>>600 >実は当時私はNICOS VISAを持ってまして、たいてい電話承認になる上に、
>何回か請求も来ないというのを経験しています。また、当初は国内専用でした。
日本信販は、VISAインターの肝いりで86年にVISAジャパン協会にビジネス
メンバーとして参加します(ビジネスメンバー制度はそのためにできた)。
当時の銀行系カードは親会社の口座からしか払い込みができなかったので、
VISAインターは多くの金融機関と自動払いの契約を結んでいて、国内有数の
加盟店網を持っておりライバルのマスターカードインターナショナルの
準会員だった日本信販に白羽の矢を立てたのです。
この段階(1986年)に発行されたカードは日本信販VISAカード(4966・4980・4922?)と
VISA郵便貯金ジョイントカード(4966)で当然VJのフェイス、日本信販の加盟店では
使えず国内外のVISAの加盟店で使えるカードであったため日本信販のマークは
裏面に小さく入っているのみです。
ところがVISAインターナショナルは87年に日本信販に対しVISAカードの
発行権をスペシャルライセンシーとして供与、日本信販は国内では日本信販
加盟店で、海外ではVISA加盟店で使える日本信販VISAジョイントカード(4923、
なおMasterジョイントも同時に開始)を発行します。
続いてダイヤモンドクレジットに対しても88年末にVISAカードの発行権を
スペシャルライセンシーとして供与し89年にDCカードはVISAカードを発行、
さらに西武クレジットに対してもスペシャルライセンシーを供与します。
87年以降ビザジャパンは住友クレジットサービスとVISAインターがことごとく
対立し、VISAインターは国内でのVISAブランドに関する管理運営の権利を
ビザジャパンから取り上げ、89年からは自らの運営とします。
>>619-620 >続いてダイヤモンドクレジットに対しても88年末にVISAカードの発行権を
>スペシャルライセンシーとして供与し
DCは最初からプリンシパルメンバーとしての参加。
日本におけるスペシャルライセンシーはニコス・OMC・セゾンの3社のみ。
(注:現在は各社ともプリンシパルに昇格)
>オムニカード協会を設立しUCライセンスのMasterCardの発行を始めます
オムニに当初UCロゴがあったのは事実だが、UCライセンスではなく独自発行。
あくまで利便性の関係でロゴを借りただけ(オリコや協クレと同様の形態)。
>VJはUCに対しVISAの発行権を与えていた。
UCも最初からプリンシパル。
>マスターカードジャパンと言う決済機構構想もあったのですが
>実現しない一方
実際に稼動はしていた。
ただしニコス・OMC・国内信が参加しなかった、というのが実際のところ。