1 :
マロン名無しさん:
大陸書房/世紀末同人誌伝説/作・水谷潤/画・藤宮幸弘
2 :
マロン名無しさん:02/03/24 21:50 ID:tAB2khCs
伝説というものは世の中に数多く存在する。
人から人に語り継がれ、受け継がれてきた数限り無いストーリー。
そしてここにまた新しい伝説がうまれようとしていた。
…そう…それは「同人誌伝説」とでも名付けようか
人から人に受け継がれてきた青春のこだわりの物語である。
<場面切り替わり-やおい即売会場>
同人誌を売り買いし、コスプレする人々。
色付き眼鏡をかけパンフを片手にした怪しい長髪の男。
周囲の人「なーにあの男…?」「きっとロリコンが紛れ込んだのよ」
「痴漢じゃない?」「女の子のコスプレ見にきてる変態じゃないの?」
長髪の男はあるサークルの前で立ち止まる。
長髪の男「これをもらおう」
3 :
マロン名無しさん:02/03/24 22:02 ID:tAB2khCs
鞄の中でカウンターを押し続ける男。
「今日1日で10次から3時間、定価800円、会誌が2000部
1200円のイラスト集が800部、他に過去の会誌が同850円の
定価で売られている。なぜ頒価とつけん、定価という価の付け方は
商品だということを明示しているじゃないか。裁判になった時それは
致命的なポイントになるのにな。教養のない奴らめ。」
帰り支度をしている別の売り場。同人誌を手に取る長髪の男。
ブスな売り子「ア!それ見本用です!!」
デブな売り子「いいのよ売っちゃいなさいよ。どーせわかりっこないんだから」
ブスな売り子「そーね」
同人作家「あ!私がサイン入れたげるわ」
同人作家の乳首の毛を覗き見ながら長髪の男心の中
「ふん余計なことを。手入れの悪い女め!ムダ毛の手入れもできんのか。
普段机にへばりついてばかりでたまに着慣れないドレスなんぞ着るからだ。」
同人誌を受け取ると男はそれをその場で破り捨てる。
「きゃー」悲鳴をあげ倒れる同人作家。
周囲の人々「ちょっとあんた何すんのよ」「せっかく先生がサインしてくれたのに」
「ケンカ売るつもり?」「ちょっときてよ」「そーよ」
両脇を固められる男。それを振払い、
長髪の男「どけメス犬共!!」
カツラ、眼鏡、セーター、をとりその正体をあらわす男
4 :
明日に続く。:02/03/24 22:07 ID:tAB2khCs
セーターの下に着ていた背広から名刺を取り出す男
「小英社著作権管理部南条邦明だ!!」
同人作家に近付こうとする南条。
「待て!!あんたに話がある!!」
それを防ごうとタックルをかます周囲の人々。
南条はそれをちぎっては投げちぎっては投げ、ヘッドロックをかけながら
「どけ!キサマら!えーい犯罪者どもめ!どけってんだよ!!」
その時背後から気配が
「ペガサス遊星拳!!!」
ドウ!!!ふきとぶ南条。そのまま意識を失う。
わーい
6 :
マロン名無しさん:02/05/08 10:45 ID:QIy.6ruA
この本持っていますが、なにか?
作者と知り合いですがなにもきかないで…
わはは。
自分もこの漫画持ってる。