北ケーブルテレビ その2

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712名無しさん@お腹いっぱい。
お詫びとご報告


平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。
去る平成16年12月5日20時40分過ぎに弊社設備の故障事故により、お客様へのサービス提供が数時間に亘り停止するという事態が発生してしまいました。
お客様に対し、多大なご迷惑をおかけしてしまいましたことを深くお詫び申しあげます。
つきましては、事故原因と今後の再発防止対策に関し、以下のとおりご報告申しあげます。


1.事故発生の原因(調査結果)

弊社は、電力会社から供給される常用電力供給系統と無停電電源装置により
供給される非常用電力供給系統の2つの系統を自動制御するシステムを備えております。

今回の事故は、この自動制御装置の基板にある一部の回路が断線し、
常用電力と非常用電力を切替制御することが不能となったために、
常用電力と非常用電力がともに供給されなくなったことによるものでした。

回路が断線した理由について、専門家による調査結果では、基板の回路を保護する防水膜に異常が生じたと考えられ、
そこに付着した水分が回路に達し漏電となり、回路がショートしたとのことでした。
そしてそれは、事故当日の12月5日は早朝まで風速約40mの暴風雨が続いた後、
日中は約24℃というこの季節としては異常な気温上昇となり多量の水蒸気が発生し、
かつ夜間に急速に冷え込んだことで結露したことが、回路のショートにつながったものとの見方が有力であるとの報告を受けました。

なお、同種の設備はケーブルテレビ会社のみならず他業種にも多数使用されており、
このような事故が発生した前例はないとの報告を受けております。

713名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/25 16:54:45
2.再発防止対策

このような前例の無い想定外の事故が発生したことを踏まえ回路基板部に強力なコーティングを施すことにより、防水性を強化しました。
また、これまでも弊社としては無停電電源装置の動作確認を毎週行っておりましたが、
これを機に、無停電電源装置の点検項目を大幅に増加すると同時に、
その他の設備についても保守点検作業を強化してまいります。

繰り返しになりますが、お客様に対して多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申しあげます。
弊社は今後ともお客様へのサービス向上に取組んでまいりますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申しあげます。



平成16年12月25日

北ケーブルネットワーク株式会社
代表取締役社長 横尾 昭信