1 :
ぱくぱく名無しさん:
豊かな現代、巷には美味いものが溢れています。
情報網も物流網も驚くほど進化した今は
この板を見ただけでもわかるように、
素人でも多少の鍛錬があればいくらでも美味しいものが作れる時代です。
こんな時代だからこそ、
別にとりたてて美味しいわけではない、しかししみじみと愛おしくなる、
そんな料理をあまり気合を入れずに作って程々に楽しむための
スレを立ててみることにします。
邪念の篭ったカキコミだけはご遠慮下さい。
スレ主としてこれだけは厳しく管理させていただきます。
最後にこの言葉を。(明朝斜体太字8ポに脳内変換してください。)
―――何でもないような事が、幸せだったと思う。 高橋ジョージ
2 :
ぱくぱく名無しさん:2005/08/29(月) 23:05:05 ID:Y17kuGC60
2
スレ主とか言う発想がいかにも異質
スレを立てるなら半年以上ROMってはいかがでしょうか?
4 :
1:2005/08/29(月) 23:28:51 ID:20xl67CC0
では失礼して僕の例を挙げさせていただきます。
<マカロニチーズ>
美味しすぎない料理の宝庫イギリスの傑作レシピです
適当な量のお湯にてきとうなチーズをとかして、
水溶きの小麦粉(片栗粉でもよし)で適当なとろみをつけます。
これで、適当にゆでたマカロニをあえます。(柔らかめ推奨)
チーズはエダムでも三角チーズでもなんでもいいです。
ただしうっかりパルミジャーノ等を使ってしまうと
意外と美味しくなってしまうので注意が必要です。
これじゃあんまりだと思う人は水のかわりに牛乳を使ってもいいですが、
間違っても気合を入れてペシャメルソースなんか作ってはいけません。
コツは、いくらなんでもこれじゃ、と思うくらいの薄味に作ることです。
首をかしげながら食べ進むうちに少しずつ心がほぐれていくのです。
>スレ主としてこれだけは厳しく管理させていただきます。
おまえ、何様?
>別にとりたてて美味しいわけではない、
じゃ、一人でてきとーに作ってろやカスが。
6 :
1:2005/08/29(月) 23:33:50 ID:20xl67CC0
>>3 すみません、最低限のローカルルールが必要な気がして。
気をまわしすぎかもしれません。
7 :
1:2005/08/29(月) 23:36:15 ID:20xl67CC0
もひとつ挙げてみます。
<ハウスジャワカレーを、箱の裏に書いてあるとおりのレシピで作る>
料理好きなら誰もが経験あるでしょうが、かつて僕もカレーに凝った時代がありました。
2種類のルーを混ぜる、みたいなところから始まり
タマネギを茶色くなるまでソテーする、チョコを入れる、ルーから自作・・・
エスカレートしていってしまいには
ホールの大カルダモンと小カルダモンとクミンシードを
ギーでテンパリングするところから始める僕がいました。
そんなころを懐かしむような懐かしまないような曖昧な気分で思い出しながら
食べるジャワカレーは生きている実感をしみじみと味わわせてくれます。
コツは、ありません。
ただ、箱に記載された分量はしっかり守って下さい。
意外とおざなりになる水の量は実はとても大事です。900ccと書いてあれば絶対900ccです。
まさかそんなことはないと思いますが肉の量を増やすなどもってのほかです。
この料理はジャワカレー以外でも応用可能ですが、フォンドボーや香りの小袋等が
ついたものはできれば避けてください。
もっとマイナーなメーカーの、できるだけ発売以来モデルチェンジしてなさそうな
微妙な銘柄で作ると更に格別かと思われますが、決してわざわざそれを
探してはいけません。偶然の出会いを待ちましょう。
よくある失敗は、バーモントカレーにグリーンピースを入れて給食の味を
再現しようと試みてしまうことです。余計な邪念が入ってしまい、後悔のもとになります。
一家全員の食事賄うのに、気合入れずに出来ると思ってるのか?
ふざけるな
>>1
>>7 最初の8行、気分が悪くなるぐらい嫌味・・・。
おまえ、なに一段上から見下ろしてんだよ。
>>7 ジャワカレーを箱の通りに作ったら毎日食っても飽きないくらいの
おいしい料理になるんですが
1の理論でいくと
A/スパイススゲェ凝ったカレー=美味すぎるとされてる
B/ジャワ箱通り=美味すぎないとされてる
A=過去の自分
B=現在の自分―生きてる実感ある
ってことだろ。
平たく言ったら本格的カレーの味がわからないおこちゃま舌って
事がいいたかったんだな?
要は手間が掛からないもん教えれってことだろ。味は二の次でさ。
テンパリングとか書いたら
みんなびびるぜ。
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 十歩ぐらい先を行ってるな兄者。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
__(__ニつ/ 一太郎PC / ____
\/______/⊃
1はネタスレとみせかけて実は意外と深いところを突いてるんじゃないだろうか。
ところが「ネタスレとみせかけて」る部分から既に真に受けて
妙な反応を示す
>>8や
>>9。この板は真面目なヤシが多いんだなw
要は、麻婆豆腐もチャーハンも市販の元買ってきて
説明通りに作ればいいって事でしょ?
ファミレスはサイゼリヤとかガストとかに行けばいいのかな
いや、こんなネタスレ面白くないし。
そういや最近1の母とか妹とか家来とか来ないね。
昔だったらいの一番に駆けつけてたのにさ。。。
19 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/16(金) 22:17:03 ID:mvuAxXHk0
俺は1の気持ちもわかるぞ。
最近ファミレスのハンバーグなんかでも、ソースかけずに出してもらって
塩だけで食うことがある。塩の方が素材うんぬんでうまい、なんて野暮な事は言わない。
しょせんファミレスだし。
ただそういうがんばってちょっとでもおいしくする味、みたいなのに飽きた。
20 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/16(金) 22:28:24 ID:zNyFLec10
良く判らない。
何故、美味しい料理が幸せではないのか。
それ以外のところにある幸せということかと思いもしたが
ただ、わざと美味しくないものをつくるという趣旨にしか見えず
どうにも首が傾ぐ。
きっと、みんながウケると思ったんだろ。ほっといてやれよ。
よく分からないけど、肩肘張った料理じゃないって事?
