1 :
7分74秒:
2 :
7分74秒:2008/11/26(水) 13:49:04 ID:sy9VoNlI
最近はずっと病気がちだったみたいだけど、残念。
3 :
7分74秒:2008/11/26(水) 18:52:31 ID:oLX0xs8R
ヴァイオリン協奏曲は聴けたのかな?
はっきり言って、トリステ、尺八コン、カラヴィンカの方が
数段上。やるならこっちをやればよかった。
2〜30年後に生まれていれば、世代を代表する作曲家。
合掌。
4 :
7分74秒:2008/11/26(水) 21:33:17 ID:WplzA73b
>>2〜30年後に生まれていれば、世代を代表する作曲家。
この部分は、意味が分からんが・・・
アンソロジーはちゃんと出して欲しいな>各音源持ってる会社
5 :
7分74秒:2008/11/26(水) 23:17:43 ID:VxNHEIeP
6 :
7分74秒:2008/11/26(水) 23:19:41 ID:YjH05aQn
トリステとクリマを聴きながら追悼中。
日外アソシエーツ「日本の作曲家」に記載が無かったが
辞退したのだろうか。1年後の発行なら編者の裁量で
載ってたのかも、と考えても詮無きことよ。
7 :
7分74秒:2008/11/26(水) 23:26:19 ID:92EMFSJe
NHKで作った電子音楽結構良かった。
この方面でもっとやってほしかったな。
8 :
7分74秒:2008/11/27(木) 01:23:31 ID:mGrvgFZx
9 :
7分74秒:2008/11/27(木) 16:53:59 ID:5ZBx+57H
フルートオーケストラなんて、ちゃちい編成に手を出さずに、
オケ曲をもっと書いて欲しかったなぁ。
合掌
10 :
7分74秒:2008/11/29(土) 09:56:55 ID:u/xKV8+a
公式サイトによるとC型肝炎患者だったとのこと。
11 :
7分74秒:2008/11/29(土) 23:18:25 ID:A0x1mLYK
12 :
7分74秒:2008/11/30(日) 10:50:47 ID:k0MUqN5M
それにしてもスレ伸びないね。
13 :
7分74秒:2008/11/30(日) 11:17:08 ID:KAj8d7sS
>>12 現代音楽板だったら、こんな進行でも不思議はない。
14 :
7分74秒:2008/11/30(日) 13:23:25 ID:k0MUqN5M
そうかな。歴代の流石スレの中でもこの遅さは特筆もの。
15 :
7分74秒:2008/11/30(日) 21:18:34 ID:1KSjGqr2
ガイドライン板の流石スレでは1日1レスを目標にしているから、
それよりはずいぶんとレスがあるほうかと。
16 :
7分74秒:2008/11/30(日) 21:24:56 ID:iXaL8rbK
今知ったニュースにならないのが残念だ!
17 :
7分74秒:2008/11/30(日) 21:31:54 ID:1KSjGqr2
>>16 日本ではニュースになっていますが、どちらにお住まいで?
18 :
7分74秒:2008/12/01(月) 02:46:20 ID:MlWMx8NS
ネットしか見ないのだが!
しかし新聞も隅っこのほうだぜ。
19 :
7分74秒:2008/12/01(月) 23:11:10 ID:iyv/u2xP
少なくとも「めざましテレビ」じゃ報道されなかったぞ!!!
20 :
7分74秒:2008/12/03(水) 16:21:07 ID:Vg3RQ7OM
弟子に聞いたが、wikipediaの記述は日外のよりもかなり正確だそうだ。
ただし曲表記の細かいところは、間違いが多いらしい。
21 :
7分74秒:2008/12/03(水) 17:53:14 ID:luYHxfdF
22 :
7分74秒:2008/12/03(水) 18:01:38 ID:A0bp9Ang
昔、放送大学のTVで柴田南雄が紹介したときにこの作曲家はメジャーだと思ったね。
でも今回は日本の報道機関はとても冷たい!
NHKなんかなくなってよいとも!
23 :
7分74秒:2008/12/03(水) 18:55:56 ID:xqbYajrn
吉松の記事は、案外いいところをついている。
日本の作曲家によって「毎年毎年名作話題作が生み落とされる様」を活写し、
その一人に廣瀬がいたこと。
しかし、他の同世代から比べると、やや粗製乱造のきらいがあり、
そのあたりを、彼との会話がよく表現されていること。
同世代の中では若干劣るとはいえ、「まだ現代音楽に勢いが感じられ、熱気のある時代」の一人。
(吉松が正確なのは、この「勢い」は、西洋の前衛とは一線を画しているところ。)
いずれにしても、もっとメジャーでいいのだが。
>>22 単に放送大学で紹介されたからメジャーなわけあるまいし
(まさか、それでは大馬鹿な条件反射なので)、
どう柴田が紹介したか書いてくれないと、肝腎なところがわからないよ。
24 :
7分74秒:2008/12/03(水) 19:39:24 ID:cTZasSs3
え? 函館で講演会したって記事が出ていたの、ついこの前だったように思うんだけど。まじ?
