メイド喫茶 〜迷惑な客&痛い客〜 第二章

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642C.N.:名無したん
http://yaplog.jp/maiddeyokatta/archive/1824
 RoseRoomは俺を再び陥れようという意思があるのか、を少し考えるの
だけど、おそらく、最初は大人気なく逆上して、制裁を加えようとする自分
のやってることの大人気なさに気づきもせず、何より「自分たちなら一人の
無力な人間を破滅させることくらいわけはない」という増長はあっても、
その無力な人間が、負けたふりをしながら実は最大威力の防御手段、
つまり浪速区の警察やら区役所やら刑事課やらに駆け込んで店名も
本名も出して精密に事情を説明する、といったことまでやると予測はしな
かったんだろうと思う。

 たぶん、いま何もしてこないのは、飽きたこともあるのだろうけど下手に
突っつくと俺が想像を絶する派手な手段で立ち向かってくることを恐れて
いるのではないかと思う。

 本当に次なにかしてきたら、それを使わざるを得ないけど、なんか
みるくぷりんの人達とか、今夢を叶えつつあるというか、バンド活動が
思いがけない行幸で後援されることになった人達のつかんだ夢を、結果的
には壊すってことになるのだとしたらそれはいいんだろうか、とは思ってしまう。
 自宅にはみるくぷりんのキーボードの人が自費で出してたCDがあって、
本棚にあるからそれは普通にいつも目に入って、それを見ていると、
やはり彼女の願いは叶ったのだろうか、とか思ってしまう。

 しかし、またRoseRoomが謀略を仕掛けてこないとは断言できないと
いう懸念はあるし、日本橋から俺を追い出そうとしたあの異常な考え方は唾棄に値する。
 何ら法に背くこともなく、自分の行きたい場所に行きしたいことをする、
その権利を卑劣な手段で奪おうとした行為を決して許すことはできない。

 自分にも願いがある以上、願い半ばで卑劣な手段であんなやつらに
潰されてあげるわけにはいかない。

 ただまあ、できればあんな連中のことを考えているより、大事な人に
幸せでいてもらうことをむしろ考えたいというのが本音だったりするけど。