こんな夜更けに、闇と風の中に86Levを走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父 「息子よ・・・なぜ顔を・・・?」
子 「見えないのか・・・魔王・・・。かんむりをかぶって・・・長い衣を着ている・・・」
父 「あれは・・・霧・・・そう、志半ばで倒れた男たちの夢のかけら、さ・・・」
魔王 「坊や・・・いこう・・・。面白い遊びだ・・・。岸辺にはBayRagoonTower・・・煌く衣と熱い風・・・待っているんだ・・・。」
子 「お父さん・・・お父さん!・・・きこえないのか・・・。誰かが・・・吼えている・・・そう、そいつは・・・魔王・・・。」
父 「・・・ただの・・・枯葉の囁き・・・さ。」
魔王 「いい子だ・・・行こう・・一緒に・・・。娘たちも・・・心地よいSHAKEとDANCE・・・SONGが溢れるMIDNIGHT・・・夢のような夜さ・・・」
子 「お父さん・・・お父さん!あそこ・・・悪魔のような・・・娘」
父 「ああ・・・だが、古い柳・・・とうに旬を過ぎちまったおとぎ話さ。」
魔王「そうさ・・・愛している。美しい・・・震える・・・身体が・・・。力づくでもだ・・・それがお前と俺のDESTINY・・・」
子 「おとうさん・・・おとうさん!SATANに・・・つかまっちまう!SATANが俺をひどい目に・・・!」
父親はぎょっとして、86Levを全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで館に着いた・・・
負けたのでパーツを取られた。