25 :
7分74秒:2008/12/04(木) 18:12:02 ID:MpRfT607
あげ
26 :
7分74秒:2008/12/05(金) 15:21:33 ID:R8tBXquX
>>24 ググると、11月頭に函館行っていたようだね。
27 :
7分74秒:2008/12/15(月) 13:31:39 ID:1DLAVgb4
この人逮捕歴あるよね
28 :
7分74秒:2008/12/22(月) 13:35:38 ID:CVlX/0oc
助川のサイトに書いてあるね
29 :
7分74秒:2008/12/22(月) 22:21:01 ID:TE0n7Vrl
ヤマカズのマーラーといっしょだけど、
カラヴィンカ、けっこういい。
30 :
7分74秒:2008/12/22(月) 23:59:55 ID:yAVl5CyF
管弦楽のためのクリマってどんな曲?
タワーのCD買おうかどうしようか迷ってるの。
31 :
7分74秒:2008/12/23(火) 08:52:01 ID:mWm8LjmD
>>30 安いんだから買っちゃえよ。
広瀬っぽい曲。
32 :
7分74秒:2008/12/23(火) 18:25:06 ID:+bGCmn4u
2本のリコーダーのための「オード1」が良かったなぁ。
33 :
7分74秒:2008/12/23(火) 23:42:02 ID:VCkCgtuj
34 :
7分74秒:2008/12/24(水) 19:55:53 ID:45h0oz8E
>アンサンブルホールムラタ
ラムタラに見えてしまった。
35 :
7分74秒:2008/12/24(水) 23:26:21 ID:iZYg/g7F
AV買い過ぎww
36 :
7分74秒:2009/01/20(火) 22:02:53 ID:YfI6EwaZ
東京でも、なんか追悼演奏とかあってもいいよな。
でも、松村禎三クラスでも、オケの追悼演奏はなかったようだけど・・・
・・・なんかダメになったよな、全体的に。
放送なんかも全くなかったの?
37 :
7分74秒:2009/01/21(水) 08:38:24 ID:ooeqJKLo
>>36 >・・・なんかダメになったよな、全体的に。
>放送なんかも全くなかったの?
期待の星だったNHKが現代音楽(というか視聴率の取れない番組全般)に
時間を割かなくなったからだよ。
武満や團伊玖磨クラスの国民的作曲家でないと、
NHKでも特集が組まれることは難しい。
38 :
7分74秒:2009/01/21(水) 18:26:34 ID:dz4LZnJC
すると、
「現代の音楽」日曜日18:00〜もこの春から変るやも!?
ああ貧しい。
39 :
7分74秒:2009/01/21(水) 18:56:09 ID:smAhNYcz
>>37 イサジなんかを特集しているじゃん。
もう、それだけで、すでにダメな番組。
西村って、あちこちに気配りするような感じで、
それはそれなりだけど、自分の音大宣伝的なことになると、急に甘くなる。
しかし、いくらダメな番組でも、「現代の音楽」すら無くなるのは避けたい。
40 :
7分74秒:2009/01/22(木) 17:33:24 ID:hSsAhu/m
「新編 高校の音楽3」という教科書の観賞教材に、
「尺八とオーケストラのための協奏曲」が載っていた。
41 :
7分74秒:2009/01/23(金) 20:36:23 ID:jwfTW0CS
来年、都響定期でやるよ。
42 :
7分74秒:2009/01/24(土) 01:00:04 ID:4R8NjJ2P
来年w
43 :
7分74秒:2009/02/02(月) 17:38:58 ID:berI8sbR
むかしのトリステの音源のCD、出るじゃん。
44 :
7分74秒:2009/02/02(月) 22:22:33 ID:dE+N+4ay
京響が一周忌に合わせて演奏会するようだ。
45 :
7分74秒:2009/02/14(土) 20:12:17 ID:CLLjXhE4
アンネットスレで知りました。遅くなりましたがご冥福をお祈りします。
アンネットって昔の名作劇場アニメの?幼稚園の頃見てたな。廣瀬氏の音楽だったのか。
赤毛のアンが三善晃&毛利蔵人なのは有名だけど。
