中国産ウナギから世界的に使用禁止の発ガン性物質検出【07/26】
食品医薬品安全庁は26日、海洋水産部・国立水産物品質検査院と合同で、
中国産の生きたウナギと冷凍調理品のウナギそれぞれ7品目を検査した結果、
生きたウナギ1品目と冷凍調理品のウナギ6品目からマラカイド・グリーンが検出されたと明らかにした。
マラカイド・グリーンは、細菌や寄生虫の感染防止剤や染料として使われていたが、
1990年代初めに発ガン性物質であることが分かり、世界的に使用が禁止されている。
中国政府も2002年から使用を禁止しているが、
一部漁民や魚類養殖業者が安くて効き目のあるマラカイド・グリーンを不法で使用していると新華社通信は最近報じていた。
食薬庁は、「マラカイド・グリーンが検出された製品を全て廃棄するだけでなく、
製造会社と輸入会社が市販するウナギおよび加工製品を全て回収し検査する」と話した。
これにより、同業者の製品は検査結果が出るまで暫定的に販売禁止となる。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/26/20050726000066.html