「○○の△△ □□のソースで」 とかいうのじゃなくて
日常的に食べてて飽きないモンって事が言いたいのかな
>>1 手間はかからないけど馴染みのある美味しい料理って事?
23 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/18(日) 08:19:30 ID:p2ii3F/M0
手間はかからないけど馴染みのある美味しい料理の代表は
たまごかけごはん だよな
24 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/18(日) 13:02:50 ID:joy8kpee0
27 :もぐもぐ名無しさん :2005/09/14(水) 14:35:00
半分妄想だが、積極的に「美味しすぎないもの」を選択する時代が来るような気がする。
例えばマックの「ハンバーガー」はFFというシステムで無理なく提供できる料理を
妙な小細工無しで提供している、ある意味文句のつけようのない商品だが、
「グラコロ」や「テリヤキ」は、様々な制限の中で美味しさを
付加しようとした結果、うまくもありマズくもある料理になった。
言い換えるとケチのつけやすい料理になった。
消費者のFFやFRやCSに対する悪イメージは、ポテンシャルの限界を超えて
旨いものを出そうとするが故に生じているのではないかと思うのだ。
積極的に美味すぎないものを選択する傾向自体は、少し前からすでにある。
パスタならAOPを、蕎麦なら水そばをありがたがるような風潮、
タレ離れと塩ブーム、粗食のすすめ・・・。
しかしそれらは現在ある種のスノビズムに支えられている。
「良い素材はシンプルな調理法でそのものの味を味わうべし」みたいな。
あるいは「日本の伝統的な食を見直す必要がある」とか。
そうではなくて、言い訳無しの欲求レベルでそういったものが支持されるように
なっていくような気がする。
ま、なんでそう思うかというと、旨いものを食い飽きた自分が
今確実にそういう傾向にあるからなんだけど。
25 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/18(日) 13:38:32 ID:joy8kpee0
太宰治の、何の小説だったか忘れたけど、カフェーの女給の
「わたし、玉葱とヘットでおいしいライスが作れるのよ。こんど拵えたげませうか」
という台詞に萌えて、
牛脂でタマネギとごはんを炒めてウスターソースで味付けしてみた。
決して美味しくなかったけどすごく満足した。
作ってる途中、ニンニクを少し入れようか、ベーコンもシメジもあるなあ、
牛脂よりはバターが・・・と沸いては起こる様々な邪念を振り払って
あえて美味しくしなかったことが勝因だったと思う。
>決して美味しくなかったけどすごく満足した。
あ、なんか分かるかも…
ラタトゥーユを冷蔵庫の残り物で作る
決してローリエや加熱して美味しいトマトを買ってきたりしてはいけない。
味付けはオレンジジュースと梅干し
どうにも渋みが我慢できないならトマトケチャップも加える。
3日残った時の冷たい間食と酸味を冷たいご飯にかけて味わう昼食。
まだ渋い。でもまぁいっか。野菜ってこんなもんだ。
こんな感じかな?
>―――何でもないような事が、幸せだったと思う。 高橋ジョージ
創価
29 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/18(日) 17:49:48 ID:JtSbMgIeO
貧乏性なんだよ
30 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/18(日) 18:43:07 ID:sHLI4yJN0
>>29 逆だと思う。貧乏性なら無い知恵ふりしぼって美味しくしようとする。
その行為が時にさもしくもあるのだ。
31 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/19(月) 01:39:06 ID:TajddIbD0 BE:190839773-
>>27 >味付けはオレンジジュースと梅干し
これを「キンモ〜☆」の一言で片付けてしまうのは簡単だが、
>でもまぁいっか。野菜ってこんなもんだ。
これが値千金なのだと思う。
最近、豚の生姜焼きを醤油と生姜だけで作るのが好きだ。
しかもあえて量少なめに作って、付け合せの千キャベツや味噌汁も総動員して
どんぶり飯を掻き込むのが実に旨くないけど旨い。
>25
それ満足したのは最初に小説萌えがありきだからだろ
誰かが同じの「○○の小説であった料理」とか言って出したらハア?だろが
33 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/19(月) 10:20:45 ID:bFVfm8QW0
>豚の生姜焼きを醤油と生姜だけで作る
すまんが自分はそれが普通の作り方だといままで思ってた
味噌汁を、出汁をとらずに作ってみるのも良いですよ。
根菜なんかだとそれだけで旨みがあるのでとっつきやすいんだけど
野菜を煮た汁に直接味噌を溶かすだけの味噌汁。
昔、東北の山間部で味噌汁と言えば
キノコや野菜を味噌を溶いた汁で煮ただけだった。
東北地方の人達に減塩させるのが目的で
出汁を使って味噌汁を作るよう指導したとかしないとか。
真偽は定かじゃないけれど、
少なくとも東北の田舎に遊びに行った時、
婆ちゃんの作った味噌汁には出汁は入っていなかった。
子供の頃は美味しくないと思った。
もう一つ。
味付けに甘みを加えない。
日本が豊かになる前まで砂糖は貴重品だから
普段のご飯で甘味のあるオカズはご馳走扱いされた。
野菜を煮て塩・しょうゆ・味噌でアッサリ味付けしたような
もので飯をかっ込んでいたんでしょうね。
美味しいものはたまに頂くと有難いと思います。
でも右も左も美味だらけ(頂くとそうでも
なかったりするものも多いですが)だと、
1さんのような心境になるのも理解できます。
36 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/19(月) 18:11:59 ID:asV0Ny/+0
>>34 >味噌汁を、出汁をとらずに作ってみるのも良いですよ。
それ、俺も好きだ!!味噌は濃い目、がデフォだよね。
しょっぱすぎて思わずご飯がほしくなるくらいの。
ていうか味噌汁ってもともとそういう「ご飯のおかず」だったんだろうねきっと。
似たようなものに豆腐百珍の「八杯汁」ってのがある。
醤油1水8の汁をわかして豆腐を浮かべたもの。
一回作ったがこれはさすがにショボーンだった。
昔ながらの良い醤油と豆腐を吟味して作ればもしや・・・だけど
それを言い始めるとこのスレの趣旨に反しそうだなw
うーん…おかずなしのご飯に何もかけない・つけないで、そのまま食べるのが
奇妙に美味いときがあるがそういうことを言っているのだろうかと思ってみたりした。
でも、それは「美味しい訳ではない」のではなくてそのときの体調その他諸々により
普段美味しくないものが「その場限定で美味しく感じる」に過ぎないような…
まず「旨いもの」を普通に食ってるって前提があっての「おいしすぎない料理」だろ
「おいしすぎない料理」だけを持ち上げるなんて片手落ち
おいしい料理があってこその「おいしすぎない料理」には同意
で、旨いものを普通に喰ってると、慣れてしまうのかもな
そこで「おいしすぎない料理」「頑張らない」ですよ
作る楽しさ、食べる喜び、食後の満足感
これらは、おいしい料理でしか得られないものか?