47 :
7分74秒:2009/02/15(日) 00:54:38 ID:Q1ogjaoR
48 :
7分74秒:2009/02/15(日) 21:00:56 ID:bHBMAp9z
49 :
7分74秒:2009/03/25(水) 20:03:54 ID:oBSmiwzS
「現代の音楽」で、追悼番組。
50 :
7分74秒:2009/03/28(土) 19:23:43 ID:DL+3llla
■2009年 3月29日(日)
■午後6:00〜午後6:50(50分)
番組情報
-------------------------------------------
現代の音楽
�−�追悼・廣瀬量平さん�−
「天籟地響」�廣瀬量平・作曲
「尺八とオーケストラのための協奏曲」
51 :
7分74秒:2009/03/29(日) 07:55:11 ID:sY1gXfe7
52 :
7分74秒:2009/03/29(日) 18:45:02 ID:lXXMMm/j
53 :
7分74秒:2009/03/29(日) 20:14:08 ID:sY1gXfe7
54 :
7分74秒:2009/03/30(月) 17:58:39 ID:PFUVWsYp
いい選曲だった。ほかにもいい曲あるけどね。
55 :
7分74秒:2009/03/31(火) 02:34:01 ID:sisZ2OQo
正直、なんで雅楽の題材使って創作しなかったんだろ。
タケミツよりはるかに才能あるでしょ。
56 :
7分74秒:2009/03/31(火) 19:05:57 ID:DD1x9e04
廣瀬にかなりの才能があることは認めるが、武満ならもっとあるよ。
57 :
7分74秒:2009/03/31(火) 20:12:53 ID:Gi1feH9o
>>55 >正直、なんで雅楽の題材使って創作しなかったんだろ。
全く同感です。
武満の雅楽を含む邦楽器を用いた作品は、過大評価され過ぎだよ。
70年代半ば、自らも邦楽作品で高く評価されていた廣瀬自身が
武満の邦楽作品に対して、
「プロとしての基準に達していない」的なニュアンスで厳しく批判したらしい。
その発言に武満が過敏に反応。
廣瀬の音楽雑誌での発言を徹底的に批判し続けた。
後年、その態度を見た岩城宏之は、武満との対談で、
「武満さんは案外ジェラシーっぽい人なんじゃない?」と
冗談交じりに指摘していたよ(´・ω・`)
58 :
7分74秒:2009/03/31(火) 21:24:00 ID:WBolwdY5
武満の雅楽作品は素晴らしいと思うけど、例えば、ノヴェンバーステップスなどは難ありと思う。
僕は、武満の作曲活動の軌道は、マイルス・デイヴィスのそれと重ねられることが出来るのではないかと思っている。
マイルスは最初ハイトーンが出なかった。それがクールジャズとして脚光を浴びた側面があると僕は解釈している。
しかし彼はトランペットを「演奏し続ける」ことによって楽器演奏そのものも非常に巧みになっていった。
武満が作曲し続けることによって、とりわけオーケストレーションの面において「巧くなっていった」ように。
廣瀬は後年、作曲活動は息切れしたように僕には感じる。
他人から見れば、未だ見ぬ恐ろしい可能性を想像すると惜しい様にも思うのだが、
彼にしてみれば、もう「あのような音」で作曲することに疑問や限界(彼自身のとしてだけでなく時代性も併せて)を
感じていたのではなかろうか。
武満・廣瀬ともその音楽世界の中に良い意味での俗ぽっさを内包していた。
本当に惜しむらくは、武満がクレバーにもそれをシリアスな傾向の作品の中にブレンドすることで
一般大衆的な人気を得たのとは対照的に、廣瀬のシリアス的傾向の作品にはそれがあまり感じられないことだろうか。
もし彼が彼の合唱作品や劇音楽等で見せた大衆性をそのシリアス的作品の中にももっと見ることが出来たら
彼の社会的脚光の浴び方はもっと違っていたのかもしれない。
また、彼は「マンネリズム」を避けていたのではないかとも思う。
(それは避けていても滲み出てくるものだと僕は思っているのだが。実際廣瀬作品を聴いてもそれを感じる人は多いだろう。)
彼は創作するという行為に関して非常に潔癖であったのだ、と、今は、感じている。
