北京鍋を、極める!

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20ぱくぱく名無しさん:02/06/24 14:40
漏れは16でも17でも19でもないが、
全体に熱が回りにくい=焦げやすい でいいと思うが?
鍋のごく一部しか高温にならないので使いにくいと思う。

>熱伝導率が高いとムラができやすくならないか?
鍋全体の温度分布を考えると、上の文は明らかに間違いだろう。
熱伝導率が高いほど、均一な熱分布になる。
21ぱくぱく名無しさん:02/06/24 14:41
熱伝導率の低い素材・ステンレスで焦げにくい鍋をつくるために熱伝導率の
高いアルミをはさんで多層構造とするのですね。
熱伝導率の低いステンレスが焦げにくいのならば無垢でこしらえればいいのです。
熱伝導率の良い素材でも均一に熱を廻すには素材を厚くする必要があります。
アルミの無水鍋が厚いのはそのためですな。

北京鍋の場合、鉄はまあ比較的熱伝導率はよい素材ですが、家庭用コンロの場合は
調理前に鍋を左右に傾けて鍋の縁近辺までよく加熱することが肝要ですね。
22ぱくぱく名無しさん:02/06/24 15:10
>>15
>なんで普及してるんでしょうかね。

そりゃ使いやすいから、でいけませんか。
まあ、「家庭で本格中華」というような惹句がさかんに言われたということもあるでしょうけど。
中華鍋の正しい使い方はずいぶん広まっていますよ。
フライパンで野菜炒めをつくるよりずっと簡単でしょ。
チャーハンだって中華鍋のほうが作りやすいはずですよ。
23ぱくぱく名無しさん:02/06/24 15:16
>チャーハンだって中華鍋のほうが作りやすいはずですよ。

まあ、フライパンを振ったらチャーハンが鍋から飛び出て
コンロの上に散らばってしまうような人にとっては、
中華鍋は最適だろうな。

超デカ・ラケットみたいなもんです(笑)
24ぱくぱく名無しさん:02/06/24 15:23
>>19
焦げるという現象を俺にもわかりやすく説明してもらいたい
25ぱくぱく名無しさん:02/06/24 15:33
>>24
俺は19じゃないが、君は「化学板」に逝ったほうがいいな
26ぱくぱく名無しさん:02/06/24 16:32
うおっ
なんだか知的なスレだな ここ。
タメになる
27ぱくぱく名無しさん:02/06/24 18:17
加熱調理というのは、言い換えれば素材を熱変性させるということです。
蛋白質が固まったり、澱粉が糊化したりするのがこの熱変性ですが、食品が
調理器具に焦げ付くのは、ここに水分が関与してくるわけです。
調理素材には多く水分が含まれていて、それはその表面にも等しく分布して
います。
さて、調理器具を加熱して、そこに水滴を落とすと調理器具の加熱の度合い
により水滴はさまざまな姿を見せるはずです。
温度が低いうちは水滴は器具表面にシミ状に広がり徐々に蒸発して消失する。
さらに加熱した器具表面ではジュッという音と共に短時間に蒸発。
そこでさらに加熱をすすめて同じく水滴を落とせばどうなるか。
水滴は水滴の形状のまま器具の表面を踊るが如く飛び跳ね、さらに細かな水滴
となって踊り跳梁しながら蒸発するのが認められるでありましょう。

この観察でわかるように、調理器具の表面温度が高くなると、調理素材の表面
近くに分布する水分が、調理器具と素材との親和を妨げ、素材の熱変性のみが
進行するという状態になるわけです。
フライパンや中華鍋を「じゅうぶんに」熱するというのはこの水分→ベイパー
の膜を作る温度まで加熱せよ、ということに他ならないのであります。

インチキ宗教などで、真っ赤に焼けた鉄の棒をしごいて見せるなどということ
が行われるやに聞きますが、なに、真っ赤に焼けた棒なら安全なのですね。
その棒を2,3分放置した後に触れば、たちまち大やけどとなりますが・・・。

さて、では熱意伝導の悪い素材の調理器具はなぜ焦げやすいのでしょうか。
ご希望があれば、またの機会にでも。
28ぱくぱく名無しさん:02/06/24 19:00
>27
現象の一部分だけ取り出したような話だなあ。

