■富山・強姦冤罪事件:柳原さんが体験講演 不当捜査の恐怖訴え−
−高岡法科大 /富山(2007/10/21)
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20071021ddlk16040206000c.html 富山県警による冤罪(えんざい)事件で、再審で無罪が確定した柳原浩さん
(40)が20日、同県高岡市の高岡法科大学で開かれた学園祭で講演し、
法律を学ぶ学生ら約70人に、誤認逮捕や不当捜査の恐ろしさを伝えた。
再審弁護団長の藤井輝明弁護士が同大学で客員教授を務めていることから
実現。「冤罪事件を考えよう」と題し、小林大介・主任弁護士
との対談形式で講演した。〜
■【富山】冤罪の苦しみ切々 高岡法科大 柳原さん講演(2007/10/21)
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20071021/CK2007102102058124.html 富山冤罪(えんざい)事件で無罪が確定した柳原浩さん(40)=氷見市出身=
が二十日、高岡市戸出石代の高岡法科大で「冤罪事件を考えよう」と題して講演
した。〜柳原さんは、逮捕直後の取り調べで弁護士との接見を拒否された
ことや、初めは容疑を否認したことなどを説明。再審公判については
「真相が明らかになっていない。無罪判決をもらってもうれしくない」
と語気を強めた。
また「取り調べを可視化した方がいい」と再発防止策も主張した。
これを受け、小林主任弁護人は「裁判所は検察の起訴状や冒頭陳述で
有罪の心証をつくってしまう。推定無罪の気持ちを強く持ってほしい」と指摘。
取り調べの可視化については「捜査側が証拠を捏造(ねつぞう)すれば、
元も子もなくなる。可視化で冤罪がなくなるほど、問題は簡単ではない」
とくぎを刺していた。