本当に内側から沸き起こる「表現」が無かったら創作行為は無意味だと…。
彼は生前このような考えを厳しく批判していたけれど。
59 :
7分74秒:2009/03/31(火) 22:32:59 ID:Gi1feH9o
>>58 >廣瀬は後年、作曲活動は息切れしたように僕には感じる。
70年代後半から京都市立芸大作曲科の主任教授になったからね。
しばらくは教授活動と並行して旺盛に作品を発表していたが、
京都音楽界の重鎮としてプロデュース的なことを
多く手掛けるようになるにつれ、作品数は激減していった。
60 :
7分74秒:2009/04/01(水) 01:47:18 ID:4hwdQgeV
>>57 へぇ、おもしろいエピソードだなぁ。他人に対して攻撃的な人では決してないのに、
よっぽどカンに触ったんでしょうね。
実際のところ、タケミツの秋庭歌 一具とかも全然いい意味での日本的な音楽文法や伝統
に則ってるようには俺も思えないしなぁ・・ それっぽいだけで。
61 :
7分74秒:2009/04/01(水) 04:56:05 ID:SwhUwhZF
武満のは、別に「伝統」に則ることが目的じゃないし。
それに意識的に則る程度のことなら、日本人でなくてもできる訳で、
まあ、だから悪いということにもならないが。
もちろん、廣瀬のが、ただ則っただけの、よくありがちな駄作だったのではないので、
それも忘れてはいけないが。
62 :
7分74秒:2009/04/01(水) 08:15:01 ID:vgrv1LgI
>>60 >他人に対して攻撃的な人では決してないのに、
>よっぽどカンに触ったんでしょうね。
推測するに、「プロとしての基準に達していない」=「素人作曲家」と
指摘されたことが武満徹の根深い劣等感を強く刺激したのだと思う。
東京芸大の関係者は、武満や湯浅の実験工房の活動を
「ド素人が集まって何かわけのわからないことをやってる」(←岩城宏之談)と
見ていたらしいし、湯浅譲二は東京芸大の作曲家達(池内友次郎門下)から
「あいつ等はフーガの一つも書けない」と言われたことを、強く根に持ち、
21世紀になってからのインタビューでも、
その仕打ちを憤懣やるかたない口調で語っていたのが印象的だった。
63 :
7分74秒:2009/04/01(水) 21:17:14 ID:WB5P2oQp
>>60 > よっぽどカンに触った
の
> カン
の意味が分からない・・・orz
64 :
7分74秒:2009/04/02(木) 11:35:27 ID:n8PzfyCf
>>63 「癇にさわる」はネットスラングでなく、昔からある言い回し。
ふつうの国語辞典にはたいがい「癇」で載ってる。
65 :
7分74秒:2009/04/02(木) 23:36:02 ID:9Gomas51
>>62 矢代みたいなのが言うならともかく、
他の雑魚が「フーガも書けない」とか言ったら、
そりゃ頭に来るだろうな、とも思う。
まあ、「どちらの陣営か」みたいなことでなくて、
どの技法を取ろうと、教条的なやつはダメな作曲家ということだな。
66 :
7分74秒:2009/04/02(木) 23:38:07 ID:9Gomas51
そういえば廣瀬自身は、
矢代のエッセイを批判的に紹介した文を書いたこともあるらしい。
要するに、西洋のクラシック一辺倒すぎる、
とでもいった感じだったとか。
(矢代に師事してなかったか?)
67 :
7分74秒:2009/04/02(木) 23:43:45 ID:GBG6TiIP
昔の「音楽現代」って雑誌見ると
なかなかに過激な論戦記事とか批判記事が出ててびっくりする
68 :
7分74秒:2009/04/03(金) 04:23:48 ID:kAbIflil
>>58 >もし彼が彼の合唱作品や劇音楽等で見せた大衆性
廣瀬の合唱曲を見ると、安っぽいメロディーにぶんちゃっちゃっちゃという
安易な伴奏がついたポピュラーソングにしか思えない。彼のシリアスな
作品と距離がありすぎ。
69 :
7分74秒:2009/04/03(金) 10:37:50 ID:cswskIdI
>>66 >そういえば廣瀬自身は、
>矢代のエッセイを批判的に紹介した文を書いたこともあるらしい。
>(矢代に師事してなかったか?)
