275マロン名無しさん:02/12/01 12:39 ID:???
このスレ読んで思ったが
A.Iをアトムのパクリ(原作小説は読んでない)と批判する人がよくいるが
キューブリック絡みの話から考えれば微笑ましいような気もするが
如何でしょう。
276マロン名無しさん:02/12/01 13:45 ID:???
監督がスピルバーグだから微笑ましくない。
277マロン名無しさん:02/12/01 15:05 ID:???
>>274
へぇ、それ本当ですか、初めて聞いた、
自動車免許を断念したのは聞いた事あるけど。
だとするとかなりメカ音痴だったのかなァ。
それであんなにSFを描けるなんて凄いな。
278マロン名無しさん:02/12/03 16:50 ID:???
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d23911449

まんが道ってやっぱ一度は読んだ方がいいかな?これ買いたいんだけど
登録とか必要なの?ホントにこんな値段で買える?なんでこのひと
他の商品も1円ばっかりなの?
279マロン名無しさん:02/12/16 04:43 ID:Q4dHhG6k
ge
280マロン名無しさん:02/12/16 22:01 ID:MGDyQ1Xq
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
281マロン名無しさん:02/12/16 22:55 ID:???
なにかの本でジュースの自動販売機の使い方を知らなかったって書いてあった。
282マロン名無しさん:02/12/17 01:15 ID:Sgu8qbBe
手塚漫画は長編しか読んだことないんだけど、なんか良い短編集ない?
出きれば文庫本とか手に入り易いの教えて下さい
283マロン名無しさん:02/12/17 03:41 ID:???
>>282
手塚の短編はつまらない(と言われてる)のが多いので注意…。

お奨めは『空気の底』と『時計仕掛けのりんご』。
両方とも秋田文庫、簡単に入手可。
284マロン名無しさん:02/12/17 07:48 ID:???
>>283
>>手塚の短編はつまらない(と言われてる)のが多いので注意…。

そうかなあ…?確かにカルイ話も少なくないけど、傑作も多いと思うよ。

>>282
個人的には全集の「ライオンブックス」特にジャンプ版がお奨め。
でも手塚の短編集ってけっこう収録作品が重複してるので買うときに注意。
285マロン名無しさん:02/12/17 10:10 ID:2AWyiJKj
昨日、コンビニでルードヴィヒBの廉価版が出ていたんで、ちょっと
立ち読みしてみた。キメゴマのアップでさえペンの描線が時々ゆがん
だりしてて、これを描いてる時の手塚先生の気持ちとか想像してしま
って背筋が寒くなりますた・・・。
286マロン名無しさん:02/12/17 16:33 ID:???
短編は傑作も多いが、それを遥かに凌ぐほど駄作の量が凄い。
ブタのヘソのセレナーデと鉄の旋律を評価する奴いるか?
287マロン名無しさん:02/12/17 20:45 ID:wvvcorGs
↑その傑作を教えてよ
288マロン名無しさん:02/12/17 23:02 ID:???
じゃあ皆で短編の傑作を挙げよう
289マロン名無しさん:02/12/17 23:45 ID:???
安達が原
荒野の7匹
雨降り小僧
カノン
ピーター・キュルテンの記録
「ザ・クレーター」の宇宙人が手塚を殺して入れ替わる話
大航海時代(中篇か?)
290マロン名無しさん:02/12/18 00:26 ID:???
大航海時代なんてあったっけ?
もしかして大洪水時代の書き間違い?
291マロン名無しさん:02/12/18 00:35 ID:???
安達が原は正直言うとそんな凄いとは思わない
292マロン名無しさん:02/12/19 01:03 ID:???
短編集を買おうと思うのでオススメをもっと教えてください
293マロン名無しさん:02/12/19 01:05 ID:???
294292:02/12/19 01:18 ID:???
>>293
近くのレスは当然読んでますので…できればそれ以外のを。
295マロン名無しさん:02/12/19 01:32 ID:???
短編集で良いのは>>283>>284ぐらいしかないよ、ってことじゃないの?
293の言わんとした事は。
296マロン名無しさん:02/12/19 07:56 ID:???
ザ・クレーターも良いと思う。
297マロン名無しさん:02/12/22 00:19 ID:???
あんま、賛同者はいないかもシレンけど、
フースケも良いと思う。
298マロン名無しさん:02/12/24 07:49 ID:???
>>282
個人的に好きな短編。()内は入手しやすい作品の収録本タイトル。

