レイクの会社組織の変転
ttp://www.shomin-law.com/shakkinlake.html レイクは昔から消費者金融をしていましたが、電機メーカーで原発メーカーでもあるゼネラル・エレクトリック(GE)グループの
GEキャピタルに買収されました。その後、レイクは複雑怪奇な法律操作を施されます。
1994年10月、ゼネラル・エレクトリック・コンシューマーローン株式会社が設立され、この会社が1998年8月、
株式会社レイクと名称を変えます。この時点で株式会社レイクは2つ併存することになりました。
そして1998年11月2日、ゼネラル・エレクトリックの方の株式会社レイクが従来のレイクから営業譲渡を受け、
顧客を引き継ぎながら、帳簿上、顧客(借り主)が従来のレイクの借金を全額返済すると同時に
ゼネラル・エレクトリックの方のレイクから同額を借り入れたことにしました。ゼネラルエレクトリックの
方のレイクは2000年12月、ジー・イー・コンシューマー・クレジット株式会社と名称を変えます。
そして2002年2月に有限会社オー・シーなる会社がいつの間にか設立され、
2002年12月にGEコンシューマー・クレジット有限会社に名称変更しました。
法律上はジー・イー・コンシューマー・クレジット株式会社とGEコンシューマー・クレジット有限会社は
別会社だったようですが、このころ、レイクの管理部(弁護士と交渉する部門)は「うちは今日から
GEコンシューマー・クレジット有限会社になった」と明言していました。私もそういわれました。
その後、1991年6月に設立されていたゼネラル・エレクトリック・キャピタル・コンシューマー・ファイナンス株式会社が
2003年10月、GEコンシューマー・クレジット有限会社を吸収合併してGEコンシューマー・ファイナンス株式会社になり、現在に至っています。
全体として何をねらってこのような複雑怪奇な操作が行われているのかはわかりませんが、
とてもまっとうな会社がやることとは思えませんね。