メイドに本気で恋してしまったみたいです･･･

>>198
一年前に去ったメイドでよろしければ、お話します。
最初、私はメイドカフェ専門で働いていましたが、その後メイドリフレも兼任するようになりました。
カフェでは強く心惹かれるお客様は一人も見当たりませんでしたが、リフレでは出会うことができました。

私がメイド店で働き始めたきっかけはキャンパスライフから逃避したかったからです。
大学なんて入れると思っていたので、受験勉強はたいしてやりませんでした。
その結果、良いとはいえない大学に流されるまま入学しました。
大学の中はよどんだような雰囲気で、学生からも先生方からも覇気が全く感じられませんでした。
そんなものだろうと当初は別に気にしてもいなかったのですが、高校の同級生の案内で慶応大学にお邪魔したとき愕然としました。
私の大学と違って、キャンパスを行き交う人すべてが明るく元気で楽しそうにしている。
こんなにも格差を見せつけられるのなら、もっと勉強をやっておけばと何度も何度も後悔しました。
大学に入り直そうとも思ったのですが、両親の同意が得られるわけもなく、現実には無理でした。
だったら現状で最大限の努力するしかないと思ったのですが、うちの大学の教授で教えようとする意欲のある人はいなかった。
自分で勉強しようにも、とっかかりが全くわからない。
それで、自分のやるせない気持ちを上書きするためにメイド店でアルバイトを始めました。

そんな中、リフレで私の思いを満たしてくれる人に出会うことができました。
年齢差もあるし当初は好きになるようなことはないと思っていましたが、その頭の良さに驚きました。
哲学、宗教、自然科学、心理学、政治、経済、全てに精通している上に、他の人とは違う独自の視点から物を言うことができる。
特に天文学の知識はすごいの一言でした。
わかりやすく説明してくださるのですが、私の頭ではわからないことも多かったので、会話を携帯で録音して何度も聞き返しました。

（長すぎてエラーが出たのでいったん切ります。）

シューカツする時期がやってきて、保険で教職課程は抑えていたので、ダメ元で有名なところにもチャレンジしました。
結果、大手の出版社と超大手の玩具メーカーから内定をもらいました。
前年度にうちの大学のミスキャンでも有名どころはどこも受からなかったと聞いていましたので、一か月間は就寝する前にはうれしさで泣いていましたね。
同時に教養を与えてくれたことで、私を合格に導いてくれたあの人に感謝しました。

リフレ店を辞めるとき、二週間前にはブログにその予定を告知しました。
それまでロングで指名していただいていたので絶対に来てくれると信じていたし、お誘いを受けたときに手渡す連絡先を書いたカードも用意していました。
ところが、どういうわけか結局来ていただけませんでした。
主導権は私たちにではなく、お客様にあるというのを思い知らされました。
でも、今は出版社でやりがいのある仕事に従事でき、毎日が充実しています。
もし、このレスを見てくださっているのならお礼を言います。
ありがとうございました。