>フライパンや中華鍋を「じゅうぶんに」熱するというのはこの水分→ベイパー
>の膜を作る温度まで加熱せよ、ということに他ならないのであります。

なんか、重要なところが抜けてる話だね。
鍋を「じゅうぶんに」熱してありさえすれば、調理器具と素材の
親和(つまり焦げ付きね)は起らない。まあ、それは少なくとも
野菜なんかでは正しいとして。

だったら、炒め物に油はいらないってことにならないのかい?
現象は上の話で済むほど単純じゃあないよ。
上のは野菜を無水鍋で調理するときの話だろ(それにしても
ちょっと抜け落ちがあるんだけど)。
29ぱくぱく名無しさん:02/06/24 19:21
なるほど。(実にタメになる)

・・・で、“極める”にはどうすればイイのでせうか?(簡潔に)
結論は、「ようく熱してから用いる」ってダケな気がする。(ココマデダト)
3027:02/06/24 19:47
>>28
早急な方ですねぇ。

>現象の一部分だけ取り出したような話だなあ。

いかにもそのとおりです。

調理器具の温度と素材とに理想の関係があれば焦げ付きは起こりません。
ただ現実には、そこにさまざまなファクターが入り込むわけです。

調理器具の質量が無限大で、供給熱量が常に理想状態であれば、通常の調理素材
であれば焦げ付きは起きませんが、薄っぺらなフライパン、しかも表面に汚れが
あるようなところに分厚い肉を鎮座させたらどうなるか・・・。
また「理想状態」というのはあくまで、焦げ付きが起きないための状態であって
調理そのものの「理想」ということではありません。

調理に使用する油脂は風味づけということの他に、素材と調理器具との親和力
を低下せしめるという役割があるわけで、毎度毎度、鍋を超高温にしてばかりも
いられない「調理の実際」においては当然油脂が必要とされるのですね。

>>29
中華鍋の場合、十分な加熱は、たいていの「炒め物」の場合には第一番のコツ
でしょうね。
家庭での使用ろいうことであれば、まだまだコツはありますよ。

仕事場からの書き込みですので、本日はこのあたりで。
31ぱくぱく名無しさん:02/06/24 21:09
油無しで野菜炒め作ってます。
業務用中華レンジと北京鍋使ってます。
野菜多少は焦げます。
32ぱくぱく名無しさん:02/06/24 22:34
>>31
家庭で?
そうだったら、マンガの山岡さんだな。
33ぱくぱく名無しさん:02/06/25 02:29
>>32
業務用レンジは意外と普及してたりするよ
34ぱくぱく名無しさん:02/06/25 06:47
>>31
の野菜炒めは不味そうだね
35ぱくぱく名無しさん:02/06/25 13:45
で一般家庭で使いやすい炒め鍋は結局なんなんだ?
教えてくらはい。
36ぱくぱく名無しさん:02/06/25 13:53
炒め物に限らず、鍋には食材の量に見合ったちょうどいい
大きさというものがある。
漏れは大き目のフライパンのほうが、家庭では北京鍋より良いと
思うがなあ。

北京鍋に見合う量の食材を入れたら、業務用コンロでも使わないと、
べしゃべしゃなのができるよ。
(いくら最初に予熱しても、材料投入した途端に温度下がってダメ)

37ぱくぱく名無しさん:02/06/25 14:25
家庭用のコンロと北京鍋でチャーハンも野菜炒めも中華風煮込みも蒸しものも
なんでもできますよ。

「べしゃべしゃなのができる」なんてことはありません。
パラリチャーハン、シャキっともやし炒め。
とくに難しいことはありませんよ。
それなりのコツさえつかめば。

フライパンというのは、シャロウ・フライ、つまり、油焼きをするための道具
なのですね。
目玉焼きやらソテーやらムニエルやらのような。
野菜炒めや、チャーハンのように強火でさっさっと炒めるには不向きな形状なの
であります。
もちろん揚げ物(ディープ・フライ)にも不向きですね。
日本の洋食屋さんの職人さんは器用だからこれでチキンライスなんかも作って
しまいますが。

