死刑廃止論者総合スレ

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>何故医者でありながら仮病を見破れないのかねえ。
→お前は精神障害者に対する著しい無知と偏見をもっているな。
情けないよ。
人は一生の内で、普通の風邪同様に、精神疾患に罹る。
妊娠をきっかけで、幻覚を見たり、精神のバランスを崩してしまった人は多い。
その上、アルツハイマ-病や脳溢血、交通事故などで脳に障碍を持ってしまうケースは
あまりに一般的出来事だ。
そういう脳に障碍を持ってしまった人達に共通して見られる現象こそ、
「人格の変容」だ。
本人の意志でコントロールできない。
また、近年、テレビドラマで注目された多重人格者も精神障害者だ。
一人の人格に二つの人格が宿り、一方の人格は一方を全く制御できない。
彼等、精神障碍者に必要なのは、治療だ。治療によって更生(生まれ変わり)
の可能性が高い。それどころか、精神障碍を乗り越えた人は、火事の現場から生還した人のように、
辛い体験をバネに新しくい豊かな人生を開けることが多い。
歴史に名を残した人達の中には、精神病を乗り越えた芸術家や科学者が多いのは、
その為だ。
尤も、中には犯罪者となって、多くの人を傷つける場合もある。
だから、そういう場合には、社会的互助システムとして、そういう人達を
見守る必要もある。決して監視するというのではなく、必要に応じてアドバイスをあげるべきなのだ。
青少年の犯罪の場合、あまりに不幸な条件が偶然に重なってしまった場合が多い。
そういう場合は根気よく更生の手段を嵩じていくべきだろう。
長じて犯罪を犯してしまった場合も、決して単純な線引きをするのではなく、
矯正教育が根本となるべきだ。
その矯正教育にしても単に、規律と服従を学ばせたり、精神の破壊に努力するのではなく、
自分の犯した罪を認識し、進んで償いをしたいと思わせるように教育するべきだ。
愛のない矯正システムでは、囚人の心を歪ませ、悪の再生産をしていくだけなのだ。
刑務所で知り合った者同士が、出所した途端、新たな犯罪を共同で行うという場合も少なくない。
犯罪の悪循環、拡大再生産を阻止することこそ、社会全体の安全保証になることを知るべきだ。