池本寿美子判事の責任を追及しよう

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174傍聴席@名無しさんでいっぱい
再審請求は合議体による多数決で審理されたから、棄却決定に池本寿美子判事の意向が全て反映されているかどうかはわからない
しかし、池本判事が裁判長として本決定に責任を有するのは事実だ
日々大量の事件を処理しなければならない裁判官にとって、足利事件の再審請求など些細な問題だったかもしれない
また、多くの事件を処理している裁判官がたったひとつのケースだけで全業績を否定されるとしたらそれは酷なことだ
しかし有罪を宣告された者にとって、自分の事件は one of them ではない
池本判事が本棄却決定をリードしたなら、彼女は確定判決をゼロから見直そうという意欲に明らかに欠けていたと評価されても仕方ないだろう
再審請求において確定判決を絶対視すれば、結論はほぼ100%再審棄却しかなくなる
誤判の怖さをもし池本判事が少しでも意識していれば、DNAの再鑑定をせずに再審請求を却下するなどありえないことだ
たとえ確定判決を全肯定する立場だったとしても、冤罪主張が出てくる芽を完全に摘み取るために、DNAの再鑑定をするというのが合理的な判断だろう
池本判事のような裁判官が少なくない背景には、明らかに彼女個人の資質を超えた裁判所全体の体質がある
再審請求を、有罪確定に関与した裁判所で審理しようということ自体にそもそも無理があるのだ
また、最高裁で確定した判決を下級審が否定することは、平社員が社長を批判するにも等しい
結局は裁判官の人事や評価が司法行政の闇に包まれ、裁判官の独立とか身分保障が最高裁に対して確立していないことが今回のような事態を生むのだろう
再審請求があまりに簡単だと確定判決の効力が安定しないので、再審請求に一定のハードルが必要なことは否定しない
しかし、一定の新証拠では自動的に再審を開始するとか、何らかの改革が必要ではないか
池本判事はとにかくまず辞任すべきだ
傍聴人に影で笑われながら裁判官をやってもむなしいだけだろう
辞任後に冤罪防止活動に尽力したほうが、どれだけ名誉が得られるかわからない