>>896 チャージ算出の基礎となる売上総利益が「売上合計−総売上原価+仕入値引高+商品廃棄等+棚卸増減」だから、
廃棄・品べりにチャージが掛かっているのは一目瞭然と主張する人がいるが、
総売上原価=販売済商品原価+商品廃棄原価+品減り商品原価だから、
したがって売上総利益の計算式は
「売上合計−総売上原価(販売済商品原価+商品廃棄原価+品減り商品原価)+仕入値引高+商品廃棄等+棚卸増減」
という算式で表されることとなり、相殺され
「総売上原価=売上合計−販売済商品原価+仕入値引高」となり、廃棄にチャージが掛かってないのは明らかである。(裁判の判決文より)
廃棄チャージと主張する人は2通りあり、
@上の式でもわかるように廃棄額が増えれば、総売上原価の中に含まれる廃棄原価と、売上総利益に加算される廃棄原価の2箇所が同時に増える、+と−が同時に増えるのだがら
チャージ対象となる売上総利益は変わらない。当然チャージ額も廃棄に影響を受けない。
裁判してる人たちも1度はこの勘違いに陥った人も多いが、
実際の裁判で行われている大半の廃棄チャージの争点は、
A一般会計の売上げ総利益とコンビニ会計の売上総利益の違いが
正当であるかどうか、あくまで比較論にしか過ぎない。
一般会計と比較すると廃棄が増えればチャージが増える。
ただし、一般会計と比較すべき正当な理由は説明不足が条件
(セブンが負けた高裁判決)