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名無しの権兵衛さん:
田舎に帰るかどうか悩んでる皆さんへ
田舎へ帰ることに「都落ち」「負け組」とか、負のイメージを持ったり、自分の可能性が終わるという不安を
感じるかも知れない。
私も、十数年暮らした東京から、田舎へ帰ると決心した5年前。
帰りの車中で高層ビル群を見ながら涙しました。「もう終わった。すべてが夢に終わった」と。
田舎へ帰って1年目。何もかもが時代遅れで、人々のやる気のなさに憤慨した。
もう東京へ帰りたい。東京へ帰りたい。その一心でした。
しかし、事情があり帰るに帰れない。それならばと、自分で会社を興し、ビジネスを始めた。
1年目、2年目は泣かず飛ばずで苦しかったが、3年目にしてやっと地元大手企業、在京大手企業と
契約を結ぶことができた。今は東京と田舎の双方で遊び、暮らしている。
そして、この数年で学んだことがありました。
「田舎は〜だ」「田舎者は〜だ」と言っていた自分は、ただ何となく日本の最先端と呼ばれる地、東京で
他の何百万人という人間と同じようにしていることで、ある種の安心を得ていただけなんだと。
田舎では適度に働けば、十分人間らしく生きていける。
決して、やる気がない訳でもないし、
最先端と呼ばれるものを導入しなくても十分処理できるのだ。
ちょっと前で何日だったか覚えていないが、産経新聞に「若者よ田舎へ帰れ」という記事を目にした。
東京でわずかな給与でせこせこ働くなら、田舎へ帰ってゆったり生活しろという内容だった。
数年前の自分なら「何を意味不明なことを・・・」と一蹴していただろうが、
今は、力強く同意できる。
パクッて申し訳ないが、「若者に限らず、田舎へ行きたいと思う者は田舎へ行け」