【J:COM,J-COM,JCOM】この会社って?

このエントリーをはてなブックマークに追加
50集合住宅向けまとめFAQ
J:COMが導入されている(または導入予定の)マンション等の
------------------------------------
集合住宅にお住まいの方のためのまとめFAQ
------------------------------------

Q マンションで全戸点検(電波測定)作業があるとの告知がありました。
  点検しないとTVが見られなくなるのですか?

Q 「点検(電波測定)を受けないと他の住民に迷惑がかかる」と言われましたが本当ですか?

A いいえ、点検や電波測定などをしなくても全く問題ありません。 (※注1)
  その点検自体は形式的なもので、点検によって何かが変わるというものではありません。(※注1)
  そもそも点検に来るのは実は営業の人で、点検は単に営業のための口実だったりします...
  ただし点検に応じないと毎日のように要請文書がドアに挟まれる場合もあるようです...

  なお、最近は「電波レベル測定」や「テレビ信号の測定」など表現を変えている場合も
  あるようですが、技術的な必要性からの作業ではなく、営業のための口実のようです...
51集合住宅向けまとめFAQ:2006/12/11(月) 01:05:08
Q J:COMの有料サービス(J:COM TV)には加入していないのですけど、
  「マンションの全戸点検(電波測定)作業をしないでTVが映らなくなった場合
  調整作業は有料になります。」と言われましたが、本当ですか?

A いいえ、費用を請求されることはありません。
  その点検自体は形式的なものですから、点検によって何かが変わるという
  レベルのものではありません。(※注1)

  そもそも点検に来るのは実は営業の人で、点検は単に営業ための口実だったりします...
52集合住宅向けまとめFAQ:2006/12/11(月) 01:07:05
(※注1) 従来J:COMを利用していなかった集合住宅で導入を決めた場合は
  既存の共同アンテナ設備からJ:COMへの切替時(一斉導入時)に、
  マンション全体のTV端子やTV配線などを交換することがありますので、
  有料サービスに加入しなくても、初回だけは必要な工事に応じて下さい。

  既存のアンテナ設備からJ:COMへ切り替える場合には、事前に大家さんや
  管理組合などから必要な工事について何らかの情報があると思います。

  なお、賃貸の場合はオーナーが全世帯STB一括貸出の契約を結んでいるという事例
  の報告も最近でてきています。
  契約は地上デジタルとBSデジタルの無料放送のみのSTBで視聴が可能というものが多いようで、
  利用料金は月額1500円/世帯(STB1台のレンタル料らしい、主にオーナーが負担)のようです。
53集合住宅向けまとめFAQ:2006/12/11(月) 01:09:11
Q J:COMと管理組合(又は管理会社、大家など)の連名で、
  全世帯のJ:COM導入が決定されたという文書がきました。これは強制的なものなのですか?

A J:COMからの文書は、一般の人が誤解しやすいものであるケースもあります。
  不明な点があれば、まずは管理組合や大家さんなどに確認しましょう。

  特に、地上波TV放送の再送信以外の有料サービス(有料TV・ネット・電話)を
  強制的にJ:COMに変更・加入させるような決定は、常識的にはあまり考えられません。

  実際は任意加入であるにもかかわらず、あたかも全世帯が強制のような文書を
  出しているような事例の報告も見受けられますので、注意が必要です。
  ただし、賃貸物件の場合は一部例外(※注1参照)もあります。

  なお、問題のある勧誘方法により加入してしまった場合は、消費者契約法により、
  その契約自体を無効にし、工事費などの導入費用の返還を要求することも可能です。
Q 「地上デジタル放送のために点検(電波測定など)作業が必要」と
  J:COMから告知がありました。
  点検(電波測定など)を受けないと地上デジタル放送は視聴できないのですか?

Q 「地上デジタル放送のために有料契約が必要」とJ:COMから言われました。
  地上デジタル放送は有料契約しないと視聴できないのですか?

A J:COMの「デジタル放送のため」などという告知は、実際には有料契約の勧誘目的
  のことが多いようです。デジタル放送に便乗した悪質な勧誘に注意しましょう。
  必ずしも有料契約しないと地上デジタル放送が見られなくなるわけではありません。

  既にJ:COMが導入されている物件や電波障害などでJ:COMを利用している地域では、
  地上デジタル放送も既に再送信されている場合もあります(追加負担はない)。
  各物件で使用している既存のブースター、配線、分配器、テレビ端子などの設備も
  必ずしも地上デジタル放送に使用できないものとは限りません。
  実際には問題がない設備なのに、工事や有料契約が必要といって不要な契約を迫る
  悪質な勧誘などにも惑わされないよう注意が必要です。(>>48-49参照)

  特に、市販の地上デジタル放送用チューナー内蔵テレビ機器がないお宅の場合は、
  本当に対応できない設備なのか自分で確認することができませんから、勧誘を受けても
  「地上デジタル放送用機器がないのに、本当に今すぐ地上デジタル放送対応が必要か?」
  「地上デジタル対応テレビを購入後に、工事等の必要があれば対応すれば良いのでは?」
  ということも留意すべきと思われます。(※注1 >>52も参照してください)
Q 地上デジタル放送の無料放送だけが見たいのですが・・・
  市販の地上デジタル放送対応チューナーやTVを購入すれば視聴できますか?

