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1527分74秒
芸術的に浅はかなことが、なぜ快楽の産生を善とする「快楽主義」に結びつくのだろうか。
1537分74秒:2006/09/09(土) 20:49:38 ID:gHdSEwKV
つまり、独りよがりということだよ。頭使おうよ。
154( ☆´ー) ◆PpNattILVM :2006/09/10(日) 14:25:57 ID:kdY2FRk3
その「独りよがり」というフレーズは、現代音楽を叩くときの
「紋切り言葉の1つ」でもあることに、音楽史を学ぶ者は気が
つかなければならないべ。

「アーティストと宣言するだけで誰もがアーティストになれる」
がどういう文脈で発言されているのかわからないと書いた。
いろいろな解釈が考えられるけど、なっちがすぐに浮かんだのは次の通り。
・(芸術学校を出ていないような)素人が芸術家になれるという土壌がある。
・芸術家に対する(国・団体などからの)保護が手厚い。
・芸術家どうしの競争が存在しない。あるいは少ない。

これらと、「快楽主義」「折衷主義」の奨励との関係はすぐには結びつかない。
なぜなら、オランダ以外の「アーティストと宣言するだけで誰もがアーティスト
になれるわけではない」国でも、「快楽主義」「折衷主義」が推奨される言説が
根強いかもしれない。

さらに、音楽における「快楽主義」「折衷主義」の言説史も検討する必要があろう。
155( ☆´ー) ◆PpNattILVM :2006/09/10(日) 14:44:54 ID:kdY2FRk3
>>149
「前衛音楽に対する拒絶の一切ない国」と書かれるオランダから、
なぜ大作曲家が生まれなかったか、といったテーマを扱った本は知ってる?

オランダの作曲家については、Jolande van der Klisの"The Essential
Guide to Dutch Music"を読んでいないなっちが、乏しい知識を動員
すると、音楽学校出身者がやっぱり多いという印象がある。
1567分74秒:2006/09/10(日) 15:07:27 ID:6ZIHbIQ6
確かに、野田君の意見は、伝統的な書法を学んだ立場からの、苦言という
捉え方も出来ますね。
157( ☆´ー) ◆PpNattILVM :2006/09/10(日) 15:31:30 ID:kdY2FRk3
>>156
鋭い。
アカデミズムを批判している立場の彼もまた、アカデミズムから
逃れられていないし、むしろある意味それを補強している。
このことは不思議でも何でもない。よくあることだべ。

「アーティストと宣言するだけで誰もがアーティストになれる」
という現象はオランダよりもむしろわが国において見られるだろう。
ほとんど独学の武満徹や湯浅譲二が作曲界の中心にいる。
『管弦楽法』の著者も忘れてはならない。
音楽学校に通っていない人が、音楽界にけっこうな影響をもたらす現実。

音楽の「和洋折衷」が(おそらく野田さんは「前衛音楽に対する拒絶の
強い国」と評するであろう)日本でもてはやされたことを我々は知っている。
1587分74秒:2006/09/10(日) 16:44:48 ID:jXi0/DR9
ここまで執拗だとさすが退くな、、、
けっきょく野田いじめたいだけなんだろ
続きは野田スレでやれ
1597分74秒:2006/09/10(日) 16:47:48 ID:6ZIHbIQ6
いや、別に野田さんを叩きたいわけではない。
そういう考え方は、ある意味、自分にも当てはまる。
日常的には、敢えて、「何が芸術と決めるかは個人の問題」と流しているが、
実際には、音楽をそう見ていることは否めない。