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マロン名無しさん:
赤字を覚悟で新刊を買い入れるのはなぜか?
それはブックオフにはいい商品が入荷して、儲かっていると言うイメージを作るためです。
それは日頃から来店されているお客様の為でしょうか?
いいえ、もっと旨みのあるお客さんであるフランチャイズ希望のオーナーの為です。
ブックオフのHPで確認できますが、ブックオフは全国に661店舗(2002年 6月30日予定)で
524店がフランチャイズ加盟店です。
圧倒的にフランチャイズが多いのはなぜか?
それはブックオフは店舗で本を売って利益を得ているのではなく、フランチャイズを増やす事によって
利益を得ているからです。
フランチャイズ展開というと加盟店料やロイヤリティをといった利益が思い浮かびます。
しかしブックオフのフランチャイズ出店の最大の利益は、新規店のオープン在庫です。
オープン在庫は本部から送り込まれるものであり、フランチャイズ店オーナーの負担となります。
値段はブックオフの標準販売価格と差ほど変わりありません。
もちろんこの在庫は各店の買い入れでだぶついている商品です。
ブックオフの買取システムは商品知識を必要としない為、必ず余剰在庫が発生します。
それをフランチャイズの新規店に押し付ける事によって直営店は成り立っているのです。
つまり新規店が増え続けなければ余剰在庫で潰れてしてしまうのがブックオフなのです。