A 関東・関西などのほとんどの地域では、地上デジタル放送は既にパススルー送信
  されていますので、市販の機器だけで視聴できます。(※注2a)

  ただし、J:COMでは無料の地上デジタル放送でも有料でのみ配信している地域もあり
  ますので(トラモジ方式)、そのようなケースでは当面は有料サービスに加入しないと
  視聴できません。(※注2b)
  既に地上デジタル放送の受信可能な地域でも、J:COMがトラモジ送信のみの地域の方で、
  地上デジタルチューナー内蔵テレビ機器などを購入し、今すぐ見たいという場合は、
  UHFアンテナを自前で設置したほうが良いかもしれません。
(※注2a) パススルー(同一周波数パススルー)とは、従来のアナログ地上波放送と同様に
 地上デジタル放送波をそのままケーブルテレビで配信する方式です。
 そのため、市販のデジタル放送対応チューナー内蔵テレビ機器があれば、
 それを従来のアナログ機器同様にテレビ端子へつなぐだけで地上デジタル放送を視聴でき、
 それ以外の特別な機器(J:COMのSTBなど)や新たな有料契約(J:COM TVデジタル等)は不要です。
 ただし、ブースターや配線などがデジタル放送に対応していないなどの原因により、
 視聴できないこともあります。市販のデジタル放送対応機器で視聴できない場合は、
 問題がある設備の交換が必要になる場合もあります。

 また、J:COMでは、NHKと民放キー局以外の一部の独立系UHF局(MXTV、tvkなど)の
 地上デジタル放送はパススルー送信をしていない(本来なら視聴可能な地域でも)ので、
 どうしても視聴したい場合は、自前でUHFアンテナの設置が必要です。
 なお、BSデジタル・CS放送については、J:COMは従来からトラモジのみで送信しているため、
 NHK-BSハイビジョンや無料の民放BSチャンネルであっても、視聴にはJ:COMのSTBが必要です。
 市販機器に内臓されたデジタル放送チューナーでBSデジタルやCS放送を視聴するためには、
 パラボラアンテナ設備が必要です。
(※注2b) トラモジ方式(トランスモジュレーション方式)とは、
 地上デジタル放送波をCATV側で独自に変換(変調)して再送信する方式で、
 有料サービスに加入してCATVのデジタルSTBを取り付けないと視聴できません。
 (J:COMの他の有料放送などと同様に、J:COMのデジタルSTBのみで受信可能で、
 STBに接続しているTVのみで視聴できます)

 つまり、市販の地上デジタル対応チューナー・テレビなどを購入しても
 チューナーがJ:COMのトランスモジュレーション方式に対応していないため、
 現時点ではJ:COMのデジタルSTBがないと地上デジタル放送は視聴できません。
 (J:COMが地上デジタル放送を同一周波数パススルー方式などでも送信するまで
 市販の地上デジタル対応チューナー・テレビなどだけでは視聴できません。)
Q 「地上デジタル放送が始まり、従来のTV機器などではテレビがみれなくなる」
  と言われました。本当ですか?

A 従来のテレビ放送(地上波アナログ放送)も、少なくとも2011年7月まで併存します。
  したがって、従来のテレビ機器などでも2011年までは問題なく視聴できます。

  地上デジタル放送は2006年から全国的にも開始されていますが、
  今すぐデジタル放送を見たいということでなければ、じっくり検討して、
  2011年までに市販のデジタル放送チューナー内臓テレビ機器を購入すれば良いだけです。
  (2011年まではサイマル放送といって、地上デジタル放送のTV番組自体も
  基本的には従来の地上波アナログ放送と同一内容のものを放送しています)

  当然のことですが、地上デジタル放送は従来のTV機器等だけでは視聴できません。
  地上デジタル放送の視聴には、下記のいずれかの方法を選択する必要があります。

  (1)地上デジタルチューナー内蔵テレビ機器を購入し、地上デジタルに対応する
   UHFアンテナを設置(J:COMに全く依存しない場合)
  (2)地上デジタルチューナー内蔵テレビ機器を購入し、アナログ地上波と同様に
   地上デジタルもJ:COMの再送信を利用(既導入済の物件・集合住宅・電波障害地域など。
   通常、地上デジタル再送信での新たな再送信料金の追加負担はない。)
  (3)J:COMと新たに有料デジタル契約をしてSTBを取り付ける。
  (4)地上デジタルチューナー内蔵テレビ機器を購入し、スカパー光などに加入する。

  なお、地上デジタル放送が受信可能な地域内では、場所によっては、
  室内アンテナのような簡易なものでも問題なくクリアに受信できています。

 総務省 地上デジタル放送周知広報用ホームページ
 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/digital-broad/index.html