死刑反対派と賛成派の対談スレ■PART14

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702傍聴席@名無しさんでいっぱい
>>1
>「もし、自分が冤罪被害者の立場になったら」を常に考えるべきなのです。
→前の別スレで、死刑廃止論者と存置派の根本的違いは、
前者が加害者の立場、後者が被害者の立場である、としていました。
無論、死刑廃止派の中には被害者遺族の立場に立った人がいたし、
死刑存置派論の中には、「死刑になりたかった」という加害者の立場に立った人もいました。
その中でも、「一痛打与えてやりたい」と担当弁護士に書き送った、宅間は特筆するべきでしょう。
実際、私達は宅間に宅間流の「一痛打」に成功させてしまうのです。
私の考えでは、こういう歪んだ「かまって欲しい」という「甘えん坊」には、黙殺が最高の仕打ちではないでしょうか。
やはり、宅間は、弁護士の手紙で「早期、六ヶ月以内の死刑執行を望みますが、それについて、ビートたけしや慶応大学の加藤とやらは、
「本人の思うつぼになるから塩漬けにせよ」のようなニュアンスの発想をした。(略)いやがらせ的言動なのである」
「塩漬け」とは、「無期禁錮」のような終身刑のことでしょうが、社会から忘れられることこそを
最も恐れていたとは、超凶悪犯の正体を見たり!という感じではないでしょうか。
更に、驚くべきは、宅間は「優越感」さえ味わっていたのです!
「雑民達よワシをアホにするな!!
コラッ雑民、コラッ、二、三流大学出、コラッ下級公務員
コラッ貧乏人、コラッ、ブスの嫁はんとオメコしている奴、(略)
ワシを下げすむ(蔑む)な、ワシをアホにするな
おまえらに言われたない、おまえらに思われたない、お前らの人生よりワシの方が勝ちや。
ワシを処女と20人以上やった事、おまえらにあるか?
ホテトル嬢50人以上とケツの穴セックス、おまえらやった事あるか?以下略」
死刑囚以下の人生の敗北者はいないでしょうが、
裏返せば、宅間は窮極の「劣等感」を抱いていたのは確実でしょう。
宅間の5回の結婚の内、2度の結婚は大坂教育大学出身の教師だったのです。
決して、宅間は出鱈目(ランダム)に大坂教育大池田小学校を選んだわけではありません。
さらに、宅間家の父親は小松左京に心酔していました。それが宅間に影響を与えなかったはずもありません。
それが偶然から、宅間の小学校の担任の教師となり(きれいな人やな〜と思った。)、町で偶然再会して、
恋に落ちて結婚するのです。
女性は他の嫁達同様に、宅間の犯罪と暴力に苦しめられますが、宅間の父が感謝するくらい、一緒に居てくれたのです。
(新潮45 殺ったにはおまえだ 「わが闘争」今枝弘一)
宅間の存在は、被害者遺族だけに限らず、日本人全体にとって、「悪夢」以外の何ものでもなかったのですが、
死刑にしてあげたことで、その「あざ」は却って拡大し、ただれてしまいました。
死刑を凶悪犯に利用させ、メッセージの手段にさせてはならいのです。