おいしい料理を作らねばならない、という緊張感を
捨てることで得られる何かがあるんじゃないだろうか
そういうスレだと思うんだが
「御馳走」への執着の強さでは右に出る者のいないと
思われる内田百閧ヘ、昼食は毎日同じ蕎麦屋から
出前をとっていましたが、それについて、こう言っています。
件の蕎麦屋の蕎麦は「別にうまいも、
まづいもない、ただ普通」と評しつつ、
他の名代の蕎麦屋は「そんなうまい蕎麦は、
普段の盛りと味の違う点で、まづい」とし、
見向きもしませんでした。
(彼が昼に蕎麦を食べるのは、夜にご馳走を
美味しく食べるためで、この習慣を何十年も続けていました。)
これを読んだ時、毎晩の晩酌には二級酒が一番良いんだ、と
言い切っていた父を思い出しました。
(毎晩のことなので、経済的にも安心して飲める、
いつもの味がほっとする、熱燗にして頂くので二級が良い、
という理由のようです)
1さんは、こんな感覚とは違うかもしれませんが。
茶の湯の世界でよく聞く言葉
「一期一会」
できることを精一杯行い、精一杯もてなす
背伸びしない
だけど手は抜かない
ありのままの自分に出来る最高のことをして
相手を喜ばせたい、という気持ち
肩の力を抜いて、張り切り過ぎず自然体で
そして、できれば笑顔で
42 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/20(火) 02:22:34 ID:sPP/ovBA0
>>37 「おいしくなくなければならない(≒マズくなくてはならない)」のではなく
「とてもおいしいか、さほどおいしくないかは重大な問題ではない」
ということだろう。ほとんど禅問答だがw
おかず無しのごはんがすごく美味しければそれはその幸運を喜べばいい。
それを「いい米をひとつぶずつ選って、山奥で汲んできた地下水で炊けば
米だけでおいしい」みたいな話にもっていこうとするととてもカコワルイと。
43 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/20(火) 02:26:53 ID:sPP/ovBA0
>>38 いかにおいしく作るかの話は他のスレにゴマンとあるから。
>>39>>41 IDがVSOPだ。酒板には行ったのかな?
45 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/20(火) 03:03:46 ID:sPP/ovBA0
あ。
>>42 重大な問題でないことを、ことさらスレ立てて主張しているとは思えないんです。
「それが重大な問題ではない」という認識そのものが重大であるというのはあるかもしれないけど
そもそも「それが重大な問題ではない」人が料理板にいるのだろうかと…
しかし宗教臭いスレタイだなあ
どこまでが1の自演ですか?
>44
鯖同じならかわんないんじゃね?と思ったけど酒板IDないしw
一期一会
どうせ今回限りで会うことも無いのだから、適当にうっちゃっておけばOK
51 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/20(火) 21:12:12 ID:u2fxpCvU0
例えばハンバーグなんかでも美味しく作ろうと思ったとき、
レシピも理想的な材料も簡単に手に入るのが現代。
7:3の合い挽き使って、タマネギよくいためて、パン粉は・・・
とやっていくと、完成度が上がれば上がるほど、結局誰が作ろうと
同じような味になっていく。「専門店の味」に近づいていくのだ。
ファミレスやコンビニも、技術の進歩で「専門店の味」にそれなりに
近いものになっていってる。
結局、外食内食中食を問わず、「どこで食べても美味しい、でも全部似たようなもの」
ということになってしまう。
もちろん工夫をこらして微妙な味の差を追及していく楽しみもあり、
料理板なんてのはそういう「楽しみ方」を共有するのがメインストリーム。
で、その「共有」のために「美味しい、より美味しい、もっと美味しい」という
価値観を至上のものにすることが暗黙の内に是となってる。
叩いてる人はこのスレを、そういった「美味しいことは素晴らしいこと、美味しくない事は悪」
という共有価値観に対する単なるアンチテーゼと読み取っているのではないか。
でも、「美味しくなきゃ」という強迫観念みたいなものを取り払うと、
料理の楽しみ方の幅はもっと広がるし、また運がよければ逆接的に
もっと美味しい料理が産まれるかもしれない。そういう意味でこのスレは貴重だと思う。
52 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/20(火) 21:21:51 ID:u2fxpCvU0
長文書き込みついでに、じゃあハンバーグの例で一つ。
合い挽きがふっくらジューシーなのはわかってるけど
あえて、牛ミンチを買ってきて、つなぎを入れもせずろくにこねもせず
そのまま焼いてみる。
食う。もちろんいつものほど美味くない。でもそれが逆に新鮮な感じでちょっと嬉しい
欧米人はむしろこういうものを好んで食ってるのだろうと想像しながら
焼きトマトとディルピクルスなんぞを添えてみると、
なんか更にそれっぽくなってますます嬉しくなってくる。
次は塊肉を買ってきて自分で叩いて、レアで食ってみようかなどと考える。
もしかしたらいつもの美味しいハンバーグよりさらに美味しいハンバーグに
なるかもしれない。楽しみだ・・・。
こんな感じ
「叩いている」と受け取られていたのか。単純に疑問だっただけなんだが。
そもそも、「美味しい」と思う基準が人それぞれ違う以上
誰が食べても美味しいというものはありえないんですよ。
「無難な味」はあっても「似たような共有する美味」なんて本来ない。
それを「美味しい」と感じるのであれば、それがどれだけ
「一般的に美味しいとされる味」からかけ離れたもんであっても
それはその人にとって「美味しいもの」なんです。
確かに、傍目にはわざと美味しくないものを作っているように見えるけど。
それを追求するのは「美味しいものを追及する」ことにはならないんですか?
