1 :
傍聴席@名無しさんでいっぱい:
2ちゃんねるの広告代理・転載まとめブログのあっせんなどを行い、西村博之氏が取締役をつとめる未来検索ブラジル社
(深水英一郎社長)が、書き込みの削除業務についても一翼を担っていたと思われること等が、起こした国賠訴訟の資料を
本紙が東京地裁で確認したところ、わかった。
この訴訟は、ブラジル社と、ネットメディア「ガジェット通信」を運営する東京産業新聞社(いずれも東京都渋谷区代々木二丁目16番1号宮坂甲斐街ビル
代表取締役深水英一郎氏)が、光伸法律事務所(こうしんほうりつじむしょ)の山下幸夫弁護士を原告側代理人として、東京地裁に提起した。
原告側によれば、両社の入居フロアと、ブラジル社取締役西村博之氏の住民票上の住所および、第三者名義で契約された彼の住居とされる東京都渋谷区代々木の一室に
対していわゆる麻薬特例法違反などの容疑により行なわれた捜査が、正当な理由無く憲法13条の保障するプライバシーの利益を具体化した刑事訴訟法の定めに反する等と主張されている。
(続く〜
(自社ソース)
http://echo-news.net/japan/2ch-deletion-related-company-brazil-claims-invasion-of-privacy-in-the-court-room
2 :
傍聴席@名無しさんでいっぱい:2014/09/21(日) 12:28:33.87 ID:q71QLEcT0
(中略)
具体的な捜索差押の態様について警察側が主張し、原告のブラジル社側も概ね認めたところによると、
平成23年11月24日に、ブラジル社が入居するビル6階の事務所へ対して、捜査の一部が開始された。
訴訟記録からは、これまで多くの点が謎であったブラジル社員の担当業務が明らかになった。
まず、経理担当が大輪郁氏で、経理補助業務にあたっていたのが河野久美子氏。その机上からはペーパーカンパニーではないかと
国税当局から認定されたパケットモンスター社への海外送金に関する書類や、請求書などが差押えられた。さらにブラジル社の
広告担当は宍戸美恵氏、宮原俊介氏および長田恒司氏で、彼らの証言を元に広告関係の物件を押収。
さらに、社員から「p2」及び「モリタポ」の関係書類等の所在を聴取した上で、鬼丸美穂氏の机上下からPCを差押えた。
それから、モリタポ関係のデータベースメンテナンス等を行なっている武松史智氏の机上から、PCを押収。
更に「2ちゃんねるの削除ツール開発者で削除人統括をしている「削ジェンヌ」と削除ツールの修理の上
でやり取りをしていたコンテンツ制作部の責任者上坂哲氏の机上からPCとハードディスク3セットずつそれに、
サーバ構成資料1束」を差押た等とある。
2ちゃんねるで何が削除されるかの権限を握る「削除人」である「削ジェンヌ」については未だに不明な点が
多いところ、裁判資料を見る限りは、削除ツールの開発も行なっていたことと、そのことについて
ブラジル社も承知していたこと、単なる広告代理店と主張していたブラジル社も削除業務と何らかの連絡をとっていたようだ。
加えて、同社の入居するビルの5階には同社の経理用コンピュータサーバとともに、ニコニコ生放送(同社が株式の19.9%を保有する
ニワンゴ社が親会社のドワンゴ社(東証一部上場)とともに運営)のスタジオがあったことも判明。
5階に対しても警察官が立ち入りコンピュータが差押を受けた。
(続く〜
3 :
傍聴席@名無しさんでいっぱい:2014/09/21(日) 12:33:44.01 ID:q71QLEcT0
(ソース2)
http://echo-news.net/education/2ch-company-brazil-claims-the-value-of-privacy-only-to-make-another-story ところが、上記裁判の記録を閲覧して書かれた記事で自社従業員のプライバシーが害されていたなどとして、特別に裁判記録の一部を
公開停止するように、ブラジル社が東京地方裁判所へ申立をしていたことも判明した。
この裁判の記録を9月19日にもう一度、東京地方裁判所で本紙のスタッフが閲覧したところ、ブラジルの代理人、
光伸法律事務所(こうしんほうりつじむしょ)の山下幸夫弁護士が、ブラジル社長の深水英一郎氏の意見書とともに、
エコーニュースの記事をプリントアウトして裁判所へ要請していた記録が見つかって、判明したもの。
閲覧制限の申立がかかった部分は、社員の職務内容と氏名や関係企業との送金関係などが記された部分。
ブラジルの深水社長が出した書面によれば、この裁判資料を閲覧した者は情報を扱う配慮に欠き、
ブラジル社員の氏名などを記事としてインターネットに掲載して流布しているため、
個人情報や営業秘密が漏洩し得ると主張されている。
しかし、この記事の執筆翌日に2ちゃんねるのニュース速報+板に立ったスレッドを経由してひろゆき氏が
管理する2ch.エスシーと、未来検索ブラジルがとりまとめる「まとめブログ」で、まさにこの情報と社員の個人情報が
自爆的に拡散されるという状況が発見された。
そしてこの自爆について、未来検索ブラジル社の深水英一郎社長に弊社のアカウントからツイートでお伝えしたところ、
現2ch.net管理人のジム・ワトキンス氏が悪ノリでリツイートするなど子供のケンカのような様相を呈している。
https://twitter.com/echonewsjp/status/513324904377106434
4 :
傍聴席@名無しさんでいっぱい:
(続き)
筆者の見たところ閲覧制限のかかった箇所で重要な部分は全てすでに、訴訟記録を閲覧してとったメモを元に
記事の中で書かれておりいまさら閲覧を制限しても余り意味が無いと思われる(閲覧制限の申立をやるなら
もう少し早くやるべきであった)。
「たられば」の話になってしまうのだが、匿名掲示板だったはずの2ちゃんねる有料会員のクレカ番号や
住所と書き込み内容などの各種個人情報を紐付けしたうえで保管したり、そのデータが数万人単位で
漏洩したのに責任を負わず賠償もしなかったり(●流出事件)、実は書き込みのデータがホットリンクや
ガーラに売り払われたりしていなければ、記事を書いた人間も人情として、職員の個人名などはわざわざ記事につけなかっただろう。
なおボランティアで運営されている個人掲示板であったはずの2ちゃんねるに関係して、どうして会社の
営業秘密が出てくる余地があるのかというのも多くの人が突っ込みを入れたいポイントである。
それにニュースサイトのはずの「ガジェット通信」も運営していた未来検索ブラジルが、いかにもニュースで
取材されそうな内容を出しっ放しにしていて閲覧制限の申立をかけるのが遅れるというのは、
これまで真面目に取材をやった経験があるならあり得ないのではないかという気がしてくる。
(ソース終わり)