ガラスの脳(全集タイガーブックス3巻、THE BEST6巻、恐怖短編集1妄想の恐怖編)
落盤(全集落盤、二階堂黎人が選ぶミステリー傑作集)
バックネットの青い影(全集SFミックス1巻、恐怖短編集1妄想の恐怖編)
2から2を消せば2(全集SFミックス1巻、二階堂黎人が選ぶミステリー傑作集)
赤の他人(全集SFファンシーフリー、恐怖短編集1妄想の恐怖編)
紙の砦(集英社文庫ゴッドファーザーの息子、全集紙の砦)
悪右衛門(集英社文庫ゴッドファーザーの息子、全集タイガーブックス2巻、時代劇傑作集)
蛸の足(全集ショート・アラベスク、恐怖短編集1妄想の恐怖編)
299マロン名無しさん:02/12/24 08:05 ID:???
俺は短編は赤の他人が好きだなぁ
300マロン名無しさん:02/12/24 17:46 ID:???
「新・聊斎志異 女郎蜘蛛」「サスピション」「宇宙からのSOS」
「出ていけっ!」「週間探偵登場 幽霊作家」も良い。
301マロン名無しさん:02/12/27 15:02 ID:???
それにしても手塚はキモイな
藤子先生は完全に手塚を越えたな。
302マロン名無しさん:02/12/27 15:19 ID:???
なんでサバよんでたんだ。若いのにスゴイ!といわれた方が嬉しくないかい。
303マロン名無しさん:02/12/28 04:18 ID:???
>>302
終戦直後は漫画なんて端から相手にされていないのに若輩者だと
さらにまったく相手にしてもらえないし、漫画同人グループでも相手にしてもらえないから、だと。

>>301
あちこちコピペでつか?
304マロン名無しさん:02/12/28 13:31 ID:???
手塚の絵はまちがいなくキモイの部類に入るだろ。
305マロン名無しさん:02/12/28 13:41 ID:???
漫画newsから出張ですか?>アンチ
306マロン名無しさん:02/12/28 18:46 ID:???
手塚はマスコミに持ち上げられすぎだと思わんか?
人によっちゃアトムが日本で最高の漫画だと思ってる奴もいる。
307マロン名無しさん:02/12/29 02:50 ID:???
ここに挙がっていろのをいくつか読んでみたが…
皆そこそこ面白かったが、期待したほどではなかったというのが正直な感想。
「安達が原」
女が生き別れた男のためにあそこまでやるってのは男の甘い願望かと。
政治についての記述が浅いにもかかわらず物語上の役割が重大すぎる。
主人公が愚かだったと突然言われるのはそれだけでマイナス。
このような弱点を抱えているため、プロットの練りこみ、詳細な設定、
ディテールの記述などがもっと必要だったと思う。
「荒野の七ひき」
この中では一番面白かったが、コスモポリタン的なイデオロギーは
所詮子供だましかと。(まあ少年誌だから当たり前といえば当たり前だが。
しかし教育的効果ってあるのかな?トラウマになるだけだったりして)
「ガラスの脳」
こういうムチャクチャな設定の話こそストーリー展開を丁寧にしなきゃ
いけないと思うけどね。始めのほうはそれなりに読めたが、
後半の強引さでは読者を物語へ引きずりこめないよ。
まあ単に日にちを延ばせば良かっただけだと思うが。
「赤の他人」
これもラストの前までは良かったけれど、下手にオチをつけてしまった
のが敗因か。例えば諸星大二郎の「夢見る機械」と比べると、
設定のリアリティ、誘引力共に劣る。 
308マロン名無しさん:02/12/29 11:06 ID:???
夢見る機械ってどんなのだっけ?
諸星大二郎はしばらく読んでないから忘れたよ。
309マロン名無しさん:02/12/29 14:18 ID:???
>>308
主人公の身の回りの人物が妙に味気なく白々しいものになってしまった
と思ったら、知らないうちに次々とロボットと入れ替っていた。
ホントの人間は地下の装置で自分の理想が実現した夢を見ていた、という話。


