死刑賛成派と反対派の対談スレ◆Part30

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425傍聴席@名無しさんでいっぱい
犯罪現場における抑止効果とか、矯正可能性、はたまた政府による合法的殺人
なんてのは死刑があることを前提とした後付の回避理由にすぎない。根本的な
要素は何なのかを考えて欲しい。死刑があるなし以前に、社会の土台となる
秩序や、もっと大事な、人々が共有すべき倫理観のこと。それによって社会の
誰かではなく、まさに自分や自分の家族を守るということ。
人の命を奪ったならば、自分の命をもって償わなければならない。
命と命、罪と罰の均衡が保たれない社会がどれほど非情で非人間的か。
行動に見合う責任を負わされない社会がどれほど混乱し腐敗するか。
死刑制度は、社会倫理を担保する。道徳教育の土台になる。
人を殺してはならない。物を盗んではならない。どれだけ言葉で説明しても
じゃあ殺したらどうなる、盗んだらどうなる、という部分を抜きにしたら何の
意味もないんだよ。自分の社会の中では罪は正当に裁かれるのだと、そう思えて
はじめて社会倫理は機能する。その意味で死刑に将来の犯罪抑止効果はある。
死刑制度は執行する側とされる側の2個人に焦点をおいて議論するべきでないよ。