主観的に「美味しい」ことは、味として欲する以上は求めるべきものでしょ。
そうじゃないものをわざわざ求めるという行為は…意味不明ではないでしょうか。
>>52 「それっぽい」感じ、「新鮮な」感じが、それを食べる貴方にとっての「美味」だということにすぎない。
自分の中で想像している「囚人の食事」に
子供の頃から憧れています。
変人扱いされそうなので、
心の中に普段はしまっていますが。
麦飯、数切れの漬物、具の少ない汁、身の痩せた目刺しが一匹
それを手を合わせてから大事に食べる。
旨いものでもない、でも有難い、そんな食事。
永平寺の修行僧の食事も憧れる。
湯漬けに沢庵と梅干で時々そんな気分を味わって悦に入る。
56 :
51:2005/09/20(火) 22:10:53 ID:u2fxpCvU0
>>53 >誰が食べても美味しいというものはありえないんですよ。
厳密に言うとそれは正しいと思うんですけど、
大まかな部分で、「完成されたレシピ」や「普遍的な法則」は
共有されてると思うわけ。
「紙筒粉チーズよりパルミジャーノをつかった方がカルボナーラはうまい」
とか、「パスタはアルデンテじゃなきゃ」とか。
そういったコンセンサスから外れた料理は、簡単に否定されてしまうのが、
この板、あるいは2chの食文化カテゴリー全体でもあたりまえなんだけど、
このスレは、そんな常識が通用しないスレとして貴重だと思うわけ。
>確かに、傍目にはわざと美味しくないものを作っているように見えるけど。
>それを追求するのは「美味しいものを追及する」ことにはならないんですか?
美味しいかどうかは結果でしかないんじゃないかな。
「こうすればもっと美味しくなる」というのを知っててあえてそれをしない事で
未知の味を楽しむ、結果美味しくないのは当たり前、美味しければラッキーくらいで。
美味しいものを作る、あるいは食べる事は今の世の中ある意味簡単すぎて、
ホビーとしてイマイチ楽しくないと思ってる人もいるんじゃないかと。
そう、ホビーなんですよね。前に主婦の人が怒ってたのも無理ないと思うけど
生活ではない。ある種のデカダンス。
かといって、マヨとケチャとラー油とキムチと納豆とバターをぶちこんで、みたいな
下手物としての美味しく無さを追求するのではなくて、
この板の住人たちのような、日頃から美味いものを作る事に真摯に取り組んでいる人
ならではの、センスの良いマズさとその楽しみ方、みたいなのを
披露しあえる場があるといいな、と思うわけです
だったら・・・最初からそう書いて欲しかった。
「意外な取り合わせ・奇妙な出合いの味」くらいのスレタイで。
>>56 >>57 何か違う気がするんですけど
頑張らないように頑張ってるみたいだし!
59 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/20(火) 22:42:44 ID:u2fxpCvU0
>>58 「がんばるモード」から「がんばらないモード」に切り替えるのは
確かに最初はがんばらなきゃできないかもしれないけど
だんだんそれが自然にできるようになるのではないかと。
もしくは「がんばらないレシピ」をがんばって作る、みたいな。
また禅問答だw
>>55 ぎりぎりの質素なおかずで飯を食う、ってのは
このスレ的には王道なんだろうな。なぜかそそられる気持ちはわかる。
「ダシをとらない濃い味噌汁とメシ」の話もかなりぐっときて早速試してみた。
東北の山間部、のイメージで、きのこいろいろとアシタバ。
結果は非常にうまかった。普段作ってる味噌汁よりよっぽどうまかった。
うますぎるのでスレ違いかもしれない。
>>60 旨かったですか。キノコは
旨み成分があるから出汁が出ますよね。
秋茄子だけというのをお勧めします。
これは味噌しか頼れるものがありません。ハハ。
自分の親の世代だと、出された食事を
旨いとか不味いとか批評することは
行儀の悪いことだという認識を持っていたようです。
どんなものでも、有難く食べる。
まあ、食力不足の時代を生きた人達ですから
食べ物は命に直接関わるものだと
実感していたのでしょうね。
このスレの趣旨を自分流に単純化してしまうと
そういう基本的で大切なことを忘れたくない、という
今風の美食飽食への反骨精神でしょうか。
あくまで私見です。
つまり能書きをタレたいヤツの為に立てられたスレッド、ということですか?
65 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/21(水) 13:01:29 ID:3jErKlWS0
むかし行きつけのイタリアンの店で、「焼きトマトのスパゲッティ」を出してもらった。
オリーブオイルであえただけのスパゲッティに、オーブンでまるごと焼いた(生食用の)
トマトがヘタ・皮もついたまま載ってて、それをくずしながら麺に絡めて食べる、
というもの。
シェフは自ら「けっして美味しいわけじゃないですよね」と笑いながら言っていた。
普通に作ったトマトソースと比べて、という話だ。
「でも、なんだかちょっと嬉しい料理だと思いませんか?」
料理には<うまい⇔マズイ>という座標軸とまた別に、
<嬉しい⇔嬉しくない>という軸があるのではないかと思う。
美味しいか美味しくないかだけで語ると見落としがちな広がりがあるという事かも。
そんな感じ。
鶏むね肉を網焼きして辛子醤油で食べるのはどうだ
安くて手間なし、そこそこの美味さ
つくることも含めて「楽しい料理」でいいんじゃね?