そう。廣瀬のバイオグラフィ見ると、池内友次郎・島岡譲・矢代秋雄に師事とあるな。
池内門下の兄弟子でもあり、師匠でもあるということか・・・
但し、矢代と廣瀬の年齢は1歳しか離れていない。(矢代[1929生]、廣瀬[1930生])
矢代は東京音楽学校時代の東京芸大に入学して、パリ留学。
晩学の廣瀬は北海道大学を卒業してから東京芸大に入学したため、
母校に講師として勤務した矢代に師事ということになったのだろう。
70 :
7分74秒:2009/04/03(金) 10:44:04 ID:cswskIdI
>>67 >昔の「音楽現代」って雑誌見ると
>なかなかに過激な論戦記事とか批判記事が出ててびっくりする
「音楽現代」だけじゃない。
一番凄いのは、1950年代〜70年代にかけての「音楽芸術」。
「音楽現代」の比じゃない。
一度、図書館でバックナンバー読んでみてください。
大物で地位も名誉もある作曲家達が、音楽学生が友達とやるような
青臭くも感じられる議論を真剣に闘わせているのに驚き、
新鮮な感銘を受けたよ。
71 :
7分74秒:2009/04/03(金) 10:49:11 ID:cswskIdI
>>68 >廣瀬の合唱曲を見ると、彼のシリアスな作品と距離がありすぎ。
廣瀬は、京都芸大の教授に就任するまでは、組織に所属せず
筆一本で生活できたことを誇りにした作曲家だから、
良くも悪くも「プロ」に徹している。
「依頼に合わせてスタイルを変える」「依頼者の望む音楽を作曲する」ことは、
廣瀬にとって決して屈辱ではなく、むしろ誇りだったと思う。
72 :
7分74秒:2009/04/03(金) 14:21:40 ID:YXKoaMPY
>>68 あんた、組曲「海鳥の詩」と、クラス合唱の定番「海はなかった」「海の匂い」「航海」ぐらいしかご存知ないみたいね。
組曲「海の詩」(「海はなかった」が収録されているほう)の「シーラカンス」なんて、半分ぐらい図形楽譜。
「五つのラメント」という無伴奏の男声合唱組曲も比較的シリアスな作品に近い。
73 :
7分74秒:2009/04/03(金) 19:17:58 ID:N9k/c01C
いや、オレは、少しとってつけたような「シーラカンス」より、
あの、確かにやや安っぽい「海鳥・・」や「海はなかった」の方が
いいと思う。
「調性だから」ではなくて、
他の昭和一桁のいい作曲家の調性の曲から比べても、
少し安易だとは思うが。
しかし、そう思いながらも、案外好きだな。
74 :
68:2009/04/04(土) 06:25:52 ID:uCDG52Qj
>>72 「海の詩」も「五つのラメント」ももちろん知ってる(歌ったこともある)。
確かに「ラメント」は相当にシリアスなことは認めるけど、海の詩はねえ。
感想としては
>>73がほぼ代弁してくれてる。
武満や林、間宮、三善といった人たちの調性作品に比べると、安直にすぎる。
75 :
68:2009/04/04(土) 07:00:09 ID:uCDG52Qj
なぜ「五つのラメント」が相当にシリアスな作品になったかを考えて
みるに、ふと思い当たったのは、無伴奏でピアノ伴奏が無いから(笑)。
どうしてこの人、合唱作品でピアノ出てくると「ぶんちゃっちゃっちゃ」に
なっちゃうのかな。あんな類型的なフレーズ、三善や武満ならとても恥ずかしくて
書けないだろう。
76 :
7分74秒:2009/04/04(土) 09:16:55 ID:OxG9nEOt
>>74 >武満や林、間宮、三善といった人たちの調性作品に比べると、安直にすぎる。
>>75 >どうしてこの人、合唱作品でピアノ出てくると「ぶんちゃっちゃっちゃ」に
>なっちゃうのかな。あんな類型的なフレーズ、三善や武満ならとても恥ずかしくて
>書けないだろう。
頭の悪い奴だなぁ、
>>68 =
>>74 =
>>75は。
もう一度、
>>71 に書かれている内容を良く読んで、
理解してから書き込むべきだ。
77 :
7分74秒:2009/04/04(土) 11:07:16 ID:L7wQ4Yun
78 :
7分74秒:2009/04/06(月) 18:06:03 ID:019NNmGE
「あいつ等はフーガの一つも書けない」
って言った人たちって、特定されてるの?
そして、その人たちは、ほんとうに湯浅のことを言ったの?
79 :
7分74秒:2009/04/06(月) 19:24:15 ID:2sYEYGh8
>>78 名前は出してないけど、そう言われたことを
湯浅本人がインタビューで話していた。
あと、湯浅vs西村の対談集でも、東京芸大に対する嫌悪感が、
湯浅の口から、いささか感情的な調子で語られていたのが印象的だった。
80 :
7分74秒:2009/04/06(月) 20:15:31 ID:019NNmGE
レスサンクス。
フーガが上手に書ける以外取り柄無し
だったら、「雑魚」でもしようがないかも。
三善や矢代や間宮が、「フーガが書けるから」いい作曲家
なんて思って支持してるやつなんて、
出来の悪い芸大生くらいじゃん?
