>>218 パスポートは「本人確認書類」として使えますが、身分を証明する効果はありません。
つまり、パスポートには「日本国籍を持っていること」を証明する効果はあっても、
「経済力があること」を証明する効果は無いのです。
昔は、日本のパスポートを持っていることが、経済力があることの証明でもあったのですが、
もう日本国籍がステイタスである時代は終わったのです。
今や、東南アジアで、1ヶ月3万円以下で生活しているような日本国籍所有の人も大勢います。
日本で3ヶ月アルバイトをして、そのお金で東南アジア諸国で1年ぐらい遊んで暮らすといったスタンスです。
そして、そういった東南アジアで暮らす貧しい日本人達が、窃盗や詐欺などの金銭犯罪を犯すケースも少なくありません。
東南アジアにおいては、レストランやオフィスなどが入った総合ビルに入る際に、「IDか入場許可証見せて」と言われて、
日本のパスポートを見せても、「それだと、日本人であることしか分からない。ゴールド以上のクレジットカードか、
入場許可証はないか?」と言われることが良くあります。
ビル内のどこかの店舗に入場許可証を発行してもらうか、ゴールド以上のクレジットカードがないと、ビル内に入ることすら
許されないのです。
ちなみに、学生の場合には、パスポート+学生証 でOKです。
学生は学校にいけるだけの経済力または地位があると評価されます。
日本において、無収入の学生がクレジットカードを作れることと同じようなもんです。