リテール分野における戦略的提携の具体化について
リテールナンバーワン金融グループを目指して
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=63162 株式会社UFJ銀行(頭取寺西正司)と日本信販株式会社(社長大森一廣)は、
昨年11月の基本合意以降、我が国におけるリテールナンバーワン金融グループを
実現するため、「戦略的提携」の内容を充実し、スピーディに実施段階に移すことを
検討してまいりました。その結果、以下の内容で最終的な合意に至りましたので、
お知らせいたします。
また、別途公表させて頂きます通り、日本信販と株式会社UFJカード(社長
安藤光隆)は、本日、合併に向けた基本合意に至りましたので、併せてお知らせ
いたします。
記
1.合意の概要
(1)日本信販はUFJ銀行の連結子会社化後、早期にUFJカードとの合併を
目指します。事業基盤の拡充や重複業務の解消等により、収益力を飛躍的に高めて
まいります。
(2)UFJ銀行を中心としたUFJグループと日本信販は、“シナジー戦略”を
展開してまいります。
両者の強みを極大化し、機能補完を図ることで、お客さまへの金融サービスの
ワンストップ化を追求してまいります。
(3)日本信販およびUFJカードは、株式会社ジェーシービー(社長信原啓也、
以下JCB)と事務・システム分野における協働により、コスト競争力の強化を
検討してまいります。
(4)本年3月に、日本信販はUFJ銀行の引受を前提に、総額2,000億円の
第三者割当増資(種類株発行)を実施します。また、UFJ銀行は、昨年11月の
公表通り、法令上の諸条件等が整い次第、平成17年3月を目処に、種類株を
普通株に転換し、日本信販を連結子会社といたします。普通株への転換後、
UFJ銀行は日本信販の議決権総数の3分の2以上を保有する見込みです。