ウチのカミさんの手抜き得意料理
1.チクワの麺つゆ炒め
チクワを1cm弱程の輪切りにして炒める
味付けは麺つゆ。火から下ろす直前に白ごまを加える。
酒のつまみに良い。
2.コブの佃煮とピーマンの千切り和え
コブの佃煮(細い奴)とピーマンの千切りを和えて冷蔵庫に突っ込んどく。
30〜60分でなじむ
これも酒のつまみによい
3.明太スパ
ゆでたパスタをオリーブオイルで炒めつつで明太子と麺つゆで味付けする。
注、桃屋のめんつゆはちょっと塩辛いので注意
化調嫌い、過敏の人には向かないかも知れません
>>1なんていうか、「庭」の概念に似た感じですか?
昔の西洋の庭と日本の庭に対する美の概念というか…
洋「細部まで作りこむことで、より完璧に近づける美」
和「もとの形を活かして、見る人間に美しさを感じる事を任せる美」
みたいな感じ?
考えてみれば、実家にいる頃、母が毎日作ってくれていたのは
特に旨いと思わない何気ないオカズが多かった。
南瓜の煮物・薩摩芋の煮物・ぜんまいと厚揚げの煮物
ひじきの煮物・若布と胡瓜の酢の物・風呂吹き大根・茄子の味噌田楽
おからの煮物・小松菜と揚げの煮びたし‥
子供だったから、こういうのは「旨いもの」の部類に入れてなかった。
鳥のから揚げとかハンバーグとかトンカツとかないと
もうガックリしまくりの夕飯になった。
大人になったら、ああいう何気ないオカズが並んだ食卓が
どれだけありがたいものかよく身に染みましたよ、お母さん。
71 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/21(水) 20:19:03 ID:3jErKlWS0
>>65 >料理には<うまい⇔マズイ>という座標軸とまた別に、
><嬉しい⇔嬉しくない>という軸があるのではないかと思う。
そういう感覚をあらわす言葉のひとつとして「おつ」という言葉があったんではないか
と思ってみたりした。今じゃほとんどつかわれてないね。
焼きトマトのスパゲッティは、まさしく「オツな味」って感じだな。
>>55の修行僧の食事や、
>>70のおそうざいなんかも、
その時と場所では単なる日常だったのが、今、逆に「オツ」なのかも。
72 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/21(水) 20:23:46 ID:tvsnO06o0
おつ 【乙】
(中略)
0 (形動)
(1)ちょっと気がきいていて趣のあるさま。
「なかなか―な味だね」「―なことを言う」
(2)ちょっと変わっているさま。妙だ。
「―にすましている」
――に搦(から)・む
変なふうにからむ。遠回しに皮肉をいう。
おつ、という概念はいいね。
>>66や
>>68に何か違和感を感じるのは
「おつ」な要素が欠如しているからかもしれない。
74 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/22(木) 13:45:55 ID:WtocNLPQ0
無理においしくしようとしなければ、
化学調味料なんかもいらなくなるな
スレタイと乙と結びつけるのは如何なものか
例えば偶然、新鮮なオマール海老を一匹だけ貰ったとする
アメリケーヌソースを添えた、オマール海老の身が入ったクリームコロッケを旨いと思うか
シンプルに丸ごと塩ゆでしてかぶりつくのが旨いと思うか、時と場合によると思うし
実際どっちも旨いと思う。
料理を作る際の手間や技術に対して美味しさを感じる、
また、素材や料理その物にしみじみ美味しさを感じる、という味わい方があって良いと思う。
あくまで「違い」であって、どっちかに優劣をつけて「差」をつける必要も無いと思う
と、解釈したのですが…難しい事に言及されると分かりませんorz
日本人なら刺身
78 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/22(木) 17:23:02 ID:FhXggOg20
まあ、そういうときは思う存分おいしい料理を作ればいいのであって・・・
前にも誰かが書いてたけど、美味しい料理があってこその
美味しすぎない料理の価値だからね。
ハレとケ、と言い換えてもいいかもしれない。
あらためて考えると美味しすぎない料理て難しいよな
悪い意味の美味しすぎない物なら
コンビニ弁当
中華屋のラーメン
一部の冷凍食品
等が思い浮かぶけどなぁ
良い意味となるどそれは普通に美味いだろ゙と感じる人も多そうだし
たとえば友人との食事
すごくおいしい料理→おいしすぎて言葉を失う
おいしすぎない料理→程々においしく会話も弾む
こういうのもアリかな
レアケースかもしれないがw
81 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/23(金) 00:00:44 ID:rmwlzRXv0
>>80 あああっ、わかるわかる。
話がいっぱいしたいときはあえて、平凡な店を選ぶ、みたいな。
逆に、どんなときでも「自分が知ってる美味しい店」に
連れて行きたがるグルメ野郎はウザいな。
>>80 >>81 「話す」に重点おきたい時と
「食べる事」に重点おきたい時と両方あるよね
83 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/23(金) 18:33:05 ID:hXRATywK0
パスタ板なんかを覗いてると、このスレとは全く逆の意味で面白いな
1.日本で一般に食べられているパスタはあまり美味しくない
2.パスタはもっと美味しくあるべき(自分はその味やレシピを知っている)
3.美味しくあるためには唯一無二の絶対的レシピが必要である
4.そしてそのレシピとは常に、本場イタリアのしかも伝統的レシピである
といったプロレス的な大前提を元に
やれ「カルボナーラに生クリームなど言語道断」
やれ「ペペロンチーノに黒胡椒など言語道断」
やれ「ブッタネスカのケッパーが酢漬けだと?主人を呼べいっ!」
といった議論が繰り返されている。
馬鹿馬鹿しいの承知でそういう議論を楽しむのはもちろん料理好きにとって愉快でもあるが
問題は住人のほとんどが「本気」としか思えないことだ。
そういったものにウンザリした時に
>>4みたいのは確かに痛快だ。
空腹+おいしすぎない料理+自分でつくった のコンボは最強だと思う
空腹+別に頑張ってないけど美味しく作れた料理+自分で作った
じゃ、駄目なん?
