http://www.nakano-group.jp/image/image15.jpg ↑かれこれ3年前だったか。この方が考案された「3クルー損益計算」を全店舗毎日実施せよという命令が出たあたりが、今日の混乱振りの発端だった。
ストコンの分析画面の棒グラフ折れ線グラフ(売り上げ、来客数、性別、年齢層が分かる奴)を知らないんだろうな。
一発で視覚的に理解できるグラフが有るにもかかわらず、一日24時間を8時間ごとに3分割し(だから3クルー損益計算)
要素(来客、売り上げ、仕入額、人件費、廃棄額、他固定費)を記し、損益計算をせよという物だった。
来客、売り上げ、人件費くらいまでは時系列で追いかける意義はあるかもしれないが、
それぞれの時間帯の仕入れ、廃棄、はどう割り振るのか、何を根拠とすべきか全く思いつかなかった。(結局便の到着時間、廃棄のチェック時間で割り振った。)
この会社は「日時決算」を欠かさずやることにより放漫経営に陥らないという社是を持っている。それなりの哲学とは思う。
が、しかし、そんなことはコンビニ会計がルーチーン化しPOS内で自動計算していることであって、
それをわざわざルーチーン外で手作業で(算定根拠も明確化できないまま)毎日全店舗計算せよとは何たる暴挙というのが現場サイドの正直な感想だった。
ストコンの自動計算によってB/SP/Lは月次で正確に出力される。廃棄額、仕入額、人件費だって正確に算出される。
大よその日次計算書だって既存の手書き記入書式のの物がある。どう考えても無駄だし無理がある。何より実際の計算結果は精度が低く、日次を月次に合成しても不一致で、その数値に有用性は全く無かった。