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1です。58さん、ご解説ありがとう。
実は前にどこかで何かを勘違いしたと思われる記事を読みまして、
そこには世の中の全ての音が絶対音感者には音楽として聞こえると、
そう書いてあったのです。(お友達と同じですネ)
でも、自分には経験上ハァッ?という感じで疑問に思っていました。
理系の人間なのでスペクトル解析云々の話はある程度分かります。
でも、「見えない世界」を語ることは出来ないので、
一応みなさんの経験を聞いてみたかったという訳です。
語っていただいた方には感謝です。
60さん。何と言いますか、その、僕が違和感を覚えるのは
同じ弦の同じフレットを鳴らして本来鳴るべき音が鳴らない、
それに対して混乱してしまう事を”違和感”と書きました。
相対音感の人にとって半音下げチューニングでの演奏は
「設定を変えただけ」にとどまると思いますが、
自分にはいつもと違う事が一瞬で分かってしまいます。
それはもはや本能に近い反応でして、ええと、
「このフレットではこの音が鳴る」ことが”知識”として
あるだけでなく、身体に深く染みついているのです。
いくら半音下げチューニングだと自分に言い聞かせても
指が思い通りに動いてくれない、という感じです。
ちなみに、移動ドの教育を受けた人は希だと思いますよ。
実際に固定ドでも音楽表現に制約を覚えた事はありません。
唯一、トランスポーズ機能だけが使えなくて
それが演奏上の制約と言えば制約ですね。
42さんの言うトランスポーズが指しているのは
モロにトランスポーズ機能の事だと思いますよ。
その後に移動ドの話が出てきているし。
演奏難易度はそれほど高くないですけど、ショパンの
革命のエチュードなどを楽譜無しで一瞬で移調出来たら
僕はその人を尊敬します。本当に難しい。
出来るかどうかはやはり曲によるでしょう。