10人ほど料理初心者を集めて、フライパンと中華鍋の両方でチャーハンを
作らせて見ればよいのです。
作り方の理屈さえ教えれば、中華鍋でチャーハンはたいへん易しくできます。
それほど神がかったものじゃありませんよ。

中国の家庭のコンロがみんな業務用のわけはないでしょ?
それでもかの国では朝から野菜炒めを食べます。
もちろんあの鍋で拵えるのです。
38ぱくぱく名無しさん:02/06/25 14:58
>もちろんあの鍋で拵えるのです。

見てきたようなウソを云い・・・
39ぱくぱく名無しさん:02/06/25 15:10
あの事件のあった遼寧省の瀋陽には年に数回、北京近郊や奥地の昆明などに
もなんどか出張あり、台湾にも年に数回のお仕事。
ホームステイ経験多数で、かれらの厨房はよく見させてもらってますよ(w
燃料はガス、薪、コークスなどさまざまですが、中華鍋に鉄のへらというのは
どこでも見られますよ。
40ぱくぱく名無しさん:02/06/25 15:23
よーするに家庭で北京鍋を使う場合はもやしを3袋とか、キャベツひと玉ぶん
とかってのはNGってことね?
41ぱくぱく名無しさん:02/06/25 16:35
俺の親戚(母親の外戚)は台湾の中国人だが中華鍋なんて使ってねえぞゴルァ!
42ぱくぱく名無しさん:02/06/25 16:50
ま、日本でも調理器具のない家ってのもあるそうですからね。
43ぱくぱく名無しさん:02/06/25 20:21
20時半からビール対焼肉の対決が始まりますな
44ぱくぱく名無しさん:02/06/26 14:07
中華鍋は家庭には大きすぎ!
て言われる方々は30cm超級の中華鍋を想定してらっしゃる?
45ぱくぱく名無しさん:02/06/26 16:44
中華鍋にサイズいくつかありますよね。
うちは片手の北京鍋は少しこぶりなやつで、打ち出しっていうちょっと高いやつ。
でもって、両手の鍋はプレス加工(?)かなんかのやつでこっちは大きな蒸籠を
載せるのに使ってますね。
たしかに大きい方で炒め物はやりにくいです。
北京鍋で野菜炒めうまくできますよ。
46ぱくぱく名無しさん:02/06/30 00:31
新婚カプールに北京鍋プレゼントしたいのですが
直径はどのくらいのがてきせつでしょうか?
47ぱくぱく名無しさん:02/06/30 00:58
>>46
我が家にあるのが30センチで、新婚時代(w)からもう20年使っています。
炒め物だけならもう少し小さくてもいいでしょうけど、30センチだと蒸籠を
載せたりできるので便利です。
使わない日がないくらい重宝していますよ。
48ぱくぱく名無しさん:02/06/30 01:55
中華鍋で「ひじきと鶏肉の炒め煮」を作ったんですが
食材が見えにくいのでいや〜んですた
ヒジキも醤油も中華鍋も黒いんだもの。はは
49ぱくぱく名無しさん:02/07/04 00:44
香港に転勤になった友人から聞いた話。
奥さんと子供は1ヶ月遅れてやって来るのでその間彼が自炊したらしいんだけど
中華鍋と材料を買って来て野菜炒めを作ろうとしたら丸焦げ。
ガス台の炎がすげー強力なんだって。

