経営に噂があるホルダーがホンネで語るスレ

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319名無しさん@ご利用は計画的に
三井住友銀「不良債権内部資料」のミステリー〜金融庁も銀行サイドも首をかしげる
http://gendai.net/contents.asp?c=031&id=1338

「いったいあの資料は、どこから出たものなのか。はっきり言って金融庁としては、
あの資料に関しては三井住友銀行から正式な形で入手したという事実はない。
これは断言できる」(金融庁幹部)
 三井住友銀行が作成したとされる、同行の“親密先企業”に対する取引状況を
まとめた資料が一部関係者の間に出回り、注目を集めている。この資料は、
トータルで22ページにのぼる詳細なもので、作成日としては平成15年3月
という記載がなされている。
「資料作成の背景としては、金融庁が実施した検査に対応する形で三井住友銀行が
提出したものとされています」(大手銀行幹部)
 そして注目すべきなのは、三井住友銀行の親密企業に対する巨額の与信残高だ。
 資料によれば三井住友銀行の親密企業7社に対する与信残高は、15年3月末
段階で約1兆2000億円にものぼっているとされるのだ。
 しかしその債務者区分は、7社すべてが「要注意先」以下に区分されている。
 ところがそうした債権に対する引当率は1割強にとどまることから、「“親密
企業先問題”は、三井住友銀行が抱える最大の爆弾」(前出の大手銀行幹部)と
されている。
「三井住友銀行のこの問題は、一部マスコミが昨年秋に報道し、以後も業界の中では
話題になってくすぶっていた。そんなところに民主党議員が国会で資料をベースに
具体的な数字をあげて質問をしたことから、一気に表面化してしまったのです」
(前出の大手銀行幹部)
 ところが不思議なことに、三井住友サイドはこう言っている。
「資料に記載されている数字自体は、決して誤りではないが、こうした資料を
作成した事実がないのです。従って、この手の資料を金融庁に提出したことも
ありません。いったい誰が、何を意図して作成したのか、まさにミステリーです」
(三井住友銀行幹部)
 このコメントは、冒頭で紹介した金融庁のコメントと奇妙な一致を見せている。
 いったい三井住友銀行内部で何が起こっているのか。予想以上に混沌として
いるのかもしれない。【須田慎一郎】