81 :
7分74秒:2009/04/10(金) 22:38:14 ID:s523T4Ad
廣瀬は、芸大的な基礎をかためながら、
アンチ西洋一辺倒、アンチアカデミズムの方向だったという感じか。
82 :
7分74秒:2009/04/11(土) 20:01:05 ID:gMujfqVA
廣瀬は竹光が死んだとき「心の底からうれしい」と親しい友人に語ったという。
その友人が口の軽い人だったので俺も知っているんだが。
83 :
7分74秒:2009/04/11(土) 20:30:58 ID:PTF9k+I9
84 :
7分74秒:2009/04/12(日) 11:53:47 ID:etMQI0vP
>>82 しようがない人だなあ。
他人がいい曲を書いたら、
祝福したいとかでなくて、
嫉みの方が大きい、と言ったとかいう噂を聞いたが、本当だったか。
ある意味、正直というか・・・
85 :
7分74秒:2009/04/12(日) 14:26:26 ID:PsW7tzqj
メシウマだったんだなw
86 :
7分74秒:2009/04/12(日) 16:27:16 ID:NY6AuuZZ
そういう作曲家は広瀬のほかにもたくさん居たと思う。
87 :
7分74秒:2009/04/13(月) 20:18:57 ID:5zIhwyfu
廣瀬は、それでも、武満、三善クラスの次の水準は保っていた。
海外の現代音楽祭で取り上げられたことを売りにする程度の低水準の作曲家が、
すぐれた作曲家を嫉むのとは、違うと思われ。
88 :
7分74秒:2009/04/13(月) 20:36:14 ID:7+ERrYIK
広瀬は、武満と秋山邦晴が組んで自作の演奏や委嘱の機会を減らしてる、悪口をいいふらされてる
と恨んでたんだよね。
89 :
7分74秒:2009/04/13(月) 20:50:35 ID:l/Tz9jVp
武満といい廣瀬といい、今堀・菅原・ジュンペイ・DTMERといい、
ゲソ界は上から下まで人間的にはクズしかいないんだなw
90 :
7分74秒:2009/04/13(月) 21:22:56 ID:tJwIdoAd
>>88 >広瀬は、武満と秋山邦晴が組んで自作の演奏や委嘱の機会を減らしてる、悪口をいいふらされてる
>と恨んでた
これは初耳。ソースは?
俺が知ってるのは、70年代後半、武満が廣瀬の発言を捉えて、
廣瀬の名前は出さずに強く批判していたこと。
武満と小澤の対談集「音楽」にも、その発言が見られる。
1979年のバーンスタイン/ニューヨークフィルの来日公演で
バーンスタインが取り上げたアメリカ人の新作が
「水準に達していない」と廣瀬が雑誌で発言したことを、
武満が強く批判、対談相手の小澤にも同調させている。
事情を知っている人は苦笑いし、
槍玉に挙げられた廣瀬自身は激怒したことは容易に想像できる。
91 :
7分74秒:2009/04/18(土) 12:51:36 ID:feg3cE8n
あげ
92 :
7分74秒:2009/05/04(月) 16:53:04 ID:DMYgUVs3
>>90 ソースは広瀬本人だろ
広瀬をちょくせつ知ってる人なら常識だろ
93 :
7分74秒:2009/05/05(火) 09:25:49 ID:qwY8BlNB
そりゃ「恨んでた」の部分であって「悪口を…」の部分は事実無根だよw
>>92 しかし「常識」って・・・w
94 :
7分74秒:2009/05/05(火) 10:42:33 ID:qaJvL8WY
>>93 >「悪口を…」の部分は事実無根
ただ、
>>90に書かれている内容は、すぐにでも確認できる
具体的な事実だからね。
現代音楽関係者だけではなく、広く一般大衆が手に取ることが
容易に予想される小澤との対談本で、ここまで露骨な
当てこすりをされたのでは、「悪口をいいふらされてる」と
邪推されても仕方無いと思うぞ。
95 :
7分74秒:2009/05/05(火) 12:17:41 ID:u2vFph8K
広瀬は秋山武満の圧力によって仕事を阻まれたことがあると周囲に漏らしていたそうだ。
ソースを聞かれると思うから先に答えるとソースは広瀬の周囲の人。どんな周囲の人かまではいえない。
すぐわかっちゃうから。
96 :
7分74秒:2009/05/05(火) 17:02:32 ID:qwY8BlNB
しかし「常識」って・・・w
97 :
7分74秒:2009/05/05(火) 17:16:58 ID:qaJvL8WY
>>95 こういう話が出るところを見ると、内容が事実は否かとは別として、
秋山邦晴という評論家が、70年代の現代音楽業界において、
「ある種の権力」を持っていたのかな?と思うね。
98 :
7分74秒:2009/05/07(木) 19:01:05 ID:R4ho9xAK
今から思えば可愛いもの、という感じだし、
あの程度の言動で「権力」があったとしたら、それも不思議。
ただ、批判はあっていい訳だから、そのへんがどうなんだか。
匿名というのは95みたいなまっとうな話題の時に使うものだ。
そういう人もいるってことは、ま、救いかな。
100 :
7分74秒:2009/05/08(金) 11:37:47 ID:24xK0fFL
でも正面切った対決や論争にはならなかった?
