■死刑賛成派と反対派の対談スレ■PART2

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230傍聴席@名無しさんでいっぱい
>>215
>廃止後に犯罪が増えて人が死んでも
→反対に減るかもしれませんよ。
というか、現実に、戦後、死刑執行数は一貫して減り続けてきました。
同時に、殺人認知件数も減り続けてきました。
それが、何を血迷ったのか、鳩山が突然、死刑執行数を増やしたのです。
すると、どういうわけか、殺人の件数が増えたのです。
ばかばかしく聞こえましたが、「死刑になりたかった」とか、
公判で「どうせ死刑!」とか叫んだり、死刑判決が下った途端、自房で首を吊った女性被告もいました。
「死ねばいいだろうj」という自暴自棄の犯人に、死刑の恐怖を教え込んでも無駄ですよ(笑)
鳩山元法相は、また、面白いことを言っています。
すなわち、現在、日本の殺人認知件数が世界的に低いのは、日本では、変死体への司法解剖率が低すぎるためで、
司法解剖をすれば、もっと殺人認知件数が増えるはうとしています。
つまり、日本人が信じているほどに、実際の治安はいいわけではない。したがって、死刑をじゃんじゃん執行して、
潜在的凶悪犯に「人殺しをすれば死刑」というメッセージを伝えるべきだというのです。
これは、そもそも、一人殺しただけでは、原則的に死刑にならないという事実を無視していますし、
新聞社の調査によれば、日本人の体感治安は戦後最悪なレベルまで落ち込み、
誰もが「危険な世の中になってしまった」と嘆いているのです。
これこそが、政府とマスコミが一体となった、大衆マインドコントロールです(苦笑)
要するに、犬を飼いならすように、罰(死刑)と褒美(減税・商品券の交付)で手懐けておけばいいと思ってるのです。
昭和23年、死刑合憲判決を出した、最高裁大法廷の裁判官は、「将来、死刑が必要なくなったら、国会が中心となって、
死刑制度が廃止されるべき」という楽観的見通しをしました。
死刑制度廃止論者としては、そもそも死刑制度が凶悪犯罪を予防するのに役立つとは思えないのですが、
死刑制度存置を主張する立場に立てば、その根拠が全くないということです(爆笑)
世界的にみても、人々が羨むほどの治安のよさを保っている日本に死刑制度は似つかわしくないのです。
万一、数%、犯罪率が上昇したところで、世界的にトップを誇る治安の良さに大して影響はないでしょう(笑)