全然おk
要は、こだわりを捨てて手軽に料理を楽しむ事にこだわるわけだな
しかし、できればストーリー性に対するこだわりはほしいな
>自分の中で想像している「囚人の食事」に
>子供の頃から憧れています。
>シェフは自ら「けっして美味しいわけじゃないですよね」と笑いながら言っていた。
>普通に作ったトマトソースと比べて、という話だ。
>「でも、なんだかちょっと嬉しい料理だと思いませんか?」
>>74 むしろ逆ではないか。
化学調味料を使うとか使わないとかそういう些細な事にはこだわらないというか、
「無化調にこだわる」こそが無駄な頑張り、って感じ。
>>90 発言の趣旨には同意だが
そゆ事書くと「化調は身体に悪いんです」厨が湧くぞw
>>91 このスレ読む香具師に、そんなコーンヘッドはあまり居ないだろ。
>>80 俺の場合は相手の味覚のレベルによって変わる
相手が上:美味しい店を紹介してもらい薀蓄を聞く
自分と同じ程度:お互いに知ってる店を紹介しあってお互いのこだわりを話す
相手が下:安い居酒屋、ファミレス等で料理以外の話をする
これは友人限定じゃないけどね
94 :
ぱくぱく名無しさん:2005/09/26(月) 14:58:21 ID:bLPx7PUe0
昔イギリスで食べたあんまりおいしくないソーセージがまた食べたい。
パリっと皮を噛んだ瞬間に肉汁がほとばしるようなドイツ風のソーセージは
いくらでも買えるし、レシピもごろごろしてるけど、
びよーんとした皮にブヨブヨの中身が詰まったイギリス風には出会った事が無い。
一説によると、「主原料はパン粉」らしい。いくらなんでもそれはなかろう
と思いつつも、イギリスならありえるかも、と思ってみたり。
まさかとは思うけどレシピを知ってる人はいないかねえ。
今、東京は「世界中の美味しいものが食べられる国」ということになっているが
「世界中のあまり美味しくないもの」はななかなか難しい。
ソーセージで思い出したけど。つっても全然関係ないけど、
頑張らなさすぎな休日の昼食として、
ご飯炊く → ソーセージをコショウでいためる → 目玉焼き作る
結構充実した昼食になる。っていうか今日の昼食これでした。
そんなの料理じゃねー、って突っ込みはかんべん。
>>95 個人的にそのコンボは俺も好きだなー。
さらに関係ないけど、目玉焼きごはんの美味しさを世間に堂々と広めた、というのは
「美味しんぼの功罪」の中で数少ない「功」の一つではないかと思った。
>>95 一人暮らしをしてたころの漏れも
それが休日の昼の定番メニューだったよ
テラナツカシス…
結婚して3年目だけど
今度の休みに作ってみようかな
料理とも言えないような料理だけど
2人で喰うと、また違う味がするかもな
>>94 >今、東京は「世界中の美味しいものが食べられる国」ということになっているが
>「世界中のあまり美味しくないもの」はなかなか難しい。
2chで久しぶりに目から鱗の発言を見た気がする。
その他諸々を含め、不思議な良スレ発見。
こだわらないことにこだわる敗北主義者のスレはここですか?
勝ち負けにこだわらないスレはここです
つまりどうでもいいスレですね
はい、美味しい料理を追及するだけで満足なほとんどの人にとっては
どうでもいいスレです。
このスレをどうでもいいと思った人はある意味幸せだと思います。
103 :
95:2005/09/28(水) 17:19:01 ID:xkji7SiR0
>>96 「目玉焼き丼」ね。
あれってご飯と目玉焼きの間に、醤油とみりんで煮たタマネギ敷き込むと
とんでもなくうまくなるよ。甘辛のタマネギに黄身が絡んで濃厚な味わいが出る。
肉抜き親子丼みたいな感じになるよ・・・って、その手間で親子丼作れるね。
>>97 俺の連れはこんな物さえ作れん。だから作るのは俺が担当。
やつは「緑が欲しい」とか戯けたことぬかします。
そんで、クレソンと茹でたニンジン添えると滅茶見た目豪華に・・・
でもこれはこんな手間かける飯じゃあ無えんだよ。って思た。
105 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/12(水) 11:45:04 ID:SJ/W2ai60
邪念の篭ったカキコミだけはご遠慮下さい。
スレ主としてこれだけは厳しく管理させていただきます。
何このスレ(;´Д`)
>高橋ジョージ
創価学会m9(^Д^)プギャー
106 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/12(水) 11:54:09 ID:laa9bHsU0
美味を求めない=ストイック ニアリーイコール 精神的修行
ってことですか?
ストイックまで行くと私は違うなーと思う。
私としては、適当にって感じかな。
肩の力を抜いて楽にね。
毎日美味しいもの食べなくてもいいや。
これ、人によるんだろうね。
美味しいもの食べたい!って私はあんまり思ってない。
108 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/13(木) 13:47:30 ID:ZRYXvDul0
>邪念の篭ったカキコミだけはご遠慮下さい。
>スレ主としてこれだけは厳しく管理させていただきます。
itasugi
ソーセージで思い出したけど魚肉ソーセージも微妙な美味さだよな
110 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/13(木) 14:29:12 ID:PMe1FHnv0
ソーセージじゃなくて、魚肉ソーセージこそが食べたいという気分の時も不思議とあるものだよね
このスレはBグルにあるべきだと思うのだが、そこらへんいかがか?
