ヤバイ衣装製作サークル/業者/DQN客!その15

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975C.N.:名無したん
>>974
確かに、ネット上ではどんな所でも概して規約の類を読む人間はいませんね。
まぁ、だからこその書面での同意と口頭確認ですが。
特に相手が未成年者だったら、発注メール受信時に同意書を郵送して
署名捺印の上送り返してもらって、その署名者宛に電話で確認とるか、あるいは
発注メールに保護者名と連絡先(自宅、携帯、勤務先)を必ず書かせるようにした上で
電話で確認後同意書を送付して署名捺印して返送するようしてもらう事をお薦めします。

後、督促状を送る時は一度行政書士さんなどに相談して、文面などを見て貰う
方がいいと思います。最近はネットでちょっと検索をかけると書式例や相談事例
なども簡単に見つかるので参考にする事をお薦めします。

督促状を送ってそれでも埒が明かない場合、小額訴訟と言う手段があると
書きましたが、これは審議に1時間、結審に1日とあっというまにケリがつく
裁判の上、訴訟費用も10万円以下の請求なら1,000円で済みますし、それでいて
債務者に支払命令が出た場合、法的拘束力のある命令ですからそれでも
未払いが続けば最後は強制執行の形で国が取り立てやってくれると、
いいことが多いのでこれも活用しない手はありません。
もっとも、小額訴訟の場合被告側が審議を拒否して民事訴訟に打って出る事も
可能なのですが、幾ら何でもほんの数万円の支払いを踏み倒すような人間が
諸々含めれば数10万〜数100万円も掛かる民事訴訟を(それも自分が勝てる
見込みのない)やろうと考えるとも思えませんし……

あと、蛇足ですが遅延損害金の算定方法についても書いておきます。
遅延損害金の法定金利は商品代金の支払期限を最初に規定している場合
年利14.9%、そうでない場合6%ですので、

 商品代金×金利×遅延日数

で算出し、端数を切捨てるようにします。
これは債権者が主張出来る当然の権利ですので、取らないと損ですよ。