郵貯VISAチェックカード《セゾン》は1枚6役の万能カード
(1)郵便貯金キャッシュカード・・・全国津々浦々、どんな田舎町にも郵便局はある。土日も手数料無料で引きだし。
(2)Jデビットカード・・・来年からはクレカ共通ピンパッドの導入で加盟店が増えていく。
(3)ローソンデビット・・・Jデビ脱退のローソンでも郵貯キャッシュカードはローソン独自のデビットサービスに対応。
(4)VISAカード・・・日本と世界の2500万店にて利用可能。ネットでも利用可。また、プロバイダーや携帯の支払いにも対応。
(5)国際キャッシュカード・・・PLUSのネットワークで郵貯口座(保留枠)から引きだし。
(6)セゾンカード・・・セゾンの様々なカードサービスを受けられる。セゾンホームページ《セゾン》カードの各種サービス参照。
郵貯VISAチェックカード《セゾン》とは?
欧米を中心とした海外銀行では、チェックカードというものを発行しているが、なかでもポピュラーなものは「VISAチェックカード」である。
これは、VISA加盟店で買い物をすると、その代金がチェッキングアカウント(当座預金口座)から引き落としになるというものだ。
クレジットカードと同じ使い勝手だが(CATに通し、伝票にサインする)、異なるのは口座からの引き落としのタイミング。
もともとは小切手の代用として誕生したペイメントカードなので、引き落としは都度に行われる。
即時または数日後、まれに1〜2週間後くらいの場合もある。
(郵貯VISAチェックカード《セゾン》は原則として2営業日後の引き落とし)
クレジットカードと異なる二点目は、カードの利用限度額が預貯金残高の範囲内ということだ。
あくまでも小切手の代用として開発されたものだから当然と言える。
しかし、自分の預貯金からの引き落としということから、カード発行に審査がなく、誰でも申し込めるという利点もある。
以上がチェックカードと呼ばれるペイメントカードである。
■利用限度額は?
郵貯ぱるるの貯金のうち、利用者が自分で額を決めて保留手続きをする。
その額が利用限度額となる。事実上、制限はない。
ただし海外においては1日に使えるのはショッピングおよび現地通貨引き出しの合計で50万円まで。
■発行までの期間は?
セゾンカードの勧誘部隊が駐屯している局をセゾンインフォに電話して教えてもらう。
ハンディーターミナルを備え、印鑑の代わりに暗証番号を入力して
口座振替の手続きをその場で完了できるようなら、
チェックカードの発行は早い。おおむね2週間で入手できる。
口座振替の手続きが時間がかかるため、上記手段がとられない通常のケースでは、
発行まで約1ヶ月。
■利用できないケースはあるか?
日本でも海外でもVISA加盟店ならどこでも利用できるとみてよい。
リアルの店舗はもちろん、ネットショッピング、プロバイダーの支払い、携帯電話料金の支払い(ドコモを含む各社)、
ガソリンスタンド、JR東日本窓口、高速道路キャッシュレス、等々。
■本当に審査はないのか?
自己破産免責者にも続々とカードが発行されている事実が報告されている。
>>1に紹介されているサイトの申込書の見本を参照すること。
・記載事項は名前住所電話番号職業のみで年収などを把握できない。
・個人信用情報機関を参照できない決まりになっている。
・そもそも信用貸し+立て替え払いをするカードではない。
免責「 不 許 可 」になったものがカードを入手できたという報告はない。
■セゾンブラックだが、このカードを入手できるか?
このカードに審査はないが、チェックはある。
セゾンが社内に保持している残債者リストを参照し、セゾンへの貸し倒れが
発覚すれば発行は困難かもしれないが、発行されたという事例・報告もあり
各人のケースバイケースであろう。
セゾンに対して残債があるにもかかわらず貯金を返済に回さずカードショッピング用に
保留して使うというのはいかがなものかという感じはある。