310マロン名無しさん:02/12/29 21:29 ID:2edCpvg6
>307
まあ、手塚はああいった作品の多くは一週間と描けずにさらっとストーリーを
他の数本の週刊連載と並行しながらやっていたわけで、場合によっては、さらに
アニメーションまで手を出しながらという具合。
 完成度が低い作品がままあるのは確かだが、後は読者の程度を測りながら
描かざるを得ないのも商業大衆芸能のお約束だし。漫画エリートの為の
雑誌では、商業的にこけるのは世の習いだし。
311307:02/12/30 16:19 ID:???
>>310
しかし作者に時間がなかったなんてのは読者にとっては関係ないわけで。
だいたいシリアスSFってのは頭で考えれば嘘っぱちに決まってるが、
読んでみると本当にあるかもしれないと思わせるあたりがキモなので、
完成度が作品評価に直結しちゃうんだよね。よってファンタジー色の強い
荒野の七ひきあたり俺的評価が高くなる。
312マロン名無しさん:02/12/30 20:53 ID:???
あんまり設定のリアルさとか考えずに勢いでバンバン描いてたんだろうねえ。
昔は嘘を描いても許される時代だったから。これは永井豪の昔の短編なんか
にも言えるけど、今から見ると完成度が低いってのは仕方ないかも。
313マロン名無しさん:02/12/31 13:55 ID:???
307さんは求めているレベルがちょっと高すぎる人のような気もする。
314マロン名無しさん:03/01/04 01:57 ID:???
test
315マロン名無しさん:03/01/04 20:42 ID:???
保守
316マロン名無しさん:03/01/05 15:14 ID:???
test
317マロン名無しさん:03/01/07 08:28 ID:???
test
318マロン名無しさん:03/01/09 20:51 ID:???
test
319マロン名無しさん:03/01/15 22:34 ID:u4yiwffI
天才は成功すればスゴイ作品が出来るけど、それだけに失敗すれば悲惨な
訳か・・。
320マロン名無しさん:03/01/16 00:58 ID:zHpYCmhs
豚の臍のセレナーデは、描かれた当時前後の国際情勢や日本の政治への諷刺
(中国が核保有国として日本が危機感を持ち、アメリカの核の傘に、、、
佐藤政権は、、、)を毒をもって描いたブラックコメディ。
最後の結末は、お約束ではあるが、あの漫画は結論のところに重きがあるのでは
なくて、途中のいろいろなハチャ滅茶こそ、法螺話としての漫画の面白さが
あるのです。
321山崎渉:03/01/28 20:00 ID:???
(^^)
322山崎渉:03/01/30 04:39 ID:???
あっそう
323手塚は糞漫画家:03/01/31 20:08 ID:???
手塚治虫の漫画は言わずもがな絵が酷い
下手だ、余りにも下手すぎる
そしてストーリーも酷い
ブラックジャックは単に説教臭いだけ
火の鳥の何の根拠もない転生論の何と稚拙なこと
ブッダなんて宗教知ってる人から見たらギャグ漫画
MWはただのホモ漫画
手塚作品はストーリーが凄いとか言ってる奴は漫画しか読んだ事ないんだろうな