112 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/17(月) 13:35:28 ID:HH7hPBpD0
美味しい料理を追及するだけでは楽しくない事に気付いた人のスレだから
最初から中途半端なところで満足しようとしているBグルではダメ。
面白いテーマなのだが
けっこう難しいんよな
スレはいいんだけど、なんとなく1が嫌い。。。
115 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/17(月) 22:53:58 ID:HH7hPBpD0
このテーマ、ややもすると
「健康に育った地鶏は、焼いて塩を振っただけで美味いのです。ただし精製塩は不可です」
みたいな勘違いヤローがのさばりかねない。
違うっつーの。それががんばりすぎでカコワルイっつーの。
好意的に解釈すれば1はそういうのを牽制したかったのではないかと思った。
まあ確かにちょっとアレだけどなw
このスレは心の落っこちた人間の気配がします。
もしかして
>>1はメンタルヘルス板の住人?
イエ、決して非難してる訳ではないのですが。
117 :
r:2005/10/17(月) 23:08:14 ID:rKtRhQPk0
このスレ見て、なんか鬱になってきた。
118 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/17(月) 23:09:16 ID:8QNaZ5qR0
IDがかこいい
>>116さんへ
そうじゃなくても、疲れたときにかっこむ永谷園のお茶漬けがおいしいって、ないかな?
メンヘル板に住むほどじゃなくても、疲れることはあるよにんげんだもの
119 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/18(火) 02:43:00 ID:R/kHW4Gh0 BE:290803384-
美味しいことは無条件にいいことだ、と無邪気に信じていられる奴は
確かに幸せだよな。
そこに疑問を持つ人間は確かに屈折してるし、メンヘルにもより近かろう。
しかしだな、こういう言葉もある
太った豚より痩せたソクラテスたれ
なるほど切腹はこのように行うのか。
121 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/18(火) 09:40:30 ID:3GIpFsaY0
なんかメンヘルというか宗教臭がするんだよね。
それが気持ち悪い
このスレ、嫌いじゃないけど
たまに背伸びして頑張って作ってみた美味しくない料理も悪くないけどね
1人暮らしを始めて自分で初めて作ったハンバーグが形も悪いし、
食感がボソボソ、パサパサで何とかおかずになったって感じだったけど
あの味はたぶん一生忘れないし、またいつか食べたいと思う
料理には「美味しい」以外の価値も、もちろんある
そんな話をここに持ち寄って、再確認してみたり
皆で頷いてみたりする、そういうスレだと思った
>>122 うんうん(と頷く)
でも、今度はもっと上手に作れちゃうかもね
124 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/18(火) 14:26:38 ID:R/kHW4Gh0 BE:218103438-
きのうね、秋刀魚を焼いて食ったんですよ。
その時ふと思うことがあって、ワタを捨てて腹を掃除して焼いたんだ。
ワタ嫌いじゃないんだけどね。ていうか寧ろ秋刀魚で一番うまいのはワタ。
正確に言うと、脂の乗った腹身とワタを一緒に大根おろしをたっぷりまぶして
頬張る瞬間こそが秋刀魚を食う時のクライマックス。
でも昨日はそこまでエキサイティングな瞬間を欲しなかった。
もっと、淡々としたリズムで食べたい気分だったわけだ。
料理板的には多分
「もったいない!」「そこが一番美味しいのに!」「ワタを捨てるなんてお子様」
という意見が唯一の正義なんだろうが、
むしろそこにこだわるほうが宗教的で気持ち悪い。
少なくとも俺は「最高に美味い秋刀魚の食い方」を放棄したことで
昨日は本懐を遂げる事に成功した。
「グルメ・美食」というファッションは
やがて流され他のものと入れ替わる。
日々食卓に乗せるものは地味でも
飽きない味であって欲しい。
栄養バランスは大切だけど、
拘り過ぎると眉間に皺を寄せて
栄養の偏りを攻撃する人もいる。
肩の力を抜いて楽しく飯を食いたい、
そんな気がする人達の為のスレッド☆ミ
と解釈してみました。
>>124 落語の「目黒の秋刀魚」の家臣達の心づかいも決して間違ってる訳じゃないですしね
「毎日張り切って料理教室やフレンチの本で勉強した○○のなんとか風とか
ビーフシチューとか出してくる妻」
より、
「ケチャップで炒めただけのスパゲティとか具が玉ねぎしか入ってないチャー
ハンを出す愛人」
の方が和む、って感じかな。
もしくは、「パスタ」より「スパゲティ」がいい!みたいな。
B級板に行くと、それはそれで「ナポリタンには絶対魚肉ソーセージ!粉チーズ
は緑缶のみ!」とか熱弁をふるう「がんばる人」もいたりするから、一概にB級ば
かりが「頑張らない」とも言えないのかも。
128 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/19(水) 11:25:44 ID:Eg5QBoJ00
>>127 それ、妻と愛人の出すものが逆さになったらどうなんだ・・・
個人的には
>>68氏の奥方レシピが良い線いってると思う
131 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/19(水) 11:55:43 ID:Eg5QBoJ00
そうなの?
愛情がある方が作る料理のがうれしいって話じゃなくて?