そこまで火力が強くなくても、よく鍋を熱してから作れば美味しく作れるよ。
50ぱくぱく名無しさん:02/07/05 06:32
南京鍋のほうが使いやすいよ
51(^o^)丿:02/07/05 06:39
IHクッキングヒーターだと使えないんだよね
52ぱくぱく名無しさん:02/09/02 10:24
よくテレビで両手鍋の片方を持って振ってる人がいるけどなんで?
53ぱくぱく名無しさん:02/09/02 10:41
はやり五徳があると熱効率が良いでしょうか?
54ぱくぱく名無しさん:02/09/13 22:44
チタンの中華鍋を買った。
軽くてスゲエ使いやすい。
熱の伝わりは悪いのかもしらんが業務用ガスコンロで
しっかりあっためて使ってるから大丈夫だ。
30cmサイズで16000円だった。
とにかく軽いという点で女性にお勧めだ。
55ぱくぱく名無しさん:02/09/14 05:14
中華鍋はガツガツ使い込んで油しみさせて、ようやく使いモンにな
るよね。俺の鍋は3年くらい前から使ってて、毎回調理後には煙出
るまで熱して、油回して手入れしてたんですよ。
ソイツを油断している隙に遊びに来た女子に洗剤できれいに洗わ
れました。よかれと思ってだろうから怒るに怒れんし……ふぅ。
56ぱくぱく名無しさん:02/09/21 20:13
テレビで中華料理店の厨房が写ったとき、
見習いみたいのが中華鍋をガシガシ
洗剤であらっていた。
「えっ!?」と思ったが、
その後、別の店でもやっていた。
プロはそうなのか。
57ぱくぱく名無しさん:02/09/21 21:03
>>55
>ソイツを油断している隙に遊びに来た女子に洗剤できれいに洗わ
>れました。
何がどうダメになるんすか?
変な信仰持ってるような気がする…
>>56
漏れはアマだが普通に洗剤で洗ってるよ。
58ぱくぱく名無しさん:02/09/21 22:13
>>55
洗剤でガシガシ洗ってたよ!
でも、油のズルズルはなかなか取れないよ〜。油強すぎ!
戦場のような厨房ではいちいちささらでこすって焼ききって
などと言うゆうちょうなことはできんのです。
一品作り終わったらハイ次の鍋!見たいな感じ。
59ぱくぱく名無しさん:02/09/24 04:09
どっちが正しいの?
60ぱくぱく名無しさん:02/09/24 08:17
私がバイトしてた中華料理屋では、料理が終わるごとにささらでこすって
水で流してたよ。
コンロのすぐ正面に蛇口があって、一品作ったらじゃーっと水を入れ、ささらで
こすってそのまま鍋を向こうへ倒せば、その下にある排水溝に水が流れる仕組み。
(一般家庭では無理があるけど。)
で、そのあとコンロにかけて水分を焼ききり、次の料理にかかる。
61ぱくぱく名無しさん:02/09/24 10:43
>60
>コンロのすぐ正面に蛇口があって、一品作ったらじゃーっと水を入れ、ささらで
>こすってそのまま鍋を向こうへ倒せば、その下にある排水溝に水が流れる仕組み。

つーか、そういう構造になってるのが、普通の中華のコンロだろ。
62ぱくぱく名無しさん:02/09/24 12:19
北京鍋の油なんて、洗剤つけて少しくらい洗った程度ぢゃ
落ちんぞい。オレはささら派だけど。
63ぱくぱく名無しさん:02/09/24 12:37
北朝鮮を極めるって見えちゃったよ・・・コワー
64ぱくぱく名無しさん:02/09/24 15:41
>>59
自分の見た感じでは、陳建一のように最初油っけのない鍋に、
沢山の油で馴染ませるのもアリだと思う。
油の膜が張っている鍋で、セイロで焼売は蒸さないでしょ。
炒め物専用の鍋であれば、油を落とす必要も無いと思うが。
65ぱくぱく名無しさん:02/12/13 22:14
>>59
どちらも正しいと思います。
プロなら鍋に前の料理の残滓を残さなければ、次の料理に行くのは当たり前。
逆に残滓が残ってたらプロ失格です。
家庭用の場合、油分を付けるのは錆などの防止のためでしょう?
そうじゃなくて油分を付けておいて、それを料理の時に落とさないとすると、
油分が変質していて危険な場合もあり得ます。
中華街の料理店では鍋は5〜6ヶ月でべこべこになるそうですから、
家庭用のそれとは別に考えた方がよいと思います。
家庭で毎日なんて使いますか?
66山崎渉:03/01/07 13:39
(^^)
67ぱくぱく名無しさん:03/01/07 22:34
チタン鍋 ( ・Д・)ホスィ
68ぱくぱく名無しさん:03/01/11 02:45
北京鍋でハンバーグって、やりずらい?
一人暮らしする時、できるだけ物は少なくしたいからフライパン無しで済むなら
そうしたいの。
69山崎渉
(^^;