この世界らしい感じがする。
101 :
7分74秒:2009/05/09(土) 20:41:01 ID:tFFKJbk0
今だと、反論や論争すら封じようとする。
当時はどうだったか。
それに、その問題は廣瀬と武満の関係?
廣瀬と、評論家の関係?
あと、作曲上の批判なのか、権力闘争的な面のことなのか?
102 :
7分74秒:2009/05/10(日) 12:32:16 ID:pcIQAfM5
評論家と作家が組んで他を圧殺するなんて恐怖政治そのもの
きちんと総括すべし
それと作品の価値、評価は別とされたい
103 :
7分74秒:2009/05/12(火) 23:26:40 ID:hBmnZM3x
誰かウィキペディアに項目作ってくれよ。
104 :
7分74秒:2009/05/14(木) 19:46:56 ID:mTbZtdy7
しかし秋山邦晴ね。類は友を呼ぶ?
105 :
7分74秒:2009/08/14(金) 17:21:55 ID:v2uAI4ry
天籟地響/廣瀬量平 作品集、カメラータから再販されるね。
106 :
7分74秒:2009/08/14(金) 21:11:05 ID:K5/PVDiJ
107 :
7分74秒:2009/08/28(金) 00:40:12 ID:4RGC0WO1
http://www.camerata.co.jp/J/cd/cmcd50/50003.html ● CMCD-50003(旧30CM-59)
¥1,575(税込)/2009.08.25 発売
■ 曲目
廣瀬量平:
[1]-[4] 天籟地響(1976)
[5]-[7] トルソ〜五つの楽器のための(1963)
[8] 渺(びょう)〜尺八独奏のための(1972)
[9] 〈みだれ〉による変容〜十七絃のための(1980)
[10] 魂ふり〜長管尺八のための(1982)
■ 演奏者
廣瀬量平(指揮)
上杉紅童(石笛・土笛・つぼ笛・よこ笛)
山岡重治/柴田雄康/北御門文雄/松島孝晴(リコーダー)
岡田知之/細谷一郎/橘政愛/大野智雄(打楽器)
野坂惠子[野坂操壽](箏)/菊地悌子(十七絃箏)
矢崎明子(三絃)
山本邦山/青木鈴慕(尺八)/三橋貴風(尺八)
北本秀樹(チェロ)
(順不同)
■ 録音
1988年12月 ほか/埼玉
日本音楽の「原点」を見つめようとする廣瀬量平の秀作を収録
廣瀬量平の1963年から1980年にかけての作品を収めました。当CDでは、日本伝統楽器を用いた作品を収録し、いずれの作品も日本伝統音楽との深いつながりを強く感じさせます。
廣瀬はこれらの音楽を創作するにあたり、歴史的背景や考古学的観点から音楽の成り立ちや楽器の奏法などを研究し、その内容をイマジネーションで具現化し音楽にまとめていった、と作品創作の過程を語っています。
日本の音楽の根源とはなにか、楽器の起源はどうだったのか。本当の意味での「原点」を見つめようとする廣瀬の秀作が収められています。
108 :
7分74秒:2009/11/24(火) 14:34:35 ID:y1wXYjoj
京都でやった「廣瀬量平の遺産」京響+広上淳一、聞いてきた。
オケ曲は貫禄。こんな音の大きな作曲家だとは知らなかった。広上も自信を持って振ってたな。
室内楽で知らなかったんだが、「高雅な猫のための組曲」は、現代のバッハ曲って言えるかも
しれない。「午後のパストラル」はCM曲だったんだな。きっちり聞かせる手練れの曲。
死んだことは知っていたが、これ聞いたら、あまりにもったいないと思った。
109 :
7分74秒:2009/12/17(木) 21:07:19 ID:VTN2lafe
だいきらい
110 :
7分74秒:2009/12/18(金) 05:59:43 ID:SDdaXwvh
クリマ/廣瀬量平の世界
http://www.camerata.co.jp/J/cd/cmcd50/50022.html ● CMCD-50022〜3(2枚組・旧25CM-516〜7)
¥2,940(税込)/2009.11.25 発売
■ 曲目
廣瀬量平:
◎DISC-1
