★名古屋みどりの窓口でカード詐欺
JR名古屋駅で切符の窓口販売業務を担当していた男性職員が、代金をだまし取って
いたなどとして、愛知県警中村署に詐欺容疑などで逮捕されていたことが30日、分かっ
た。客から預かったカードを機械に2回読み込ませる方法。被害者は少なくとも20人に
上っているといい、同署で裏付けを急いでいる。
同署などによると、ある被害者は9月中旬、同駅内の「みどりの窓口」で名古屋―
新神戸間の新幹線のぞみの切符(8150円)を購入。その際、窓口で対応した職員が
クレジットカードを2回機械に読み込ませ2回分の切符を発券。1回分の切符を何らかの
方法で換金したとみられている。1枚の明細書には客にサインさせ、もう1枚には職員が
殴り書きのようなサインをしていた。
この被害者には、11月中旬にJR東海から「職員のミスで2回分の運賃を引き落とした。
1回分はカード会社を通じて返す」と連絡があり、11月のカード使用分と相殺されたという。
JR東海では「警察にすべてお任せしているので捜査を見守りたい」とコメントしている。
スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/12/31/05.html