手塚作品はありとあらゆる面でドラゴンボールに劣ってる
糞以下
ガモウひろしよりも酷い
324マロン名無しさん:03/01/31 23:15 ID:???
↑こいつコピペヒッキーだから放置ね。
325マロン名無しさん:03/01/31 23:21 ID:???
了解
326手塚は糞漫画家:03/01/31 23:57 ID:???
手塚治虫の漫画は言わずもがな絵が酷い
下手だ、余りにも下手すぎる
そしてストーリーも酷い
ブラックジャックは単に説教臭いだけ
火の鳥の何の根拠もない転生論の何と稚拙なこと
ブッダなんて宗教知ってる人から見たらギャグ漫画
MWはただのホモ漫画
手塚作品はストーリーが凄いとか言ってる奴は漫画しか読んだ事ないんだろうな

手塚作品はありとあらゆる面でドラゴンボールに劣ってる
糞以下
ガモウひろしよりも酷い
327マロン名無しさん:03/02/02 23:00 ID:ZDYYyPDO

手塚はアラも多くて毀誉褒貶が激しいけど、トータルで見るとやっぱり
とてつもない巨人だよ。アンチも全面肯定も
ちょっと視線を引いてみた方がいいんじゃないかな。
328マロン名無しさん:03/02/14 22:46 ID:LzwgHgEi
手塚の罪と罰を読んでからドストエフスキーのを読んだけど
ドストエフスキーは凄いなーとおもた
読んでると不安でいっぱいになるし、、、

ところで、手塚マンガで一番人間昆虫記が好きなんだが
変かな?女主人公のキャラが良い、
329マロン名無しさん:03/02/15 00:14 ID:QYpfWWng
>328
漏れもまったく同意見です。
あなたみたいな書き込みを見付けたことが
ないので、「人間昆虫記」を読んでいる人は少ないのかと、残念に思っていたのです。
だから、仲間がいて嬉しいです。
十村さんは、手塚キャラの中で一番の美人だと
思っています。
手塚さんの凄いところは、顔を美形に書いて終わり!
ではなく、登場人物の中身までしっかり創造する
才能があったことです。
キャラの心+物語を纏める技が
両方持っていたのが素晴らしい。
そんな手塚さんの才能が「人間昆虫記」でも、遺憾なく発揮されています。
330マロン名無しさん:03/02/15 00:21 ID:QYpfWWng
おまけ。

「ブラックジャック」に、十村さんがリッキーと一緒にゲスト出演
する回がありますね。
これが、漏れの十村さんを最初に観たマンガ。
この時の感想が
「この女の人 エラク綺麗な人や〜」と
うっとり(Wしたのですが
後年になって「人間昆虫記」を読み、彼女が美しすぎた
理由が判りました(W。
好きです。
331マロン名無しさん:03/02/15 01:39 ID:yaw06QZq
大友に関しては手塚の予言は的中したとみるべきである。
332マロン名無しさん:03/02/15 14:02 ID:r2V3/6Vz
大友に関する「手塚の予言」って何ですか?

「思わせぶりなんて私きやいやのよ、さっさと教えゆのよさ」(笑)。
333328:03/02/16 01:19 ID:MZfWVAmr
>>329
ブラックジャックの十村さんは目がきらきらし過ぎかな〜
と思ったりして。
人間昆虫記での反社会的な性格でもなさそうだしw

十村さんが綺麗であること以上にキャラが良い
間接的に何人も人を殺してるんだけど、すごく魅力的に描かれてる
手塚さん自体がこういうキャラ設定が好きなんだろうな
ネオファウストの女悪魔も何人も殺すし、反社会的に描かれてる

そのうちゲーテのファウストの読まないとなー
かなり読みにくそうな予感
334マロン名無しさん:03/02/16 17:36 ID:A/5FMAgd
そう。十村さんのキャラがおもしろい。
すごく興味をそそるキャラクター造形です。
彼女の考え方・行動の理由が、なぜそうするのか解読したくなりました。
ドフトの「罪と罰」は、偶然自分も
ちびちびと読んでいる再中なのです。
読了まで時間かかりそう。(w

手塚さんは「ファウスト」のテーマにもかなり興味を持たれたみたいなので、いつか自分も読んでみよう。
335マロン名無しさん
スターシステムについて語ったスレって、どっかにない?