[1]-[3] フルートとピアノのためのソナタ(1964)
[4] クラリネットとピアノのための“プンダリーカ(芬陀利華)”(1972)
[5] 無伴奏ヴァイオリンのための“アスラ”(1975)
[6] アルト・リコーダー、チェロ、ハープのための
“ポータラカ(補陀落)”(1972)
[7] ハープのための“エレギア”(1994)
[8] アルト・リコーダーのための“メディテーション”(1975)
[9] リコーダー、オーボエ、弦、打楽器のための
“カラヴィンカ(迦綾頻伽)”(1973)
◎DISC-2
[1] ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲(1979)
[2] 尺八とオーケストラのための協奏曲(1976)
[3] オーケストラのための“クリマ II”(1988)
[4] 夢十夜(1973)
■ 演奏者
神西敦子(ピアノ)
梅原ひまり/久合田緑/黒沼ユリ子(ヴァイオリン)
山本由美子(ヴィオラ)
斎藤建寛(チェロ)
西垣英子/三浦由美子(ハープ)
清水信貴(フルート)
森田利明(クラリネット)
山岡重治(アルト・リコーダー/リコーダー)
呉山平煥(オーボエ)
三橋貴風(尺八)
種谷睦子/山本 毅(打楽器)
武田博之/荒谷俊治/山下一史(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
日本音楽集団
■ 録音
1996年3月/大阪(ライヴ録音)ほか
汎アジアとヨーロッパ音楽との大きな融合を求めて
「この人の手にかかると、どんな発音体も音楽を生む力を持ち、マイナーなジャンルもいつしかメジャーになっていき、
ローカルなものがそのまま普遍性を持つようになる。廣瀬の一見孤立しているかに見える営みが、20年も経つといつの間に
か一般的通念にまでなっているのに驚く。また再演の少ない現代曲の中で、廣瀬の曲はくり返し演奏されている」──中村典子(ライナー・ノーツより)
広大な宇宙を築いた廣瀬量平(1930〜2008)の作品集成。独奏曲から室内楽、協奏曲、オーケストラ作品までの11曲を収録。
111 :
7分74秒:2009/12/18(金) 22:21:32 ID:wOsAD1nl
流石じゃねーよ
三流作曲家だよ
112 :
7分74秒:2010/01/12(火) 10:01:37 ID:JJDkv2nj
113 :
7分74秒:2010/03/09(火) 17:48:35 ID:dZlr5zg+
尺八協奏曲は、出版されてたっけ?
114 :
7分74秒:2010/03/15(月) 10:36:17 ID:2Nx8pyJD
(´o`)<ドナルドもそう思うぽん
115 :
7分74秒:2011/02/09(水) 00:19:48 ID:byhKx/an
116 :
7分74秒:2011/05/01(日) 01:15:29.09 ID:zJ4yGUh/
http://www.hiroseryouhei.com/ このたびの震災で、被災、被害に遭われた皆様には、
こころよりお見舞い申し上げます。
廣瀬量平曲には東北にちなんだ曲もあり、関係者の方
そして愛唱愛奏くださった方の消息を案じております。
なお震災についてのチャリティイベントにおいて
廣瀬曲を利用する場合には、当事務所も各種チャリティに
応じる用意がございます。ご相談ください。
合唱組曲「吾妻山麓」のことかー
誰?
118 :
7分74秒:2014/04/21(月) 01:15:40.57 ID:D/PJtoEd
イマイチ地味な存在だよなあ
119 :
7分74秒:2015/01/05(月) 14:41:07.86 ID:iHZnYTAR
「死者の書」サントラ
もう端から端まで清らかwラストの当麻曼荼羅でフルートオーケストラ状態になるもよし。
120 :
7分74秒:
当麻寺に行き着いた姫が踊りながら塔まで登るシーン
監督の川本喜八郎はテンポの早い踊りを構想していたが
廣瀬の音楽にあわせて緩らかなものにしたそうだ。