【犯り逃げ男139】EPISODE18・リスカ姉の逆襲

俺がしらを切ろうとすると姉は怒ったようでした。
俺のことを正面から睨みつけてきて鬼みたいで怖かったですよ。
でも、ここで俺もキレたらお終いなので我慢しました。
２ちゃんで一杯煽られたので耐性がついたようです。

姉「どうして私があなたとお話したいのかわかっていますか？」
俺「あなたの妹が俺につきまとって迷惑をかけた件についてですか？」
姉「そうじゃないはずです。本当に本心でそう思ってるんですか」
俺「それ以外に俺と妹さんとの間に繋がりはありません」
姉「では、どうして妹が自殺未遂などしたと思われますか」
俺「そんなこと知りませんよ」
姉「では、私が妹から聞いた内容をこれから言いますので
　　事実と相違があった点があればそれを指摘してください」
俺「わかりました」
姉「妹があなたを慕っていて付き合いたいと意志表示していたのを
　　あなたが知っていたというのが一点。　　　
　　そして、それを承知の上で妹とあなたが肉体関係を持ったというのが一点。
　　その上で映画に行ったり、一緒にプリクラを撮ったりしたというのが一点。
　　最後に、あなたには恋人がいないということが一点。
　　いかがですか？」
俺「全然話が違いますね。
　　俺はあなたの妹さんとプリクラを撮りましたが、
　　それは単なる知人として撮ったにすぎません。深い意味はないです。
　　映画に行ったことや肉体関係を持ったことは一切無いです。
　　何か勘違いをされているんではないでしょうか？」
姉「それに間違いはないですか？」
俺「今言ったことが本当のことですが」
姉「それではお聞きしますが、昨日の電話であなたが仰ったことはなんですか？」
俺「俺が言ったこととはなんですか？覚えていませんが」
姉「そうですか。では、昨日私が言ったことは覚えていますか？」
俺「どんなことでしょうか」