Schatzkiste シャッツキステ 4

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173ζ‐ゝ‐ζいきなり最終回
ごきげんよう。皆様いかがお過ごしですか?お久しぶりでございます。
以前の書き込みから、2ヶ月ほどになります。最後の話を書けずに英国へ旅立たなくてはならなかったわたくしは早く帰国し、この愛の物語を書きたかったのでございます。
やっと今その夢が叶います。
初めてお読みになる方は前スレからどうぞ。
話は大旦那様とメルがエリスを罠にかけ、さらにメイド喫茶をつくるというところで終わりました。では前回の終わりから。  

「卑怯だわっ、メル」
エリスはメルを睨み付けました。
「ほーっほっほっほ、怖い怖い。お前は私の奴隷なのよ。わかったかしら?エリスさん」
「わ、わかったわよ、」
エリスは悔しそうに首を縦に振りました。
「無礼者!かしこまりました、メル様とおっしゃい」
「か・・・・かしこまりました・・・メ・・・メル様。」
「それじゃこのメイド奴隷契約書を読み上げろ」
大旦那様は一枚の書類を取りだし、エリスに見せました。
「こ、これは・・・・・・」
174C.N.:名無したん:2007/11/21(水) 15:25:36 ID:u/qFtAQ50
 それは、「メイド奴隷誓約書」と書かれた一枚の紙でした。  読み進めるうちにエリスは羞恥と屈辱で手が震え出しました。
メイド奴隷誓約書
 わたくし、有井エリズはメイド長としてメイド喫茶を運営していく事を申 し上げます。その際、以下の内容について約束を守ることを誓います。
一.大旦那様のご命令はどのようなことでも絶対服従します。
一. 乙女としていかなるときでも、白のブラジャー、極小パンティ、そして黒いパンティストッキングを身につけます。
一.乙女として清潔第一をモットーとし、毎日、自分のケツ毛を鏡を見ながら片足を上げ、電気カミソリで剃り上げます。
一.お客様に注文されたらいつでもお皿に極太うんちを排泄してお出しいたします。
一.お客様からミルクの注文があれば、ブラジャーからボインを取り出し、その場でティーカップに母乳を絞り出します。
一.飲尿の注文があれば、スカートをめくり股を開いておしっこを勢いよく出します

一. なお、以上のことを守らなかった場合は、どのような罰もお受けいたします。

これ程の恐ろしい契約書が何処の世界にあるでしょう。

エリスは、恥ずかしさに震えながら読み上げました。今までこんなに恥ずかしい言葉を発したのは生まれて初めてです。
そして泣く泣くサインをし、街の変態ヲタク達の相手をするべく、お屋敷のメイド達とメイド喫茶を開店する事となったのです。
次の日からエリスや他のメイド達は一生懸命テーブルやを作ったり、内装工事などをしました。
誰もエリスとメル、大旦那様の関係など知るよしもありません。
175C.N.:名無したん:2007/11/21(水) 15:26:55 ID:u/qFtAQ50
そして一ヶ月後・・・・・・・

エリス率いるお屋敷のメイド達は
秘密の階段をこっそり開けて
ヲタクが訪れて金を
落として行くのを待っているそうです。
若旦那の描いた排泄画と
自分達の手作りガラクタと
変態達との出逢いがつまった
この
汚物箱
を守るために


「ともしびの菊」   KEY OF ELIS



〜エネマの囁き〜最終話 完


この物語はフィクションです。登場する団体名、個人名は、実在するものとは関係ありません。
176ζ‐ゝ‐ζ:2007/11/21(水) 15:28:08 ID:u/qFtAQ50
「ともしびの菊」いかがでしたか?
皆様、最後までお読み下さりありがとうございます。
この物語が完成したのも皆様の愛のこもったレスのおかげでございます。
わたくしはこのスレと共に去りますがこのスレはわたくしの誇りでございます。
わたくしは・・・屋根裏のそして皆様の繁栄を望んで止みません。

ごきげんよう!さようなら。
177ζ‐ゝ‐ζ:2007/11/21(水) 15:30:22 ID:u/qFtAQ50
「ともしびの菊」いかがでしたか?
皆様、最後までお読み下さりありがとうございます。
この物語が完成したのも皆様の愛のこもったレスのおかげでございます。
わたくしはこのスレと共に去りますがこのスレはわたくしの誇りでございます。
わたくしは・・・屋根裏のそして皆様の繁栄を望んで止みません。

ごきげんよう!さようなら。
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カチャ、
奈津美はノートパソコンを閉じました。月曜日の午後11時、屋根裏はひっそりとしています。
「やっと完成したわ。明日は休みかぁ。ふー疲れた〜」
ストレスのたまる仕事のかたわら、毎晩この部屋で誰も居なくなった後、純愛小説を書くのが奈津美の密かな楽しみでした。
小説の中で彼女は自由でした。普段おしとやかにしている分、物語の中では少々お下劣にふるまいましたが、女は強欲なので仕方ありません。
奈津美は欲望のありったけを小説にぶつけました。
「明日は何をしようかしら?お洗濯?お買い物?うーん、そうだわ、これから家にかえってDVDを見ながら朝までオナニー三昧がいいわ!そうしましょう。あ、また小説のアイデアが浮かんできたわ、早くかえろっと」

奈津美は着替えて屋根裏部屋を出ました。そして大きな扉をしめました。

・・・・・ガタンッ・・・・・


秋葉メイド奈津美の憂鬱と理想

第一話 完