肩が凝らないのがいい、ってことじゃないの。
133 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/19(水) 15:26:15 ID:DIvhJVwx0
>>130 それは「簡単なのにウマーな料理」とかそんな感じでなんだか貧乏臭い。
清貧はいいけど貧乏臭いのは趣味の料理としていかがなものかと。
このスレ的にはもっと品格のようなものが必要だと思うな。あとストーリー性。
俺は
・ダシをとらない味噌汁
・焼きトマトのスパゲッティ
・マカロニチーズ
あたりの話がぐっときた。秋刀魚も結構価値観をゆさぶられた。
134 :
130:2005/10/19(水) 16:56:29 ID:rxpTfeBPO
>>68氏ゴメソ
折れが取り上げたせいで乙じゃない上に貧乏くさいまで言われてしまったね
奥方に謝っておいて下さいm(_ _)m
漏れは貧乏くさいとは思わなかったが
>>133が感受性豊かなのか、漏れが鈍感なのかw
でも、目一杯仕事して帰宅した時に
嫁さんが
>>68氏のような料理を手早く作って
「今日もおつかれさま」と微笑みながら
缶ビールを出してくれたら、いいなあ…
133
>>135を読んで自分の狭量さを少し恥じた。スマソ
>でも、目一杯仕事して帰宅した時に
>嫁さんが
>>68氏のような料理を手早く作って
>「今日もおつかれさま」と微笑みながら
>缶ビールを出してくれたら、いいなあ…
そういうストーリーを背景に想定すると、
>>68もすごく納得が行く。
やっぱレシピだけではなく物語性が大事なテーマなのかもな。
>>136 レスdクス
あんたは狭量じゃねーよ、漏れが鈍いだけだよw
つーか、このスレの住人って、いい香具師ばっかりだな
げふんげふんw
ま、あれだ
ストーリーや背景も含めての「おいしすぎない料理」ってことで
138 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/19(水) 20:56:17 ID:XGINOOvI0
ただめんどくさいだけ
婚約中や新婚のときに料理教室に通って熱心に勉強して、きちんとした
出汁のとり方も習って普段はそれをやってる。
しかし、しばしば田舎の祖母や母が作ってくれた素朴な煮干だけの出汁の
味噌汁や麺つゆ、他にもよく言えば素朴だけど、洗練の対極の粗野な料理が
美味しく思え、最近はよく思い出して作っている。
>>129 甘いなあ。
そんなことないんだよ。
私は、フレンチをらくらく作る力量があって、其の上で
タマネギとプレスハムとケチャップのナポリタンを作る妻のところに帰りたい。
>>140 だから、
>>127は例えなのに…
力量はどうあれ、そういうほっとする料理の方がいい、ってことじゃん。
142 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/20(木) 17:24:16 ID:86bNbPIp0
>>139も
>>140も結局同じ事を言ってる気がする。
技術や食材のポテンシャルを「がんばって」最大限まで引き出した
「とても美味しい料理」とその味を知ってる人ほど
「美味しすぎない料理」の本当の価値がわかるんじゃないだろうか。
エラソーに聞こえたら申し訳ないが、しかしまあそれも
無修正のエロDVDをうんざりするほどコレクションした挙句に
脱がないアイドルの水着グラビアが良くなってきたりするのと同レベルの
極めて個人的な楽しみにすぎないと思う次第であります。
よくわかる
地味でも、日々食べられるものでも、「すごく美味しい料理」ってあると思う。
146 :
↑:2005/10/21(金) 01:31:11 ID:1deOrafc0
思いっきりループだが卵かけ御飯だな。
147 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/21(金) 01:56:10 ID:DbrG75nv0
>>147 地味な料理=美味しすぎない料理
ととらえているかたがいらっしゃるようだったので。
149 :
ぱくぱく名無しさん:2005/10/21(金) 21:53:15 ID:goimEJrS0
>>148 そんな少数意見に漠然と突っ込まれてもw
具が少なめだったりして味噌汁の味が物足りないときには、ちょこっと
味の素を足すときがある。
152 :
ぱくぱく名無しさん:2005/11/01(火) 21:12:56 ID:iIgElAKS0
ル・クルーゼではなく、ティファールと雪平鍋を愛用。「頑張らない」のうちに入ってるかな?
※ル・クルーゼは、鍋に合わせた使い方をしなければならない。ル・クルーゼを使いこなす、それがオサレな傾向。
※ティファールは、消費者に合わせたつくりで使いやすく、メジャーなのにオサレすぎない謙虚な傾向。
153 :
ぱくぱく名無しさん:2005/11/02(水) 01:05:47 ID:YmTKXwqs0
>>152 それは考えすぎである、ウチは1つル・クルーゼの鍋を貰い持ってるが
冬場はもっぱらアラジンストーブの上で、おでん等を煮込んでおる!
(朝ダシ取った後、具材をほり込みそのまま夕方まで放置)
鍋にオサレもへったくれも無い!
だいたい鍋なんざ、どんな鍋であろうと鍋以外の何物でもないからな。
154 :
ぱくぱく名無しさん:2005/11/02(水) 20:31:07 ID:59paJLZk0
ぱくぱく名無しさん 2005/08/29(月) 22:54:41 ID:20xl67CC0
豊かな現代、巷には美味いものが溢れています。
情報網も物流網も驚くほど進化した今は
この板を見ただけでもわかるように、
素人でも多少の鍛錬があればいくらでも美味しいものが作れる時代です。
こんな時代だからこそ、
別にとりたてて美味しいわけではない、しかししみじみと愛おしくなる、
そんな料理をあまり気合を入れずに作って程々に楽しむための
スレを立ててみることにします。
邪念の篭ったカキコミだけはご遠慮下さい。
スレ主としてこれだけは厳しく管理させていただきます。
最後にこの言葉を。(明朝斜体太字8ポに脳内変換してください。)
―――何でもないような事が、幸せだったと思う。 高橋ジョージ
155 :
ぱくぱく名無しさん:2005/11/03(木) 13:01:31 ID:DmSZU/4s0
( ´_ゝ`)フーン
味噌汁の仕上げに溶き卵。
157 :
ぱくぱく名無しさん:2005/11/04(金) 11:39:12 ID:Dt/1ALX+0
>>153 >だいたい鍋なんざ、どんな鍋であろうと鍋以外の何物でもないからな。
かっこいいな、おいw
158 :
ぱくぱく名無しさん:2005/12/08(木) 07:28:13 ID:tmzrvGeF0
男爵芋ふかして、塩も何もつけずに食べるのって
決しておいしくはないけど、何かシアワセなんだよ。
長野県民の自分としては、凍り餅が一番かも。
時々無性に食べたくなる。
160 :
ぱくぱく名無しさん:
「箸休め」のような料理ね、
濃い味の料理とか、メインのお料理の味を邪魔しない、
でも話しでもしながらつまめる料理はわりと必要だよね。
@あえ物:ごまあえ、大根おろし、辛子醤油などは作っておいて、
ほうれん草、小松菜、アスパラ、もやしなど簡単に野菜とあえる)
Aあんかけ:ひき肉と椎茸、しめじ、にんじん等を少量のダシで煮て、
やや濃い目に味付け、片栗粉でとろみをつける。
(ふかした里芋、豆腐、かぼちゃなどにかける)