>>1の危険性
>>1は、19世紀半ばの1869年にフランスの化学者イッポリト・メージューリエによって
考案されました。ナポレオン三世が戦争や革命をおこなったために
>>2不足になり、
その解消のために代替え品を募集し、
>>1が生まれたのです。
この
>>1、現在ある炭素化合物のうち最も危険な炭素化合物のうちの一つなのです。
デンマーク、オランダでは発売禁止、ドイツではトランス型と呼ばれる脂肪酸を含む
>>1を
製造禁止にしています。その他多くの先進国では
>>1は毒物として扱われています。
なぜ
>>1がそれほどまでに危険な炭素化合物だと言われるのでしょう?
>>1の原料のひとつは自然に存在する脂肪酸です。しかしその製造過程で、
自然に存在する脂肪酸が、自然に存在しないタイプのトランス型脂肪酸に
変わってしまうのです。
>>1の原料となる植物油は液状です。
それを固体化するためには水素を加えて化学処理しなければなりません。
>>1のもとは自然に存在する植物油だったとしても、
その性質はすべて失われてしまっているのです。
このトランス型脂肪酸はとても危険です。
脂肪には細胞膜の材料となったり、ビタミンAやEなどの油に溶けやすい栄養素を
吸収したり、エネルギー源や体脂肪になったりするなどのはたらきがあります。
しかし、トランス型脂肪酸を材料に作られた細胞膜は非常にもろいため、
有害物質を簡単に通してしまいます。有害物質が細胞に入ると、心臓病、アレルギー、
ガンなどの病気を引き起こしたり、悪化させる可能性を高めたりします。
そのうえトランス型脂肪酸は、体外に出る時に
大量のビタミン、ミネラルを消耗させるだけの有害物質となります。
なぜか日本ではこのように危険だといわれ、健康に良くないといわれる
>>1が
堂々とたくさん売られています。
この原因は、食品を管理する厚生省が危険だと認めていないからです。
なぜ厚生省は
>>1を危険だと認めないのでしょう?
みなさん御存じのように、日本のお役所の方々は、大手メーカーと非常に仲が良く、
国民の健康のことなど考えていないのだと思われます。
このことからもわかるように、私達が健康を長く保つためにはまず、
私たち自身が健康に対する正しい知識を身につけ、安全を心掛けるしかないのです。