・柄の種類
【平柄】
鉄板を曲がり強度を上げるために湾曲させただけの柄。金属製なので持てないほど熱くなりそうなイメージを
持つ人が多いが、薄さ故に蓄熱性が無く放熱性が良く長もがあるので、家庭の火力で
持てないほど熱くなるということはまず無い。但し手がデリケートな人は熱くて持てないと言う人もいるし、
又は持ったときに手に食い込んで痛いという意見もある。
【丸柄】
パイプ状の金属柄。【平柄】と同じような蓄熱性、放熱性を持っているが、長さが短めのものが多く結構熱い。
主に北京鍋に使われる。
【木柄】
細い金属の軸柄に中通しの木材を差し込んだもの。全く熱くならず持ち心地も良いが 金属製に比べて耐久性が低く
塗れると乾きにくいので気候や環境によっては雑菌が繁殖したり、カビが生えることも。
家庭の火力では柄が燃えるということはまず無く、耐久性が低いと言っても1〜数年は持つし、交換可能なものも多い。
【キャストハンドル(鋳物柄)】
鋳物製フライパンでは柄まで一体成形で鋳物柄のものが多い。鉄板製でも一部鋳物柄を付けている物もある。
形状的には持ちやすく最高の耐久性を誇るが、蓄熱製が良いので長時間使うとものすごく熱くなる。
【樹脂柄】
【木柄】と同じく金属軸に樹脂を被せた物。熱くならずに持ちやすく衛生的だが、形状や樹脂の材質に因っては
滑りやすく、また殆どの場合交換不可。
【共柄】
鉄板製の場合は【平柄】、鋳物製の場合は【キャストハンドル(鋳物柄)】を指す。